JPH087382B2 - 画像撮影装置 - Google Patents

画像撮影装置

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JPH087382B2
JPH087382B2 JP62201197A JP20119787A JPH087382B2 JP H087382 B2 JPH087382 B2 JP H087382B2 JP 62201197 A JP62201197 A JP 62201197A JP 20119787 A JP20119787 A JP 20119787A JP H087382 B2 JPH087382 B2 JP H087382B2
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信幸 鳥澤
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像撮影装置に関し、一層詳細には、CRTモ
ニタ等に表示された画像をフイルム等の感光材料に露光
する際に、前記感光材料を一旦一組のローラ対と一組の
ガイド部材とにより位置決めし、次いで所定量搬送し、
一方、前記感光材料を露光して所望の画像を結像する結
像光学機構を前記感光材料の搬送方向と略直交する方向
にのみ変位可能となるよう構成して可及的に簡単な構造
で精度よく、しかも効率的に画像の撮影を行うことを可
能とした画像撮影装置に関する。
[発明の背景] 近年、例えば、コンピュータトモグラフィ(CT)装置
等により得られた画像情報をCRTモニタ等に表示すると
共に、これを写真感光材料に露光する画像撮影装置を組
み込む画像処理システムが広汎に採用されている。この
場合、前記画像処理システムは画像撮影装置と、医療画
像診断装置等の画像入力装置と、画像入力装置により得
られた情報を処理してCRTモニタ等に対する表示画像を
得る画像情報処理装置と、画像撮影装置により所望の画
像を露光された感光材料を現像する自動現像装置とから
なる。
前記画像撮影装置はサプライマガジンから供給される
感光材料、例えば、フイルムにCRTモニタにより表示さ
れた複数の画像を露光するためのものであり、この種の
装置については既に種々のものが提案されている。例え
ば、特開昭第61-284749号に開示されている技術的思想
はその好例と謂えよう。すなわち、この公開特許公報に
記載されている画像撮影装置はサプライマガジンから供
給されたフイルムを搬送機構を介して結像部まで移動
し、次いで、この結像部において前記フイルムを所定の
位置に位置決め固定する。この場合、前記フイルムはこ
れに対して下方から接近し、下方へと離間する方向に揺
動変位するフイルム圧着板により位置決め固定されるこ
とになる。
次に、画像情報を担持する光源としてのCRTモニタと
結像レンズとからなる結像光学機構により前記フイルム
の所定の部位に前記CRTモニタに表示される画像情報を
結像する。この場合、前記1枚のフイルム上の複数の部
位に夫々異なった画像情報が結像される。従って、前記
結像光学機構は前記フイルムの複数の露光部位に対応す
べく2軸方向に変位可能に構成されている。
このようにして複数の画像情報が結像されたフイルム
は前記フイルム圧着板を下方へと離間させることにより
圧着状態から開放され、次いで、前記搬送機構によって
搬送され、サプライマガジンの下方に装着されるレシー
ブマガジン内に送給され、自動現像装置等に供せられる
ことになる。なお、場合によっては自動現像装置に直接
送給してもよい。
ところで、前記画像撮影装置においてはフイルムを位
置決め固定するためのフイルム圧着板を前記フイルムに
対して接近および離間する方向に揺動させるべく駆動機
構を配設する必要がある。さらに、前記1枚のフイルム
上の複数の部位に所望の画像情報を結像するために、結
像光学機構を2軸方向に変位可能に構成している。この
ため、当該結像光学機構を夫々の方向に変位させるため
の駆動機構並びにこれを正確な位置に停止させる手段等
を各軸毎に配設しなければならない。従って、当該画像
撮影装置の構造自体が相当に複雑となるばかりか大型化
し、さらにその製造コストが高騰するという不都合を露
呈している。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもの
であって、例えば、CRTモニタ等に表示された画像を感
