JPS617864A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPS617864A
JPS617864A JP12966684A JP12966684A JPS617864A JP S617864 A JPS617864 A JP S617864A JP 12966684 A JP12966684 A JP 12966684A JP 12966684 A JP12966684 A JP 12966684A JP S617864 A JPS617864 A JP S617864A
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fixing
roller
thickness
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pressure roller
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正明 桜井
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    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2053Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (分野) 不発BAは印刷機、複写機、プリンター又はファクシミ
リ等の画像記録装置一般に適用される定着装置に関する
本発明は特に両面記録や多重記録のように一つの記録材
に対して複数回の記録を高速に行うような多機能記録装
置に有効な定着装置に関する。
本発明は各種サイズの縮小、拡大等の記録を行った後に
製本やソータ等の複合器機を保有するような記録装置に
有効な定着装置に関する。
(従来技術とその問題点) 従来の画像記録装置は、多機能とはいっても低速記録が
主で、逆に高速記録といっても機能が少なく、そのため
定着装置に要求される条件はそれほど厳しくはなかった
ところが本発明者らは、多機能高速記録装置用の定着装
置では、連続記録のためや後続記録材搬送中の搬送不良
が生じやすく、従来の定着条件では適切な画像が得られ
ないばかシか、多くの難問を招来してしまうことを発見
した。
ところが、従来の定着装置では、必ず2つ以上の欠点を
生んでしまうため、複合高速記録を実現できず、実用化
に至っていないのが現状であった。
本発明者らは、このような難題に挑戦し、本発明によっ
て従来問題点を解決した。
本発明者らは、多機能高速記録装置用の定着装置に要求
される特に重要な条件として以下の6点に着目した。即
ち、 条件l・・・定着性   2条件2・・・離型性(汚れ
やジャム)条件3・・・オフセット性   2条件4・
・・定着後のカール性(クリーニング部材の汚れ) 条件5・・・画像性(画質)2条件6・・・ローラ耐久
性(強度等)の6点で゛ある。
従来から知られている定着装置では、後述するが、条件
1〜条件6をすべて満足のいく程度に得られる一、44
二がない。
(目的) 本発明の目的は、上記条件l〜条件6において、わずか
な電力でもって高速定着処理ができ、定着性に優れ、長
期にわたって定着装置のロー2対がトナーが紙粉で汚染
されることが無い程離型性に優れ、トナー像と接するロ
ー2へのトナーオフセットが少なくクリー二/グ部材の
寿命を延ばすことができ、長期にわ九って記録材のカー
ルを少なく押え、しかも、画像の飛び散)が少なく画像
性に優れ、さらに長期にわたって削れ、剥れ等の無い耐
久性に優れた、といったすべての条件を満足する定着装
置を提供することにある。
゛ 本発明の他の目的は特に多機能記録や高速記録にあ
っても上記6条件を、従来より優れたレベルで満足でき
る定着装置を提供することにある0 本発明の別の目的は以下の説明で明らかになるであろう
(実施例の説明) 本発明の実施例を4けて本発明と従来装置との差異を明
確に説明する 1以下、未定着像と接する側のローラを定着ローラと表
現し、記録劇の裏面又は定着済の片面(両面記録時)に
接する側のローラを加圧ローラと表現して説明する。
