JPH0711667B2 - 分割写真撮影装置 - Google Patents

分割写真撮影装置

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JPH0711667B2
JPH0711667B2 JP59201284A JP20128484A JPH0711667B2 JP H0711667 B2 JPH0711667 B2 JP H0711667B2 JP 59201284 A JP59201284 A JP 59201284A JP 20128484 A JP20128484 A JP 20128484A JP H0711667 B2 JPH0711667 B2 JP H0711667B2
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guide
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規男 大川
信幸 鳥澤
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像表示装置に表示された画像をフイルム上の
複数個所へ露光してフイルム面を分割して用いる分割写
真撮影装置に関する。
[背景技術] 医療診断分野においては、モニターテレビに写し出され
る画像を一枚のフイルム上に分割撮影する装置が利用さ
れている。
この撮影装置としては、特開昭55−60937号公報に開示
された装置が知られている。この装置は、表示面を上方
に向けたモニターテレビに離間して上方にフイルムが配
置され、フイルム搬送装置とモニターテレビとの間には
撮影レンズが配置され、フイルムは搬送装置によって移
動可能で、モニターテレビはフイルム搬送面に平行に移
動可能とされ、フイルムとモニターテレビとを相対移動
させることによりフイルム面へ複数の画像を分割撮影す
るようになっている。
ところがこのような写真撮影装置では、フイルムが水平
に配置されているため重力の影響によりフイルムが撓ん
で良質の画像を得られない場合がある。特に光軸上付近
では露光路を確保するためにフイルムの支持が不充分と
なるため、大きな撓みを生じたり、フイルム搬送が不確
実となる不具合がある。
この平面性は、フイルム面を垂直に配置させて露光を行
なう場合にも、フイルム搬送装置の複数のローラ間でフ
イルムに撓みを生じて平面性が低下する原因となる。こ
のためフイルムを一枚各カセツトへ収容し、このカセツ
トを光露上へ配置させることによりカセツトに形成され
た窓を通して露光を行なう構造も用いられているが、カ
セツトを用いるため、取扱いは煩雑でありかつ構造も複
雑になる。
本発明は上記事実を考慮し、画像表示装置からの露光路
を確保しつつフイルムを確実に支持してフイルムの撓み
をなくし、フイルムの搬送も確実な分割写真撮影装置を
得ることが目的である。
[発明の概要及び作用] 本発明は、画像表示装置上の表示画像をフイルム面上の
複数箇所へ露光する分割写真撮影装置であって、前記画
像表示装置を表示画面がフイルム面と直交するように搭
載した移動台と、露光路上へフイルムを略垂直に保持す
ると共にフイルムを略垂直に駆動するフイルム保持機構
と、前記画像表示装置の画像を露光路上のフイルムに投
影露光する光学手段と、前記移動台をフイルムの表面に
沿った方向及びフイルムとの接離方向に移動させる案内
機構と、を有し、前記フイルム保持機構は露光路上へ配
置されるフイルムの露光面側に設けられた表ローラ及び
反露光面側に設けられて表ローラと共にフイルムを挟持
する裏ローラを備え、前記表ローラはフイルムの露光面
の幅方向端部に軸方向一端が軸支され片持ち状に配置さ
れてフイルムへの露光路を確保することを特徴としてい
る。
このため本発明ではフイルムを略垂直にすることでフイ
ルムの撓みをなくし搬送を確実に行なうようになってい
る。また、表ローラは片持ち状とされるので、裏ローラ
と共にフイルムの幅方向端部を挟持してフイルム露光部
の撓みをなくし、正確な画像焼付けを可能とする。
[実施例の説明] 第1図には本発明が適用された分割写真撮影装置が示さ
れており、機台10の上部に配置されるフイルム供給部12
へ多数収容されたフイルム14はフイルム搬送部16へ送ら
れて露光装置18により露光された後にフイルム収容部20
へと送られる構成である。
(フイルム供給部12の構成) 機台10の上部にはフイルム14が収容されたマガジン22が
搭載できるようになっており、このマガジン22の蓋24が
マガジン22の下端部を解放すると、フイルム14の先端部
は機台10内へ配置される吸盤26と対応するようになって
いる。この吸盤26は駆動装置28の駆動力を受けてマガジ
ン22内の複数枚のフイルム14のうち最上層のフイルム14
