JP5309011B2 - 自動面圧負荷スライドバルブ装置およびその面圧負荷方法 - Google Patents

自動面圧負荷スライドバルブ装置およびその面圧負荷方法 Download PDF

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Description

本発明は、自動面圧負荷スライドバルブ装置およびその面圧負荷方法に関し、特に、固定プレート、スライドプレート及びシールプレートから構成されるスライドバルブ装置において、面圧の負荷の作業を簡略化するための新規な改良に関する。
一般に、連続鋳造設備においては、溶融金属容器からの溶融金属の流出を制御する手段として、溶融金属容器の底部にその流出口を開閉するスライドバルブ装置が設けられている。
このスライドバルブ装置として、本出願人は固定プレート、スライドプレート及びシールプレートから構成されるスライドバルブ装置(特許文献1)を発明し、開発した。
すなわち、図14、図15に示されるように、特許文献1のスライドバルブ装置20は、溶融金属容器1の底面下部1aに固定され固定プレート3を固定する基枠2と、この固定プレート3の下部に位置しスライドプレート5を有するスライドケース4と、さらにスライドプレート5の下部にシールプレート6又はシールプレート6及びシュートノズル21aを有するシールケース21と、前記スライドケース4を摺動させるためのアクチュエータ7とを備え、連結手段23により前記スライドケース4と前記シールケース21とを連結し、前記スライドケース4と前記シールケース21とを一体的に摺動させることにより、面圧の負荷と解除を行える構成となっている。
また図17のように回転式のストッパー52を備え、配置部位にあるシールケース21を動かないように固定するように構成されている。
面圧を負荷した状態では、前記スライドケース4は、図16のようにバネ12を備えた基枠側部にある支持面13上を摺動するローラ(移動体)14を有する前記シールケース21により上方へ向け付勢されて固定プレート3、スライドプレート5、シールプレート6を所定の押圧力をもって互いに圧接させ、各プレート3,5,6のノズル孔3a、5a、6aからの溶融金属の漏洩や空気の侵入を防ぐように構成されている。
特開2007−326120号公報
特許文献1のスライドバルブ装置(以下、特許文献1装置)は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、特許文献1の装置は、面圧を負荷/解除する際には連結手段23である接続ピンを用いてスライドケース4と前記シールケース21とを連結させる必要があるため、構造が複雑となると共に作業が煩雑となる。またストッパー52を回転させるためには多少の遊びが必要だが、その遊びのせいで、鋳造中にシールケースがガタつくことがあった。
本発明による自動面圧負荷スライドバルブ装置は、溶融金属容器の底部下面に装着される基枠内に固定された固定プレートと、前記固定プレートの下部で前記基枠の一端側に設けられたアクチュエータにより摺動自在に設けられスライドプレートを有するスライドケースと、前記スライドケースの下部に設けられシールプレート又はシールプレート及びシュートノズルを有するシールケースと、前記シールケースの側部に位置し前記基枠の両側にバネを介して作動自在に設けられ断面コ字型の一対のバネホルダーと、前記各バネホルダーの前記バネよりも下方に位置する底面に形成された一対の支持面と、前記シールケースの両側部に設けられ前記支持面上を移動可能でローラからなる移動体とを備え、前記スライドケースと前記シールケースとを、前記アクチュエータによって前記基枠の長手方向に沿って往復摺動させることにより、前記移動体が前記支持面上で移動すると共に前記バネホルダーが上下動し前記固定プレート、前記スライドプレート及び前記シールプレートを押圧力で互いに圧接又は前記押圧力を解除するための面圧の負荷及び解除を行うことができるようにした自動面圧負荷スライドバルブ装置において、前記基枠は前記シールケースの端部の位置決めをするための配置部位Xを決める一対の位置決め体と前記シールケースを配置部位Xに固定するためのストッパーとを備え、前記スライドケースまたは、前記アクチュエータと前記スライドケースとの間に設けられたガイドピースは、前記スライドケースを前記固定プレート、前記スライドプレート及び前記シールプレートを前記押圧力で互いに圧接させるための摺動方向である面圧負荷方向に摺動させるときに前記シールケースを共に摺動させるためのプッシャーを備えた構成であり、また、前記位置決め体及び前記ストッパーは前記スライドケースの摺動方向に対して、前記シールケースを挟み込むように配置される構成であり、また、前記位置決め体の前記シールケースとの接触部が弾性を有する押圧部を形成している構成であり、また、本発明による自動面圧負荷スライドバルブ装置の面圧負荷方法は、溶融金属容器の底部下面に装着される基枠内に固定された固定プレートと、前記固定プレートの下部で前記基枠の一端側に設けられたアクチュエータにより摺動自在に設けられたスライドプレートを有するスライドケースと、前記スライドケースの下部に設けられシールプレート又はシールプレート及びシュートノズルを有するシールケースと、前記シールケースの側部に位置し基枠の両側にバネを介して作動自在に設けられ断面コ字型の一対のバネホルダーと、前記各バネホルダーの前記バネよりも下方に位置する底面に形成された一対の支持面と、前記シールケースの両側部に設けられ前記支持面上を移動可能でローラからなる移動体とを備え、前記スライドケースと前記シールケースとを、前記アクチュエータによって前記基枠の長手方向に沿って往復摺動させることにより、前記移動体が前記支持面上で移動すると共に前記バネホルダーが上下動し前記固定プレート、前記スライドプレート及び前記シールプレートを押圧力で互いに圧接又は前記押圧力を解除するための面圧の負荷及び解除を行うことができるようにした自動面圧負荷スライドバルブ装置の面圧負荷方法において、前記自動面圧負荷スライドバルブ装置は、前記基枠に前記シールケースの配置部位を決めるための一対の位置決め体と、前記シールケースの端部の位置決めをするための配置部位に固定するためのストッパーと、前記スライドケースまたは、前記アクチュエータと前記スライドケースとの間に設けられたガイドピースに設けられ前記スライドケースの摺動に伴い前記シールケースを押すためのプッシャーと、を備えており、前記スライドケースを前記固定プレート、前記スライドプレート及び前記シールプレートを前記押圧力で互いに圧接させるための摺動方向である面圧負荷方向に摺動させることにより、前記プッシャーを介して前記スライドケースとともに前記シールケースを配置部位Xに移動させ、配置部位Xに移動した前記シールケースに前記ストッパーを掛け、前記シールケースを配置部位Xに固定する方法である。
本発明による自動面圧負荷スライドバルブ装置およびその面圧負荷方法は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、溶融金属容器の底部下面に装着される基枠内に固定された固定プレートと、前記固定プレートの下部でアクチュエータにより摺動自在に設けられたスライドプレートを有するスライドケースと、前記スライドケースの下部に設けられシールプレート又はシールプレート及びシュートノズルを有するシールケースと、前記シールケースの側部に設けられ前記基枠側部にある支持面上を移動可能な移動体とを備え、前記スライドケースと前記シールケースとを、前記アクチュエータによって摺動させることにより、面圧の負荷及び解除を行うことができるようにした自動面圧負荷スライドバルブ装置において、前記基枠は前記シールケースの配置部位を決めるための位置決め体と前記シールケースを配置部位に固定するためのストッパーとを備え、前記スライドケースまたはガイドピースは、前記スライドケースを面圧付加方向に摺動させるときに前記シールケースを共に摺動させるためのプッシャーを備えていると共に、更に、
