JPS6176347A - 自在継手のアダプタ嵌入方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明はプラスチック管受口の形成方法に関し、自在
継手の製作に使用するものである。

〈従来の技術〉 管路の曲り部を施工する場合、従来においては、曲り管
継手を使用しているが、この施工方法では、管路の曲り
角度に応じて多数の曲り管継手を用意しておく必要があ
り、曲り管継手の種類が多くなるため、曲り管継手の製
作、在庫管理の面での不利が避けられない。

このため、上記向り管継手に代わるものとして、第五図
に示すように、プラスチック管継手１′、６′の端部を
、それぞれ球殻状２′、３′に膨出成形し、一方の継手
管の膨出部２′内に、他方の継手管６′の膨出部３′を
、ゴムリング４′を介して回転可能に嵌合した自在曲管
か提案されている。

この自在曲管においては、曲り角度をかなり広範囲に変
化させることかでき、上述した難点を相当に軽減でき゛
る。

〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、上記の自在継手において、一方の球殻状膨出
部２′内に他方の球殻状膨出部３′を納めるには、他方
の球殻状膨出部３′の最大径部を一方の球殻状膨出部２
′の口径にまで弾性的に圧縮しつつ他方の球殻状膨出部
３′を一方の球殻状膨出部２′に圧入することが必要で
ある。しかるに、この圧縮変形は、主に外力（外圧）の
割には、全体的な変形が僅かであるフープストレスによ
るものであり、しかも球殻状膨出部３′に一体化されて
いる管継手部６′が圧縮に対する抵抗体として作用する
ため多大な圧縮力を必要とし、作業者の直接の把握力程
度では、上記圧入は無理である。従って、一方の球殻状
膨出部３′を他方の球殻状膨出部２′に納めることか困
難である。

また、かかる面から球殻状膨出部の厚さ、円弧径等の制
約が避けられず曲り自在管の設計上の制約も余儀無くさ
れる。

く問題点を解決するための手段〉 この発明は、曲り角度を広範囲に調整し得る自在管継手
をきわめて容易に製作し得るプラスチック管受口の形成
方法を提案するものである。

すなわち、この発明のプラスチック管受口の形成方法は
、プラスチック管端部を球殻状の嵌合用膨出部に形成し
、該嵌合用膨出部内に球殻状プラスチック製リング状の
管挿入用アダプタを嵌入するに際し、球殻状プラスチッ
ク管挿入用アダプターの軸を前記プラスチック管の軸と
直交させて配置し、次いで前記プラスチック管の管軸方
向へ押圧し、該抑圧力により前記嵌合用膨出部内口を直
径方向に拡大変形させ強制的に圧入することを特徴とす
るものである。

〈実施例〉 以下、図面によりこの発明を説明する。

第２図はこの発明により製作されるグラスチック管受口
の一例を示している。

第２図において、１はプラスチック製の継手管であり、
一端部には球殻状の嵌合用膨出部２が成形されている。

この嵌合用膨出部２の剛性は、やや小とされ°ており、
該膨出部２の成形には、ゲラステック管１の端部をプロ
ー成形する方法等を用いることができる。勿論、管部１
並びに膨出部２を一体的に射出成形子ることもでき、こ
の場合、膨出部２の肉厚は管部１の肉厚よりもやや薄く
される。

３　ハフ’　ラス’チック製の管挿入用アダプタであり
、その外面は球面とされ、外周面【はゴムリング装着用
溝４が、内周面には、管挿入口側においてゴムリング装
着用溝５がそれぞれ設けられている。

この管挿入用アダゲタ３は、その１４１が上記した膨出
部２の剛性よりも大とされており、通常は射出成形され
る。この射出成形時、熱応力歪を極力除去するために、
第３図に示すように、管挿入面、並びに外周面の盛肉６
並びに７．７を行うことが好ましい。この場合、盛肉箇
所には周方向に所定の間隔ごとにリプを設けることが望
ましい。第３図における８、８は外周面の血肉溝７．７
に設けられたリプを、第４図は内周面のみに盛肉部６を
設け、がっリプ９を形成した例をそれぞれ示している。

上記球殻状膨出部２及び管挿入用アダプタ３を用意し、
第１図Ａに示すように、管端部を球殻状の膨出部２に成
形したプラスチック管ｌの膨出部開口２Ａに管挿入用ア
ダプタ３をその中心軸線ａ　−ａ　（第１図Ｃ参照）を
球殻状膨出部２の中心軸線す、−ｂに対してほぼ直交さ
せる方向に配置し、この状態で管挿入用アダプタ３を球
殻状膨出部２内に第１図Ｂに示すように強制的に圧入す
る。この時、管挿入用アダプタ３の外郭形状は球体の両
側を欠裁した形状をなすから球殻状膨出部２の変形量は
それだけ小さくなる。このことは、管挿入用アダプタ３
の中心軸線ａ　−ａと球殻状膨出部２の中心軸線ｂ−ｂ
とを一致させて管挿入用アダプタ３の圧入を行う場合、
管挿入用アダプタ３の外郭形状が、球殻状膨出部２の入
口の内郭形状に対して著しく犬となることを想定すれば
容易に理解できる。

このように管挿入用アダプタ圧入時での球殻状膨出部２
の入口′の変形量を少量に済まし得ること、並びに球殻
状膨出部２の剛性が比較的小とされていること等により
、第１図Ｂに示す球殻状膨出部２内への管挿入用アダプ
タ３の圧入は容易である。

第１図Ｂに示すように、管挿入用アダプタ３を球殻状膨
出部２内に圧入した後は、管挿入用アダプタ３を回転さ
せ、第１図Ｃに示すように管挿入用アダプタ３の中心軸
線ａ　−ａを、球殻状膨出部２の中心軸線ｂ−ｂに一致
させ、次いで第２図に示すように管挿入用アダプタ３に
管１０の挿口部１１を挿入すれば第２図に示したプラス
チック管受口か得られる。

〈発明の効果〉 本発明によれば、上述のように球殻状膨出部をプラスチ
ック管の管端に形成し、これに予め形成した管挿入用ア
ダプタをその中心軸線を直交させ圧入するだけでよく、
しかも嵌合後の球殻状膨出部内での管挿入用アダプタの
回転は自由に行えるので上記管挿入用アダプタの挿入時
の向きは全く問題とはならず、従って一旦挿入後は外力
による分離に対し充分な強度を有するプラスチック管受
口が従来に比し極めて簡単に製作することが可能となる
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図Ａ１第１図Ｂおよび第１図Ｃは、本発明の実施状
態を示す説明図、第２図は本発明によって形成されるプ
ラスチック管受口の一例を示す断面図、第３図、第４図
は本発明において使用されるアダプターの各種の例を示
す断面図、第５図は従来例の説明断面図である。 図において、ｌはプラスチック管、２は球殻状膨出部、
３は管挿入用アダプタ、１１は管挿口、１２．１３はゴ
ムリングである。 γｌｌｌＡ ｒ／ｍρ Ｏ ｒ？１３ｇ Ｔ３５′ ２′ γ５Ｊ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）プラスチック管端部を球殻状の嵌合用膨出部に成
   形し、該嵌合用膨出部内に球殻状プラスチック製リング
   状の管挿入用アダプタを嵌入するに際し、球殻状プラス
   チック管挿入用アダプターの軸を前記プラスチック管の
   軸と直交させて配置し、次いで前記プラスチック管の管
   軸方向へ押圧し、該押圧力により前記嵌合用膨出部開口
   を直径方向に拡大変形させ強制的に圧入することを特徴
   とするプラスチック管受口の形成方法。