JPS617269A - 新抗菌化合物y−03762jおよびその製造法 - Google Patents
新抗菌化合物y−03762jおよびその製造法Info
- Publication number
- JPS617269A JPS617269A JP59128214A JP12821484A JPS617269A JP S617269 A JPS617269 A JP S617269A JP 59128214 A JP59128214 A JP 59128214A JP 12821484 A JP12821484 A JP 12821484A JP S617269 A JPS617269 A JP S617269A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- streptomyces
- magnetic resonance
- nuclear magnetic
- culture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Pyrane Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、下記理化学的性状を有する新抗菌化合物Y−
03762J化合物および発酵法による該化合物の製造
法に関する。
03762J化合物および発酵法による該化合物の製造
法に関する。
Y−03762J化合物の理化学的性状:1)分子式
C14H28N206 2)分子量 320 3)赤外線吸収スペクトル 第1図4)マススペ
クトル 第2図5)水素核磁気共鳴スペ
クトル(PMR)第3図6)炭素 tt
(CMR)第4図(発明が解決しようとする問題点、
解決するための手段) Y−03762J化合物は、宮城系仙台市内の河川敷き
土壌から分離された放線菌の培養物から採取された化合
物である。
C14H28N206 2)分子量 320 3)赤外線吸収スペクトル 第1図4)マススペ
クトル 第2図5)水素核磁気共鳴スペ
クトル(PMR)第3図6)炭素 tt
(CMR)第4図(発明が解決しようとする問題点、
解決するための手段) Y−03762J化合物は、宮城系仙台市内の河川敷き
土壌から分離された放線菌の培養物から採取された化合
物である。
上記の理化学的性状から判断して、 Y−03762J
化合物は、以下の平面構造で示される アミノグリコシ
ドであると考えられる。
化合物は、以下の平面構造で示される アミノグリコシ
ドであると考えられる。
H
に水酸基を有している)
このような平面構造を有する化合物は文献に記載をみな
い。
い。
(発明の効果)
Y−03762J化合物は、バチルス ズブチリスAT
CC6633,エシェリヒアコリ K−12等の微生物
に対し、抗菌活性を示し、抗菌剤として有用である。ま
た、との化合物は、プンイドジサンカライド系の有用な
抗菌化合物を製造するための中間体としても重要である
。
CC6633,エシェリヒアコリ K−12等の微生物
に対し、抗菌活性を示し、抗菌剤として有用である。ま
た、との化合物は、プンイドジサンカライド系の有用な
抗菌化合物を製造するための中間体としても重要である
。
(製造法の具体的説明)
Y−03762J化合物は、ストレプトミセス属に属す
る Y−03762J化合物生産菌を培養し。
る Y−03762J化合物生産菌を培養し。
培養物からY−03762J化合物を採取することによ
り製造することができる。
り製造することができる。
この製造法で使用する Y−03762J化合物生産菌
の一例としては2本発明者等が分離したストレプトミセ
ス エスピー (Streptomyces sp、)
Y−03762J株(微工研菌寄第7657号)を挙げ
ることができる。
の一例としては2本発明者等が分離したストレプトミセ
ス エスピー (Streptomyces sp、)
Y−03762J株(微工研菌寄第7657号)を挙げ
ることができる。
本菌株の菌学的性状を以下に記す:
(1)形態
本菌株は、光学顕微鏡下で、良く分枝した基生菌糸より
、比較的長い気菌糸を形成する。
、比較的長い気菌糸を形成する。
気菌糸の先端は不完全な螺旋状、鉤状、フック状などの
形態を呈するが輪生糸、菌核、胞子前の形成は認められ
ない。成熟した胞子鎖では10個以上の胞子の連鎖が認
められ、胞子の大きさは06〜0.8 x O,8〜1
.2μm位でその表面は平滑である。
形態を呈するが輪生糸、菌核、胞子前の形成は認められ
ない。成熟した胞子鎖では10個以上の胞子の連鎖が認
められ、胞子の大きさは06〜0.8 x O,8〜1
.2μm位でその表面は平滑である。
(2)各種寒天培地上の性状
各種寒天培地上の性状は以下に示すとおりである。
特に記載しない限り、28°Cで21日間培養し、常法
に従って観察したものである。色調の記載については9
色の標漁(日本色彩研究所)によった。
