JPS6172040A - ポリオレフイン樹脂組成物 - Google Patents
ポリオレフイン樹脂組成物Info
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- JPS6172040A JPS6172040A JP19429384A JP19429384A JPS6172040A JP S6172040 A JPS6172040 A JP S6172040A JP 19429384 A JP19429384 A JP 19429384A JP 19429384 A JP19429384 A JP 19429384A JP S6172040 A JPS6172040 A JP S6172040A
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- propylene
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
この発明は、繊維状充填材で、あるいは繊維状充填材と
非繊維状充填材とで強化され、自動車、電気分野等で好
適に使用することのできるポリオレフィン樹脂組成物に
関する。
非繊維状充填材とで強化され、自動車、電気分野等で好
適に使用することのできるポリオレフィン樹脂組成物に
関する。
[従来の技術およびその問題点]
無機質充填材で強化したポリオレフィンは、たとえば自
動車、弱電等の工業材料分野を中心に重要な素材として
巾広く使用されている。これらの分野では、大きな機械
的強度を有すると共に表面外観が美麗であり、しかも変
形を生じさせない素材が要求されている。
動車、弱電等の工業材料分野を中心に重要な素材として
巾広く使用されている。これらの分野では、大きな機械
的強度を有すると共に表面外観が美麗であり、しかも変
形を生じさせない素材が要求されている。
しかしながら、従来、前記分野の要求に答えるためにポ
リオレフィン樹脂の改良工夫が種々試みられているが、
前記分野で要求される全ての性質を満足するものは未だ
ないのが現状である。たとえば、カラス繊維を中心とし
た繊維状充填材で強化したポリオレフィン樹脂は、ある
種の強度、剛性の大幅な改良が見られるものの、衝撃強
度の低下を招いたり、成形品の表面外観の悪化、ソリ、
変形等を生じる欠点がある。また、炭酸カルシウム、タ
ルク等の非繊維系充填材で強化したポリオレフィン樹脂
は、前記欠点はないものの、強度、耐熱剛性等の向上が
小さい等の問題がある。
リオレフィン樹脂の改良工夫が種々試みられているが、
前記分野で要求される全ての性質を満足するものは未だ
ないのが現状である。たとえば、カラス繊維を中心とし
た繊維状充填材で強化したポリオレフィン樹脂は、ある
種の強度、剛性の大幅な改良が見られるものの、衝撃強
度の低下を招いたり、成形品の表面外観の悪化、ソリ、
変形等を生じる欠点がある。また、炭酸カルシウム、タ
ルク等の非繊維系充填材で強化したポリオレフィン樹脂
は、前記欠点はないものの、強度、耐熱剛性等の向上が
小さい等の問題がある。
[問題点を解決するための手段]
この発明は前記事情に基づいてなされたものである。こ
の発明者は、たとえば自動車、電気等の分野に好適な素
材としてのポリオレフィン樹脂組成物の開発につき鋭意
研究したところ、特定のプロピレン−エチレン共重合体
とポリエチレンとに特定の繊維状充填材を配合し、ある
いは特定の繊維状充填材と特定の非m雄状充填材とをそ
れぞれ特定の配合割合で配合すると1機械的強度が大き
く、表面外観が良好で、変形が無く、寸法安定性の良い
成形品に成形可能なポリオレフィン樹脂組成物が得られ
ることを見出してこの発明に到達した。
の発明者は、たとえば自動車、電気等の分野に好適な素
材としてのポリオレフィン樹脂組成物の開発につき鋭意
研究したところ、特定のプロピレン−エチレン共重合体
とポリエチレンとに特定の繊維状充填材を配合し、ある
いは特定の繊維状充填材と特定の非m雄状充填材とをそ
れぞれ特定の配合割合で配合すると1機械的強度が大き
く、表面外観が良好で、変形が無く、寸法安定性の良い
成形品に成形可能なポリオレフィン樹脂組成物が得られ
ることを見出してこの発明に到達した。
すなわち、この発明の目的は、機械的強度としてたとえ
ば衝撃強度、耐熱剛性が大きく、表面外観が良好で、ソ
リ、変形等の著しく小さな成形品を与えるポリオレフィ
ン樹脂組成物を提供することにある。
ば衝撃強度、耐熱剛性が大きく、表面外観が良好で、ソ
リ、変形等の著しく小さな成形品を与えるポリオレフィ
ン樹脂組成物を提供することにある。
前記目的を達成するための第1のこの発明の概要は、エ
チレン含有量が7〜30重量%でメタノール沈澱物が8
〜4Qi量%であるプロピレン−エチレン共重合体40
〜94重量%と、ポリエチレン3〜20重量%と、平均
繊維径が0.1〜2牌であると共にアスペクト比が20
〜60である繊維状充填材3〜40重量%とを含むこと
を特徴とするものであり、第2のこの発明の概要は、エ
チレン含有量が7〜3M、ft%でメタノール沈澱物が
8〜40重量%であるプロピレン−エチレン共重合体4
0〜94重量%と、ポリエチレン3〜20重量%と、平
均繊維径が0.1〜2用であると共にアスペクト比が2
0〜60である繊維状充填材(A)3〜40重量%と、
前記プロピレン−エチレン共重合体、ポリエチレンおよ
び繊維状充填材の合計100重量部に対して、平均粒子
径が0.3〜3ルであるタルク(B)5〜50重量部と
を含み、前記繊維状充填材と前記タルクとの配合重量比
(’A)/(B)が1/9〜2/1であることを特徴と
するものである。
