JPS6171282A - 車両の集中制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は車両の集中制御装置、詳しくは車両に搭載さ
れた被制御機器を制御装置で集中して制御する車両の集
中制御装置に関するものである。

（従来の技術） 周知のように、自動二輪車には多種類の被制御機器が搭
載されており、これらの被制御機器は制御装置からの制
御信号により所望の制御を行ない、車両の走行安全性を
高め、また操作性及び乗心地の改善を図っている。

この種の６１７Ｅを有する被制御機器として、ヘンドラ
イド、フランシャランプ、ストップランプ等のライト系
、始動安全装置、定速走行装置、車高調整装置等がある
。

ところで、これらの被制御機器を制御する制御装置は被
削ＷＩＮ器毎に制御用の電気回路及び制御スイッチ等で
構成され、この電気回路から被制御機器へ信号を送り制
御し、その制御状態等を表示装置に表示して運転者に運
転状況を知らせるようになっている。このため、被制御
機器の増加に伴ない制御装置の数が増加し、さらに制御
？Ｃ置と被制御機器及び表示装置を接続する信号線や、
電源線等の数も増加レワイヤーハーネスが太くなってい
る。

（発明が解決しようとする問題点） 従って、多種類の被削Ｗ４１！器を制Ｗ装置で集中して
制御するようにすると、制御装置のユニット化が可能に
なるとともに、ワイヤーハーネスの本数を削減できる。

この場合、制御装置を収納する特別のスペースを確保す
る必要があるとともに、制御装置と表示装置との配線を
なくすようにすると組付性が向上する。

この発明はかがる実情を背景に１７でなされたらりＣ集
中制御する制御ＪＡｍを収納すｂスペースを特別に確保
する必要がなく車体設計が容易で、さらに制御装置の組
付性の向上を図るＴｌｉ両の集中制御装置を提供するこ
とを目的としている。

（問題点を解決するための手段） この発明は１ｉｉｉ記の問題点を解決するため、Ｉ　ｒ
丙に塔・成された複数の被制御機器を集中制御する制Ｖ
４Ｊｊ；、置を備え、この制御装置を、運転情報が表示
される表示装置に内蔵したことを特徴としている。

（作用） この発明では、表示装置に内蔵された制御装置でハンド
ルスイット部や各種検出手段からの入力倍量により、車
両に搭載された被制御機器が集中して制御される。そし
て、制御装置と表示装置とは長いワイヤーハーネス等の
配線を用いないで接続され、制御装置の取付が容易であ
り、制ｇｉ装置の収納スペースを特別に確保する必要が
ない。

（実施例） 以下、この発明の一実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。

第１図はこの発明を自動二輪車に適用した集中制御装置
のブロック図である。

図において符号ｌは前側制御装置、２は後側制御装置で
、車体の前部と後部に分担して配設されている。このｍ
７側制御装２２１と後側制御装置２は多重伝送路３で接
続され、両者間で運転情報の授受を行ない、種々の入力
情報に基づき車体に搭載されている複数の被制御機器を
集中して制御する。

前側制御装置１は表示装置４に内蔵され、この前側制御
装置１には右ハンドルスイッチ部５．左ハンドルスイッ
チ部６、キーボードＡ等の入力手段から制御指令信号が
入力されるとともに、スピードセンサ７等の多種類の検
出手段から検出信号が入力される。この前側制御装置１
はコントロールセンターとなり、これらの入力情報から
右側フラッシャランプ８、左側フラッシャランプ９、ヘ
ッドライト１０、ホーン１１等の多種類の被制御機器を
制御する。これらの被制御機器には八、テリ１２、メイ
ンスイッチ１３、ヒユーズ１４等からなる電源回路が接
続されている。

そして、前側Ｊｌ　ｇｉＪＡ置１装ら後側制御装置２に
は１例えばサスペンション調圧指令情報、フロントプレ
ーキスインチ状態情報、燃料ポンプ動作指令等の運転情
報信号が前記多重伝送路３を介して伝送される。

前記後側制御装置２はこの運転情報信号を受け、　１ｉ
７７側制御装？１１のコントロール下で、例えばサスペ
ンション空気圧調節装置等の被制御機器１５を検出子１
’＋１６の検出信号とともに協働して制御する。また、
検出手段１６による検出信号から、後側制御装置２だけ
の判断で処理回部な被削Ｖａ機器を制御するとともに、
検出手段１日から得られた情報、例えば燃料残量情報、
変速機のギヤポジション情報、リャブ・レーキスインチ
状態等の運転情報を前側制御装置ｌに伝送する。

表示装置４には多種類の検出手段から得られる情報及び
被制御機器の制御等の運転情報が、前側制御装置１の制
御により運転情報表示部１７で表示される。

第２図乃至第５図はこの発明を自動二輪車に適用した更
に具体的な実施例を示している。第２図は自動二輪車の
側面図、第３図は車体前側部の平面図、第４図は表示装
置の拡大平面図、第５図は第４図のＶ−Ｖ断面図である
。

図において符号１８は自動二輪車の前側から側部を覆う
ように設けられた大型のフェアリングで、このフェアリ
ング１８には運転情報を表示する表示装置４がハンドル
１９の前方に位置するように組込まれている。