に従って観察したものである。色調の記載については9
色の標漁(日本色彩研究所)によった。
(注)G;生育及び集落表面の菌叢色 A;気菌糸の着
生及びその色相R;裏面の色相 S;可溶性色素 (3)生理的性質 (注)生育温度は各温度(5,10,15,20,25
,28,30,33,37140145,50℃)で7
〜21日までの観察結果。
生及びその色相R;裏面の色相 S;可溶性色素 (3)生理的性質 (注)生育温度は各温度(5,10,15,20,25
,28,30,33,37140145,50℃)で7
〜21日までの観察結果。
ミルクに対する作用は37℃で3〜21日までの観察結
果。それ以外は特に指摘のない限り28℃で2週間後の
観察結果を示す。
果。それ以外は特に指摘のない限り28℃で2週間後の
観察結果を示す。
(4)炭素源の資化性(ブリドハム・ゴドリーブ寒天培
地、28℃培養) (注)十:生育する 土;生育が疑わしい −;生育し
ない(5) ジアミノピメリン酸(DAP)の分析L
ECHEVALI ERらの方法(LECHEVAIJ
ER,Mp、 at al ;PP 227−238
in DIETZ、A et al ed、Ac
tinom−ycete Taxonomy、 S I
M 5pecial publicationA 6
.1−980年)に従い本菌株の菌体の酸加水分解物の
分析を行った結果L−DAPが検出された。
地、28℃培養) (注)十:生育する 土;生育が疑わしい −;生育し
ない(5) ジアミノピメリン酸(DAP)の分析L
ECHEVALI ERらの方法(LECHEVAIJ
ER,Mp、 at al ;PP 227−238
in DIETZ、A et al ed、Ac
tinom−ycete Taxonomy、 S I
M 5pecial publicationA 6
.1−980年)に従い本菌株の菌体の酸加水分解物の
分析を行った結果L−DAPが検出された。
以上をまとめるとY −03762J株は真性の基生菌
糸より、比較的長い気菌糸を形成しく先端は、不完全な
螺旋状を呈す)、菌体の酸加水分解物の分析より、LL
−ジアミノピメリン酸を含み2輪生糸。
糸より、比較的長い気菌糸を形成しく先端は、不完全な
螺旋状を呈す)、菌体の酸加水分解物の分析より、LL
−ジアミノピメリン酸を含み2輪生糸。
胞子前などの形成は認められない。気菌糸色相は。
黄味灰〜オリーブ灰〜明るい紫味灰を呈し可溶性色素、
メラニン様色素の生成は認められない。また生育温度は
15〜29℃であり、炭素源の利用性は極めて悪い方に
属する。以上の様な特徴から2本菌株は、ストレプトミ
セス属に属する菌株であることは明白である。本菌株に
類似の菌株を以下の文献等により検索した。■インター
ナショナル・ジャーナル・オブ・システィマチイック・
バクテリオロジー(Int、J、5yst、Bacte
riol、)、18.69.279.(1968)■同
誌19.391 (1969)■バーシーズ マニュア
ル・オプ・デターミネティブ・バクテリオロジー(Be
rgy6ては、 Streptomyces alb
idofuscua Streptomyces av
ellaneus。
メラニン様色素の生成は認められない。また生育温度は
15〜29℃であり、炭素源の利用性は極めて悪い方に
属する。以上の様な特徴から2本菌株は、ストレプトミ
セス属に属する菌株であることは明白である。本菌株に
類似の菌株を以下の文献等により検索した。■インター
ナショナル・ジャーナル・オブ・システィマチイック・
バクテリオロジー(Int、J、5yst、Bacte
riol、)、18.69.279.(1968)■同
誌19.391 (1969)■バーシーズ マニュア
ル・オプ・デターミネティブ・バクテリオロジー(Be
rgy6ては、 Streptomyces alb
idofuscua Streptomyces av
ellaneus。
Streptomyces griaeoluteus
などがあげられる。いづれの菌も、形態的特徴、各種の
生理的性質などにおいて2本菌株と類似しているが、炭
素源の利用性て、明白に異なっており9本菌株に類似す
る菌として該当するものは見い出されない。以上の結果
より本菌株をストレプトミセス・エスピー(strep
tomycessp’) Y −03762J株と命名
した。本菌株は、工業技術院微生物工業技術研究所に微
工研菌寄第7657号として寄託されている。本菌株は
、採取した土壌を滅菌生理食塩水で希釈し、適当な寒天
培地上で分離培養する等の菌株の分離における一般的操
作によって得ることができる。
などがあげられる。いづれの菌も、形態的特徴、各種の
生理的性質などにおいて2本菌株と類似しているが、炭
素源の利用性て、明白に異なっており9本菌株に類似す
る菌として該当するものは見い出されない。以上の結果
より本菌株をストレプトミセス・エスピー(strep
tomycessp’) Y −03762J株と命名
