JPS6180784A - 遠赤外線放射発熱体および製法 - Google Patents
遠赤外線放射発熱体および製法Info
- Publication number
- JPS6180784A JPS6180784A JP20057284A JP20057284A JPS6180784A JP S6180784 A JPS6180784 A JP S6180784A JP 20057284 A JP20057284 A JP 20057284A JP 20057284 A JP20057284 A JP 20057284A JP S6180784 A JPS6180784 A JP S6180784A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- far
- heat generating
- heating element
- generating part
- infrared
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は遠赤外線放射発熱体およびその製造方法に係る
。
。
遠赤外線を放射する発熱体は、塗料の乾燥、樹脂の硬化
、暖房等に使用され、省エネルギー発熱体として最近非
常に注目されているものである。
、暖房等に使用され、省エネルギー発熱体として最近非
常に注目されているものである。
従来、遠赤外線放射体として、(1)石英管や磁器管の
中にタングステンフィラメントやニクロム線を封入し念
もの、(2)金属パイプの中にニクロム線を絶縁物を介
して封入したもの、(3)上記(2)の金属パイプの表
面に放射層としてセラミックをコーティングしたもの、
等がある。
中にタングステンフィラメントやニクロム線を封入し念
もの、(2)金属パイプの中にニクロム線を絶縁物を介
して封入したもの、(3)上記(2)の金属パイプの表
面に放射層としてセラミックをコーティングしたもの、
等がある。
しかしながら、従来の遠赤外線放射体は、いずれも、応
答性が悪く立上り時間が長い、遺産が低い、遠赤外線(
典型的には波長4μ四以上)の放射率が低い、表面のコ
ーティング層が剥離しやす負 い、製造が煩雑であるなどの問題点を有している。
答性が悪く立上り時間が長い、遺産が低い、遠赤外線(
典型的には波長4μ四以上)の放射率が低い、表面のコ
ーティング層が剥離しやす負 い、製造が煩雑であるなどの問題点を有している。
上記の如き問題点を解決する本発明による手段け、通電
されて発熱する窒化珪素と導電性セラミック材料からな
る発熱部と、該発熱部の表面く形成された酸化珪素と酸
化チタンを含有する遠赤外線放射層とで構成し念遠赤外
紳放射発熱体にある。
されて発熱する窒化珪素と導電性セラミック材料からな
る発熱部と、該発熱部の表面く形成された酸化珪素と酸
化チタンを含有する遠赤外線放射層とで構成し念遠赤外
紳放射発熱体にある。
上記発熱部は一般的に90〜20重量%、好ましくは8
0〜40重量%の窒化珪素815N4と一般的に10〜
80重量に、好ましくは20〜60重量%の導電性セラ
ミック材料とからなる。窒化珪素が少なすぎると焼結性
が悪く、多すぎると導電性が不足する。
0〜40重量%の窒化珪素815N4と一般的に10〜
80重量に、好ましくは20〜60重量%の導電性セラ
ミック材料とからなる。窒化珪素が少なすぎると焼結性
が悪く、多すぎると導電性が不足する。
導電性セラミック材料としては、例えば、窒化ブタンT
iN、炭化チタンTIC、ホウ化チタンTiB2 、
炭化’)ルコニウムZrC、炭化ハフニウムHfC、炭
化タンタルTaC、炭化タングステ:yWC,炭化珪素
SiC、窒化ジルコニウムZrN。
iN、炭化チタンTIC、ホウ化チタンTiB2 、
炭化’)ルコニウムZrC、炭化ハフニウムHfC、炭
化タンタルTaC、炭化タングステ:yWC,炭化珪素
SiC、窒化ジルコニウムZrN。
珪化モリブデンMoSi2 、ランタンクロマイトL
a Cr 404を用いることができる。
a Cr 404を用いることができる。
遠赤外線放射発熱体を100〜200Vの電圧で使用す
る場合、発熱部が1020傭以下の比抵抗を有すること
が望ましい。
る場合、発熱部が1020傭以下の比抵抗を有すること
が望ましい。
発熱部に必要に応じて微量の焼結助剤を添加することが
で、舞る。焼結助、剤としては、酸化イツトリウムY2
O5、スピネルMyAL20< *酸化マグネシウム
MfO、フルミ+Az203. 酸()JHR5i02
。
で、舞る。焼結助、剤としては、酸化イツトリウムY2
O5、スピネルMyAL20< *酸化マグネシウム
MfO、フルミ+Az203. 酸()JHR5i02
。
酸化チタンTie2.酸化鉄Fe2O3,酸化ニラクル
NiO、酸化カルシウムCaO、酸化クロムCr2O3
、酸化鉛PbO9WI化鋼CuO、ジルコニアZrO2
、酸化マンガンM、02’ 、酸化リチウムLid2.
