JPS6177828A

JPS6177828A - 分割写真撮影装置

Info

Publication number: JPS6177828A
Application number: JP20128484A
Authority: JP
Inventors: Norio Okawa; 大川　規男; Nobuyuki Torisawa; 信幸鳥澤
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1984-09-26
Filing date: 1984-09-26
Publication date: 1986-04-21
Anticipated expiration: 2010-02-08
Also published as: JPH0711667B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は画像表示装置に表示された画像をフィルム上の
複数個所へ露光してフィルム面を分割して用いる分割写
真撮影装置に関する。

［背景技術］医療診断分野においては、モニターテレビに写し出され
る画像を一枚のフィルム上に分割撮影する装置が利用さ
れている。

この撮影装置としては、特開昭５５−６０９３７号公報
に開示された装置が知られている。この装置は、表示面
を上方に向けたモニターテレビに離間して上方にフィル
ムが配置され、フィルム搬送装置とモニターテレビとの
間には撮影レンズが配置され、フィルムは搬送装置によ
って移動可能で、モニターテレビはフィルム搬送面に平
行に移動可能とされ、フィルムとモニターテレビとを相
対移動させることによりフィルム面へ複数の画像を分割
撮影するようになっている。

ところがこのような写真撮影装置では、フィルムが水平
に配置されているため重力の影響によりフィルムが撓ん
で良質の画像を得られない場合がある。特に光軸上付近
では露光路を確保するためにフィルムの支持が不充分と
なるため、大きな撓みを生じたり、フィルム搬送が不確
実となる不具合がある。

この平面性は、フィルム面を垂直に配置させて露光を行
なう場合にも、フィルム搬送装置の複数のローラ間でフ
ィルムに撓みを生じて平面性が低下する原因となる。こ
のためフィルムを一枚各カセットへ収容し、このカセッ
トを光露上へ配置させることによりカセットに形成され
た窓を通して露光を行なう構造も用いられているが、カ
セットを用いるため、取扱いは煩雑でありかつ構造も複
雑になる。

本発明は上記事実を考慮し１画像表示装置からの露光路
を確保しつつフィルムを確実に支持してフィルムの撓み
をなくし、フィルムの搬送も確実な分割写真撮影装置用
フィルム保持機構を得ることが目的である。

［発明の概要及び作用］本発明に係る分割写真撮影装置用フィルム保持機構では
、露光路上へ配置されるフィルムの露光面側及び反露光
面側に表ローラと裏ローラとをそれぞれ配置し、これら
の表ローラと裏ローラでフィルムを挟持すると共に、表
ローラはフィルムの幅方向端部に配置する構成となって
いる。

従って本発明では表ローラは露光路を確保して露光の妨
げとはならず、かつフィルムの端部を裏ローラとの間に
挟持してフィルムの撓みをなくすようになっている。

［実施例の説明］第１図には本発明が適用された分割写真撮影装置が示さ
れており、ｌＲ台ｌＯの上部に配置されるフィルム供給
部１２へ多数収容されたフィルム１４はフィルム搬送部
１６へ送られて露光装置１８により露光された後にフィ
ルム収容部２０へと送られる構成である。

（フィルム供給部１２の構成）機台１０の上部にはフィルム１４が収容されたマガジン
２２が搭載できるようになっており、このマガジン２２
の蓋２４がマガジン２２の下端部を解放すると、フィル
ム１４の先端部は機台ｌＯ内へ配置される吸盤２６と対
応するようになっている。この吸ｇ！１２６は駆動装置
２８の駆動力を受けてマガジン２２内の複数枚のフィル
ム１４のうち最上層のフィルム１４の先端部を吸着して
フィードローラ、３０．３２間へ送り込む配置となって
いる。

フィードローラ３０．３２は図示しないモータへ連結さ
れており、マガジン２２からのフィルム１４をガイド板
３４上へ送り出すようになっている。このガイド板３４
は先端部が上方に傾斜した配置となっており、一旦この
ガイド板３４上へ送り出されたフィルム１４をその末尾
からフィードローラ３２．３６へと自重で送り出すよう
になっている。従ってフィルム１４は吸盤２６で反乳剤
面側か吸着され、ガイド板３４上へ取り出された後にフ
ィードローラ３２．３６間で挟持されフィルム搬送部１
６へと送り出されるようになっている。

