JP2000001132A - メ―タモジュ―ル - Google Patents

メ―タモジュ―ル

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JP2000001132A
JP2000001132A JP11142765A JP14276599A JP2000001132A JP 2000001132 A JP2000001132 A JP 2000001132A JP 11142765 A JP11142765 A JP 11142765A JP 14276599 A JP14276599 A JP 14276599A JP 2000001132 A JP2000001132 A JP 2000001132A
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Tatsuo Ikegaya
達雄 池ケ谷
Masaki Oishi
正樹 大石
Masahiro Muramatsu
正博 村松
Masanori Muto
正則 武藤
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康夫 細田
Chiaki Sugiyama
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Hiroshi Suzuki
弘 鈴木
Minoru Kubota
実 久保田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メータモジュールにより配線・組立・組付の
簡素化を図る。 【解決手段】 ドライブ回路板13′を内蔵する計器盤
12″と、車載電装品に対する集中制御回路板90とス
イッチユニット65を含むメータモジュール3″で、計
器盤に組み付く電気接続箱15″の内部に集中制御回路
板90を配置し、スイッチユニット65を計器盤に組み
付け、計器盤に第一のコネクタ77を設け、電気接続箱
に第二のコネクタ91と第三のコネクタを設け、第一,
第二のコネクタが対向し、第三のコネクタとスイッチユ
ニット65の第四のコネクタが対向する。計器盤の第五
のコネクタに対して第六のコネクタをスイッチユニット
65に設けた。各コネクタはユニット取付枠でガイドさ
れる。計器盤と電気接続箱とスイッチユニットを一体に
組み付けてフィニッシュパネル67に組み付け、フィニ
ッシュパネルをインストルメントパネル2′に組み付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のインスト
ルメントパネル部の電気配線と電気機器の組付けを容易
にするメータモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】図33は従来のワイヤハーネスの配線形
態を示す。車体1のインストルメントパネル2の周辺に
は多数の電装品が配置されている。従って、これらを制
御監視する制御回路ユニット4A″,4B″…やメータ
類51、インジケータランプ及びスイッチ類45も集中
するので、インストルメントワイヤハーネスを構成する
電線本数は尨大な数となり、その肥大、重量化と共に配
線形態が複雑化し、配設に多大の労力と時間がかかるの
はもちろん、メンテナンスを困難にしていた。74Aは
カウルサイドワイヤハーネス、74Bはエンジンルーム
メインワイヤハーネス、74C,74C′はフロワーワ
イヤハーネス、74D,74D′はドア用ワイヤハーネ
ス、また、75A,75B…(代表して示す場合は7
5)はコネクタなどの接続部を示す。
【0003】このような事態を緩和するため、特公昭5
7−38457号公報には、ワイヤハーネス中の分岐接
続部を吸収すると共に回路保護部材である多数のヒュー
ズや制御部品としてのリレーを搭載した複数の電気接続
箱を自動車の適宜個所に分散配置することにより、ワイ
ヤハーネスの配線形態の簡素化と肥大化防止を図る提案
がなされている。
【0004】図34はこのような電気接続箱を使用した
テールランプ系統の配線図である。57A,57Bはテ
ールランプ、58A,58Bはクリアランスランプ、5
9はエンジンを示し、エンジンルーム1Aにはバッテリ
(図示せず)が設置され、インストルメントパネル周辺
1Bには、テールランプ用警報ランプ52を有する計器
盤100、テールリレー55,メインヒューズ56A,
テール用ヒューズ56B,メータ用ヒューズ56Cを備
えた電気接続箱101、ランプ断検リレー102及びテ
ールスイッチ45がそれぞれ配置されている。
【0005】テールスイッチ45をONすると、テール
リレー55の接点が閉じてテール用ヒューズ56Bを介
装した回路が通電し、ランプ57A,57B,58A,
58Bが点灯する。ランプ57A,57Bのいずれかが
断線すると、ランプ断検リレー102が作動して計器盤
100中の警報ランプ52が点灯する。