前記位置決め体及び前記ストッパーは前記スライドケースの摺動方向に対して、前記シールケースを挟み込むように配置され、さらに、前記位置決め体の前記シールケースとの接触部が弾性を有する押圧部を形成し、さらに、溶融金属容器の底部下面に装着される基枠内に固定された固定プレートと、前記固定プレートの下部でアクチュエータにより摺動自在に設けられたスライドプレートを有するスライドケースと、前記スライドケースの下部に設けられシールプレート又はシールプレート及びシュートノズルを有するシールケースと、前記シールケースの側部に設けられ基枠側部にある支持面上を移動可能な移動体とを備え、前記スライドケースと前記シールケースとを、前記アクチュエータによって摺動させることにより、面圧の負荷及び解除を行うことができるようにした自動面圧負荷スライドバルブ装置の面圧負荷方法において、前記自動面圧負荷スライドバルブ装置は、前記基枠に前記シールケースの配置部位を決めるための位置決め体と、前記シールケースを配置部位に固定するためのストッパーと、前記スライドケースまたはガイドピースに前記シールケースを押すまたは引くためのプッシャーと、を備えており、前記スライドケースを面圧負荷方向に摺動させることにより、前記プッシャーを介して前記スライドケースとともに前記シールケースを配置部位に移動させ、配置部位に移動した前記シールケースに前記ストッパーを掛け、前記シールケースを配置部位に固定することができる。プッシャーでシールケースを押すことができるため、従来のように、スライドケースとシールケースとを連結手段により連結させることなく、面圧の負荷及び解除の作業を行うことができる。またプッシャーでシールケースが位置決め体に達するまで押すことにより、シールケースを配置部位まで正確に移動させることができる。さらに、摺動方向に対してストッパーの反対側に位置決め体を備えたため、位置決め体とストッパーとで、稼動中にシールケースが動かないように配置部位に固定できる。さらに、位置決め体のシールケースとの接触部が弾性を有する押圧部であれば、押圧部の弾性体としての変形によりストッパーを動かすのに必要な遊びすなわちガタが確保でき、加えて押圧部の弾性体としての弾性力によりシールケースをストッパーに押し付けることで、稼動中にシールケースが前記遊びによりガタつくことを防止することができる。
本発明による自動面圧負荷スライドバルブ装置を示す断面図である。 図1の下面図である。 図1の全閉状態を示す断面図である。 図3の下面図である。 図4の断面A図である。 図4の断面B図である。 図3のストッパー操作を示す断面図である。 図7の下面図である。 図2の要部の拡大図である。 図1の他の形態を示す断面図である。 図10の下面図である。 図11の動作図である。 図12の動作図である。 従来の自動面圧負荷スライドバルブ装置を示す断面図である。 図15の裏面図である。 図15の断面A図である。 図15の断面B図である。
本発明は、固定プレート、スライドプレート及びシールプレートから構成されるスライドバルブ装置において、従来の連結ピンを用いることなく、プッシャーと位置決め体を用いて面圧の負荷及び解除の作業を簡略化することができるようにした自動面圧負荷スライドバルブ装置およびその面圧負荷方法を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明による自動面圧負荷スライドバルブ装置およびその面圧負荷方法の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明する。
図1及び図2は、スライドバルブ装置20のシールケース21の開放位置を示しており、溶融金属容器1の底部下面1aには基枠2を介してインサートノズル8に連通するノズル孔3aを有する固定プレート3が設けられている。
前記固定プレート3の下部には、ノズル孔5aを備えたスライドプレート5を有するスライドケース4がガイドピース4bを介して油圧又は電動等からなるアクチュエータ7に接続され、このアクチュエータ7の作動によりスライドケース4のみがスライドプレート5と共に独立して図中の基枠2の長手方向Aに沿う左右に摺動できるように構成されている。前記アクチュエータ7は、図1のように、前記基枠2の一端側2Aに設けられている。
前記スライドケース4は、前記ガイドピース4b側に設けられた軸支部4aによって図中の下方へ曲折可能に構成され、このスライドケース4下部のシールプレート6を有するシールケース21は、軸支部21Gを介して開閉自在に設けられている。従って、前記シールケース21が開放された後に前記スライドケース4が曲折できるように構成されている。なお、シールケース21はシールプレート6のみを有するか、又は、シールプレート6及びシュートノズル21aを有する構成である。
