JPS6177250A - 反射形螢光ランプ - Google Patents
反射形螢光ランプInfo
- Publication number
- JPS6177250A JPS6177250A JP19904584A JP19904584A JPS6177250A JP S6177250 A JPS6177250 A JP S6177250A JP 19904584 A JP19904584 A JP 19904584A JP 19904584 A JP19904584 A JP 19904584A JP S6177250 A JPS6177250 A JP S6177250A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- glass bulb
- reflective
- light
- reflection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/30—Vessels; Containers
- H01J61/35—Vessels; Containers provided with coatings on the walls thereof; Selection of materials for the coatings
Landscapes
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は反射形螢光ランプに関し、特にガラスバルブの
内面に形成された反射層の紫外線に対する保護構造に関
するものである。
内面に形成された反射層の紫外線に対する保護構造に関
するものである。
一般にこの種反射形螢光ランプは例えば特公昭３４−３
６３７号公報に開示されているように、ガラスバルブの
内面に粒径が０３〜１．０μの酸化チタン（Ｔｉｏ２）
を所定の中心角にて被着して反射層を形成すると共に、
この反射層を含むガラスバルブの内面全体に螢光体を被
着して発光層を形成して構成されている。
６３７号公報に開示されているように、ガラスバルブの
内面に粒径が０３〜１．０μの酸化チタン（Ｔｉｏ２）
を所定の中心角にて被着して反射層を形成すると共に、
この反射層を含むガラスバルブの内面全体に螢光体を被
着して発光層を形成して構成されている。
ところで、この反射形螢光ランプは例えば次のように製
造される。即ち、才ず、ガラスバルブを所定の角度に傾
剥させた状態で、それの上方の開口部から酸化チタン、
バインダー、溶剤を含む懸濁液をｉｔＬ込み乍らガラス
バルブを一定の中心角範囲で回転させる。そして、乾燥
後、５００〜６００°Ｃ程度の温度にて焼成することに
より、反射層を形成する。次に、このガラスバルブを直
立させた状態で、それの上方の開口部から螢光体、バイ
ンダー、溶剤を含む懸濁液を流し込む。そして、乾燥後
、５００〜６００°Ｃ程度の温度にて焼成することによ
り、反射層上を含むガラスバルブの内面全体に発光層を
形成する。次に、ガラスバルブの両端における不所望の
反射層１発光層をナイロンブラシにて周方向に剥離する
。次に、ガラスバルブにおける反射層９発光層の剥離部
分に電杼を具えたステムを封止する。然る後、ステムの
排気管を介してガラスバルブ内の不純ガスを排出し、所
定量の不活性ガス、水銀を封入すると共に、排気管をチ
ップオフすることによつ了Ｎ射形螢光ランプが製造され
る。
造される。即ち、才ず、ガラスバルブを所定の角度に傾
剥させた状態で、それの上方の開口部から酸化チタン、
バインダー、溶剤を含む懸濁液をｉｔＬ込み乍らガラス
バルブを一定の中心角範囲で回転させる。そして、乾燥
後、５００〜６００°Ｃ程度の温度にて焼成することに
より、反射層を形成する。次に、このガラスバルブを直
立させた状態で、それの上方の開口部から螢光体、バイ
ンダー、溶剤を含む懸濁液を流し込む。そして、乾燥後
、５００〜６００°Ｃ程度の温度にて焼成することによ
り、反射層上を含むガラスバルブの内面全体に発光層を
形成する。次に、ガラスバルブの両端における不所望の
反射層１発光層をナイロンブラシにて周方向に剥離する
。次に、ガラスバルブにおける反射層９発光層の剥離部
分に電杼を具えたステムを封止する。然る後、ステムの
排気管を介してガラスバルブ内の不純ガスを排出し、所
定量の不活性ガス、水銀を封入すると共に、排気管をチ
ップオフすることによつ了Ｎ射形螢光ランプが製造され
る。
この製造工程において、反射層１発光層はそれのガラス
バルブの内面への形成後、５００〜６００ ’Ｃ程度の
温度にて加熱処理される関係で、特に反射層として酸化