チレン含有量が7〜30重量%でメタノール沈澱物が8
〜4Qi量%であるプロピレン−エチレン共重合体40
〜94重量%と、ポリエチレン3〜20重量%と、平均
繊維径が0.1〜2牌であると共にアスペクト比が20
〜60である繊維状充填材3〜40重量%とを含むこと
を特徴とするものであり、第2のこの発明の概要は、エ
チレン含有量が7〜3M、ft%でメタノール沈澱物が
8〜40重量%であるプロピレン−エチレン共重合体4
0〜94重量%と、ポリエチレン3〜20重量%と、平
均繊維径が0.1〜2用であると共にアスペクト比が2
0〜60である繊維状充填材(A)3〜40重量%と、
前記プロピレン−エチレン共重合体、ポリエチレンおよ
び繊維状充填材の合計100重量部に対して、平均粒子
径が0.3〜3ルであるタルク(B)5〜50重量部と
を含み、前記繊維状充填材と前記タルクとの配合重量比
(’A)/(B)が1/9〜2/1であることを特徴と
するものである。
この発明におけるプロピレン−エチレン共重合体は、少
なくともプロピレンとエチレンとを共重合して得られた
コポリマーであって、一般に成形材料等の用途に使用さ
れるものである。したがって、この発明におけるプロピ
レン−エチレン共重合体として、たとえばプロピレン−
エチレンプロ、り共重合体、プロピレン−エチレンラン
ダム共重合体、他の七ツマ−たとえばジシクロペンタジ
ェンキラ含むプロピレンー二チレンージエン共重合体等
が挙げられる。これら各種のポリマーの中でモ、特にプ
ロピレン−エチレンブロック共重合体が好ましい。
なくともプロピレンとエチレンとを共重合して得られた
コポリマーであって、一般に成形材料等の用途に使用さ
れるものである。したがって、この発明におけるプロピ
レン−エチレン共重合体として、たとえばプロピレン−
エチレンプロ、り共重合体、プロピレン−エチレンラン
ダム共重合体、他の七ツマ−たとえばジシクロペンタジ
ェンキラ含むプロピレンー二チレンージエン共重合体等
が挙げられる。これら各種のポリマーの中でモ、特にプ
ロピレン−エチレンブロック共重合体が好ましい。
この発明で重要なことは、前記プロピレン−エチレン共
重合体は、エチレンを4〜30重量%、好ましくは7〜
20重量%で含むことである。
重合体は、エチレンを4〜30重量%、好ましくは7〜
20重量%で含むことである。
エチレン含有量が4重量%未満であると、ポリエチレン
を配合してもポリオレフィン樹脂組成物による成形品の
衝撃強度の向上が認められず、また、エチレンの含有量
が30重量%を越えると、前記成形品の高温剛性および
剛性が低下する。
を配合してもポリオレフィン樹脂組成物による成形品の
衝撃強度の向上が認められず、また、エチレンの含有量
が30重量%を越えると、前記成形品の高温剛性および
剛性が低下する。
また、この発明では、前記プロピレン−エチレン共重合
体は、常温でのメタノール沈澱物が5〜40重量であり
、好ましくは8〜30重量%であることが重要である。
体は、常温でのメタノール沈澱物が5〜40重量であり
、好ましくは8〜30重量%であることが重要である。
メタノール沈澱物が5重量%未満であると、ポリエチレ
ンを配合してもポリオレフィン樹脂組成物による成形品
の衝撃強度の向上が小さく、40重量%を越えると、前
記成形品の剛性の低下が著しい。
ンを配合してもポリオレフィン樹脂組成物による成形品
の衝撃強度の向上が小さく、40重量%を越えると、前
記成形品の剛性の低下が著しい。
この発明におけるプロピレン−エチレン共重合体は°、
前記条件を満足していれば良いのであるが、さらにaう
と、このプロピレン−エチレン共重合体は、そのMI
(メルトフローインデックス)が2〜30g/10分で
あるのが好ましく、特に3〜20g/10分であるのが
好ましい。けだし1M■が2g/10分未満であると、
ポリオレフィン樹脂組成物の流動性に問題を生じ成形加
工に不都合を生じるばかりか成形品にフローマークの生
じることがあり、また、30g/10分を越えると、成
形品の衝撃強度の低下を招くことがあり、2〜30g7
10分の範囲内ではこのようなことがないからである。
前記条件を満足していれば良いのであるが、さらにaう
と、このプロピレン−エチレン共重合体は、そのMI
(メルトフローインデックス)が2〜30g/10分で
あるのが好ましく、特に3〜20g/10分であるのが
好ましい。けだし1M■が2g/10分未満であると、
ポリオレフィン樹脂組成物の流動性に問題を生じ成形加
工に不都合を生じるばかりか成形品にフローマークの生
じることがあり、また、30g/10分を越えると、成
形品の衝撃強度の低下を招くことがあり、2〜30g7
10分の範囲内ではこのようなことがないからである。
この発明におけるポリエチレンは、そのMIが0.1〜
20g/10分、特ニ0.5〜Log/10分であるの
が好ましく、またその密度が0.900〜0、965
g/cc、特に0.940〜0.980g/ccである
のが好ましい。
20g/10分、特ニ0.5〜Log/10分であるの
が好ましく、またその密度が0.900〜0、965
g/cc、特に0.940〜0.980g/ccである
のが好ましい。
ポリエチレンのMIが0.1 g/10分未満であると
、流動性が低くて配合に困難を生じることがあり、また
MIが20g/10分を越えるとポリオレフィン樹脂組
成物による成形品の衝撃強度の向上が小さく、高温剛性
の低下が生じることがある。
、流動性が低くて配合に困難を生じることがあり、また
MIが20g/10分を越えるとポリオレフィン樹脂組
成物による成形品の衝撃強度の向上が小さく、高温剛性
の低下が生じることがある。
