JPS6173146A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPS6173146A
JPS6173146A JP19636484A JP19636484A JPS6173146A JP S6173146 A JPS6173146 A JP S6173146A JP 19636484 A JP19636484 A JP 19636484A JP 19636484 A JP19636484 A JP 19636484A JP S6173146 A JPS6173146 A JP S6173146A
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JP
Japan
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alkali
present
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surface layer
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JP19636484A
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Fumio Hamada
浜田 文雄
Ichiro Oi
一郎 大井
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPS6173146A publication Critical patent/JPS6173146A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/7614Cover layers; Backing layers; Base or auxiliary layers characterised by means for lubricating, for rendering anti-abrasive or for preventing adhesion

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ノ)ロデン化銀写真感光材料に関し、さらに
詳しくは写真処理特性の改良されたノ)ロデン化銀写真
感光材料に関する。
(従来技術) 通常、ハロゲン化銀写真感光材料(以下、感光材料と称
する)は、i彩後、現像処理が行なわれる。現像処理は
、例えばカラーネが感光材料の場合、通常、発色現像工
程−漂白工程一定着工程−水洗工程より成っており、発
色現像工程では、一般に、窒素バースト等により攪拌が
行なわれている。一方、現像液は循環ポンプ−フィルタ
ー系を通って循環しているが、この循環系内に窒素バー
ストによる気泡がはいりこむと、更に微細な気泡が発生
する。また感光材料中には種々の目的のために多種多様
の界面活性剤が含まれており、これらは一般に水溶性で
あるために現像液中に流出し、気泡の発生を助長する。
更には感光材料中に気体もしくは現像液中で気体を発生
する物質が含まれているために感光材料自身から気泡が
発生する場合らある。これらの原因が単独であるいは交
絡して発生する微細な気泡は、固体表面に付着しやすい
が、とりわけ、感光材料表面に付着した場合はその部分
が現像されないために白ヌケとなり感光材料の価値を全
く失なわせるような重大な故障を生ぜしめる。
この問題を解決するために、従来からいくつかの研究が
なされている。これらはおもに感光材料表面の濡れを良
くするために感光材料中にある種の界面活性剤を含有さ
せる方法で、例えば特開昭51−3219号、特開昭5
1−32322号公報等に記載されている方法で蔦る。
しかるにこれらの方法は、界面活性剤が処理液に流出し
、処理液の発泡性を助長するものであるため、その添加
量には限度があり十分な効果が得られないという欠点が
ある。
さらにこれらの方法は耐接着性を劣化させる。ここで接
着という現象は感光材料の製造時、処理時あるいは保存
時において写真感光材料同志、または感光材料とこれに
接触する他の物体との間で発生し、しばしば種々の不都
合を招く現象である。
また特開昭58−166341号公報の記載によれば、
感光材料の最外表層に隣接する内層にアルカリ可溶ポリ
マーを添加する方法が知られているが、効果が十分でな