チタンを用いると、酸化チタンがガラス化し易いことも
あって、ガラスバルブに対ス゛る被着性が向上プる。
バルブの内面への形成後、５００〜６００ ’Ｃ程度の
温度にて加熱処理される関係で、特に反射層として酸化
チタンを用いると、酸化チタンがガラス化し易いことも
あって、ガラスバルブに対ス゛る被着性が向上プる。
このために、ステムのガラスバルブへの封止ニ先立って
、ガラスバルブの両端における反射層。
、ガラスバルブの両端における反射層。
発光層をナイロンブラシにて剥離する際に、反射層の剥
離が不充分になり易い。従って、ガラスバルブとステム
との封止性が損なわれるようになる。
離が不充分になり易い。従って、ガラスバルブとステム
との封止性が損なわれるようになる。
この現象はガラスバルブの外径が１５〜１６φｍ程度と
小さい程、一段と顕著に現われる傾向にある。
小さい程、一段と顕著に現われる傾向にある。
かといって、ナイロンブラシを金属ブラシに代えれば確
実に剥離できるものの、ガラスバルブの内面に金属ブラ
シによる傷が形成され、ステムとの封止時、或いは封止
後の製造工程などにおいてクランクＬ易くなるために好
寸しくない。
実に剥離できるものの、ガラスバルブの内面に金属ブラ
シによる傷が形成され、ステムとの封止時、或いは封止
後の製造工程などにおいてクランクＬ易くなるために好
寸しくない。
このような問題を解決するために、反射層を構成する酸
化チタンに代えピロリン酸カルシウム（Ｏａ２Ｐ２０７
）を用いることが提案されている（特公昭３６−’７
６８９号公報）。
化チタンに代えピロリン酸カルシウム（Ｏａ２Ｐ２０７
）を用いることが提案されている（特公昭３６−’７
６８９号公報）。
この提案によれば、ピロリン酸カルシウムが加熱処理（
焼成）の温度程度ではガラス化しないために、ナイロン
ブラシなどのようにガラスバルブに対して何ら悪影響を
及ぼさない剥離具を使用し７も、反射層２発光層を確実
に剥離することができる上、ステムのガラスバルブへの
封止も確実に行うことができる。
焼成）の温度程度ではガラス化しないために、ナイロン
ブラシなどのようにガラスバルブに対して何ら悪影響を
及ぼさない剥離具を使用し７も、反射層２発光層を確実
に剥離することができる上、ステムのガラスバルブへの
封止も確実に行うことができる。
しかし乍ら、この構成の反射形螢光ランプの点灯時に、
反射層は発光層を透過する紫外線にて照射されるのであ
るが、反射層を構成するピロリン酸カルシウムが紫外′
線によって、その光反射性が損なわれるという問題があ
る。
反射層は発光層を透過する紫外線にて照射されるのであ
るが、反射層を構成するピロリン酸カルシウムが紫外′
線によって、その光反射性が損なわれるという問題があ
る。
それ故に、本発明の目的は簡単な構成によって反射層の
剥離性を損なうことなく、反射層の紫外線による劣化を
軽減できる反射形螢光ランプを提供することにある。
剥離性を損なうことなく、反射層の紫外線による劣化を
軽減できる反射形螢光ランプを提供することにある。
従って、本発明は上述の目的を達成するために、ガラス
バルブの内面に粒径が２〜８μでガラス化りにくい光反
射性物質を所定の中心角にて被着して反射層を形成する
と共に、この反射層上を含むガラスバルブの内面全体に
超微粒子の紫外線反射性物質を０．００１〜ｏ１就／ｄ
の厚さで被着して保護層を形成し、かつ保護層上に発光
層を形成したものである。
バルブの内面に粒径が２〜８μでガラス化りにくい光反
射性物質を所定の中心角にて被着して反射層を形成する
と共に、この反射層上を含むガラスバルブの内面全体に
超微粒子の紫外線反射性物質を０．００１〜ｏ１就／ｄ
の厚さで被着して保護層を形成し、かつ保護層上に発光
層を形成したものである。
しかし乍ら、光反射性物質の粒径が２μ未満になると、
焼成が内部になるし、８μを越にると、緻密な反射層の
形成が内部になる上、反射効果も低下する。又、保護層
の膜厚がＣ１００Ｉ■／−未満では反射層の保護効果が
低下するし、逆に０１ｆｑ／−を越えると、可視光の吸
収が大きくなって光出力が低下する。従って、上述の範
囲を逸脱することは好ましくない。
焼成が内部になるし、８μを越にると、緻密な反射層の
形成が内部になる上、反射効果も低下する。又、保護層
の膜厚がＣ１００Ｉ■／−未満では反射層の保護効果が
低下するし、逆に０１ｆｑ／−を越えると、可視光の吸
収が大きくなって光出力が低下する。従って、上述の範
囲を逸脱することは好ましくない。
〔作用〕
この発明によれば１反射層と発光層との間には紫外線反
射性の保護層が形成されているので、反射ａを紫外線に