ここで本発明をまとめてみると、本発明は、未定着物を
記録材に定着するために定着用ロー2対間で記録材を挾
圧搬送する定着装置において、 − 上記定着用ローラ対は、未定着物と接する側に比較的薄
い(t、)弾性層υの上に該デII性層以下の薄い(t
、)離型性樹脂薄表面層0罎を有し、内部に加熱手段(
3)を備える定着ロー20)と、定着ローラ(1)の弾
性/i#62より厚い(t、)弾性層(2)の上に該弾
性層(イ)以下の薄い(t4)離型性樹脂薄表面層@を
有する加圧ローラ(2)と、であ名ことを特徴とする定
着装置である。
本発明はこの構成により、前述した条件l〜6を満足し
、長期使用に耐え、記録材へのカール発生を最小限に押
えてオフセットトナーが少なく定着性に優れ画質も良好
なものとして得ることができた。又、ローラ対の汚れを
防止でき、ジャム発生も大幅に減少できた。
第1図には、本発明の実施例の概要説明図を、第2図に
杖第1図実施例の要部構成説明図を示している。
第1図で、lは、アルミ等の熱伝導の良好な芯金ti上
に、シリコンゴム、フッソゴム等の比較的薄い臂性体M
12を設け、更に、その上層に四弗化エチレン樹脂−バ
ーフロ四アルコキシエチレン樹脂の共重合体(以下PF
Aと呼局。
四弗化エチレン樹脂(PTFE)等の7ツノ樹脂を弾性
体層12よりも□薄く樹脂層として被覆した定着ローラ
である。
2は、定着ローラlに圧接回転する加圧o −ラであり
、ステンレス、鉄等の芯金21上に、シリコンゴム、7
ツソゴ五等の弾性体層12の厚さより厚く比較的厚い弾
性体層22を設け、更にその上層に、PFA、PTFE
、六弗化エチレンプロピレン(以下FEPと呼ぶ)等の
フッソ樹脂を厚い弾性体層22の厚さより薄く樹脂層と
して被覆した加圧ローラである。
3は、定着ローラを内部から加熱するための、ハロゲン
ランプ等のヒーターであシ、定着ロー2表面温度はヒー
ター3と、温度検出素子4と、制御手段31とにより、
常にトナー溶融可能な最適温度に維持される。
5は、定着ローラ表面にシリコンオイル等のオフセット
防止液を塗布する光めの、クリーニング手段をも兼ねて
いるオフセット防止液塗布手段である。塗布手段5とし
てはフェルト様のものでも良いが、本例ではウェブを用
いている。
オフセット防止液を含有したウェブ51は、シリコンス
ポンジ等の弾性押圧ローラ52により定着ローラlに当
接させられ、定着ロー21表面に、微量のオフセット防
止液を塗布する0また、ウェブ51は、巻取りローラ5
3によ゛す、供給ローラ54から徐々に巻取られ、定着
つ−21へのウェブの当接面が、不図示の制御手段によ
り逐次わかる構成となっている。
未定着トナー像Tを担持した記録紙Pは、入口ガイド6
にガイドされながら、ローラ対l。
20間を通過することによって、トナー像Tは、記録紙
Pに永久定着される。p−91表面に当接する分離爪4
1は、ロー2表面lから記録材を分離するために設けら
れている。
上記構成において、重要な構成線、第2図に示すように
、定着ロー21の弾性体層12の厚みt、 e定着ロー
−)lの樹脂層13の厚みち、加圧ローラ2の弾性体層
22の厚みt、、加圧ローラ2の樹脂層23の厚みt4
には、以下の関係がある。
即ち、ロー21で   1.>1.。
ローラ2で   1.> 14゜ ローラ1,2間で tl> tx   である。
この構成により、従来では得られなかった条件1〜6を
すべて良好な効果として満足できる。
この効果の特1DKついては、後述の表で比較説明する
が、基原的には定着ローラ、加圧は一2相互の相別効果
により、互いの欠点を償い、互いの利点を向上させ、得
られる画質や定着性を優れたものにでき、耐久性に優れ
たものが得られる。
比較するに・あえって本実施例の数値及び製法を挙げる
(実施例) 上記構成、の定着器で ε)定着ローラ1として、フンソゴム上にPFAをMf
fjした、中央部の外径が59.3mmで両端が外径5
9.3 mm + 200ttm (逆クラウン量が1
00μm)のローラを用いた。
0このローラは以下に示すように製造した芯金として、
中央部の径が58.3 l11mで、逆クラウン量が1
00μのアルミ芯金を用意し、その表面をサン、ドブラ