前記スライドケース4又はガイドピース4bの下面には突起体からなるプッシャー53が設けられ、アクチュエータ7によりスライドケース4を面圧負荷方向に摺動させる時にプッシャー53によってシールケース21を共に摺動させることができるように構成されている。
さらに、前記基枠2の前記アクチュエータ7と対向する端部には、一対の位置決め体51が設けられ、後述のシールケース21の配置部位Xを決めるために設けられている。
さらに、前記基枠2には、前記プッシャー53側にストッパー52が設けられ、このストッパー52は、シールケース21を配置部位Xに固定することができるように構成されている。尚、前記位置決め体51及びストッパー52は、スライドケース4の摺動方向に沿ってシールケース21を挟み込むように構成されている。
前記各位置決め体51は、図2及び図9の拡大図で示されるように、筒体51A内に断面T字型をなす作動体51Bが圧縮ばね51Cを介して軸方向に作動自在に設けられ、この作動体51Bの先端には弾性を有する部材で形成された押圧部からなる接触部51aで構成されている。
前記接触部51aは、筒体51Aの端部から前方に突出して形成され、前記シールケース21の先端21Aが当接した場合に変形して押圧された後に、元の方向にシールケース21を若干戻す(付勢する)ことができるような材質で形成されている。
尚、前記位置決め体51は、前述の筒体51A、圧縮ばね51C等を用いた構成に限ることなく、例えば、図示していないが、ゴム又は樹脂等の材料からなり、一体成形による棒状又は断面T字型の部材のみ又はスプリングからなるばねのみで構成した場合も、前述と同様の作用効果を得ることができる。
図2は図1の下面図を示すもので、前記基枠2には、水平方向から垂直方向及びその逆方向に90度のみ回動可能な周知のストッパー52が設けられており、前記ストッパー52の下方には板状の防熱カバー25が、図6で示されるように基枠2側へ軸支部27を介して回動自在に設けられている。尚、このストッパー52は、シールケース21が摺動時に図示しない突起等に当接してその摺動範囲を限定するために用いられるものである。
又、図6に示されるように、この防熱カバー25は、ストッパー52が水平位置(実線)の時に閉とでき、垂直位置(点線)の時には閉とできないように構成されている。
次に、前述の構成による本発明のスライドバルブ装置20の面圧負荷及び面圧解除する動作の場合について述べる。
まず、本発明のスライドバルブ装置20においては、図示しない全開状態において、インサートノズル8を介して溶鋼又は溶融金属が流れている時は、アクチュエータ7によってスライドケース4のみを摺動させることにより、インサートノズル8からシュートノズル21aへの各ノズル孔3a,5aを介する湯の流れを制御及びオフさせることができる。
前述の場合、前記基枠2にシールケース21の端部21A,21Mの位置決めをするための配置部位Xを決めるための位置決め体51と、シールケース21を配置部位Xに固定するためのストッパー52と、スライドケース4又はガイドピース4bにシールケース21を押すためのプッシャー53とが設けられているため、アクチュエータ7によって前記スライドケース4又はガイドピース4bを固定プレート3、スライドプレート5及びシールプレート6を押圧力で互いに圧接させるための摺動方向である面圧負荷方向に摺動させることにより、図3、図4で示されるように、前記プッシャー53によりスライドケース4と共にシールケース21を前記基枠2の長手方向Aに沿ってその端部21A,21Mの位置決めをするための配置部位Xに移動させ、この配置部位Xに移動したシールケース21に前記ストッパー52を掛け、シールケース21を配置部位Xに固定することができる。尚、前記位置決め体51は、スライドケース4又はガイドピース4bの摺動方向に対して、前記ストッパー52の反対側に配設されている。従って、前記スライドケース4とシールケース21はアクチュエータ7により基枠2の長手方向Aに沿って往復摺動できる。
前述の図3及び図4における配置部位Xのシールケース21は、位置決め体51の押圧部である接触部51aによりストッパー52側へ押圧される。