よって劣化し易いピロリン酸カルシウムにて構成しても
、光反射性の劣化に原因する光出力特性の低下を極力抑
制することができる。
射性の保護層が形成されているので、反射ａを紫外線に
よって劣化し易いピロリン酸カルシウムにて構成しても
、光反射性の劣化に原因する光出力特性の低下を極力抑
制することができる。
しかも、ピロリン酸カルシウムはガラス化しにくいため
に、加熱処理後における被膜の剥離を容易に行うことが
できる。
に、加熱処理後における被膜の剥離を容易に行うことが
できる。
次に本発明のＦＬ８ＦＩＷへの適用例について説明する
０ 粒径が４μのどロリン酸カルシウム（Ｏａ２Ｐ２０７）
１ｋｇ、２％のごトロセル口・−ル・酢酸ブチル溶液６
００ ｃｃをポットに入れ、５時間ボールミルこの懸濁
液を所定の角度に傾斜させた状態のガラスバルブ（外径
］５．５φＴＭｌ）の上方の開口部から流し込み乍らガ
ラスバルブを一定の中心角範囲で回転させることにより
反射層を形成する。そして、反射層の乾燥後、ゴム製の
スクレーノぐにて反射層を，中心角にして１２０°の開
口部が形成されるように軸方向に剥離する。次に、粒径
が５０ｍμのアルミｆ（ｈβ２０３ ） ｌ Ｏ ｏｇ
．、３％のエチルセルロース トに入れ、２４時間ボールミルする。この懸濁液を反射
層の形成されたガラスノ匂゛レブの上方の開口部より流
し込み、乾燥プることにより保護層を形成する。尚、保
護層の膜厚は０．００９７ｎ／！／ｍＡであった。次に
、へロリン酸カルシウム螢光体］． ｋｑ 、 ２％の
ポリューチレンオキザイドｅ水溶ｉ６００ｃｃ。
０ 粒径が４μのどロリン酸カルシウム（Ｏａ２Ｐ２０７）
１ｋｇ、２％のごトロセル口・−ル・酢酸ブチル溶液６
００ ｃｃをポットに入れ、５時間ボールミルこの懸濁
液を所定の角度に傾斜させた状態のガラスバルブ（外径
］５．５φＴＭｌ）の上方の開口部から流し込み乍らガ
ラスバルブを一定の中心角範囲で回転させることにより
反射層を形成する。そして、反射層の乾燥後、ゴム製の
スクレーノぐにて反射層を，中心角にして１２０°の開
口部が形成されるように軸方向に剥離する。次に、粒径
が５０ｍμのアルミｆ（ｈβ２０３ ） ｌ Ｏ ｏｇ
．、３％のエチルセルロース トに入れ、２４時間ボールミルする。この懸濁液を反射
層の形成されたガラスノ匂゛レブの上方の開口部より流
し込み、乾燥プることにより保護層を形成する。尚、保
護層の膜厚は０．００９７ｎ／！／ｍＡであった。次に
、へロリン酸カルシウム螢光体］． ｋｑ 、 ２％の
ポリューチレンオキザイドｅ水溶ｉ６００ｃｃ。
結着剤１０ｇをポットに入れ、１時間ボールミルする。
この懸濁液を直立状態のガラスバルブの上方の開口部か
ら流し込み、乾燥することにより、発光層を形成する。
ら流し込み、乾燥することにより、発光層を形成する。
次に、このガラスバルブを５００〜６００°Ｃの加熱炉
に入れ、焼成する。そして、ガラスバルブの両端におけ
る反射層，保Ｎｊ ｍ 。
に入れ、焼成する。そして、ガラスバルブの両端におけ
る反射層，保Ｎｊ ｍ 。
発光層をナイロンブラシにて剥離する。以下通常の方法
にてＦＬ８ＲＷの反射形螢光ランプを製作する。
にてＦＬ８ＲＷの反射形螢光ランプを製作する。
この螢光ランプを１０００時間点灯した処、下表の光出
力特性が得られた。尚、従来品は保護層を省略Ｌ ｆｃ
もので、光出力値は従来品の初期値（０時間）を１００
とした相対値を示す。
力特性が得られた。尚、従来品は保護層を省略Ｌ ｆｃ
もので、光出力値は従来品の初期値（０時間）を１００
とした相対値を示す。
又、本発明品は反射層，保護層，発光層の剥離工程にお
いて、反射層をナイロンブラシにて確実に剥離でき、ス
テムとガラスバルブとの封止も確実にできた。このため
に、反射層の剥離性に起因するクラック不良の発生は皆
無であったが、従来品では０．５％発生した。
いて、反射層をナイロンブラシにて確実に剥離でき、ス
テムとガラスバルブとの封止も確実にできた。このため
に、反射層の剥離性に起因するクラック不良の発生は皆
無であったが、従来品では０．５％発生した。
以上のように本発明によれば、ガラスバルブの内面には
反射層がピロリン酸カルシウムのようにガラス化しにく
い光反射性物質にて形成されているので、５００〜６０
０°Ｃ程度の加熱処理を行っても、ナイロンブラシのよ
うにガラスバルブに対して悪影響を及ぼさない剥離具に
よって確実に剥離することができる。このために、ガラ
スバルブとステムとの封止を確実に行うことができる。
反射層がピロリン酸カルシウムのようにガラス化しにく
い光反射性物質にて形成されているので、５００〜６０