スト処理して脱脂・乾燥させた後、ブライマーを介して
フンソゴムシートを巻きつけ、150℃で40分間プレ
ス加硫、次いで、200℃で2時間2次加硫をした後、
ゴム肉厚0.48 mm (t+’ )厚に一様に研削
した。
次いでブライマーを介して、PFAを20μm(12′
)賭に静電塗装し、310℃で30分間焼成した。
(゛・加圧p−ラ2としてシリコンゴム上にFBPを被
覆した外M 60.0 mmのローラを用いた。
C)このローラは以下に示すように製造した芯金として
、外杆か50mmのC1・芯金をm意しその表面をサン
ドブラスト処理し、て脱脂・乾燥させた後、ブライマー
を介I、てシリコンゴムシートを巻きつけ、170℃で
30分間プレス加硫、次いで、200℃で1時間2次加
硫をした後ゴム肉j!74.98 mm (弓)程に他
剤した。次いで、FEPを201〜1 m (t4’ 
) jl (7?j(装し、28 (’l ℃で30分
間焼成した。
〇上記両ローラを、全H’、 60 K2でVヒ接させ
、周速340鮒/sec、A4 50ち7分で両面コピ
ーを行なった。
尚、定着ローラlへのシリコノオイル塗布狽は3XlO
g/A4・1枚で行なった。
この結果、−!jローラ自体の径変化1餌< 、又異な
る紙サイズを辿紙しても変化なく良好な定着性を維持し
たます、本実tra例で040号数の両面通祇を達成で
きた。
従来の定名器では、条件1〜6をすべて良好に満足でき
ない欠点があり、しかもり11性全イーIるために少な
くとも一方にゴム表面の四−ラ1r−用いた時が最高で
11万イタの耐久性しかない。
これに対して本発明の定着装置では、条件1〜6をすべ
て良好に満足し、しかも耐久性で15号数以上の使用に
耐えることができる。
本発明の実施にあたって、より効果的な数値範囲を示せ
ば、以下のようになる。
定着ローラの弾性体[12の厚さ1.は適当な値が良い
が、極端に薄いと弾性体層としての意味がなくなるので
、この意味を持つためO,l mm以上(弾性体の材質
によって多少前後するが)設けることが良い。
又、加圧ローラの弾性体層22の厚さC3け、定着ロー
ラ自体よりも弾性に畳むように適当に設けられれは良い
が、成形上又は他の条件の紙シワの問題金考えると、確
実な上限値として、10mm厚を目安すにすることが好
ましい。この10+1+m厚も弾性体の材質によって多
少前後するが、この値とすることでほぼ満足のいくもの
となる。
又、樹脂層の厚さ”2r”4は共に70μ管越えるよう
な厚さにしてしiつと下層のfAt性の存在価値を低減
し、両ローラの相刺効−!4]→ト〈シてしまう危険が
あるので70μ以ドの厚さと1〜ることか好ましい。
以上の説明によって使用[おOる限界d夛′足の目安を
示したか、こメ1らの数1直侑1囲においてもさらに効
果上のより優れた範囲力jある。
樹脂層t2.t4を変化させたところ7.1μより小で
あると分離爪41等の当接部側によって摩耗し易く、耐
久性が15万枚程度と′/J二つてしまうのに対し、1
μ以上となると20万枚を超える耐久性を示した。従っ
て、樹脂1甲t2.t、t−1μ以上70μ以下とする
と条イtF1〜6における効果が増大するのでより好ま
しい範囲でi、る。
この数値範囲は、下層の弾性体層の厚さの範囲等とは独
立した条件で、より好ましい条4牛としては、定着ロー
ラ樹脂層の坤さtセ5μす、上50μ以下であることで
、この範囲て゛あると、よ沙定着性も安定し、耐摩耗性
も30万枚近くまで向上できるといつた)くランスの艮
いものとなるためである。
又、定着t1〜ラ弾快体層厚t1を1 mm Jet下
とすると、I着ローラ内の加熱手段の発熱りを軽減でき
、熱のより有効な利用を釣成1する。又、芯金と層12
との間での界面剥離の発生を大幅に減少できるため定着
ローラ自体の寿命と定着性の安定を速成できるので好ま
しい。依って、0】≦11≦1(単位mff1)とする
ことはさらなる条件として好都合である。
さらに又、加圧ローラ弾性体N厚t2を1mより小とす
ると、定着ローラの弾性とのからみもあるが、定着領域
である圧接幅が極端に/JXさくなるため、加熱源の出
力を増大せねばならないということになるので、画質、
定着性を簡単に且つ確実に得るため1≦t、≦10(単
