JPS6180657A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は記録装置、特に、記録担体を保持し、且つ、該
記録担体上での記録用位ｔを指示するための第１の指示
部材及び記録担体に対する記録の可否を指示するための
第２の指示手段を備えた記録相体保持体を使用する様に
為された記録装置に関する。

〔背景技術〕

昨今提唱されている゛ビデオ・フロッピー°゛システム
と称される静止画記録再生システムに於ては、記Ｑ担体
として、その保持体であるカセットに収容された可撓性
磁気ディスクを使用することが提言されており、そして
、更に、そのカセットにはカウンタと称され“るディス
ク上での記録用°位置を指示するための可動の指示部材
を愉えることが提言されている。

従って、斯かるディスク・カセットを使用する静止画記
録装乙にあっては、記録用磁気ヘッドの移動に関連して
、即ち、磁気ヘットの次の記録用位置への移動に関連し
てカセット側のカウンタを駆動する構成が必要になると
共に、途中まで記録が為されているディスクに対し、二
重記録を行うことなく、且つ、次の記録用位置から適正
に記録を行う様にするためには記録に先立って斯かるデ
ィスクを保持したカセットのカウンタによって指示され
る位置まで予めヘッドを移動させておく様にすることが
必要になる。

一方、オーディオ用、或いは、ＶＴＲ用のテープ・カセ
ットに於けると同様、収容した磁気ディスクに対する記
録の可否を指示するための他の指示部材、即ち、所謂誤
消去防止爪をこのディスク・カセットに設けることも又
、併わせて提言されている。

斯かる事情からすると、例えば、誤消去防止爪が折られ
ており、従って、記録禁止の処置が施されたディスク・
カセットが装填されている場合や、上記のカウンタによ
って指示される記録用位置が磁気ディスク玉での所定の
記録領域から外れた位置である場合、そして、更に、カ
ウンタによって指示される記録用位置に記録ヘッドが位
置させられて（・ない状態、即ち、記録に適さない場合
乃至状態で例えば記録回路に給電を行うことは電力消費
の面で好ましいことではない、特に磁気記録カメラ乃至
可搬式の記録装置の様に内蔵電源の容量に限りがある様
なものにとってはＰｆｉ謂節電と言うことが大きなテー
マとなっている。

〔目的〕

本発明は斯かる事情に艦みて為されたもので、記録担体
を保持し、且つ、該記録担体上での記録用位置を指示す
るための８１の指示部材及び記録担体に対する記録の可
否を指示するための第２の指示部材を備えた記録担体保
持体を使用する記録装置として、電力の浪費を良好に防
止出来る新規な記録装置を提供することを１ｊ的とする
ものである。

〔実施例による説明〕

以下、上記の目的を達成するために本発明に於て講じた
手段について実施例により例示説明する。

先ず第１図を参照するに、同図に於て、１は記録担体保
持体としてのカセットを示しており、その内部に記録担
体としての可撓性回転磁気ディスク２が収納されている
。磁気ディスク２の中心部には合成樹脂等で形成された
装清部としてのセンター・コア３が設けられており、ａ
Ａ　＝ンター・コア３の下面には磁性板３ｄ（第３Ｂ　
、３ｅ図示）が固着され、［」つ、この磁性１３ｃｌに
は回転位相指示用の磁性ピン３ｅかセンター・コア３を
貫通する様にして植設されている。カセッ）ｌには上面
側及び下面側聞口部１ａ及び１ｂが設けられており、磁
気ディスク２の回転を安定化するだめの安定板（後述）
が挿入可能となっている。そして、下面側開口部１ｂを
通して記録用磁気ヘッド５がＬε企（ディスク、２の記
録面に当接させられる。６は第７図示の磁気ディスク回
転用モータ８４により回転駆動される、磁気ディスク２
に対する回転駆動部としてのスピンドルであり、そのフ
ランジ部６ａの２ラン９面６ｂに」〕述のセンター〇コ
ア３の下面が当接することにより、磁気ディスク２の、
ヘッド５に対する高さが規定される。スピンドル６のフ
ランジ部６ａには永久磁石７が設けられており、前述の
センターφコア３に設けられている第３Ｂ　、３ｅ図示
の磁性板３ｄを吸引する。尚、ｌｃ、ｌｄはセンター舎
コア３に対応したカセット１のし、下面の開口である。

前述のセンター・コア３の、スピンドル６に対する嵌合
孔３ｃは２つの斜面部３ｄ及びばね部３ａにより形成さ
れており、カセット１が装名されるとスピンドル６に対
してばね部３ａによりセンター・コア３の斜面部３ｂか
接する様に取り付けられる。そしてセンター・コア３と
スピンドル６の圧接力及び永久磁石７の吸収力によりス
ピンドル６と磁気ディスク２とは一体的に接合されて回
転し、そして前述のヘラＩ・５により信号の記録が行わ
れるものである。

４はその外周にラチット歯を有する記録位置指示部材と
してのカウンタであり、その中心部には記録装だ側に備
えられたカウンタ駆動＋ｌ１８が係合する穴４ａ及びこ
れに連らなるキー溝４ｂが設けられている。このキー溝
４ｂと駆動軸８に設けられたキ一部８ａとが係合する。

又、外周のラチツト歯に対しては位置決め部材としての
不図示の弾性クリック・ストップ部材がこれと係合する
様に設けられている。ここで、カウンタ４の外周のラチ
ット歯の１ピツチは磁気ディスク２上での１記録トラツ
ク・ピッチに相当する様に設定されており、駆動軸８は
後述する様に磁気ヘッド５に対する移動機構のヘッド移
動動作に関連して回転する様に構成されている。尚、後
に詳述する様に駆動軸８はそのキーＢａａとカウンタ４
のキー溝４ｂとの位相が一致した時、両者が係合する様
に構成され、且つ、この時の駆動軸８の上下動に関連し
てオン、オフさせられるスイッチが付設されて・いる、
１ｅ及びｉｆはカウンタ４に対応したカセツ）１の上、
下面の開口で、」二面側聞１１１ｅの周辺には記録トラ
ック番号（例えば１から５０迄）を示す目６１ｇが形成
され、カウンタ４はそのキー溝４ｂの、該目盛１ｇに対
する位舒により記録トラック番号を指示するものである
。１ｈは記録の可否を指示するための指示部材としての
誤消去防止爪で、これが折られている場合、記ＳＲ禁止
を指示し、折られていない場Ａ、駅む造Ｔか■丘云ナメ
、− 第２図を参照するに、同図に於て、１１は記！ｉ装芒の
本体を示しており該本体には前述のスピンドル６４カウ
ンタ駆動軸８並びにヘット５が夫々回転可能並びに移動
可能に設けられている。更に１本体１１にはヒンジ軸１
２か設けられている。１６は本体１１に設けられた側板
であり、該側板１６には、軸１７が植立され、該軸１７
にはばね１９にて時計方向へ附勢力か与えられている緊
定レバー１８が回動可能に設けられている。更に同側板
１６には一対のピン２０が植立され該ピン２０に案内さ
れてスライド可能な２つのロック・レバー２１゜２３が
夫々ばね２２，２４により図中左ブノに附勢されて設け
られている。尚、４１．４２ばばね２２．２４に対する
ばね掛はピンで、側板１６に植設されている。

