JPS6174821A - 横軸高配向フイルムの製造方法 - Google Patents

横軸高配向フイルムの製造方法

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JPS6174821A
JPS6174821A JP59195717A JP19571784A JPS6174821A JP S6174821 A JPS6174821 A JP S6174821A JP 59195717 A JP59195717 A JP 59195717A JP 19571784 A JP19571784 A JP 19571784A JP S6174821 A JPS6174821 A JP S6174821A
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film
treatment
stretching
unoriented
clip
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JP59195717A
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Junichi Fujio
藤生 順一
Makoto Hosonuma
細沼 信
Hiroyuki Katayama
裕之 片山
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野J 本発明は、クリップ式テンター延伸機を用いた横軸高配
向フィルムの製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
横軸高配向フィルトば、Fj、7 (巾)方向への高し
・−軸配向性を有することから(黄強カフィルムや偏光
フィルムの基材フィルムとして、また易横裂性を利用し
℃スプリットヤーン用原料フィルムとし7て用いられて
いる。
このような横軸高配向)、fルムの製造はテンター延伸
機による方法が一般的であり、特に縦(長手)方向に戯
曲処理した未延伸フィルムを高暗率に延伸する方法が良
いことが知られてし・る(例えば、特開昭55−775
30号公報)。
ところで、通常のテンター延伸機は、フィルムの両端部
を把持するクリップが無端チェーンに連結され、ある角
度で拡がりながら連続的に把持したフィルムを延伸する
殴(b゛4になっている。従って、その拡がりf(+度
にもよるがj(9常クリツプとクリップの間には3〜1
01程度の隙間がある。そのため、把持されるべき両W
::5のフィルムはクリップとクリップの間隙では全く
把持固定されていないので、延伸と共にこの把持さ1し
ていない部分が所定の位置より内側に抜は出寸(延伸さ
れずに残る)ことになる。
この内側に抜は出す程度は、通常の平成フィルムの延伸
ではそれほど問題にはならないが、皺曲処理したフィル
ムでは、このフィルムの把持すれなし・部分がこのクリ
ップ間隙より長髪、・ため、それにともなって多く抜は
出し易くなり、極端な場合には延伸切れを起こしたり、
延伸切れを起こさないまでもその近傍では延伸ムラが生
じ1品質的バラツキが大きくなり、安定した製品を収率
よく生産できないという問題がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、通常のクリップ式テンター延伸機を用
い、均一な品質特性を有する横軸高配向フィルムを安定
して収率よく製造する方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討した
ところ、皺曲処理したフィルムの両端部を何らかの方法
で補強することが有効であることを見出し、遂に本発明
に到った。
即ち、本発明は熱可塑性(酊脂フィルムをクリップ式テ
ンター延伸機により1&(巾)方向に延伸して高配向フ
ィルムを製造するにあたり、(a)被延伸フィルムが樅
(使手)方向に戯曲処理されたものであり、かつ、(0
)被延伸フィルムが皺曲処理され、かつ、更に両ψj1
.1部か補強されたものであるか、あるし・は被延伸フ
ィルム自(本がその両端部が中央部より厚し・ものてル
)ろことを71,1徴とする横軸高配向フィルムの製造
方法である。
本発明で(・う熱可塑性(酊脂フィルムとは、熱溶融成
形あるいは溶液キャスト成形等でフィルム状洗成形され
たもので、延伸可能なものであり、たとえばポリオレフ
ィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリビニル、ポリア
クリレート、ポリエーテル、ポリノノーポ′不−1・、
ポリスルホノ等のホモまたはコポリマーよりなるフィル
ムがあげられる。
これらの147人は通常0.01〜5順、好ましくは0
.05〜2調である。
本発明においては、延伸に先立ち上記熱可塑性樹脂〕、
イルムヤ縦方力111行二重波曲処理して横延伸にとも
なう縦方向の抗張力を低減させるのであるが、その方法
としては、たとえば2本の歯車を噛み合せ、その間にフ
ィルムを通過せしめてフィルム縦方向断面形状として波
形に皺曲する方法等の公知の方法が採用できる。その場
合の皺白変は、目的とする製品により異なるが、できる
だけ高配向性にするためには原平板フィルムの縦方向長
さに対して、延伸倍率の2乗根分の1の見掛は長さく平
面投影長さ)になるよう皺曲させることが望ましい。
本発明においては、上記皺曲処理した未延伸フィルムの
両端未延伸部がテンター延伸機における延伸工程でクリ
ップ間隙より抜は出ないよう未延伸フィルムの両端部を
補強処理する。
補強処理する方法としては、たとえば(イ)未延伸フィ
ルムの両端部に同種または異種の樹脂をフィルム状で積
層する、あるいは溶融もしくは溶液状で塗布、乾燥する
方法、(ロ)金属細線等の折り曲げ加工ができ、しかも
剛性のある材料を両端部に固着する方法、(・→未延伸
フィルム自身の厚みとして、中央延伸部11.:り両※
11.i未延伸部の方を厚くする方法等があげられ、中
