JPS6172669A

JPS6172669A - 押出し成形品及びその製造方法

Info

Publication number: JPS6172669A
Application number: JP59191467A
Authority: JP
Inventors: 籾山　久雄
Original assignee: Noda Plywood Mfg Co Ltd
Current assignee: Noda Plywood Mfg Co Ltd
Priority date: 1984-09-14
Filing date: 1984-09-14
Publication date: 1986-04-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技　　術　　の　　分　　野本発明は、七メ”　、繊ＩＩ　＠　）；＋料、メチルセ
ルローズを基本成分とした押出し成形品及びその製造方
法に関し、殊にそれら基本成分にスシグ、製紙スラッジ
焼却灰およびセッコウを添加した押出し成形品およびそ
の！ｌＪ逍力法に閃する。

技　　術　　の　　背　　景従来、セメントとアスベストとメチルセル）ｌ　＋ズと
水とを混練し、押出し成形機により押出し成形し、得ら
れた成形物をΔ生すにて自然養生し、成るいはオートク
レープΔ生を行なうセメ／ト押出し成形品およびそのｔ
Ａ逍ノｉ　ｉｌ：がηｌられている。

この方法で得られた押出し成形品は、押出し成形機を用
いて高圧で押出し成形されるために、高圧Φの成形品し
か得られなかった。

低比重のセメノド押出し成形品を得るために、土、述の
基本成分にパーライト、発泡合成樹脂粒などの発Ｉ′！
！軽量骨材を混合することが試みられたが、発ｔ１！軽
量骨材は材料組成中に物理的に混合されるのみであるた
めに、軽量化は達成し得るもの＼、添加量に比例して曲
げ、引張り、圧縮に対する機械的強度が低下する欠点が
あった。また押出し成形時の加圧によって、発泡Ｈ量骨
材自体が破壊あるいは圧縮変形されて、添加の効果が充
分に発Ｆｌｉされない欠点があった。また用いられる２
泡軽１’、ｉ、　ｆｔ材自体が高価であるために、低比
重のセメノドＩ’ｌ＋出し成形品を安価に提供すること
ができなｈ）った。

本件出願人は、先にセメノド、繊ＩＩ質ｈ；１科、製１
　　　　　紙スラッジ焼却灰およびセメントの水和反応
促進剤とを水性スラリーし、これを抄造して生マットｈ
；を板を作り、該鼾【板を養生硬化する無１１質板の４
逍方法につき特許出願をした（特願昭５８−３０７６５
号）。この方法は養生期間が長いと云う欠点があった。

また水和促進剤を用いることなく、へ４Ｃを添加するた
けで満足な製品が得られることが判った。

発　　明　　の　　目　　的上述の従来技術に濫みて本発明は下記を目的とし、てい
る。

１）　低比重のセメント押出し成形品を安価に提供する
こと、２）　機械的強度のすぐれた軽量セメント押出し成形品
を提供すること、３）　軽量セメント押出し成形品を能率よく製造する方
法を提供すること、４）　耐久性、ｉ′者水性のαｓされた軽量セメント押
出し成形品を提供すること、発　　明　　の　　構　　成本発明によれば、上述の諸口的は下記の構成により達成
される。

即ち、セメノドと、セメントに対して５〜５０ｊＴｆ　
ｊ−ｊ％の繊維質原料と、セメノド及び繊維質に１料の
全ｒ、ｌに対して０．０１〜５１眼％のメチルセルロー
ズと、上記材料の全量に対して各・々５〜７０１ＴＬ−
：％のスラグ及び製紙スラッジ焼却灰と、セメノド及び
繊紺、質ｈ；！科の全量に対して０５〜１５千電％のセ
ｙ　ｍｌつと、ｉｌＩ量の水とより成る混練物を押出し
成形して養生硬化させることである。

本発明に使用されるスラグは、シリｈ　（Ｓｉ０２）２
５〜４０％、アルミナ（八１２０３）１０〜２５％、酸
化第二鉄（ド０２０３）　０．３〜５９Ａ１酸化カルシ
ウム（Ｃａ、０）　３５〜５０　Ｘ、マグネシア（Ａｌ
ｇａ）　０．５〜１０″Ａの組成を仔し、潜在水硬性を
有する。

本発明において用いられる製紙スラッジ焼却灰は、紙、
バルブ］−１門などから鰭、出される５２１氏スラッジ
を消却して得られる。製紙スラッジは、従来はｌｒ＋　
２’ｓ〜金物として処理され　１１１１立地などに段会
されて来た。製紙スラッジ焼却灰はλ−ｆ比重が０．５
程度であり、軽量増鼠材として用い得る。その組成はシ
リカ（Ｓｉ０２）２５〜６０％、アルミナ（＾１ｚｏｓ
＞３０〜Ｇｏ％、酸化第二鉄（Ｆｅ２ｏ３）α３〜３％
、酸化カルシウム（ＣａＯ）２〜１２％、マグネシア（
＋ＩＩｇＯ）０．４〜１１％であり、潜在水硬性をも有
する。