いという欠点がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、第一に写真処理液に対する濡れが良好であり
、特に高速で自動的に現像処理を行う際にも気泡の付着
がなく、ムラのない安定した写真処理特性を有する新規
なノ10デン化銀写真感光材料を提供することにあり、
また第二に写真路J!!!液の発泡性を増すことなく、
耐接着性に優れ、かつ写真処理特性の優れたハロゲン化
銀写真感光材料を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は種々検討を重ねた結果、上記問題点は、支持
体の同一側に、少くとも1つの感光性ハロゲン化銀乳剤
層および非感光性親水性コロイド外表層を有するハロゲ
ン化銀写真感光材料において、曲記非感光性親水性コロ
イド外表層がアルカリ可溶マット剤とぬれ改良剤を有す
るハロゲン化銀写真感光材料により解決し得ることがわ
かった。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明において、感光性ハロゲン化銀乳剤層(以下、単
に乳剤層と称す)と同−慨にある外表層とは、感光材料
が製品として仕上がった状態において支持体からみて乳
剤層の更に外側にある非感光性親水性コロイド層を意味
しており、所謂保護層と称されるものも含まれる。従っ
て支持体と乳剤層にはさまれた非感光性親水性コロイド
層ならびに乳剤層と乳剤層にはさまれた非感光性親水性
コロイド層等は含まれない。
また乳剤層が支持体の両側にある場合には、その両側の
乳剤層の外側に外表層があってもよい。
本発明の感光材料において外表層の層構成位置に関して
考えられる実施態様は以下の3通りである。
(1)支持体の片側に乳剤層がある感光材料の外表に本
発明に係る外表層を設ける場合、 (2)支持体の両側に乳剤層がある感光材料の場合、そ
の一方の側の外表にのみ本発明に係る外表層を設ける場
合、 (3)支持体の両側に乳剤層がある感光材料の場合、そ
の両方の側の外表にそれぞれの本発明に係る外表層を設
ける場合。
また上記感光材料の外表に設けた層が、複数層である場
合には、その最も外側に設けられた層が本発明に係る外
表層である。
例えば感光材料の外表に設けた層が、内層と外層とから
なる保護層である場合には、外層の保護層が本発明に係
る外表層に該当する。
本発明においては、上記の如き非感光性親水性コロイド
外表層がアルカリ可溶マット剤とぬれ改良剤を有するこ
とを特徴とするが、本発明で言うアルカリ可溶マット剤
とぬれ改良剤を有することは、アルカリ可溶マット剤と
ぬれ改良剤とを非感光性親水性コロイド外表層に含有せ
しめることのみならず、該外表層面に付着させることを
も意味するものである。
次に本発明において用いられるアルカリ可溶77ト剤に
ついて述べれば、本発明に係るアルカリ可溶マット剤は
、酸または中性水溶液には不溶で、かつpf19以上の
アルカリ溶液に可溶性のマット剤であれば広く適応する
ことができる。
このようなアルカリ可溶マット剤の中で、特に分子中に
カルボキシル基を含有する共重合体、例えばメチルメタ
クリレート/メタクリル酸(MMΔ/MAA)共重合体
、エチルメタクリレート/メタクリル酸(E M A 
/ M A A )共重合体およびメチルメタクリレー
ト/エチルメタクリレート/メタクリル酸(MMA/E
MA/MAA)共重合体等が好ましく用いられる。
本発明においてアルカリ可溶マットとして有用な上記の
如き各共重合体におけるメタクリル酸の組成比は、モル
比として表せば10%〜50%が好ましい。
さらに上記マット剤の粒径については、通常のマット剤
と同じように、好ましくは0.5〜lOμ 、さらに好
ましくは1.0〜5.0μである。
また本発明に係るアルカリ可溶マット剤の使用量は、非
感光性親水性コロイド外表層に対して10〜800mg
/ va2が好ましく、さらに好ましくは100−50
0a+g/ m2の範囲である。
本発明に係る前記のアルカリ可溶マット剤の製造方法に
ついては、例えば米国特許第2,992,101号、同
第3,767.448号および特開昭53−7231号
等の各明細書または公報に記載されており、通常の乳化
重合法や重合体をブタ/−ル等の溶媒に溶解した後、周
知の分散方法を用いて分散することにより得られる。
また本発明に係るアルカリ可溶マット剤を前記の如き外