した。本菌株は、工業技術院微生物工業技術研究所に微
工研菌寄第7657号として寄託されている。本菌株は
、採取した土壌を滅菌生理食塩水で希釈し、適当な寒天
培地上で分離培養する等の菌株の分離における一般的操
作によって得ることができる。
本発明において、ストレプトミセス属に属するY−03
762J化合物生産菌の培養は一般微生物の培養方法に
準じておこなわれるが通常は液体培地による深部培養法
が有利である。培養に用いられる培地としては、該生産
菌が利用する栄養源を含有する培地であればよい。すな
わち合成培地、半合成培地あるいは天然培地が用いられ
、培地の組成は、たとえば炭素源としてはD−キシロー
ス、グルコース、D−フラクトース、L−ラムノース。
762J化合物生産菌の培養は一般微生物の培養方法に
準じておこなわれるが通常は液体培地による深部培養法
が有利である。培養に用いられる培地としては、該生産
菌が利用する栄養源を含有する培地であればよい。すな
わち合成培地、半合成培地あるいは天然培地が用いられ
、培地の組成は、たとえば炭素源としてはD−キシロー
ス、グルコース、D−フラクトース、L−ラムノース。
マンニトール、グリセリン、デキストリン、殿粉。
植物油などが、窒素源としては肉エキス、ペプトン、グ
ルテンミール、綿実粕、大豆粉、落花生粉。
ルテンミール、綿実粕、大豆粉、落花生粉。
魚粉、コーンスチープリカー、乾燥酵母、酵母エキス、
硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素その他の有
機または無機の窒素源が用いられる。
硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素その他の有
機または無機の窒素源が用いられる。
また金属塩としてNa、 K、 Mg、 Ca、 Zn
、 Feなどの硫酸塩。
、 Feなどの硫酸塩。
硝酸塩、塩化物、炭酸塩、燐酸塩などが必要に応じて添
加される。さらに必要に応じて、メチオニン、システィ
ン、シスチン、オレイン酸メチル。
加される。さらに必要に応じて、メチオニン、システィ
ン、シスチン、オレイン酸メチル。
ラード油、シリコン油、界面活性剤などの抗生物質生成
促進物質又は消泡剤が適宜使用される。
促進物質又は消泡剤が適宜使用される。
培養条件としては好気的条件下に培養するのが一般的に
有利で、培養温度は約18〜35℃の範囲が望ましく、
好ましくは約30℃附近が用いられ、培地のpHは約5
〜10.好ましくは約6〜8の範囲に保持すると好結果
が得られる。培養期間は培地の組成、温度などによって
変動するが、一般に1〜−1八− 5日程度でよく、培養終了時に目的物質が選択的に蓄積
される。
有利で、培養温度は約18〜35℃の範囲が望ましく、
好ましくは約30℃附近が用いられ、培地のpHは約5
〜10.好ましくは約6〜8の範囲に保持すると好結果
が得られる。培養期間は培地の組成、温度などによって
変動するが、一般に1〜−1八− 5日程度でよく、培養終了時に目的物質が選択的に蓄積
される。
培養物より本発明の目的物を単離採取するには通常の微
生物の培養物より抗生物質を単離する方が適用される。
生物の培養物より抗生物質を単離する方が適用される。
Y−03762J化合物は培養液中に含有されるので、
遠心分離または沢過により菌体を除去した後、濾過、液
から有効物質の抽出をおこなう。すなわち適当な溶剤に
対する溶解性および溶解度の差、溶解からの析出性およ
び析出速度の差9種々の吸着剤に対する吸着親和性の差
。
遠心分離または沢過により菌体を除去した後、濾過、液
から有効物質の抽出をおこなう。すなわち適当な溶剤に
対する溶解性および溶解度の差、溶解からの析出性およ
び析出速度の差9種々の吸着剤に対する吸着親和性の差
。
2種の液相間における分配の差などを利用する一般の抗
生物質の製造に用いられる手段によって。
生物質の製造に用いられる手段によって。
←角シーーi分離、採取、精製される。この方法は必要
に応じて単独に用いられ、あるいは任意の順序に組合せ
、また反覆して適用できる。
に応じて単独に用いられ、あるいは任意の順序に組合せ
、また反覆して適用できる。
次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
実施例
A) グルコース0.5%、デキストリン2.0%、
ポリペフトン0.5%、酵母エキス0.5%、コーン・
ステイープ・リカー0.5%、肉エキス0.3%、プレ
インハートインツージョンブイヨン培地(栄研化学社製
)0.5%、 CaC0j0.2%からなる培地(滅菌
前pH8,0)を500mZ三角フラスコに60m1ず
つ分注し、常法どうり滅菌した後、ベネノト寒天培地上
に生育させた。ストレプトミセス・エスピーY−037
62J株の菌糸をかき取って接種し、28°Cで4日間
振盪培養を行い種培養液とする。次に、グルコース0.
