JPS6176579A - 耐燃性接着剤組成物 - Google Patents

耐燃性接着剤組成物

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JPS6176579A
JPS6176579A JP19789184A JP19789184A JPS6176579A JP S6176579 A JPS6176579 A JP S6176579A JP 19789184 A JP19789184 A JP 19789184A JP 19789184 A JP19789184 A JP 19789184A JP S6176579 A JPS6176579 A JP S6176579A
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JP
Japan
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epoxy resin
adhesive composition
group
halogen
adhesive
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Application number
JP19789184A
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English (en)
Inventor
Toshikazu Furuhata
降籏 俊和
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6176579A publication Critical patent/JPS6176579A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/38Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal
    • H05K3/386Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal by the use of an organic polymeric bonding layer, e.g. adhesive

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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐燃性接着剤組成物に関する。更に詳しくは
、接着性、半田耐熱性、可撓性などにすぐれ、フレキシ
ブルプリント回路基板製造用などに有効に用いられる、
エポキシ樹脂を主体とする耐燃性を備えた接着剤組成物
に関する。
〔従来の技術〕
従来、フレキシブルプリント回路基板には、ポリイミド
フィルム、ポリエステルフィルムなどが一般的に用いら
れており、これらのフィルム上に接着剤を用いて銅箔、
アルミニウム箔などの金属箔を接着し、これを7レキシ
プルプリント配線材料として、カメラ、電卓、電話機、
プリンターなどの多くの分野に使用している。かかる用
途に用いられるフレキシブルプリント回路基板用接着剤
には、フィルムと金属箔との間の接着力のみならず、電
気特性、高温の浴融半田に浸漬してもふくれなどの異常
を生じない半田耐熱性、エツチング、レジストインキの
除去、スルホールメッキなどの際の耐薬品性、耐熱性、
自由な立体配線に必要な可撓性などの緒特性が要求され
るが、年々増加するフレキシブルプリント基板の生産量
および高度に複雑化する回路の設計に伴ない、一層信頼
性のある高性能接着剤の開発が要望されている。更に、
最近になって、以上の緒特性に加えて、電気機器の安全
性の要求が高まり、特に耐燃性を有するフレキシブルプ
リント基板が強く求められるようになってきている。
しかるに、従来から知られているフレキシブルプリント
基板用の接着剤であるフッ素樹脂、エポキシ−ノボラッ
ク樹脂、ニトリル−フェノール樹脂、ポリエステル樹脂
、アクリル樹脂系の接着剤は、これらの必要とされる特
性を十分に兼ね備えていない。り、νに、接着剤に耐燃
性を付与することは難かしく、以下に述べるような理由
によって、殆んど実用化されていない。即ち、一般にフ
レキシブルプリント基板用接着剤に耐燃性を与えるため
に、ハロゲン含有化合物、有機+)ン化合物、三酸化ア
ンチモンなどが添加剤として用いられているが、これら
の添加剤を用いると、耐燃性は与えられるものの、反面
金属箔との接着性、半田耐熱性、電気的特性、耐薬品性
などの点で、大幅な性能の低下が認められるのである。
〔発明が解決しようとする問題点〕 かかる接着剤の欠点を解消するために、本発明者は先に
