JP4007715B2 - 植物ステロール含有組成物 - Google Patents

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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、植物ステロールを油脂類に容易に溶解し、該溶液を長期保存しても安定な溶解状態を保ち、乳化剤としての機能にも優れている植物ステロール含有組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
植物ステロールは天然の乳化剤であると共に、血漿コレステロール低下作用等の生理的機能をもつことが知られている。しかしながら、その溶解性は水性成分へはもちろんのこと、油性成分への溶解、分散も容易でないため食品分野等への応用に難点が多い。特公昭49−16422号公報で得られるステロールエステルは、低融点であり食品への応用性は高いが、化学合成品であり食品衛生法上では油糧種子からの抽出物しか利用できないため、食品分野への利用は考え難い。特開昭60−81200号公報の方法で得られる天然のステロールエステルは、コストが高いという欠点がある。また、特開昭62−126966号公報には、レシチン、ステロールあるいはその誘導体を配合することにより、インスタントパウダー組成物の冷水に対する分散性、溶解性向上を図ることが開示されている。しかし、ステロールのレシチンに対する添加量が少なく、ステロールの利用拡大を図るには不十分である。特開昭60−239406号公報は、ラノリン脂肪酸のステロールエステルからなる基剤についての乳化性を検討したものであるが、常法で得られる植物ステロールとそのエステルについては言及されていない。特開昭62−148424号公報では、ステロール、親油性乳化剤、油脂類を含有する水ゲル組成物は、組成物としての安定性は良いものの、加工食品などの改良剤として用いた場合には希釈される事によりゲルが崩壊し、ステロール結晶の析出が生じる。また、実際の流通上ではゲル組成物の腐敗などの保存安定性に配慮しなければならない等の問題がある。特開平10−179086号公報では、トコフェロールと常温で液体の乳化剤の組み合わせで油脂への可溶化状態が得られ食品への利用が容易になるが、利尿促進等生理的効果目的で栄養補助面での応用性は期待できるものの、高価なトコフェロールを含有し品質改良剤としては組成物のコストに影響するので、コスト面での汎用性は充分ではない。また、加工食品など水分やアルコール等を多く含む系に存在すると溶解性が低くなり、結晶の析出が起こる。特公昭57−26732号公報では、油脂への可溶化剤として脂肪酸を用いて、ステロールを含有する食用油脂を得ているが、油脂を含まない加工食品への応用には触れられていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、植物ステロールの油脂類に対する溶解性を増大させ、低温でも流動性に優れ、常温で油脂製品に容易に溶解させることができ、結晶の析出もなく安定な溶解状態を保持でき、乳化剤としての機能にも優れている植物ステロール含有組成物を提供することである。
【0004】
【発明が解決するための手段】
本発明者らは上記課題を達成するために、鋭意検討を重ねた結果、レシチンおよび中鎖脂肪酸トリグリセリドが植物ステロールの油脂への溶解性と密接に関連し、また植物ステロールとレシチンの相互作用により乳化剤としての機能にも優れることを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、植物ステロールを5〜20重量%、レシチンを15〜70重量%含み、残分が中鎖脂肪酸トリグリセリドであることを特徴とする、乳化性の優れる植物ステロール含有組成物に関する。上記植物ステロールは植物ステロールおよび/またはそのエステルであることが好ましい。また、上記レシチンはホスファチジルコリンを20重量%以上含有する高純度レシチンであることが好ましい。また、上記中鎖脂肪酸トリグリセリドの中鎖脂肪酸は炭素数8〜10の飽和脂肪酸であることが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下本発明を詳しく説明する。