また、ポリエチレンの密度が0.900 g/cc未満
であると、ポリオレフィン樹脂組成物による成形品の剛
性が失われ、また密度が0.9653/ccを越えると
前記成形品の衝撃強度が低下することがある。
であると、ポリオレフィン樹脂組成物による成形品の剛
性が失われ、また密度が0.9653/ccを越えると
前記成形品の衝撃強度が低下することがある。
この発明における繊維状充填材は、その平均繊維径が0
.1〜2ルであり、好ましくは0.5〜1ルであると共
にアスペクト比が20〜60であり。
.1〜2ルであり、好ましくは0.5〜1ルであると共
にアスペクト比が20〜60であり。
好ましくは30〜50であることが重要である。
前記平均繊維径が0.1ルよりも小さくなると、嵩比重
が小さくなり過ぎて他の成分との配合が困難となり、た
とえ配合できたとしてもこの繊維状充填材の分散が悪く
なる。前記平均繊維径が2ルを越えると共に前記アスペ
クト比が60を越える場合、このポリプロピレン樹脂組
成物を用いて成形した成形品の表面外観が不良となる。
が小さくなり過ぎて他の成分との配合が困難となり、た
とえ配合できたとしてもこの繊維状充填材の分散が悪く
なる。前記平均繊維径が2ルを越えると共に前記アスペ
クト比が60を越える場合、このポリプロピレン樹脂組
成物を用いて成形した成形品の表面外観が不良となる。
また、前記平均Fa維径が2斗を越えると共に前記アス
ペクト比が20未満である場合、このポリプロピレン樹
脂組成物を用いて成形した成形品の剛性が向上しない。
ペクト比が20未満である場合、このポリプロピレン樹
脂組成物を用いて成形した成形品の剛性が向上しない。
この発明における繊維状充填材は、前記条件を満たす限
りどのようなものでも良く、たとえば繊維状マグネシウ
ムオキシサルフェート、チタン酸カリウム繊維、ガラス
繊維、ケイ醜カルシウム繊維、アルミナシリカ系のガラ
ス繊維であるセラミックファイバー、炭素!a維、ロッ
クウール、チッ化ケイ素ボイスカー等が挙げられる。前
記各種の)lama充填材の中でも、繊維状マグネシウ
ムオキシサルフェート、チタン酸カリウム繊維、ガラス
繊維、ケイ醜カルシウムm維等が好ましい。
りどのようなものでも良く、たとえば繊維状マグネシウ
ムオキシサルフェート、チタン酸カリウム繊維、ガラス
繊維、ケイ醜カルシウム繊維、アルミナシリカ系のガラ
ス繊維であるセラミックファイバー、炭素!a維、ロッ
クウール、チッ化ケイ素ボイスカー等が挙げられる。前
記各種の)lama充填材の中でも、繊維状マグネシウ
ムオキシサルフェート、チタン酸カリウム繊維、ガラス
繊維、ケイ醜カルシウムm維等が好ましい。
このIJで重要なことの一つは、ポリオレフィン樹脂組
成物が、前記プロピレン−エチレン共重合体を40〜9
4重量%で、好ましくは50〜85重量%で、前記ポリ
エチレンを3〜20重量%で、好ましくは5〜20重量
%で、前記tama充填材を3〜40fi量%で、好ま
しくは10〜30i量%で、含むことである。
成物が、前記プロピレン−エチレン共重合体を40〜9
4重量%で、好ましくは50〜85重量%で、前記ポリ
エチレンを3〜20重量%で、好ましくは5〜20重量
%で、前記tama充填材を3〜40fi量%で、好ま
しくは10〜30i量%で、含むことである。
前記ポリエチレンの配合量が3重量%未満であると、ポ
リオレフィン樹脂組成物による成形品の衝撃強度の向上
が少なく、前記配合量が203i量%を越えると前記成
形品の高温剛性の低下が著しくなる。
リオレフィン樹脂組成物による成形品の衝撃強度の向上
が少なく、前記配合量が203i量%を越えると前記成
形品の高温剛性の低下が著しくなる。
前記ta維状状充填材配合量が3重量%未満であると、
このポリプロピレン樹脂組成物の成形品の剛性が向上せ
ず、また、40重量%を越えると、このポリプロピレン
樹脂組成物自体の製造が困難となり、たとえ製造できた
としてもこのポリプロピレン樹脂組成物による成形品の
衝撃強度が低下する。
このポリプロピレン樹脂組成物の成形品の剛性が向上せ
ず、また、40重量%を越えると、このポリプロピレン
樹脂組成物自体の製造が困難となり、たとえ製造できた
としてもこのポリプロピレン樹脂組成物による成形品の
衝撃強度が低下する。
この発明では、前記プロピレン−エチレン共重合体と前
記ポリエチレンと前記繊維状充填材とを特定の割合で配
合することにより、ポリオレフィン樹脂組成物は、その
成形品の機械的特性たとえば耐熱剛性等を向上させ、ま
たその表面外観を良好にすると共にソリ等の変形を小さ
くすることができるのであるが、成形品の剛性等をさら
に向上させると共にソリ等の変形をさらに抑制するため
には、この第2の発明が有効である。
記ポリエチレンと前記繊維状充填材とを特定の割合で配
合することにより、ポリオレフィン樹脂組成物は、その
成形品の機械的特性たとえば耐熱剛性等を向上させ、ま
たその表面外観を良好にすると共にソリ等の変形を小さ
くすることができるのであるが、成形品の剛性等をさら
に向上させると共にソリ等の変形をさらに抑制するため
には、この第2の発明が有効である。
第2の発明のポリオレフィン樹脂組成物は、エチレン含
有量が7〜30重量%でメタノール沈澱物が8〜40重
景%であるプロピレン−エチレン共重合体40〜94重
量%と、ポリエチレン3〜20i量%と、平均繊維径が
0.1〜2JLであると共にアスペクト比が20〜60
である繊維状充填材3〜40重量%との外にタルクを含
む。
有量が7〜30重量%でメタノール沈澱物が8〜40重
景%であるプロピレン−エチレン共重合体40〜94重
量%と、ポリエチレン3〜20i量%と、平均繊維径が
0.1〜2JLであると共にアスペクト比が20〜60
