JPS6178554A - すべりゲ−ト弁及びこれに耐火板を取付ける方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は耐火板を備えたすべりゲート弁及びすべりゲー
ト弁に耐火板を取付ける方法に関する。

従来の技術 米国特許第４，０６３，６６８号明細書に基づくこの種
のすべりゲート弁によれば、固定の耐火部材及びすべり
耐火部材が金属構造体にモルタルによって結合されてい
る。この技術思想は、作業中に耐火部材を互いに鉛直方
向並びに横方向に圧縮するように当接し、これによって
耐火板の損傷を防ぐことにある。若干の損傷が生じても
、金属の囲いによって生じる圧縮力が溶融金属の「突出
」を阻止する。

この種の従来のすべりケ°−ト弁では、鉛直な当付は圧
力を得るためＫばねが使用されている。

この種の弁構造では、定置の耐火板並びＫすべり耐火板
が軽金属製の型打物にモルタルによって結合されており
、この型打物が耐火物の当付面を除くすべてを囲んで（
・る。金属のこの囲いは耐火板の底部にばね圧を分配す
るのに役立つとともに、耐火板を側方向で拘束するのに
役立てられる。この種の弁の若干の態様では、耐火物の
底部にわたってばね圧を分配するために金属板又は金属
と圧縮性耐火物繊維との組合わせ板が使用される。板の
周りに張設されて締付けられた・２ン１又は溶接されて
板の囲りに縮みばめされた・ζンドが耐火物を側方向で
拘束しかつ圧縮する。

本発明が解決しようとする問題点 従来の弁、特に従来の耐火物では、これの面の平面性を
改善する試みが相変らず試みられている。しかしこのた
めてはしばしば面の研摩を含む高価な加工作業が必要で
ある。その上、耐火物の完全な平面性が得られたところ
で、耐火物を金属コンテナで囲うさいに耐火物がモルタ
ルによって金属コンテナに固定される場合には完全な平
面性が損なわれる。さらに、耐火物が囲われ又は金属に
よって囲われろ場合、焼成した耐火物の大ぎな区分がし
ばしば使用されるが、この耐火物は鋳造できる一板石タ
イブの耐火物に比して著しく高価である。

鋼製造においては、コストの種々の要素がトン当りの価
格に算入される。価格はすべりゲート弁のコストを含む
。従って、耐火物が吸収する多量の熱を削減し、耐火物
のコストを削減し、その費用を弁構造において最良の投
資コストで利用するようにすべりゲート弁を改良するこ
とが望ましい。損傷による「突出」に対する弁の安全性
に対して付加的に、耐火物の変更、製作時間及び耐火物
に付随するコストをすべて考慮することがすべりゲート
弁の設計にとって必要である。

本発明は耐火構造物を備えたすべりゲート弁でちって、
定置の耐火板及びすべり耐火板が・ζンドを使用しな℃
・耐火物から成るものを目的とする。同様にロアーノズ
ル及びコレクタノズル、１八で選択的なコレクタチップ
も）ζンドを使用せずに形成される。種々の耐火物形状
が相補して形成されるが、まず第１に、耐火物の縁がテ
ーパ面形状に形成され、このテーパ面に、これに適合し
たテーパ面を有するクランプが係合する。耐火物は定置
の耐火板及びすべり耐火板の両方のために単１形に形成
される。耐火物のすべては、これのテーパ面又は縁に係
きするテーパ面を有するクランプによって締付けられる
。

ノズルは同様にこれを取囲む支持体及びクランプによっ
て締付けられる。

上述した点にかんがみ、本発明の主目的は、・々ンドを
使用しない耐火物に圧着的かつ係止的に係合することの
できるクランプユニットを有する弁構造を提供すること
にある。

本発明の別の目的は、同一形状の定置の耐火板及びすべ
り板を提供するとともに、在庫品問題を削減しかつ製造
における経済をもたらすことにある。

さらに本発明の別の目的は、オリフィス部のところに耐
食性インサートを備えた一板石状の材料を選択的に鋳造
できる、・々ンＰを使用しない耐火物を提供することに
ある。

問題点を解決した本発明の手段 上記問題点を解決した本発明の要旨は、耐火板を備えた
すべりゲート弁にお（・て、互いに対向する複数の面を
備えた耐火スラブが設けられており、このスラブが、互
いに対向する複数の面の間に縁部分を有しており、少な
くとも２つの対向する縁部分がテーパしており、このテ
−・ξが、これに合致したテーパ面を備えたクランプに
よって係合させられたとき前記縁部分に中央の圧縮力及
び取付圧縮力を許すことにある。