３１はカセット受は入れ部材としてのカセット争ホルダ
ーであり、該ネルダー３１はそのとンジ部３１ｅにより
前述のヒンジ軸１２を中心にして本体１１に対して回動
可能に取り付けられる、該ホルダー３１には前述のカセ
ット１を受は入れるための開口部３１ｆが一端部に設け
てあり、該開口部３１ｆより、カセットｌが挿入される
。ホルダー３１に、没けられている開口部３１ａ及び３
１ｂは夫／、後述の安定板３７及び１５の進入を許容す
るためのものであり、又、開目部３１ｃ及び３１ｄは夫
々スピンドル６及び後述のセンター・コア押圧用板ばね
３８の突ＩＪｊ部３８ａの進入を許容するためのもので
ある。

下面側に設けられた開口部３１ｇは前述の本体１１に設
けられているカセット感知スイッチ９５の接片９５ａ及
び駆動軸８の進入を許容するためのものである。

又、上面側に設けられた円形開口部３１ｈはカセット１
のカウンタ４をカセットｌの１０面の目盛１ｇと共に観
察可能に為すためのものである。

３５は外筐部材、即ち、外力／Ｘ−であり、該外力、＜
−３５はそのヒンジ部３５ａにより前述のヒツジ−１１
２を中心にして本体１１に対して回動１丁能に取り付け
られている。該外カバー３５の先端側面３５ｃ上にはロ
ック・ピン３６ａ、３６ｂが柑１設されており、又、ホ
ルダー３１に対するフック部材４０か設けられている。

該外カバ−３５はカセット１のカウンタ４を該カセット
１の上面の目盛１ｇと共に観察可能に為すための円形開
口で、カウンタ４及び目盛１ｇを拡大視し得る様にルー
ペ・レンツ４５かはめ込まれている。３７は外カバー３
５の天井部に取り付けられた上側安定板であり本体ｌｌ
側に設けられている下側安定板１５と共に磁気ディスク
２をそれぞれ上下から挟み込んで磁気ディスク２が回転
する際の振動並ひに変形を防止する。この場合、各安定
板３７．１５と磁気ディスク２との間には適当な空気層
が形成される様にそれらの位置が設定される。尚。

ヘッド５は下側安定板１５の中央部に設けられた開口１
５＆を通じて突出している。３８はその足端３８ｂが外
カバー３５の天井部にねじ等の手段にて固着されたセン
ター・コア抑圧手段の一例であるＴ字状板ばねで　その
先端の一部３８ａは図示の如く下方に突出する様に形成
され、その両側の耳部３８ｃが夫々外カバ−３５の天井
部に固着された位置規制部材３９、よって板ばね３８の
弾性に抗して係止されるにより初期力か附＋された状態
で突出部３８ａがスピンドル６の上部に来る様に配され
ている。

前述のヒンジ軸１２に配されたばね１３は前述のホルダ
ー３１と外カバー３５に対し夫々その腕部が当てられ、
両者間に開き方向の回動力を附与する。又、ばね１４は
その一腕部が本体１１にそして他腕部が外カバ−３５に
当てられることにより、外カバー３５に反時計方向の回
動力を附与している。

９４．９５及び９６は本体１１に設けられている何れも
座間型のスイッチで、スイッチ９５はカセット１がホル
タ−３１に挿入されてし）る場合、後述の第３Ｂ図及び
第３Ｃ図のホルダー３１の位置でそのピン９５ｃにより
４ａＪｉ９５　ａ及び９５ｂが接触する様に配され九カ
セット感知スイッチであり、スイッチ９４はカセツｌ−
１の誤消去防止爪１ｈが折られていない場合にのみ第３
Ｂ図及び第３Ｃ図のホルダーの位置でそのピン９５ｃが
防ト爪１ｈによって押されることによりその接片９４ａ
及び９４ｂか接触する様に配された記録可否検出スイッ
チであり。

又、スイッチ９６はロック・レバー２３のスイッチ１１
ノ目コ１腕２３ｄによりその接Ｊｉ９６　ａか押ハニさ
れて後述の第３Ｃ図及び第４Ｃ図の状態で接片９６ａ及
び９６ｂか接触する様に配されたセンター・コア押圧解
除検出手段の一例であるティヌク装着完了検出スイッチ
である。

斯かる構成に於て、カセットｌを装Ｊｈ！するには第３
Ａ図に示す如く外カバー３５を本体１１に対してばね１
４の附勢力によりヒンジ軸１２を中心に反時計方向回動
させて開放させ、その一端３５ｂが本体壁１１ａに当接
して停止させられた状７８にする。この場合、ばね１３
の附勢力によりホルダー３１は外カバー３５に対して時
計ブｊ向に回動しようとするが、該外カバー３５に設け
られたフック部材４０により第３Ａ図の位置に拘束され
る様１こなる。

ここで前述の側板１６に設けられているレバー類の状態
について説明をしておくと、外力／＜−３５及びホルダ
ー３１が第３Ａ図の如く開かれた状態では第４ＡＵＡに
示す如く、緊定レバー１８のフック部１８ｂとロック９
し／ヘー２１の爪部２１ｄとが係合した状態となってい
る。又、ロック・レバー２１の曲げ部２１ｃとロック・
し八−２３の一端２３ｃとが当接しており、従って両口
ツク・し／＜−２１，２３は夫々ばね２２．２４に抗し
て右方に変移した位置でロックされた状態となっている
。又、両口ツク・レバー２１．２３に設けられている爪
部２１ａ及び２３ａ並びに２１ｂ及び２３ｂは外力／（
−３５に植設されたロック−ピン３６ａ。