である繊維状充填材3〜40重量%との外にタルクを含
む。
前記タルクは、平均粒子径が0.3〜3ルであり、好ま
しくは0.5〜1ルであることが重要である。このタル
クの平均粒子径が0.3用未満であると、タルクの分散
性が不良となる。また、平均粒子径が3用を越えると、
このポリプロピレン樹脂組成物を用いて成形した成形品
の衝撃強度が低下すると共に傷付き白化現象が目立つよ
うになる。
しくは0.5〜1ルであることが重要である。このタル
クの平均粒子径が0.3用未満であると、タルクの分散
性が不良となる。また、平均粒子径が3用を越えると、
このポリプロピレン樹脂組成物を用いて成形した成形品
の衝撃強度が低下すると共に傷付き白化現象が目立つよ
うになる。
この発明に使用するタルクは、前記条件を満足する限り
特に制限は無い。
特に制限は無い。
前記タルクの配合量は、前記配合組成の前記プロピレン
−エチレン共重合体、ポリエチレンおよび繊維状充填材
の合計100重量部に対して、5〜50重量部であるの
が重要であり、特に10〜45重量部であるのが好まし
い、タルクの配合量が50重量部を越えると、成形品の
衝撃強度の低下、流動性の低下、フローマークの発生等
が生じる。
−エチレン共重合体、ポリエチレンおよび繊維状充填材
の合計100重量部に対して、5〜50重量部であるの
が重要であり、特に10〜45重量部であるのが好まし
い、タルクの配合量が50重量部を越えると、成形品の
衝撃強度の低下、流動性の低下、フローマークの発生等
が生じる。
また、第2の発明に係るポリオレフィン樹脂組成物では
、前記繊維状充填材(A)と前記タルク(B)との配合
重量比(A)/(B)が、l/S−2/1であることが
重要である。配合重量比(A)/(B)が2/1を越え
ると成形品にソリ等の変形を生じる。
、前記繊維状充填材(A)と前記タルク(B)との配合
重量比(A)/(B)が、l/S−2/1であることが
重要である。配合重量比(A)/(B)が2/1を越え
ると成形品にソリ等の変形を生じる。
この発明のポリオレフィン樹脂組成物は、前記プロピレ
ン−エチレン共重合体と前記ポリエチレンと前記繊維状
充填剤とを前記特定の割合で配合し、あるいは、前記プ
ロピレン−エチレン共重合体と前記ポリエチレンと前記
am状充填剤と前記タルクとを前記特定の割合で配合す
ることにより機械的特性たとえば衝撃強度、耐熱剛性等
が大きく向上すると共にその成形品の表面外観が美麗な
ものとなり、しかもソリ、変形等がなくなるのであるが
、このポリオレフィン樹脂組成物による成形品の強度を
さらに向上させるためには、このポリオレフィン樹脂組
成物中にシラン系カップリング剤および/または変性ポ
リオレフィンを配合するのが好ましい。
ン−エチレン共重合体と前記ポリエチレンと前記繊維状
充填剤とを前記特定の割合で配合し、あるいは、前記プ
ロピレン−エチレン共重合体と前記ポリエチレンと前記
am状充填剤と前記タルクとを前記特定の割合で配合す
ることにより機械的特性たとえば衝撃強度、耐熱剛性等
が大きく向上すると共にその成形品の表面外観が美麗な
ものとなり、しかもソリ、変形等がなくなるのであるが
、このポリオレフィン樹脂組成物による成形品の強度を
さらに向上させるためには、このポリオレフィン樹脂組
成物中にシラン系カップリング剤および/または変性ポ
リオレフィンを配合するのが好ましい。
前記シラン系カップリング剤および変性ポリオレフィン
のいずれか一方だけを配合しても良いし、また両方を配
合しても良い。
のいずれか一方だけを配合しても良いし、また両方を配
合しても良い。
前記シラン系カップリング剤としては、たとえばビニル
トリエトキシシラン、ビニルトリメトキンンラン、ビニ
ルトリクロロシラン、ビニルジクロロエチルシラン、ビ
ニルクロロジエチルシラン、ビニルトリス(β−メトキ
シエトキシシラノ)、γ−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン
。
トリエトキシシラン、ビニルトリメトキンンラン、ビニ
ルトリクロロシラン、ビニルジクロロエチルシラン、ビ
ニルクロロジエチルシラン、ビニルトリス(β−メトキ
シエトキシシラノ)、γ−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン
。
γ−メタクロキシプロピルトリメトキシシラン、N−β
−(アミンエチル)−γ−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、N−β−(アミノエチル)−γ−7ミノプロビ
ルメチルジエトキシシラン等が挙げられる。
−(アミンエチル)−γ−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、N−β−(アミノエチル)−γ−7ミノプロビ
ルメチルジエトキシシラン等が挙げられる。
前記シラン系カップリング剤の配合量としては、前記ポ
リオレフィン樹脂と前記ポリエチレンと前記!a維状状
充填剤の合計100i量部に対して、0.1〜3重量部
とするのが好ましい、この配合量が001重量部未満で
あると、このポリプロピレン樹脂組成物による成形品の
強度が向上しないことがあり、また、前記配合量が3重
量部を越えると1強度の増加が飽和に達してしまい、価
格面からすると前記シラン系カップリング剤の3重量部
を越える配合は不利となる。
リオレフィン樹脂と前記ポリエチレンと前記!a維状状
充填剤の合計100i量部に対して、0.1〜3重量部
とするのが好ましい、この配合量が001重量部未満で
あると、このポリプロピレン樹脂組成物による成形品の