ムライト、ツウジェライト。ステアタイト、ユークリプ
タイト、炭化珪素SiC、サイアロン、窒化アルミニウ
ムktN等と用いることができる。焼結助剤の添加−j
kは10モル%以下である。 ゛ 上記遠赤外線放射層は一般的に10〜90モル%、好ま
しくは20〜80モル%の酸化珪素S io2と一般的
に10〜90モル%、好ましくは20〜80モル%の酸
化チタンTie2を含んで成る。酸化珪素および酸化チ
タンの両方が少なくとも10重量に含有されることによ
ってはじめて本発明の所望の効果が奏せられる。放射層
が実質的に酸化珪素と酸化チタンだけからなることが最
も好ましい。
NiO、酸化カルシウムCaO、酸化クロムCr2O3
、酸化鉛PbO9WI化鋼CuO、ジルコニアZrO2
、酸化マンガンM、02’ 、酸化リチウムLid2.
ムライト、ツウジェライト。ステアタイト、ユークリプ
タイト、炭化珪素SiC、サイアロン、窒化アルミニウ
ムktN等と用いることができる。焼結助剤の添加−j
kは10モル%以下である。 ゛ 上記遠赤外線放射層は一般的に10〜90モル%、好ま
しくは20〜80モル%の酸化珪素S io2と一般的
に10〜90モル%、好ましくは20〜80モル%の酸
化チタンTie2を含んで成る。酸化珪素および酸化チ
タンの両方が少なくとも10重量に含有されることによ
ってはじめて本発明の所望の効果が奏せられる。放射層
が実質的に酸化珪素と酸化チタンだけからなることが最
も好ましい。
遠赤外線放射層の厚さは10μm〜1炊の範囲内である
ことが好ましい。厚さが10μm未満では遠赤外線放射
特性が十分に発揮されず、一方、1m111を上回ると
結合力が弱くなって発熱部から剥離する恐れがある。
ことが好ましい。厚さが10μm未満では遠赤外線放射
特性が十分に発揮されず、一方、1m111を上回ると
結合力が弱くなって発熱部から剥離する恐れがある。
本発明は、同様にして、従来技術の問題点を解決する手
段として、通電嘔れて発熱する窒化珪素と導電性セラミ
ック材料からなる発熱部を形成し、該発熱部の表面に酸
化珪素と酸化チタンを含有する遠赤外線放射層を形成す
る遠赤外線放射発熱体の製造方法を提倶する。
段として、通電嘔れて発熱する窒化珪素と導電性セラミ
ック材料からなる発熱部を形成し、該発熱部の表面に酸
化珪素と酸化チタンを含有する遠赤外線放射層を形成す
る遠赤外線放射発熱体の製造方法を提倶する。
上記遠赤外線放射層の形成は浸漬法や溶射法などを用い
て実施することもできるが、発熱部の導電性セラミック
材料の少なくとも1部分としてチタン化合物を用いかつ
発熱部の表面を酸化する方法で行なうことは操作が簡単
であり好ましい。その表面酸化は酸素含有雰囲気中で発
熱部を外部強制加熱あるいけ自己通電加熱して行なうこ
とができる。この場合、チタン化合物は発熱部の少なく
とも10重量%含まれているべきである。
て実施することもできるが、発熱部の導電性セラミック
材料の少なくとも1部分としてチタン化合物を用いかつ
発熱部の表面を酸化する方法で行なうことは操作が簡単
であり好ましい。その表面酸化は酸素含有雰囲気中で発
熱部を外部強制加熱あるいけ自己通電加熱して行なうこ
とができる。この場合、チタン化合物は発熱部の少なく
とも10重量%含まれているべきである。
発熱部の表面を酸化して遠赤外線放射層を形成する場合
、遠赤外線放射発熱体を1000℃以下のitで使用す
るとして、1200℃で30分〜2時間程度加熱するこ
とが望ましい。
、遠赤外線放射発熱体を1000℃以下のitで使用す
るとして、1200℃で30分〜2時間程度加熱するこ
とが望ましい。
本発明による遠赤外線放射発熱体は直接通電自己発熱タ
イプだから応答性がよく立上り時間が短かい。ま六、我
々は、先に、遠赤外線放射層として酸化チタンを用いる