の先端部を吸着してフイードローラ30、32間へ送り込む
配置となっている。
フイードローラ30、32は図示しないモータへ連結されて
おり、マガジン22からのフイルム14をガイド板34上へ送
り出すようになっている。このガイド板34は先端部が上
方に傾斜した配置となっており、一旦このガイド板34上
へ送り出されたフイルム14をその末尾からフイードロー
ラ32、36へと自重で送り出すようになっている。従って
フイルム14は吸盤26で反乳剤面側が吸着され、ガイド板
34上へ取り出された後にフイードローラ32、36間へ挟持
されフイルム搬送部16へと送り出されるようになってい
る。
(フイルム搬送部の構成) 第1図に示される如くフイルム搬送部16では機台10へ固
着される立壁38へ開口39が設けられて開口内が露光路40
となっている。この立壁38には第2、3図に示される一
対のブラケツト42、44が上下方向に向けて互いに平行に
離間して取り付けられている。これらのブラケツト42、
44へは軸心が水平とされた6角バー46、47、48、49がか
け渡されブラケツト42と44との間隔が一定に保持されて
いる。
6角バー46と47との間にはフイルム供給部12から送られ
るフイルム14を挟持搬送するためのガイドローラ50、51
及びガイドローラ52、53が軸支されている。また6角バ
ー48、49の間には同様にガイドローラ56、57及び58、59
がそれぞれ軸支されてフイルム14の挟持搬送用となって
いる。第2図符号Fはフイルム14の搬送軌跡を示す。
さらに6角バー47、48の間にはフイルム搬送軌跡Fの反
露光面側に一対の裏ローラ60が、露光面側に表ローラ6
2、64がそれぞれブラケツト42、44へ軸支されている。
裏ローラ60は第5図にも示される如くこれらの裏ローラ
60を軸支しているローラ軸60Aの両端部付近がブラケツ
ト42、44へ軸支され、表ローラ62、64はそれぞれローラ
軸62A、64Aがブラケツト42、44へ片持ち状態で軸支され
ている。このため表ローラ62、64の間のフイルム14は露
光装置18に面することができ、フイルム14の乳剤面側へ
至る露光路40を確保している。これらの表ローラ62、64
又は裏ローラ60はその外周へ摩擦の大きなゴム、フエル
ト等の摩擦力増大手段を設けることが好ましい。
第6図に示される如くローラ軸60Aの両端部は合成樹脂
で製作された軸受66を貫通している。この軸受66は第7
図にも示される如く軸方向の一方の外周がブロツク状部
分66A、他方の外周がプーリ溝状部分66Bとなっており、
ブロツク状部分66Aはブラケツト42及びブラケツト44に
形成されるガイド孔68内へ挿入されている。このガイド
孔68はブロツク状部分66Aをローラ軸64A、64Aの接離方
向に若干量だけ移動可能な寸法となって案内手段を構成
しており、これによって裏ローラ60を表ローラ62、64に
対してそれぞれ接離可能としている。
プーリ溝状部分66Bの内周部にはボールベアリング70の
外輪が固着されており、このボールベアリング70の内輪
はローラ軸60Aを支持している。
プーリ溝状部分66Bには引張コイルばね72の軸方向中間
部が巻き掛けられて反転しており、この引張コイルばね
72の両端部はブラケツト42、44へそれぞれ取り付けられ
ており、これによって引張コイルばね72が軸受66を介し
て裏ローラ60を表ローラ62、64方向へと付勢している。
しかしローラ軸60Aはボールベアリング70へ軸支されて
いるので、裏ローラ60が円滑に回転して表ローラ62、64
との間にフイルム14を挟持搬送することができる。
ガイドローラ50、52及びガイドローラ56、58のローラ軸
50A、52A、56A、58Aも前記ローラ軸60Aと同様に軸受6
6、ボールベアリング70を介してブラケツト42、44へ軸
支されており、同様に引張コイルばね72の付勢力でガイ
ドローラ50、52、56、58をそれぞれガイドローラ51、5
3、57、59へ押圧している。
第8図に示される如くブラケツト44から突出するローラ
軸51A、53A、64A、57A、59Aにはプーリ74がそれぞれ固
着されており、タイミングベルト76が巻き掛けられてい
る。このタイミングベルト76はブラケツト44へ軸支され
る複数個のテンシヨンプーリ78で中間部が屈曲されると
共に、他の中間部は出力軸プーリ80へ巻き掛けられてお
り、この出力軸プーリ80はブラケツト44へ固着されるモ
ータ82の出力軸84へ固着されている。従ってモータ82は
その回転力をタイミングベルト76を介して各ガイドロー
ラ及び表ローラ64へ伝えることができる。
第9図に示される如くブラケツト42から突出したローラ
軸57Aにはプーリ86が固着されており、タイミングベル