尚、前述のシールケース21の開放位置(図1及び図2)から使用位置である全閉位置(図3及び図4)に対する前記シールケース21の前記プッシャー53による移動においては、図5で示される基枠2の両側にバネ12を介し断面コ字型をなす一対のバネホルダ30が作動自在に保持されており、シールケース21の両側部21bに設けられたローラからなる移動体14がこのバネホルダ30の前記バネ12よりも下方に位置する底面に形成された一対の支持面13に摺動自在に接合しているため、このシールケース21の摺動によって移動体14が支持面13上で移動し、これによってバネホルダ30が周知のように上下動して面圧の負荷及び解除を行うことができる。
次に、前述のように、図7及び図8に示されるように、シールケース21が配置位置Xに配置された状態において、面圧を解除する場合、前記スライドケース4を、一旦、面圧を解除する方向とは逆方向に摺動させることにより、前記プッシャー53で配置部位Xにあるシールケース21を面圧を解除する方向とは逆方向に付勢し、その状態で操作しやすくなっているストッパー52を図6の点線側に回動させて開放し、その後、前記スライドケース4とシールケース21を面圧を解除する方向に摺動させ、面圧の解除を行うことができる。
次に、図10から図13に示す形態は、前述の図1から図8で示した第1形態の他の第2形態を示すもので、第1形態と同一部分には同一符号を付して説明は省略し、第1形態と異なる部分についてのみ説明するものとする。
すなわち、前述の第2形態においては、第1形態における位置決め体51とプッシャー53の位置を逆配置とした構成であり、前記位置決め体51は前記基枠2のアクチュエータ7側に位置し、前記プッシャー53がスライドケース4の前記アクチュエータ7とは反対側の先端4A側に設けられ、ストッパー52の位置も図1とは逆側の前記基枠2のアクチュエータ7とは反対位置の前記先端4A側に配設されている。
従って、前述の第2形態においては、アクチュエータ7によりスライドケース4を図10で左側に引き込むことにより、プッシャー53がシールプレート6と共にシールケース21を左側に移動させ、シールケース21の先端21M(図10に示す)が位置決め体51の接触部51aに当接し、前述と同様の面圧負荷が行われる。その後の位置決め体51に対する動作は、前述の第1形態と同様であるためその説明は省略する。
本発明による自動面圧負荷スライドバルブ装置およびその面圧負荷方法は、連続鋳造設備における各容器間等の溶融金属の流出を制御する手段として用いられる。
1 溶融金属容器
1a 底部下面
2 基枠
3 固定プレート
4 スライドケース
4b ガイドピース
5 スライドプレート
6 シールプレート
7 アクチュエータ
12 バネ
13 支持面
14 移動体
21 シールケース
21a シュートノズル
21b 側部
21A,21M 端部
30 バネホルダー
51 位置決め体
52 ストッパー
53 プッシャー
長手方向
配置部位

Claims (4)

  1. 溶融金属容器(1)の底部下面(1a)に装着される基枠(2)内に固定された固定プレート(3)と、前記固定プレート(3)の下部で前記基枠(2)の一端側(2A)に設けられたアクチュエータ(7)により摺動自在に設けられスライドプレート(5)を有するスライドケース(4)と、前記スライドケース(4)の下部に設けられシールプレート(6)又はシールプレート(6)及びシュートノズル(21a)を有するシールケース(21)と、前記シールケース(21)の側部(21b)に位置し前記基枠(2)の両側にバネ(12)を介して作動自在に設けられ断面コ字型の一対のバネホルダー(30)と、前記各バネホルダー(30)の前記バネ(12)よりも下方に位置する底面に形成された一対の支持面(13)と、前記シールケース(21)の両側部(21b)に設けられ前記支持面(13)上を移動可能でローラからなる移動体(14)とを備え、前記スライドケース(4)と前記シールケース(21)とを、前記アクチュエータ(7)によって前記基枠(2)の長手方向(A)に沿って往復摺動させることにより、前記移動体(14)が前記支持面(13)上で移動すると共に前記バネホルダー(30)が上下動し前記固定プレート(3)、前記スライドプレート(5)及び前記シールプレート(6)を押圧力で互いに圧接又は前記押圧力を解除するための面圧の負荷及び解除を行うことができるようにした自動面圧負荷スライドバルブ装置において、
