JPS6338402Y2 - - Google Patents

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JPS6338402Y2
JPS6338402Y2 JP450182U JP450182U JPS6338402Y2 JP S6338402 Y2 JPS6338402 Y2 JP S6338402Y2 JP 450182 U JP450182 U JP 450182U JP 450182 U JP450182 U JP 450182U JP S6338402 Y2 JPS6338402 Y2 JP S6338402Y2
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JP
Japan
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shield case
recording
magnetic head
head
magnetic
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JP450182U
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JPS58109820U (ja
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Priority to JP450182U priority Critical patent/JPS58109820U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は音声、画像その他の情報を記録又は再
生するのに使用される磁気ヘツドに関する。
第1図および第2図に従来のビデオテープレコ
ーダ(以下VTRという。)音声用磁気ヘツドの構
成を示す。
第1図はVTR音声用磁気ヘツドの斜視図で、
1はVTRにおける音声を録音又は再生する録
音・再生ヘツド、2はVTRに記録された音声情
報を消去する消去ヘツドである。3は録音・再生
ヘツド1のシールドケースであり、パーマロイ材
料で作られ、外部からの磁界をシールドして録
音・再生ヘツド1に対する悪影響を除く。シール
ドケース3内には録音・再生ヘツド1の構成部品
が収納されている。4は消去ヘツド2の構成部品
を収納するモールドケースである。5はシールド
ケース3の一方の側面にネジ止め、スポツト溶接
等により固定された取付台板である。録音・再生
ヘツド1と消去ヘツド2とはネジ止め、スポツト
溶接等の適宜手段により固定されて一体となつて
いる。6は録音・再生ヘツドの構成部品であるコ
ア、7は端子である。両側のコア6の間にはガー
ド部8が設けられている。
第2図は録音・再生ヘツド1の断面図である。
図で9はシールドケース3内にはめ込まれたホル
ダーであり、録音・再生ヘツド1の構成部品を支
持する。10は前記コア6に巻回されたコイル、
11はコイル端を端子7に接続するための端子板
である。
録音・再生ヘツド1は、ホルダー9にコア6、
コイル10、端子板11などを組込んで支持し、
これをシールドケース3内に収納し、シールドケ
ース3内に接着剤又は合成樹脂を注入してシール
ドケース3とホルダー9に支持された録音・再生
ヘツド構成部品とを固着し、ガード部8を取付
け、テープ接着面を研摩し、最後に取付台板5を
ネジ止め又はスポツト溶接により固定して完成す
る。なお、取付台板5には、ニツケル又はクロー
ムなどをメツキした鉄板、銅合金板等が用いられ
る。
このように構成された録音・再生ヘツド1は小
形ではあるが、昨今、特にVTRの小形、軽量化
の傾向が強まるにつれて、録音・再生ヘツドを含
む磁気ヘツドに対して小形・軽量・高性能化が要
望されるようになつた。
しかし、従来の磁気ヘツドの構成において、こ
れを小型、軽量とするには、シールドケース3を
薄くするか、磁気ヘツドの構成部品を小形化する
かのいずれかの手段しか採り得ない。そして、ど
ちらの手段を採用しても磁気ヘツドの特性の面
(例えば外部誘導等)で問題があり、磁気ヘツド
の特性に悪影響を及ぼすことなく小形化するには
限度がある。
本考案の目的は、従来の磁気ヘツドの構成をほ
とんど変えることなく、したがつて、その特性に
悪影響を及ぼすことなく小形化した磁気ヘツドを
提供するにある。
この目的を達成するため、本考案は、取付台板
を固定する側のシールドケースの一部分を切欠
き、この部分に磁気ヘツドの構成部品の一部を嵌
入させるようにするとともに、取付台板を磁性材
金属板で構成したことを特徴とする。
以下、本考案を第3図および第4図に示す実施
例に基づいて説明する。
第3図はVTR音声用磁気ヘツドの録音・再生
ヘツドのシールドケースおよび取付台板の斜視図
である。図で12はシールドケースであり、その
一方側壁12aには切欠部13が設けられてい
る。14は取付台板で、従来の取付台板5と異な
り磁性材の金属板で構成されている。取付台板1
4は前記切欠部13を覆うようにシールドケース
12の側壁12a外面にネジ又はスポツト溶接で
固定されることとなる。
第4図は第3図に示すシールドケース12およ