実施例 第１図に示す如く、とりべ又は注出容器１は金属のシェ
ル２を有し、これは耐火２イニング３を備えている。注
出オリフィス部材牛が耐火ライニング３の中央に設けら
れており、注出されるべき溶融材料から中間のシェル２
を保護している。注出オリフィス部材の下部は着脱自在
なロアーノズル５によって形成されており、これはクラ
ンプ２３によって弁取付板６に固定されている。弁取付
板６は普通にノニル２にゼルト結合されている。

弁取付板６には定置耐火板９のクランプ８をバックアッ
プするバックアップブロック７が固定されており、この
クランプ８は定置耐火板９を拘束しかつ掴み、さらＫす
ベリ耐火板１０が定置耐火板９の限度を越えて伸びたと
きに、すべり耐火板１０の端部の上向きの偏位を阻止す
る。

弁ｊ［［６（７）下に、フレームサスインジョン１１に
よって弁フＶ−ム１２が懸架されている。

この弁フレーム１２はすべり耐火板１０のキャリヤ１３
を収容かつ支持している。キャリヤ１３はこの場合液力
駆動装置として形成された動力機構１４によって作動さ
れる。熱及び飛沫に対するシールド１５が設けられてい
る。このシールド１５はすべり耐火板１０の下方でキャ
リヤ１３に懸架されている。クランプ１７によって支持
かつ拘束されている耐火性のコレクタノズル１６がすべ
り耐火板１０のキャリヤ１３に螺合している。

選択的にコレクタノズル１６の下洗耐火性のコレクタチ
ップ１８が配置される。このコレクタチップ１８はクラ
ンプ１９によって支持かつ拘束されており、このクラン
プ１９はコレクタノズル１６のクランプ１７に螺合して
いる。

第３図は、すべり耐火板１ｏのクランプ８及びそのねじ
２０がすべり耐火板１０を弾性的なダイヤスラムタイプ
のキャリヤ１３に締付けている様子を示す。それと同時
に、それはすべり耐火板を熱膨張に対して拘束しかつす
べり耐火板の材料及び圧縮をコンスタントに維持する。

第４図は第３図と同じ部分を示すが、しかしこの場合、
すべり耐火板１０のクランプ８が、非弾性的に支持する
タイプの可動のキャリヤ２１によつ【支持されたすべり
耐火板に圧力を加えている。

第５図は耐火板のためのクランプ２２の別の実施例を示
す。このクランプ２２け耐火板の面に対して垂直な方向
に移動する。このようなりランプは掴み力及び横方向拘
束力の両方を耐火板に加えることができる。その欠点は
、耐火板を交換するときにクランプ２２を完全に取外さ
なければならな℃・ことにある。これに対して、耐火板
の面に対して斜めに移動する第３図に示すクランプ８で
は、完全に取外さな（ても弛めるだけで十分に耐火板の
交換を行なうことができる。しかし、クランプ２２は、
第１図のロアーノズル５のためのクランプ２３並びに第
６図及び第１０図のわん曲したクランプ２２を、耐火板
又はノズルのわん曲した縁に適用するとぎはより効果的
である。それというのは、斜めのクランプがもし使用さ
れると、ねじ２ｏが締付けられるときの半径の変化に適
合するに十分な弾性をクランプが有しなければならない
からである。

第６図は直状の面を有して斜めに移動するクランプ２４
を備えた実施例を示し、このクランプ２４はテーパしな
い垂直な縁を備えた耐火板２５並びに非弾性的に支持す
るタイプの可動のキャリヤ２１を拘束する。この種のク
ランプ２４は適当な横方向の拘束力を供給できるが、鉛
直方向の掴み力は極めてわずかしか供給できない。それ
ゆえ、これは非弾性的なタイプのキャリヤに好適なので
ある。

同じ定置耐火板９及びすべり耐火板１０の使用は、それ
らが夫々上流及び下流の耐火物に同じ仕方で係合する構
成から結果する。例えば、第１図に示すように、各耐火
板の背面に結合ゼス３０が設けられ、ロアーノズル５の
結合ポケット３１がモルタルを介して定置耐火板９に係
合する。同様に、コレクタノズル１６の結合ポケット３
２がすべり耐火板１０の結合イス３０ＰＣ係合する。

すでに述べたように、図示の弁の環境は弾性的なタイプ
のものである。第１図に示すように、すべり耐火板１０
の下方領域の嵩を覆うダイヤフラム３５が設けられてお
り、ダイヤフラム３５は室３６の上に覆されており、か
つ圧力導管３８及び外部のガス源を介してコンスタント
な弾性的な係合状態に保たれる。