    前記基枠(2)は前記シールケース(21)の端部(21A,21M)の位置決めをするための配置部位Xを決める一対の位置決め体(51)と前記シールケース(21)を配置部位Xに固定するためのストッパー(52)とを備え、
    前記スライドケース(4)または、前記アクチュエータ(7)と前記スライドケース(4)との間に設けられたガイドピース(4b)は、前記スライドケース(4)を前記固定プレート(3)、前記スライドプレート(5)及び前記シールプレート(6)を前記押圧力で互いに圧接させるための摺動方向である面圧負荷方向に摺動させるときに前記シールケース(21)を共に摺動させるためのプッシャー(53)を備えていることを特徴とする自動面圧負荷スライドバルブ装置。
  2. 前記位置決め体(51)及び前記ストッパー(52)は前記スライドケース(4)の摺動方向に対して、前記シールケース(21)を挟み込むように配置されることを特徴とする請求項1記載の自動面圧負荷スライドバルブ装置。
  3. 前記位置決め体(51)の前記シールケース(21)との接触部(51a)が弾性を有する押圧部を形成していることを特徴とする請求項1又は2記載の自動面圧負荷スライドバルブ装置。
  4. 溶融金属容器(1)の底部下面(1a)に装着される基枠(2)内に固定された固定プレート(3)と、前記固定プレート(3)の下部で前記基枠(2)の一端側(2A)に設けられたアクチュエータ(7)により摺動自在に設けられたスライドプレート(5)を有するスライドケース(4)と、前記スライドケース(4)の下部に設けられシールプレート(6)又はシールプレート(6)及びシュートノズル(21a)を有するシールケース(21)と、前記シールケース(21)の側部(21b)に位置し基枠(2)の両側にバネ(12)を介して作動自在に設けられ断面コ字型の一対のバネホルダー(30)と、前記各バネホルダー(30)の前記バネ(12)よりも下方に位置する底面に形成された一対の支持面(13)と、前記シールケース(21)の両側部(21b)に設けられ前記支持面(13)上を移動可能でローラからなる移動体(14)とを備え、前記スライドケース(4)と前記シールケース(21)とを、前記アクチュエータ(7)によって前記基枠(2)の長手方向(A)に沿って往復摺動させることにより、前記移動体(14)が前記支持面(13)上で移動すると共に前記バネホルダー(30)が上下動し前記固定プレート(3)、前記スライドプレート(5)及び前記シールプレート(6)を押圧力で互いに圧接又は前記押圧力を解除するための面圧の負荷及び解除を行うことができるようにした自動面圧負荷スライドバルブ装置の面圧負荷方法において、
    前記自動面圧負荷スライドバルブ装置は、前記基枠(2)に前記シールケース(21)の配置部位(X)を決めるための一対の位置決め体(51)と、前記シールケース(21)の端部(21A,21M)の位置決めをするための配置部位(X)に固定するためのストッパー(52)と、前記スライドケース(4)または、前記アクチュエータ(7)と前記スライドケース(4)との間に設けられたガイドピース(4b)に設けられ前記スライドケース(4)の摺動に伴い前記シールケース(21)を押すためのプッシャー(53)と、を備えており、
    前記スライドケース(4)を前記固定プレート(3)、前記スライドプレート(5)及び前記シールプレート(6)を前記押圧力で互いに圧接させるための摺動方向である面圧負荷方向に摺動させることにより、前記プッシャー(53)を介して前記スライドケース(4)とともに前記シールケース(21)を配置部位Xに移動させ、
    配置部位Xに移動した前記シールケース(21)に前記ストッパー(52)を掛け、前記シールケース(21)を配置部位Xに固定することを特徴とする自動面圧負荷スライドバルブ装置の面圧負荷方法。
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