３６ｂの移動軌跡外に位置している。尚、この状態では
前述の装着完了検出スイッチ９６の接片９６ａ、９６ｂ
は非接触の状態となっている。

再び第３Ａ図に戻って、図示の状Ｆ、でホルタ−３１の
開口部３１ｆよりカセットｌを挿入し、外カバ−３５を
ばね１４の附勢力に抗してヒンジ→４１１２を中心に時
計方向へ回動させると、ホルダー３１もヒンジ軸１２を
中心に同方向に回動し、第３Ｃ図に示すカセット装填及
びディスク装置ｎ完了位差に相当する位置ではスピンド
ル６かホルタ−３１の開口部３１ｃを通して磁気ディス
ク２のセンター・コア３の嵌合孔３Ｃに進入し、又、下
側安定板１５及び上側安定板３７も夫々ホルタ−３１の
開口部３１ｂ及び３１ａを通してカセット１の開口部１
ｂ及び１ａ中に進入する。そして、この時、外力）−一
３５を第３Ｂ図に示す如く、第３Ｃ図に示した力ヤット
装填及びディスク装着完了位置に相当する位置よりも更
に矢印方向へ押し込むと、この時に外力／＜　−３５に
設けられている板ばね３８の先端突出部３８ａにより磁
気ディスク２のセンター・コア３がスピンドル６側へ１
呪イ］勢され、その下面がスピンドル６のフランジ部６
ａに於けるフランジ面６ｂに当接させられる様になる。

尚、この時の、外カバー３５の押込みストロークとセン
ター・コア３の必要押し込み量との量的な羨は板ばね３
８の撓みとして吸収される。ここで前述した様にホルダ
ー３１にカセット１が挿入されていれば、第３Ｂ図及び
第３Ｃ図の状態ではカセット感知スイッチ９５の接片９
５ａはそのピン９５ｃを通してカセットｌにて押圧され
て接片９５ｂに接触し、又、この時、誤消去防止爪１ｈ
かせ折り取られていなければ記録可否検出スイッチ９４
の接片９４ａはそのピン９４Ｃが押圧されるために接片
９４こに接触する。

ここで、　”ｉｓ　Ｓ　Ｂ図の様に外カバー３５が押し
込まれると外カバー３５に植設されているロック豊ピン
３６ａ、３６ｂのうち、ピン３６ｂが緊定レバー１Ｂの
尾端１８ａを押し下げて同レバー１８をばね１９に抗し
て軸１７を中心に反時計方向に回動させることによりそ
のフック部１８ｂとロック争レバー２１の爪部２１ｄと
の係合を解く。この保合解除によりロック番レバー２１
は第４Ｂ図に示す如くばね２２の附勢力により左方へ走
行し、この時、ロック・ピン３６ａ、３６ｂの上側に夫
人その爪部２１＆。

２１ｂが位置する様になる。尚、この時、ロツルψレバ
ー２３はその爪部２３ａ又は２３ｂの側端部がロック・
ピン３６ａ又は３６ｂに側方から衝合することによりば
ね２４による左方への走行を阻止され、ロック・レバー
２１の走行に対して滞留させられる様になる。そしてそ
の後、外カバー３５の押込みを解除すると４．ばね１４
の附勢力により外カバ−３５はヒンジ軸１２を中心に反
時計方向へ回動しようとするが、　コ（７）Ｉｆ！ｒ　
、　ロック番ピン３６ａ、３６ｂとロック・レバー２１
の爪部２１ａ、２１ｂとか夫／ｆ係合し、その回動を禁
止する。又、この時に今度はロック・レノ＜−２３がば
ね２４の１ｆｌｌ　Ｗ力により左方へ１口゛ンク・レバ
ー２１の曲げ部２１ｃ＆こより規制される迄走行し、そ
の爪部２３ａ、２３ｂとロック拳ピン３６ａ、３６ｂと
が第４Ｃ図に示す如く係合する。即ち、この時点で外カ
バー３５は本体１１に対して固定されるわけである。そ
してこの状態ではロック・し八−２３のスイッチ制御腕
２３ｄにより装着完了検出スイッチ９６の接片９６ａは
接片９６ｂと接触させられ、又、外カバー３５に設けら
れている板ばね３８の９Ｌ、端突出部３８ａは第３　Ｃ
Ｉｄに示す如くセンター・コア３との接触を断ち、磁気
ディスク２はスピンドル６に対して適正に装着された状
態となって、この状７ｇでスピンドル６の回転により回
転させられる様になる。

因みに　カセッ）ｌを取り出すには側板１６のスロット
状ｌ１８日１６から突出しているロック拳レバー２１の
曲げｍ　２　ｌｅをばね２２２４に抗して第４０図中、
右方へ押して、ロック・レバ〜２１が緊定レバー１８に
てロックされる第４　Ａ図の状態にすれば良く、これに
より、ロック・レバー２３が原位置に復帰してスイッチ
５２が開くと共に、外カバー３５．ホルダー３１かばね
１３．１４の作用により第３Ａ図の状態となることにつ
いては詳しい説明を要しないであろう。

尚、第３Ａ、３Ｂ及び３Ｃ図中、４３はオルグー３１の
内部の底部に設けられたカセットｌに対する位置決め部
材であるが、この位置決め部材４３に対−し、例えば、
外カバー３５の天ダ１゛部に、該外カバ−３５の閉鎖に
関連してカセットｌを該位置決め部材に向けて押圧する
根ばね４４等を設けてホルダー３１に対するカセットｌ
の確実な位置決めを行う様にするを可とするものである
。

さて１以上に説明したカセット装ｆ１並びに磁気ディス
ク装着機構の構成にあっては、第３Ｃ図に示すカセット
装填及びディスク装着完了状態では外カバ−３５に設け
られている板ばね３８の突出部３８ａによる磁気ディス
ク２のセンター・コア３に対する附勢が解除されるもの
であるため、記釘のための磁気ディスク２の回転に対し
、何ら悪影響を及ぼす！１１が無いといった利点の外に
１例えば、外カバー３５はそのピア３６ａ、３６ｂを２
枚’ｖ）　ｏ　ツク−Ｌ／／＜−２１゜２３の間で挟持
的にロックされることにより開き方向及び閉じ方向の双
方に対して位置を拘束されるものであるため、第３Ｃ図
のカセット装填及びディスク装着完了状態で外カバ−３
５に外力が加えられても該外カバー３５は不動の状態を
保ち、この外力の磁気ディスク２及びセンター・コア３
に対する？影響を鉗止出来、又、斯かる外カバー３５の
ロックは該カバー３５を第３Ｂ図に示す様に、第３Ｃ図
のカセツＩ・装填及びディスク装着完了状態に相当する
位；ｔｌを越えて更に押し込才ない限り若起されず、そ
して、この更なる押し込みに際して上記板ばね３８によ
る磁気ディスク２のセンター・コア３のスピンドル６方
向のＷ（勢が惹起されるものであるから、七ツタ−・コ
ア３とスピンドル６との結合を確実に保証出来る様にな
り、又、これによりスピンドル６の永久磁石７を小型の
ものに為し得る等の利点が得られる様になるものである
。

