JPS6179729A - レ−ザ−溶接方法 - Google Patents

レ−ザ−溶接方法

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Publication number
JPS6179729A
JPS6179729A JP59199413A JP19941384A JPS6179729A JP S6179729 A JPS6179729 A JP S6179729A JP 59199413 A JP59199413 A JP 59199413A JP 19941384 A JP19941384 A JP 19941384A JP S6179729 A JPS6179729 A JP S6179729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
heating
laser
steel plates
immediately
Prior art date
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Pending
Application number
JP59199413A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Aihara
正樹 相原
Koichi Wakabayashi
若林 浩一
Iwao Fukushima
巌 福島
Noboru Tsuruta
弦田 登
Hiroaki Sasaki
弘明 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP59199413A priority Critical patent/JPS6179729A/ja
Publication of JPS6179729A publication Critical patent/JPS6179729A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はレーザー(ビーム)溶接方法に関し、トに高u
cjH@目c>o、s % 1.771合金%’l(a
〉0.3%、 Or > 0.3%、 Mo ′:20
.2 % 、 Ni 〉0.2%、 etc、 1等の
溶接割れを起しやすい鋼種について、し力1も溶接手段
自体も比較的溶接割れを招きやすいという溶接条件下に
あってなお溶接割れを起ざないような溶接を行う有利な
方法についての提案である。
(従来の技術) ストリップを突合わせてレーザービームにより溶接する
場合、他の溶接法に較べると溶接部が溶融状態から常温
になる冷却速度が大さい。これはレーザー溶接の場合、
レーザービームによる披熱邪が挾く、そのために溶融部
や島影W部が小ごくなり、従って逆に熱放散速度も大き
く溶接後数秒間で常温にまで温度降下する。
こうした状況下では溶戻部及び熱影響部の一部は、マル
テンサイト変態が起る。従って従来は溶接後焼戻し熱処
理を行ってフェライト、パーライト変態をぎせるのが慣
用手段である。
しかもレーザー溶接機の場合、レーザービームスポット
径が小だ<、ギャップ精度も厳しいことから、クランプ
やレーザー集光装置の走行精度が0.1〜0.3鴎のも
のを要求される。要するにこのことは、溶接直後に焼戻
し温度(800℃位)にまで上げるのに局部加熱が困難
なことを意味しており、常に装置全体の温度アップを図
らねばならないことになるが、上記高精度面から入・出
側クランプ間ギャップが狭く、高精度機器のためにクラ
ンプトーチ部に歪が生じることがあった。そこで従来は
、溶接機とは別に加熱装置(ガスバーナー、〕気低抵抗
−ター等)を設置し、溶接後にストリップを移動して加
熱し焼戻し処理をするのが一般的な方法であった、 (発明が解決しようとする問題点) ところが上述したような高炭素yl (Q 〉0.5%
)高台金E(0〉0.3%、cr>o、a%、 Mo 
〉0.2%、 Ni 20.2%)をレーザー溶接した
場合、急冷されるためにマルテンサイト化が速く、しか
もマルテンサイト化するために体積変化(膨張)を起し
やすい。
そして組織的にも脆くなっているので、溶接後加熱する
までに静置時間が長いと、脆い粒界などを起点に微少な
りラックが入り、加熱時そのクラックが進行し、溶接部
(溶融部と熱影響部の境界)が割れる現象が生じる。ま
た溶接後加熱するまでの時間が短かくても、溶接部に衝
撃を与えると、上述したと同様の微小なりラックが発生
し、加熱時に同じような割れを生じる。特に先・後行す
るストリップのプロセスラインの場合、溶接後加熱装置
までストリップを運搬するときに、かような衝撃を全く
なくすことは不可能で、良好な溶接強度を得ることがで
きないという問題点があった0本発明はまざにそうした
高炭素鋼や高合金鋼などのレーザー溶接時に見られる上
述した特有の問題点を克服できる溶接方法の提供を目的
とする0(問題点を解決するための手段] 上記問題点に対し本発明は、溶接割れを起しやすい鋼板
を突合わせレーザー溶接するに当り、突合わせる鋼板の
各端部を溶接前から溶接終了直後までの間連続的もしく
は間欠的に加熱し、溶接直後における溶接部およびその
近傍の温度が80℃〜400’Cになるように保持し、
その後焼戻し熱処理を行う方法を解決手段として提案す
る、・上記溶接の前後にわたって加熱するとさのその加
熱の領域は、溶接部からライン方向に向って、それぞれ
5〜5QIIfiの範囲について行い、かつその加熱手
段が溶接機本体その他の部分に悪影響を及ぼす(熱歪)
ような方法によらず局部加熱を行うことが必要である。
(作用) 本発明においては、溶接開始前〜溶接直後の間、突合わ