光材料に露光する際にサプライマガジンに収納されてい
る感光材料を結像部位まで移送した後、位置決めするた
めに一組のローラ対とガイド板とを配設し、画像露光を
行う際には一方向に変位可能な結像光学機構と前記ロー
ラ対の駆動作用下に感光材料の露光部位を2軸方向へと
変位させると共に、前記一組のガイド板の間隔を結像光
学機構の結像レンズの焦点深度より小さくするよう構成
し、これによって従来技術が備えていたフイルム圧着板
を必要とすることなく構造が小型化し且つ一層簡略化さ
れ、しかも結像精度にも優れた画像撮影装置を提供する
ことを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は、CRTモニタ
等の表示器に表示された画像情報を感光材料に撮影する
装置であって、 前記感光材料を所定の位置に搬送する第1の搬送機構
と、 当該第1の搬送機構により搬送された感光材料に画像
情報を結像する際に当該感光材料を位置決め停止させ且
つ所望の量搬送する結像位置決め機構と、 前記画像情報を前記感光材料上に結像させて露光する
ための前記CRTモニタと結像レンズとを有する結像光学
機構と、 露光終了後の感光材料を搬送する第2の搬送機構とか
らなり、 前記結像位置決め機構は一つの定量搬送ローラ対と一
組のガイド部材とを含み、 前記定量搬送ローラ対は前記第1搬送機構に対峙して
配設されるとともに、該定量搬送ローラ対の一方のロー
ラがパルスモータの駆動軸に直接的に連結されており、 前記一組のガイド部材は、上下方向に前記感光材料の
厚みより大きく且つ前記結像レンズの焦点深度より小さ
い間隔離間しており、前記結像光学機構に対面するガイ
ド部材に前記結像光学機構の画像を透過する開口部を画
成し、 前記定量搬送ローラ対により前記感光材料の端部を保
持しながら順次結像露光して移送し、少なくとも2コマ
以上の像を前記感光材料に露光することを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係る画像撮影装置について好適な実施
態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下に詳細に説
明する。
第1図において、参照符号10は本発明に係る画像撮影
装置を示し、当該画像撮影装置10は筐体状の本体部12を
含む。前記本体部12の上部隅角部には傾斜する板体12a
と屈曲する板体12bとにより開口部14が画成され、当該
開口部14にサプライマガジン16が光密に装着される。す
なわち、開口部14にサプライマガジン16を挿入し、その
端部が板体12bの屈曲部位に到達することにより光密な
装填が行われる。前記サプライマガジン16の内部には複
数枚のフイルムFが積層して収納され、その開口部16a
はシャッター17により閉塞自在である。
さらに、前記本体部12の一側面略中央部には開口部18
が画成され、当該開口部18にはレシーブマガジン20を光
密に装着可能である。前記レシーブマガジン20はその開
口部を閉塞するためのシャッター21を有する。前記サプ
ライマガジン16のフイルム取出口近傍には吸着盤22を含
む枚葉機構が配設され、前記吸着盤22は図示しない駆動
手段の駆動作用下に所定の軌道上を変位して第1の搬送
機構24に接近可能である。
第1図並びに第2図に示すように、前記第1搬送機構
24は第1のローラ対26とガイド板28とを含み、前記第1
ローラ対26は側板30a、30bに回動自在に橋架されるロー
ラ32a、32bとからなる。この場合、前記ローラ32a、32b
の内、一方のローラ32aの一端側は前記側板30aを貫通し
てその端部にはスプロケット34が係合する(第2図参
照)。前記スプロケット34と、側板30aに配設されてい
るモータ36の回転駆動軸36aに係合するスプロケット38
と、後述する第2ローラ対の一方のローラに係合するス
プロケットとにチェーン40が張架される。なお、前記ス
プロケット34の内部にはワンウェイクラッチが装着され
ており、チェーン40が矢印C2方向に回転した際には前記
スプロケット34のみが自由に回転可能である。一方、前
記ガイド板28はその一端側両側部に取着されるピン部材
41を介して側板30a、30bに回動自在に支持され、当該ガ
イド板28の下面部にはリミットスイッチ42が取着される
と共に、このガイド板28にはソレノイド44のロッド44a
が係合する(第1図参照)。この場合、前記リミットス