（フィルム搬送部の構成）第１図に示される如くフィルム搬送部１６では機台ｌＯ
へ固着される立壁３８へ開口３９が設けられて開口内が
露光路４０となっている。この立壁３８には第２．３図
に示される一対のブラケット４２．４４が上下方向に向
けて互いに平行に離間して取り付けられている。これら
のブラケット４２．４４へは軸心が水平とされた６角バ
ー４６．４７．４８．４９がかけ渡されブラケット４２
と４４との間隔が一定に保持されている。

６角バー４６と４７との間にはフィルム供給部１２から
送られるフィルム１４を挟持搬送するためのガイドロー
ラ５０．５１及びガイドローラ５２．５３が軸支されて
いる。また６角バー４８゜４９の間には同様にガイドロ
ーラ５６．５７及び５８．５９がそれぞれ軸支されてフ
ィルム１４の挟持搬送用となっている。第２図符号Ｆは
フィルム１４の搬送軌跡を示す。

さらにａ角ｚ＜−４７，４８の間にはフィルム搬送軌跡
Ｆの反露光面側に一対の裏ローラ６ｏが、露光面側に表
ローラ６２，６４がそれぞれブラケット４２．４４へ軸
支されている。裏ローラ６゜は第５図にも示される如く
これらの裏ローラ６゜を軸支しているローラ軸６０Ａの
両端部付近がブラケット４２．４４へ軸支され、表ロー
ラ６２．６４はそれぞれローラ軸６２Ａ、６４Ａがブラ
ケット４２．４４へ片持ち状態で軸支されている。

このため表ローラ６２，６４の間のフィルム１４は露光
装置ｉ１８に面することができ、フィルム１４の乳剤面
側へ至る露光路４０を確保している。

これらの表ローラ６２．６４又は裏ローラ６ｏはその外
周へ摩擦の大きなゴム、フェルト等の摩擦力増大手段を
設けることが好ましい。

第６図に示される如くローラ軸６０Ａの両端部は合成樹
脂で製作された軸受６６を貫通している。この軸受６６
は第７図にも示される如く軸方向の一方の外周がブロッ
ク状部分６６Ａ、他方の外周がプーリ溝状部分６６Ｂと
なっており、ブロック状部分６６Ａはブラケット４２及
びブラケット４４に形成されるガイド孔６８内へ挿入さ
れている。このガイド孔６８はブロック状部分６６Ａを
ローラ軸６４Ａ、６４Ａの接離方向に若干量だけ移動可
能な寸法となって案内手段を構成しており、これによっ
て裏ローラ６０を表ローラ６２．６４に対してそれぞれ
接離可能としている。

プーリ溝状部分６６Ｂの内周部にはポールベアリング７
０の外輪が固着されており、このポールベアリング７０
の内輪はローラ軸６０Ａを支持している。

プーリ溝状部分６６Ｂには引張コイルばね７２の軸方向
中間部が巻き掛けられて反転しており、この引張コイル
ばね７２の両端部はブラケット４２．４４へそれぞれ取
り付けられており、これによって引張コイルばね７２が
軸受６６を介して裏ローラ６０を表ローラ６２．６４方
向へと付勢している。しかしローラ軸６０Ａはポールベ
アリング７０へ軸支されているので、裏ローラ６０が円
滑に回転して表ローラ６２．６４との間にフィルム１４
を挟持搬送することができる。

ガイドローラ５０．５２及びガイドローラ５６．５８の
ローラ軸５０Ａ、５２Ａ、５６Ａ、５８Ａも前記ローラ
軸６０Ａと同様に軸受６６゜ポールベアリング７０を介
してブラケット４２．４４へ軸支されており、同様に引
張コイルばね７２の付勢力でガイドローラ５０．５２．
５６，５８をそれぞれガイドローラ５１．５３．５７．
５９へ押圧している。

