JPS6175082A - 不整地走行車の前二輪懸架装置 - Google Patents
不整地走行車の前二輪懸架装置Info
- Publication number
- JPS6175082A JPS6175082A JP59198098A JP19809884A JPS6175082A JP S6175082 A JPS6175082 A JP S6175082A JP 59198098 A JP59198098 A JP 59198098A JP 19809884 A JP19809884 A JP 19809884A JP S6175082 A JPS6175082 A JP S6175082A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- suspension system
- supported
- wheel suspension
- uneven
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は不整地走行に適した三輪自動車又は四輪自動
車の前二輪懸架装置に関するものである。
車の前二輪懸架装置に関するものである。
（従来の技術）
従来技術としては、例えば実開昭５３−３０６５３号や
特開昭５４−２５０３３号に示されているように、左右
の前輪をそれぞれ縦向きの平行リンク機構からなる一対
の支持アームを用いてセンターフレームに対し上下方向
へ揺動自在に支持し、操作ハンドルに連動するハンドル
シャフト及びタイロッドを介して左右車輪を操舵するよ
うにした構造の懸架装置が提案されている。
特開昭５４−２５０３３号に示されているように、左右
の前輪をそれぞれ縦向きの平行リンク機構からなる一対
の支持アームを用いてセンターフレームに対し上下方向
へ揺動自在に支持し、操作ハンドルに連動するハンドル
シャフト及びタイロッドを介して左右車輪を操舵するよ
うにした構造の懸架装置が提案されている。
（発明が解決しようとする問題点）
前記懸架装置の場合、左右の前輪は平行リンク機構によ
り相互に平行関係を保持した状態で揺動するように規制
されているため、構造的に非常に複雑になり、また不整
地走行時における左右前輪の上下動ストロークの許容範
囲が比較的小さいため凹凸路面に対する応答性が悪く、
しかも各機構の動きも複雑である。しかも、不整地走行
においては、左右前輪が相互に平行性を保って上下動す
るよりも、寧ろ車体のセンターに対して、左右の車輪が
それぞれ独立に上下方向へ回動自在に支持されている方
が上下動のストローク範囲を大きくとれ、凹凸路面に対
する車輪の即応性に優れ、車体の走行安定性や操縦性の
向上が図り得る。
り相互に平行関係を保持した状態で揺動するように規制
されているため、構造的に非常に複雑になり、また不整
地走行時における左右前輪の上下動ストロークの許容範
囲が比較的小さいため凹凸路面に対する応答性が悪く、
しかも各機構の動きも複雑である。しかも、不整地走行
においては、左右前輪が相互に平行性を保って上下動す
るよりも、寧ろ車体のセンターに対して、左右の車輪が
それぞれ独立に上下方向へ回動自在に支持されている方
が上下動のストローク範囲を大きくとれ、凹凸路面に対
する車輪の即応性に優れ、車体の走行安定性や操縦性の
向上が図り得る。
この発明は上述の点に鑑みなされたもので、構造が簡単
で耐久性に冨み、走行安定性や操縦性能の向上が図れる
前二輪懸架装置を提供しようとするものである。
で耐久性に冨み、走行安定性や操縦性能の向上が図れる
前二輪懸架装置を提供しようとするものである。
（問題点を解決するための手段）
この発明の要旨とするところは、左右一対のスイングア
ームを、車体前端部のセンターに可及的に近づけて上下
方向に回動自在に軸支して凹凸路面に対する各車輪の上
下変位量を大きくすると共にスイングアームのキャンバ
−角の変化量は小さくし、各スイングアーム端部に車輪
を転動自在に且つ走行方向変換自在に支持し、該車輪支
持部にステアリングシャフトに連動する一対のタイロン
ド端をそれぞれ接続したことである。
ームを、車体前端部のセンターに可及的に近づけて上下
方向に回動自在に軸支して凹凸路面に対する各車輪の上
下変位量を大きくすると共にスイングアームのキャンバ
−角の変化量は小さくし、各スイングアーム端部に車輪
を転動自在に且つ走行方向変換自在に支持し、該車輪支
持部にステアリングシャフトに連動する一対のタイロン
ド端をそれぞれ接続したことである。