イッチ42を構成する検出リーフ42aはガイド板28の中央
部に画成される開口部45を介して当該ガイド板28の上面
に若干突出する。すなわち、前記リミットスイッチ42の
検出リーフ42aが押圧されることによってガイド板28上
にフイルムFが存在するか否かを検知するよう機能す
る。
さらに、前記ガイド板28を上方に引張する引張ばね46
a、46bが係合している。従って、前記ガイド板28は前記
引張ばね46a、46bの引張作用下にピン部材41を中心とし
て矢印A1方向に揺動自在であると共に、前記ソレノイド
44の駆動作用下にロッド44aを介して前記引張ばね46a、
46bの引張力に抗して矢印A2方向に揺動可能なことが容
易に諒解されよう。なお、前記ガイド板28の他端側には
開口部を大きく画成して下流側へと傾斜するガイド板48
が配設され、前記開口部を介してフイルムFを好適に案
内するよう構成されている。
次に、前記第1搬送機構24に接近して結像位置決め機
構50を配設する。前記結像位置決め機構50はフイルムF
を矢印B1方向に搬送し且つこれを矢印B2方向に所定量ず
つ搬送可能な定量搬送ローラ対52を含む。実際、当該定
量搬送ローラ対52は側板30a、30bに回動自在に橋架され
るローラ54a、54bとからなり、前記ローラ54aの一端側
には側板30aに取着されるパルスモータ56の回転駆動軸5
6aが連結部材58を介して直接的に連結されている。前記
定量搬送ローラ対52に対向するようにしてガイド板60、
62が配設される。この場合、前記ガイド板60、62は上下
方向に所定間隔離間して互いに略平行に配設されてお
り、その間隔はフイルムFの厚みより若干大きく且つ結
像レンズの焦点深度より小さく選択されている。すなわ
ち、前記フイルムFが、例えば、撓曲した状態で当該ガ
イド板60、62により画成される間隙内に搬送されたとし
ても、当該フイルムFに所望の画像情報を結像する際に
そのピントがずれないようガイド板60、62によりその撓
曲状態を直し、フイルムFの平面性を確保している。な
お、前記ガイド板60の定量搬送ローラ対52側には長方形
状の幅方向に延在する開口部64が画成され、この開口部
64を介して前記フイルムFの所定部位を、後述するよう
に、露光可能に構成している。
前記結像位置決め機構50により所望の画像を結像され
たフイルムFは第2の搬送機構66に移送される。前記第
2搬送機構66は前記結像位置決め機構50から移送された
フイルムFを保持し且つ所定方向に案内すべく傾斜して
配設されるガイド板68を含み、当該ガイド板68の一端側
下面部にはリミットスイッチ70が取着される(第1図参
照)。前記リミットスイッチ70を構成する検出リーフ70
aは、第2図に示すように、前記ガイド板68に画成され
る開口部72を介して当該ガイド板68の上面部側に若干突
出している。従って、前記ガイド板68の一端側にフイル
ムFが存在するか否かを前記リミットスイッチ70の検出
リーフ70aにより検出することが可能となる。
さらに、前記第2搬送機構66にはガイド板68から若干
離間して第2のローラ対74が配設される。前記第2ロー
ラ対74は側板30a、30bに回動自在に橋架されるローラ76
a、76bとから構成され、前記ローラ76bを構成するロー
ラ軸の一端側は前記側板30aを貫通してその先端部には
スプロケット78が係合する。前記スプロケット78には第
1搬送機構24のローラ32aに係合するスプロケット34並
びにモータ36の回転駆動軸36aに係合するスプロケット3
8に係合するチェーン40が張架される。この場合、前記
スプロケット78の内部には前述したスプロケット34と同
様にワンウェイクラッチが装着されており、前記チェー
ン40が矢印C2方向に回転した際には前記スプロケット78
のみが回転して第2ローラ対74は回転しないよう構成さ
れている。従って、前記モータ36の駆動作用下にチェー
ン40を矢印C1方向に回転させると、スプロケット78並び
にローラ76bが矢印方向に回転して当該第2搬送機構66
に移送されたフイルムFをレシーブマガジン20内に送給
することになる。なお、スプロケット34、78に内装され
るワンウェイクラッチは第1搬送機構24と結像位置決め
機構50とのフイルムF搬送速度の違いを吸収するための
ものである。
一方、前記結像位置決め機構50の下方には結像光学機
構80が配設される。前記結像光学機構80は所望の画像を
