JPS6174195A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPS6174195A
JPS6174195A JP19710284A JP19710284A JPS6174195A JP S6174195 A JPS6174195 A JP S6174195A JP 19710284 A JP19710284 A JP 19710284A JP 19710284 A JP19710284 A JP 19710284A JP S6174195 A JPS6174195 A JP S6174195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive
loop
magnetic field
rotating drum
exterior
Prior art date
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Pending
Application number
JP19710284A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoji Usuki
直司 臼木
Noriaki Nakagawa
典昭 中川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6174195A publication Critical patent/JPS6174195A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録再生装置、特に家庭用ビデオテープレ
コーダ(以下VTRと略す)で中波放送電波による妨害
を軽減させた装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 家庭用VTRが一般に普及するにつれて、さまざまな地
域的問題が発生するようになってきた。
その一つとして中波放送強電界地域でのVTRへの電波
妨害があげられる。
一般に映像信号は第1図〔A〕に示すようにDC〜4M
Hzの周波数帯域を持っている。図中、1は輝度信号で
あり、2は変調色信号である。この映像信号が直接中波
電波の妨害を受けた場合、図中のaのスペクトラムの部
分が犯されることになる。
しかしこの映像信号は通常ではI VppもありVTR
内では最低でも数百mV程度のレベルで処理されるため
、映像信号が直接中波電波の妨害を受けることは全くな
い。
しかしVTRのビデオヘッドから再生される信号は一般
に数百μV程度であるので強電界による妨害は非常に問
題となる。第1図〔B〕はVTRのビデオヘッドより再
生される信号のスペクトラムの一例である。図中、3は
FM変調された輝度信号でありそのデビエーションはV
HS方式では3.4−4.4 MHz 、  β方式で
は3.6−4.BMHlである。まだ最近規格統一され
た8 mm V T R方式においては4.2〜5.4
MHzである。図中、4は低域変換された変調色信号で
ありその低域変換サブキャリアの周波数はVH3方式で
は629KHz、β方式では688 KHz 、  8
mmV T R方式では743KHz  となっている
。さらに最近ではHi F iオーディオ記録としてF
M変調音声信号を映像信号に重畳して記録することが多
い。このFM変調音声信号の周波数スペクトラムは第1
図CB、lにおいては、5の部分に配置され、その中心
周波数はVH3方式では、1.3MHzと1.7MHz
の2周波、β方式では1.38MHz、1.53MHz
、1.68MHz。
1.83MH2の4周波、8mmVTR方式では1 、
5MHz01周波、にそれぞれ設定されている。
このようなスペクトラムの信号において中波電波の妨害
を受けるスペクトラム範囲は、図中Cに示されたスペク
トラムの部分である。即ち低域変換色信号とFM変調音
声信号とFM変調輝度信号の低域信号部分である。この
ように中波電波妨害を受けたビデオヘッドの再生信号を
復調した場合、その復調映像信号の中波電波妨害の及ん
でいる部分は第1図(A’lでbの部分となる。つまり
VTRでビデオヘッド出力信号が中波妨害を受けた場合
、その再生画像への影響としては色信号にビートが生じ
、輝度信号の高い周波数成分のところでビートが生ずる
ようになる。またFM変調音声信号が導入されている場
