JPS6172522A - マ−ク付押出発泡ポリスチレン板及びその製造方法 - Google Patents

マ−ク付押出発泡ポリスチレン板及びその製造方法

Info

Publication number
JPS6172522A
JPS6172522A JP19478484A JP19478484A JPS6172522A JP S6172522 A JPS6172522 A JP S6172522A JP 19478484 A JP19478484 A JP 19478484A JP 19478484 A JP19478484 A JP 19478484A JP S6172522 A JPS6172522 A JP S6172522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mark
plate
extruded
polystyrene
polystyrene plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19478484A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Shinpo
新保 恵治
Yoji Kaneko
金子 洋司
Kazuhiro Tada
和弘 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NICHIMOU KK
Nichimo Co Ltd
Dow Kakoh KK
Original Assignee
NICHIMOU KK
Nichimo Co Ltd
Dow Kakoh KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NICHIMOU KK, Nichimo Co Ltd, Dow Kakoh KK filed Critical NICHIMOU KK
Priority to JP19478484A priority Critical patent/JPS6172522A/ja
Publication of JPS6172522A publication Critical patent/JPS6172522A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば溶着箱、折箱等の材料、各種表示板、
装飾板等として利用されるマーク付押出発泡ポリ、スチ
レン板に関する。
〔従来の技術] 従来、押出発泡ポリスチレン板は、成形型による成型工
程を経ずに製造されるため、それへのマークの付設はも
っばら印刷等によってなされている。
しかしながら、印刷等によって付されたマークは、平面
的で変化に乏しいばかりか、湿気や摩擦等によって剥離
しやすい問題がある。特に溶着箱や折箱は、押出発泡ポ
リスチレン板を裁断して製造されるもので、現場で簡単
に組立てられる利点を有するが、上記のような欠点のあ
るマークを付したものしか得られないのが現状である。
一方、ポリスチレンビーズ発泡成型板は、型による成型
工程を経るものであるので、型に所望のマークを形成し
ておくことによって、剥離することのない変化に富む凹
凸マークを賦形することができる。
しかしながら、マーク毎に高価な型を用意しなければな
らず、少量ずつ種々のマークを付したものを製造するに
はコストが高くなって不適当である。また、ポリスチレ
ンビーズ発泡成型箱は、上述のように凹凸マークを付し
たものとすることができるが、当然のことながら成型時
に箱体を構成しており、現地で組立てられるようなもの
ではないので、輸送や保管時に多くのスペースを要する
問題がある。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、押出発泡ポリスチレン板に、剥離することの
ない変化に富んだ凹凸マークを簡単に付設できるように
することをその解決すべき問題点とするもので、もって
押出発泡ポリスチレン板の利点を活した商品の商品価値
を高めることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段] 本発明において上記問題点を解決するために講じられた
手段は、表面の二次発泡による盛り上げによって形成さ
れたマークを有するマーク付押出イ 発泡ポリスチレン
板とすること、並びに押出発泡ポリスチレン板の表面を
加熱したマーク型で加熱し、当該表面に加熱による二次
発泡を起させ、表面を盛り上げることによってマークを
形成するマーク付押出発泡ポリスチレン板の製造方法と
することにある。
本発明においてマークとは、文字、図形、記号、模様等
のことをいう、また、盛り上げによって形成されるマー
クは、マーク自体が盛り上げられて凸状に表示されたも
のでも、逆にマークの周囲を盛り上げてマーク自体は凹
状に表示されたものでもよく、凹凸状態によって表示さ
れるものであれば足る0本発明において二次発泡とは、
押出発泡による発泡を一次発泡と呼ぶことに対応する言
葉である。
〔作 用] 本発明に係る押出発泡ポリスチレン仮に付されるマーク
は、その表面の二次発泡による盛り上げによって形成さ
れるマークであるので、マークに応じて二次発泡させる
ための局部加熱さえできれば成型工程を経ることなく付
設できる。そして、凹凸マークとして形成されるので、
剥離する心配がなく、また変化に富むマークとすること
ができる。
一方、本発明に係る方法において、加熱したマーク型を
押出発泡ポリスチレン板に近づけると、このマーク型に
応じて押出発泡ポリスチレン板が加熱され、内包される
気泡が膨張し、当該表面が二次発泡を起して盛り上るこ
とになる。そして、この二次発泡は上記のようにマーク
型に相応して生ずるので4二次発泡による盛り上りによ
ってマーク型を転写した如きマークが凹凸マークとして
押出発泡ポリスチレン板に形成されることになる。
〔実施例] 第111に示されるように1本押出発泡ポリスヂレン板
l(以下「ポリスチレン板l」という)は、表面を二次
発泡によって盛り上げたマーク2を有するものとなって
いる。このマーク2は、肉眼で容易に識別できるきれい
なものとするため、凸部が、二次発泡されていない表面
から0.2〜3II11程度盛り上がっており、凸部の
頂面が平坦であることが好ましい、また、マーク2は、
単に凹凸によって表示されるものであっても良いが、塗
料で着色しておくこともできる。
上記マーク2の付設は、例えば第2図に示されるような
マーク型3を加熱し、これでポリスチレン板lの表面を
加熱することによって行うことができる。マーク型3で
ポリスチレン板lの表面を加熱するに際しては、マーク
型3をごく軽くポリスチレン板lに触れさせるか、ポリ
スチレン板lの表面すれすれに位置させることが好まし
い。
マーク型3を強くポリスチレン板lに当てると、ポリス
チレン板1の軟化によってマーク型3がくい込んでしま
って二次発泡による盛り上りが得られなくなる。マーク
型3をポリスチレン板lから離し過ぎると、所望のマー
ク2に対応して十分にポリスチレン板lを加熱しにくく
なる。