強度が向上しないことがあり、また、前記配合量が3重
量部を越えると1強度の増加が飽和に達してしまい、価
格面からすると前記シラン系カップリング剤の3重量部
を越える配合は不利となる。
前記変性ポリオレフィンとしては、たとえば、不飽和カ
ルボン酸、不飽和カルボン酸の誘導体。
ルボン酸、不飽和カルボン酸の誘導体。
塩素、ビニルシランで変性したポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレンプロピレン共重合体が挙げられる。前
記変性に使用する不飽和カルボン酸としては、たとえば
アクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、フマル酸、
イタコン酸、クロトン酸、シトラコン酸、ソルビン酸、
メサコン酸。
ピレン、エチレンプロピレン共重合体が挙げられる。前
記変性に使用する不飽和カルボン酸としては、たとえば
アクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、フマル酸、
イタコン酸、クロトン酸、シトラコン酸、ソルビン酸、
メサコン酸。
アンゲリカ酸等が挙げられ、前記不飽和カルボン酸の誘
導体としては、酸無水物、エステル、アミド、イミド、
金属塩等が有り、たとえば、無水マレイン酸、無水イタ
コン酸、無水シトラコン酸、アクリル酸メチル、メタア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル
、マレイン酸モノエチルエステル、アクリルアミド、マ
レイン酸モノアミド、プレイ、ミド、N−ブチルマレイ
ミド、アクリル酸ナトリウム、メタクリル酸ナトリウム
等が挙げられる。
導体としては、酸無水物、エステル、アミド、イミド、
金属塩等が有り、たとえば、無水マレイン酸、無水イタ
コン酸、無水シトラコン酸、アクリル酸メチル、メタア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル
、マレイン酸モノエチルエステル、アクリルアミド、マ
レイン酸モノアミド、プレイ、ミド、N−ブチルマレイ
ミド、アクリル酸ナトリウム、メタクリル酸ナトリウム
等が挙げられる。
前記各種の変性ポリオレフィンの中でも、無水マレイン
酸で変性したポリプロピレンが特に好ましい。
酸で変性したポリプロピレンが特に好ましい。
前記変性ポリオレフィンの配合量としては、前記ポリオ
レフィン樹脂と前記ポリエチレンと前記繊維状充填剤と
の合計100重量部に対して。
レフィン樹脂と前記ポリエチレンと前記繊維状充填剤と
の合計100重量部に対して。
0.1〜5重量部であるのが好ましい、この配合量が0
.1重量部未満であると、このポリプロピレン樹脂組成
物による成形品の強度がさほど向上しないことがあり、
前記配合量が5重量部を越えると、配合量の増加に対応
する強度の増加がなく。
.1重量部未満であると、このポリプロピレン樹脂組成
物による成形品の強度がさほど向上しないことがあり、
前記配合量が5重量部を越えると、配合量の増加に対応
する強度の増加がなく。
5重量部を越えて多く配合すればするほど価格面で不利
となる。
となる。
この発明のポリオレフィン樹脂組成物は、前記各成分の
外に必要に応じて酸化防止剤、難燃剤、紫外線吸収剤、
帯電防止剤、滑剤、離型剤、着色剤等の添加剤を含んで
いても良い、この添加剤の配合量は、このポリオレフィ
ン樹脂組成物による成形品の機械的特性、表面外観等を
阻害せず、またソリや変形等を生じさせない程度である
ことは言うまでもない。
外に必要に応じて酸化防止剤、難燃剤、紫外線吸収剤、
帯電防止剤、滑剤、離型剤、着色剤等の添加剤を含んで
いても良い、この添加剤の配合量は、このポリオレフィ
ン樹脂組成物による成形品の機械的特性、表面外観等を
阻害せず、またソリや変形等を生じさせない程度である
ことは言うまでもない。
この発明のポリオレフィン樹脂組成物は、前記プロピレ
ン−エチレン共重合体、前記ポリエチレン、前記繊維状
充填剤、前記タルク、要すれば前記シラン系カップリン
グ剤、変性ポリオレフィン、各種の添加剤を所定割合で
もって配合し、乾燥混合および溶融混合の併用法、多段
溶融混合法、単純溶融混合法等により十分に均一に混練
することにより得ることができる。混練操作は、たとえ
ばオープンロール、パンバリミキサー、■型プレンダー
、単軸スクリュー押出機、二軸スクリュー押出機、コニ
ーダー押出機、多軸スクリュー押出機等により行うこと
ができる。
ン−エチレン共重合体、前記ポリエチレン、前記繊維状
充填剤、前記タルク、要すれば前記シラン系カップリン
グ剤、変性ポリオレフィン、各種の添加剤を所定割合で
もって配合し、乾燥混合および溶融混合の併用法、多段
溶融混合法、単純溶融混合法等により十分に均一に混練
することにより得ることができる。混練操作は、たとえ
ばオープンロール、パンバリミキサー、■型プレンダー
、単軸スクリュー押出機、二軸スクリュー押出機、コニ
ーダー押出機、多軸スクリュー押出機等により行うこと
ができる。
かくして得られるポリオレフィン樹脂組成物は、たとえ
ば射出成形、押出成形、中空成形、圧縮成形、真空成形
、圧空成形、81層成形、ロール加工、延伸加工等の各
種の加工法により種々の成形品に成形される。得られる
成形品は、良好な機械的特性を有すると共に表面状態が
きわめて良好であり、ソリや変形がきわめて小さいので
、このポリオレフィン樹脂組成物は、自動車、電気分野
等の工業材料分野の素材として非常に有用である。
ば射出成形、押出成形、中空成形、圧縮成形、真空成形
、圧空成形、81層成形、ロール加工、延伸加工等の各