5%、デキストリン2.0%、ポテト・スターチ3.0
%、血粉1.0%、フェザ−ミール1.0%、 VFミ
ノクスジー−ス(山之内商事販売)2.0%、 CaC
03Q、2%、 FeSO44H200,02%、 C
oC1□・6H,、OO,002%からなる培地(滅菌
剤pH7,2)を500mZ三角フラスコに60mtず
つ分注し、常法どうり滅菌したものに2種培養液を3%
の割合で接種して28℃5日間振盪培養を行う。
ポリペフトン0.5%、酵母エキス0.5%、コーン・
ステイープ・リカー0.5%、肉エキス0.3%、プレ
インハートインツージョンブイヨン培地(栄研化学社製
)0.5%、 CaC0j0.2%からなる培地(滅菌
前pH8,0)を500mZ三角フラスコに60m1ず
つ分注し、常法どうり滅菌した後、ベネノト寒天培地上
に生育させた。ストレプトミセス・エスピーY−037
62J株の菌糸をかき取って接種し、28°Cで4日間
振盪培養を行い種培養液とする。次に、グルコース0.
5%、デキストリン2.0%、ポテト・スターチ3.0
%、血粉1.0%、フェザ−ミール1.0%、 VFミ
ノクスジー−ス(山之内商事販売)2.0%、 CaC
03Q、2%、 FeSO44H200,02%、 C
oC1□・6H,、OO,002%からなる培地(滅菌
剤pH7,2)を500mZ三角フラスコに60mtず
つ分注し、常法どうり滅菌したものに2種培養液を3%
の割合で接種して28℃5日間振盪培養を行う。
B)単離
Y −03762J化合物を含む培養液34tを塩酸で
pH2,0に調整し室温で30分攪拌する。ラジオライ
)1.4kgを加え濾過する。F液を希苛性ソーダでp
H7に調整し沈殿した不溶物を炉去したのち、F液をI
RC−50[:N用3 BV 2.4 tを含ムカラ
ムニ通導スる。そのカラムを15Zの水で洗い次いでI
N−アンモニア水6Lで溶出する。溶出液を少量になる
まで濃縮する。
pH2,0に調整し室温で30分攪拌する。ラジオライ
)1.4kgを加え濾過する。F液を希苛性ソーダでp
H7に調整し沈殿した不溶物を炉去したのち、F液をI
RC−50[:N用3 BV 2.4 tを含ムカラ
ムニ通導スる。そのカラムを15Zの水で洗い次いでI
N−アンモニア水6Lで溶出する。溶出液を少量になる
まで濃縮する。
濃縮液をCG−50[NH;] 1150mに通導し水
洗後、アンモニア濃度勾配法で溶出する。活性画分を集
め濃縮し、 HP −20480ccを含むカラムに通
導し。
洗後、アンモニア濃度勾配法で溶出する。活性画分を集
め濃縮し、 HP −20480ccを含むカラムに通
導し。
メタノール濃度勾配法で溶出する。目的画分を集め、濃
縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに供し、ク
ロロホルム−メタノール−アンモニア(2:1:1)の
下層で溶出する。目的画分を集め濃縮後プレパレイティ
ブシリカゲルクロマトグラフィー(i媒:クロロホルム
−メタノール−アンモニア(20:15:8) )に供
し目的画分を分取する。
縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに供し、ク
ロロホルム−メタノール−アンモニア(2:1:1)の
下層で溶出する。目的画分を集め濃縮後プレパレイティ
ブシリカゲルクロマトグラフィー(i媒:クロロホルム
−メタノール−アンモニア(20:15:8) )に供
し目的画分を分取する。
次いでDowex l (’−OH) 5mZに通導し
水で溶出する。溶出=13− 液及び水洗液を集め凍結乾燥するとY −03762J
化合物78.5rl1gを得た。
水で溶出する。溶出=13− 液及び水洗液を集め凍結乾燥するとY −03762J
化合物78.5rl1gを得た。
Y −03762J化合物の理化学的性状はっぎの通り
である。
である。
1、分子式 C14H28N20. (HR−Ma
ssより)2、分子量 320 (FAB−Mas
sより)3、融点 116°C 4、紫外部吸収:末端吸収 5、赤外吸収スペクトル 第1図 6、マス・スペクトル 第2図 7、 水素核磁気共鳴スペクトル(PMR) 第3図
8、炭素 tt (CMR) 第4
図9、薄層クロマトグラフィー 0クロロホルム:メタノール:アンモニア(20:15