(a)分子中にグリシジル基およびノ10ゲンを有する
エポキシ樹脂、(b)分子中にカルボキシル基を有する
ニトリルゴムおよび(C)芳香族ポリアミン系硬化剤な
どからなる耐燃性接着剤組成物を提案したが(特願昭5
9−42283号)、その後更に検討した結果、以下の
2点でのなお一層の改善が望まれるようになった。
(1)上記接着剤組成物をポリイミドフィルムと電解銅
箔製フレキシブルプリント基板との積層用の接着剤とし
て使用した場合のカバーフィルム側(ポリイミドフィル
ムと電解銅箔光沢面との接着界面)の接着強度改善の問
題 (2)ベースフィルム側(ポリイミドフィルムと電解鋼
箔つや消しマット面との接着界面)の接着についてみた
場合、片面フレキシブルプリント基板においては接M層
がすぐ几た耐燃性を有するものの、ポリイミドフィルム
の両側に接着剤を塗布した両面フレキシブルプリント基
板における耐燃性がなお改善されなければならない問題 そこで、本発明者は、電解銅箔光沢面に対する接着強度
の改善と両面フレキシブルプリント基板に十分な耐燃性
を付与せしめるような耐燃性接着剤組成物を求めて種々
検討の結果、この組成物中に三酸化アンチモンを配合す
ることにより、かかる課題が効果的に解決されることを
見出した。
〔問題点を解決するための手段〕および〔作用〕従って
、本発明は耐燃性接着剤組成物に係り、この耐燃性接着
剤組成物は、(a)分子中にグリシジル基およびハロゲ
ンを有するエポキシ樹脂、(b)分子中にカルボキシル
基を有するニトリルゴムおよび(c)芳香族ポリアミン
系硬化剤および(d)三酸化アンチモンからなる。
(a>成分のグリシジル基およびハロゲンを有するエポ
キシ樹脂としては、好ましくは次のような臭素化ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂が挙げられる。
これは、テトラブロムビスフェノールA型エポキシ樹脂
とエビハロヒドリンとから合成され、nはOまたは正の
整数で、臭素含有率は一般に約4〜51重量%である。
また、これより臭素含有率の低い他のエポキシ樹脂とし
ては、次のようなものが挙げられる。
これは、比較的分子飯の低いビスフェノールA型エポキ
シ宿脂とテトラブロムビスフェノールAとを反応させる
か、テトラブロムビスフェノールA型エポキシ樹脂とビ
スフェノールAとを反応させることによって合成され、
mおよびnはそれぞれ正の整数で、臭素含有率は一般に
約18〜21重量%である。
これらの(a)成分エポキシ樹脂は、旭チバ製品0工E
A 8011、ダウ・ケミカル社製品E!P工KOTK
 1045、シェル・ケミカル社製品DxR−542、
昭和電工製品ショーダイン821などとして市販されて
おり、容易に入手することができる。
池の(a)成分エポキシ耐脂としては、次のようなもの
を列示することかできる。
r n;0または正の整数 (b)成分の分子中にカルボキシル基含有するニトリル
ゴムとしては、例えばアクリロニトリルとブタジェンと
を約5/′95〜45155のモル比で共重合させた共
重合ゴムの末端基をカルボキシル化したもの、あるいは
アクリロニトリル、ブタジェンおよびアクリル酸などの
カルボキシル基含有重合性単遺体の三元共重合ゴムなど
が用いられる。これらの共重合ゴムは、カルボキシル基
含有量が約1〜8重社%のものを選ぶことが好ましい。
かかるカルボキシル基含有ニトリルゴムは、グツドリッ
チ社製品ハイカー0TBN 、ハイカー0TBNX 、
ハイカー1072、日本ゼオン製品二ポール1072.
7ランセーズ・グツドイヤー社製品ケミガム550、ス
タンダード・プランズ社製品タイラック221A 。
タイラック211人などの商品名で市販されている。
これら(b)成分の中、分子量約5000以下のものは
室温で一般に液状であり、金属箔あるいは耐熱性フィル
ムに接着剤を塗布し、B−ステージ状態(半硬化状態;
加熱により融解する)にした後、これをプレス、ラミネ
ーターなどで圧着する方式の積層においては、接着剤の
流動し易い傾向により、作業に困難をきたすことから、
分子量約soo。
以上の固型ニトリルゴムを併用して流動化現象を生じ難
くすることが望ましい。
分子量約5000以下の液状ニトリルゴムとじては、一
般に分子量約3000〜4000、好ま−しくは約33
00〜3800、粘度so 、 ooo〜650,00
0 ops (27℃)、比重(25℃/25℃) 0
.920〜0.965 、好ましくは0.922〜0.
960、カルボキシル基含有i;t 2.0〜3.5 
m ;in % 、好ましくは23〜26重量%、官能
基数1.75〜2.51モル、好ましくは1.8〜′2
..01モル、結合アクリルニトリル量は好ましくは8
〜28重社%、加熱減址(130℃、2時間)2.5%
以下、好ましくは2.0%以下、溶解パラメーター8.