ことを開示したが(特願昭58−236548号明細書
)、更に検討を進めた結果、遠赤外線放出層が酸化チタ
ンと酸化珪素の両方を含有しているものは優れた遠赤外
線放射特性を示すことを見い出した。また、発熱部に用
いる窒化珪素は焼結性が良く、強度および耐熱衝撃性が
アルミナと較べてもなお良好である。従来の磁気ヒ
1mmタO強度は101g/m 2であるのに
較べ、本発明による発熱体の強度は40Kg/m2であ
り、高強度でろ石。しかも、窒化珪素を含む発熱部は表
面を酸化して酸化珪素を生成することができるので本発
明の製造において有利である。さらに、熱膨張係数と見
ると、酸化f l ンTie2が7 X 10−’de
g−”、酸化珪gsi02が3 X 10 deg
であるOK対し、例えば、窒化珪素−窒化チタン系は
5 X 10−’deg−’であり、その差が小さい。
イプだから応答性がよく立上り時間が短かい。ま六、我
々は、先に、遠赤外線放射層として酸化チタンを用いる
ことを開示したが(特願昭58−236548号明細書
)、更に検討を進めた結果、遠赤外線放出層が酸化チタ
ンと酸化珪素の両方を含有しているものは優れた遠赤外
線放射特性を示すことを見い出した。また、発熱部に用
いる窒化珪素は焼結性が良く、強度および耐熱衝撃性が
アルミナと較べてもなお良好である。従来の磁気ヒ
1mmタO強度は101g/m 2であるのに
較べ、本発明による発熱体の強度は40Kg/m2であ
り、高強度でろ石。しかも、窒化珪素を含む発熱部は表
面を酸化して酸化珪素を生成することができるので本発
明の製造において有利である。さらに、熱膨張係数と見
ると、酸化f l ンTie2が7 X 10−’de
g−”、酸化珪gsi02が3 X 10 deg
であるOK対し、例えば、窒化珪素−窒化チタン系は
5 X 10−’deg−’であり、その差が小さい。
従って、加熱冷却による放射層の剥離にも強い。さらに
、この発熱体は発熱部の表面酸化法で製造することがで
きるので、製造が容易であり、主意性に優れている。
、この発熱体は発熱部の表面酸化法で製造することがで
きるので、製造が容易であり、主意性に優れている。
第1図は、本発明の実施例である遠赤外線放射発熱体の
断面模式図である。図中、1Vi円管状の発熱部、2け
発熱部1の表面に形成された遠赤外線放射層、3は発熱
部1の両端部に形成した電極端子である。
断面模式図である。図中、1Vi円管状の発熱部、2け
発熱部1の表面に形成された遠赤外線放射層、3は発熱
部1の両端部に形成した電極端子である。
次に、このような発熱体の製造例について説明する。
原料として平均粒径α9μmの窒化チタンTiN粉末2
7 壷167sと、平均粒径1.5μmの窒化珪素S
i 、N4粉末K、焼結助剤としてイツトリアY2O5
5wt 9(。
7 壷167sと、平均粒径1.5μmの窒化珪素S
i 、N4粉末K、焼結助剤としてイツトリアY2O5
5wt 9(。
スピネルMyk12045 wtにを混ぜた粉末をボリ
エデレン容器中で水と分散剤で40時時間式混合し、そ
の後ドラムドライヤーで乾燥する。
エデレン容器中で水と分散剤で40時時間式混合し、そ
の後ドラムドライヤーで乾燥する。
上記粉末100重量部と、メチルセルロース8重量部、
水を16重量部、可塑剤4重量部とコンティニュアスニ
ーダで混練する。
水を16重量部、可塑剤4重量部とコンティニュアスニ
ーダで混練する。
上記で製造した練土を押出成形機で円管状に押出し、湿
妾30〜90%、湛度30〜100℃で乾燥し切断する
。
妾30〜90%、湛度30〜100℃で乾燥し切断する
。
上記乾燥品を窒素雰囲気中で1800℃に4時間保ち、
焼成して円管状の発熱体基材1を製造した。I該基材の
大きさは外径8mφ、内径6ml1lφ。
焼成して円管状の発熱体基材1を製造した。I該基材の