第８図に示される如くブラケット４４から突出するロー
ラ軸５１Ａ、５３Ａ、６４Ａ、５７Ａ、５９Ａにはプー
リ７４がそれぞれ固着されており、タイミングベルト７
６が巻き掛けられている。このタイミングベルト７６は
ブラケット４４へ軸支される複数個のテンションプーリ
７８で中間部が屈曲されると共に、他の中間部は出力軸
プーリ８０へ巻き掛けられており、この出力軸プーリ８
０はブラケット４４へ固着されるモータ８２の出力軸８
４へ固着されている。従ってモータ８２はその回転力を
タイミングベルト７６を介して各ガイドローラ及び表ロ
ーラ６４へ伝えることができる。

第９図に示される如くブラケット４２から突出したロー
ラ軸５７Ａにはプニリ８６が固着されており、タイミン
グベルト８８が巻き掛けられている。このタイミングベ
ルト８８は中間部がテンションプーリ９０及びローラ軸
６２Ａへ固着されたプーリ９２へ巻き掛けられている。

従ってモータ８２の回転はローラ軸５７Ａ、タイミング
ベルト８８を介して表ローラ６２へも伝えられ、フィル
ム１４の幅方向両端部が裏ローラ６０と表ローラ６２及
び裏ローラ６０と表ローラ６４とで挟持搬送されること
になる。

第３図、第１０図に示される如く６角バー４７．４８に
はそれぞれ一対のガイド板９４．９６の一端が固着され
ている。これらのガイド板９４．９６は搬送されるフィ
ルム１４の幅方向両端部に対応しており、他端部はブラ
ケット４２．４４から突出されるそれぞれ一対の６角バ
ー９８．１００の先端部へ固着されている。これらのガ
イド板９４．９６は搬送されるフィルム１４の露光路に
面する表面である乳剤面側の幅方向両端部をガイドする
ようになっている。

これらのガイド板９４．９６には第２図及び第１１図に
示される押え手段である圧着板１０２゜１０４がフィル
ム１４の反乳剤面側から当接されて両者間にフィルム１
４を挟持し、露光時のフィルム１４を支持するようにな
っている。これらの圧着板１０２，１０４の裏面には支
持ブラケット１０６．１０ｇがそれぞれ固着されており
、これらの支持ブラケット１０６、ｌＯ８はピン１１０
でレバー１１２の一端へ軸支されている。

し／＜−１１２の中間部はピン１１４でベースプレー）
１１６を介して第１図の機台ｌＯへ取り付けられている
。一対のレバー１１２の他端部はピン１１８で互いに連
結されると共に、このピン１１８はベースプレート１１
６との間に引張コイルばね１２０が介在されている。従
ってレバー１１２は圧着板１０２．１０４をそれぞれガ
イド板９４．９６へ押圧してフィルム１４を挟持する方
向に付勢されている。

支持ブラケット１０６．１０８の背後へ突出するプラン
ジャ１２２はベースプレート１１６へ取り付けられたソ
レノイド１２４を貫通している。

このソレノイド１２４はフィルム１４の搬送時に励磁さ
れ圧着板１０２．１０４をガイド板９４゜９６から離間
してフィルム１４の搬送を可能とし、露光時には励磁力
が解消され引張コイルばね１２０の付勢力で圧着板１０
２．１０４をガイド板９４．９６へ圧着させるようにな
っている。

第３図に示される如く表ローラ６２．６４の上下にはマ
スク用ローラ１２６．１２８が配置されて軸心が水平と
なっている。これらのマスク用ローラ１２６．１２８は
ローラ軸１２６Ａ、１２８Ａへ軸支されて自由に回転可
能となっている。

これらのマスク用ローラ１２６，１２８の両端部はガイ
ド板９４．９６の外側で移動ブロック１３０．１３２へ
取り付けられている。この移動ブロック１３０，１３２
はブラケット４２．４４へ軸心が垂直として固着される
直進案内手段のガイドロッド１３４，１３６が貫通して
おり、スライドベアリング１３５を介してガイドロッド
１３４゜１３６の軸方向に直線移動できるようになって
いる。

移動ブロック１３０．１３２はそれぞれタイミングベル
ト１３８へ固着されており、このタイミングベルト１３
８はプーリ１４０．１４２へ巻き掛けられており、プー
リ１４０．１４２はプーリ軸１４０Ａ、１４２Ａがブラ
ケット４２．４４へそれぞれ軸支されている。ブラケッ
ト４２へ軸支されるプーリ軸１４２Ａはモータ１４４へ
連結されており、モータ１４４によって回転力が伝達さ
れる。