0〜10.0 、好ましくは8.3〜9.2のものが用
いられる。
また、分子量約8000以上、一般には約10000以
上の固型ニトリルゴムは、ムーニー粘度MIII+4(
100℃)40以上、好ましくは45以上、比重(25
℃/25℃)  0.94〜1.10である点を除き、
上記液状ニトリルゴムと同様の性状を有する。
これらの(b)成分は、前記(a)成分または(a)成
分と後記(d)成分との合針鼠に対し、一般に約17取
量%以上、好ましくは約20爪量%以上の割合で用いら
れる。(b) #:分がこれ以下の割合で調製された接
着剤組成物を用いると、7レキシプルプリント基板の重
要な特性の一つである柔軟性が失われるばかりではなく
、比較的大きな硬化収縮を示すため、製品にカールがか
かり易い欠点を生ずる。一方、(b)成分をこれより多
い割合で用いると、相対的に(a)成分の割合が低くな
り、耐燃性の低下がもたらされるが、その低下の度合は
用いられる(a)成分の種類にもよるので、−概には決
めることができないが、これらの事情を勘案して両者間
の使用割合を決定することが重要である。
(c)成分の芳香族ポリアミン系硬化剤としては、例え
ば下記一般式で表わされるようなものが用いられる。
ここで、R: (−OH,ザ、−〇=、−s−1−so
2−1X、Y:水素原子、ノ\ロゲン原子、カルボキシ
ル基、低級アルキル基、ノ10ゲノ アルキル基、ノ10ゲノシクロアルキ ル基 R’、R’ : J チル基、エチル基、/10ゲノメ
チル基、ハロゲノエチル基 m:1〜3の整数 n:0,1または2 pal〜6の整数 q:1〜12の整数 前記(、)成分および(b)成分を含む系を硬イヒさせ
る可能性を備えたエポキシ樹脂用硬化剤は多数知られて
いるが、本発明者の検討したところによれ+f 。
接着性、半田耐熱性、耐薬品性および耐燃性をすべて満
足させる硬化剤は、芳香族ポリアミンだけであることが
判明した。そして、これらの芳香族ポリアミン系硬化剤
の中でも、特にハロゲン含有芳香族ポリアミン、カルボ
キシル基またはカルボキシレート残基(カルボン酸エス
テル型)含有芳香族ポリアミンが接着剤を耐燃性を付与
する上で最も有効である。
本発明に係る接着剤組成物の調製においては、(d)成
分の難燃助剤として三酸化アンチモンが配合され、これ
が難燃剤である(a)成分ハロゲン含有エポキシ樹脂と
合まって、接着剤組成物のなお一層高度の耐燃性を発揮
させる。
接着剤組成物の耐燃性を高めるためには、(a)成分お
よび(、i)成分を大皿に使用することが考えられるが
、それは次のような理由によって好ましくない。
(1)多量の(a)成分の使用は、相対的に組成物中の
(b)成分の含有割合を低下させ、その結果としてフレ
キシブルプリント基板の柔軟性を失わせるばかりではな
く、硬化収縮を大きくする。
(2)多量の(d)成分の使用は、ベースフィルム側の
接着にはそれ程影響を与えないが、カバーフィルム側の
接着に関しては重大な問題を生じさせる。
II チ、カバーフィルム側の接着においては、ポリイ
ミドフィルムおよび接着剤層を通して銅箔回路が鮮明に
みえる必要があるが、三酸化アンチモンに非常に]J蔽
力に富むため、回路全面い隠す傾向が顕著にみられる。
かかる観点から、特にカバーフィルム側の接着に用いる
場合には、(d)成分の使用mを抑える必要があり、一
般には接着剤の不揮発分の重量に対して、カバーフィル
ム用あるいは片面フレキシブルプリント基板用には約1
.5〜10%、好ましくは約2.0〜8.5%の割合で
、また両面フレキシブルプリント基板用には約7.5〜
20.0%、好ましくは約9.0〜15.0%の割合で
それぞれ用いられる。なお、これらの使用割合は、他の
成分の種!lIOおよび使用量などによっても左右ぴれ
、例えば前記した好ましいとされる5i m、3の芳香
族ポリアミン系硬化剤を用いた場合などには、他の芳香
族ポリアミン系硬化剤を用いた場合、と比・肢して、そ
の使用量を半減させることができる。
(d)成分として用いられる三酸化アンチモンは、難燃
助剤として著名ではあるが、本発明組成物においては、
