JPS5853894B2 - 食用脂肪配合物の製造方法 - Google Patents

食用脂肪配合物の製造方法

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JPS5853894B2
JPS5853894B2 JP49033348A JP3334874A JPS5853894B2 JP S5853894 B2 JPS5853894 B2 JP S5853894B2 JP 49033348 A JP49033348 A JP 49033348A JP 3334874 A JP3334874 A JP 3334874A JP S5853894 B2 JPS5853894 B2 JP S5853894B2
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fat
oil
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ビツテ インゴ
ハンネビユク ヤコブ
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23DEDIBLE OILS OR FATS, e.g. MARGARINES, SHORTENINGS, COOKING OILS
    • A23D9/00Other edible oils or fats, e.g. shortenings, cooking oils
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    • A23D7/00Edible oil or fat compositions containing an aqueous phase, e.g. margarines
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    • A23D7/015Reducing calorie content; Reducing fat content, e.g. "halvarines"

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  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Edible Oils And Fats (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、パーム油ベースの脂肪を含有する脂肪配合物
に関するものであって、この脂肪配合物は、食用スプレ
ッド、特にマーガリンの製造に適し、ショートニング類
の製造にも応用できる。
本発明は、特に、タブに充填するのに適した程度のコン
シスチンシーを有するマーガリンを製造できる、マーガ
リン用脂肪に関する。
本発明は、エマルジョン、特にマーガリンの製造に適し
た、10℃で最高1000,20℃で少なくとも200
.35℃で75より大きくないダイラテーション値を有
する脂肪配合物を提供するが、この配合物は、共ランダ
ム化脂肪と非ランダム化脂肪とを含み、共ランダム化脂
肪は、パーム油ベースの脂肪、ラウリン酸脂肪およびト
ランス含有脂肪を含み、非ランダム化脂肪は、脂肪配合
物が18−50%のH脂肪酸、3−25%のT脂肪酸、
3−30%のM脂肪酸及び残りがL脂肪酸から成るよう
な脂肪を含有する。
本明細書で記載したグイラテーション値は、H,A、
BoekenoogenによるAnalysis an
d Characterization ofOi I
s 、 Fats and Fat Product
s”、第1巻、1964年、Interscience
Publ 1shers London。
143ページ以下に記載の方法によって測定した。
用語「脂肪」は、ここでは20℃で固体であって、一般
には「脂肪類」と記載されている脂肪酸トリグリセリド
ばかりでなく、前記の温度で液体であり、一般には「油
」と記載されているトリグリセリドをも含めて使用する
用語「液状油」も、本明細書では、5℃、好ましくは0
℃で液体であるトリグリセリドを意味するために使用さ
れている。
「脂肪相」は、液体油をも含み、本発明のエマルジョン
中で単独の脂肪配合物として適している脂肪、または脂
肪配合物である。
同様に、「マーガリン用脂肪」は、液状油をも含み、マ
ーガリン中での脂肪相として適した脂肪配合物である。
別に断わらない限り、用語「エマルジョン」、「マーガ
リン」「食用スプレッド」などは、本発明の脂肪配合物