打7.mm)とすることが良い。
(本発明実施例と従来装置又は想定装置との比較)以下
の表に、前述条件1〜6の効果結果をまとめて表示して
いる。
下記表でQは良好、△は経時変化を伴うもの×は使用に
耐−えないもの、を示している。0段以外は不適なT、
のである。   。
尚、この表で引;外層を形容する薄、厚は定着。
加ILの夫々の弾性層の相対関係を示し、樹脂表層を形
容する薄、厚は、夫々、の四−ラの弾性層の厚さに対し
ての相対関係を示す。
以下に画表の比較の各側を示すが、これらは′前記実施
例と外径寸法は全く同じでローラの材質を変えたものを
比較例として示す。
(比較1) 定着ローラ1として、アルミ芯金上に30μm厚のPT
FE又はPFAを被覆したローラ、加圧ローラとして鉄
芯全土に5鵡厚の熱加硫型シリコンゴムを被覆したロー
ラを用いた定着装置の場合、以下の問題が生じた。
1)冗着性が不完全でおり、低温環境で連続通紙をする
と定着不良が生じた。かつ、両面コピ一時に第1面の画
像が搬送の際、汚れ、た加圧ローラ表面とζすれて画像
欠陥となってしまった。
2)クリーニング部材を兼ねているオイル塗布ウェブ5
1へのトナー付着(これは定着ロー2ヘオフセツトした
トナーでおる)が多く、ウェブで、取りきれないほどの
オノセットトナーが発生し、次のコピー紙を汚すことが
あった。
3)コピー紙のカール量が大きく、両面コピ一時の搬送
性及びノーターへの調合に問題が生じた。
4)画像のつぶれ、及び、画像の一部がオフセットして
画質低下が生じた。
5)2〜3万枚で加圧ローラのトナー汚れが顕著になり
約5〜10万枚で、加圧ローラを汚染しているトナーの
一部が加圧から剥離し、それがコピー紙に付着]−1重
大な画質低下を生じた。
本実施例と比較すると、比較1では極端に本実施例より
劣る。尚、耐久性条件6に印、へをっけたが、これは加
圧ローラ2に当接する部材が少なく、加圧ローラ2が汚
れても片面へのコピー記録は可能であることからの意味
である。
(比較2) 定着ローラ1としてアルミ芯金上に0.5鵡厚の熱加硫
型(HTV)シリコンゴムを被覆したローラ(製造工程
に180℃X 8 hvSジメチルシリコンオイル粘度
at25℃l00csでオイル膨潤工程を入れたもの)
、加圧ロー22として、鉄芯金玉に5鵡厚の熱加硫型シ
リコンゴムを被覆しだローラを用いた定着装置の場合、
以下の問題が生じた。
1)  4万枚〜11万枚で含障処理した定着ローラの
離型性が低下し、耐久性に問題があシ、ローラ汚れが顕
著となり、上、下ローラとも汚しオフセットの増大を引
起こし、ジャムが頻発してしまう欠点がある。そして、
ジャム時にローラが損傷することがあった。熱加硫型シ
リコンゴムの変わシに低温加硫型(LTV)シリコンゴ
ム、又は室温加硫型(RTV)シリコンゴムを用いても
同様な問題が生じた。
2)条件3〜5も初期は良好であるが、耐久使用で定着
ローラの離型性が悪化すると急激な特性低下が生じた。
(比較3) 定着ローラとして、アルミ芯金上に0.47簡のフッソ
ゴムを被覆し、更に、その外周に3QIRn厚の液状の
7ツソゴムを被覆したローラを加圧ローラとして、鉄芯
上に511IIN厚のHTVシリコンゴムを被覆したロ
ーラを用いた定着装置の場合、以下の問題が生じた。約
3.000  枚通紙したあたりから、頻繁にジャムが
発生した。オイル塗布敏を5倍に増やしてもジャムは生
じた。
オフセットによる画像低下も顕著で、約s、 oo。
枚でジャム時にローラが損傷し、使用不可となった。定
着ローラの表層のフッソゴムをフロロシリコンゴムにし
ても略同様の結果であった。
以下、比較例4〜11に関しては、構成は表に示したも
ので、その説明としては比較1で述べた問題、欠点を用
いて簡単に記すことにする)に比較4:代表的なものと
して以下のものを用いたン定着ロー−)1として、アル
キ芯金上に30μm厚のPFAを被覆したローラ、加圧
ローラ2として鉄芯金玉に4.5 wa厚のシリコンゴ
ムを被覆し、更に、その外周に0.5m厚のPFAチュ
ーブを被覆した場合、以下の問題が生じた。
比較1で説明した欠点1)〜4)が同様に生じてしまつ
声。
比較4では、オフセット量が定着不良に伴って多くなる