表示するCRTモニタ82と結像レンズ84を保持する保持手
段86とから一体的に構成され、前記保持手段86は前記結
像レンズ84を、図において、上下方向に変位可能に保持
する。この場合、前記保持手段86はその上部に配設され
る取付板88を介して側板30a、30bに略平行に橋架される
ガイドロッド90、92に支持されている。すなわち、前記
取付板88の一端側には略矩形状を呈するガイド部94が形
成されており、当該ガイド部94には孔部94aが画成され
る。前記孔部94aには円筒状のスリーブ96が嵌合し当該
スリーブ96は前記ガイドロッド90に摺動自在に嵌合して
いる。一方、前記取付板88の他端側は略直角に屈曲して
下方へと延在し、その屈曲した部位には実質的にガイド
ロッド92の上部側に位置し当該ガイドロッド92に転動自
在に当接するガイドローラ98a、98bと、前記ガイドロッ
ド92の下部側に当接するガイドローラ100とが取着され
ている。従って、当該結像光学機構80は図示しない駆動
源の駆動作用下にガイドロッド90、92に沿って矢印D方
向に変位可能なことが容易に諒解されよう。
次に、前記本体部12の一端側下方にはその内部に取付
部材104を介してコネクタ106が取着されており、このコ
ネクタ106には当該画像撮影装置10のCRTモニタ82に画像
を形成するためのビデオ信号を供給するコード108の先
端部に取着されるコネクタ110が係合する(第1図参
照)。この場合、前記コード108は前記本体部12の下面
に画成される開口部112を介して外方に延在し、図示し
ない医療画像診断装置に接続されている。その際、前記
開口部112近傍にはこれを囲繞するように遮光手段114が
配設される。前記遮光手段114は本体部12の下面部内方
に前記開口部112を囲繞するように取着される遮光用の
海綿体116a乃至116dを含み、前記遮光用海綿体116a、11
6b、116dの上面部には板体118が光密に取着される。前
記板体118は遮光用海綿体116c側端部で下方に指向して
屈曲している。従って、前記コード108は開口部112から
遮光手段114の内部に進入し、前記遮光用海綿体116cを
若干押圧して当該遮光用海綿体116cと板体118の屈曲先
端部との間を通過し且つ前記板体118と本体部12の下面
部との間を通過して本体内部に進入するよう構成されて
いる。この場合、前記遮光用海綿体116cは前記コード10
8の一部を略囲繞すると共に、前記板体118と光密に当接
してノイズ光の進入を阻止している。
なお、前記本体部12の他側面部にはスリット120が形
成されており、このスリット120は当該画像撮影装置10
に自動現像装置を連結した際にフイルムFを前記自動現
像装置に供給するためのものである。従って、当該画像
撮影装置10を単体で使用する場合には、図示しない遮光
部材により前記スリット120は光密に閉塞されることに
なる。
本発明に係る画像撮影装置は基本的には以上のように
構成されるものであり、次にその作用並びに効果につい
て説明する。
先ず、画像撮影装置10の本体部12に画成される開口部
14に複数のフイルムFを積層したサプライマガジン16を
光密に装着すると共に、開口部18にレシーブマガジン20
を光密に装着する。なお、夫々の装填時に、サプライマ
ガジン16、レシーブマガジン20のシャッター17、21を開
成し、開口部を画成しておく。
次に、当該画像撮影装置10を駆動して所望の画像撮影
作業を営む。この画像撮影作業を第3図に示すフローチ
ャートに基づいて説明する。
先ず、当該画像撮影装置10の電源をONとし(STP1)、
次いで、撮影準備が完了したこと、例えば、結像光学機
構80を変位させ所望の位置に到達したことを検知する
(STP2)。次に、ステップ3において、結像位置、すな
わち、結像位置決め機構50のガイド板60、62との間にフ
イルムFが存在するか否かを図示しないセンサ等により
検出する。この場合、現段階においては前記フイルムF
は結像位置に存在していないため、次に、前記フイルム
Fが待機位置に存在するかどうかをリミットスイッチ42
がONしているか否かにより判断する(STP4)。ここで、
前記フイルムFはサプライマガジン16内に積層された状
態であり前記待機位置に存在せず、従って、枚葉機構の
吸着盤22により前記サプライマガジン16内に積層される
フイルムFを枚葉し、第1搬送機構24の第1ローラ対26