表層に添加せしめる方法については、例えば特願昭58
−197126号明細書に記載された添加方法も有利に
使用することができる。
上記アルカリ可溶77ト削の添加時期は、一般的には外
表層を塗布する直前であるが、本発明においては、外表
層を塗布した後、半乾燥状態において該マット剤を含む
液を外表層に吹付けることにより付着させてもよい。
次いで本発明に係るぬれ改良剤について言及すれば、本
発明において使用し得るぬれ改良剤とは、下記の測定方
法で測定したときにぬれ改良効果を現わす化合物を意味
する。
(ぬれ改良効果の測定方法) 100、、Ilg の4重量%のゼラチン水溶液に測定
すべき化合物を100B添加した液をトリアセテートま
たはポリエステル支持体上に湿潤膜厚が100μ にな
るように塗布し、乾燥した試料を3.5X 10(12
の大きさに切り、pH1o、oに調整した25℃のアル
カリ水溶液中に垂直に浸漬させ、3分後に試料表面に付
着している気泡の数を数える。そしてその数が、測定す
べき化合物を添加しないブランク試料を同様に前記アル
カリ水溶液中に浸漬させたときに試料表面に付着した気
泡の数に対してどの位の比率になるかを調べる。
本発明によれば、上記の測定方法において泡個数比率(
試料表面に付着した気泡の数)/(ブランク試料表面に
付着した気泡の数)x too(%)が80以下である
化合物をぬれ改良剤として好ましく用いることができる
以下に本発明においてぬれ改良剤として好まピく用いら
れる化合物の代表的具体例を挙げるが、本発明はこれら
のみに限定されるべきものではな+11  。
(化合物例) (1) H(CF2CF2hCF20(CII2CII
CH20)、H■ 0■ (CI(2CH2C1120)2B ll 聞 (23)(L)CsHt、80(CHzCHCH20h
H(IQ)  CtF+5CONH(C112)3−N
(C1h)qCH2CH2cod” これらのぬれ改良剤の使用量は、耐接着性や発泡障害を
考慮してこれらの不都合さが起こらない程度の量で用い
られ、好ましくは前記の外表層に対して1 mg/ m
2〜100mg/ aa2、%らに好ましくは5 mg
/ m2〜50B/ ra”の範囲である。
また添加方法は、水または有は溶媒に溶解し、この溶液
を外表層塗布液に添加する方法が一般的である。
本発明においては、前記により定義された本発明に係る
ぬれ改良剤と共に、一般に塗布除剤として用いられる界
面活性剤を本発明に支障を与えない範囲の量において用
いることができる。
また上記以外にも、例えば乳化分散、増感、写真特性の
改良、帯電防止、接着防止等の目的で界面活性剤を本発
明に係るぬれ改良剤と混合して用いることもできる。こ
れらの界面活性剤にはサポニンなどの天然界面活性剤、
アルキレンオキサイド系、グリセリン系、グリシドール
糸などの7ニオン界面活性剤、高級フルキルアミン頚、
第4級アンモニウム塩類、ビリノンその他のへテロ類、
ホスホニウム又はスルホニ9ム塩などのカチオン界面活
性剤、カルボン酸、スルホン酸、燐酸、脩酸エステル栽
、硫酸エステル基などの酸性基を含むアニオン界面活性
剤、アミノ酸類、アミ/スルホン酸類、アミノアルコー
ルの硫酸または燐酸エステル類などの両性活性剤があり
、さらにフッ素を含んだフッ素系界面活性剤もある。
本発明に係る外表層に用いられる非感光性親水性コロイ
ドのバイングーとしては、一般に当業界で用いられるア
ルカリ処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、酵素処理ゼラチ
ン等いずれも用いることができる池、7タル化ゼラチン
、マロン化ゼラチン等、誘導体ゼラチンを用いることも
できる。また前記の如き誘導体ゼラチンお上1通常の写
真用ゼラチンの他、必要に応じてコロイド状アルブミン
、寒天、アラビアゴム、デキストラン、アルギン酸、た
とえばアセチル含量19〜26%にまで加水分解された
セルローズアセテートの如きセルローズ誘導体、ポリア
クリルアミド、1°ミド化ポリアクリルアミド、カゼイ
ン、たとえばビニルアルコールービニルシ7ノアセテー
トフボリマーの如きウレタンカルボン酸基またはシアノ
アセチル基を含むビニルフルコールポリマー、ポリビニ
ルアルコール−ポリビニルアミンドン、加水分解ポリビ
ニルアセテート、蛋白質または飽和アシル化蛋白質とビ
ニル基を有するモノマーとの重合で得られるポリマー、