ト88が巻き掛けられている。このタイミングベルト88は
中間部がテンシヨンプーリ90及びローラ軸62Aへ固着さ
れたプーリ92へ巻き掛けられている。従ってモータ82の
回転はローラ軸57A、タイミングベルト88を介して表ロ
ーラ62へも伝えられ、フイルム14の幅方向両端部が裏ロ
ーラ60と表ローラ62及び裏ローラ60と表ローラ64とで挟
持搬送されることになる。
第3図、第10図に示される如く6角バー47、48にはそれ
ぞれ一対のガイド板94、96の一端が固着されている。こ
れらのガイド板94、96は搬送されるフイルム14の幅方向
両端部に対応しており、他端部はブラケツト42、44から
突出されるそれぞれ一対の6角バー98、100の先端部へ
固着されている。これらのガイド板94、96は搬送される
フイルム14の露光路に面する表面である乳剤面側の幅方
向両端部をガイドするようになっている。
これらのガイド板94、96には第2図及び第11図に示され
る押え手段である圧着板102、104がフイルム14の反乳剤
面側から当接されて両者間にフイルム14を挟持し、露光
時のフイルム14を支持するようになっている。これらの
圧着板102、104の裏面には支持ブラケツト106、108がそ
れぞれ固着されており、これらの支持ブラケツト106、1
08はピン110でレバー112の一端へ軸支されている。
レバー112の中間部はピン114でベースプレート116を介
して第1図の機台10へ取り付けられている。一対のレバ
ー112の他端部はピン118で互いに連結されると共に、こ
のピン118はベースプレート116との間に引張コイルばね
120が介在されている。従ってレバー112は圧着板102、1
04をそれぞれガイド板94、96へ押圧してフイルム14を挟
持する方向に付勢されている。
支持ブラケツト106、108の背後へ突出するプランジヤ12
2はベースプレート116へ取り付けられたソレノイド124
を貫通している。このソレノイド124はフイルム14の搬
送時に励磁され圧着板102、104をガイド板94、96から離
間してフイルム14の搬送を可能とし、露光時には励磁力
が解消され引張コイルばね120の付勢力で圧着板102、10
4をガイド板94、96へ圧着させるようになっている。
第3図に示される如く表ローラ62、64の上下にはマスク
用ローラ126、128が配置されて軸心が水平となってい
る。これらのマスク用ローラ126、128はローラ軸126A、
128Aへ軸支されて自由に回転可能となっている。これら
のマスク用ローラ126、128の両端部はガイド板94、96の
外側で移動ブロツク130、132へ取り付けられている。こ
の移動ブロツク130、132はブラケツト42、44へ軸心が垂
直として固着される直進案内手段のガイドロツド134、1
36が貫通しており、スライドベアリング135を介してガ
イドロツド134、136の軸方向に直線移動できるようにな
っている。
移動ブロツク130、132はそれぞれタイミングベルト138
へ固着されており、このタイミングベルト138はプーリ1
40、142へ巻き掛けられており、プーリ140、142はプー
リ軸140A、142Aがブラケツト42、44へそれぞれ軸支され
ている。ブラケツト42へ軸支されるプーリ軸142Aはモー
タ144へ連結されており、モータ144によって回転力が伝
達される。
移動ブロツク130、132とタイミングベルト138との取り
付けを第13図に示される如く移動ブロツク132を例にと
って説明する。移動ブロツク132へ固着されるL形プレ
ート146の先端部にはビス148とナツト150とで取付プレ
ート152が固着されるようになっており、この取付プレ
ート152とL形プレート146との間にタイミングベルト13
8が挟持される構成である。取付プレート152にはタイミ
ングベルト138の複数個のタイミング突起を収容するた
めの長孔154が穿設されている。このため移動ブロツク1
32は確実にタイミングベルト138の中間部へ固着され
る。
移動ブロツク130では第10図に示される如く第12図の場
合とは反対にL形プレート146の移動ブロツク130寄りに
取付プレート152が取り付けられている。
このように移動ブロツク130と132はプーリ140、142間で
平行に配置されるタイミングベルト138の直線部の一方
及び他方へ取り付けられており、マスク用ローラ126、1
28が表ローラ62、64の軸心から等距離に配置されてい
る。この結果これらは反対方向の案内機構を構成してモ
ータ144の回転時にはマスク用ローラ126、128が露光軸
から等距離だけ接離するようになっており、これによっ
て露光路上に配置されるフイルム14の乳剤面側を圧着板
102、104へ押圧し、分割撮影の大きさに応じて露光軸か