が、両ローラ表面が樹脂であることからローラ汚れとい
った欠点は顕著に出なかったので(つ印を付けだ。
(比較5) 比較5は実施例の加圧ローラ2の構成を単なるゴムロー
ラにした定着装置で、比較1で示した欠点5)が生じた
。この加圧ローラの汚れは比較2で示した定着装置より
顕著である。又画像は加圧ローラの汚れに伴って画質低
下がみられた。
(比較6) 比較−6は比較5の加圧ローラを芯金の上に樹脂を設け
た樹脂ローラに置き換えた定着装置である。これは定着
性が悪く、オフセットの発生が大である。良好な定着を
得るための十分な弾性関係が上下にないためであると考
えられる。
圧接幅を大きくして、定着性の向上を達成しようと圧力
を増大することも考えられるが、定着性はそれ程良くな
らず、かえってカール量が大となってしまう。比較6で
も比較lの欠点Dt2)が生じたが、比較lよりも悪い
結果であった。
(比較7) 比較7は実施例の定着ローラに単なるゴムローラを用い
た定着装置で、比較2に準じる欠点を示した。
初期性能としては良好な結果が得られたが離型性の良い
ゴムを使っても4〜11万枚で定着    “ローラの
離型性が低下し、ローラ汚れが顕著とな9ジヤムが頻発
した。かつ条件3〜5においても急激な特性低下が生、
じた。
比較8〜11は実施例に対して、各層厚を変化させたも
のであるから前述のtt v tz + ts * t
の厚さの関係式を使って構成を示す。
[比較8 ) tt>ts + tt> tt −tm
 〉ti熱応答性が悪いために初期から、定着ローラ表
面温度のリップル(上下変動)が大きく、かつ連続通紙
時における定着ローラ表面温度降下が顕著であり、常温
下でも定着不良が生じた。
上記問題点を無視して、通紙を行なったととろ約20.
000枚通紙で、定着ローラの芯金と弾性層間で接着剥
離が生じ使用不可となった0(比較9)  t+ < 
ts 、t+< tt’+ ts> ti比較1で示し
た欠点の1)、2)が同様に生じ、3)+4)について
もはぼ同様(比較1よりはわずかに良い)に生じた。
(比較10 )  t+<tst t+<tt、ts<
ta比較9とほぼ同様であるが、厚さ+4の大きさが大
きくなると、画質、定着性も悪くなシ、Δ印がX印とな
る場合もあった。
(比較11 )  t+<tsw t+>tst ts
<t*比較9に類似する欠点を有する。
低温環境下で連続通紙すると、定着不良が生じる場合が
あった。かつクリーニングウェブに付着するトナー汚れ
も本実施例より多かった。
以上の比較例で理解できるように、本発明実施例では、
上記条件1〜6をすべて満足でき、長期にわたってその
効果を持続できるものであるから、従来装置よりはるか
に優れた定着装置であって、実用性に豊む装置である。
本発明は、初期特性が良好な定着装置であって、しかも
その優れた効果を従来よH−するかに長期にわたって奏
することのできる発明である。
ここで、本発明の効果についてさらにデータ的に比較す
る。ただし、これらにおいては耐久性の問題については
触れず、オフセット率、カール量9画質について比較す
る。
第3図はコピ一枚数と濃度低下率の傾向を示す。
第3図は、実施例と代表的比較例の定着性を数値化した
ものである。ヒータ3として700Wのハロゲンヒータ
を用い、10℃環境で朝1ウェイトランプが消灯してコ
ピー可能となった直後に、A3サイズ、紙厚821/d
を250枚連続通紙した場合を示したものである。
定着性評価チャートとしてはφ2′4のベタクロをA3
サイズ内に9点設けたものを用いて、以下の式で定着性
を評価した。
1)b=  こする前のコピー画像反射濃度Da:  
シルボンC(県人製ミシルボン紙)に40 f / a
m”荷重をして、≠24の画偉上を10往復させて画像
を こすった後の反射濃度 第3図より明らかなように1本実施例は良好な定着性を
示すことが判る。
また、定着ローラ側が弾性体の場合、特に定着性が良好
であることが判る。
これは、コピー紙上に凹凸上に乗ったトナーへの定着ロ
ーラのならいが良いために1熱伝達効率が良いからであ
ると考えられる。
表2 オフセット率 上記表2はクリーニング部材を兼ねたオイル塗布ウェブ
51へ付着した(すなゎぢ、矩着ロー5ヘオフセットし