でもJj法(ハ)はその処理の簡便さから好ましいもの
である14両端部の厚みを厚くす−る具体的方法として
は、あらかじめ熱可塑性樹脂フィルムを成膜する時厚く
しておく方法、あるいは巾方向・に均一な厚みのフィル
ムで皺曲処理した後、両端部のみをフィルノ・の1欧化
点以上に加熱し、変形処理することにより11/くする
方法等が採用できる。未延伸フィルli K f、3け
る両端部の中央部に対する厚み比としては、2倍以上、
好ましくは5倍以上であり、その比が大きければ太き(
・はど望ましいものである。
上述の如く皺曲および端部浦強処理された未延伸フィル
l−は、次いでクリップ式テンター延伸機に供給され1
71′r ’)3伸Q A L 7) +4クリップ式
テンター延伸機とG、Lフィルムの両端部を把持するク
リップを有し、一定の1′C1度で広がりながらフィル
ムを連続してUti )月111に延伸する延伸部を有
する通常の横延伸装置である。従って」ltl ′+’
+C’−隣り合うクリップは3〜i o m、ぐらいの
間隙を有して配置された多数のクリップが無端チェーン
に連結され連続して走行しているものである。そのクリ
ップ間隙は、延伸倍率と装置の長さによって求められる
拡がり角度によって異なるが、できるだけ狭いクリップ
間隙のテンター延伸機を使用するのが好ましく・。この
テンター延伸機による横延伸条件は樹脂フィルム組成、
最終製品の品質設計および縦皺曲処理条注等により適宜
選択される。
通常は樹脂フィルムのガラス転移温度以上、軟化点以下
の加熱温度下で倍率2以上、好ましくは4以上の高倍率
で延伸して横軸高配向フィルムを製造する。更に必要に
応じて、熱処理部を通過させアニール処理を行い、フィ
ルムの歪み除去ある(・は寸法安定性の向上を図ること
も可能である。
(実施例) 以下、実施例により本発明を更に説明する。
実施例1 ポリエチレンテレフタレート84脂CI V O,61
)をTダイ式押出機で製膜し、横(巾)方向の厚みがほ
ぼ均一になるよう耳端部をスリットして巾300、、厚
みl 50 ノtntの実質的に非結晶のフィルムを巻
取った。この・11阪フイルム上に、縦方向ioocm
の間隔でマーキングした後、ピンチ8.5咽、深さ7.
5mmの1右車2・1\を噛み合せたギャーロルに通し
、同一・・−り長さを・F面スケールで測定して約55
・2I+1となった縦力同哄曲処理フィルムを作成した
ついで、この処即ノfルノ・の両側面に180℃に加熱
した鉄板を押しあ−(、最大厚みが約1騙となるよ5 
;?!’=変形処即る・行い1両端部を補強した未延伸
)、fルノ・乞↑!Iた。こ、l+を予熱部80°C1
延伸部80°C,,4,il〜処叩英19 F) ”C
に加熱されたクリップ式テンター延伸機(クリップ間隙
4%)に供給し、倍率5.0で横方向に延伸し、熱固定
して厚み約50μフルのIi4 :I(b+高配向フイ
ルムを連続生産した。
この時、クリップ間隙への(ミ延伸両端部の喰い込みは
ほとんど認められず、延伸切れによるトラブルもなく1
作業性は良9j′であった。また、得られたフィルムは
X線回折による結晶(C軸)の配向度測定により溝方向
に高配向度を示すことを確認し、また厚み測定の結果、
巾方向の厚みバラツキは±2μmと良好であった。
比較例1 実施例1にお(・て、未延伸フィルムの両側面の外 熱板による変形補強処理を行なわなかった以街同様にし
て同一のクリップ式テンターにより横延伸し、高配向フ
ィルムを作成したところ、約5mに1回程度の割合で、
クリップ間隙からのフィルム抜けによると考えられる延
伸切れが発生し1作業が不安定であった。また、得られ
たフィルムの巾方向の厚みバラツキは±6μ乳もあり、
実施例1のものより悪かった。
実施例2 ポリプロピレン(MI3.5)をTダイ(巾3001+
III+)を備えた押出機により、巾250鵡にネック
インさせてキャストし、両端部最大厚み約650μm、
中央平均厚み約250μmのフィルムを成膜した。この
フィルムを、実施例1と同一のギヤーロールに通し、そ
のギャップを調整して縦方向マーク見掛は長さ約45 
cmの縦方向皺曲未延伸フィルムを作成した。
この未延伸フィルムを用いて、実施例1と同一のクリッ
プ式テンター延伸殴(予熱部140°C1延伸部1:1
5°C,+)、i4+、、すj、J!Ii部150℃)
により、横方向に81&燻りし、厚み約70μ乳の横軸
高配向フィルムな;1q造した。
この時、クリップ間隙からのフィルム両端部の抜けは認
められず、延伸切り、もなく、巾方向の厚み均一1トド
も良l/1であっ/・二。
(発明の幼1μ) 本発明の方法によると、!l;7別な横延伸機を用いな
くともクリップ間隙を(rする通常のクリップ式テンタ
ー延沖1:隻により、延伸切れ等のトラブルを発生する
ことなく安定り、”’C,l、かもコスト的に有利に、
IJ1冒111+高配向フィルノ・を製造することがで
きる。
また1本発明によりイ()ら11ろフィルムは横軸配向
性にすぐれるのみでなく、品質的均一性にもすぐれてお
り、特に光学的物性の均一性が要求される光学的用途、
たとえば偏光フィルム等には好適なものとなりつる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、熱可塑性樹脂フィルムをクリップ式テンター延伸機
    により横(巾)方向に延伸して高配向フィルムを製造す
    るにあたり、(a)被延伸フィルムが縦(長手)方向に
    皺曲処理されたものであり、および、(b)被延伸フィ
    ルムが皺曲処理され、かつ、更に両端部が補強されたも
    のであるか、あるいは被延伸フィルム自体がその両端部
    が中央部より厚いものであることを特徴とする横軸高配
    向フィルムの製造方法。
JP59195717A 1984-09-20 1984-09-20 横軸高配向フイルムの製造方法 Granted JPS6174821A (ja)

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