JPS6174539A - 魚油入りマ−ガリン - Google Patents

魚油入りマ−ガリン

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Publication number
JPS6174539A
JPS6174539A JP59195765A JP19576584A JPS6174539A JP S6174539 A JPS6174539 A JP S6174539A JP 59195765 A JP59195765 A JP 59195765A JP 19576584 A JP19576584 A JP 19576584A JP S6174539 A JPS6174539 A JP S6174539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
fish oil
fish
margarine
raw materials
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59195765A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenjiro Yasufuku
安福 憲治郎
Hiroshi Okafuji
浩史 岡藤
Mineo Hasegawa
峯夫 長谷川
Noriyuki Haga
芳賀 紀之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kewpie Corp
Original Assignee
QP Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS6174539A publication Critical patent/JPS6174539A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、油性原料の一つとして科定の精製魚油を用い
た魚油入りマーカリンに関する。
(従来の技術) マーカリンの油性原料としては大豆油や魚油等の動′植
物性油脂に水素冷加して得られる硬化油、牛脂、豚脂、
ヤシ油のような固体脂等常温で固体状の油脂(固体脂)
の他、大豆油・綿実油・落花生油のような常温で液状の
油脂(液状油)が用いられている。
そして、油性原料の一つである液状油は、固体脂だけを
原料とすると、得られるマーガリンはサジが通らない根
固すぎるばかりでなく、二重結合の脂肪酸の含量が低く
栄養的にも好ましくないので、マーカリンに適度な軟か
さを与えると共に、脂肪酸のバランスをとるために、加
えられるものである。
しかして、上記液状油は、マーカリンの風味を損わない
ようにするため、従来より、専ら植物油が使用されてい
る。
ところで、魚油はエイコサペンタエン酸(以)1’EP
A」と略す)やドコサヘキサエン酸(以下rD)iAJ
と略す)をはじめとする高度不飽和脂肪酸を多量に含有
しており、血液中のコレステロールの量を適正にしたり
、血栓を防止したりする効果があるので、栄養的にみれ
ばマーカリン用の液状油として好適である。
そのため、特開昭55−15444号公報にみられるよ
うに、液状油としてEl−’A含量の高い魚油を用い、
栄養的にバランスのとれたマーカリンを偽る方法か提案
されている。
(本発明か解決しようとする問題点) しっ)Lながら、この提案で用いる魚油は、一応稍吸さ
れているので、製造直後は無臭であるか、アミン類やケ
トン類等の魚臭成分の前駆体を含有しているため経時的
(′こ魚臭成分を生成し、マーカリンが魚臭を帯ひてし
まうという問題がbつた。
そこで、特開昭55−15444号の提案では、マーカ
リ/が魚臭を帯ひても、その魚臭を感じさせないように
するため、マスキング材としてカオリ/やリン酸カルン
ウムゲ使用するものであるが、発生する魚臭が強すぎて
、マスキング材ではとても無臭を打ち消すことができな
い。
本発明は、油性原料の一つとして、魚臭成分2よびその
前躯体金はとんど含まない精製魚油?用い、栄養的にバ
ランスがとれかつ魚臭の発生しない魚油入りマーガリン
全提供するものである。
(問題点を解決するための手段) すなわち1本発明の魚油人シマーガリンは、原料の液状
油として魚臭成分及びその前、躯体をほとんど含まない
精製魚油を用いであることを特徴とするものである。
本発明でいうマーカリンとは、油性原料として硬化油等
の固体脂と魚油等の液状油を用いて常法によって得られ
るマーガリン(いわゆる人造バターノの他、乳脂と魚油
等を原料として得られるバターやクリーム等をも含むも
のである。
本発明で使用する精製魚油は魚臭成分およびその前駆体
をほとんど含まないものであるが、その条件を満すかど
うかの一応の目安として、精製魚油にトコフェロール等
の抗酸化剤を添加し、容器に充填・密封して常温KIO
日間以上保管した場合、無臭の精製魚油が魚臭を発生す
るようになるか否かが基準となり、魚臭をほとんど発生
しない精製魚油が本発明の原料とされる。
しかしながら、粗製の魚油を従来の精製法(脱酸・脱色
・脱臭・脱ろう)&・仁で処理すれば、魚臭成分か除去
された精製魚油は得られるものの、焦臭成分の前駆体で
あるアミン類やケトン類が除去された精製魚油は得るこ
とができない。
そこで、本発明で便用する精製魚油の製法の一例全示す
と仄のとおりである。
葦ず、粗製の魚油1(JO部に対してクリセリン等の多
1曲アルコール5都とモノオレイルクリセラづト等のモ
ノグリセライド5部を加え50℃に加熱攪拌して混合油
を侍る。
この混合油を蒸発面@2m′の熱媒体加熱方式度130
〜1りO℃、仕込み速度210 Kg/ h r/m’
の条件で脱臭を行ない脱臭油を得る。
次いで、この脱臭油を蒸発面積2扉の熱媒体加熱方式の
隅真空流下式薄膜蒸留機に連続的に/ hr/lr?の
蒸留条件で第一蒸留を竹ない残留油を得る。この残留油
を蒸発面積1rrt′の加熱方式遠心式分子蒸留機に連
続的に仕込み、仕込み温度170〜180℃、真空度3
〜5===+&仕込み速度50Ky/ hr7fn”の
蒸留条件で第二蒸留を行ない残留油を得る。さらにこの
残留油を蒸発(2)積1rr/の熱媒温度280〜29
0℃、仕込み速度39 Kq/ hr、&の蒸留条件で