表示装置４は第４図及び第５図に示すように。

合成樹脂等で形成された収納ケース２ｏと表示パネル２
１内に、運転ｖＩ報表示部１７と前側制御装置ｌとが内
蔵されている。

表示パネル２１の左側路中央部にはスピードメータの速
度表示部２２及びゾーン表示式タコメータのエンジン回
転数表示部２３が設けられてぃる。また、右側路中央部
には各種の運転情報を１択により表示する選択表示部２
４と、表示内容を指示する指示表示部２５とが設けられ
ている。これらの選択表示部２４及び指示表示部２５は
キーボードＡにより操作され、指示表示部２５は表示の
情報の内容を指示する複数債の表示部２６から構成され
ている。キーボードＡの所定の選択釦を押すと、選択表
示部２４に例えば積算距離や任意の距離を知るのに用い
られる短距離の表示が行なわれ、これに対応する表示部
２６が点灯する。指示表示部２５の下方には時刻表示部
２７が、また時刻表示部２７の下方には変速ギヤ段表示
部２８か配置されている。前記指示表示部２５の下側に
は、燃料表示部２９、冷却温度表示部３０、エンンンオ
イル表示部３１がそれぞれ設けられている。

さらに表示パネル２１の上方の左側には、左折を指示す
る左側方向指示部３２と、変速ギヤ段が中立状態である
ことな示すニュートラル指示部３３が設けられている。

一方、右側には右折を指示する右側方向指示部３４、へ
ントランプのリザーブライティングインジケータ３５及
びハイビーム点灯表示部３６が配置されている。

前記運転情報表示部１７は液晶表示部３７と導電ゴム３
８とから構成され、また前側制Ｗ装ｆｉｌは信号処理部
３９と電力増幅部４０とから構成されている。

液晶表示部３７は液晶の電極が導電ゴム３８を介して信
号処理部３９の配線基盤３９ａの電極と導通されている
。配線基盤３９ａには集積回路、抵抗、コンデンサ等の
電子素子３９ｂが実装され、入力信号を演算処理し、演
算して得られた表示情報、例えば走行速度を液晶表示電
圧のオンまたはオフ指示により、前記液晶表示部３７で
液晶表示する。

信号処理部３９と電力増幅部４０はフラットケーブル４
１で接続されている。電力増幅部４０の配線基板４０ａ
には同様に集積回路、抵抗、コンデンサ、コイル等の電
子素子４０ｂが実装されるとともに、コネクタ４２を介
して信号線のワイヤーハーネス４３で外部のハンドルス
インチ部５．６、さらにスピードセンサ７′４の検出手
段と接続され、また電源線でヘッドライト１０、フラッ
シャランプ８，９、ホーン１１等の被制御機器及びパラ
チリ１２、メインスイッチ１３゜ヒユーズ１４等の電源
回路と接続され、さらに例えば光ファイバで後側制御装
置２と接続されている。

この後側制御装置２はテールランプ４４、車高調製装置
４５が接続されている。

次に、この実施例の作用について説明する。

ハフ　トルスインチ部５　、６やスピードセンサ７等か
らの入力信号はワイヤーハーネス４３の信号線を介して
電力増幅部４０に入力され、さらにフラットケーブル４
１を介して信号処理ｇＩ１３９に入力される。信号処理
部３９ではこの入力信号を演算処理し、演算された制御
信号に基づき運転情報表示部１７を駆動して運転情報を
表示装置４に表示する。また、＠算された制御信号から
主力増幅部４０で、例えば右側または左側のフラッシャ
ランプ８．９の点灯、或いはヘッドランプ１０のハイビ
ーム、ロービームの切替等を行なう。

そして、前記前側制御装着ｌは表示装置４に運転情報表
示部１７と一体に内蔵され、前側制御装置１からの運転
情報の表示信号は、信号処理部３９の配線基盤３９ａか
ら直接に運転情報表示部１７の導電ゴム３８を介して液
晶表示部３７に伝達され、所定の表示を行なう、従って
、前側制御装置１と運転情報表示部１７との間の配線が
なくなり、前側制御装置ｌの組付が容易になる。

また、前側制御装置ｌはハンドル１９の前側に配設され
ている表示装置４を利用し、この表示装置４に内蔵され
るから、特別な配設場所を確保する必要がなく、その車
体のスペースを有効に利用することができ車体の設計が
容易になる。特に自動二輪車等の収納スペースに制限が
ある場合に最適である。しかも、前側制Ｗ装Ｒ１は表示
装置４で密封されているから、特別な手段を施すことな
く電子素子で構成された前側制御装置１を雨水から保護
できる。

（発明の効果） この発明は前記のように、集中制御するための制御装置
を表示装置に内蔵したので、制御装置と表示装置間の配
線が不要となり制御装置の組付性が向上する。さらに収
納スペースを特別に確保する必要がなく車体設計が容易
である。

【図面の簡単な説明】

：５１図はこの発明の集中制御装置のブロック図、第２
図乃至第５図はこの発明を自動二輪車に適用した実施例
を示し、第２図は自動二輪車の側面図、第３図は車体前
側部の平面図、：４Ｓ４図は表示装置の拡大平面図、第
５図は第４図のｖ−■断面図である。 ■・・・前側制御装置　　２・・・後側制御装置４・・
・表示装置　　　　１７・・・運転情報表示部２１・・
・表示パネル　　３７・・・液晶表示部３８・・・導電
ゴム　　　３９・・・信号処理部４０・・・電力増幅部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車両に搭載された複数の被制御機器を集中制御する制御
   装置を備え、この制御装置を、運転情報が表示される表
   示装置に内蔵した車両の集中制御装置。