大きさは外径8mφ、内径6ml1lφ。
長さ400+wで抵抗は8Ωであった。
上記発熱体基材を酸素雰囲気下で1200℃に1時間加
熱し、TlO2−5i02遠赤外線放射層2を形成した
0両端部に白金、銀等をメタライズし、ステンレスやコ
バール(銅ニツケル合金)等の電極端子3を固定し次。
熱し、TlO2−5i02遠赤外線放射層2を形成した
0両端部に白金、銀等をメタライズし、ステンレスやコ
バール(銅ニツケル合金)等の電極端子3を固定し次。
第2図は従来の発熱体の一例である金属シーズ発熱体の
断面模式図である。これはインコネル金属パイプ(商品
名:インコネル600)4中に絶縁粉末である酸化マグ
ネシウム5を介してコイル状のニクロム線6を埋設し九
発熱体である。図中、7は電極端子、8は固定スリーブ
である。
断面模式図である。これはインコネル金属パイプ(商品
名:インコネル600)4中に絶縁粉末である酸化マグ
ネシウム5を介してコイル状のニクロム線6を埋設し九
発熱体である。図中、7は電極端子、8は固定スリーブ
である。
第3図は上述のような本発明の実施例の発熱体を表面温
度500℃に発熱させ、その赤外線放射測定を行なった
結果を示す;放射上曲線である。
度500℃に発熱させ、その赤外線放射測定を行なった
結果を示す;放射上曲線である。
同図に、比較のために、第2図に示した従来の金属シー
ス型発熱体の同様な放射率曲線分示し念。
ス型発熱体の同様な放射率曲線分示し念。
図から明らかなように、本発明の実施列の発熱体は従来
品と較べて遠赤外線(長波長)帯の放射率が非常に大き
くなっている。
品と較べて遠赤外線(長波長)帯の放射率が非常に大き
くなっている。
第4図は第1図に示し念実施例および第2図に示した従
来品にそれぞれ類似した外径8酬、長石325mの発熱
体に10ov、600Wの電力を入力したときの、発熱
体の応答特性を示す。本発明の実施列の発熱体は従来品
と較べて立上り時間が大変に速くなっていることがわか
る。これは、発熱部が円管状をしているなめ熱容量が小
さいこと、発熱部によって直接的に遠赤外線放射層が加
熱されていること、及び遠赤外線放射層が非常に薄いこ
と釦よるものでらると考えられる。
来品にそれぞれ類似した外径8酬、長石325mの発熱
体に10ov、600Wの電力を入力したときの、発熱
体の応答特性を示す。本発明の実施列の発熱体は従来品
と較べて立上り時間が大変に速くなっていることがわか
る。これは、発熱部が円管状をしているなめ熱容量が小
さいこと、発熱部によって直接的に遠赤外線放射層が加
熱されていること、及び遠赤外線放射層が非常に薄いこ
と釦よるものでらると考えられる。
次に、我々が先に開示した発熱部がチタン化合物とアル
ミナからなり、遠赤外線放射層が酸化チタンを含む発熱
体と、本発明による発熱体の特性を比較した。
ミナからなり、遠赤外線放射層が酸化チタンを含む発熱
体と、本発明による発熱体の特性を比較した。
比較試験は直径40mA、厚さ1ffilの円板状の試
料を作成し、表面篇度を500℃に保持し、黒体炉を基
準とするダブルビーム放射基測定装置を用いて測定した
。本発明品は、発熱部が窒化珪素5I5N4 75重量
%と窒化チタン25重量%からな9、遠赤外線放射層は
発熱部を表面酸化して4畜30μmに形成したものであ
った。比較品は、アルミナ人A20578重:t9にと
窒化チタン22重量%からなり、遠赤外線放射層は発熱
部を表面酸化して厚さ20μmに形成したものであった
。
料を作成し、表面篇度を500℃に保持し、黒体炉を基
準とするダブルビーム放射基測定装置を用いて測定した
。本発明品は、発熱部が窒化珪素5I5N4 75重量
%と窒化チタン25重量%からな9、遠赤外線放射層は
発熱部を表面酸化して4畜30μmに形成したものであ
った。比較品は、アルミナ人A20578重:t9にと