合には、その復調音声信号はバズ音を生ずるようになる
このようなVTRの中波妨害を軽減する方策として従来
より用いられてきた手段を次に簡単に述べる。
一般にVTRのビデオヘッド出力信号に中波電波が混入
してくる場合その混入原因としては、回転ヘッドに取り
つけられたビデオヘッドそのものもしくはその近辺の配
線ループが、中波電波の磁界波をひろうことにある。そ
こでビデオヘッドが磁気テープ上の磁界信号以外の外来
磁界ノイズによる誘起電圧をキャンセルするようにヘッ
ドの巻線をバランス巻きにするという方法がある。これ
はヘッドの巻線を2つに分け、それぞれを逆極性で巻い
て、ヘッドのギャップを横切らずに直接巻線に侵入して
くる磁界によって誘起される電圧については2つのコイ
ルでキャンセルしようというものである。これと同じ原
理でキャンセルコイル法というのがある。これは回転ド
ラムの上に外来磁界ノイズをサーチするためのコイルを
設け、このコイルの取付は位置と巻回数をトリミングす
ることによってビデオヘッド及びその近辺の配線ループ
がひろう外来磁界ノイズによって誘起される電圧をキャ
ンセルしようというものである。しかしこれらの方法は
キャンセル効果によって中波妨害を軽減しようというも
のであるため、大幅な改善効果は期待できないものであ
る(約5〜1odB程度の改善効果)。
また中波電波が回転ドラムに到達しないように磁界波を
遮断してしまう方法がある。例えばVTRの外装を磁性
金属でつくりVTRの回転ドラムを磁性体で完全に包み
込んで磁界ノイズを遮断しようというものである。これ
はほとんどの据置タイプのVTRに用いられている方法
であって外装に用いられる磁性金属の面積が大きければ
大きいほど改善効果が犬であり、最近の据置デツキでは
かなりの改善効果がある(約15〜2 s dB程度の
改善効果)。
しかしポータプルタイプのVTRでは外装に金属を用い
たりすると重畳が重くなり機動性が悪くなるためこのよ
うな方法は好ましくない。ポータプルタイプのVTRで
一般に用いられる方法としては、VTRのキャリングケ
ースを磁性を持った生地あるいは導電性を持った生地で
作成し、これによってVTRをすっぽりと包み込んで電
波の侵入を阻止しようとするものである。この方法もか
なりの改善効果がある(約15〜20 dB程度の改善
効果)。しかしこの方法ではカセットガンージのフタの
部分等も完全に包み込んでしまわなけいち聚はずさなけ
ればならないというわずられして、操作性の悪さがつき
まとう。
またカメラ−VTR形のムービータイプのVTRにおい
てはカメラレンズやグリップ等外装が複雑な形状をして
いるため、このようなキャリングケースを作成すること
は非常に困難であり、また作成できたとしても中波妨害
の改善効果はあまり期待できるものではなかった。
以上述べたような方法は一般には可能な限りいくつかの
方法を組み合せて使用されるものであるが、ポータプル
タイプのVTRやムービータイプのVTRではこれとい
った効果的な手段があまりなく、しかもこのようなVT
Rはど野外で使うため強電界の場所で使用する機会が多
く問題の度合が大きいという状況であった。
発明の目的 本発明は上記の問題を解決し、ボータプルタイプのVT
RやムービータイプのVTRにおいて、乍常に簡単で、
安価でしかも軽量な構成で、VTRの中波妨害を効果的
に改善することができる装置を提供するものである。
発明の構成 本発明の磁気記録再生装置は、少なくとも1回転ドラム
を完全に包み込む外装の内面に、導電性の良い金属物を
、前記回転ドラムを被うように配置し、前記回転ドラム
の回転軸に対してほぼ平行なるある1つの方向の平面上
において、前記金属物を含んだ導電体がループ形状をな
すように接続され、且つ前記導電体ループのループ内も
しくはその延長上に存在する導電体とは、前記導電体ル
ープが接続されないように構成したものである。
実施例の説明 本発明の構成を図面に基づいて説明する。
第2図は家庭用VTRの回転ドラム及びテープカセット
部の簡略な上面図である。図において、6はテープカセ
ット、7は回転ドラム、8は磁気テープである。一般に
家庭用VTRは図に示したから信号を再生するのは、図
中のdの位置にビデオヘッドが存在する期間のみである
。この期間中にビデオヘッドもしくはその近辺の配線ル
ープが、影響を受ける外来の磁界ノイズというのは特定