マーク型3の温度は、ポリスチレン板lの軟化温度以上
でポリスチレン板lの気泡構造を破壊しない程度の温度
とする。また、マーク型3によるポリスチレン板lの加
熱時間は、マーク型3の温度を高くするに従って短かく
した方が好ましく、マーク型3の温度に応じて選択する
。このマーク型3による加熱により、ポリスチレン板1
は軟化されると共に内包されているガスが膨張して二次
発泡し、マーク2が形成されることになる。気泡の膨張
性を高め、二次発泡によるポリスチレン板lの盛り上が
りを良くするためには、気泡内ガス圧が外気圧よりやや
高い方が好ましい。
ポリスチレン板lとしては、密度20〜200kg/s
3、気泡径0.05〜2層層のものが好ましい。
最適には、密度40〜100 kg/m3.気泡径0.
1〜Q、9mmである。密度が大き過ぎたり気泡径が小
さ過ぎると良好な二次発泡をさせにくくなり、逆に密度
が小さ過ぎたり気泡径が大き過ぎるときれいなマーク2
を形成しにくくなる。
二次発泡させるべきポリスチレン板1 ノ表面は、単な
る刃物による切断面であるより、表皮層を有するもので
あることが好ましい、二次発泡時11  に膨張する気
泡内ガスが、この表皮層によって外に漏れにくく、二次
発泡倍率が向上するためである。ここで表皮層とは、押
出成型時にポリスチレン板lの表面に形成される、気泡
のつぶれた層をいう、また、同様の意味から、二次発泡
させるべきポリスチレン板1の表面に熱OT塑性合成樹
脂フィルムをラミネートしたものとすることも好ましい
ことである。このラミネートフィルムは、単層フィルム
であっても積層フィルムであっても良い、具体的には、
ポリスチレンフィルム、耐衝撃性ポリスチレンフィルム
、ポリスチレンと他の合成樹脂の積層フィルム等で、厚
さは20−100g、最適には30〜50ILであるこ
とが好ましい。ラミネートフィルムを設けることによっ
て、箱、標示板、装飾板等として使用するときの強度を
向上させることもできる。
二次発泡させるべきポリスチレン板lを着色しておくと
、二次発泡によって盛り上げられた部分の表面積が拡大
されることによって、当該部分の着色が他の部分に比し
て薄くなり、マーク2がより鮮明なものとなるので好ま
しい、この着色は、前記ラミネートフィルムを着色フィ
ルムとしておくことによって施しても、また塗料の塗布
によって表面にのみ施してもよい。
本ポリスチレン板1は、マーク2を矢印や記号、文字等
とし、適宜の大きさに切断することによって標示板とし
たり、マーク2を花柄やその他の模様として装飾板等と
して使用することもできるが、次のようにして箱の材料
として用いることもできる。これを第3図及び第4図で
説明する。
第3図は、第1図に示されるポリスチレン板lから組立
られた溶着箱4を示すもので、例えば特公昭53−48
76号に示されるような方法で形成される。即ち、第3
図に示されるような箱の展開形状にポリスチレン板1を
溶融切断し、その側壁部5を溶融V溝6に沿って底板部
7から折り立てると共に互に溶着することによって組立
てられるものである。溶着箱4は、平面長方形状を成す
もので、その長辺側の側壁部5中央外面には、溶着箱4
を構成するポリスチレン板lの表面を二次発泡により盛
り上げて形成したマーク2が付されている。また、溶融
V溝6は、折線に沿って圧縮溝として形成されるもので
あってもよい。
図示される;14は、直方体状を成すものとなっている
が、側壁部5が外側に傾斜された所謂トレー形状箱とし
たり、立方体状としたり、種々の形状のものとすること
ができる。
尚、以上は溶着箱4について説明したが、゛本ポリスチ
レン板lによって折箱を構成してもよい。
次に、本発明の方法によるマーク型3の最適温度とこれ
によるポリスチレン板1の最適加熱時間を求める実験例
を示す。
実験例 密度20〜100kg/m’ 、気泡径0.1 ”0.
9m−のポリスチレン板であって表皮層を有するものに
ついて、加熱したマーク型によるマークの付設を行った
。マークは、高さ約7.5cys 、 @約11−5c
mの文字「水」とし、マーク型の温度と、これによるポ
リスチレン板の加熱時間を変えてポリスチレン板表面を
二次発泡させた。その結果を第8因に示す。
尚、マーク型をポリスチレン板の表面すれすれに位置さ
せてポリスチレン板の加熱を行った。
第5図において、Aは二次発泡を生じたがマークがきれ
いに形成されなかった範囲、Bは二次発泡しないかもし
くは不十分であった範囲、Cは溶融や過剰発泡によって
マークが著しく変形したりポリスチレン板に反りを生じ
た範囲、Dはきれいなマークが形成された範囲を各々示
す。この結果から、マーク型の温度とこれによるポリス
チレン板の加熱時間は、Dの範囲から選択することが好
ましいことが判る。尚、表皮層の無いもの及びラミネー
トフィルムを設けたものについても略同様の結果が得ら
れている。
〔発明の効果J 本発明によれば、成型工程を経ずに製造されるポリスチ
レン板について凹凸マークを有するものとすることがで
きる。そして、この凹凸マークは、剥離の心配のない変
化に富むものであるの、  で、ポリスチレン板製の各
種製品の商品価値を大幅に向上させることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るマーク付押出発泡ポリスチレン板
の一実施例を示す平面図、第2図はマーク型の一実施例
を示す斜視図、第3図は木押出発泡ポリスチレン板によ
って組立られる溶着箱の一例を示す斜視図、第4図はそ
の展開状態を示す平面図、第5図は実験例の結果を示す
グラフである。 1:押出発泡ポリスチレン板、 2:マーク、  3:マーク型。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)表面の二次発泡による盛り上げによって形成された
    マークを有することを特徴とするマーク付押出発泡ポリ
    スチレン板。 2)押出発泡ポリスチレン板の表面を加熱したマーク型
    で加熱し、当該表面に加熱による二次発泡を起させ、表
    面を盛り上げることによってマークを形成することを特
    徴とするマーク付押出発泡ポリスチレン板の製造方法。
JP19478484A 1984-09-19 1984-09-19 マ−ク付押出発泡ポリスチレン板及びその製造方法 Pending JPS6172522A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19478484A JPS6172522A (ja) 1984-09-19 1984-09-19 マ−ク付押出発泡ポリスチレン板及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19478484A JPS6172522A (ja) 1984-09-19 1984-09-19 マ−ク付押出発泡ポリスチレン板及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6172522A true JPS6172522A (ja) 1986-04-14