（作 用）
との発明の懸架装置によれば、左右の車輪は、それぞれ
独立して車体の略センターを支点にして上下に回動し、
凹凸路面に即応して確実に接地しながら走行する。また
、各車輪の上下回動は、車体の略センターを支点にして
いるので、車輪の変位に比べてキャンバ−角変化が小さ
い。
独立して車体の略センターを支点にして上下に回動し、
凹凸路面に即応して確実に接地しながら走行する。また
、各車輪の上下回動は、車体の略センターを支点にして
いるので、車輪の変位に比べてキャンバ−角変化が小さ
い。
′ （実施例）
以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第１図は前二輪懸架装置の実施例を示す正面図、第２図
は同側面図、第３図は同平面図、第４図は主フレームを
示す斜視図である。
は同側面図、第３図は同平面図、第４図は主フレームを
示す斜視図である。
第４図において、１は車体としてのダブルクレドール形
フレームで、正面より見て略Ｕ字状のフロントチューブ
２の上部から２本のダウンチューブ３および２本のアッ
パーチューブ４がそれぞれ平行に配置されている。そし
て、フロントチューブ２はやや後方へ傾斜しており、ダ
ウンチューブ３下部の前方間隔保持チューブ５のセンタ
ーとフロントチューブ２下部センターとの間にセンター
チューブ６が配設されている。
フレームで、正面より見て略Ｕ字状のフロントチューブ
２の上部から２本のダウンチューブ３および２本のアッ
パーチューブ４がそれぞれ平行に配置されている。そし
て、フロントチューブ２はやや後方へ傾斜しており、ダ
ウンチューブ３下部の前方間隔保持チューブ５のセンタ
ーとフロントチューブ２下部センターとの間にセンター
チューブ６が配設されている。
７はダウンチューブ３下部の後方屈曲部に固着した後二
輪Ｂの車軸支持用ブラケットである。
輪Ｂの車軸支持用ブラケットである。
次に、第１図〜第３図において、８は上方より見て略■
字状の二股スイングアームで、左右のスイングアーム８
の基端が、前記センターチューブ６の長手方向に間隔を
設けて固着した支持ブラケット９．１０にそれぞれ上下
方向に回動自在に軸支されている。スイングアーム８の
先端にはコ字状フレーム１１が縦向きに固着され、この
フレーム１１に回動自在に配設された車輪支持部として
のキングピン１２を介して車輪支持軸１３が操舵可能に
装着されている。また、支持軸１３には前車輪Ａの取付
ドラム１４が転動自在に配装されている。
字状の二股スイングアームで、左右のスイングアーム８
の基端が、前記センターチューブ６の長手方向に間隔を
設けて固着した支持ブラケット９．１０にそれぞれ上下
方向に回動自在に軸支されている。スイングアーム８の
先端にはコ字状フレーム１１が縦向きに固着され、この
フレーム１１に回動自在に配設された車輪支持部として
のキングピン１２を介して車輪支持軸１３が操舵可能に
装着されている。また、支持軸１３には前車輪Ａの取付
ドラム１４が転動自在に配装されている。
１５はバネ部材としてのコイ、ルスプリングで、このス
プリング１５は前記フロントチューブ２の上部とコ字状
フレーム１１の上面にそれぞれ固着したブラケット１６
．１７間に張設されている。
プリング１５は前記フロントチューブ２の上部とコ字状
フレーム１１の上面にそれぞれ固着したブラケット１６
．１７間に張設されている。
１８はステアリングシャフトで、このシャフト１８はフ
ロントチューブ２上端部間にもうけたス、テアリングへ
ラド１９と前記センタ−チューブ６中間位置に設けた支
持部材２０とによりやや後方へ傾斜させて回動自在に支
持されている。２１はステアリングシャフト１８の上端
に装着したバーハンドルである。また、ステアリングシ
ャフト１８の下端部と前記各キングピン１２にアーム２
２．２３がそれぞれ突設され、中央アーム、２２に左右
のタイロッド２４の一端がボールジヨイント２５を介し
て接続されると共に、各タイロッド２４の他端がボール
ジヨイント２６を介して左右のアーム２３にそれぞれ接
続される。これにより、バーハンドル２１を操作すれば
前車輪Ａが操舵される。４なお、前後車輪Ａ、Ｂには、
不整地走行に適した低圧のバルーンタイヤが使用される
。 ′また、上記実施例では後車輪Ｂが二輪の四
輪自動車を示したが、後車輪Ｂが一輪の三輪自動車につ
いても同様に実施されるものである。
ロントチューブ２上端部間にもうけたス、テアリングへ
ラド１９と前記センタ−チューブ６中間位置に設けた支