び取付台板14を用いて構成した録音・再生ヘツ
ド1Aの断面図を示す。ここで、コア6、端子
7、ホルダー9、コイル10、端子板11等の録
音・再生ヘツドの構成部品は第2図に示すものと
同じである。
12は第3図に示すシールドケースであり、前
述のように切欠部13が設けられている。図から
明らかなように切欠部13にはホルダー9の一方
の側壁9aが嵌入されている。14は第3図に示
す取付台板であり磁性材金属板よりなる。取付台
板14は切欠部13を覆うようにシールドケース
12の側壁12aに固定される。
本実施例の録音・再生ヘツド1aはホルダー9
に録音・再生ヘツドの構成部品を組込み、これを
シールドケース12に、ホルダー9の側壁9aが
切欠部13に嵌入するようにして収納し、その後
取付台板14をシールドケース12の側壁12a
にネジ止め又はスポツト溶接などで固定し、最後
に接着剤又は合成樹脂を注入して完成する。
なお、取付台板14のシールドケース12への
ネジ止め又はスポツト溶接による固定は前記構成
部品収納前であつてもよい。又、上記固定手段が
スポツト溶接の場合は磁性劣化のおそれがあるた
め、取付台板14をシールドケース12にスポツ
ト溶接した後両者を熱処理して磁性劣化を防止す
る。
このように、本実施例では、シールドケースの
取付台板を固定する側壁に切欠部を設け、この切
欠部にホルダーの側壁を嵌入するようにしたの
で、従来の録音・再生ヘツドに比較してホルダー
の側壁の厚みだけ小形とすることができ(第4図
において、縦方向の寸法が短かくなる。)、シール
ドケースの切欠部だけ軽量とすることができ、
又、取付台板に磁性材金属板を使用し前記切欠部
を覆うようにしたので、シールドケースに切欠部
を設けても、磁気的特性に何等の悪影響も及ぼさ
ない。
さらに、取付台板にシールドケースと同じ材料
であるパーマロイ材を用いれば、ニツケル又はク
ローム等による表面処理の必要はなくなる。
なお、本実施例ではVTR音声用磁気ヘツドの
録音・再生ヘツドについて例示したが、本考案は
その他の磁気ヘツドについても適用することがで
きる。
又、切欠部に嵌入する磁気ヘツドの構成部品と
してはホルダーに限ることはなく、ホルダーを使
用しない場合はその他の構成部品が嵌入すること
となる。
以上述べたように、本考案では、磁気ヘツドの
シールドケースの取付台板固定側に切欠部を設け
て磁気ヘツドの構成部品の一部を嵌入し、取付台
板に磁性材金属板を用いたので、磁気ヘツドをそ
の特性に何等の悪影響をも及ぼすことなく小形、
軽量とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のVTR音声用磁気ヘツドの斜視
図、第2図は第1図における録音・再生ヘツドの
断面図、第3図は本考案の一実施例に係るシール
ドケースおよび取付台板の斜視図、第4図は本考
案の一実施例に係る録音・再生ヘツドの断面図で
ある。 1a……録音・再生ヘツド、6……コア、7…
…端子、9……ホルダー、9a……側壁、10…
…コイル、11……端子板、12……シールドケ
ース、12a……側壁、13……切欠部、14…
…取付台板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シールドケースと、このシールドケース内に収
    納された磁気ヘツド構成部品と、前記シールドケ
    ースに固定された取付台板とを備えた磁気ヘツド
    において、前記シールドケースの前記取付台板を
    固定する側の一部分に前記磁気ヘツド構成部品の
    一部が嵌入する切欠部を設けるとともに、前記取
    付台板を磁性材金属板で構成したことを特徴とす
    る磁気ヘツド。
JP450182U 1982-01-19 1982-01-19 磁気ヘツド Granted JPS58109820U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP450182U JPS58109820U (ja) 1982-01-19 1982-01-19 磁気ヘツド

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JP450182U JPS58109820U (ja) 1982-01-19 1982-01-19 磁気ヘツド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58109820U JPS58109820U (ja) 1983-07-26
JPS6338402Y2 true JPS6338402Y2 (ja) 1988-10-11

Family

ID=30017346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP450182U Granted JPS58109820U (ja) 1982-01-19 1982-01-19 磁気ヘツド

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JPS58109820U (ja) 1983-07-26

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