／−ル１１５は金属性のシールド枠４ｏと、餌料には一
板石状にこの／−ルド枠４Ｑ内に鋳込まれた７−ルビ耐
火物４１とから成り、かつ／−ルド取付部材４２によっ
てキャリヤ１３に結合されて（・る。

定置耐火板９であれ、すべり耐火板１０であれ、その２
つの面の研摩が所望されるときの場合が第１１図及び第
１２図に示されている。ロアーノズル５′に係合する定
置耐火板９′にさね溝継ぎ部３０’が設けられている。

同様に第１２図に示すように、コレクタノズル１６′が
さね溝継ぎ部３０′を介してすべり耐火板１０’の下部
に結合されている。

定置耐火板９と同様に、すべり耐火板１０、コレクタノ
ズル１６及びコレクタチップ１８に対して最良のテーパ
角が付されている。その角度は縁に溢ったテーパ角で５
°乃至２０’である。

５°より小さい角度では、掴み作用が著しく削減される
とともに中央の圧縮性も激減する。角度が４５°に増大
すると、圧縮を除外してほぼ１００％の掴み作用が得ら
れる。コレクタノズル１６にこれのクランプ１７が係合
するときは角度は５°〜２０’のレンジの低い方の範囲
にある。他面において、定置耐火板９及びすべり耐火板
１０においては、テーパ角は場合により平均７°から１
５°であるが、下向きの掴み作用を伴なう中央の圧縮力
を最良にするためＫは５°から２０’の〃２以内にある
のが適当である。さらに、定置耐火板９は定置であるた
め、掴み作用は若干少なくてよ（・。他面において、定
置耐火板を連行しようとする摩擦力は比較的大きな掴み
力が要求されるようにふるまう。

本発明によれば、定置耐火板９及びすべり耐火板１０は
両者共、これらを位置固定するとともて耐火物を圧縮す
る中央に向いた力の成分を生せしめろ圧縮力によって、
夫々そのサポート部材（て掴み係合する。これらの耐火
物、要するに定置耐火板９及びすべり耐火板１０は望ま
しくは同一に形成される。同一の耐火板を使用すること
によって、在庫品点数がわずかとなり、両耐火阪の適合
がより簡牟に予言される。

以上、本発明の特別な実施例を示して十分説明したが、
本発明はこの実施例の詳部に制約されない。むしろ、本
発明の精神及び枠内ですべての変更、態様、実施例、慣
例及び本発明の等価物がカバーされる１゜

