JPS6173462A - 早送り頭出し機能を有する留守番電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、遠隔制御式留守番電話装置に関し、更に詳し
くは、携帯信号発振器を使って外部電話器から遠隔操作
する場合に、数多く録音された話者音声の一部をスキッ
プしたり、特定の話者音声を捜したり、あるいは巻き戻
して再度間き直すことが出来るように早送り頭出し機構
を付加した留守番電話装置に関するものである。

［従来の技術］ 遠隔制御式留守番電話装置は、携帯信号発振器と組み合
わされて用いられ、該携帯信号発振器からの発音を電話
回線を介して伝送して遠隔操作できろようにした装置で
ある。

従来のこの種の留守番電話装置は、呼出イ；号の検波や
回路の開閉等を行う電話ラインのインターフェース回路
と、外部電話器を通して入力ぎＡ１ろｌｌｌ！帯（、〕
号定１１ｒ？器からの信号ｒ丁を倹ｔＩｌずろ狭帯域通
過フィルタ　（第１のフィルタ）回路と、留守中に外部
からの話者へ応答メソセージを出力する再生専用のイン
フォメーン〕ン送出用テープデツキと、留守中に掛けら
れた話者音声を録音したり再生要求信号が入力された時
に再生動作を実行する録音再生用テープデツキと、それ
らの動作を制御する制御部等から構成される。

そして、前記のような携帯信号発振器を用いた外部電話
器からの遠隔操作によって、外出先から留守中ｌζ掛け
られた電話の録音内容を聞くことができるようになって
いる。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の留守番電話装置においては、携帯信号化振器から
の信号音が入力して狭帯域通過フィルタ回路で検波され
制御部において「再生」と判断されたならば、制御部か
らの命令により録音再生用テープデツキはテープの頭出
し動作を行い、再生動作を実行する。この動作は、テー
プの先頭から録音部分を順次すべて再生していくもので
ある。１従、゛〔数多く　’ｉａ　（丁さｆｔ　Ｃいろ
１うな場合には、最後の方に録音された話者音声を聞き
たくてもその部分まで再生動作が行われなければ聞き取
ることが出来なし）。

装置によっては携帯イ；号発振器に「早送り用ｊおよび
１巻戻し用ゴのボタンがあり、その抑圧によって再生動
作の早送りおよび巻戻しを行うことが出来るようなもの
もあるが、携帯信号発振器を使用する人のボタン操作に
依存するため特定の音声録音部分の正確な頭出しくよ行
えない。

本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点を解消し
、携帯信号発振器を使って外部電話器から遠隔操作する
場合において、数多く録音された話者音声の一部をスキ
ップしたり、特定の話者を捜したり、あるいは再度聞き
直すことが出来るように早送り頭出し機構および逆転早
送り頭出し機構を有する留守番電話装置を提供すること
にある。

Ｃ問題点を解決するための手段］ 上記のような目的を達成することの出来ろ本発明は、外
部電話器を通して入力されろ携帯信号発振器からの信号
に応答して遠隔操作可能な留守番電話装置において、携
帯信号発振器からの早送り頭出し用発振音を検波して制
御部に伝送する第２のフィルタ回路と、録音する話者音
声の間を区切るための区切り信号音を録音再生用テープ
デツキに出力する信号音出力回路とを僧えた早送り頭出
し機能を有する留守番電話装置である。ここで信号音出
力回路から送出される区切り信号音は、音声周波数から
外れた低周波領域で、かつその再生周波数が早送り時に
常時ほぼ一定となるようにリールのテープ巻取量に関連
して制御部により周波数制御されろ。

本発明の一つの大きな特徴は、話者録音部の区切りに音
声周波数から外れた低周波領域の信号を区切り信号音と
して録音し、区切り部を明確にした点である。乙の区切
り信号音は単一連続音であってもよいし複数の組み合わ
せパターンであってもよいが、通常数秒程度継続する。

因みに従来技術では話者録音部の区切りにブランク（無
音部）を使用するのが一般的であっｔ：、。

しかし人が話す音声には無声部が多く、そのため話者音
声の閾の区切りか否かの判断が不明確であったが、本発
明によってこのような不明確さが解消され、頭出し動作
の確実性を図ることが可能となった。

本発明の他の特徴は、区切り信号音を録音する際その録
音周波数をリールのテープ巻き取り量に応じて可変させ
る点である。つまり早送り時に区切り信号音の再生周波
数が略一定になるように周波数制御するのである。これ
によって区切り信号の解読が容易になり、動作の信頼性
は一層向上することができろ。