および適切な量の脂肪可溶性乳化剤、例えばモノグリセ
リド類、ホスファチド類およびそれらの画分などの部分
的脂肪酸グリセリド類及び(あるいは)水溶性乳化剤、
例えば部分的グリセリド類、ホスファチド類、卵黄、蛋
白などを含有するW10型エマルジョンのことを指して
いる。
本明細書において H脂肪酸とは、16−24個の炭素原子の飽和脂肪酸の
ことであり、 T脂肪酸とは、16−24個の炭素原子の七ノートラン
ス不飽和脂肪酸のことであり、 M脂肪酸とは、12−14個の炭素原子の飽和脂肪酸の
ことであり、 L脂肪酸とは、残りのもの、すなわち10〇−(H+T
+M)%である。
用語「ランダム化」とは、グリセリル基についてグリセ
リドの脂肪酸基のランダムな相互交換を意味する。
この交換は、少くとも2種類の異なった脂肪源に適用さ
れる場合には、「共ランダム化」と呼ばれるが、これは
例えばエステル交換触媒の影響下で、約25−175℃
、好ましくは80−140℃の温度で行なうことができ
る。
適切なエステル交換触媒は、例えばエステル交換すべき
脂肪配合物の0.01ないし0.3又は0.5重量%の
割合のアルカリ金属、それらの合金、それらの水酸化物
、それらのアルコキシドである。
本発明による脂肪配合物は、40又は50から85%ま
での脂肪相を含有するエマルジョンにおいて特に重要で
あり、そのエマルジョンの残りは水性相であり、必要な
pH値、例えば約4又は4.5ないし6又は7に調節さ
れた水、ミルク又はスキム・ミルクであってもよく、ま
た適切な水溶性乳化剤のほかに、種々の少量成分、例え
ば塩、酸、蛋白、フレーバー、防腐剤などを含有してい
てもよい。
本明細書では、すべてのパーセント、比率及び部は別に
断わらない限り重量基準である。
また別に断わらない限りエマルジョン中の脂肪の量は、
エマルジョンの重量を基準としており、脂肪配合物中の
脂肪の量は、脂肪配合物の重量を基準としたものであり
、さらlこ脂肪中の脂肪酸の量は、前記脂肪中の脂肪酸
の全量を基準としたものである。
マーガリン用脂肪中の主成分として好ましいパーム油ベ
ースの脂肪(この用語は、水添した、および水添しない
両パーム油ばかりでなく、それらの固体並びに液体画分
をも含めたものである)の使用は、望ましくはマーガリ
ン脂肪の主成分として、このような脂肪の人手しやすさ
やコンシスチンシーの点及び経済的配慮からも非常に重
要である。
食用スプレッド、例えばマーガリンに使用する脂肪配合
物中に実質量のパーム油ベースの脂肪が存在すると、主
として、パーム油が非常に特殊なグリセリド分布を有す
る緩慢に結晶化する脂肪であるという理由から、往々に
して不適当な製品を生じる。
パーム油の緩慢な結晶化特性は、例えば「後硬化」(こ
れは、製造した製品の貯蔵中に結゛晶の成長が進むこと
を意味するものであって、例えば製品の硬度が許容でき
ないほど増加しくあるいは)大きな粒状の結晶凝集物が
生じ、そしてこの凝集物は、最終製品の望ましくない官
能特性の原因となる)によってもたらされる結晶欠陥を
生じる。
本発明の脂肪配合物は、実質的な割合、例えば20.3
0.40または50重量%から約80重量%のパーム油
ベースの脂肪を含有する。
このようにしい得られた脂肪配合物は、同じパーム油ベ
ースの脂肪含有率を有する先行技術製品と比較して、脂
肪配合物の特に主要な部分である共ランダム化脂肪の存
在する結果から形成される種々の型のトリグリセリド類
の相互作用のおそらく結果として、より早く結晶化し、
すぐれたコンシスチンシーと官能特性を有するマーガリ
ンに使用できる。
本発明の脂肪配合物の独特の長所は、分別が完全に自由
選択的工程であることである。
もし適切な脂肪画分が入手できるならば、それらを脂肪
配合物中に混合できるが、入手できない場合には、複雑
な分別工程(これは、画分の実質的な部分が残留し、そ
の為に別の用途を見付けなければならないという短所を
必ず持っている)を実施する必要はないし、確かにそれ
は好ましいことではない。
本発明の別の長所は、本発明の脂肪配合物中では、液状
油に、共ランダム化処理(この工程は、液状油に適用し
た場合には、配合物の官能性に影響を与える場合がある
)を行なう必要がないことである。
本発明の脂肪配合物は、合計10−45重量%特に12
−40%のT脂肪酸およびM脂肪酸を含有することが好
ましく、H脂肪酸およびT脂肪酸は、せいぜい60%で
あることが好ましい。
脂肪配合物の共ランダム化部分は全配合物の35〜85
重量%を含む。
共ランダム化脂肪は、脂肪配合物の全重量を基準として
、5ないし35重量%のラウリン酸脂肪10ないし50