【0006】図35は上記のような電気接続箱101、
ランプ断検リレー102及びスピードコントロールリレ
ー,インテグレーションリレーなどの制御回路ユニット
類55を組み合せた計器盤(コンビネーションメータ)
100の周辺のブロック配線図である。
【0007】計器盤100のなかには、オイル計,バッ
テリ計,スピードメータ,タコメータなどの多数のメー
タ類51とこれらのムーブメント29及びインジケー
タ,警報,照明などのランプ類52が実装されると共
に、スピードメータ51Aとタコメータ51Bには専用
の制御回路103A,103Bが個別に設けられ、更に
上記スピードコントロールリレー,インテグレーション
リレー等の制御回路ユニット類55も分散配置されるた
めに、これらを相互に接続する電力線,信号線の数は非
常に多く、少数の電気接続箱101を限定配置しただけ
では依然として複雑化は解消しない。
【0008】そこで、特開平2−45238号公報に
は、計器盤の内部回路に該計器盤とワイヤハーネスとの
接続のためのジョイント結合部を有する分岐回路を設け
て、計器盤にワイヤハーネス中の分岐接続部を一部分担
させ、電気接続箱内部の回路数とその接続電線本数を減
らしてインストルメントパネル部周辺のワイヤハーネス
を更に簡素化する試みが開示されている。
【0009】また、特開平4−266537号公報に
は、図36に示すように、インストルメントパネル部1
04のクラスタ105にスイッチ・計器類(図示せず)
を実装すると共に、該クラスタの背面にこれらの電気回
路を構成する可撓性印刷配線板106を張り付け装着
し、該配線板106の端末部分に前記各スイッチ・計器
類の電子制御に必要なメモリー・演算などの電子機能部
品108を分散配置した電子制御基板109A〜109
Fを組み入れ接続した回路構造が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】計器盤の内部回路にワ
イヤハーネスまたは電気接続箱の分岐回路の一部を肩替
りさせても各種電装品に対する制御回路ユニットが個別
に分散配置される限り、ワイヤハーネスの簡素化には限
度があり、自動車の安全性及び車内居住性追求により予
測される電子化の促進には対処し切れない。
【0011】また、クラスタ背面に各スイッチ・計器類
に対応する電気回路(可撓性印刷配線板)と電子制御基
板を直接に分散配置するのは、制御回路ユニットをクラ
スタ背面に集約する点で大きな利点があるが、クラスタ
背面の凹凸形状に対応させるという技術的困難を伴う上
に、車種,グレードや仕様の一部変更毎に設計及び製作
を変えなければならず、少量多品種生産によりコスト高
になり易い。
【0012】本発明は上記の点に着目してなされたもの
で、車種,グレードの別や電装品の追加に容易に対処す
ることができ、インストルメントパネル部周辺の配線形
態を著しく簡素化し、その配線と組立及び組付を容易に
行なうことができるメータモジュールを提供することを
課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、メータ・表示ランプ及びこれらに対する
ドライブ回路板を内蔵する計器盤と、該メータ・表示ラ
ンプを含む車載電装品の制御回路を有して該ドライブ回
路板に接続される集中制御回路板と、該車載電装品のス
イッチを組み込んだスイッチユニットとを含むメータモ
ジュールにおいて、前記計器盤に組み付けられる電気接
続箱を備え、該電気接続箱の内部に前記集中制御回路板
が配設され、前記スイッチユニットが該計器盤に組み付
けられ、前記ドライブ回路板に接続した第一のコネクタ
が該計器盤に設けられ、該集中制御回路板に接続した第
二のコネクタと第三のコネクタとが該電気接続箱に設け
られ、該第一のコネクタと該第二のコネクタとが対向
し、該第三のコネクタと該スイッチユニットの第四のコ
ネクタとが対向して位置することを特徴とする(請求項
1)。前記ドライブ回路板に接続した第五のコネクタが
前記計器盤に設けられ、該第五のコネクタに対する第六
のコネクタが前記スイッチユニットに設けられたことも
有効である(請求項2)。前記計器盤にユニット取付枠
が設けられ、該ユニット取付枠内に前記第一のコネクタ
と前記第五のコネクタとが配置され、該ユニット取付枠
内に前記第二,第三,第六の各コネクタが挿入されるこ
とも有効である(請求項3)。前記計器盤と前記電気接
続箱と前記スイッチユニットとが一体的に組み付けられ
た状態でフィニッシュパネルに組み付けられ、該フィニ
ッシュパネルがインストルメントパネルに組み付けられ
る(請求項4)。あるいは、前記計器盤と前記電気接続
箱と前記スイッチユニットとが一体的に組み付けられた
状態でインストルメントパネルに組み付けられる(請求
項5)。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。図1は、メータモジュールの
構成及び作用を示す概念説明図である。車体1のインス