ポリビニルピリノン、ポリビニルアミン、ポリ7ミ/エ
チルメタクリレート、ポリエチレンイミン等を使用する
こともできる。
本発明に係る外表層は、従来からよく知られている硬膜
剤を用いて硬膜処理することができる。
これらの硬膜剤の例としては、たとえばノアセチル、ノ
クロルペンタンシオンの如きケトン化合物置、ビス(2
−クロロエチル尿素)、2−ヒドロキシ−4,6−ジ−
クロロ−1,3,5−トリ7ノン、米国特許第3,28
8,775号、同2,732,303号、英国特許第9
74,723号、同1,167.207号などに示され
るような反応性のハロゲンを有する化合物類、ノビニル
又ルホン、5−7セチルー1.3− ジアクリロイルヘ
キサヒドロ−1,3,5−)リアノン等があり、これら
を使用することができる。
本発明においては、アルカリ不溶性のマット剤を使用し
てもよい。その例としては、シリカ、酸化マグネシウム
、二酸化チタン、炭酸カルシウム等のような無機物質、
ポリメチルメタクリレート、セルロースアセテートプロ
ピオネート等の有機物質があり、また粒子の大きさは0
.1μ〜20μ程度のものが好まL(、特に0.5〜1
0μのものが好ましい。
本発明においては、外表層にコロイド状シリカを含ませ
てもよい、その具体例としてはE、1.duPonL 
de Nemours & Co、 (115^)から
 Ludox AN、1、udox^S 、 Ludo
x LS、 Ludox TM、Ludox HS等の
商品名で、8産化学(株)(日本、東京)からはス/−
テフクス20.スノーテックスC1スノーテックスN、
スノーテックスO等の商品名で、Mon5ant。
Co、 (USA)からは5yton C30v 5y
ton 200等の商品名で、またNa1co Che
w、Co、(us^)からはNalcoag 1030
v Nalcoag 1060. Nalcoag 1
0−21−64等の商品名で市販されているものが挙げ
られる。
本発明に係る外表層には滑り削を含有させてもよい。有
用な素材としては高aフルキル硫酸ソーダ、高級脂肪酸
高:iiフルコールエステル、カーボワックス、高級フ
ルキルリン酸エステル、シリコン系化合物などが挙げら
れる。特に米国特許第2゜882.157 号、lq 
@3,121,060号、同第3,850,640号、
特開昭51−141623号などに記載の化合物は単用
又は2種以上併用して特に有効である。
また本発明に係る外表層以外の写真構成層、例えば感光
性ハロゲン化銀乳剤層、中間層、フィルタ一層、ハレー
ション防止層等には前記添加剤の他に、例えば感光性ハ
ロゲン化銀、耐拡散性カプラー、化学増感剤、光学増感
剤、カブリ防止剤、安定剤、コロイド銀、汚染防止剤、
抗酸化剤等を含有させることができる。
本発明に於いて、本発明に係る外表層、乳剤層その池の
補助層を塗設する支持体としては、硝酸セルロース、酢
酸セルロース等のセルロースエステルフィルム、ポリエ
チレンテレフタレート等のポリエステルフィルム、ポリ
ビニルアセタールフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、
ポリスチレンフィルム、ポリカーボネートフィルム、バ
ライタ紙、ポリエチレン被覆紙、ポリプロピレン合成紙
等が好ましく用いられる。
また本発明における前記の如き写真構成層の塗布方法は
、感光材料品質の均一性と生産性の確保のためにその選
択が重要である0例えばディップコーテング、ダブルロ
ールコーテング、エアーナイフコーテング、エクストル
ージョンフーチング及びカーテンコーテングの中から選
ぶことができるが、中でも2種以上の層を同時に塗布す
ることのできるエクストルーラ3ンコーテング及びカー
テンコーテングが特に有用である。又塗布速度は任意に
選べるが、生産性の上で30m/win以上が好ましい
又例えば硬膜剤の如く、反応性が速いために、予め塗布
液中に添加するとゲル化を起こすようなものについては
、スタチックミキサーを用いて塗布直前に混合すること
が好ましい。
本発明の感光材料は、一般白黒用、X−レイ用、印刷用
、マイクロ用、電子線記録用、赤外線記録用、カラー用
等凡そアルカリ性処理液で処理される感光材料のいずれ
のタイプであってもよい。
本発明が最も効果的に適応し得る感光材料は、i影用カ
ラーフィルムおよびプリント用印画紙である。
次に本発明を実施例によって詳細に説明するが、本発明