さらに本発明では早送り頭出し動作を指定するに際し、
携帯信号発振器からの２種類の発振音、例えば連続音と
断続音によって早送り頭出しあるいは逆転早送り頭出し
動作を指定することができろ。

［作用コ 本発明においては携帯信号発振器からの発振音により早
送り頭出し動作が指定される。この動作の指定は第２の
フィルタ回路並びに制御部において解読され、それによ
って録音再生用テープデツキの動作が制純されろ。話者
音声間の区切りには予め区切り信号音が録音されており
、その信号音はテープ巻き取り量に無関係に早送り時に
常に一定の周波数で再生されるから、正確に区切り信号
の解読を行うことができ、それによって区切り信号の端
部で早送り動作や巻戻し動作を終了させて再生すること
ができる。

これによって外部電話器から携帯信号発振器を使って数
多く録音された話者の一部をスキップしたり、特定の話
者を捜したり、あるいは巻き戻して再度聞き直すことが
容易に行えるのである。

［実施例］ 以下、添付図面に基づき本発明について更に詳しく説明
する。第１図は本発明に係る留守番電話装置の一実施例
を示すブロック図である。

本装置は、電話器１と本装置とを分岐する分岐器２を介
して電話ラインに接続されろろようになっていて、電話
ラインとのインターフェース回Ｗ１３と、外部電話器を
通して入力されろ携帯信号発振器からの信号音を検波す
る第１のフィルタ回路４と、携帯信号発振器からの早送
り頭出し用発振音を検波する第２のフィルタ回路５と、
インフォメーション送出用テープデツキ６と、録音再生
用テープデツキ７と、録音する話者音声の間を区切るた
めの区切り信号音を録音再生用テープデツキ７に出力す
る信号音出力回路８と、それらの動作を制御する制御部
つと複数のリレーＲＬ、〜ＲＬ、等から構成されろ。勿
論本装置は主スィッチを有する電源回路（図示するを省
略）を備えており、その出力は装置各部に供給される。

主スィッチは在宅通常時はオフ、留守時にはオンである
。

さて電話ラインとのインターフェース回路３ば、電話ラ
インに直接接続されるところであり、呼出信号の検波や
リレーＲＬ、によって回路の開閉等を行う。第１のフィ
ルタ＠路４ｔよ、外部電Ｌり制御部９によって行われろ
。

第３図は本装置における録音再生用テージデソキ７のテ
ープ録音フォーマットの例を示すものである。第１、第
２、および第３の音声はそれぞれ留守中身かってきた話
者の音声を録音した部分であり、それらの間にはある決
められた区切り信号音が録音される。この区切り信号音
は、前記のように信号音出力回路８から送られろことに
なる。このように録音する話者音声の区切りに人の音声
周波数から外れた低周波域で単一連続音あるいは複数の
組み合わせパターンを区切り信号音として録音すること
によって、区切り部を明確にすることができる。因みに
前述のように従来は録音部の区切りにブランク（無声部
）を使用するのが一般的であったが、そのような録音フ
ォーマットでは人が話す音声に無声部が多いため話者音
声間の区切りか否かの判断が不明確となり、正確な頭出
しを行うことが出来ないのである。

このような区切り信号音を一定周波数で録音したのでは
早送りの時、再生へノド１．の−ｒ−”７゜スピードが
リールへのテープ巻き取り量によって変化するため再生
周波数も変化して好ましくない。そこで本発明において
は早送り時の再生周波数が一定になるよう、リールのテ
ープ巻き取り量に応じて制御部９内部のタイマーを連動
させ録音周波数を制御する方式が採られてし）ろ。

これにより早送り時の区切り信号音の再生周波数が安定
し、区切り信号の解読が容易になる。

次に本装置の動作について説明する。

※録音フロー （ＩＩ　　留守中、外部から電話が掛かつてくるとイン
ターフェース回路３で受信した呼出信号を制御部９で解
析し、リレーＲＬ、をオンにして回路を接続する。続い
てリレーＲＬ２をオン（こしインフォメーション送出用
テープデツキ６を動作させ、予め録音されているインフ
ォメーションを出力する。

（２）　　インフォメーションが終了するまで（こ携帯
信号発振器の信号音が入力されなければ、終了時点で制
御部９はリレーＲＬ２をオフにし、録音再生用テープデ
ツキ７へ録音命令を出力し録音動作を実行させる。イン
フォメーション送出用テープデツキ６には逆転頭出し動
作を実行させ、レディ状態にする。