ここで、以上に説明したカセット装填並ひにディスク装
着機構の変形として１例えは、上記ホルダー３１を省略
して、この代りに本体１１のヒンジ軸１２と側板１６と
で挟すれる空間にカセット１の形状に則した形状の枠体
等により固定のカセット受は入れ部を形成し、この受け
　　　　１入れ部にカセット１を投げ込み式で収容する
様にしても良いもので、その場合、外カバー３５には例
えばその天井部に板ばね、スポンジ、或いは、軟質ゴム
等の骨性部材を、第３Ｃ図の外力／へ−３５のロック状
態でカセット１を本体１１に対して押し付けるべく作用
する様に設けて、カセット１を本体１１に対して固定状
７ｆ６．’に保持する様にするを可とするものである。

又。

この場合、手動で操作出来る様な、成いは、外カバー３
５の開き動作に連動する様な、カセットｌを本体１１の
受は入れ部からイジェクトするための手段を開加するを
可とするものである。

次に磁気ヘッド移動ａ構及びカウンタ駆動機構について
第５図及び第６図により説明する。

先ず第５図を参照するに、同図に於て、５は前述のｒ５
気ヘッドであり、ヘッド取（＝１）１（板９を介してヘ
ッド都キャリア４６にその孔ＲＲ４ｓ　ｃに於て固定さ
れている。ヘッド−キャリア４６は滑動用ポール４８を
介してカイト・レール４７に支持され、ガイド・レール
４７にイ）って移動可能となっている。ボール４８はヘ
ラ１：・キャリア４６及びカイト・レール４７の各側端
部のＶ７構４６ｅ及び４７ａに陥入している。

４６ｄはスピンドル６を逃げるべくヘッド・キャリア４
６に形成された長孔である。ヘッド学キャリア４６のア
ーム部４６ａの先Ｉｇ、部には軸４６ｃを介してカム・
フォロア−９ローラ４９が回転可催に数句けられている
。更に、ヘット・キャリア４６はそのばね掛は部４６ｂ
を介してばね５０により１図中、上方へ附勢されている
。尚、５０ａは固定のばね掛はビンである。８は前述の
カウンタ駆動軸であり、ヘッド移動用部材としてのカム
５１及びラチェット争ギヤ５２と同・口で一体的に回動
し、■１つ、軸方向にも移動可能となっていて第６図示
のばねによりカセット１側のカウンタ４と係合する方向
に突出Ｂ（Ｊ勢されている。即ち、ｉ６図に詳しく示す
様に、カム５１はねじ６８によりラチェット・ギヤ５２
の上面に位ｆ！ｔ　ｉｇｌ整可能に取り付けられており
、一方、ラチェット・ギヤ５２の下面には中空のボビン
６９がねし７０にて固定されている。このボビン６９の
外周にはｉｌのフランジ部材７１が圧入等の手段により
固定され、そして、この第１のフランジ部材７１の胴部
７１ａはシャーシリブレート７４の孔７４ａに挿入され
ている。そして、その２ラング部７２ｂにより第１の２
ラング部材７１の２ラング部７１ｂとの間でンヤーシ・
プレート７４を挟む様に第２のフランジ部材７２がボビ
ン６９の底部にねじ７３にて固定されている。この様に
してラチェッ１・ギヤ５２シヤーシ・プレー［７４に抜
は止めされた状態で回転自在に指示されている。これに
対し、駆動軸８は図示の如くカム５１．ラチェット書ギ
ヤ５２及びボビン６９の底部の各中心部の孔並びに第２
のフランジ部材７２の中空部の孔を貫通して、その尾端
が１５２フランジ部材７２の裏側へと突出している。そ
して、駆動ｔＩｌｔ１８のボビン６９内に位置する適宜
の位置には抜は止めリング７５が固定されており、この
リング７５とボビン６９の底面との間には圧縮コイルば
ね７６が装首されている。これにより上述した様に駆動
軸８は軸方向に移動可能で、且つ、上方に突出附勢され
る様になる。一方、ｆｆ１２のフランジ部材７２の胴部
７２ａにはスリン）７２ｃが形成されており、このスリ
ンｉ・７２ｃに対し駆動軸８の周面に植設されたピン８
ｂが係合している。これにより駆動軸８は第２のフラン
ジ部材７．２と−・体重に、従って、ラチェット・ギヤ
５２及びカム５１と一体的に回転されたれることになる
。

尚、駆動軸８の尾端部の下方には、駆動軸８が下方に押
下されている状態で開放させられる様に常閉型のカウン
タ・キー・イン検出スイッチ７７が設けられている。

再び第５図に戻って、上記カム５１の外周のカム面５１
ａに対して前述のカムΦフォロアΦローラ４９が接触し
ている。ラチェット・ギヤ５２はその外周部にラチェツ
ト歯５２ａが設けられており、更に、その下面に植設さ
れたビン５２ｂと固定ビン５３ａとの間に掛けられた復
帰ばね５３により時屓方向の回動復帰特性が与えられて
いる。尚、ラチェット・ギヤ５２のビン５２ｂに対し、
第６図のシャーシ・プレート７４上の適宜の位、置にス
トッパ７４ｂが設けられており、ラチェット・ギヤ５２
はこのピン５２ｂがこのストッパ７４ｂに引合すること
により時計方向の回動を規制される。

５４は駆動軸８及びカム５１に対する位置決め手段とし
ての制御爪であり、軸５５を中心として回動可能で、且
つ、その尾端５４ｂとピン６１との間に掛けられたばね
５６により反蒔計方向の附勢力が与えられ、又、その先
端爪部５４ａはラチェット−ギヤ５２のラチェット歯５
２ａと係合する。５７は駆動爪であり、駆動レバー６０
の一端に設けられた輔５８により軸支されており、ばね
５９により１１＋ｆ計方向の附勢力が与えられている。

そして、その先端爪部５７ａは矢張りラチェット・ギヤ
５２のラチェットｆＩ５２ａと保合可能となっている。

駆動レバー６０はピン６１にその長孔６０ｂに於て係合
していることにより図中、土工に移動可能となっており
、且つ、そのピン６０ｃとピン６０の一方との間に掛け
られたばね６２により図中、下方へ附勢されている。尚
、図示の状％では駆動爪５７の先端がピン６５に当接す
ることにより停止している。