た)トナーtをオフセット率として示したものであシ、
以下の式より算出した。
表2より本実施例は、非常にオフセットが少なく、ウェ
ブの送りスピードも少なくすることが可能となり、ウェ
ブの長寿命化も図れることが判る。
定着ローラへのトナーオフセットも、弾at−有する定
着ローラの方が少ない。比較3がトナーオフセットが多
いのは7ツソゴム又はフロロシリコンゴムの材料自体の
離型性が悪いためである。
表3 カール量(単位m) 表3は定着後のコピー紙のカール量を示したものである
。カールが多いとソーターへの調合。
両面時の搬送性1両面時の感光ドラムからの分離性(静
電分離の場合)1両面時の定着でのシワ等1種々のトラ
ブルの原因となる。また、表3に示すカール量は20枚
連続通紙したコピー紙の搬送方向に関しての側端の真ん
中を指で持って下図のように測定したものである。カー
ルについても、本実施例は良好な結果が得られ、その結
果として静電分離の転写9分離のラチチュードを広げる
ことができた。
上記実施例には、これらの効果をさらに向上することの
できる構成を有している。これは。
除電部材を加圧ローラ又は定着ローラ、或いは両方に設
けることを付加している点をも特徴とすることである。
第1図に示すように接地された除電ブラシ7を当接させ
ることKよって前記表のオフセット量を更に%〜%に減
少させることが可能となった。
除電ブラシの当接のさせ方は第1図に示すように、その
先端側面71を加圧ローラに当接させる(腹当り様にす
る)ことが好ましい。
これによって除電ブラシの先端側面71が加圧ローラヘ
オフ、−ヒツトした紙粉、トナー等の汚れに対するクリ
ーニング部材も兼用することが可能となり、かつ、除電
ブラシの先端部は長期にわたってきれいに保持されるた
め、除電効果が持続される。
また、除電ブラシの当接位置は、コピー紙排出側のニッ
プ部に近接した位置の方が除電効果が大きく良好な結果
が得られた。
また、除電ブラシ8を定着ローラへ近接又は当接させる
ことにより更釦トビチリの少ない良好な画像が得られた
このように除電部材を設けることは、前述した条件1〜
6をより一層高度なレベルで満足するもので、本発明に
とってさらに重要であり。
好ましい実施例である。
以上述べたように本発明ではローラを機能分離型に構成
し、かつ、上述したローラ対からなる定着装置により、
多機能高速複写機忙適用可能な定着装置を得ることがで
きた。
本発明は従来には見られない新規な構成で、従来では考
えられていなかった前記6条件を十分満足して、夫々に
対して優れた効果を示し、従来より長期使用に耐え、し
かも特性変化がほと゛んどないという極めて重要な効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の概要説明図、第2図は第1図
の要部構成説明図、第3図は、コピ一枚数と濃度低下末
との実験結果を示す関係図である。 1は定着ローラ、2は加圧ローラ、3はヒーター、12
.22は弾性体層、13.23は樹脂層、7.8は除電
ブラシ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)未定着物を記録材に定着するために定着用ローラ
    対間で記録材を挾圧搬送する定着装置において、 上記定着用ローラ対は、未定着物と接する 側に比較的薄い弾性層の上に該弾性層以下の薄い離型性
    樹脂薄表面層を有し、内部に加熱手段を備える定着ロー
    ラと、定着ローラの弾性層より厚い弾性層の上に該弾性
    層以下の薄い離型性樹脂薄表面層を有する加圧ローラと
    、であることを特徴とする定着装置。
  2. (2)上記定着ローラの弾性層は0.1〜1.0mm内
    の所定厚でゴム硬度がJIS A 20〜80度の範囲
    内で、上記加圧ローラの弾性層は1〜10mm内の所定
    厚でゴム硬度がJIS A 20〜80度の範囲内で、
    定着ローラ、加圧ローラ夫々の樹脂薄表面層は1〜70
    μmの範囲内である特許請求の範囲第1項記載の定着装
    置。
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