窒化チタン22重量%からなり、遠赤外線放射層は発熱
部を表面酸化して厚さ20μmに形成したものであった
。
第5図にその結果を示す。図から、本発明によ啄
る発熱体は比較品と較べて波長4μm以上(4〜10μ
?PL)の遠赤外線放射率が向上していることがわかる
。
?PL)の遠赤外線放射率が向上していることがわかる
。
上記の本発明の実施例と同様にして、但し、発熱体の組
成、嘴化処理温度と保持時間、放射層の厚さをいろいろ
変更して遠赤外線放射発熱体(試料/P61〜7)を作
成した。そのデータを下記表に記す。
成、嘴化処理温度と保持時間、放射層の厚さをいろいろ
変更して遠赤外線放射発熱体(試料/P61〜7)を作
成した。そのデータを下記表に記す。
表
X焼結助剤は士ギ灯生TiNあるいはと=体支TIC傘
奪メ9トにおいてY2O55wt%、 Mfkt204
5wt%を添加した。
奪メ9トにおいてY2O55wt%、 Mfkt204
5wt%を添加した。
これらの発熱体の放射基特性を測定したところ、試料4
1〜6は第5図の本発明品と同様の放射率を示し念。
1〜6は第5図の本発明品と同様の放射率を示し念。
以上の説明から明らかなよう【、本発明により、良好な
遠赤外線放射特性を有し、立上り時間が速くて応答性に
優れ、強度および熱衝撃性が改良され、遠赤外線放射層
の剥離も抑えられ、かつ製造容易で生産性に優れた遠赤
外線放射発熱体が提供される。また、その遠赤外線放射
発熱体を製造する方法、特に、製造が容易で生産性に優
れた製造方法が提供される。
遠赤外線放射特性を有し、立上り時間が速くて応答性に
優れ、強度および熱衝撃性が改良され、遠赤外線放射層
の剥離も抑えられ、かつ製造容易で生産性に優れた遠赤
外線放射発熱体が提供される。また、その遠赤外線放射
発熱体を製造する方法、特に、製造が容易で生産性に優
れた製造方法が提供される。
第1図は本発明の実施例の遠赤外線放射発熱体の模式断
面図、@2図は従来例の金属シーズ発熱体の模式断面図
、第3図は発熱体の放射率を波長に関して表わし念グラ
フ図、第4図は発熱体の表面温度の立上り特性を示すグ
ラフ図、第5図は発熱体の放射率を波長に関して表わし
たグラフ図である。 1・・・・・・発熱部、 2・・・・・・遠赤外線放射
層、3・・・・・・電極端子、 4・・・・・・金属
パイプ、 5・・・・・・酸化マグネシウム、 6
・・・・・・ニクロム線、 7・・・・・・電極端子
、 8・・・・・・固定スリーブ。
面図、@2図は従来例の金属シーズ発熱体の模式断面図
、第3図は発熱体の放射率を波長に関して表わし念グラ
フ図、第4図は発熱体の表面温度の立上り特性を示すグ
ラフ図、第5図は発熱体の放射率を波長に関して表わし
たグラフ図である。 1・・・・・・発熱部、 2・・・・・・遠赤外線放射
層、3・・・・・・電極端子、 4・・・・・・金属
パイプ、 5・・・・・・酸化マグネシウム、 6
・・・・・・ニクロム線、 7・・・・・・電極端子
、 8・・・・・・固定スリーブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、通電されて発熱する、窒化珪素と導電性セラミック
材料とからなる発熱部と、該発熱部の表面に形成された
、酸化珪素と酸化チタンを含有する遠赤外線放射層とを
有して成ることを特徴とする遠赤外線放射発熱体。 2、前記発熱部が90〜20重量%の窒化珪素と10〜
80重量%の導電性セラミック材料からなる特許請求の
範囲第1項記載の遠赤外線放射発熱体。 3、前記導電性セラミック材料が窒化チタン、炭化チタ
ン、ホウ化チタン、炭化ジルコニウム、炭化ハフニウム
、炭化タンタル、炭化タングステン、炭化珪素、窒化ジ
ルコニウム、珪化モリブデン、ランタンクロマイトの1
種以上からなる特許請求の範囲第1項または第2項記載