:8) Rf :0.59On−プロパツール:ピリ
ジン:酢酸:水(15:10:3:12) Rf :0
.57以上の性状により、 Y−03762J化合物は
、下記平面構造式で示される 2−[3,5−ビス(メ
チルアミン)−214,6−ドリヒドロキシー1−シク
ロヘキシル〕オキシ)−4−(又は−5−)ヒドロキシ
−6−メチルテトラヒドロ−2H−ピランであると考え
られる。
ssより)2、分子量 320 (FAB−Mas
sより)3、融点 116°C 4、紫外部吸収:末端吸収 5、赤外吸収スペクトル 第1図 6、マス・スペクトル 第2図 7、 水素核磁気共鳴スペクトル(PMR) 第3図
8、炭素 tt (CMR) 第4
図9、薄層クロマトグラフィー 0クロロホルム:メタノール:アンモニア(20:15
:8) Rf :0.59On−プロパツール:ピリ
ジン:酢酸:水(15:10:3:12) Rf :0
.57以上の性状により、 Y−03762J化合物は
、下記平面構造式で示される 2−[3,5−ビス(メ
チルアミン)−214,6−ドリヒドロキシー1−シク
ロヘキシル〕オキシ)−4−(又は−5−)ヒドロキシ
−6−メチルテトラヒドロ−2H−ピランであると考え
られる。
(1)第1図は、 Y−03762J化合物の赤外線吸
収スペクトルを示す。 (2)第2図は、 Y−03762J化合物のマススペ
クトルを示す。 (3)第3図は、 Y−03762J化合物の炭素核磁
気共鳴スペクトルを示す。 (4)第4図は、 Y−03762J化合物の水素核磁
気共鳴スペクトルを示す。
収スペクトルを示す。 (2)第2図は、 Y−03762J化合物のマススペ
クトルを示す。 (3)第3図は、 Y−03762J化合物の炭素核磁
気共鳴スペクトルを示す。 (4)第4図は、 Y−03762J化合物の水素核磁
気共鳴スペクトルを示す。
Claims (3)
- (1)下記の理化学的性状を有する化合物Y−0376
2J:1)分子式C_1_4H_2_8N_2O_62
)分子量320 3)赤外線吸収スペクトル第1図 4)マススペクトル第2図 5)水素核磁気共鳴スペクトル(PMR)第3図6)炭
素〃(CMR)第4図 - (2)ストレプトミセス属に属するY−03762J化
合物生産菌を培養し、培養物からY−03762J化合
物を採取することを特徴とする抗菌化合物Y−0376
2J化合物の製造法 - (3)化合物Y−03762J化合物生産菌がストレプ
トミセス エスピー Y−03762J株(微工研菌寄
第7657号)である特許請求の範囲第(2)項記載の
製造法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59128214A JPS617269A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 新抗菌化合物y−03762jおよびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59128214A JPS617269A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 新抗菌化合物y−03762jおよびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS617269A true JPS617269A (ja) | 1986-01-13 |
Family
ID=14979311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59128214A Pending JPS617269A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 新抗菌化合物y−03762jおよびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS617269A (ja) |
-
1984
- 1984-06-21 JP JP59128214A patent/JPS617269A/ja active Pending
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