JPS6235131Y2 - - Google Patents

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JPS6235131Y2
JPS6235131Y2 JP13529577U JP13529577U JPS6235131Y2 JP S6235131 Y2 JPS6235131 Y2 JP S6235131Y2 JP 13529577 U JP13529577 U JP 13529577U JP 13529577 U JP13529577 U JP 13529577U JP S6235131 Y2 JPS6235131 Y2 JP S6235131Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、磁気録画再生装置(以下VTRと呼
ぶ)において、外部磁界が再生信号に与える影響
を、簡単な構成により除去軽減できるよう構成し
たものである。
現在、一般家庭用として市販されているVTR
の大部分は、第1図に示すように輝度信号を約3
〜4MHzのキヤリヤーを使用して、周波数変調を
行ない、磁気ヘツドでテープ上に記録し、再生を
行なつている。
一方、クロマ信号(3.58MHz成分)は、約600
〜800KHzに低域変換して、上記のFM信号と重畳
記録を行ない、再生時に周波数分離を行なつて信
号処理をしている。
一方、一般の放送電波は、全国各地で多種多様
の電波が送信所から発射されているが特に100K
Hz〜10MHzの電波について、送信所の近くの強電
界地区でVTRを使用した場合、種々の妨害をう
け、再生画像の画質を著しく悪化させる結果とな
る。この理由は、VTRから再生される再生信号
が非常に低レベルであり、しかも妨害電波の周波
数が同一の帯域内にあるため、フイルターで妨害
成分を除去することが出来ないためである。例え
ば、670KHzのNHK大阪第1放送の電波は、低域
変換されたクロマ信号630KHzとほぼ近傍の周波
数であり、この場合は再生画像に、カラーのビー
ト縞の妨害となつて現われ、又、3.5MHzの短波
放送は、VTRの再生FM信号のキヤリヤー周波数
の近傍であり、この場合は、再生信号の輝度信号
にビート妨害となつて現われる。
一般に、家庭用、業ム用のVTRでは、100KHz
〜1500KHzまでの放送電波は、再生カラー信号
に、ビート妨害となつて現われ、1500〜10MHzま
での放送電波は、再生輝度信号にビート妨害とな
つて現われる。
このような放送電波の強電界による妨害につい
ては、その影響を最小限におさえるよう、従来よ
り、VTRの再生増巾器や信号伝送線路にシール
ドを行なつていたが充分なものでなかつた。
その原因は、磁気ヘツドに外部磁界による誘導
が生じていることが判明した。
本考案は、主としてこの磁気ヘツドに生じる誘
導を簡単な構成により除去せんとするものであ
る。一般に磁気ヘツドは、第2図のように平行な
外部磁界に対して起電力がキヤンセルするよう接
続する、いわゆるバランス巻きの方法は知られて
いるが、図のような単純な平行磁界に対しては効
果がするが、ヘツドが回転する等して外部磁界の
方向に対してヘツドの向きが変わるような場合に
はあまり効果がない。そこで、外部磁界の影響を
完全に除去するためには、磁気ヘツド付近の妨害
磁界を除去すれば良い。第3図及び第4図は、本
考案の原理を説明するための一例であり、図示の
ように外部磁界に対して直角方向に少なくとも磁
気ヘツドの可動範囲より巾の広い導電性材料で、
1ターンのループ(シヨートリング)を作り、そ
のループ内に磁気ヘツドが常に位置するように構
成することを特徴とする。すなわち、回転ヘツド
を内蔵するヘツドシリンダ1の直径より大なる巾
の導電性材よりなる帯2により、前記ヘツドシリ
ンダ1の上下を通るループを形成したものであ
る。
この導電性材2は実際にはVTRの筐体3の内
面又は外面に設ければ良い。
このように構成すれば、磁束と鎖交する1ター
ンのシヨートリング2に、外部磁界による電流が
流れ、この電流により逆方向の磁界が発生し、ル
ープ内の外部磁界がキヤンセルされるものであ
る。すなわち、磁気ヘツド近傍の外部磁界はキヤ
ンセルされるものである。
なお、第4図は第3図と導電性材帯2の巻回方
向を90゜異ならしめたものであり、必要に応じて
は、この両者を組合せ、たすき状に導電性材帯2
を設けても良いものである。
以上のように本考案によれば、回転ヘツドを内
蔵するヘツドシリンダーの直径より大なる幅を有
し、少なくとも上板部、下板部および両側壁が形
成されると共に実効的に電気的閉ループが形成さ
れた導電性部材を設け、かつ前記ヘツドシリンダ
ーを、その上面部が前記上板部と対向し、その下
面部が前記下板部と対向し、側面が前記側壁と対
向するように、前記導電性部材によつて囲まれる
空間内に設置したものであるから、特に前記電気
的閉ループのなす面に対して外部磁界が直交する
場合に、前記電気的閉ループに流れる電流によつ
て導電性部材によつて囲まれる空間内の磁界を実
質的にキヤンセルできるものである。この直交す
る場合には、導電性部材によつて囲まれる空間内
にヘツドシリンダー全体が入つていることによ
り、回転ヘツドがどの位置にあつても外部磁界の
影響を受けることがなく良好な再生画像を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はVTRの記録信号の概略を示すスペク
トラム図、第2図は磁気ヘツドの1例を示す平面
図、第3図イ、ロおよび第4図イ、ロはそれぞれ
本考案の実施例を示す平面図と側断面図である。 1……ヘツドシリンダ、2……導電材帯、3…
…筐体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転ヘツドを内蔵するヘツドシリンダーの直径
    より大なる幅を有し、少なくとも上板部、下板部
    および両側壁が形成されると共に実効的に電気的
    閉ループが形成された導電性部材を設け、かつ前
    記ヘツドシリンダーを、その上面部が前記上板部
    と対向し、その下面部が前記下板部と対向し、側
    面が前記側壁と対向するように、前記導電性部材
    によつて囲まれる空間内に設置したことを特徴と
    する磁気録画再生装置。
JP13529577U 1977-10-07 1977-10-07 Expired JPS6235131Y2 (ja)

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JP13529577U JPS6235131Y2 (ja) 1977-10-07 1977-10-07

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JP13529577U JPS6235131Y2 (ja) 1977-10-07 1977-10-07

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Publication Number Publication Date
JPS5467615U JPS5467615U (ja) 1979-05-14
JPS6235131Y2 true JPS6235131Y2 (ja) 1987-09-07

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JPS5467615U (ja) 1979-05-14

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