重量%、特に15−45重量%のパーム油ベースの脂肪
、及び10ないし50重量%のトランス含有脂肪を含有
し、共ランダム化脂肪中に、10ないし40%のH脂肪
酸、4ないし25%のT脂肪酸及び5ないし25%のM
脂肪酸を与えるようなものを使用することが好ましい。
本発明の特に好ましい具体例においては、パーム油ベー
ムの脂肪が、共ランダム化脂肪中での主要な脂肪である
「ラウリン酸脂肪」とは、ラウリン酸(M酸)のグリセ
リド類を実質的比率で含有する脂肪、特にココヤシ油、
パーム核油、ババス油のことであり、これらの脂肪は、
水添されていてもよい。
本発明の脂肪配合物の非ランダム化脂肪は、15〜65
重量%でなければならないし、Oないし25%のラウリ
ン酸脂肪、0ないし50%の液状油、0ないし25%の
パーム油ベースの脂肪およびOないし35%の水素添加
トランス含有脂肪から戊る。
非ランダム化脂肪中に特に少くとも10又は20%の割
合で液状油が存在すれば、適切な冷蔵型のマーガリンが
生じる。
本発明の脂肪配合物のランダム化脂肪と非ランダム化脂
肪とにおいては、パーム油ベースの脂肪は、水添パーム
油、特に40℃ないし80℃の融点の水添パーム油のみ
ならず、有機溶剤又は洗剤溶液の存在下で乾燥分別する
か、分画することによって得られた水添または非水添パ
ーム油の両分、特に液体画分の実質的割合から成るか、
含有する。
非水添パーム油が一般には好ましい、と言うのはそれに
よって、本発明の脂肪配合物の最終的品質に有害な影響
を与えることなく、複雑な水添工程を避けることができ
るからである。
トランス含有脂肪は、脂肪配合物のランダム化脂肪と非
ランダム化脂肪の双方並びに融点25−55℃の水添油
中に存在していてもよいが、特に水添液状油の融点は、
30℃と45℃との間にあるのが好ましい。
トランス脂肪酸高含有脂肪は、通常の反応イソ促進的な
方法で、液状油を半固体の脂肪(例えば30℃と45℃
の間の融点を有し、一般には傾きの急な温度/ダイラテ
ーション曲線を有する)へと水添することによって製造
されるのが適している。
前記の脂肪は、比較的少量の飽和脂肪酸、特に、多くと
も35%を一般には有し、少なくとも20%、好ましく
は少なくとも30%又は40%のトランス−脂肪酸含有
率を有する。
前記の水添油のトランス−脂肪酸含有率の好ましい範囲
は、50ないし70%であり、飽和脂肪酸含有率のそれ
は、約15ないし35%である。
硫黄被毒水添反応同時促進触媒、例えば珪藻土に沈着さ
せた硫黄被毒ニッケル触媒1.5%を前記油の水添に使
用するのが好ましく、この水添は約140℃ないし18
0℃の範囲の温度で行なうことができる。
このようにして、40.45又は50ないし65゜70
又は75%までものトランス酸類およびlO又は15な
いし25又は30%より多くない割合の飴拝朗旨肪酸を
含有する、水添したトランス脂肪高含有脂肪を得ること
が可能である。
また水添処理は、珪藻土に沈着させた非被毒性ニッケル
触媒で実施することもできる。
これらの触媒は、油類、例えば反応イソ促進触媒で処理
した後には、芳香に関して不安定になるある種の大豆油
で特に使用される。
従ってこのような油は、新しいニッケル触媒で、2以上
の段階(即ち第1段階では新しい触媒、第2段階では硫
黄被毒触媒を用い、温度は第1段階で約90℃ないし1
20℃、その後は約170−190℃である)で水添す
るのが好ましい。
またこれらの触媒を用いると水添脂肪中の脂肪酸の全量
を基準として、例えば30.35又は40重量%から5
5ないし60重量%までのトランス脂肪酸高含有率およ
び、例えば、15,20又は25から30ないし35重
量%より大きくない飽和脂肪酸低含有率が得られる。
水添油の両分も、本発明の脂肪配合物に適したトランス
脂肪酸含有脂肪を得るために使用できる。
分別処理は、トリ飽和グリセリド類の一部を除去し、こ
うしてトランス酸高含有率の画分が得られるまでトラン
ス酸類の比率を増加させることによって実施することが
できる。
トランス脂肪酸含有脂肪の所与のトランス脂肪酸含有率
を用いて、3ないし25%のトランス脂肪酸含有率の脂
肪配合物、特に全配合物の重量を基準として共ランダム
化部分中に3ないし25%の脂肪酸の存在する脂肪配合
物の得られるように本発明の脂肪配合物中のトランス脂
肪酸含有脂肪の全比率を調節するのが好ましい。
本発明の脂肪配合物中で使用しうる水添脂肪および(あ
るいは)パーム油ベースの脂肪の分別は脂肪を約50℃
又は60°Cの温度に加熱し、得られた液状脂肪を40
℃に冷却し、続いて約4時間で、水添脂肪の場合には約