の遠赤外線放射発熱体。 4、前記導電性材料がチタン化合物を含む特許請求の範
囲第3項記載の遠赤外線放射発熱体。 5、前記発熱部が10^2Ωcm以下の比抵抗を有する
特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれかに記載
の遠赤外線放射発熱体。 6、前記遠赤外線放射層が10〜90モル%の酸化珪素
と10〜90モル%の酸化チタンからなる特許請求の範
囲第1項から第5項までのいずれかに記載の遠赤外線放
射発熱体。 7、前記遠赤外線放射層の厚さが10μm〜1mmの範
囲内である特許請求の範囲第1項から第6項までのいず
れかに記載の遠赤外線放射発熱体。 8、窒化珪素と導電性セラミック材料からなる通電され
て発熱する発熱部を形成し、該発熱部の表面に酸化珪素
と酸化チタンとを含有する遠赤外線放射層を形成するこ
とを特徴とする遠赤外線放射発熱体の製造方法。 9、前記導電性セラミック材料としてチタン化合物を含
有する前記発熱部を形成し、該発熱部の表面を酸化して
該発熱部の表面に酸化珪素と酸化チタンを含有する遠赤
外線放射層を形成する特許請求の範囲第8項記載の方法
。 10、前記発熱部に導電加熱することによつて前記表面
酸化を行なう特許請求の範囲第9項記載の方法。 11、前記発熱部を外部加熱することによつて前記表面
酸化を行なう特許請求の範囲第9項記載の方法。 12、20〜80重量%の窒化珪素と20〜80重量%
の導電性セラミック材料から前記発熱部を形成する特許
請求の範囲第9項から第11項までのいずれかに記載の
方法。 13、前記導電性セラミック材料が前記発熱部の重量を
基準に少なくとも10重量%のチタン化合物を含む特許
請求の範囲第12項記載の方法。 14、前記発熱部の表面に溶射法または浸漬法を用いて
前記遠赤外線放射層を形成する特許請求の範囲第8項記
載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20057284A JPS6180784A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 遠赤外線放射発熱体および製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20057284A JPS6180784A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 遠赤外線放射発熱体および製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6180784A true JPS6180784A (ja) | 1986-04-24 |
Family
ID=16426561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20057284A Pending JPS6180784A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 遠赤外線放射発熱体および製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6180784A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0649959U (ja) * | 1990-12-19 | 1994-07-08 | 株式会社マイゾックス | 箱 尺 |
WO2007086346A1 (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-02 | Kyocera Corporation | 導電性焼結体、燃料電池用導電部材、燃料電池セル、および燃料電池 |