に前記フイルムFを供給する(STP5)。そこで、モータ
36を駆動して当該モータ36の回転駆動軸36aに係合する
スプロケット38を介してチェーン40を矢印C1方向に回転
させる(STP6)。これによって前記フイルムFは第1ロ
ーラ対26を構成するローラ32a、32bに挟持され所定方向
に搬送されてガイド板28の上面部に突出するリミットス
イッチ42の検出リーフ42aを動作させてリミットスイッ
チ42をONとする(STP7)。次いで、ステップ8におい
て、モータ36を滅勢させ、再度、ガイド板60と62との間
にフイルムFがあるか否かを判断する(STP9)。この時
点においても前記フイルムFは未だ結像位置に存在して
おらず、次いで、ステップ10においてソレノイド44を付
勢する。前記ソレノイド44の付勢作用下にロッド44aが
第1図において下方に変位する。この結果、前記ソレノ
イド44のロッド44aに係合するガイド板28が引張ばね46
a、46bの引張力に抗して矢印A2方向に揺動するに至る。
次に、前記モータ36を付勢して第1ローラ対26を矢印
方向に回転させると共に、結像位置決め機構50を構成す
るパルスモータ56を付勢して定量搬送ローラ対52を矢印
E1方向に回転させる(STP11)。前記定量搬送ローラ対5
2の回転作用下に前記フイルムFは当該定量搬送ローラ
対52に挟持されて矢印B1方向に搬送され、当該フイルム
Fが結像位置決め機構50のガイド板60、62間に供給され
るに至る。従って、前記結像位置決め機構50のガイド板
60、62間にフイルムFが存在したことを確認し(STP1
2)、さらにステップ13において、リミットスイッチ70
が付勢されているか否かを検知することにより第2搬送
機構66を構成するガイド板68上にフイルムFが存在する
か否かを判断する。ここで、前記フイルムFがガイド板
68上には存在していないため、モータ36、パルスモータ
56が滅勢されると共に、ソレノイド44が滅勢される(ST
P14)。その際、前記フイルムFの後端部側は定量搬送
ローラ対52に挟持された状態で停止されている。
さらに、ソレノイド44を滅勢することによりガイド板
28がこれに係合する引張ばね46a、46bの引張作業下に矢
印A1方向に変位した状態となる。
次に、再びステップ2に戻り当該ステップ2において
所望の処理をした後にステップ3に至る。この場合、結
像位置決め機構50にフイルムFが存在しているため、前
記ステップ3の条件を満たし前記結像位置決め機構50に
存在するフイルムFに結像作用を施す(STP15)。すな
わち、結像光学機構80を構成するCRTモニタ82に表示さ
れる画像を結像レンズ84、開口部64を介してフイルムF
の一部に結像する。
結像してフイルムFの所定位置に露光がなされると、
前記フイルムFに対する結像作用が全て営まれたか否か
を判断する(STP16)。
この場合、前記作用では前記フイルムFにはその一
部、すなわち、定量搬送ローラ対52側の部位に画像が結
像されているのみである。従って、図示しない駆動源の
駆動作用下に前記結像光学機構80を矢印D方向に所定量
変位させる作用と、結像位置決め機構50の定量搬送ロー
ラ対52に直接的に連結されるパルスモータ56を回転させ
てフイルムFを所定量変位させる作用とを独立に、ある
いは両方一緒に行い、次段の結像位置に移送させる(ST
P17)。前記パルスモータ56は定量搬送ローラ対52を構
成するローラ54aに直結されているため、バックラッシ
等による搬送誤差が生じることなく前記フイルムFを正
確に所定量搬送することが出来る。また、その際、第1
搬送機構24のガイド板28が矢印A1方向に変位しているた
め、前記搬送されるフイルムFの結像された部位は定量
搬送ローラ対52から垂下した状態となる。
次いで、フイルムFの供給が自動供給モードか否かを
判断する(STP18)。ここではフイルムFの供給が自動
供給モードである場合について述べるとする。すなわ
ち、ステップ4乃至ステップ9の処理を繰り返し、これ
によって第1搬送機構24を構成する第1ローラ対26に新
たなフイルムFを挟持し待機させておく。また、前記ス
テップ9においては、フイルムFは結像位置に存在して
いるため、再度ステップ2、ステップ3、ステップ15、
16、17、18の処理を施すことになる。このようにして前
記結像位置決め機構50に存在するフイルムFに対する画
像の結像作業を全て終了したことを確認し(STP16)、