ら接離し、フイルム上の露光エリアの周縁を圧着板10
2、104と共に挟持してフイルム14を真直な状態に保持す
るようになっている。
この反対方向の案内機構はマスク用ローラ126、128の軸
方向両側に配置する場合に限らず、マスク用ローラ12
6、128の軸方向片側のみに設け、他側へは駆動力を与え
ないようにしてもよい。
(露光装置の構成) 第1図に示される如く画像表示装置であるモニタテレビ
装置156は移動台158へ搭載されており、この移動台158
はブラケツト160を介してガイドバー164へ支持されてい
る。このガイドバー164はその軸心が水平とされてお
り、モニタテレビ装置156と露光路上にあるフイルム14
との露光長を変更するようになっている。
第14図に示される如く移動台158はブラケツト160へかけ
渡されるガイドバー166に沿って第1図の紙面直角方向
へ移動して露光路上にあるフイルム14の幅方向への移動
ができるようになっている。
従ってモニタテレビ装置156は第1図紙面左右方向及び
直角方向へ移動でき、露光路上にあるフイルム14はフイ
ルム搬送部16の動作により上下動できるため、フイルム
14の任意の位置へ任意の大きさの投影像を露光できるよ
うになっている。
モニタテレビ装置156から立設されるカバー170の中間部
には撮影レンズ172及びシヤツタ174が配置され、カバー
170の頂部には反射ミラー176及びフイルム搬送部16方向
へ向けたフランジ178が設けられている。
フランジ178と立壁38との間には第15、16図にも示され
る伸縮筒としてのベローズ180が取り付けられている。
このベローズ180はモニタテレビ装置156がガイドバー16
4に沿って移動し、露光長を変更した場合にも外部から
の光を露光路上のフイルム14へ入らないように遮光する
役目を有している。
また第15、16図に示される如くフランジ178は長方形の
開口を有する枠状に形成されて案内枠体を構成してお
り、このフランジ178内をマスク枠体182がフランジ178
の長手方向へ移動可能となっている。従ってこのマスク
枠体182はモニタテレビ装置156のフイルム幅方向移動に
対応しておりモニタテレビ装置156と連動している。
このマスク枠体182の両側には伸縮片184、186の一端が
取り付けられており、これらの他端はフランジ178の内
部両側へ取り付けられている。またマスク枠体182、伸
縮片184、186の上下両端部はフランジ178の内側へ突出
したストツパ188とフランジ178の内側へビス190で固着
される山形鋼192との間に配置されてフランジ178へ取り
付けられている。
(フイルム収容部の構成) 第1図に示される如くフイルム収容部20はフイルム搬送
部16の下方に配置されており、露光後のフイルム14をガ
イドローラ194、196へ案内するシユート198が配置され
ており、ガイドローラ194、196から送り出されるフイル
ム14は機台10の下部へ搭載されるマガジン200内へ収容
されるようになっている。マガジン200は所定枚数のフ
イルム14が収容されると蓋202が閉止されて機台10から
抜き出され、現像工程へと送られるようになっている。
(実施例の作用) 第1図に示される如く複数枚のフイルム14を収容したマ
ガジン22は機台10の上部へ搭載され、蓋24が解放され
る。
駆動装置28は吸盤26を駆動して複数枚のフイルム14のう
ち最上層のフイルム14を吸着して先端をフイードローラ
30、32へと供給する。
フイードローラ30、32は図示しないモータの駆動力を受
けてフイルム14をガイド板34上へと送り出す。ガイド板
34へ送り出されたフイルム14は自重でその末尾からフイ
ードローラ32、36間へ入り込む。フイードローラ32、36
は図示しないモータの回転力でフイルム14をフイルム搬
送部16へと送り出す。
フイルム搬送部16ではガイドローラ50、51及びガイドロ
ーラ52、53で送り出されるフイルム14が垂下し露光路上
へと配置され、両側部が裏ローラ60、表ローラ62、64で
挟持され露光路上へ保持される。このようにフイルム14
がフイルム搬送部16内へ送り込まれる場合には第2図に
示される圧着板102、104はガイド板94、96から離間して
いる。
フイルム14は要求される分割撮影の大きさ及び位置に応
じてフイルム搬送部16内を上下動される。すなわちフイ
ルム14の下部に分割撮影する場合にはフイルム14の下端
部よりも若干上方の部分が裏ローラ60、表ローラ62、64
で挟持され、上端部付近はガイドローラ52、53及びガイ
ドローラ50、51で挟持される。またフイルム14の上端部
付近へ露光される場合には上端部付近よりも若干下方の
位置が裏ローラ60、表ローラ62、64で、フイルム14の下