トルメントパネル2の内部にメータモジュール3が配置
され、その近傍にメイン電気接続箱41 ,サブ電気接続
箱42 ,インテグレートモジュール43 と共に、スター
タインタラプトリレー,電子フラッシャ,オートランプ
リレー,インジケータランプモジュール,スピードコン
トロールモジュール,ブロアモータリレー,アンテナモ
ジュール,エアバッグ,オートライドコントロール,盗
難防止制御ユニット,リモートコントロールなどのリレ
ー、ユニットコントロール、モジュール類が配置されて
いる。
【0015】これらの回路制御ユニット類4のなかで、
例えば斜線で示されたサブ電気接続箱42 、インテグレ
ートモジュール43 、インジケータランプモジュール4
4 、スピードコントロールモジュール45 及びオートラ
イドコントロール46 は本発明のメータモジュール3の
内部に集約して一体的に設けられる。従って、インスト
ルメントパネル2内部の配線本数が大巾に減少して配設
形態が簡素化されると共に、これらのユニットの空いた
スペースを他の電装品の設置に活用できる。
【0016】図2は参考例として、メータモジュール3
とインストルメントパネル2の部分の分離状態の斜視図
を示す。図中、5はフィニッシュパネル、6はそのリヤ
フレームであり、メータモジュール3は両クラスタ5,
6内に収納されてクラスタとして形成され、インストル
メントパネル2に嵌め込み固定される。7はインストル
メントパネルワイヤハーネス(以下、インパネハーネス
と略称する)8のプロテクタであり、該プロテクタ7に
はメータモジュール3に直接結合できるねじ締め型の多
極コネクタ10A,10Bが一体的に形成されている。
9は多数のヒューズ,リレーなどを搭載した既知の構成
のメイン電気接続箱であり、図1のメイン電気接続箱4
1 に相当する。11はフィニッシュパネル5に装着され
たデフロスターである。
【0017】メータモジュール3は、図3に示されるよ
うに、計器盤12、そのドライブ回路板13、集中制御
回路板14及び電気接続箱15などから構成される。1
6A〜16Dはヘッドランプなどの各種負荷に対するス
イッチであり、これらのスイッチ類は前記フィニッシュ
パネル5(図2参照)と対をなすリヤフレーム6の取付
口6aにそれぞれ嵌め込み固定される。17は前記イン
パネハーネス8とは別のモジュール用のサブワイヤハー
ネスであり、中間にモジュール接続用コネクタ18及び
インパネハーネス接続用コネクタ19を有すると共に、
両端に機器直付け用コネクタ20が設けられている。
【0018】計器盤12はメータ・表示ランプ及びこれ
らのドライブ回路を実装したものであり、集中制御回路
板14は、メータ・表示ランプを含む車載電装品の制御
回路を設けたものであり、電気接続箱15は、車載電装
品に対する電源、入出力信号の分配及びアース線の統合
を行うものである。
【0019】図4は上記電気接続箱15とサブワイヤハ
ーネス17との相互関係を示す斜視図、図5は電気接続
箱15の背面図である。電気接続箱15は、絶縁ケース
21内に複数のブスバー34aとこれらを支持する絶縁
基板34bとからなるブスバー回路板34(図6参照)
を積層して収容する点で従来と同様の構成であるが、本
発明にあっては該絶縁ケース21の背面の一側にインパ
ネハーネス接続用コネクタ22とコネクタ嵌着口23を
上下に隣接して設け、他側にコネクタ嵌着口23′とサ
ブワイヤハーネス用コネクタ24が同様に上下に隣接し
て設けられている。コネクタ嵌着口23はハーネス挿通
孔23aを有し、サブワイヤハーネス17のインパネハ
ーネス接続用コネクタ19が後向きに嵌着され、また、
コネクタ嵌着口23′には集中制御回路板14のインパ
ネハーネス接続用コネクタ33(図6参照)が嵌着され
る。コネクタ22とコネクタ嵌着口23′の中央部には
前記ねじ締め型の多極コネクタ10A,10Bのボルト
41(図6参照)に対するナット25が装着されてい
る。26はスペーサ、27は位置決めピンであり、前記
計器盤12、ドライブ回路板13及び集中制御回路板1
4との積層固定時に用いる。
【0020】図6はメータモジュール3の分離状態の断
面図、図7はワイヤハーネスプロテクタ7の分離状態の
断面図、図8はメータモジュール3の組立及びインスト
ルメントパネル2への組付状態を示す断面図である。こ
れらの図において、計器盤12の前面にはメータ・表示
ランプ類(図示の例ではメータ28)が実装され、裏側
にはメータ28のムーブメント29を固定したドライブ
回路板13が取り付けられ、該ドライブ回路板13の表
側には照明用バルブ30が、裏側には集中制御回路板接
続用コネクタ31がそれぞれ設けられている。ドライブ
回路板13には、図9に示すように、計器盤12に実装
されるスピードメータ51A,タコメータ51Bなどの
メータ類51、ランプ類52、オド/トリップなどの積
算計53などに対するドライブ回路50A〜50Dが設
けられている。