次いで、CRTモニタ82を初期位置に移送し(STP19)、パ
ルスモータ56が付勢され、当該パルスモータ56の回転駆
動軸56aに連結されるローラ54aが矢印E2方向に回転する
(STP20)。前記定量搬送ローラ対52の回転作用下にフ
イルムFは矢印B2方向に変位し、結局、当該フイルムF
は第2搬送機構66を構成するガイド板68上に移送される
ことになる。次いで、前記フイルムFがガイド板68上に
完全に移送され、当該ガイド板68の下面に取着されるリ
ミットスイッチ70の検出リーフ70aを介して当該リミッ
トスイッチ70をONとし(STP21)、パルスモータ56を滅
勢させる(STP22)。
次に、ステップ23において次なるフイルムFが第1搬
送機構24を構成する第1ローラ対26に挟持されて待機し
ている状態であることを確認し、ステップ10乃至ステッ
プ14の作用を繰り返して前記新たなフイルムFを結像位
置決め機構50に搬送する。その際、前記第2搬送機構66
のガイド板68上に存在するフイルムFはステップ11にお
けるモータ36の駆動作用下に前記第2搬送機構66を構成
する第2ローラ対74により挟持搬送されてレシーブマガ
ジン20内に送給される。すなわち、前記モータ36の駆動
作用下に回転駆動軸36a並びにこれに係合するスプロケ
ット38を矢印方向に回転させ、当該スプロケット38の回
転力をチェーン40を介してスプロケット78に伝達する。
この結果、前記スプロケット78と係合するローラ76bが
矢印方向に回転し、これによって前記フイルムFがレシ
ーブマガジン20内に送給されることになる。
このような作業を繰り返すことによりサプライマガジ
ン16内に積層される複数枚のフイルムFに全て画像情報
を結像すると、ステップ23において次段のフイルムFが
待機されない状態を確認することになる。そこで、モー
タ36を駆動して最後に結像されたフイルムFを前記と同
様にしてレシーブマガジン20内に送給する(STP24)。
この場合、本実施態様によれば、結像位置決め機構50
に搬送されたフイルムFを所定の部位に位置決め固定す
る際に、定量搬送ローラ対52と一組のガイド板60、62と
を用いている。しかも、前記定量搬送ローラ対52のロー
ラ54aにパルスモータ56を直接的に連結することにより
当該定量搬送ローラ対52による搬送誤差の発生を阻止し
前記フイルムFの停止位置の精度を向上させている。こ
のため、当該結像位置決め機構50が配設される画像撮影
装置10自体の構成を簡略化出来、しかも、フイルムFに
対して精度よく所望の画像を撮影することが可能とな
る。
さらに、前記結像位置決め機構50にフイルムFを搬送
するための第1搬送機構24を構成する第1ローラ対26と
結像終了後のフイルムFをレシーブマガジン20に送給す
る第2搬送機構66を構成する第2ローラ対74とを単一の
モータ36により駆動するよう構成しているため、当該画
像撮影装置10の構成を一層簡略化することが出来る。
さらにまた、前記画像撮影装置10を構成する側板30
a、30bに前記フイルムFを搬送する搬送系並びに結像光
学機構80を支持するように構成しているため、当該画像
撮影装置10を組み立てる際に前記結像光学機構80と結像
位置決め機構50等との相互の位置精度が出し易く、結
局、画像撮影装置10の組立を容易に行うことが可能とな
る。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、例えば、CRTモニタ
に表示された画像情報をフイルムに撮影する際に前記フ
イルムを所定量搬送し且つ所定位置に停止可能な定量搬
送ローラ対と、所定間隔離間して配設された一組のガイ
ド板とにより当該フイルムFを位置決め固定している。
しかも、前記一組のガイド板により画成される間隙を前
記フイルムの厚みより若干大きく且つ結像レンズの焦点
深度により小さく選択し当該フイルムが湾曲した状態で
あっても結像光学機構により結像される画像情報を精度
よく結像可能とすべく前記フイルムの平面性を確保する
よう構成している。さらに、前記結像光学機構は1軸方
向にのみ移動可能とし、一方、前記定量搬送ローラ対に
よってフイルムを前記結像光学機構の変位方向と略直交
する方向に搬送可能としている。このため、従来技術の
ように、フイルムを位置決め固定するためのフイルム圧
着板等を設ける必要もなく、従って、これを駆動するた
めの駆動機構等も必要としない。すなわち、簡単な構成