（３）　　話者が伝言を終了し電話器を切ると、インタ
ーフェース回路３からの信号を制御部９で判断し、リレ
ーＲＬ、をオフにして回路を開放する。引き続きリレー
ＲＬ、をオンにし、信号音出力回路８を通して話者区切
り信号音を約４秒間録音し、録音動作を終了する。また
同時に管理上必要な録音した話者の数（制御部内のレジ
スタ）をインクリメントする。

（４）　　制御部９は待機状態に戻る。

※再生フロー （１）留守中に外部から電話が掛かつてくるとインター
フェース回路３で受信した呼出信号を制御部９で解析し
、リレーＲＬ、をオンにして回路を接続する。続いてリ
レーＲＬ２をオンにしインフォメーション送出用テープ
デツキ６を動作させ、インフォメーションを出力する。

この点は前記録音フローの場合と同様である。

（２）　　インフォメーションの途中で、携帯信号発振
器からの信号音が入力された場合、信号（よ第１のフィ
ルタ回路４で検波され、制御部９に入力し「再生」と判
断される。

（３）　　制御部９からの命令により、録音再生用テー
プデツキ７およびインフォメーション送出用テープデツ
キ６はテープの頭出し動作を行う。その後引き続きリレ
ーＲＬ２をオフ、リレーＲＬ　　をオンにし録音再生用
テープデツキ７のみ再生動作を実行する。

（４）　　再生出力動作の途中で携帯信号発振器からの
信号がなければ、録音部分をすへて再生するが、第１の
フィルタ回路４で早送り頭出し用発振音が検波された場
合、次の動作の実行が可能となる。

（４−１）　　早送り頭出し動作（連続音）再生出力動
作の途中で連続音が入ると、現在再生中の話者部を区切
り信号まで早送りし、次の話者部の頭から再生動作を実
行する。

（４−２）　　逆転早送り頭出し機能（断続音）再生出
力動作の途中で断続音が入ると、再生動作を中断して逆
転早送り動作を実行し、同−話者部を再度頭から再生す
る。

（５）　　再生の途中でインターフェース回路３から外
部電話が切られたことを知らされると、制御部９はリレ
ーＲＬ、をオフにして回路を開放する。引き続き録音再
生用テープデツキ７へ早送り動作命令を出し、次に録音
すべきテープの頭で停止する。なお制御部９は待機状態
に戻る。

（６）録音されたすべての話者音声の再生を終了すると
、録音再生用テープデツキ７は次に録音すべきテープの
頭で停止する。同時にリレーＲＬ、をオンにし、信号音
出力回路８から終　　７了を知らせる信号音を電話ライ
ンへ出力する。

その後制御部９は逆転早送り信号または外部電話の切断
信号を待っている状態にあるが、後者が入力された時リ
レーＲＬ、をオフにして回路を開放する。制御部９は待
機状態に戻る。

［発明の効果］ 本発明は上記のように構成した早送り頭出し機能を有す
る留守番電話装置であり、話者音声間に区切り信号音を
入れたので話者録音部の区切りが明確化され、またその
区切り信号音は早送り時に一定周波数となるので区切り
信号の解読が容易となる。そしてこれらが相俟て、数多
く録音された話者の伝言の一部をスキップしたり、特定
の話者を捜したり、あるいは再度間き直すことが容易に
可能であろし、話者伝言の頭出し動作を正確かつ確実に
行えるため操作性は橿めて良好であり、通話時間を必要
最低限度に短縮することができる等の優れた効果を奏し
うろものである。

、節単な図面の説明 第１図は本発明に係る留守番電話装置の一実施例を示す
ブロック図、第２図はその早送り頭出し用発振音の一例
を示す波形図、第３図はテープ録音フォーマットの一例
を示す説明図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、電話ラインとのインターフェース回路と、外部電話
   器を通して入力される携帯信号発振器からの信号音を検
   波する第１のフィルタ回路と、インフォメーション送出
   用テープデッキと、録音再生用テープデッキと、それら
   の動作を制御する制御部を有する留守番電話装置におい
   て、携帯信号発振器からの早送り頭出し用発振音を検波
   して制御部に伝送する第２のフィルタ回路と、録音する
   話者音声の間を区切るための区切り信号音を録音再生用
   テープデッキに出力する信号音出力回路とを備え、該信
   号音出力回路から送出される区切り信号音は、音声周波
   数から外れた低周波領域で、かつその再生周波数が早送
   り時に常時ほぼ一定となるようにリールのテープ巻取量
   に関連して制御部により周波数制御され、該区切り信号
   音を利用して早送り頭出し動作を行うようにしたことを
   特徴とする早送り頭出し機能を有する留守番電話装置。