せる被溶接材の各端部近傍に当る溶接部からライン方向
に向って5〜50鴎の範囲の部分を、連杆的にもしくは
間欠的にno熱して80〜400゛Cの温度に保持する
。その理由は、溶接後の接続されたス) IJツブを、
熱処理設備まで移送する間に温度が低下して溶接部が破
断したり溶接部あるいは溶接フヘ近傍にクラックが発生
するのを防止すること(こある。
まずかかる湿度は、下限の場合Ms点以上に保持するこ
とが望ましいのは言うまでもないが、加熱設備までの搬
送中にクラックが入らない範囲であればMs点よりも低
くても良く、実用上は十分使える。従って上記のような
温度範囲で、他に悪影響を与えない局部加熱手段を採用
して行う。その後は、+J[]熱投(Actにより焼戻
し熱処理のための加熱+700〜800℃)を行い、溶
接部強度の向上をはかる。
第1図は、SK5クラスの鋼板につきレーザー溶接した
ときの溶接終了後〜焼戻し開始までの時間と溶接強度と
の関係を示す図であるが、まず溶接後、ラインスタート
時の衝撃がある場合においては特に加熱条件の影響が強
いことが判る。そして力ロ熱のない場合には溶接直後に
クラックが入り必要な溶接強度が得られないことも明ら
かである(図の■)。一方10KBの範囲にわたって1
50℃に加熱した場合は、長時間にわたって十分な溶接
強度が得られている1図のの)。加熱範囲が2〜3朋で
so’cに加熱した場合には、熱処理範囲が狭いために
1分経過時点で溶接強度が急に落ちる1図の@)。ただ
このケースでは初期の強度は出ているので、加熱範囲さ
え広くとれば長時間にわたって強度確保は可能である。
ざらに加熱温度を60″Cとしたケースでは心安な溶は
強度が得られていない。
以上説明した結果より、溶接部の加′fA温度を8゜℃
以上、そして加熱範囲としては溶接線を中心としてその
片側5關以上50朋までとし、上限の温度としては変態
温度以下であれば高温程良いが、あまり高温にするとク
ランプ面の歪発生などが考えられるので400℃とした
(実施例1 第2図は、本発明レーザー溶接方法を適用実施するため
のプロセスラインの図で、1はアンフィラー、2は巻戻
しフィードロール、8はクロップシャー、4はレーザー
溶接機であり、その後工程には焼戻し熱処理装置5や酸
洗等の処理設備6、そしてデフレクタロール7と巻取り
リール8が設けられている。
第3図は、レーザー溶接機4を示し、上クランプ9.下
クランプ10、レーザートーチ走行フレーム11、レー
ザートーチ昇降モータ13、仮押えバックパー14、バ
ックパー押しロッド15、バックバー押えシリンダー1
6からなるものである。
第4図は、本発明の好適実1M態様の1つを示すもので
、先・後行ストリップ19 、19’のレーザー溶接部
20の近傍を、上記バックパー14に開示するような埋
込み型のヒーター18を断熱材17 、 l 7’を介
して取付け、加熱を行えば、他の影響もなく所定の範囲
を局部的に加熱できる他、これによれば溶接前、溶接中
および溶接後のいずれのタイミングでも加熱が可能であ
る。
溶接施行例 板厚2藺、板巾1000鴎の高炭素鋼鋼板(SK5クラ
ス)を用いて、レーザー溶接しながら、突合せ部を加熱
し、溶接直后の温度を220℃とした。その后、加熱装
置にて700℃まで加熱して焼戻しを行って、ライン通
板して酸洗処理して、巻取ったが、溶接部からの割れは
発生しなかった。
(発明の効果) 本発明方法によれば、溶接割れを起しやすい鋼種につき
レーザー突合わせ溶接する場合であっても、紗面時間に
関係なく、シかもたとえ溶接部に衝撃が加わっても割れ
を生じることがなく、望ましいレーザー溶接が果せる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、溶接終了〜焼戻し開始迄の時間と溶接強度と
の関係を示すグラフ、 第2図は、レーザー溶妥機を含むプロセスラインの路線
図、 第3図は、レーザー溶接機の正向図2 第4図は、加熱設備を組込んだバックパーの1例を示す
断面図である。 1・・・アンコイラ−2・・・巻戻しフィードロール3
・・・クロップシャー  4・・・レーザー溶接機5・
・・熱処理(焼戻し)装置 6・・・プロセス(lW洗など]処理設備7・・・デフ
レクタ−ロール8・・・巻取りリール9・・・上クラン
プ    1o・・・下クランプ11・・・レーザート
ーチ走行フレーム12・・・レーザートーチ  13・
・・レーザートーチ昇降モータ14・・・仮押エバツク
パー15・・・バックバー押えロッド16・・・バック
バー押えシリンダー 17・・・断熱機      18・・・加熱装置19
・・・先・後行ストリップ 20・・・レーザー溶接部
。 第1図 ■う容オ姿イ褒 ン豐〒−N戸有 O簿拝* ifl (幻ム)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溶接割れを起しやすい鋼板を突合わせレーザー溶接
    するに当り、突合わせる鋼板の各端部を溶接前から溶接
    終了直後までの間を連続的もしくは間欠的に加熱し、溶
    接直後における溶接部およびその近傍の温度が80℃〜 400℃になるように保持し、その後焼戻し熱処理を行
    うことを特徴とするレーザー溶接方法。
JP59199413A 1984-09-26 1984-09-26 レ−ザ−溶接方法 Pending JPS6179729A (ja)

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Cited By (4)

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