の実施の態様がこれによって限定されるものではない。
実施N1 ハロゲン化銀1モル当たり300gのゼラチンを含み、
かつイエローカプラーとしてα−ピバロイル−α−(1
−ベンツル−2,4−ノオキシイミグゾリンー3−イル
)−2−りaa−5(γ−(2゜4− tert−7ミ
ル7二/キシ)ブチル7ミド〕7セトアニリド2.5X
 10−2モル及び硬膜剤として、1.2−ビス(ビニ
ルスルホニル)エタン0.02g/ 1 gゼラチンを
含有するカラー用青感性沃臭化銀(沃化銀7モル%)乳
剤を調製した。
次に下記組成を有する外表層用塗布液を調製した。
(外表層用塗布液組成) (1)アルカリ不溶マット剤 平均粒径3μのポリメチルメタクリレート0.02g/
1I12 (2)硬膜剤 1.2−ビス(ビニルスルホニル)エタン0.02g7
1 gゼラチン (3)塗布助剤 ノー2−エチルへキシルスルホコハク 酸ナトリウム     0,01g7m2(4)非感光
籠親水性コロイド ゼラチン          0.5g/m2上記M成
の外表層用塗布液に下記第1表に示された如きぬれ改良
層ならびにアルカリ可溶マット第  1  人 前記により調製された乳剤ならびに外表層用塗布液をス
ライドホッパー法で下引済みの三部酸セルロースフィル
ム支持体上に支持体から順に乳剤層、保護内層、外表層
を塗布速度50m/分で3層同時に重層塗布し、9種類
の塗布試料を作成した。
なお、乾燥後の膜厚は、保護内層が1.0μ 、外表層
が0.5μ であった。上記の保護内層の組成は前記の
硬膜剤を0.02E/ 1gゼラチン含有せしめたゼラ
チン層である。
乾燥後の塗布試料N081〜9を各々3.scm X 
14cI11の大きさに切り23℃、55%RH(RH
は相対湿度を表す。以下同じ)の雰囲気下で1日間保存
後、下記組成を持つ現像液内に垂直に漬浸させ、3分後
に試料表面に付着している気泡の数を数えた。
発色現像液組成: また試料No、1〜9を各々5−平方の大きさに2枚づ
つ切り取り、それぞれ互いに接触しないようにして23
°C180%R11の雰囲気下で1日間保存した後、そ
れぞれ同試料の保護層同士を接触させ800gの荷重を
かけ、40℃、80%RHの雰囲気下で保存し、その後
試料をはがして接着部分の面積を測定し、接着性を測定
した。
なお、評価基準は次に示す方法によった。
ランクA接着部分の面積   0〜20%ランクB接着
部分の面積  21〜40%ランクC接着部分の面積 
 41〜60%ランクD接着部分の面積  61〜80
%ランクE接着部分の面積  81%以上以上の結果を
第2表に示す。
第  2  表 上記表において、泡付着性についでは15以下、また耐
接着性についてはランクA−Cが実用化適の範囲である
上記表の結果から、本発明に係るぬれ改良剤とアルカリ
可溶マット剤とを併用含有した外表層を有する塗布試料
(試料No、 5〜9)は、泡付着が着しく減少し、か
つ耐接着性が優れており、本発明の効果が顕著に現れて
いる。これに対して本発明に係るぬれ改良剤とアルカリ
可溶マット剤とを全く含有しない試料(試料No、1)
ならびにどちらか一方のみを含有する試料(試料N00
2〜4)では、特に泡付着性において問題があることが
わかった。
実施例2 下引済の三酢酸セルロースフィルムベース上にベース側
より次の各層を設けた。
第1層 黒色コロイド銀を含むハレーション防止層(乾燥膜厚1
μ) 第2層 ハロゲン化銀1モル当りシアンカプラーとじて1−ヒド
ロキシ−N(γ−(2,4−ノーterL−アミル7エ
/キシ)−ブチル)−2−す7トアミド6.8X10−
2モル、 カラードカプラーとして1−ヒドロキシ−N
−(δ−(2+4  tert−アミル7エ/キシ)−
ブチルl−4−(2−二トキシカルボニルフェニルアゾ
)−2−す7トアミド1.7X10−2モル、現像抑制
剤放出型物質として2−(1−フェニル−5−テトラゾ
リルチオ)−4−(2,4−)−tert−アミルフェ
ノキシアセトアミド)−1−イングノン4X10−’モ
ルを含有する赤感性沃臭化銀乳剤JrI(沃化銀8モル
%を含む沃臭化銀乳剤、乾燥膜厚6μ) 第3層 ハロゲン化銀1モル当たりマゼンタカプラーとして1−
(2,4,6−)920口)フェニル−3−(3−(2
,4−ノーtert−アミル7エ/キシ)アセトアミド
〕ベンツアミドー5−ピラゾロン5.8XIO−2モル
、カラードカプラーとして1− (2,4,6−トリク