移動ブロック１３０，１３２とタイミングベルト１３８
との取り付けを第１３図に示される如く移動ブロック１
３２を例にとって説明する。移動ブロック１３２へ固着
されるＬ形プレート１４６の先端部にはビス１４８とナ
ラ）１５０とで取付プレート１５２が固着されるように
なっており。

この取付プレート１５２とＬ形プレー）１４６との間に
タイミングベルト１３８が挟持される構成である。取付
プレート１５２にはタイミングベルト１３８の複数個の
タイミング突起を収容するための長孔１５４が穿設され
ている。このため移動ブロック１３２は確実にタイミン
グベルト１３８の中間部へ固着される。

移動ブロック１３０では第１Ｏ図に示される如く第１２
図の場合とは反対にＬ形プレート１４６の移動ブロック
１３０寄りに取付プレート１５２が取り付けられている
。

このように移動ブロック１３０と１３２はプーリ１４０
，１４２間で平行に配置されるタイミングベルト１３８
の直線部の一方及び他方へ取り付けられており、マスク
用ローラ１２６，１２８が表ローラ６２．６４の軸心か
ら等距離に配置されている。この結果これらは反対方向
の案内機構を構成してモータ１４４の回転時にはマスク
用ローラ１２６．１２８が露光軸から等距離だけ接離す
るようになっており、これによって露光路上に配置され
るフィルム１４の乳剤面側を圧着板１０２．１０４へ押
圧し１分割撮影の大きさに応じて露光軸から接離し、フ
ィルム上の露光エリアの周縁を圧着板１０２，１０４と
共に挟持してフィルム１４を真直な状態に保持するよう
になっている。

この反対方向の案内機構はマスク用ローラ１２６．１２
８の軸方向両側に配置する場合に限らず、マスク用ロー
ラ１２６．１２８の軸方向片側のみに設け、他側へは駆
動力を与えないようにしてもよい。

（露光装置の構成）第１図に示される如く画像表示装置であるモニタテレビ
装置１５６は移動台１５８へ搭載されており、この移動
台１５８はブラケット１６０を介してガイドバー１６４
へ支持されている。このガイドバー１６４はその軸心が
水平とされており。

モニタテレビ装置１５６と露光路上にあるフィルム１４
との露光長を変更するようになっている。

第１４図に示される如く移動台１５８はブラケット１６
０へかけ渡されるガイドバー１６６に沿って第１図の紙
面直角方向へ移動して露光路上にあるフィルム１４の幅
方向への移動ができるようになっている。

従ってモニタテレビ装置１５６は第１図紙面左右方向及
び直角方向へ移動でき、露光路上にあるフィルム１４は
フィルム搬送部１６の動作により上下動できるため、フ
ィルム１４の任意の位置へ任意の大きさの投影像を露光
できるようになっている。

モニタテレビ装置１５６から立設されるカバー１７０の
中間部には撮影レンズ１７２及びシャッタ１７４が配置
され、カバー１７０の頂部には反射ミラー１７６及びフ
ィルム搬送部１６方向へ向けたフランジ１７８が設置す
られている。

フランジ１７８と立壁３８との間には第１５．１６図に
も示される伸縮筒としてのベローズ１８０が取り付けら
れている。このベローズ１８０はモニタテレビ装置１５
６がガイドバー１６４に沿って移動し、露光長を変更し
た場合にも外部からの光を露光路上のフィルム１４へ入
らないように遮光する役目を有している。

また第１５．１６図に示される如くフランジ１７８は長
方形の開口を有する枠状に形成されて案内枠体を構成し
ており、このフランジ１７８内をマスク枠体１８２がフ
ランジ１７８の長手方向へ移動可能となっている。従っ
てこのマスク枠体１８２はモニタテレビ装置１５６のフ
ィルム幅方向移動に対応しておりモニタテレビ装置１５
６と連動している。

このマスク枠体１８２の両側には伸縮片１８４．１８６
の一端が取り付けられており、これらの他端はフランジ
１７８の内部両側へ取り付けらている。またマスク枠体
１８２、伸縮片１８４．１８６の上下両端部はフランジ
１７８の内側へ突出したストッパ１８８とフランジ１７
８の内側へビス１９０で固着される山形鋼１９２どの間
に配置されてフランジ１７８へ取り付けられている。