【0021】集中制御回路板14は、片面に上記コネク
タ31と嵌合するドライブ回路板接続用コネクタ32を
有し、他面にインパネハーネス接続用コネクタ33が設
けられている。集中制御回路板14は通常の硬質印刷配
線板(HPC)に、図9に示されるように、I/F回路
46,上記計器盤12のメータ・表示ランプ類28その
他の電装品(インストルメントパネル2に設置されるも
のに限定されない)の電子制御に必要なメモリー、演算
処理などを行うマイクロコンピュータ(CPU)47及
びその他のドライブ回路48を組み込んで形成される。
【0022】この集中制御回路板14として、車種やグ
レードの別なく共通して使用できるように、前記メモリ
ー機能やスピードコントロールなどの演算機能の他、各
種メータのデジタル化機能、キーリマインダ,ライトリ
マインダ,ワイパーコントロールなどのタイマ機能、時
計/オドトリップなどのマルチ表示機能といった各種の
機能を備えたものを使用する。また、ナビゲーション,
マルチファンクションスイッチ,盗難防止コントロー
ル,キーレスエントリなどのオプション機能を予め備え
ものを使用することが好ましいが、これらのオプション
機能を備えた別の集中制御回路板と交換してもよい。
【0023】ワイヤハーネスプロテクタ7はプロテクタ
本体36とそのカバー37とからなり、それぞれロック
手段を構成する係止孔36aと係止爪37aを備えてい
る。38はコネクタ押さえであり、多極コネクタ10A
を構成する分割コネクタ39,40をカバー37に設け
た貫通孔37bに差し込んでコネクタ押さえ38を外挿
し、ねじ42によりカバー37に固定する。分割コネク
タ39は嵌合軸方向にボルト41が挿着されており、こ
のボルト41と対応してプロテクタ本体36にはボルト
回し用の開口枠36bが開設されている。
【0024】ワイヤハーネスプロテクタ7の組立に際し
ては、インパネハーネス8(図2参照)の所要の電線端
末に予め分割コネクタ39,40を装着しておく。そこ
で、インパネハーネス8の一部を上記プロテクタ本体3
6に収納して、各コネクタ39,40を上記の如くコネ
クタ押さえ38によりカバー37に組付け固定した後、
このカバー37をプロテクタ本体36に被せて、係止孔
36aと係止爪37aを係合させ、ロックすることによ
り容易に組み立てることができる。
【0025】上記構成において、メータモジュール3の
組立は次のように行う。図6に示すように、集中制御回
路板14のインパネハーネス接続用コネクタ33を電気
接続箱15のコネクタ嵌着口23′に差し込んでねじ孔
(図示せず)を設けたスペーサ26にねじ35で締め付
けることにより電気接続箱15に対して集中制御回路板
14を固定する。次いで、計器盤12のドライブ回路板
13と集中制御回路板14を集中制御回路板接続用コネ
クタ31とドライブ回路板接続用コネクタ32との嵌合
により接続する。このように、メータモジュール3は極
めて簡単に組み立てることができる。この状態で、メー
タモジュール3を前記の如くフィニッシュパネル5とリ
ヤフレーム6内に収納して、両フレームをねじなどによ
り固定することにより、クラスタとして形成されるか
ら、インストルメントパネル2にそのまま嵌め込み、固
定することができる。
【0026】メータモジュール3または上記クラスタと
インパネハーネス8及びサブワイヤハーネス17との接
続も次の如く簡単に行うことができる。即ち、サブワイ
ヤハーネス17のモジュール接続用コネクタ18をメー
タモジュール3の背面のサブワイヤハーネス用コネクタ
24に嵌合する一方、インパネハーネス接続用コネクタ
19を後向きにコネクタ嵌着口23に差し込んで固定す
る。サブワイヤハーネス17の端部の機器直付け用コネ
クタ20は図8に示すようにリヤフレーム6に取り付け
たヘッドランプなどのスイッチ16A,16Bに嵌合接
続される。
【0027】最後に、プロテクタ7に設けた多極コネク
タ10A,10Bをそれぞれメータモジュール3の背面
のインパネハーネス接続用コネクタ22及びコネクタ嵌
着口23′と位置合わせして押し込めば、一方の多極コ
ネクタ10Aの分割コネクタ39,40はそれぞれコネ
クタ22及びコネクタ19に接続され、他方の多極コネ
クタ10Bはコネクタ嵌着口23′におけるインパネハ
ーネス接続用コネクタ33と接続される。これにより、
インパネハーネス8,サブワイヤハーネス17及びメー
タモジュール3(集中制御回路板14,電気接続箱1
5)間の必要な電気的接続が達成される。
【0028】図9は上記メータモジュール3を用いたブ
ロック配線図である。図中、44は電源、45は車内各
所に配置されたコントロールモジュール,アクチュエー
タ,スイッチ、センサーなどの信号発生手段である。メ
ータモジュール3に供給される+B電源,ACC電源,
IGN電源はモジュール内の電気接続箱15を介して集
中制御回路板14及び計器盤12に供給される。ライト
消し忘れ警報(ライトリマイダー)やキーレスエントリ