持部材２０とによりやや後方へ傾斜させて回動自在に支
持されている。２１はステアリングシャフト１８の上端
に装着したバーハンドルである。また、ステアリングシ
ャフト１８の下端部と前記各キングピン１２にアーム２
２．２３がそれぞれ突設され、中央アーム、２２に左右
のタイロッド２４の一端がボールジヨイント２５を介し
て接続されると共に、各タイロッド２４の他端がボール
ジヨイント２６を介して左右のアーム２３にそれぞれ接
続される。これにより、バーハンドル２１を操作すれば
前車輪Ａが操舵される。４なお、前後車輪Ａ、Ｂには、
不整地走行に適した低圧のバルーンタイヤが使用される
。 ′また、上記実施例では後車輪Ｂが二輪の四
輪自動車を示したが、後車輪Ｂが一輪の三輪自動車につ
いても同様に実施されるものである。
次に、上記実施例の作動態様を説明する。
運転者は前記アッパーチューブ４上に設けたシート（図
示せず）に跨がりバーハンドル２１の両端グリップ（図
示せず）を握った状態で走行操作する。そして、不整地
いいかえれば凹凸路面の走行に際し、前二輪Ａは車体前
端部の略センターを支点にしてそれぞれ独立に上下に回
動し、凹凸路面に確実に応答する。
示せず）に跨がりバーハンドル２１の両端グリップ（図
示せず）を握った状態で走行操作する。そして、不整地
いいかえれば凹凸路面の走行に際し、前二輪Ａは車体前
端部の略センターを支点にしてそれぞれ独立に上下に回
動し、凹凸路面に確実に応答する。
また、旋回特に急旋回する場合には、バーバンドル２１
の向きを変えると同時に、運転者が旋回方向へ体重を移
ｖＪさせることによって、内輪側のスイングアーム８が
上方へ回動すると共に、外輪側のスイングアーム８が下
方へ回動して車体が旋回方向へ傾き、円滑な急旋回を可
能にする。
の向きを変えると同時に、運転者が旋回方向へ体重を移
ｖＪさせることによって、内輪側のスイングアーム８が
上方へ回動すると共に、外輪側のスイングアーム８が下
方へ回動して車体が旋回方向へ傾き、円滑な急旋回を可
能にする。
（効 果）
以上説明したようにこの発明の前二＠懸架装置は、従来
の平行リンク機構を利用した車輪の懸架装置に比べて、
構造が簡単で車両の軽量化が図れ、しかも不整地走行に
際し、凹凸路面に対する車輪の上下動ストロークが大き
くて即応性にも優れ、より安定且つ安全な走行を可能に
するという効果がある。
の平行リンク機構を利用した車輪の懸架装置に比べて、
構造が簡単で車両の軽量化が図れ、しかも不整地走行に
際し、凹凸路面に対する車輪の上下動ストロークが大き
くて即応性にも優れ、より安定且つ安全な走行を可能に
するという効果がある。
第１図は前二輪懸架装置の実施例を示す正面図、第２図
は同側面図、第３図は同平面図、第４図は主フレームを
示す斜視図である。 １・・・ダブルクレドール形フレーム（車体）、６・・
・センターチューブ、８・・・スイングアーム、１１・
・・コ字状フレーム、１２・・・キングピン、１３・・
・車輪支持軸、１４・・・車輪取付ドラム、１５・・・
コイルスプリング（バネ部材）、１８・・・ステアリン
グシャフト、２４・・・タイロッド。 第１図 第２図
は同側面図、第３図は同平面図、第４図は主フレームを
示す斜視図である。 １・・・ダブルクレドール形フレーム（車体）、６・・
・センターチューブ、８・・・スイングアーム、１１・
・・コ字状フレーム、１２・・・キングピン、１３・・
・車輪支持軸、１４・・・車輪取付ドラム、１５・・・
コイルスプリング（バネ部材）、１８・・・ステアリン
グシャフト、２４・・・タイロッド。 第１図 第２図
Claims (1)
- 車体前端部の長手方向に配設したセンターチューブに対
し、一対のスイングアームを左右へ張出させて上下方向
に回動自在に軸支すると共に、該スイングアームをコイ
ルスプリング等のバネ部材により略水平に保持し、各ス
イングアーム端部に車輪を転動自在に且つ走行方向変換
自在に支持し、該車輪支持部にステアリングシャフトに
連動する一対のタイロッド端をそれぞれ接続したことを
特徴とする不整地走行車の前二輪懸架装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59198098A JPS6175082A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 不整地走行車の前二輪懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59198098A JPS6175082A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 不整地走行車の前二輪懸架装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6175082A true JPS6175082A (ja) | 1986-04-17 |