第三蒸留を行ない、蒸発油を精油として採取して精製魚
油を得る。得られた精製魚油には、酸化防止のため抗酸
化剤を添加し、容器に充填・密封して本発明の原料とす
る。
以上の処理により魚臭成分およびその前駆体(アミン類
ヤケトン類)をほとんど含まない精製魚油が得られる。
そして、この処理の原油として、いわし油を用いた場合
、得られる精製魚油中のEPAの含有量は10〜40X
であり、またDHAの含有量は5〜20%である。
本発明の魚油入りマーガリンを得るには、油性原料の一
つとして魚臭成分およびその前駆体をほとんど含まない
精製魚油?用いることを除き、従来のマーカリンの製法
と異なるところはない。
代表的な製法を述べるとます、硬化油等の固体脂を用意
し、これを撹拌しつつ、加熱して溶解し、これに60〜
80℃に加熱した液状油(精製魚油又は精製魚油と植物
油の混合油)、好みにより、脂溶性フレーバーや脂溶性
着色料等を加えて油性原料ヲ得る。魚油入りマーカリン
を適度な堅さく固すぎたシ、軟かすぎたシしないこと)
に仕上げるには、液状油1部に対して、固体脂’i 0
.5〜2.0部の割合で使用することが好ましい。
次に、上記油性原料とは別に、清水に脱脂粉乳やカゼイ
ン等の乳化剤、好みにより食塩等の調味料を溶解させた
水性原料を得る。
次にミキサー中で上記油脂原料?50〜70℃に保ちつ
つ撹拌し、これに油脂原料の2割程度の上記水性原料を
加え、乳化液ヲ得る。
最後に、この乳化敵を冷却装置に移し、冷却・固化させ
れば、魚油入りマーカリンを得ることができる。
(実施例) 製造例1 大豆油を水素添加して得た硬化油3.8Kzとパーム脂
(論体脂)5.2に9を二重釜内に入れ撹拌しながら加
熱して溶解させた。
溶解後もさらに攪拌しつつ、65℃に加熱した液状油8
.2Kr(精製魚油4゜2Kgとナタ不サラダ油4.0
Kfの混合油)、モノグリセライド20(1、バターフ
レーバー102及び若干のβ−カロチンを加えて、油性
原料17Kqを得た。
この油性原料とは別に、清水2に9に60℃に加熱し、
これに脱脂粉乳7002と食塩300?を加えて溶解し
て、水性原料3 Kgを得た。
次に、εキサ−中に油性原料17Kp’に入れ、60℃
に保持しつつ攪拌し、これを水性原料3 K9を注加し
て乳化液を得た。
得られた乳化液を冷却装置に移し、冷飾・固化させて魚
油入りマーガリン19.5Kv’r得た。
製造例2 製造例1において、パーム脂を4.2Ks+及び液状油
としてN裂魚油4.2に9のみを使用しくナタ不サラダ
油は使用せず)そのほかは製造例1と同じ配合及び同じ
方法で魚油入りマーガリン14.5Kgを得た。
(作用) 油性原料の一つである精製魚油の使用量は全原料に対し
て、2〜40s1好ましくは5〜15%であることが望
ましい。その使用量が少なすぎると、製品中のEPAや
DHA等の高度不飽和脂肪酸の含量が少なくなり、折角
、魚油を油性原料に用いてマーガリンの脂肪酸のバラン
ヌ化を図った意味がなくなるからであり、他方その使用
量が多すきると、用いる精製魚油に魚臭成分やその前、
躯体か含まれていないとはいえ、マーカリ/が魚風味の
ものとなってしまい好ましくないからである。
試験例 テスト区として、「発明の構成」の項で説示した方法で
得た精製魚油を用い、また対照区として市販の精製魚油
(脱酸・脱色・脱臭をしたもの)を用い、精製魚油の釉
類・使用量を除き、その他は製造例1と同じ方法で、全
原料に対して精製魚油の含量がそれぞれ2%、5X、1
0嵩、15%、 40%% 45X1の魚油入りマーカ
リンを試作した。
得られたマーガリンを試食したところ、表−1の結果が
得られた。
表−1 尚、表中の数値は、よく訓練したパネル18名の分散1
1である。
(効果) 以上のように、本発明によれば、油性原料として精製魚
油全多量に配合することかできるので、高度不飽オロ酸
に富んだマーカリンを提供できる。そして、七のマーカ
リンは魚臭がないので、おいしく供食することかできる
う 手続補正書 昭和60年2り/Q日 特許庁長官 志 賀   学 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第195765号 2、発明の名称 魚油入りマーガリン 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称(142)キューピー株式会社 自  発 7、補正の内容 (1)明細書第10頁第6行目の「15チ」をr20チ
」に訂正する。
(2)  明細書第10頁表−1を次のように訂正する
表−1

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)油性原料の一つとして魚臭成分およびその前駆体
    をほとんど含まない精製魚油を用いてあることを特徴と
    する魚油入りマーガリン。
  2. (2)精製魚油の含量を全原料に対して2〜40%とし
    た特許請求の範囲第1項記載の魚油入りマーガリン。
JP59195765A 1984-09-20 1984-09-20 魚油入りマ−ガリン Pending JPS6174539A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6467152A (en) * 1987-08-05 1989-03-13 Unilever Nv Sea yield/vegetable oil blend and product manufactured therefrom

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58849A (ja) * 1981-06-22 1983-01-06 Nippon Oil & Fats Co Ltd 新規な食用油および油性栄養食品

Patent Citations (1)

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JPS58849A (ja) * 1981-06-22 1983-01-06 Nippon Oil & Fats Co Ltd 新規な食用油および油性栄養食品

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