０°Ｃ程度の加熱処理を行っても、ナイロンブラシのよ
うにガラスバルブに対して悪影響を及ぼさない剥離具に
よって確実に剥離することができる。このために、ガラ
スバルブとステムとの封止を確実に行うことができる。
しかも、反射層は超微粒子の紫外線反射性物質よりなる
保護層にて被覆されているので、点灯時に紫外線が発光
層を透過して保護層に到達するものの、その大部分は反
射される。このために、反射層の紫外線による劣化を抑
制できる。
保護層にて被覆されているので、点灯時に紫外線が発光
層を透過して保護層に到達するものの、その大部分は反
射される。このために、反射層の紫外線による劣化を抑
制できる。
特に、保護層にアルミリを使用すると、発光層の紫外線
による励起効率が向上し、光出力の絶対値をも高めるこ
とができる。
による励起効率が向上し、光出力の絶対値をも高めるこ
とができる。
さらには反射層にσ粒径が２〜８μの光反射性物質が使
用されており、保護層には超微粒子の紫外線反射性物質
が使用されている上、その膜厚が０００１〜ｏ 、 １
ｍ３／ｃｒＡと極めて薄くなっていることから、発光
層を含む三層を同時に焼成することができる。このため
に、焼成回数を層の重合数に関係なく、−回に減少でき
、製造コストを大巾に低減できる。
用されており、保護層には超微粒子の紫外線反射性物質
が使用されている上、その膜厚が０００１〜ｏ 、 １
ｍ３／ｃｒＡと極めて薄くなっていることから、発光
層を含む三層を同時に焼成することができる。このため
に、焼成回数を層の重合数に関係なく、−回に減少でき
、製造コストを大巾に低減できる。
尚、本発明において、反射形螢光ランプは何ら上記実施
例にのみ制約されることなく、ガラスバルブの外径，長
さの異なる他の反射形螢光ランプへも適用できる。
例にのみ制約されることなく、ガラスバルブの外径，長
さの異なる他の反射形螢光ランプへも適用できる。
Claims (4)
- （１）ガラスバルブの内面に粒径が２〜８μでガラス化
しにくい光反射性物質を所定の中心角にて被着して反射
層を形成すると共に、この反射層上を含むガラスバルブ
の内面全体に超微粒子の紫外線反射性物質を０．００１
〜０．１ｍｇ／ｃｍ＾２の厚さで被着して保護層を形成
し、かつ保護層上に発光層を形成したことを特徴とする
反射形螢光ランプ。 - （２）光反射性物質がピロリン酸カルシウムであること
を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の反射形螢光
ランプ。 - （３）紫外線反射性物質が紫外線劣化の少ないアルミナ
又は酸化チタンであることを特徴とする特許請求の範囲
第１項ないし第２項に記載の反射形螢光ランプ。 - （４）紫外線反射性物質の粒径が３〜１００ｍμである
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第３項に
記載の反射形螢光ランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19904584A JPS6177250A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 反射形螢光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19904584A JPS6177250A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 反射形螢光ランプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6177250A true JPS6177250A (ja) | 1986-04-19 |
Family
ID=16401194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19904584A Pending JPS6177250A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 反射形螢光ランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6177250A (ja) |
-
1984
- 1984-09-21 JP JP19904584A patent/JPS6177250A/ja active Pending
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