種の加工法により種々の成形品に成形される。得られる
成形品は、良好な機械的特性を有すると共に表面状態が
きわめて良好であり、ソリや変形がきわめて小さいので
、このポリオレフィン樹脂組成物は、自動車、電気分野
等の工業材料分野の素材として非常に有用である。
[発明の効果]
この発明に係るポリオレフィン樹脂組成物は、その成形
品の機械的強度たとえば衝撃強度、耐熱強度を著しく向
上させ、その表面外観を良好にし、ソリや変形等を小さ
くすることができる。さらに、このポリオレフィン樹脂
組成物にシラン系カップリング剤および/または変性ポ
リオレフィンを配合すると、成形品の機械的特性をさら
に向上させることができる。
品の機械的強度たとえば衝撃強度、耐熱強度を著しく向
上させ、その表面外観を良好にし、ソリや変形等を小さ
くすることができる。さらに、このポリオレフィン樹脂
組成物にシラン系カップリング剤および/または変性ポ
リオレフィンを配合すると、成形品の機械的特性をさら
に向上させることができる。
このポリオレフィン樹脂組成物のこのような特性は、プ
ロピレン−エチレン共重合体とポリエチレンと特定のW
&維状状充填剤を、あるいは前記各成分と特定のタルク
とを、限定された割合で配合することにより初めて達成
されるものである。
ロピレン−エチレン共重合体とポリエチレンと特定のW
&維状状充填剤を、あるいは前記各成分と特定のタルク
とを、限定された割合で配合することにより初めて達成
されるものである。
[実施例]
次にこの発明について実施例と比較例とを示してこの発
明をさらに具体的に説明する。
明をさらに具体的に説明する。
(実施例1〜3)
第1表に示す配合量のプロピレン−エチレンブロック共
重合体(EPと略する。)(MI=78/10分、エチ
レン含有量:10重量%、常温メタノール沈澱物=18
重量%)と、第1表に示す配合量のポリエチレン(PE
と略する) (′1!:度:0、94 g/cc、
M I = 6 g/10分)と、第1表に示す平均繊
維径、アスペクト比を有すると共に第1表に示す種類、
配合量の繊維状充填材とをV型ブレンダーでよく混合し
た後、−軸押出機で溶融混合してペレットを得た。
重合体(EPと略する。)(MI=78/10分、エチ
レン含有量:10重量%、常温メタノール沈澱物=18
重量%)と、第1表に示す配合量のポリエチレン(PE
と略する) (′1!:度:0、94 g/cc、
M I = 6 g/10分)と、第1表に示す平均繊
維径、アスペクト比を有すると共に第1表に示す種類、
配合量の繊維状充填材とをV型ブレンダーでよく混合し
た後、−軸押出機で溶融混合してペレットを得た。
このペレットを200℃で射出成形し、試験片、を作成
した。
した。
前記試験片を用いて次、の物性測定をした。
結果を第1表に示す。
(アイゾツト衝撃強度)
ASTM D256(ノツチ付き)に準拠して測定し
た。
た。
(落流衝撃強度)
JIS K7211に準拠して測定した。撃芯半径1
ハインチ、落流受台50φ (曲げ弾性率) ASTM D790に準拠して測定した。
ハインチ、落流受台50φ (曲げ弾性率) ASTM D790に準拠して測定した。
(表面外観)
成形温度200℃、金型温度50℃で射出成形した14
0X140X3厖鳳の平板の表面粗さを目視にて観察し
て評価した。
0X140X3厖鳳の平板の表面粗さを目視にて観察し
て評価した。
(ソリ率)
射出成形して得た厚さ2+sm、直径150mm、セン
ターゲート径5腸鳳の円板を23℃の室温で48時間放
置した後、その円板の直径方向における両端の反り高さ
H(1層)、h(+++鳳)を計測し、次式に従ってソ
リ率を求めた。
ターゲート径5腸鳳の円板を23℃の室温で48時間放
置した後、その円板の直径方向における両端の反り高さ
H(1層)、h(+++鳳)を計測し、次式に従ってソ
リ率を求めた。
Xh
ソリ率=T口]TX 100
表中のソリに関する記号とソリ率との関係は次の通りで
ある。
ある。
第1表に示す配合量のプロピレン−エチレン共重合体と
、第1表に示す配合量のポリエチレンと、第1表に示す
平均繊維径、アスペクト比を有すると共に第1表に示す
種類および配合量の繊維状充填材とを用いた外は前記実
施例1〜3と同様にして試験片を得、前記実施例1〜3
と同様に各種の物性測定をした。
、第1表に示す配合量のポリエチレンと、第1表に示す
平均繊維径、アスペクト比を有すると共に第1表に示す
種類および配合量の繊維状充填材とを用いた外は前記実
施例1〜3と同様にして試験片を得、前記実施例1〜3
と同様に各種の物性測定をした。
その結果を第1表に示す。
(比較例5)
第1表に示す配合量のプロピレン−エチレン共重合体(
エチレン含有量=2重量%、常温メタノール沈澱物=4
重量%、M I = 10g/10分)と、第1表に示
す配合量のポリエチレンと、第1表に示す平均m維径、
アスペクト比を有すると共に第1表に示す種類および配
合量の繊維状充填材とを用いた外は前記実施例1〜3と
同様にして試験片を得、前記実施例1〜3と同様に各種
の物性測定をした。
エチレン含有量=2重量%、常温メタノール沈澱物=4
重量%、M I = 10g/10分)と、第1表に示
す配合量のポリエチレンと、第1表に示す平均m維径、
アスペクト比を有すると共に第1表に示す種類および配
合量の繊維状充填材とを用いた外は前記実施例1〜3と
同様にして試験片を得、前記実施例1〜3と同様に各種
の物性測定をした。
その結果を第1表に示す。
第1表から明らかなように、平均m維径が0.1〜2ル
の範囲内にあると共にアスペクト比が20〜60の範囲
内にある繊維状充填材を配合したポリオレフィン樹脂組