（フィルム収容部の構成）第１図に示される如くフィルム収容部２０はフィルム搬
送部１６の下方に配置されており、露光後のフィルム１
４をガイドローラ１９４，１９６へ案内するシュート１
９８が配置されており、ガイドローラ１９４，１９６か
ら送り出されるフィルム１４は機台ｌＯの下部へ搭載さ
れるマガジン２００内へ収容されるようになっている。

マガジン２００は所定枚数のフィルム１４が収容される
と蓋２０２が閉止されて機台ｌＯから抜き出され、現像
工程へと送られるようになっている。

（実施例の作用）第１図に示される如く複数枚のフィルム１４を収容した
マガジン２２は機台１０の上部へ搭載され、蓋２４が解
放される。

駆動装置２８は吸盤２６を駆動して複数枚のフィルム１
４のうち最上層のフィルム１４を吸着して先端をフィー
ドローラ３０．３２へと供給する。

フィードローラ３０．３２は図示しないモータの駆動力
を受けてフィルム１４をガイド板３４上へと送り出す、
ガイド板３４へ送り出されたフィルム１４は自重でその
末尾からフィードローラ３２．３６藺へ入り込む、フィ
ードローラ３２，３６は図示しないモータの回転力でフ
ィルム１４をフィルム搬送部１６へと送り出す。

フィルム搬送部１６ではガイドローラ５０．５１及びガ
イドローラ５２．５３で送り出されるフィルム１４が垂
下し露光路上へと配置され、両側部が裏ローラ６０、表
ローラ６２．６４で挟持され露光路上へ保持される。こ
のようにフィルム１４がフィルム搬送部１６内へ送り込
まれる場合には第２図に示される圧着板１０２，１０４
はガ・ｒド板９４．９６から離間している。

フィルム１４は要求される分割撮影の大きさ及び位置に
応じてフィルム搬送部１６内を上下動される。すなわち
フィルム１４の下部に分割撮影する場合にはフィルム１
４の下端部よりも若干上方の部分が裏ローラ６０、表ロ
ーラ６２，６４で挟持され、上端部付近はガイドローラ
５２．５３及びガイドローラ５０．５１で挟持される。

またフィルム１４の上端部付近へ露光される場合には上
端部付近よりも若干下方の位置が裏ローラ６０゜表ロー
ラ６２．６４で、フィルム１４の下（１部付近はガイド
ローラ５６．５７及びガイドローラ５８．５９でそれ右
れ挟持されることになる。

露光状態ではソレノイド１２４の励磁が解消されるので
、引張コイルばね１２０は圧着板１０２．１０４をガイ
ド板９４．９６へ押圧し、裏ローラ６０、表ローラ６２
．６４と共にフィルム１４の両側部を挟持する。

これと同時に分割撮影の大きさに応じてモータ１４４の
駆動でマスク用ローラ１２６．１２８が上下動し、撮影
画像の上下両端部を圧着板１０２．１０４へと押圧し、
フィルム１４の露光面の真直状態を確保すると共にフィ
ルム１４の他の部分への露光を防止する０分割撮影を行
なわない場合にはマスク用ローラ１２６．１２８が最大
量上下動してフィルム１４の上下両端部を圧着板１０２
．１０４へ押圧することになる。

第３図に示される如く表ローラ６２．６４は互いに離間
して露光路を確保しているので、露光装置１８のシャッ
タ１７４が作動すればマスク用ローラ１２６．１２８間
のフィルム１４上へ露光がなされる。

また露光装置１８では分割撮影の大きさに応じてモニタ
テレビ装置１５６が第１図左右方向及び紙面直角方向へ
移動するが、ベローズ１８０は露光長の変★に対処し、
伸縮片１８４．１８６はフィルム幅方向への移動に対処
するので、モニタテレビ装！１５６がいかなる方向に移
動した場合にも確実な露光が可能となる。

撮影が終了したフィルム１４はモータ８２の駆動により
フィルム搬送部１６からフィルム収容部２０へと送られ
、マガジン２００内へ収容される。上記と同様にして複
数枚のフィルム１４の露光が終了し、マガジン２００内
へ収容されると。