本発明で使用する植物ステロールは、生物界に広く分布するステロール中の植物ステロールをさし、β−シトステロール、スチグマステロール、カンペステロール、ブラシカステロール等の混合物であるが、エステルの状態で存在しているものもある。該植物ステロールは植物油の脱臭工程で得られる留出物を原料として抽出、精製される。すなわち、留出物をアルカリを用いてけん化分解した後、遠心分離して得た沈殿を硫酸メタノール等でメチルエステル化した後、再結晶化して得られる。なお、留出物をメタノール、エタノール等の溶剤に濃厚に溶かし、冷却して析出する結晶を濾取した後、再結晶化したものは、植物ステロールとそのエステルの混合物として得られるが、植物ステロールのエステルを含有したものを用いることによる本発明の組成物への影響はない。かかる植物ステロールは一般に油脂類に対する溶解性が小さく、これを含む油脂は結晶、白濁あるいは沈殿を生じる。
【0007】
本発明で使用するレシチンは、公知のペースト状レシチン、または該ペースト状レシチンを原料として得られる粉末状、顆粒状もしくは塊状の高純度レシチンが使用できる。かかるペースト状レシチンは、通常、大豆、菜種、ひまわり、サフラワー、亜麻仁等の油糧種子から油脂を製造する際の脱ガム工程で得られる油さいを濾過、乾燥したものであり、一般に30〜40重量%程度の中性脂質を含む。一方、高純度レシチンは前記ペースト状レシチンを原料とし、アルコール、アセトン、プロパノール、シクロヘキサン、ベンゼン、クロロホルム等の溶剤を使用して分別、濃縮、乾燥等の処理によりレシチン分を精製したものであり、ホスファチジルコリン含量20%以上の粉末状レシチン、顆粒状レシチンとホスファチジルコリン含量35%以上の塊状レシチンがある。
【0008】
本発明においては、前記原料由来のレシチンのほか、卵黄、ウシやブタの動物脳組織等から得られるレシチンあるいは化学合成したレシチンも使用できる。かかるペースト状、粉末状、顆粒状もしくは塊状レシチンは、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジルセリン、ホスファチジン酸等の成分からなり、またこれらの脂肪酸を加水分解したリゾ体を含んでいてもよく、その構成脂肪酸の種類は特に限定されるものではなく、エステル交換したもの、不飽和脂肪酸を水素添加したもの、さらにはホスファチジルグリセロール、ホスファチジルエタノール等のホスファチジル基交換反応によって得られるものでもさしつかえない。本発明の組成物に配合するレシチンは上記いずれのものでも構わないが、油さいを濾過、乾燥して得られたペースト状レシチンを使用する場合に比べて、ホスファチジルコリン含量20%以上の粉末状、顆粒状のレシチンを用いると該組成物の色調、風味が良好になり好ましい。特に、低温での安定性を高めるためには、ホスファチジルコリン含量35%以上の塊状レシチンの使用がより好ましく、該組成物の色調、風味も良好である。
【0009】
本発明で使用する中鎖脂肪酸トリグリセリドは、一般にMCT(Medium Chain Triglycerides)と称されるもので、ヤシ油分解脂肪酸等の炭素数が6〜12、好ましくは8〜10の飽和脂肪酸から構成される単酸基または混酸基トリグリセリドである。例えばカプリル酸(C8)/カプリン酸(C10)=60〜75/25〜40(重量比)のトリグリセリドが使用できる。該トリグリセリドは前記中鎖脂肪酸とグリセリンとを常法によりエステル化反応せしめて製造できるが、市販品の利用が至便である。
【0010】
本発明の組成物は、前述のような諸原料を用いてなるものであり、植物ステロールを5〜20重量%、レシチンを15〜70重量%含み、残分が中鎖脂肪酸トリグリセリドであることが必要である。レシチン中のホスファチジルコリン含量が植物ステロールの溶解に大きく影響するため、レシチンが15重量%未満の配合では、植物ステロール5重量%以下であっても、長期安定な製剤を得ることは難しい。さらに組成物としての乳化性の低下が見られ好ましくない。レシチンを70重量%を越えて配合した場合は、レシチンに起因する増粘、分離が生じ、長期安定な組成物は得られない。また、中鎖脂肪酸トリグリセリドが残分として80重量%を越えた場合は、この組成物の特徴である乳化安定性が損なわれる。残分として中鎖脂肪酸トリグリセリドが10重量%未満となる場合は、中鎖脂肪酸トリグリセリドの役割である相溶性が失われ、植物ステロール5重量%以下であっても、その溶解性が得られず長期安定な組成物を得ることは難しい。
なお、中性脂肪が混入することによる本発明の組成物への影響はない。ここでいう中性脂肪とは、長鎖もしくは高級脂肪酸トリグリセリドをいい、本発明において、ペースト状レシチンを使用する場合にその原料由来の通常の食用油脂と同じ成分を指す。また、これとは別途に、任意の脂肪酸トリグリセリド、好ましくは常温で液状のものを添加しても、なんら支障はない。
【0011】
本発明の組成物は、以下に述べる方法で製造できるが、これに限定されるものではない。中鎖脂肪酸トリグリセリド、要すればその他の中性脂質、植物ステロール、レシチンを同時に攪拌、混合して均一な液状物となすか、または中鎖脂肪酸トリグリセリドの各半量を植物ステロールとの混合物あるいは、レシチンとの混合物とし、両者を併せ、混合して均一溶液となす等の方法により、本発明の組成物を得ることができる。好ましくは中鎖脂肪酸トリグリセリドにレシチンを加え、攪拌混合後、これに植物ステロールを添加し、攪拌、混合して均一溶液となす方法がよい。上記操作は全て40℃ないし75℃程度の加温で行うことができ、攪拌処理はプロペラ、ホモミキサー、ブレンダー等の通常の攪拌機を用い、回転数4,000〜8,000rpmで0.5〜3時間程度行えばよい。
【0012】
かくして得られる組成物は、均一な液状で流動性にとみ、かつ結晶析出や白濁を呈することなく透明で安定性の高いものである。低温ではレシチン含量による流動性の違いは顕著であるが、使用にはなんら支障はない。該組成物は、大豆油、菜種油、綿実油、コーン油、サフラワー油、ひまわり油、ゴマ油、オリーブ油、パーム油、パーム核油、カカオ油、ヤシ油、ラード、牛脂、魚油、シソ油、亜麻仁油、桐油、ひまし油等の液体油及び固体脂、これらの配合油、水素添加油、分別油、エステル交換油等の加工油脂、加水分解脂肪酸およびそのエステル、またこれらを使用したショートニングやマーガリン、ドレッシング、マヨネーズ、クリーム等の食用乳化および非乳化油脂製品、ラノリン、スクワレン等の不飽和結合含有油剤ならびにこれを用いたクリーム、乳液、ポマード、口紅、軟膏等の化粧品、医薬品を対象とすることができる。したがって、本発明の組成物は、食品、香粧品、医薬品等において植物ステロールの適用範囲を拡大し得る。さらに、組み合わせて使うことが難しかった植物ステロールとレシチンは、本発明の組成物により解決され、その乳化性は各分野への応用が可能である。また、両者とも血漿コレステロール低下効果があることが知られており、生理的機能を期待した使用法も採用できる。
【0013】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はそれらによって限定されるものではない。
実施例1
カプリル酸/カプリン酸=75/25(重量比)とグリセリンとを常法によりエステル化した中鎖脂肪酸トリグリセリド20重量%に、ペースト状レシチン(日清製油(株)製、商品名:レシチンDX、ホスファチジルコリン含量20%)70重量%を加え、両成分が均一化するまで攪拌した。その後、植物ステロール(ADM製、商品名:Phitosterol、遊離ステロール含量91.4%)10重量%を加え、同様に混合し、均一状態とした後冷却し、本発明の組成物を得た。本組成物は褐色で粘稠性のある均一な液状物であり、5℃に冷却しても流動性を有し、室温で1ヶ月間保存してもその状態には変化は見られなかった。また、サラダ油へ添加しても、結晶析出、曇り、白濁、沈殿物等はなく、均一で透明であった。また、本組成物を使用し、O/W乳化物を試作したところ、乳化安定性の高い乳化物が得られた。結果を表1に示す。
【0014】
実施例2
実施例1の中鎖脂肪酸トリグリセリド25重量%に、粉末レシチン(日清製油(株)製、商品名:ベイシスLP−20、ホスファチジルコリン含量30%)65重量%、両成分が均一化するまで攪拌した。その後、実施例1の植物ステロール10重量%を加え、同様に混合し、均一状態とした後冷却し、本発明の組成物を得た。本組成物は、黄褐色、粘稠性、均一な液状物であり、良好な流動性、保存性、溶解性を示した。また、本組成物を使用し、O/W型乳化物を試作したところ、乳化安定性の高い乳化物が得られた。結果を表1に示す。
【0015】
実施例3
実施例1の中鎖脂肪酸トリグリセリド70重量%に、塊状レシチン(日清製油(株)製、商品名:ベイシスLS−60、ホスファチジルコリン含量60%)20重量%、および実施例1の植物ステロール10重量%を加え、実施例1と同様に攪拌、混合し、均一状態とした本発明の組成物を得た。本組成物は、淡黄色、室温で液状であり、実施例1および2の組成物の粘度より低いものが得られた。1ヶ月経過後も状態に変化なく、溶解性も良好であった。また、本組成物を使用したO/W型乳化物は、乳化安定性の高い乳化物であった。結果を表1に示す。
【0016】
実施例4
カプリル酸/カプリン酸=60/40(重量比)とグリセリンとを常法によりエステル化した中鎖脂肪酸トリグリセリド25重量%に、実施例2と同様、粉末レシチン65重量%、植物ステロール10重量%を加え、攪拌、混合し均一状態とした本発明の組成物を得た。本組成物は、黄褐色、室温で液状であり、1ヶ月経過後も状態に変化なく、溶解性も良好であった。また、本組成物を使用したO/W型乳化物は乳化安定性の高い乳化物であった。結果を表1に示す。
【0017】
比較例1
実施例1の中鎖脂肪酸トリグリセリド90重量%に、実施例1の植物ステロール10重量%を加え、両成分が均一化するまで攪拌した。均一状態とした後冷却し、組成物を得た。本組成物を室温に1時間放置したころから、結晶が確認され、その後、経時的に結晶は増加していった。また、冷蔵に放置したものは、10数分後には結晶が確認され、一晩放置後には沈殿が生じていた。結果を表1に示す。
【0018】
比較例2
実施例1のペースト状レシチン90重量%と実施例1の植物ステロール10重量%を加え、両成分が均一化するまで攪拌した。均一状態とした後冷却し、組成物を得た。本組成物を室温に放置したところ、2日目から結晶が確認され、その後、経時的に結晶は増加していった。また、冷蔵に放置したものは、3時間後には結晶が確認され、一晩放置後には沈殿が生じていた。結果を表1に示す。
【0019】
【表1】
表1 組成物の性状
Figure 0004007715
注)評価項目:
外観:目視により評価した。
粘度:組成物をB型粘度計を用い、25℃にて測定した。
流動性:組成物を5℃まで冷却し、状態を観察した。
保存性:組成物を室温、1ヶ月保存し、状態を観察した。
溶解性:市販大豆サラダ油に組成物を5重量%添加し、緩やかに撹拌後、静置し、その溶解状態を観察した。
乳化性:組成物:市販大豆サラダ油:水=5:50:50をホモミキサーで3000rpm、20分撹拌してO/W型乳化物を作り、O/W型乳化物を100mlシリンダーに取り、24時間後の水層の容積を測定し乳化安定性を評価した。
評価基準;×:不良、△:やや良好、○:良好、◎:極めて良好
【0020】
【発明の効果】
本発明の植物ステロール含有組成物は、乳化性に優れ、淡黄色ないし褐色の透明で粘稠性な液状組成物であり、低温においても流動性を保持し、結晶、曇り、白濁、沈殿等を生じることなく、長期間安定である。また、各種油脂および乳化製品等に加温することなく容易に均一溶解し、その溶解状態を維持できる。

Claims (4)

  1. 植物ステロールを5〜20重量%、レシチンを15〜70重量%含み、残分が中鎖脂肪酸トリグリセリドであることを特徴とする植物ステロール含有組成物。
  2. 植物ステロールが植物ステロールおよび/またはそのエステルである請求項1に記載の植物ステロール含有組成物。
  3. レシチンがホスファチジルコリンを20重量%以上含有する高純度レシチンである請求項1または2に記載の植物ステロール含有組成物。
  4. 中鎖脂肪酸トリグリセリドの中鎖脂肪酸が炭素数8〜10の飽和脂肪酸である請求項1または2に記載の植物ステロール含有組成物。
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