JP2018178698A (ja) * | 2017-04-19 | 2018-11-15 | 株式会社Regalo | 融雪ブロックおよび融雪路盤 |
-
1984
- 1984-09-27 JP JP20057284A patent/JPS6180784A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0649959U (ja) * | 1990-12-19 | 1994-07-08 | 株式会社マイゾックス | 箱 尺 |
WO2007086346A1 (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-02 | Kyocera Corporation | 導電性焼結体、燃料電池用導電部材、燃料電池セル、および燃料電池 |
JP2007227334A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-09-06 | Kyocera Corp | 導電性焼結体及び燃料電池用導電部材並びに燃料電池セル、燃料電池 |
US8338053B2 (en) | 2006-01-27 | 2012-12-25 | Kyocera Corporation | Conductive sintered body, conductive member for fuel cell, fuel cell, and fuel cell apparatus |
JP2018178698A (ja) * | 2017-04-19 | 2018-11-15 | 株式会社Regalo | 融雪ブロックおよび融雪路盤 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2627506B2 (ja) | 遠赤外線ヒータ | |
JP3230793B2 (ja) | セラミックス発熱体 | |
JPH07190362A (ja) | セラミックスグロープラグ | |
JPS6180784A (ja) | 遠赤外線放射発熱体および製法 | |
JPH08288103A (ja) | 電気抵抗素子 | |
JPH05343170A (ja) | 光ファイバ加工用小型電気炉 | |
JPS61225801A (ja) | 遠赤外線放射発熱体 | |
JPS6033249A (ja) | 赤外線放射体 | |
JPH0534208A (ja) | サーミスタ | |
JP2534847B2 (ja) | セラミツクヒ−タ | |
JP4302487B2 (ja) | サーミスタ用焼結体およびサーミスタ素子、並びに温度センサ | |
JPS59227771A (ja) | 高導電性ジルコニア質焼結体 | |
JP2632347B2 (ja) | セラミックヒータ | |
JP2537606B2 (ja) | セラミツクヒ−タ | |
JPH0715120Y2 (ja) | 遠赤外ヒータ | |
JP3108590U (ja) | 電熱膜加熱装置 | |
JP2002214052A (ja) | 金属溶湯用熱電対とその製造方法 | |
JPH0410717B2 (ja) | ||
JPS62264588A (ja) | 赤外線ヒ−タ | |
CN106441611B (zh) | 保护气氛封装陶瓷铠装高温热电偶及其制造方法 | |
JP2512818Y2 (ja) | セラミックヒ―タ― | |
JPH05157452A (ja) | ランタンクロマイト発熱体とジルコニア発熱体共用電気炉 | |
JPS6256386A (ja) | 赤外線放射体 | |
JPH09289072A (ja) | 遠赤外線ヒータの製造方法 | |
JPS62291881A (ja) | 赤外線放射体 |