ロルフエニル)−3−[3−(オクタテセニールサルシ
ンイミド)−2〜クロロ]アニリド−4−(γ−す7ナ
ル7ゾンー5−ビフゾoンl、7XIO−2モルおよび
現像抑制剤放出型物質として2−(1−フェニル−5−
テトラゾリルチオ)−4−(2+4− :)−tert
−アミルフェノキシアセトアミド)−1−イングノン7
X104モルを含む緑感性低感度沃臭化銀乳剤層(沃化
銀8モル%を含む沃臭化銀乳剤、乾燥膜厚3.5μ) 第4層 第3層のマゼンタカプラー、カラードカプラーおよび現
像抑制剤放出型物質と同一化合物をハロゲン化銀1モル
当たりそれぞれ1.LX 10−2モル、5X10−’
モル、2X10’″2モルを含む緑感性高感度沃臭化銀
乳剤層(沃化銀6モルを含む沃臭化銀乳剤、乾燥膜厚2
.5μ) 第5層 黄色コロイド銀および2.5−ノーtert−オクチル
ハイドロキノンを含むゼラチンWJ(乾燥膜厚1μ) 第6層 ハロゲン化銀1モル当たり350Eのゼラチンを含ム、
カつイエローカプラーとしてα−ピバロイル−a−(1
−ベンツル−2−フェニル−3,5−)オキソ−トリ7
ゾリジンー4−イル)−5’−〔α−(2,4−ノーL
erL−7ミル7ヱ/キシ)ブチル7ミド〕−2′−ク
ロロアセト7ニリド3×10−1モルおよび硬膜剤とし
て1,2−ビス(ビニルスルホニル)エタンを含有する
青感性沃臭化銀孔MM(沃化銀7モル%を含む沃臭化銀
乳剤、乾燥膜厚6μ) 第7層 微粒子ハロゲン化i(平均粒径0.08μ)を含むゼラ
チン層(乾燥膜厚1μ) 第8層 実施例1に記載された外表層用塗布液組成に更に下記t
JS3表に示されたぬれ改良剤とアルカリ可溶マット剤
とを第3表に従って含有せしめて得られた外表M(乾燥
膜厚0,6μ) 以上のようにして実施例1と同じ方法で16種類杭  
′(〃 上記表におけるアルカリ可溶マット剤の平均粒径はすべ
て2.0μ である。
上記塗布試料をそれぞれ実施例1と同様に泡付着性なら
びに耐接着性について試験を行い、得ら第  4  表 上記表において、泡付着性については15以下、また耐
接着性についてはランクA−Cが実用化適の範囲である
上記表の結果から、本発明に係るぬれ改良剤とアルカリ
可溶マット剤とを併用含有した外表層を有する塗布試料
(試料No、 13〜25)は、泡付着が著しく減少し
、かつ耐接着性が優れており、本発明の効果が顕著に現
れている。これに対して本発明に係るぬれ改良剤とアル
カリ可溶77ト削とを全く含有しない試料(試料No、
10)ならびにどちらか一方のみを含有する試料(試料
No、11〜12)では、特に泡付着性において問題が
あることがわかった。
(発明の効果) 感光材料の非感光性親水性コロイド外表層に本発明に係
るぬれ改良剤とアルカリ可溶マット剤とを含有するハロ
ゲン化銀写真感光材料は、泡付着性が者しく小さく、か
つ耐接着性にも優れている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体の同一側に、少なくとも1つの感光性ハロゲン化
    銀乳剤層および非感光性親水性コロイド外表層を有する
    ハロゲン化銀写真感光材料において、前記非感光性親水
    性コロイド外表層がアルカリ可溶マット剤とぬれ改良剤
    を有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
JP19636484A 1984-09-18 1984-09-18 ハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPS6173146A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63148257A (ja) * 1986-12-12 1988-06-21 Fuji Photo Film Co Ltd 画像形成方法
JPH0219842A (ja) * 1988-07-07 1990-01-23 Konica Corp ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH0561142A (ja) * 1991-08-30 1993-03-12 Mitsubishi Paper Mills Ltd ハロゲン化銀写真感光材料

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