ー等の各種機能を制御するために必要な情報(信号)
は、車内各所に配置される前記各種のコントロールモジ
ュールやアクチュエータ,スイッチ、センサーなどの信
号発生手段45からメータモジュール3におけるI/F
回路46やその他のI/F回路(図示せず)を介してC
PU47に供給され、CPU47では入力される信号に
応じて必要な処理(演算)を行い、ブザー鳴動,ドアロ
ック駆動出力等の出力信号を各種ドライバ回路50A〜
50D及びドライバ回路48を介して出力する。
【0029】CPU47は上記各種機能の演算,制御の
他に計器盤12に設けられたムーブメント29の駆動制
御、各種インジケータ52類の点滅制御を行っている。
スピードメータ51A,タコメータ51Bなどのムーブ
メント29は主としてクロスコイル式ムーブメントで構
成され、単一のドライバ回路50Aでダイナミック駆動
(時分割駆動)される。CPU47は入出力I/F46
を介して前記ムーブメント駆動に必要なセンサ信号を取
込み、各ムーブメント毎の計測量を演算し、その結果を
多重信号線Lを介してドライバ回路50Aにシリアル伝
送する。また、オド・トリップ,時計表示用のLCD5
3は、I/F回路46からのスピード信号を受けて、積
算距離演算と時計計数を行っているオド・トリップ,時
計演算駆動回路50Cによって表示制御されている。
【0030】この図9と従来例を示す図35とを比較す
ると、例えばスピードメータ51Aとタコメータ51B
に対する従来の専用制御回路103A,103B(また
は制御回路ユニット)は、本発明におけるメータモジュ
ール3により吸収され、CPU47とドライブ回路50
A〜50Dを接続するための回路も多重伝送回路Lの採
用により減少するので、インストルメントパネル周辺に
集中する回路数(配線本数)を全体として大巾に減少で
きることが明らかである。
【0031】図10は上記メータモジュール3を採用し
たときのテールランプ系統の配線図である。従来例を示
す図34と比較すると、テールランプ断検リレー54、
テールリレー55及びヒューズ56A〜56Cが一つの
メータモジュール3内に集約して設けられるので、上記
と同様に配線本数を減少できることが明らかである。
【0032】図11は、メータモジュールの他の実施例
を示す分解斜視図である。図中、6′はフィニッシュパ
ネル(図示せず)と対をなすリヤフレーム、9′はメイ
ン電気接続箱、12′は計器盤、14′は集中制御回路
板、16′はスイッチ、17′はサブワイヤハーネスを
示し、前記の実施例と同様の構成をもち、説明を省略す
る。61はサブリヤフレームであり、その一側に隔壁6
1aにより電気接続箱収納部62が一体に形成されてお
り、該収納部62に複数のブスバー回路板34′を積層
すると共に、カバー60を被せて電気接続箱15′を形
成する。また、サブリヤフレーム61には、図示しない
インパネハーネスと集中制御回路板14′及び電気接続
箱15′とを直接接続するため前記と同様にねじ締め型
のコネクタ集合部63が設けられている。
【0033】図11に示すメータモジュール3′によれ
ば、通電発熱によりかなりの温度上昇を伴う電気接続箱
15′をサブリヤフレーム61の片側に寄せて配置した
ことにより、集中制御回路板14′や計器盤12′の裏
面のドライブ回路板(図示せず)に対する熱的影響を少
なくできる利点の他、計器盤12′,集中制御回路板1
4′及び電気接続箱15′などの回路部材をコンソール
センタを有する大型のリヤフレーム6′とは別にコンパ
クトに形成することができるので、製作及び取扱が容易
になるという利点がある。
【0034】以上は、サブワイヤハーネス17,17′
を通常の電線を用いてテープ巻きを施した電線集束型の
ワイヤハーネスとして形成した例について説明したが、
リボン線や銅箔などの導体を並列状態で上下から絶縁被
覆したいわゆるフラットハーネスで形成することもでき
る。また、メータモジュール3,3′はフィニッシュパ
ネル5と共にインストルメントパネル2から簡単に取り
外せるので、インストルメントパネル2を車体から分離
しなくとも該モジュール3,3′の周辺の電装品や機器
をパネル裏面から覗くことができ、周辺機器のメンテナ
ンスが容易となる。車種やグレードにより計器盤12,
12′の仕様が異なる場合あるいは一部変更の場合に
は、集中制御回路板14を前記のように共通使用できる
ので、当該計器盤のみを交換すればよく、迅速に対処で
きる。
【0035】上記メータモジュール3,3′は、計器盤
12,12′、集中制御回路板14,14′及び電気接
続箱15,15′がそれぞれ別体として形成され、これ
らを集約して一体的に結合すればよいので、これらを相
互に接続するための手段例えば既知の雌・雄コネクタを
設けておくことにより、容易に組付が可能である。ま
た、集中制御回路板14,14′と計器盤12,1
2′,電気接続箱15,15′との信号線の相互接続に
多重伝送回路を採用することにより、電装品及びその制