駆動し八−６０のアーム部６０ａはピン６３ａにより、
ソレノイド６４のプランジャー６３に連結されている。

尚、ここでは上述の４６〜６４で示す要素によりヘッド
５に対する移動機構が構成されている。

尚、９７はヘット５か磁気ディスク２」−の」兎定の記
録領域を外れた内用側の所定位置（例えばカウンタ４の
表示“５１′に対応する位置）に達した際、ヘット・ギ
ヤリア４６の一部によってそのピン９７ｃが押圧される
ことにより接片９７ａ及び９７ｂか非接触となる様に配
された常閉型の記録領域エンド検出スイッチである。

斯かる構成に於て、ソレノイド６４１こ通電されるとプ
ランジャー６３が吸引されることにより駆動レバー６０
はそのアーム部６０ａを介して図中、上方へ移動し、こ
の時、駆動爪５７によりラチェット−ギヤ５２は復帰ば
ね５３に孔して反面針方向へ回動させられる。尚、その
際、駆動爪５７の傾斜部５７ｃとピン６６とか当接して
駆動爪５７の上方への移動が規制されることによりラチ
ェット・ギヤ５２の必要量以上の回動が防止される。

ソレノイド６４への通電が断たれると駆動し八−６０及
び駆動爪５７はばね６２により図示の位置に戻るが、こ
の時、ラチェット−ギヤ５２は制御爪５４によりラチェ
ツト歯５２ａの１歯分だけ回動させられた位置で保持さ
れる様になる。従って、このラチェット・ギヤ５２の、
そのラチェツト歯５２ａの１歯分の回動に対するカム５
１のリフト量を磁気ディスク２上での１トラツク・ピッ
チ分の゛ヘッド移動是に設定しておくことによりヘッド
５はヘッド・キャリア４６の移動により１トラツク・ピ
ッチ分、歩道移動させられることになる。又、この時、
駆動軸８も反時計方向にラチェット・ギヤ５２のラチェ
ツト歯５２ａの１歯分、回動させられ。

従って、この時、駆動軸８がカセツｌ−１側のカウンタ
４に連結していれば、Ｕカウンタ４も同様に反時計方向
にラチェツ）−ギヤ５２のラチェツト歯５２ａの１歯分
１回動させられることになる。そして、この時、カウン
タ４の外周の不図示のラチェツト歯のピッチをラチェッ
ト・ギヤ５２のラチェツト歯５２ａのピッチに合わせて
おくことによりカウンタ４はその歩進位置で不図示の弾
性クリック・ストップ部材により位置決め庚れ、その位
置に於いてカセット１の上面の目盛１ｇに対するキー満
４ｂの位置によりその時の；・ラック位置を指示する様
になる。

ヘツｉＳ移動機構を初期状態にリセットするには１例え
ば、先の第４Ｃ図に於けるロック・レバー２１の右方へ
のスライドに関連してピン６７を第５図中、下カヘ移動
させ、制御爪５４の尾端５４ｂ及び駆動爪５７の尾端５
７ｂを押圧し、制御爪５４を時計方向に、又、駆動爪５
７を反時計方向に夫々ばね５６，５９に抗して回動させ
てラチェット−ギヤ５２のラチェツト歯５２ａとの保合
を解体する。ここで、ラチェット・ギヤ５２から制御爪
５４及び駆動爪５７を離脱させただけでは、未だ、駆動
軸８がカセット１側のカウンタ４に係合しているため（
即ち、カウンタ４に作用しているクリック・ストップ部
材の係止力はラチェット・ギヤ５２に作用している復帰
ばね５３の作用力よりも強いものであるため、駆動軸８
は時計方向に回転出来ない状態に在る）、第５図の機構
には何らの変化も起きないが、上記ロック・レバー２１
の右方へのスライドによって外カバー３５及びホルタ−
３１の閉鎖状態でのロックが解除され、これらかばね１
３．１４の作用により開放させられること、この時、カ
セッ）１のカウンタ４と駆動軸８の係合が解除されるた
めに、駆動軸８が無負荷となり、従って、ばね５３及び
５０によりラチェット・ギヤ５２．カム５１及び駆動軸
８、並びに、ヘッド・キャリア４６は夫々初期位置に戻
る。尚、この時に復帰させられるヘッド５の初期位置は
、例えば、磁気ディスク２の記録エリアの最外周側のト
ラックを第１トラツクとする時、それよりも更に１トラ
ック・ピッチ分外周側へ移動した所定の位置である。又
、上述したことから理解される様に、カセット１を記録
装置からの取り出した場合、カウンタ４はその外周のラ
チェツＩ・歯に、＋、Ｉ　Ｌりを性クリック・ストップ
部材５が係合しているために取り出された時点での表示
４Ｑ置、即ち、）・ラック番号を保持する様になる。従
って、このカセット１のカウンタ４は言わば磁気ディス
ク２の記録位ｊす；のメモリとなるものであり、途中迄
記録を行なった磁気ディスク２か収容されているカセツ
Ｉ・１を使用して記録を行なう場合３には、」−述した
駆動軸８に連動するスイッチ７７の信号を利用すること
により既記録トラックに二重に記録を行なってしまう様
な危惧を生ずることなく、引き続く未記録位置から記録
を行なうことが可能になる。

尚、ここで、＆１気ディスク２の外周側の初期位置に在
ったヘッド５がその内周側へ向けて移動させられて行く
過程で駆動軸８がカウンタ４を正しく係合する様になる
とスイッチ７７がオフからオンに変化するため、このス
イッチ７７を通じてヘッド５がカウンタ４によって指示
される記録用位置に達したが否かを知ることが出来る。

又、磁気ディスク２上の所定の記録領域の全てに対して
記録が終了してヘッド５が更にその内周側に移動させら
れると記録領域エンド検出スイッチ９７がオフとなる（
この時、カウンタ４は例えば°’５１”を指示する。）
次に第７図を参照して以上の機械的構成を宥する記録装
置の電機回路系の構成に就いて説明する。