の方向性を持ったものとなる。例えばビデオヘッドその
ものが磁界ノイズをひろっているものとすると、図中の
fの方向の磁界ノイズが影響を及ぼして、図中のeの方
向の磁界ノイズは影響しないことになる。しかしビデオ
ヘッドの構造及び特性、さらにビデオヘッド近辺の配線
ループの処理によっては、図中のfの方向の磁界ノイズ
は影響せずに図中のeの方向の磁界ノイズのみが影響す
ることもある。またテープのローディング方式が異なっ
ても影響を及ぼす磁界ノイズの方向性は異なってくるも
のであって、例えばVHS方式のMローディングにおい
ては、磁気ヘッドが磁気テープより信号をひろう期間は
図中のdの位置より90゜回転した位置にあるため、ビ
デオヘッドそのものが磁界ノイズをひろっている場合で
も図中eの方向の磁界ノイズが影響を及ぼすことになる
しかし一般にはビデオヘッドそのものが磁界ノイズをひ
ろっていることが多いものであり、またローディング方
式は第2図に示した方式であるとして、これ以後、図中
fの方向の磁界ノイズのみが妨害を与えるものとし、こ
の妨害を軽減する手段について本発明を具体的に説明す
る。第3図は第2図に示した構成のVTRの簡略な斜視
図である。図において、fの方向からの磁界ノイズを軽
減するには、回転ドラムの前にfの方向に対して直角な
面、つまり図中の27のループを含む面上に大きな磁性
の遮へい板を設ければよい。しかし、あまシ大きな遮へ
い板は、VTR内に入れることはできないし重量も重く
なる。そこで図中に示した27のようなループを導電性
の材料にて設ける。
そうすると図中fの方向の磁界によってその導電性ルー
プにうず電流が誘起される。そしてそのうず電流は、f
の方向の磁気と逆方向の磁界を発生し、その結果、fの
方向の外来磁界ノイズを弱める働らきをする。この場合
、導電材料の導電率が高ければ高いほど、また導電性ル
ープが回転ドラムに近ければ近いほど改善効果が大きい
。本発明はこのような原理をたくみに利用するように構
成されている。
第4図は本発明の具体的な実施例の一例を簡略な斜視図
で示したものである。また第5図は第4図に示した本発
明の具体的な実施例の一例の簡略な断面図である。
図において、6はテープカセット、7は回転ドラム、9
は天面側外装、1oは底面側外装、26は電気回路P板
、26はメカシャーシである。9及び10の外装の内面
にはそれぞれ11.12の導電率の高い導電材料による
シートを配置する。
このシートの材料は銅やアルミニウムなどの導電率のな
るべく高い材料が良い。なお、外装の内面に導電性塗料
をぬってもよいが、その場合でも導電率が高いことが望
まれる。13. 14. 16゜16は外装を固定する
ための固定台であり且つ導電率の高い材料で構成するこ
とによって後で述べる導電ループを構成する役割もする
。この場合この導電性の固定台で注意することは、この
固定台は一般にはメカシャーシに取りつけられているが
、メカシャーシが導電性を持っている場合、このメカシ
ャーシと導電性の固定台とは完全に絶縁しておくことで
ある。17〜24は外装を組立てるためのネジであるが
、このネジで外装9,10を固定台13〜16に固定す
ることによって導電性シート11. 12及び導電性固
定台13〜16とが完全に接触するようにしておき、導
電性シートと導電性固定台の間に充分な導電性が得られ
るようにしておく。
このように構成されたVTRを組立てると第4図、第5
図から分るようにfの方向の外来ノイズに対して垂直な
面上に導電性ループが導電性シート11.12及び導電
性固定台によって形成される。よってfの方向より侵入
する外来磁化ノイズはこの導電性ループによって減衰さ
せられ、電波妨害を軽減することができる。
なおこの導電性シートを配置する際に注意することは、
シート11.12が接触されるポイントは図中の固定台
との接触面だけであるようにすることでこれ以外の別の
経路もしくは別の導電体と接触して別の導電ループを形
成しないようにすることである。よってこの導電性シー
トは導電性固定台との接触面以外は絶縁カバーをしてお
く方がよい。こうすれば電気回路P板25とのショート
も防げる。
またこの導電性シート11.12はできる限り回転ドラ
ム7を充分に被うような面積があることが望ましい。さ
らにこの導電性シートは図中正の方向に対して垂直な面
上には配置しない方が効果的である。
またこの導電性シート11.12は外装9,1゜には固