【図面の簡単な説明】

第１図は第２図の１−１線に沿った注出容器及びすべり
ゲート弁の縦断面図、第２図は第１図の２−２線に沿っ
た水平下向き断面図、第３図は第１図の符号Ｆ３で囲っ
た部分の拡大図、第４図は耐火板が非弾性的にキャリヤ
に固定されている、同じ場所を同じように見た別の実施
態様を示す図、第５図は第３図の別の実施態様であるが
、しかしキャリヤに対して垂直なりレンジねじな示す図
、第６図は耐火物の面がテーパ゛シていない別の実施態
様を示す図、第７図は非対称的な構造を示すすべりゲー
ト弁の１実施態様を示す図、第６図は長だ円形の耐火板
及びクランプを備えた、すべりゲート弁及び定置耐火板
の１実施態様を示す図、第９図は２つのオリフィスを有
する方形の耐火板を示す別の実施態様を示す図、第１０
図はロータリ弁と共に使用するための別の実施態様の耐
火板を示す図、第１１図はロアーノズルと定置耐火板と
の結合部の継ぎ方のための１実施態様を示す拡大図、第
１２図はコレクタノズル及びすべり耐火板の継ぎ方の１
実施例を示す拡大図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、耐火板を備えたすべりゲート弁において、互いに対
   向する複数の面を備えた耐火スラブが設けられており、
   このスラブが、互いに対向する複数の面の間に縁部分を
   有しており、少なくとも２つの対向する縁部分がテーパ
   しており、このテーパが、これに合致したテーパ面を備
   えたクランプによつて係合させられたとき前記縁部分に
   中央の圧縮力及び取付圧縮力を許すことを特徴とするす
   べりゲート弁。 ２、前記縁部分のテーパがスラブの２つの面に垂直な軸
   線と５°から２０°までの角を成している特許請求の範
   囲第１項記載のすべりゲート弁。 ３、同様のスラブとのインタフェースを有する面とは逆
   の面に前記スラブが中央の円形の切欠を備えており、前
   記切欠が、ノズルブロックの起立したリングを受容すべ
   く形成されている特許請求の範囲第１項記載のすべりゲ
   ート弁。 ４、前記耐火板が本質的に方形である特許請求の範囲第
   １項記載のすべりゲート弁。 ５、前記方形部分が、曲率を有する複数の角隅を備えて
   いる特許請求の範囲第４項記載のすべりゲート弁。 ６、耐火板が鏡像的な二等辺台形の形状を有しており、
   この台形が２つの端縁部分と、４つの側壁縁部分と、端
   壁部分とともに方形を成す向きに位置する２つの付加的
   な側壁縁部分とを規定している特許請求の範囲第１項記
   載のすべりゲート弁。 ７、前記ノズルブロックが下方のカラー上に５０から２
   ０°までのテーパを有しており、前記メタルブロックが
   、下方のテーパ部分より小さい直径を有する上方の部分
   にリングを備えている特許請求の範囲第３項記載のすべ
   りゲート弁。 ８、前記ノズルブロックの下方部分に環状の切欠かれた
   リングが設けられている特許請求の範囲第７項記載のす
   べりゲート弁。 ９、前記環状の切欠かれたリングが、ノズルブロックに
   当付けられる定置の耐火板に設けられた比較される環状
   の切欠かれたリングに対向するように形成されている特
   許請求の範囲第６項記載のすべりゲート弁。 １０、耐火板を備えたすべりゲート弁であつて、互いに
   対向する複数の縁端部及び縁側部を有する耐火スラブが
   設けられており、テーパ面を備えた１つの縁側部が設け
   られており、テーパ面を備えた１つの端縁部が設けられ
   ており、各テーパ面が外向きかつ下向きに取付板へ向か
   つてテーパしており、各テーパ面のテーパ角が、互いに
   対向して位置するクランプ部材をして中央の圧縮成分と
   下向きの圧縮成分との両方を生ぜしめ、かつ下向きの圧
   縮成分が耐火物のためのサポートに抗して向けられてい
   ることを特徴とするすべりゲート弁。 １１、前記テーパ面が、スラブの２つの面に対して垂直
   な軸線と５°から２０°までの角を成している特許請求
   の範囲第１０項記載のすべりゲート弁。 １２、類似のスラブとのインタフェースを有する前記面
   とは逆の面に前記スラブが中央の円形の切欠を備えてお
   り、この切欠がコレクタメタルブロック上に起立するリ
   ングを受容すべく形成されている特許請求の範囲第１０
   項記載のすべりゲート弁。 １３、前記耐火板が本質的に方形である特許請求の範囲
   第１０項記載のすべりゲート弁。 １４、前記方形部分が、曲率を備えた複数の角隅を有し
   ている特許請求の範囲第１３項記載のすべりゲート弁。 １５、耐火板が鏡像的な二等辺台形の形状を有しており
   、この台形が２つの端縁部分と、４つの側壁縁部分と、
   端壁部とともに方形を成す向きに位置する２つの付加的
   な側壁縁部分とを規定している特許請求の範囲第１０項
   記載のすべりゲート弁。 １６、前記ノズルブロックが下方のカラー上に５°から
   ２０°までのテーパを有しており、前記ノズルブロック
   が、下方のテーパ部分より小さい直径を有する上方の部
   分にリングを備えている特許請求の範囲第１２項記載の
   すべりゲート弁。 １７、ノズルブロックの下方部分に環状の切欠かれたリ
   ングが設けられている特許請求の範囲第１６項記載のす
   べりゲート弁。 １８、前記環状の切欠かれたリングが、コレクタノズル
   に当付けられるすべり耐火板の比較できる環状の切欠か
   れたリングに対向するように形成されている特許請求の
   範囲第１７項記載のすべりゲート弁。 １９、耐火板の対向する縁にテーパを付し、中央の圧縮
   力及び取付け圧縮力によつて耐火板のテーパした縁を掴
   み、この耐火板を周方向の掴み係合にて位置決めするこ
   とを特徴とするすべりゲート弁内に耐火板を取付ける方
   法。 ２０、耐火板の取付け後、耐火板が使用中に割れないよ
   うに耐火板又はその部分が動くのを制限するために耐火
   板に縁圧縮力を付与することを特徴とするすべりゲート
   弁内に耐火板を取付ける方法。 ２１、すべりゲート弁内に耐火板を取付けた後に縁圧縮
   力を付与し、この縁圧縮力を弁の使用期間を通じて耐火
   板上に維持することを特徴とする互いに相対的に滑動す
   る面と面とを互いに圧着させるようにすべりゲート弁内
   に耐火板を取付ける方法。