図に於て、７８は電源スィッチ７９と共に電源回路を禍
する回路電源（図では電源屯ｉ）、８０は電源スィッチ
７９と並列に設けられた電源オン保持用のスイッチング
回路、８１は入力端子８０ａに照写されるビデオ信号を
後述の記録動作制御回路８７の制御下でヘッド５を通し
て磁気ディスク２上に記録する記録回路、８２は後述の
イニシャライズ回路８６及び制御回路８７の制御下で上
述のソレノイＩ：６４をμイ（勢するソレノイドμイ４
勢回路、８３は回しくイニシャライズ回路８６及び制御
回路８７の制御下でディスク回転用モータ８４を負動さ
せるモータ制御回路で、ここではその内部のス（準発振
器からの基準速度信号と、モータ８４からの回転速度信
号（ＦＧ）と、後述のビデオ信号形成回路１０５からの
、垂直同期信号（Ｖｓ）と、更に、ディスク２のセ／タ
ーφコア３に埋設されている磁性ピン３ｅを検出するデ
ィスク回転位相検出器８５からのディスク回転位相信号
（ＰＧ）とに基づいて、ディスク２がテレビジョンのフ
ィールド局波数に対応した所定の速度（ＮＴＳＣ方式で
言えば３．６０Ｏｒｐｍ）で、且つ、垂直同期信号（Ｖ
　ｓ）のタイミングに対して所定の位相で回転させられ
る様にモータ８４を制御する。８６は電源スィッチ７９
のオンによる電源回路のオンに応答して、ヘッド５がカ
セット１のカウンタ４によって指示される記録用位置に
到達する迄、電源回路をオン状態に維持すると共に、こ
の間、ヘッド移動手段及びディスク回転手段としてのモ
ータ８４を作動させるためのイニシャライズ回路で、図
示の如く、ヘッド５がカウンタ４によって指示される記
録位置に到達した時点でカウンタ駆動軸８のキー８ａが
カウンタ４のキー１４４ｂと係合することによりオフか
らオンに切換わる、ヘッド５がカウンタ４によって指示
されるが記録用位置に到達したことを検出する検出手段
としてのカウンターキー・イン検出スイッチ７７（第６
図）と抵抗１０２との接続点ｄの電位を反転させるため
のインバータ８６１と、上述のカセット感知スイッチ９
５及びディスク装着完了検出スイッチ９６（第２図）の
直列回路と抵抗９９との接続点ａの電位と上述の記録可
否検出スイッチ９４（第２図）と抵抗１００との接続点
すの電位と記録領域エンド検出スイッチ９７（第５図）
と抵抗１０１との接続点Ｃの電位とを受けるアンド・ゲ
ート８６６と、このアンド・ゲート８６６の出力とイン
バータ８６１の出力とを受けるアンド・ゲート８６２と
、上記接続点ｄの電位をとアンド−ゲート８６６の出力
とを受けるアンド・ゲート８６３と、ヘッド−シフト用
の連続パルスを発生するパルス発生器８６４と。

更に、このパルス発生器８６４の出力とアンド・ゲート
８６２の出力とを受けるアンド拳ゲート８６５とから成
り、アンド・ゲート８６２の出力は電源オン保持信号と
してオア・ケーＩ８９を通じてスイッチング回路８０に
照写される一方で、ディスク回転用モータ作動信号とし
てオア・ゲート９１を通じてモータ制御回路８３に照写
され、又、アンド・ゲート８６３の出力は記録準備完了
信号（ＲＤ）として記録動作制御回路８７に照写される
一方で、ディスク回転用モータ作動信号としてオア・ゲ
ート９１を通じてモータ制御回路８３にトイ（与され、
そしてアンド−ゲート８６５の出力はヘッド・シフト信
号としてオア・ゲート９０を通じてソレノイド附勢回路
８２に附す−される。８７は先に触れた記録動作制御回
路で１図示の如く、記録開始スイッチ８８と抵抗９８と
の接続点ｅの゛電位と、イニシャライズ回路８６のアン
ド・ゲー１８６３の出力と、更に、モータ制御回路８３
からのサーボ・ロック・イン信号（Ｓ　Ｌ）とを受、け
るアンド・ケート８７１と、このアント・ゲート８７１
の出力のハイに応答して所定峙間、ハイ・レベル信号を
出力するタイマ８６２と、アンド・ゲート８７１の出力
を微少時間、遅延させる遅延回路８７３と、この遅延回
路８７３の出力を反転させるインへ−夕８８０と、この
インへ−夕８８０の出力の立下りによってトリガされる
立下り同期型のＤフリップ・フロップ８７４と、ビデオ
信号形成回路１０５からの垂直同期信号（Ｖ　ｓ）の立
下りによってトリガされる３つの立下り同期型のＤ−フ
リップ・フロップ８７５，８７６、及び８７７と、フリ
ップφフリップ８７５のＱ出力及びフリップ・フロップ
８７６のＱ出力を受けるアンド・ゲート８７８と、そし
て、フリップ・フロップ８７６のＱ出力及びフリップ・
フロップ８７７のＱ出力を受けるアンド・ゲーＩ・８７
９とから成り、初段の２リツプ争フロツプ８７４はその
Ｄ入力にハイ・レベル（＋Ｖｃｃ）を、又、２リツプ・
フロップ８７５．８７６及び８７７は夫々その前段のフ
リップ・フロップ８７４，８７５及び８７６のＱ出力を
各り入力に受け、且つ、これら４つのフリップ番フロッ
プ８７４〜８７７は倒れも電源回路のオン時に不図示の
回路から供給されるパワー・アップ・クリアイス号（Ｐ
ＵＣ）によってクリアされる。ここで　タイマ８７２の
出力は電源オン保持信号としてオア・ゲート８９を通し
てスイッチング回路８０に照写され、アンド・ゲート８
７８の出力は記録ゲート信号として記録回路８１に照写
され。

そして、アンド拳ゲート８７９の出力はヘット・シフト
信号としてオア・ゲ−１９０を通してソレノイド附勢回
路８２に照写される。

１０３は接続ａ、ｂ、ｃの各電位情報と、イニシャライ
ズ回路８６のアンド・ゲート８６３の出力及びモータ制
御回路８３からのサーボ・ロック・イン信号（ＳＬ）を
受けるアノＩ・・ゲート１０６の出力とをもとに表示器
１０４により°゛カセット未装填°°、°°記録禁止″
、°゛記録終了”及び°“記録準備完了”の各状＃；の
表示を行わせるための表示駆動回路である。又、１０５
は撮像素子、撮像信号処理回路及び切期信号発生回路等
を含む周知のビデオ信号形成回銘である。

ここで、ンレノイド附勢回路８２、モータ制御回路８３
．記録動作制御回路８７及びビデオ信号形成回路１０５
は電源スィッチ７９及びスイッチング回路８０に対して
直列に設けられ、且つ、イニシャライズ回路８６中のア
ント１ケ−）　８６６の出力のハイによってオンするス
イッチ回路９２を通じて給電される様に接続されており
、又、記録回路８１は同様に電源スィッチ７９及びスイ
ッチング回路８０に対して直列に設けられ、且つ、記録
動作制御回路８７中のアンド拳ゲート８７１の出力のハ
イによってオンとなるスイッチング回路９３を通じて給
電される様に接続されており、そして他の残余の回路は
電源スィッチ７９又はスイッチング回路８０のオンによ
って給電される様に接続されている。