成物の試験片は、曲げ弾性率、アイゾツト衝撃強度、′
X錐衝撃強度が大きくて表面外観が良好でソリを生じな
い。
の範囲内にあると共にアスペクト比が20〜60の範囲
内にある繊維状充填材を配合したポリオレフィン樹脂組
成物の試験片は、曲げ弾性率、アイゾツト衝撃強度、′
X錐衝撃強度が大きくて表面外観が良好でソリを生じな
い。
(以下、余白)
(実施例4〜6.比較例6〜10)
第2表に示す配合量のプロピレンーエチンン共重合体と
、第2表に示す配合量のポリエチレンと、第1表に示す
平均Ia維径、アスペクト比を有すると共に第2表に示
すa類および配合量のm!I状充填材と、第2表に示す
平均粒子径と配合量のタルクとを用いた外は前記実施例
1〜3と同様に実施した。
、第2表に示す配合量のポリエチレンと、第1表に示す
平均Ia維径、アスペクト比を有すると共に第2表に示
すa類および配合量のm!I状充填材と、第2表に示す
平均粒子径と配合量のタルクとを用いた外は前記実施例
1〜3と同様に実施した。
その結果を第2表に示す。
(実施例7、比較例11)
第2表に示す配合量のプロピレン−エチレン共重合体(
エチレン含有量28重量%、常温メタノール沈澱物:1
5重量%、MI=9g/10分)と、第2表に示す配合
量のポリエチレンと、第2表に示す平均繊維径、アスペ
クト比を有すると共に第2表に示す種類および配合量の
繊維状充填材と、第2表に示す平均粒子径および配合量
のタルクとを用いた外は前記実施例1〜3と同様に実施
した。
エチレン含有量28重量%、常温メタノール沈澱物:1
5重量%、MI=9g/10分)と、第2表に示す配合
量のポリエチレンと、第2表に示す平均繊維径、アスペ
クト比を有すると共に第2表に示す種類および配合量の
繊維状充填材と、第2表に示す平均粒子径および配合量
のタルクとを用いた外は前記実施例1〜3と同様に実施
した。
その結果を第2表に示す。
第2表から明らかなように、非繊維状充填材であるタル
クを所定量配合したポリオレフィン樹脂あ酸物による成
形品は、機械的特性が良好で表面が平滑でソリ等の変形
もない。
クを所定量配合したポリオレフィン樹脂あ酸物による成
形品は、機械的特性が良好で表面が平滑でソリ等の変形
もない。
(以下、余白)
(実施例12)
第3表に示す配合量のプロピレン−エチレン共重合体と
、第3表に示す配合量のポリエチレンと、第1表に示す
平均繊維径、アスペクト比を有すると共に第3表に示す
種類および配合量の繊維状充填材と、第3表に示す平均
粒子径と配合量のタルクと、第3表に示す配合量の無水
マレイン酸変性ポリプロピレン(酸付加量=5重量%)
と、第3表に示す配合量のγ−7ミノプロビルトリエト
キシシラン(シラン系カップリング剤)とを用いた外は
前記実施例7と同様に実施した。
、第3表に示す配合量のポリエチレンと、第1表に示す
平均繊維径、アスペクト比を有すると共に第3表に示す
種類および配合量の繊維状充填材と、第3表に示す平均
粒子径と配合量のタルクと、第3表に示す配合量の無水
マレイン酸変性ポリプロピレン(酸付加量=5重量%)
と、第3表に示す配合量のγ−7ミノプロビルトリエト
キシシラン(シラン系カップリング剤)とを用いた外は
前記実施例7と同様に実施した。
その結果を第3表に示す。
(実施例13)
第3表に示す配合量のプロピレン−エチレン共重合体と
、第3表に示す配合量のポリエチレンと、第3表に示す
平均繊維径、アスペクト比を有すると共に第3表に示す
種類および配合量の繊維状充填材と、第3表に示す平均
粒子径および配合量のタルクと、第3表に示す配合量の
無水マレイン酸変性ポリプロピレン(a付加量:5重量
%)と、第3表に示す配合量のγ−グリシドキシプロビ
ルトリメトキシシランとを用いた外は前記実施例1〜3
と同様に実施した。
、第3表に示す配合量のポリエチレンと、第3表に示す
平均繊維径、アスペクト比を有すると共に第3表に示す
種類および配合量の繊維状充填材と、第3表に示す平均
粒子径および配合量のタルクと、第3表に示す配合量の
無水マレイン酸変性ポリプロピレン(a付加量:5重量
%)と、第3表に示す配合量のγ−グリシドキシプロビ
ルトリメトキシシランとを用いた外は前記実施例1〜3
と同様に実施した。
その結果を第3表に示す。
第3表からも明らかなように、変性ポリオレフィンおよ
びシラン系カップリング剤を配合したポリオレフィン樹
脂組成物は、これを配合しないものよりも衝撃強度の向
上が認められる。
びシラン系カップリング剤を配合したポリオレフィン樹
脂組成物は、これを配合しないものよりも衝撃強度の向
上が認められる。
(以下、余白)
Claims (2)
- (1)エチレン含有量が7〜30重量%でメタノール沈
澱物が8〜40重量%であるプロピレン−エチレン共重
合体40〜94重量%と、ポリエチレン3〜20重量%
と、平均繊維径が0.1〜2μであると共にアスペクト
比が20〜60である繊維状充填材3〜40重量%とを
含むことを特徴とするポリオレフィン樹脂組成物。 - (2)エチレン含有量が7〜30重量%でメタノール沈
澱物が8〜40重量%であるプロピレン−エチレン共重
合体40〜94重量%と、ポリエチレン3〜20重量%
と、平均繊維径が0.1〜2μであると共にアスペクト
比が20〜60である繊維状充填材(A)3〜40重量
%と、前記プロピレン−エチレン共重合体、ポリエチレ
ンおよび繊維状充填材の合計100重量部に対して、平
均粒子径が0.3〜3μであるタルク(B)5〜50重
量部とを含み、前記繊維状充填材と前記タルクとの配合
重量比(A)/(B)が1/9〜2/1であることを特