| JPH0419072B2 JPH0419072B2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=16385459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59198098A Granted JPS6175082A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 不整地走行車の前二輪懸架装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6175082A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5330653U (ja) * | 1976-08-24 | 1978-03-16 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3804390A (en) * | 1971-09-08 | 1974-04-16 | Ajax Magnethermic Corp | Apparatus and method for heat-treating large diameter steel pipe |
-
1984
- 1984-09-20 JP JP59198098A patent/JPS6175082A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5330653U (ja) * | 1976-08-24 | 1978-03-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0419072B2 (ja) | 1992-03-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1894753B1 (en) | Structure for enabling independently suspended wheels to lean with vehicle hull | |
| JPS63287612A (ja) | 自動車のステアリング車輪の懸架装置 | |
| JPS61295110A (ja) | 独立懸架装置 | |
| JP2570860B2 (ja) | 車両のサスペンション | |
| JPS6111833B2 (ja) | ||
| JPS63251310A (ja) | 四輪操舵車 | |
| JP2823855B2 (ja) | 操舵輪の懸架装置 | |
| JPH04173413A (ja) | 前輪用サスペンション装置 | |
| JPS6175082A (ja) | 不整地走行車の前二輪懸架装置 | |
| JPH054404Y2 (ja) | ||
| JPS6212405A (ja) | 不整地走行用鞍乗型四輪車の車輪懸架装置 | |
| JP2647096B2 (ja) | 操舵輪懸架装置 | |
| JPH0442231Y2 (ja) | ||
| JPS6210841B2 (ja) | ||
| JPH0525929Y2 (ja) | ||
| JPH0825501B2 (ja) | 騎乗型車両の前二輪懸架及び操舵装置 | |
| JPS6146342B2 (ja) | ||
| JPH0359875B2 (ja) | ||
| JP2580086Y2 (ja) | 車両の後輪操舵装置 | |
| JP2547570B2 (ja) | 自動車のサスペンション装置 | |
| JPS6233112B2 (ja) | ||
| JP2836433B2 (ja) | トラック等の後輪操舵装置 | |
| JPH0146354B2 (ja) | ||
| JPH054403Y2 (ja) | ||
| JP3338468B2 (ja) | パラレルクランクステアリングシステム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |