JPS60207560A - 分離タイプドレツシング - Google Patents

分離タイプドレツシング

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Publication number
JPS60207560A
JPS60207560A JP59060882A JP6088284A JPS60207560A JP S60207560 A JPS60207560 A JP S60207560A JP 59060882 A JP59060882 A JP 59060882A JP 6088284 A JP6088284 A JP 6088284A JP S60207560 A JPS60207560 A JP S60207560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
fish oil
dressing
raw material
fish
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59060882A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Hayashi
正典 林
Sukefumi Ito
伊東 佑文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kewpie Corp
Original Assignee
QP Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by QP Corp filed Critical QP Corp
Priority to JP59060882A priority Critical patent/JPS60207560A/ja
Publication of JPS60207560A publication Critical patent/JPS60207560A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油相と水相とが分離している分離タイプドレッ
シングlc[ltル。
一般にサラダ、料理用調味料としてのドレッシングには
、乳化タイプドレッシングと分離タイプドレッシングと
がある。
乳化タイプドレッシングは油相原料と水相原料とに若干
の香辛料、調味料、その他の原料を添加して乳化状態と
しπものであシ、又、分離タイプドレッシングは油相と
水相とを分離状態に保ち、使用直前に攪拌、混合して用
いるものである。
これらの乳化タイプ、分離タイプのいずれのドレッシン
グにおいても、油相原料は従来から大豆、菜種、綿実あ
るいは米ぬかなどから抽出した油を原料とし、これを更
に精製した植物性サラダ油を用いておシ、魚油を植物性
サラダ油と同様の方法で精製して得た精製魚油は使用さ
れていない。この理由は、従来の精製魚油は食品用油脂
として用いられ製造直後は無臭であるが、低分子のアミ
ン類やケトン類等の魚臭成分の前駆体を含有しているた
め経時的に前記魚臭成分の前駆体が反応して魚臭成分を
生成し、これが原因で悪臭全発生するという問題がある
ηλらである。し〃1しながら精製魚油はオレイン酸や
エイコサペンタエン酸tはじめとする高度不飽和脂肪酸
を多量に含有しておシ、栄養的に極めて有益な油脂であ
り、更に血液中のコレステロールの含有量を適正な範囲
に維持して血栓障害を効果的に抑制する作用を有する利
点もある。
従って異臭の問題を解決できれば精製魚油をドレッシン
グに用いることができ極めて有益である。。
本発明は、魚臭成分および魚臭成分の前駆体金殆んど含
まない精製魚油を原料として異臭の生シない分離タイプ
のドレッシングを提供するものである。
即ち、本発明は、油相と水相とが分離していル分離タイ
プドレッシングにおいて、前記油相原料が魚臭成分およ
び魚臭成分の前駆体を殆んど含まない精製魚油を含有す
る油脂ηλらなり、前記水相原料が食酢中に柑橘フレー
バ、醤油。
味噌を1種又は2種以上含有する水相刀)らなることを
特徴とする。
以下、本発明全実施例と共に具体的に説明する。
先ず油相原料は、魚臭成分お工び魚臭成分の前駆体をほ
とんど含まない精製魚油全含有している。
本発明で使用する精製魚油は魚臭成分お↓びその前駆体
tはとんど含まないものでなければならない。その条件
を満すかどうかの一応の目安として、製造直後の精製魚
油にトコフェロール等の抗酸化剤を添加し、缶等の容器
に充填・密封して常温にlO日間以上保管した場合、無
臭の精製魚油が魚臭を発生する工うになるか否かが基準
となシ、魚臭をほとんど発生しない精製魚油が本発明の
原料とされる。
かかる精製魚油は、粗製の魚油を単に従来の精製法(脱
酸・脱色・脱臭・脱ろうンにて処理するだけでは得るこ
とができないので、その製法の一例を示すと次のとおシ
である。
まず、粗製の魚油100部に対してグリセリン等の多価
アルコール5部と蒸留モノオレ゛イルグリセライド°等
のモノグリ七ライド5sとt加え50℃に加熱攪拌して
透明な混合油を得る。
この混合油を蒸発面積2−の熱媒体加熱方式の真空流下
式薄膜脱臭機に連続的に仕込み、仕込油温度70〜80
℃、真空度50〜30μm1(f。
薄膜温度130〜150℃、仕込み速度210Kq/h
rβの条件で脱臭を行い脱臭油を得る。
次いでこの脱臭油を蒸発面積2−の熱媒体加熱方式の高
真空流下式薄膜蒸留機に連続的に仕込み、仕込み油温度
150〜170℃、真空度7〜10μIIIILH?、
薄膜温度220〜230℃。
仕込み速度110 Kf/hr/−の蒸留条件で第一蒸
留を行い残留油を得る。この残留油を蒸発面積1−の加
熱方式遠心式分子蒸留機に連続的に仕込み、仕込油温度
170〜180℃、真空#L3〜5μ−Hf、仕込み速
度50 Kf/hr/n?の蒸留条件で第二蒸留を行い
残留油を得る。さらにこの残留油を蒸発面積In?の熱
媒体加熱方式遠心式分子蒸留機に連続的に仕込み、仕込
油温度200〜210℃、真空度3〜5μmHt、薄膜
温度280〜290℃、仕込み速度30 Kg/hr/
Wlの蒸留条件で第三蒸留を行い、蒸発物を精油として
採取して精製魚油を得る。得られに精製魚油には、酸化
防止のため抗酸化剤を添加し、容器に充填・密封し、本
発明の原料とする。
以上の処理により魚臭成分およびその前駆体を殆んど含
まない精製魚油が得られる。この精製魚油は官能的にも
ほとんど魚臭を感じさせず、ドレッシングの油相原料と
して使用できる。この精製魚油の配合割合は油脂全体の
30〜60重量%が好ましい。
その他の油脂原料は植物性、動物性を問わないが、植物
性油脂を20〜30重量%混合すると、好ましい風味を
呈すると共にト°レッシングの栄養のバランス面からも
望ましい。この1うにして得られに油脂はドレッシング
全体において、通常15〜70重&−の割合で配合され
るが、この割合は特に限定されず、任意である。
次に水相原料としては、食用酢をペースとして柑橘フレ
ーバ、醤、油あるいは味噌klfii又は2種以上含有
したものを使用する。
油相原料として使用しに精製魚油には高度不飽和脂肪酸
が多音に含まれておシ、経時的に酸敗して魚具に類似し
7r−rR敗臭が発生しやすくなるので、前記食用酢お
よび添加剤はその臭をマスキングして酸敗臭音感じさせ
ずに供食できるようにするために使用する。
先f 柑橘フレーバとしては、レモンエツセンスあるい
はレモンジュース等が使用でき、水相原料中に帆01〜
0.1重量%添加するのがよく、又、醤油は水相原料中
に30〜60重tit%、味噌:ri水相原料中に10
〜20重it%添加するのがよい。これらは車独でも、
又、2種以上金混合してもよい。尚添加量が少な過ぎる
とドレッシング中でのマスキング効果が不充分であシ、
又、添加量が多過ぎると励加物の味覚が強くなり過ぎる
ので適宜増減するのが望ましい。
以上のようにして得られた油相原料と水相原料はHr足
の容器に充填して製品とする。
尚、本発明で使用する精製魚油や食酢・柑橘フレーバ等
を原料として乳化タイプドレッシングを製造することも
考えられるが、本発明者の試作結果によると、乳化工程
中に空気を抱き込み、高度不飽和脂肪が可及的速かに酸
敗してしまうためか、得られた乳化タイプドレッシング
は魚臭に類似した酸敗臭が強く、とても供食でガラスビ
ンに原料に200fづつ充填・密封し、テスト区の分離
タイプドレッシング4釉、対照区の分離タイゾドレツシ
ンダ6釉を得た。
表中において 1、精製魚油(1)は、粗製のいわし油にグリセリンと
モノグリセライド°ヲ添加し、脱臭分子蒸留して得た魚
臭成分をほとんど含まなり魚油である。
2、精製魚油(2)は、植物性サラダ油の製法と同じ方
法で粗製のいわし油を精製して得た市販の魚油である。
風味テスト 得られた各分離タイシトレッシングについて、製造直後
、1o日間常TML(20c ) Vc保存後、及び3
0日間常温(20’C)に保存後に、各別に−ワ乳化さ
せて試食してみたところ、表−2の結果が得られた。
実施例1 清水100部9食酢60部、砂糖30部、醤油10部を
均一に混合した水相原料60部を容器内に注入し、次い
で、油相原料として試験例で用いた精製魚油(1)と同
じ精製魚油(ケトン類 −及びアミン類検出できず、酢
価0.1 ) 40部を注入して、分離タイプドレッシ
ングを製造したところ、魚臭の全く感じられなり良好な
ドレッシングを得ることができ7!:、(単位は重量部
である)。
実施例2 上記実施例1で得られた水相原料60部に対し、実施例
1で用いたと同じ精製魚油20部と、大豆サラダ油20
部とを混合した油相原料40部を容器内に注入して分離
タイプドレッシング金製造したところ、魚臭の全(感じ
られない良好なドレッシングを得ることができり(巣位
はwit部である)。
実施例3 清水100m、食酢60部、砂、1m1o部、味噌20
部を均一に混合しπものを水相原料とし、大豆サラダ油
50部と実施例1で用いたと同じ精製魚油50部とを混
合しπものを油相原料とした。次いで20〇−容ガラス
容器に水相原料90m1ft注入し、次に油相原料を9
0−注入して密封上し味噌風味分離タイプドレッシング
とじ7C(単位は重量部である)。
以上説明した本発明に工れば油相原料に使用される精製
魚油が魚臭成分およびその前駆体をほとんど含まないも
のであるから長期間保存しても異臭のない分離タイプド
レッシングt−iることかできる。又、乳化タイブト°
レッシングに比べて魚油が空気や水分を接触する頻度お
よび時間が少ないため魚油の酸敗も少なく、長期間の保
存においても酸敗臭を発生することが少ない。更に水相
原料には香味の高い柑橘フレーバ。
醤油、味噌等を含有しており、精製魚油〃1ら発生する
僅少の峻敗臭も、これらに工ってマスキングされるので
、異臭を感じさせない美味なド手続補正書 昭和59年9月に日 特許庁長官殿 1、 事件の表示 昭和59年 特 許 願第60882号昭和 年審 判
第 号 2発明の名称 分離タイプドレッシング 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号−150 東京都渋谷区渋谷−丁目4番13号 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 (1) 明細書第2ページ10行目から同ページ11行
目にかけて記載した「食品用油脂として用いられ」を削
除する。
(2)明細書第4ページ最下行1次ページ6行目。
11行目、15行目に各々記載した「μ■HgJをrX
lOTorrJと補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 油相と水相とが分離している分離タイプドレッシングに
    おいて、前記油相原料が魚臭成分お工び魚臭成分の前駆
    体音はとんど含まない精製魚油全含有する油脂からな9
    、前記水相原料が食酢中に柑橘フレーバ、醤油、味噌全
    1種又は2種以上含有する水相からなることを特徴とす
    1)[タイプドレッシング。
JP59060882A 1984-03-30 1984-03-30 分離タイプドレツシング Pending JPS60207560A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59060882A JPS60207560A (ja) 1984-03-30 1984-03-30 分離タイプドレツシング

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JP59060882A JPS60207560A (ja) 1984-03-30 1984-03-30 分離タイプドレツシング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60207560A true JPS60207560A (ja) 1985-10-19

Family

ID=13155184

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JP59060882A Pending JPS60207560A (ja) 1984-03-30 1984-03-30 分離タイプドレツシング

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JP (1) JPS60207560A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62257362A (ja) * 1986-04-30 1987-11-09 Nakano Vinegar Co Ltd 分離型液体調味料の製造法
JPS62265963A (ja) * 1986-05-14 1987-11-18 Nakano Vinegar Co Ltd 分離型液体調味料の製造法
US4826702A (en) * 1986-06-17 1989-05-02 Q.P. Corporation separate type dressing
US4961939A (en) * 1989-06-02 1990-10-09 Nabisco Brands, Inc. Deodorized water-in-oil emulsion containing fish oil

Cited By (4)

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JPS62265963A (ja) * 1986-05-14 1987-11-18 Nakano Vinegar Co Ltd 分離型液体調味料の製造法
US4826702A (en) * 1986-06-17 1989-05-02 Q.P. Corporation separate type dressing
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