端部付近はガイドローラ56、57及びガイドローラ58、59
でそれぞれ挟持されることになる。
露光状態ではソレノイド124の励磁が解消されるので、
引張コイルばね120は圧着板102、104をガイド板94、96
へ押圧し、裏ローラ60、表ローラ62、64と共にフイルム
14の両側部を挟持する。
これと同時に分割撮影の大きさに応じてモータ144の駆
動でマスク用ローラ126、128が上下動し、撮影画像の上
下両端部を圧着板102、104へと押圧し、フイルム14の露
光面の真直状態を確保すると共にフイルム14の他の部分
への露光を防止する。分割撮影を行なわない場合にはマ
スク用ローラ126、128が最大量上下動してフイルム14の
上下両端部を圧着板102、104へ押圧することになる。
第3図に示される如く表ローラ62、64は互いに離間して
露光路を確保しているので、露光装置18のシヤツタ174
が作動すればマスク用ローラ126、128間のフイルム14上
へ露光がなされる。
また露光装置18では分割撮影の大きさに応じてモニタテ
レビ装置156が第1図左右方向及び紙面直角方向へ移動
するが、ベローズ180は露光長の変更に対処し、伸縮片1
84、186はフイルム幅方向への移動に対処するので、モ
ニタテレビ装置156がいかなる方向に移動した場合にも
確実な露光が可能となる。
撮影が終了したフイルム14はモータ82の駆動によりフイ
ルム搬送部16からフイルム収容部20へと送られ、マガジ
ン200内へ収容される。上記と同様にして複数枚のフイ
ルム14の露光が終了し、マガジン200内へ収容される
と、マガジン200は取り出されて現像工程へと送られ
る。
[発明の効果] 本発明は上記の構成としたので、画像表示装置からの露
光路を確保しつつフイルムを撓みなく確実に支持してフ
イルムの撓みをなくし、フイルムの搬送も確実にするこ
とができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された分割写真撮影装置の縦断面
図、第2図は第1図の一部拡大図、第3図は第2図の右
側面図、第4図は第3図のIV−IV線断面図、第5図は第
3図のV−V線断面図、第6図は第3図のVI−VI線断面
図、第7図は第6図の一部を示す分解斜視図、第8図は
第3図の右側面図、第9図は第3図の左側面図、第10図
は第3図のX−X線断面図、第11図は第2図の左側面
図、第12図は第3図のXII−XII線断面図、第13図は移動
ブロツクとタイミングベルトとの取り付け関係を示す分
解斜視図、第14図はモニターテレビの取り付けを示す斜
視図、第15図はベローズを示す第1図XV−XV線断面に相
当する断面図、第16図は第15図の分解斜視図である。 14……フイルム、 16……フイルム搬送部、 18……露光装置、 20……フイルム収容部、 60……裏ローラ、 62……表ローラ、 64……表ローラ、 66……軸受、 68……ガイド孔、 70……ボールベアリング、 72……引張コイルばね、 102……圧着板、 104……圧着板、 126……マスク用ローラ、 128……マスク用ローラ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像表示装置上の表示画像をフイルム面上
    の複数箇所へ露光する分割写真撮影装置であって、 前記画像表示装置を表示画面がフイルム面と直交するよ
    うに搭載した移動台と、 露光路上へフイルムを略垂直に保持すると共にフイルム
    を略垂直に駆動するフイルム保持機構と、 前記画像表示装置の画像を露光路上のフイルムに投影露
    光する光学手段と、 前記移動台をフイルムの表面に沿った方向及びフイルム
    との接離方向に移動させる案内機構と、 を有し、 前記フイルム保持機構は露光路上へ配置されるフイルム
    の露光面側に設けられた表ローラ及び、反露光面側に設
    けられて表ローラと共にフイルムを挟持する裏ローラを
    備え、 前記表ローラはフイルムの露光面の幅方向端部に軸方向
    一端が軸支され片持ち状に配置されてフイルムへの露光
    路を確保する、 ことを特徴とした分割写真撮影装置。
  2. 【請求項2】前記表ローラ又は裏ローラのいずれか一方
    は表面へ摩擦力の大きな摩擦力増大手段が取りつけられ
    ることを特徴とした前記特許請求の範囲第(1)項に記
    載の分割写真撮影装置。
  3. 【請求項3】前記表裏ローラの一方は他方のローラへの
    接離方向に移動可能で、接近方向に付勢されることを特
    徴とした前記特許請求の範囲第(1)項に記載の分割写
    真撮影装置。
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