繊ｔｔｍ　’ｆ’ＣＩｔ；ｉ科としては、アスベスト＋
　ｋ　’Ｉｌｒ　繊ｍ　＋合成＋′Ａ脂、木質繊維など
があり、これらは単品もしくは温合物として用いられ得
る。

繊維質ｈ；１料の添加量が、セメントに対して５重量％
以下であると、押出し成形品の強度向上が得られず、５
０％以上記であると、押出し成形時の抵抗が大きくなり
、連続押出しが困難となり、また成形物の表面肌が悪（
な、：１．。

スラグの添加１１七がセメ７　）　、　繊＜４１．　’
！！ｔ　ＩＧｆ料およびＭ　Ｃの全１１先に対して５　
”ｆ（ｎ１％以下であると１ｇ度変化による長さ変化率
が人きくなり、７０％以上記であると吸水率か大きくな
り、吸水長さ変化が大きくなるので好ましくない。

焼却灰の添加量が、セメント１機Ｍ質８；【料およびＭ
Ｃの全量に対して５　ｇｉｍ％以下であると、押出し成
形品の機械的強度は向上するが比重が高くなり、７０％
以上であると、逆に比重は低下するもの−ａ械的強度は
低下する。

セッコウの添加量が０．５重量％以下であるとセメ／ト
、スラグ、焼却灰との反応によるエトリンジヤイトの生
成が少なくなり、強度増強が１１１１待できず、１５ｆ
ｆｉ量％以上であると未反応のセッコウか残存して硬化
がδくなり、また耐水性も低下する。

焼却灰の粒度は混合物への分散、押出し時の混練物の可
塑性等により産室選択され得るが、２５０〜３０メツシ
ュバス程度Ｍ望ましい。

八４Ｃは、押出し成形促進剤であり、押出し成形時に混
練物からの脱水を防止して適度の水分を保１、イ　　　
　　　ち、混練物にΔ正なｌＪｉ度と可塑性を与える。

八４Ｃの添加ｆｉｔが０．０１重ｈ１％以下であると保
水性が不十分となり、可塑性が悪くなる。その結果、押
出し成形が不能となったり、成形物にクツツクを生りし
める。、、ｌｌ′だ５小ニル％以−Ｌでは、混練物のも
１１度か過大となり、成形が困難となる。

セメント、！２１１１ｉ　ＴＴ　Ｉ’ｄ　Ｆ−４、スラ
グ、焼却灰、セソ；ノウを１２１よしくはｐじめ均一に
混合し、これにＮ１Ｃと水を加えて均一に混練する。Ｍ
Ｃは粉末状のものをｐじめセメント等に均一に混合して
おいても良い。得られた混練物を叩出し成形機に投入し
て成形し、成形物をパレットに受け、養生室で自然養生
ずるか、成るいはオートクレープ養生を行ない、養生硬
化した押出し成形品を得る。

押出し成形物の養生の間に、セメ７ト、スラグ、焼却灰
中の酸化カルシウム（Ｃａｂ）　、　ｍ化アルミニウム
（Ａ）２０３）セッコウとの反応によりニトリ／ジャイ
ト（３ＣａＯ＠＾１２０３慟３ＣａＳＯ４ｓ３２１１２
０）を生成し、またスラグとセメントの水和反応により
、ケイ酸カルシウム水和物が生成される。

本発明により得られる硬化体は、初期材令ではセメント
の水和物、上記エトリンジヤイト、ケイ酸カルシウム水
和物の生成により、また長期材令ではスラグ、焼却灰の
水硬性、ケイ酸力ルンウムの生成により高強度が得られ
、しかも耐水性も向上記する。

尚、本発明において必要に応じて店最の生石灰、７ｒｉ
石級、ケイ石を適宜に混合しても良い。

本発明により得られた成形品は、従来Ｉｊ法によって得
られた同比重の製品に比して機械的強度が増大し、成る
いは従来方法により得られた同Ｆ′Ｊ、度の機械的強度
の製品に比して比重が軽減し、製紙スラッジの（１効利
川と共に、安価にｆｉ量ココアクリート押出１戊形晶を
得ることが出来る。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）セメントと、セメントに対して５〜５０重量％の
繊維質原料と、セメント及び繊維質原料の全量に対して
０．０１〜５重量％のメチルセルローズと、上記材料の
全量に対して各々０．５〜１５重量％のセッコウと、各
々５〜７０重量％のスラグ及び製紙スラッジ焼却灰と、
適量の水とより成る組成の混練物を押出し成形して養生
硬化された押出し成形品。
（２）セメントと、セメントに対して５〜５０重量％の
繊維質原料と、セメント及び繊維質原料との全量に対し
て０．０１〜５％重量％のメチルセルローズと、上記材
料の全量に対して０．５〜１５重量％のセッコウと各々
５〜７０重量％のスラグ及び製紙スラッジ焼却灰と、適
量の水とを混練し、押出し成形機により押出し成形し、
得られた成形物を自然養生又はオートクレープ養生によ
って養生硬化することを特徴とする押出し成形品の製造
方法。
（３）上記製紙スラッジ焼却灰の粒度が２５０〜３０メ
ッシュバスである特許請求の範囲第２項記載の方法。