さて以上の回路系の構成に於て、今、ディスク・カセッ
トｌが装填されておらず、従って、スイッチ９５がオフ
となっている状態、又は、カセット１は装填されている
がその誤消去防止爪１ｈか折り取られているためにスイ
ッチ９４がオフとなっている状ｙム、若しくは、ヘット
５がディスク２上の所定の記録領域を外れた位置まで移
動させられていてスイッチ９７がオフとなっている状態
で電源スィッチ７９をオンにした場合には、イニシャラ
イズ回路８６中のアント・ゲート８６６の出力がロウと
なるためにスイッチング回路９２はオフに＃ｉ［持され
て何の動作も惹起されない。そしてこの時、接続点ａの
電位がロウであれば表示駆動回路１０３は表示器１０４
により゛カセット未装填゛の表示を行わせ、一方、接続
点ａの電位はハイであるが、接続点すの電位がロウであ
る場合には“記録禁止°°の表示を行わせ、又、接続点
ａ及びｂの゛電位はハイであるか、接続点Ｃの゛電位か
ロウである場合には゛記録終了”°の表示を行わせるａ
＋コなる。

これ１こ対し、誤消去防止爪１ｈが折り取られていない
カセットｌが装填されていてセンター０ニア３の、スピ
ンドル６への装着も完了しており、しかも、ヘッド５が
所定の記録領域を外れる位置まで移動させられていなけ
ればスイッチ９４〜９７が何れもオンとなっているから
、この状態で電源スィッチ７９をオンにした場合にはイ
ニシャライズ回路８６中のアンド・ゲート８６６の出力
がハイとなり、従って、スイッチング回路９２がオンと
なってソレノイド１ｉｆｔ　−！／１回路８２、モータ
“制御回路８３．記録動作制御回路８７及びビデオ信号
形成回路１０５に給電される様になる。

ここでカウンタ４のキー溝４ｂと駆動軸８のキー８ａと
の位相が一致しておらず、従ってカウンタ・キー・イン
検出スイッチ７７がオフであれば、イニシャライズ回路
８６中のアントｅケート８６２の出力がハイとなり１こ
れによりスイッチング回路８０がオン状ｙト、に維持さ
れ、従って、その後、電源スィッチ７９かオフされても
電源回路はオン状態に維持される。又、アンド・ゲート
８６２の出力のハイによリモータ制御回路８３はディス
ク回転用モータ８４をイ′１動させてディスク２の回転
を行わせ、　　力　７ンド・ゲート８６５はパルス発生
器８６４からのパルスを出力する。これによりソレノイ
ド１イ４勢回路８２は各パルス毎にンレノイト６４Ｉ：
Ｊｌ！Ｉ電し、従って、−、ツｉ・５はディスク２の外
周側から内周側へと移動させられて行く様になる。

そしてこのヘット５の移動の過程で、ヘット５がカウン
タ４により指示されている記録側位だに到達し、従って
、カウンタ４のキーｉ異４ｂと駆動軸８のキー８ａとが
係合する様になると、′この時点で、スイッチ７７かオ
ンとなり　従って、アンド・ゲート８６２の出力は口吻
となる。ここで、この時点で電源スィッチ７９かオフさ
れていれば　電源回路がオフとなるこ゛とにより作動は
停止する。

以上か記録準備動作であるか　この記録べｆ瓶１１動作
中は、イニシャライズ回路８６中の７ントゲート８６３
の出力（ＲＤ）かロウであるため、この間に記録開部ス
イッチ８８かオンされても１　これは無効化される。

尚、この詩にカウンタ４のキーｉ異４ｂによって指示さ
れている位置か磁気ディスク２上での所定の記録領域を
外れた位置である場合にはスイッチ７７のオンと同峙に
スイッチ９７もオンとなり、これによりイニシャライズ
回路８６中のアント・ケート８６６の出力がロウになる
ためスイッチング回路９２かオフとなって装首は作動を
停止し、そして、この１＋ｌ＋１表示器１０４により“
記録絆了°゛が表示される様になる。

さて、耕土の様にして記録準備が完ｒした状ｙ旦、で電
源スィッチ７９を再びオンすると、スイッチ９４〜９７
及び７７が伺れもオンであるためにイニシャライズ回路
８６中のアンｌニーゲート８６３の出力（ＲＤ）がハイ
になり、これによりモータ制御回路８３は再びモータ８
４を作動させる様になる。そして、その後、ディスク２
の回転が所定速度且つ所定位相になると、モータＲノｉ
　御回路８３はサーボ・ロック・イン信号（ＳＬ）をハ
イにし　これによりアン１：拳ゲート１０６の出力がハ
イになるため表示駆動回路１０３は表示器１０４に゛°
記録準υ１１完了°゛を表示する様になる。

この状態で記録開始スイッチ８８をオフすると、記録動
作制御回路８７中のアント・ケート８７１の出力がハイ
になり、これによりスイッチング回路９３がオンとなっ
て記録回路８１に結電される様になる。一方、アンド・
ケート８７１の出力がハイになると、タイマ８７２かト
リガされて、ハ１′・レベル信号の所定時間の出力が開
始され、これによりスイッチング回路８０がオンにｆ［
ｉされる様になる。一方、アットφゲート８７１の出力
がハイとなって後、所定の微少時間が経過して遅延回路
８７３の出力がハイになるとインへ−夕８８０の出力か
ロウになるために電源スィッチ７９のオン時にクリアさ
れたフリップ婚フロップ８７４がトリガされてそのＱ出
力がハイになる。ここで、スイッチング回路９２のオン
によりビデオ信号形成回路１０５はビデオ信号及びこれ
に係る垂直同期信号（Ｖｓ）を出力しており、従って、
フリップ・２０ツブ８７５はフリップΦフロップ８７４
のＱ出力かハイになった直後の垂直同期信号（Ｖｓ）の
立下りによりそのＱ出力がハイになる０次いで、その次
の垂直同期信号（Ｖｓ）の立下りによりフリップ・フロ
ップ８７６のＱ出力かハイ（Ｑ出力かロウ）となり、更
にその次の垂直同期信号（Ｖ　ｓ）の立下りによりフリ
ップ・フロップ８７７のＱ出力がロウなる。従って、こ
の時のフリップ・フロップ８７５のＱ出力及び２リツプ
フロツプ８７６のＱ出力によりアント・ゲート８７８の
出力はフリップ・フロップ８７４のＱ出力がハイになっ
た直後の１フイ一ルド期間、ハイとなり、そして、これ
に応答して記録回路８１は１フイ一ルド分のビデオ信号
をヘット５を通じてディスク２１．に記録する様になる
。この時、ディスク２はフィールド周波藪に対応した速
度で回転させられており、従って、ディスク２の丁度−
周で１フイ一ルド分の信号が記録されることになる。一
方、フリップ・フロップ８７６のＱ出力及びフリップｅ
フロップ８７７のＱ出力にょリアメト・ゲート８７９の
出力は次の１フイ一ルド期間。