32ないし38℃、パーム油ベースの脂肪の場合には1
5ないし35°Cの温度に徐々に冷却することによって
実施することが好ましい。
得られた塊は、その後この温度で約1.5ないし3時間
保持し、その後、固体部分を例えば濾過によって分離す
る。
トランス脂肪酸含有脂肪の製造に適した油は、例えば落
花生油、なたね油、ひまわり油、紅花油、大豆油、魚油
および綿実油である。
前記の融点はBa1leyによる”Melting
andSolidification of Fa
ts”、 l ntersciencePubl 1s
hers Incorporated 、 New
York 、 1950年、110ページに定義されて
いる、「スリップ融点」である。
本発明の脂肪配合物中で使用しうる液状油成分は、少く
とも40重量%の多不飽和脂肪酸類、例えばひまわり油
、紅花油、綿実油、小麦胚種油、大豆油、ブドウ種子油
、けしの実油、タバコ種子油、ライ麦油、くるみ油又は
トウモロコシ油を含有するものが好ましい。
本発明の具体例によれば、10℃で700より大きくな
く、35℃で50より大きくないグイラテーションを有
する。
冷蔵庫貯蔵型のマーガリン類、即ちタブに包装するのが
好ましいマーガリン類に適したマーガリン用脂肪が提供
されるが、前記のマーガリン用脂肪は、約45重量%な
いし70重量%の共ランダム化成分を含有し、残りは非
ランダム化成分であって、共ランダム化脂肪は、20−
45%の非水添パーム油、5ないし30%のラウリン酸
脂肪を含有し、その残りは水添したトランス脂肪酸含有
脂肪である。
マーガリンは、本発明の脂肪配合物に適切な割合で適切
な水性相を乳化し、その塊を通常の方法で冷却しワーキ
ングすることによって製造できる。
水性相は、マーガリンによく使用される添加物、例えば
乳化剤、塩およびフレーバを含有していてもよい。
油溶性添加物、例えばフレーバ化合物やビタミン等は脂
肪相に含ませることもできる。
別に、水性相のより高い比率を、いわゆる低脂肪性スプ
レッド類の製造に使用することも可能であり、その場合
にはそれらは30.40又は50から60重量%までの
脂肪を含有する。
エマルジョン、特にマーカリンは、A、J、C。
AndersenおよびP 、 N、 Wi llia
msによるMargarine”、 Pergamon
Press 、 1965年、246ページ以下に記
載されているような通常の密閉管型表面スクレープド熱
交換器で製造威能である。
英国特許明細書第639,743号、第650.481
号および第765,870号に記載されているようなボ
テ−クー(Votator )装置が特に適切である。
別に、エマルジョンは、英国特許明細書第1,215,
868号に記載されているような相反転工程、又はAn
dersenおよびWi 11 iamsによる前傾書
に記載されているような通常の冷却ドラムで製造するこ
ともできる。
本発明を以下の実施例により例示する。
実施例 I −x■ 非ランダム化成分および共ランダム化成分を含有する脂
肪配合物を調製した。
実施例I−XVIの脂肪配合物は、マーガリンの製造に
使用し、実施例X■の配合物は低カロリー・スプレッド
に使用し、実施例■およびX■の配合物はショートニン
グとして使用した。
マーガリンは次のようにして製造した。
マーガリン用脂肪配合物を溶融し、0.1%のモノグリ
セリド類を含有する酸性化ミルクから調製した水性相で
乳化し、80%の脂肪を含有するエマルジョンを得た。
エマルジョンを、密閉管型表面スクレープド熱交換器(
ボテーターA装置)中で結晶化させて処理し、それを1
5℃の温度で放置した。
A装置内の冷却温度は一6℃から一10℃であり、処理
エマルジョンの40%を再循環した。
その後、結晶化したエマルジョンを留置管(ボテーター
B装置)に通し、そこでそれをさらに160秒間結晶化
させ、おけに入れた。
低カロリー・スプレッドを次のようにして製造した。
冷蔵庫温度で良好な伸展性および非常に満足すべき溶融
挙動を有する低カロリー・スプレッドを製造するために
、実施例XXの脂肪配合物4tを、4に9の高融点蒸留
モノグリセリドおよび12.5kgの蒸留ヒマワリ油モ
ノグリセリドと混合した。
この脂肪相を、通常のボテーター装置中であまり冷却せ
ずに、1%の塩とエマルジョン中でpHを4.2に維持
するのに十分な量のクエン酸とを含有する水性相6tと
混合し乳化した。
ボテーター処理した製品をおけに入れた。
この製品は、製造直後においても、15℃で6週間貯蔵
した後にも、前記の特性を有した。
ショートニングを次のようにして製造した。