Family

ID=16330200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19478484A Pending JPS6172522A (ja) 1984-09-19 1984-09-19 マ−ク付押出発泡ポリスチレン板及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6172522A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005239742A (ja) * 2004-02-13 2005-09-08 Jsp Corp ポリスチレン系樹脂発泡板成形体、断熱材および装飾板
JP2006137476A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Toppan Printing Co Ltd クリアケースとその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5086567A (ja) * 1973-12-01 1975-07-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5086567A (ja) * 1973-12-01 1975-07-11

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005239742A (ja) * 2004-02-13 2005-09-08 Jsp Corp ポリスチレン系樹脂発泡板成形体、断熱材および装飾板
JP2006137476A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Toppan Printing Co Ltd クリアケースとその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7938313B1 (en) Disposable thermally insulated cup and blank therefor
US5916646A (en) Container having a decorative label and a method for obtaining this container
US20130140320A1 (en) Containers and Overwraps Comprising Thermoplastic Polymer Material, and Related Methods for Making the Same
JP3596681B2 (ja) 容器およびその製造方法
US20090081393A1 (en) Thermal insulation foamed sheet, thermal insulation foamed container and method for producing the same
US4004727A (en) Laminate for the manufacture of liquid-tight packing containers and a blank for packing containers manufactured from the laminate
JPS6172522A (ja) マ−ク付押出発泡ポリスチレン板及びその製造方法
JPS5844475B2 (ja) ダンネツヨウキノセイゾウホウホウ
JPS63137827A (ja) デイフアレンシヤル ヒ−テイング コンテナ−の製造方法
JPS5953855B2 (ja) 積層成形体の製造方法
JPH0518263Y2 (ja)
JPH0847998A (ja) 発泡合成樹脂層を有する積層プレート及びこの積層プレートからなる包装容器
JPH057260B2 (ja)
JP4284939B2 (ja) 紙容器用材料の加飾成型方法及び加飾紙容器
JPH03650A (ja) 容器、蓋等の合成樹脂シート成形品の成形方法
JPS5844539B2 (ja) 二重壁容器
JPH0957885A (ja) 発泡樹脂製容器の製造方法
JPS5831294B2 (ja) 断熱カツプの製法
JPS63104818A (ja) 複合容器の成形装置
JPH03221438A (ja) 融着箱の製造方法
JP2003146348A (ja) 角形蓋材の製造法
JPS63104820A (ja) 複合容器の成形方法
JPH06293099A (ja) 断熱パッド材およびその製造方法
JPS5856788B2 (ja) タイル先付工法用のタイル保持枠
JPH08252863A (ja) プラスチックハニカム体の成形方法及び成形されたプラスチックハニカム体を有する内装部材