徴とするポリオレフィン樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19429384A JPS6172040A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | ポリオレフイン樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19429384A JPS6172040A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | ポリオレフイン樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6172040A true JPS6172040A (ja) | 1986-04-14 |
JPS6411220B2 JPS6411220B2 (ja) | 1989-02-23 |
Family
ID=16322181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19429384A Granted JPS6172040A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | ポリオレフイン樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6172040A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01319552A (ja) * | 1988-06-20 | 1989-12-25 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ポリオレフィン樹脂組成物 |
JPH0218454A (ja) * | 1988-07-07 | 1990-01-22 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 熱可塑性樹脂組成物 |
JPH0249047A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-19 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | プロピレン重合体組成物 |
US4990554A (en) * | 1985-06-06 | 1991-02-05 | Idemitsu Petrochemical Company Limited | Polyolefin composition |
WO2022030480A1 (ja) * | 2020-08-06 | 2022-02-10 | 住友化学株式会社 | ポリプロピレン系樹脂組成物及びそれを含む成形体 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4967640A (ja) * | 1972-10-30 | 1974-07-01 | ||
JPS59108050A (ja) * | 1982-12-13 | 1984-06-22 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | フイラ−含有着色プロピレン重合体組成物 |
-
1984
- 1984-09-17 JP JP19429384A patent/JPS6172040A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4967640A (ja) * | 1972-10-30 | 1974-07-01 | ||
JPS59108050A (ja) * | 1982-12-13 | 1984-06-22 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | フイラ−含有着色プロピレン重合体組成物 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4990554A (en) * | 1985-06-06 | 1991-02-05 | Idemitsu Petrochemical Company Limited | Polyolefin composition |
JPH01319552A (ja) * | 1988-06-20 | 1989-12-25 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ポリオレフィン樹脂組成物 |
JPH0218454A (ja) * | 1988-07-07 | 1990-01-22 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 熱可塑性樹脂組成物 |
JPH0249047A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-19 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | プロピレン重合体組成物 |
WO2022030480A1 (ja) * | 2020-08-06 | 2022-02-10 | 住友化学株式会社 | ポリプロピレン系樹脂組成物及びそれを含む成形体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6411220B2 (ja) | 1989-02-23 |
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