特別に精製した、やや白色の脂肪組成物を、溶融状態で
前型熱交換器(この中で原料は急速に結晶化する)に連
続的に供給し、一方充分な量の窒素(約20容量%)を
固体化しつつある脂肪流中に送入すると、装置の圧力下
でそのガスの大部分が溶解した。
はぼ常圧下で高速の結晶量中で厳しく、しかし短時間機
械的処理を行なうと、ショートニングは、包装可能な状
態にでき上った。
最終硬化時間は、1分以下であった。
共ランダム化を次のようにして実施した。
共ランダム化すべき脂肪を、約0.01重量%の水分含
有率にまで乾燥し、続いて2crnの水銀圧に減圧し、
かく拌した容器において、110℃で、触媒としてのメ
トキシ・ナトリウムの011重量%の存在下で共ランダ
ム化した。
20分後に、その混合物を冷却し、圧を元に戻した。
共ランダム化混合物を水で洗浄することによって触媒を
分解し、前記と同様に乾燥した。
硬化脂肪の製造 38℃の融点を有するパーム油を、水素ガスの存在下に
水添容器中で120℃に加熱し、次に硫黄添加Ni−珪
藻土触媒0.5%を添加して、水添を開始した。
180℃90分間水添した後に、水素の供給を中止し、
油から触媒を炉別した。
得られた硬化パーム油は、42℃の融点を有し、30%
のトランス脂肪酸、50%のH脂肪酸、1%のM脂肪酸
および29%のL−脂肪酸を含有した。
大豆油を前記と同様にして処理したが、温度を180℃
に上昇させる前の、初期水添温度を140℃で2時間保
持し、0.2%の新しいNi −珪藻土触媒を添加した
後、さらに1.5時間水添した。
触媒を炉別すると、硬化した大豆油は、43℃の融点を
有し、以下の脂肪酸組成を示した。
T55%、H−30%、M=0.5%、L=14.5% なたね油を、最終ヨウ素価が1以下になるまで190℃
で0.3%の硫黄無添加活f”i= N i−触媒を用
いて水添した。
ヨウ素価190のペルー産魚油20kgを、0.5%の
新しいNi−珪藻土触媒の存在下に145°Cで水添し
たが、前記触媒は乾燥重量で60%のN1を含有した。
90分後には、ヨウ素価は150に低下したので、温度
を180−185℃に上昇させてさらに120分間水添
した。
その期間の後、水素ガスの供給を中止し、85℃に冷却
した後、二酸化炭素雰囲気下で油を沢過した。
硬化魚油の最終ヨウ素化は70であり、融点は70°C
であった。
油の脂肪酸組成は、T−40%、H=40.5%、およ
びM=8%であった。
中和し、漂白した大豆油(ヨウ素価132.8)を新し
い硫黄無添加Ni−珪藻土触媒(油を基準として0.1
%のNiを含有するもの)を用いて11 105℃で最初の水添工程にかけた。
95のヨウ素価、および28.5℃の融点が得られた後
、その触媒を炉別した。
この油の脂肪酸組成は、H=21%、T−22%、M=
O%であった 0、4%の硫黄添加Ni−触媒を加えた後に前記の水添
大豆油の一部を、36℃の融点が得られるまでさらに水
添した。
濾過すると、その油は、H22%、T=56%、M=O
の脂肪酸組成を有した。
脂肪および脂肪酸の比率で表わした脂肪配合物の組成並
びに膨張特性を、附表に記載する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パーム油ベースの脂肪、ラウリン酸脂肪および第3
    脂肪成分をエステル交換して得た共ランダム化脂肪と非
    ランダム化脂肪を配合して、10℃で最高1000m4
    /25.9120℃で少なくとも200mr7t/25
    flおよび35℃で75vtvt/ 259未満のダ
    イラテーション値を有する脂肪配合物の製造において、
    35〜85%の共ランダム化脂肪と65〜15%の非ラ
    ンダム化脂肪を配合し、共ランダム化脂肪は10〜50
    %のパーム油ベースの脂肪、5〜35%のラウリン酸脂
    肪および100%にバランスした水素添加トランス酸含
    有脂肪をエステル交換して得、一方弁ランダム化部分は
    0〜25%のラウリン酸脂肪、0〜50%の液状油、0
    〜25%のパーム油ベースの脂肪および0〜35%の水
    素添加トランス酸含有脂肪から成り、全体の脂肪配合物
    は 18〜50% 炭素数16〜24個を有する飽和脂肪酸
    、 3〜25% 炭素数16〜24個を有するモノトランス
    不飽和脂肪酸、 3〜30% 炭素数12〜14個を有する飽和脂肪酸、 および バランス その他の脂肪酸 を含有することを特徴とする、上記脂肪配合物の製造法
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