でしかも精度よく前記フイルムに対して所望の画像を撮
影することが可能となる。さらに、前記結像光学機構を
1軸方向にのみ変位可能としているため、その構成が一
層簡略化出来、結局、当該画像撮影装置自体を極めて簡
素化してその製造コストを低減させることが可能となる
効果が得られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明し
たが、本発明はこの実施態様に限定されるものではな
く、例えば、結像位置決め機構の下方側ガイド板を互い
に離間する細長い平板で構成することも可能である等、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像撮影装置の概略説明図、 第2図は本発明に係る画像撮影装置の要部の一部省略斜
視図、 第3図は本発明に係る画像撮影装置の作用を説明するフ
ローチャートである。 10……画像撮影装置、12……本体部 16……サプライマガジン、20……レシーブマガジン 24……搬送機構、26……ローラ対 28……ガイド板、30a、30b……側板 42……リミットスイッチ、44……ソレノイド 50……結像位置決め機構、52……定量搬送ローラ対 56……パルスモータ、60、62……ガイド板 66……搬送機構、70……リミットスイッチ 74……ローラ対、80……結像光学機構 82……CRTモニタ、84……結像レンズ 86……保持手段、90、92……ガイドロッド 114……遮光手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CRTモニタ等の表示器に表示された画像情
    報を感光材料に撮影する装置であって、 前記感光材料を所定の位置に搬送する第1の搬送機構
    と、 当該第1の搬送機構により搬送された感光材料に画像情
    報を結像する際に当該感光材料を位置決め停止させ且つ
    所望の量搬送する結像位置決め機構と、 前記画像情報を前記感光材料上に結像させて露光するた
    めの前記CRTモニタと結像レンズとを有する結像光学機
    構と、 露光終了後の感光材料を搬送する第2の搬送機構とから
    なり、 前記結像位置決め機構は一つの定量搬送ローラ対と一組
    のガイド部材とを含み、 前記定量搬送ローラ対は前記第1搬送機構に対峙して配
    設されるとともに、該定量搬送ローラ対の一方のローラ
    がパルスモータの駆動軸に直接的に連結されており、 前記一組のガイド部材は、上下方向に前記感光材料の厚
    みより大きく且つ前記結像レンズの焦点深度より小さい
    間隔離間しており、前記結像光学機構に対面するガイド
    部材に前記結像光学機構の画像を透過する開口部を画成
    し、 前記定量搬送ローラ対により前記感光材料の端部を保持
    しながら順次結像露光して移送し、少なくとも2コマ以
    上の像を前記感光材料に露光することを特徴とする画像
    撮影装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の装置におい
    て、第1搬送機構は回転駆動される一組のローラ対とガ
    イド部材とを含み、前記ガイド部材を揺動可能として感
    光材料の搬送路を切り換えるよう構成してなる画像撮影
    装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載の装置におい
    て、第1搬送機構を構成するガイド部材の上方に感光材
    料の先端部を定量搬送ローラ対に対して案内する傾斜し
    たガイド部材を設けてなる画像撮影装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれ
    かに記載の装置において、結像光学機構は画像情報を表
    示するモニタと結像レンズとを含み、当該結像光学機構
    自体を結像位置決め機構における感光材料の搬送方向と
    略直交する方向に変位可能に構成してなる画像撮影装
    置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれ
    かに記載の装置において、第1搬送機構と第2搬送機構
    とを単一の駆動源により駆動してなる画像撮影装置。
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