定される必要はなく、外装9,10と回転ドラム7を含
むメカシャーシ26の間に位置すればよい。
またこの導電性シートは、普通一般に外装の内面に、静
電気障害から電気回路を防護するためにはりつける障壁
板であってもよく、また電気回路の不良軸封を防止する
ための障壁板であってもよい。この場合でも導電性ルー
プが完全に形成されるように構成されていることが必要
である。本発明における導電性シートの配置及び導電性
ループの形成方法の他の構成例を簡略図で第6図に示し
ておく。図中のどの方法でも効果が得られる。図中、2
8は導電体、19は導電性シートである。
なお本構成は図中fの方向より侵入する外来磁界ノイズ
による妨害を軽減する手段について説明したが、もし外
来磁界ノイズがeの方向から侵入してくる場合であれば
、導電性シー)11.12の形状及び導電性固定台の位
置を変えることによって導電性ループの方向を変える必
要があることはいうまでもない。
発明の詳細 な説明したように本発明は非常に簡単な構成で実現でき
、コストも重量も特に増加することもなく、ポータプル
タイプのVTRやムービータイプのVTRにも適用でき
、しかも取扱いに対して何ら制限を受けることのないよ
うなVTRの中波妨害軽減装置を提供することができる
しかも本発明はうず電流による逆磁界によって外来磁界
ノイズを軽減し、それによって中波妨害を改善している
ので、非常に効果的にしかも大幅に中波妨害を改善する
ような効果を有している(約20〜25 dBの改善効
果)。
【図面の簡単な説明】
第1図〔A〕は一般の映像信号の周波数スペクトラム図
、第1図(B)は一般の家庭用VTRのビデオヘッドよ
シ再生される信号の周波数スペクトラム図、第2図は一
般の家庭用VTRの回転ドラム及びテープカセット部の
概略を示す上面図、第3図は第2図に示した構成のVT
Rの斜視図、第4図は′本発明の一実施例を示す斜視図
、第6図は第4図に示した実施例の断面図、第6図は本
発明の他の実施例を示す斜視図である。 7・・・・・・回転ドラム、9,10・・・・・・外装
、11゜12・・・・・・導電性シート、13. 14
. 16. 16・・・・・・導電性固定板、28・・
・・・・導電体、29・・・・・・導電性シート。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 尾 ほか1名第1
図 Or      2     3     4    
 5周波数tr’rFIz) 周仮数(MFlz) 第2図 罵 第4図 /’/ 第5図 10   /こ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも、回転ドラムを完全に包み込む外装の
    内面に、導電性の良い金属物を、前記回転ドラムを被う
    ように配置し、前記回転ドラムの回転軸に対してほぼ平
    行になるある1つの方向の平面上において、前記金属物
    を含んだ導電体がループ形状をなすように接続され、且
    つ上記導電体ループのループ内もしくはその延長上に存
    在する導電体とは、前記導電体ループが接続されないよ
    うに構成されていることを特徴とする磁気記録再生装置
  2. (2)金属物が外装の内面に固定された静電気障害を防
    護するための障壁板であって、前記外装を組み込むこと
    によって前記障壁板が他の導電体によって結合されて、
    導電体ループが形成されるように構成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気記録再生装
    置。
JP19710284A 1984-09-20 1984-09-20 磁気記録再生装置 Pending JPS6174195A (ja)

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JP19710284A JPS6174195A (ja) 1984-09-20 1984-09-20 磁気記録再生装置

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JPS6174195A true JPS6174195A (ja) 1986-04-16

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