御回路ユニットの追加にも迅速に対処することができ
る。また、メータモジュール3,3′はクラスタとして
形成されるので、インストルメントパネル2に嵌め込み
固定するだけで取付が完了し、面倒な電線(ワイヤハー
ネス)による配線を要しない。また、上記メータモジュ
ール3,3′は、メータモジュール3,3′とインスト
ルメントパネルワイヤハーネス8間の接続手段とは別に
電力線を主とするサブワイヤハーネス17,17′を採
用したことにより、従来電気接続箱に組み込まれた分岐
回路の数が減少して電気接続箱15,15′自体の構造
の簡素化と共に、電力線の外部への取り出しにより通電
昇温による制御回路等への悪影響を減らすことができ
る。
【0036】図12は、本発明に係るメータモジュール
3″とインストルメントパネル2′の分離状態の斜視
図、図13はメータモジュール3″の分解斜視図、図1
4はメータモジュール3″のシステムブロック図を示
す。これらの図において、インストルメントパネル2′
の前面からメータモジュール3″とコラムスイッチアセ
ンブリ64を装備したステアリングSが組付けられ、後
面からインパネハーネス8′が組付けられる。コラムス
イッチアセンブリ64には例えば左右のマルチファンク
ションスイッチ64aのほかホーンスイッチ64b,チ
ルト/テレスイッチ64cなどのスイッチ類が取付けら
れている。これらのスイッチの入出力信号等が電気接続
箱15″により電気的に接続されている。
【0037】メータモジュール3″は、図13に示すよ
うに、メータ・表示ランプ類及びこれらのドライブ回路
を実装した計器盤12″と、前記メータ・表示ランプ類
を含む車載電装品に対する電源、入出力信号の分配及び
これらの制御を行うための機能回路を組み込んだ電気接
続箱15″と、前記車載電装品のスイッチ類を組み込ん
だスイッチユニット65とを集約して一体的に結合した
クラスタモジュール66と、フィニッシュパネル67と
から構成される。
【0038】図15は本実施例のメータモジュール3″
を使用した車内ワイヤーハーネスの配設形態の一例を示
す。図中、4A′〜4C′は図1の場合と同様にリレ
ー、回路制御ユニットまたは電気接続箱を示し、9″は
多数のヒューズ,リレーなどを搭載した既知の構成のメ
インの電気接続箱を示す。即ち、インストルメントパネ
ル2の左側にメータモジュール3″、右側に上記メイン
の電気接続箱9″がそれぞれ配置され、その中間には種
々のオプション電装品を制御するためのシートモジュー
ル4A′が、また左右のドアにはドライバ用のドアモジ
ュール4B′と補助席用のドアモジュール4C′が配備
されている。従来例を示す図33との対比から明らかな
ように、本発明のメータモジュール3″の採用によりイ
ンストルメントパネル2周辺の配設形態がきわめて簡素
化される。
【0039】図16は図15の変形例を示し、左ハンド
ルから右ハンドルに変更する場合にメータモジュール
3″から計器盤12″のみを分離して、これを右側に配
置することによりワイヤハーネスの配設形態を殆ど変え
ずに対応できることがわかる。
【0040】図17はメータモジュール3″の正面図、
図18はその背面図、図19はその右側面図、図20は
図19の分離状態の側面図、図21(A),(B)はス
イッチユニット65の正面図と側面図、図22はメータ
モジュール3″とインストルメントパネル2′との取付
状態の断面図、図23は図22の要部拡大断面図であ
る。計器盤12″はメータ・表示ランプ及びこれらのド
ライブ回路を実装したものであり、電気接続箱15″
は、メータ・表示ランプを含む車載電装品に対する電
源、入出力信号の分配及びこれらの制御を行うための機
能回路を組み込んだものであり、スイッチユニット65
は車載電装品のスイッチ類を組み込んだものである。
【0041】フィニッシュパネル67(図17)は一側
に計器盤用表示窓67a,他側にスイッチユニット用表
示窓67bを有する。このスイッチユニット用表示窓6
7bに面して装着される前記スイッチユニット65は、
図21に示されるように、アッパーケース68とロアケ
ース69内に該アッパーケース68の前面に取付けられ
る各種スイッチ16A′〜16D′のスイッチ回路を構
成する印刷配線板70,70′を収納してなる。ロアケ
ース69の背面には突出部71が形成され、該突出部7
1には内部の印刷配線板70,70′と導通する電気接
続箱接続用コネクタ(第四のコネクタ)72が設けられ
ており、外周にはねじ孔を有する取付板73が設けられ
ている。
【0042】また、計器盤用表示窓67a(図17)に
面して装着される計器盤12″は、図22に示されるよ
うに、そのドライブ回路板13′を収納するメータケー
ス76を備えている。このメータケース76の背面の一
側には電気接続箱接続用コネクタ(第一のコネクタ)7
7が凹設され、他側にはLCDメッセージ形成用枠87
(図18参照)が凸設され、コネクタ77には内部のド