ハイとなり、これによりソレノイド附勢回路８２はツレ
／イド６４に通電し、従って、ヘッド５が次の記録用位
置にシフトさせられると共に、この時、駆動軸８により
カウンタ４か１つインクリメントされる様になる。その
後、タイマ８７２の出力がロウになり、従って、この峙
点て、電源スィッチ７９かオフさせられていれば動作を
停止する様になる。以下、電源スィッチ７９のオン及び
その後の記録開拓′スイッチ８８のオン操作が行われる
度毎にディスク２上の新たな位置に夫ｈｌフィールド分
のビデオ信号か記録される様になる。

尚、記録半値１動作に際して、スイッチ７９及び８８を
共にオンにし、以降、このオンを維持した場合には記録
は記録準備完了直後の１２イ一ルド期間に於て行われる
様になる。

ここで１本実施例に於ては、記録準備動作及び記録終了
後に於てヘッド５が移動させられる際には常にディスク
２かモータ８４によって回転させられる様に構成されて
いるが、これは。

ヘッド５の移動に伴なうディースフ２の記録面の損傷を
防止する上で極めて有益なものである。

又、夫施例の構成に於ては、電源スィッチ７９をオンに
した才まの状Ｅ：、従って、ディスク争モータ８４が１
回転している状ｙＲ；でカセット１のルリ出しが行われ
る様なことかあっても、外カバー３５のロック解除と共
にスイッチ９６かオフされることによりイニシャライズ
回路８６中のアンド拳ゲート８６６の出力かロウとなっ
てスイッチング回路９２がオフすることにより直ちにモ
ータ８４が停止させられる様になるため、斯かる場合の
ディスク２の損傷等の事故が未然に防止され、従って、
安全性に優れているものである。

尚、実施例の構成に於て、電源スィッチ７９及び記録開
始スイッチ８８はカメラに於ける２段しリーズ方式の如
く同一の操作部材にて順次オンさせ得る様にしておくと
便利なものである。

〔効　果〕

以上詳述した様に本発明によれば、記録１１！体を保持
し、且つ、該記Ｑ担体上での記録用（☆置を指示するた
めの第１の指示部材及び記録担体番こ対する記録の可否
を指示するための第２の指示部材を備えた記録担体保持
体を使用する記録装置として、記録に適さない状態での
７Ｌ力の浪費が良好に防止される柾になるもので、　Ｉ
ｆｌｉ種記録装置、特に電源容部の限られた記録装置に
於て極めて有益なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に使用される記録担体保持体
と装２側の駆動部とを示す斜視図。 第２図は本発明の一実施例の、特にカセット装填及びデ
ィスク装り機構の分解的ぶ４視図、第３Ａ図、第３Ｂ図
及び第３Ｃ図は第２図１機構の各種の状態を第２図に於
けるＡ−Ａ断面で示す断面図、 第４Ａ図、第４Ｂ図及び第４Ｃ図は第２図示機構に於け
るカバ−・ロック部の谷状＃１での詳細を示す平面図、 第５図は本発明の一実施例の、特にヘッド移動機構の平
面図。 第６図は第５図示機構の要稲を第５図に於けるＢ−Ｂ断
面で示す断面図、− 第７図は本発明の一実施例の？ｉｉ気回路系の構成を示
すブロック図である。 １・・・磁気ディスク・カセット、　　２・・・磁気デ
ィスク、４・・・カウンタ、５・・・磁気ヘッド、６・
・・ディスク回転スピンドル、８・・・カウンタ駆動軸
、４６・・・ヘッド・キャリア、５１・・・カム、５２
・・・シチェツ）−ギヤ、５４・・・制御爪、５７・・
・駆動爪、６４・・・ソレノイド、７７・・・カウンタ
駆動軸・イン検出スイッチ、７８・・・回路’＋Ｌ　ｆ
Ｋｊ、７９・・・＠源スイッチ、８０　、９２　、９３
・・・スイッチング回路、８１・・・記録回路、８２・
・・ソレノイド附勢回路、８３・・・モータ制御回路、
８４・・・ディスク回転用モータ、８６・・・イニシャ
ライズ回路、８７・・・記録動作制御回路、８８・・・
記録開始スイッチ、９４・・・記録可否検出スイッチ。 ９５・・・カセット感知スイッチ、９６・・・ディスク
製箔完了検出スイッチ、９７・・・記録領域エノ［・検
出スイッチ、１０５・・・ビデオイ１１号形成回路。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録担体を保持し、且つ、該記録担体上での記録
   用位置を指示するための第１の指示部材及び記録担体に
   対する記録の可否を指示するための第２の指示部材を備
   えた記録担体保持体を使用する記録装置であって、 記録回路と、 記録ヘッドと、 上記記録ヘッドを移動させるための移動手段と、 上記記録担持体の第２の指示部材に基づいて記録の可否
   を検出するための第１の検出手段と、上記記録ヘッドが
   上記記録担体保持体の第１の指示部材によって指示され
   る記録用位置に到達したことを検出するための第２の検
   出手段と、上記記録担体保持体の第１の指示部材によっ
   て指示される記録用位置が記録担体上での所定の記録領
   域外の位置であるか否かを検出するための第３の検出手
   段と、 少なくとも上記第１、第２及び第３の検出手段に応答し
   て上記記録回路に対する給電を制御するための制御手段
   と を具たことを特徴とする記録装置。
2. （２）回転型記録担体を保持し、且つ、該記録担体上で
   の記録用位置を指示するための第１の指示部材及び記録
   担体に対する記録の可否を指示するための第２の指示部
   材を備えた記録担体保持体を使用する記録装置であって
   、 記録回路と、 記録ヘッドと、 上記記録ヘッドを移動させるための移動手段と、 上記記録担体を回転させるための回転手段 と、上記記録担体保持体の第２の指示部材に基づいて記
   録の可否を検出するための第１の検出手段と、 上記記録ヘッドが上記記録担体保持体の第１の指示部材
   によって指示される記録用位置に到達したことを検出す
   るための第２の検出手段と上記記録担体保持体の第１の
   指示部材によって指示される記録用位置が記録担体上で
   の所定の記録領域外の位置であるか否かを検出するため
   の第３の検出手段と、 上記回転手段による記録担体の回転が所定の状態に達し
   たことを検出するための第４の検出手段と、 少なくとも上記第１、第２、第３及び第４の検出手段に
   応答して上記記録回路に対する給電を制御するための制
   御手段と を具えたとことを特徴とする記録装置。