マガジン２００は取り出されて現像工程へと送られる。

なお上記実施例においては表ローラ６２．６４がブラケ
ット４２．４４から片持ち状態で突出される構成を示し
たが１表ローテロ２．６４はその両端部を支持すること
も可能である。

［発明の効果］以上説明した如く本発明に係る分割写真撮影装置用フィ
ルム保持機構では、表ローラと裏ローラとを設けて表ロ
ーラはフィルムの幅方向両端部に対応して配置させるた
め、露光路上のフィルムの幅方向両端部を挟持してフィ
ルムの真直状態を確保しかつ確実にフィルムを搬送する
ことが可能となる優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用された分割写真撮影装置の縦断面
図、第２図は第１図の一部拡大図、第３図は第２図の右
側面図、第４図は第３図のＩＶ−ＩＶ線断面図、第５図
は第３図のｖ−Ｖ線断面図、第６図は第３図のＶＩ−Ｖ
ＩＸ線断面図第７図は第６図の一部を示す分解斜視図、
第８図は第３図の右側面図、第９図は第３図の左側面図
、第１Ｏ図は第３図のｘ−Ｘ線断面図、第１１図は第２
図の左側面図、第１２図は第３図の■−■線断面図、第
１３図は移動ブロックとタイミングベルトとの取り付は
関係を示す分解斜視図、第１４図はモニターテレビの取
り付けを示す斜視図、第１５図はベローズを示す第１図
双−双線断面に相当する断面図、第１６図は第１５図の
分解斜視図である。１４・・−フィルム、１６・・・フィルム搬送部、１８Φ・ＩＩＮ光装置、２０・・・フィルム収容部、６０・拳−裏ローラ。６２・・・表ローラ。６４・・・表ローラ。６６・Φ・軸受、６８・争・ガイド孔。７０＠・・ボールベアリング、７２・・・引張コイルばね、１０２・争−圧着板、１０４・・・圧着板、１２６・・・マスク用ローラ。１２８・・・マスク用ローラ。第６図第７図ｔ）ｅｉＡ手続補正書昭和６０年１２月２４日

Claims

【特許請求の範囲】

（１）画像表示装置上の表示画像をフィルム面上の複数
個所へ露光する分割写真撮影装置であって、前記画像表
示装置を搭載した移動台と、露光路上へフィルムを略垂
直に保持すると共にフィルムを略垂直に駆動するフィル
ム保持機構と、前記画像表示装置の画像を露光路上のフ
ィルムに投影露光する光学手段と、前記移動台をフィル
ムの表面に沿った方向及び前記露光路に沿ったフィルム
との接離方向に移動させる案内機構と、を有することを
特徴とした分割写真撮影装置。
（２）画像表示装置上の表示画像をフィルム面上の複数
個所へ露光する分割写真撮影装置であって、前記画像表
示装置を搭載した移動台と、露光路上へフィルムを略垂
直に保持すると共にフィルムを略垂直に駆動するフィル
ム保持機構と、前記画像表示装置の画像を露光路上のフ
ィルムに投影露光する光学手段と、前記移動台をフィル
ムの表面に沿った方向及び前記露光路に沿ったフィルム
との接離方向に移動させる案内機構と、を有し、前記フ
ィルム保持機構は露光路上へ配置されるフィルムの露光
面側に設けられた表ローラ及び、、反露光面側に設けら
れて表ローラと共にフィルムを挟持する裏ローラを備え
、前記表ローラはフィルムの幅方向端部に配置されてフ
ィルムへの露光路を確保することを特徴とした分割写真
撮影装置。
（３）前記表ローラは軸方向一端が軸支されて片持ち状
とされることを特徴とした前記特許請求の範囲第（２）
項に記載の分割写真撮影装置。
（４）前記表ローラ又は裏ローラのいずれか一方は表面
へ摩擦力の大きな摩擦力増大手段が取つけられることを
特徴とした前記特許請求の範囲第（２）項又は第（３）
項に記載の分割写真撮影装置。
（５）前記表裏ローラの一方は他方のローラへの接離方
向に移動可能で、接近方向に付勢されることを特徴とし
た前記特許請求の範囲第（２）項〜第（４）項のいずれ
か１項に記載の分割写真撮影装置。