ライブ回路板13′から導出された可撓性印刷配線板
(FPC)78がその銅箔路を表面に向けて引込み配索
されると共に、該コネクタ77をほぼ中心にして電気接
続箱の位置決め固定用のボス79が突設されている。ま
た、メータケース76の前面には、その上部に前記フィ
ニッシュパネル67に対する位置決めピン80が、下部
にはフィニッシュパネル67のノックピン84に対する
ピン孔81が設けられている。さらに、メータケース7
6の一方の端面76a(図20)には、前記スイッチユ
ニット65の突出部71に対する取付ガイド85が設け
られている。
【0043】なお、計器盤12″の前面には、図8の場
合と同様にメータ28が実装され、ドライブ回路板1
3′にはメータ28のムーブメント29と照明用のバル
ブ30が固定されている。78′は上記LCDメッセー
ジと内部のドライブ回路板13′とを接続するリボン回
路体である。
【0044】電気接続箱15″はアッパーケース88と
ロアケース89内にいわゆる機能回路を組み込んだ集中
制御回路板90を収納して成る。アッパーケース88に
は計器盤接続用コネクタ(第二のコネクタ)91と共に
スイッチユニット接続用コネクタ(第三のコネクタ)9
1′(図20)が設けられ、ロアケース89には複数の
ワイヤハーネス接続用コネクタ92が設けられている。
集中制御回路板90は例えばプリント回路等のようなロ
ーカレントの回路導体(図示せず)を主体としたもので
あり、図6の実施形態のようなブスバー(パワー回路)
を極力減少させることで、電気接続箱15″の軽量化・
ローカレント化がなされている。
【0045】計器盤接続用コネクタ91は、図23に示
されるように絶縁ハウジング93と集中制御回路板90
の回路導体と直付けされたいわゆる面接触型端子94と
から成り、該面接触型端子94は、一端に折り返し弾性
舌片94a、他端に接続片94cを設けると共に、中間
に凸型のストレス吸収部94bを設けた構成を有する。
この面接触型端子94は、一方の接続片94cを上記回
路導体に半田付けにより接続し、他方の弾性舌片94a
を絶縁ハウジング93の側壁開口部93aから露出させ
ると共に、中間のストレス吸収部94bをハウジング係
止部93bに嵌着することにより、コネクタ91の着脱
などの際に上記接続片94cと回路導体との半田付け部
分に応力がかからない構造となっている。他のスイッチ
ユニット接続用コネクタ91′(図20)とワイヤハー
ネス接続用コネクタ92(図22)には、図面を簡単に
するためピン型端子94′が示されているが、計器盤接
続用コネクタ91と同様に構成するのが好ましい。
【0046】メータモジュール3″の組立とインストル
メントパネル2′への組付けは次のようにして行う。図
20に示すように、計器盤12″におけるメータケース
76の一端の取付ガイド85に側方からスイッチユニッ
ト65の突出部71を当てがい、図示しないねじにより
固定する。この状態で、メータケース76の背面から電
気接続箱15″をボス79に対してねじ82′により固
定すると、該電気接続箱15″の計器盤接続用コネクタ
91が計器盤12″の電気接続箱接続用コネクタ77
(図22)と接続され、同時にスイッチユニット接続用
コネクタ91′がスイッチユニット65の電気接続箱接
続用コネクタ72と接続される。計器盤接続用コネクタ
91は凹設された電気接続箱接続用コネクタ77に嵌合
され、図23に示されるように端子94の弾性舌片94
aがメータケース裏面のFPC78の前記銅箔回路と面
接触する。このようにして、計器盤12″(図20)、
電気接続箱15″及びスイッチユニット65が集約して
一体化されたクラスタモジュール66が組立られる。
【0047】上記クラスタモジュール66をフィニッシ
ュパネル67に固定するとメータモジュール3″の組立
が完了する。即ち、フィニッシュパネル67の下部のノ
ックピン84(図20)をメータケース76のピン孔8
1に差し込んで位置合わせをして、該ケース76をフィ
ニッシュパネル67側に回動させ、位置決めピン80
(図22)を該パネル67内の孔80′に差込み、取付
座83にねじ82によりメータケース76を固定すると
共に、スイッチユニット65の取付板73をねじ82′
によりフィニッシュパネル67に固定する。
【0048】メータモジュール3″には、図13に示さ
れるようにフィニッシュパネル67の上部フレーム部分
の両側に互いに末広がり状に傾斜したねじ孔95,95
を設けてある。そこで、図22に示すように、インスト
ルメントパネル2′の前面からメータモジュール3″を
嵌め込んでねじ孔95を通じてインパネ内部のボス96
に対してねじ82で締付け固定すると共に、フィニッシ
ュパネル下部の取付座83′をインパネ下部の対応する
ボス96′に締付け固定することにより組付が完了す
る。そして、メータモジュール3″の電気的接続は、電
気接続箱15″の背面における複数のワイヤハーネス接
続用コネクタ92に、図15に示すように、インパネハ