それが難燃助剤としてばかりではなく、接着剤の最も重
要な性質である接着強度、特に電解銅箔光沢面側の接層
強度を大幅に向上させるという全く予期されない効果が
得られる。部ち、電解銅箔の光沢面は、マット面とは異
なり、一般に接着強度を付与するような処理がなされて
いないので、その接着は非常に難かしい面があるが、(
d)成分の配合によりその接着強度は2倍以上の値を示
すようになる。
使用される三酸化アンチモンは、一般のフレキシブルプ
リント基板の接着剤層の厚みが約20〜35μmである
ことを考慮し、約10μm以下、好ましくは約5μ〃l
以下の粒径を有することが好ましい。接着剤組成物は、
一般に溶液型として調製されるため、(d)成分は(a
)〜(C)各成分の溶液中にそのまま添加することもで
きるが、比較的分散性に欠けることから均一な塗膜が得
難く、接着強度のバラツキや耐燃性への信頼性の若干の
不安などがある場合があり、そのため(、i)成分を予
め(a)成分などて混合し、加熱ロールあるいは二軸押
出機などで十分に混、諌してから浴剤を加えると、分散
性の良好な接着剤組成物が得られるようになる。
以上の各成分を必須成分とする本発明の接着剤組成物に
は、これ以外の成分を必要に応じて配合することができ
る。例えば、耐薬品性、半田耐熱性などにより−)牙の
信頼性を与えるためには、接着剤の架(喬密度を高める
ことが有効であり、その手段としては単に(a)成分の
配合割合を高めるだけでもよいが、ハロゲンを含有しな
い一般のエポキシ窟脂を配合しても有効である。
かかるエポキシ有脂としては、−分子中に2個、  以
上のエポキシ基を有する次のようなものが例示される。
(イ)ポリフェノール型エポキシ樹脂 R: −OR’RI−(R’、RI;水素原子またはア
ルキル基)、−5−1−so2−1−〇−などn:0ま
たは正の整数、好ましくは0〜12R′:水素原子また
はアルキル基 mhoまたは正の整数、好ましくはO〜5R′、RI:
水素原子またはアルキル基1  :0または正の整毀、
好ましくは0〜ジル型エポキシ樹脂 に:Oまたは正の整数、好ましくは1〜6かかるエポキ
シ樹脂は、対応するアミンとエピハロヒドリンとから合
成されるが、その中間体のアミノ基に更にエポキシ基が
反応して高分子麓化したものであってもよい。具体的に
は、次のような例を挙げることができる。
R′、R1:水素原子またはアルキル基(ハ)脂環式エ
ポキシ樹脂 ビス(3,4−エポキシシクロヘキシル)アジペート、
3.4−エポキシシクロヘキシルメチル−3゜4−エポ
キシシクロヘキサンカルボキシレート、ビス(3,4−
エポキシシクロヘキシルメチル)オキザレート、ビス(
3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル)
アジペート、ビス(3,4−エポキシシクロヘキシルメ
チル)ピメレート、3.4−エポキシ−1−メチルシク
ロヘキシルメチル−3,4−エポキシ−1−メチルシク
ロヘキサンカルボキシレート、6−メチル−3,4−エ
ポキシシクロヘキシルメチル−6−メチル−3,4−エ
ボギシシクロヘキサン力ルポキシレート、3.4−エポ
キシ−5−メチル−3,4−エポキシ−5−メチルシク
ロヘキサンカルボキシレート、3.4−エポキシシクロ
ヘキシルメチルグリシジルエーテルなど に)アルコール類のポリグリシジルエーテルポリエチレ
ングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレンジ
グリシジルエーテル、グリセリンジグリシジルエーテル
、トリメチロールプロノぜントリグリシジルエーテル、
1,4−ブタンジオールジグリシジルエーテル、1,6
−ヘキサンシオールジグリシジルエーテル、ネオペンチ
ルグリコールジグリシジルエーテルなど (ホ)カルボン酸類のポリグリシジルエステルへキサヒ
ドロフタル酸ジグリシジルエステル、フタル酸ジグリシ
ジルエステルなど これらのエポキシ樹脂の中では、比較的少量の添加で効
果的に架橋密度を高め、改質効果を示す3官能性以上の
エポキシ偉脂が好ましいものとして使用される。
他の配合成分としては、水酸化アルミニウム、浴融シリ
カなどの充填剤がよく用いられ、これらの充填剤は耐水
性を高めまた(a)〜(c)各成分との相互作用を高め
るため、予めシラン系またはチタン糸などのカップリン
グ剤で処理して用いることが好ましい。
〔発明の効果〕
先に本発明者が提案した(a)〜(c)各成分からなる
耐燃性接着剤組成物は、接着性、半田耐熱性、柔軟性に
加え耐燃性の点でもすぐれているが、この組成物に更に
難燃助剤として周知の三酸化アンチモンを配合すること
ンてより、耐燃性が一段と改善されるばかりではなく、
接着強度の一段の改善が図られる。従って、本発明に係
る耐燃性接着剤組R物id 、7レキシプルプリント基
板製造用などに有効に使用することができる。
〔実施例〕 次に、実施例について本発明を説明する。
実施例1 容M 500 meのセパラブルフラスコに、カルボキ
シル化こトリルゴム(日本ゼオン製品二ボール1072
 i数平均分子址30000、ムーニー粘度MLI+4
(100℃)30〜60)の13.6重量%メチルエチ
ルケトン溶液200.09 、臭素化ビスフェノールA
型エポキシ樹脂(昭和電工製品ショーダイン821;軟
化点65〜75℃、エポキシ当世420〜460、臭素
含有率48〜52爪怠%)6.0り、溶液状臭素化ビス
フェノールA型エポキシ樹脂(旭チハ製品0工EA 8
011N80 i 801tKn目浴剤力ツト品、エポ
キシ5慮556〜625、樹脂分中の臭素含有率21香
ム%、ガードナーホルト法による粘度+w ) 62.
57および三酸化アンチモン(日本精鉱製品ATOXF
1平均粒度0.3μm)8.ogを加え、均一になる迄
1景拌した後、250メツシユのフルイf:通過させて
、主剤2合液k iF2製した。
こhとは別に、4,4′−ジアミノ−3,3′−ジクロ
ルジフェニルメタン7.9gおよび1,8−ジアザビシ
クロ−(5,4,0)ウンデ七ン−7(純度98%以上
)0.5りを、メチルセロソルブ46.99に俗解させ
た硬化剤溶液を調製した。
そして、上記主剤浴液100.09に対し硬化剤浴液を
20.09加え、これらを十分に攪拌し、混合して接着
剤組成物を調製した。この組成物の不揮発分(溶剤以外
の成分)中の臭素含有率は13.4重量%、また三酸化
アンチモン含有率はa、offii%であった。
この接着剤組成物を自己消火性難燃ポリイミドフィルム
(デュポン社製品カプトン100 H;厚さ25μm)
上に揄布し、130℃のエアーオープン中で4分間乾燥
させた後、電解銅箔(厚さ35μm)の光沢面に貼り合
せ、170℃の卓上プレスで40分間圧着した。この場
合の接着剤層の厚さは、約30μmであった。
この接着物を試験片として、21℃−65%相対湿度の
恒温恒湿室−に1日間放置した後、180°方向剥離接
着強度をクロスヘッドスピード50π浦/分ノ条件下で
測定すると、1.75 h/cmの値が得られた。
また、300℃の半田浴に10秒間浸漬しても、ふくれ
や変色などの異常を認めなかった。
更に、接着物の銅箔を塩化第2鉄15重鼠%水浴液で全
面エツチングして除去した後水洗し、得られた接着剤お
よびポリイミドフィルムからなる積層物を短冊状(12
,5X 127.Ofm)に切りとり、その試料を13
0℃のエアーオープン中で1時間乾燥させた直後に、U
L規格に準拠して燃焼試験を行なった結果、94V−0
基準を満足させていることが判明した。
比較例1 実施例1において、三酸化アンチモンを加えずに主剤浴
液を調製し、この主剤溶液と硬化剤浴液とヲ爪は比で1
oo、o : 26.oの割合になるようにメチルセロ
ソルブの鼠を調整し、接着剤組成物を調製した。
この接着剤組成物について、実施例1と同様の試験を行
なった結果、早出耐熱性には異常がなかったが、180
°方向剥離強度は0150 TC4/cmの値しか示さ
ず、また燃焼試験ではTTL規格g4v−o基準を満足
させなかった。
実施例2〜6、比較例2〜3 実施例1の処方において、高臭素含量の臭素化ビスフェ
ノールA型エボギシ樹脂(ショーダイン821)を15
.0 g、また三酸化アンチモンを12.Oり(実施例
3では16.07)に使用量を変更して、主剤溶液′f
r:調製した。また、芳香族ポリアミン系硬化剤の種類
および使用量を種々変更して、硬化剤溶液を調製した。
これらの主剤溶液および硬化剤浴it用いて接着剤組成
物を調製し、それぞれ調製された接着剤組成物を自己消
火性難燃ポリイミドフィルム(カプトン100 H;厚
さ25μm)の両面に塗布し、130℃で4分間乾燥さ
せた後、電解鋼箔(淳さ35μm)2枚をマット面側に
貼合せ、表1に示す条件下で接着して両面胴貼板を作製
した。なお、主剤溶液と硬化剤溶液との混合比は、いず
れも重量で、実施例2〜6においては100.0 : 
20.0 、また比較例2〜3においては100.0 
: 10.0にそれぞれ設定した。得られた結果は、下
記表1に示される。
(硬化剤) 1 : 4,4′−ジアミ/−3,3’−ジクロルジフ
ェニルメタン n:313’−ジアミノジフェニルスルホンIII :
 3,3’−ジアミノ−4,4′−ジクロルジフェニル
スルホン N:4.4’−ジアミノ−3,3′−ジカルボキシジフ
ェニルメタン ■=プロパンジオールービス(4−アミノベンゾ エ 
ー  ト ) ■°ジシアンジアミド ■: 1− (β−シアンエチル)−2−エチル−4−
イミダゾール 実施例7〜9 実施例1の処方において、主剤溶液中の高臭素含量の臭
素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂(ショーダイン8
21)および三酸化アンチモンの量ならびに硬化剤層液
中の4,4′−ジアミノ−3,3′−ジクロルジフェニ
ルメタンおよびメチル七ロソルプの瓜を種々変更すると
共に、主剤溶液中に更に次のエポキシ樹脂を添加した。
これらの主剤溶液および硬化剤溶液を用いて接着剤組成
物を調製し、これについて実施例1と同様の試験を行な
った。得られた結果は、下記表2に示される。 ゛ (エポキシ樹脂) I’m−キシリレンジアミンテトラグリシジルエーテル 三菱瓦斯化学製品テトラドーメ;エポキシ当量95〜1
05、粘度2000〜2500 ops■:臭素化フェ
ノールノボラック型エポキシ樹脂日本化薬製品BREH
iエボキ、シ当量270〜300、臭素含有率33〜3
5重量%、軟化点60〜80℃■:フェノールノボラッ
ク型エポキシ樹脂日本化薬製品xppm−201;エポ
キシ当量185〜195、軟化点65〜75℃ 表2 〔主剤成分〕 臭素化ヒスフェノールA型エポ叶樹脂(9)   15
.0   13.9   15.0三酸化7ンf%ンC
g)  12−0  11.1  1ZOエポキシ樹脂
1      (g)   λ5n     (9) 
      5−0■             (り
)                        
   3・O〔硬化剤成分〕 4.4′−ジアミノ−3,3−ジクロルシフ巧タンノ)
10.9     10.3    10.3メチルセ
ロソルブ     (g)   47.0  47.7
  47.7〔接着剤組成物〕 不揮発分中の臭素含有率  (重量%)  15.0 
 14.6  15.0不揮発分中のSb 20 、含
有率 (重量%)  10.2  10.2  10.
2〔接着剤性能〕

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)分子中にグリシジル基およびハロゲンを有す
    るエポキシ樹脂、(b)分子中にカルボキシル基を有す
    るニトリルゴムおよび(c)芳香族ポリアミン系硬化剤
    および(d)三酸化アンチモンからなる耐燃性接着剤組
    成物。 2、(a)成分が臭素化ビスフエノールA型エポキシ樹
    脂である特許請求の範囲第1項記載の接着剤組成物。 3、フレキシブルプリント回路基板製造用に用いられる
    特許請求の範囲第1項記載の接着剤組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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