ーネス8′、カウルサイドワイヤハーネス74A、エン
ジンルームメインワイヤハーネス74Bなどの端末コネ
クタ(図示せず)を嵌合すればよい。
【0049】このように、クラスタモジュール66また
はメータモジュール3″の組立及びインストルメントパ
ネル2′への組付けは極めて簡単であり、各種ワイヤハ
ーネス8′、74A、74Bとの電気的接続も容易であ
る。
【0050】図24はメータモジュール3″のブロック
配線図、図25はそのスイッチ回路の部分の配線図であ
る。図24において、45′は各種の信号発生手段、4
6Aは入力I/F回路、46Bは出力I/F回路、4
7′はCPU、50A′〜50D′は各種ドライバ回路
を示す。電気接続箱15″は前記ローカレント化により
機能回路(多重伝送による信号の変換器)を組み込ん
で、図1及び図11における集中制御回路板14(1
4′)と電気接続箱15(15′)を一体化すると共
に、各種スイッチ16A′〜16D′はスイッチユニッ
ト65として一体化されているので、図9との比較にお
いて、該スイッチユニット65はCPU47′に直結さ
れ、前記サブハーネス17,17′が省略される。な
お、図25中、57A′〜57C′はヘッドランプ、フ
ォグランプなどのランプ類を示す。
【0051】図26は図12ないし図25に示すメータ
モジュール3″の変形例を示し、クラスタモジュール6
6に対してフィニッシュパネル67′を完全に別部品と
して製作し、先にクラスタモジュール66をインパネ前
面の上下のボス96′,96″に対してねじ82′によ
り締付け固定し、その上からフィニッシュパネル67′
を被せるようにしてインストルメントパネル2′に固定
するようにしたものである。
【0052】図27はさらに図26の変形例を示し、計
器盤12″のメータケース76′から延長して設けられ
た文字、記号などを表すメータ表示部28′と蛍光表示
器29′を収容するケース延長部76a′をインパネ内
部の天井壁2a′内に位置するように配設してある。さ
らに、メータケース76′内のドライブ回路板13″に
は上記メータ表示部28′を除くLCDメッセージなど
の表示部98,98′を固定すると共に、ケース前面に
ハーフミラー99を配設し、運転者はメータ表示部2
8′の表示を該ハーフミラー99の反射光により、また
表示部98,98′のデータはその透過光を読み取るよ
うにしたものである。このような計器盤の構成は上記構
成に限定されるものではなく、実開平3−122921
号,特開平3−273943号公報等に示される計器盤
を転用してもよい。
【0053】図28はメータモジュール3″における計
器盤12″、電気接続箱15″及びスイッチユニット6
5の接続を示すブロック配線図である。即ち、スイッチ
ユニット65から夜間照明等の信号を送る場合でも、ス
イッチユニット65⇒電気接続箱15″⇒計器盤12″
の伝送経路を採用していた。しかし、これらの信号には
電気接続箱15″を経由させなくともよいものがあり、
また、全ての信号を電気接続箱15″を経由させると、
回路の接続回数が増え、信頼性の低下とコストアップの
要因となる。また、電気接続箱15″に設けた計器盤接
続用コネクタ91及びスイッチユニット接続用コネクタ
91′に対応するコネクタ77,72に接続する際、そ
の位置合わせ等により組付作業性が悪くなるという問題
がある。
【0054】そこで、図29に示すように、計器盤1
2″、電気接続箱15″及びスイッチユニット65間の
回路を一か所でまとめてコネクタ結合できるようにする
のが好ましい。図30ないし図32はその実施態様を示
すものである。図30において、メータモジュール3″
における計器盤12″のメータケース76の一側にはユ
ニット取付枠76bが膨出して形成されている。このユ
ニット取付枠76bは、上部開口76c1 と、これより
大きな下部開口76c2 とを有し、下部開口76c2
の側壁にはネジ挿通孔76dが設けられている。
【0055】一方、内部のドライブ回路板13″の一端
はユニット取付枠76bまで延設され、その延設部13
a″の片面に電気接続箱接続用コネクタ77′が立設さ
れ、その裏面にはスイッチユニット接続用コネクタ(第
五のコネクタ)77″が垂設され、これらのコネクタ7
7′,77″の端子収容室77a′と77a″とは上下
でそれぞれ千鳥状に配列されると共に、一方の端子収容
室77a′にはドライブ回路板13″の回路導体(図示
せず)と接続するピン型端子94′が設けられ、他方の
端子収容室77a″には雌端子94″が設けられてい
る。
【0056】また、電気接続箱15″のアッパーケース
88は一側に開口88aを有し、この開口88aから内
部の集中制御回路板90′の回路導体(図示せず)に直
結された雌端子94″を収容した計器盤接続用コネクタ
91Aとスイッチユニット接続用コネクタ91A′とが
並列に突出して設けられている。同様に、スイッチユニ
ット65のロアケース69には前記ユニット取付枠76
bの下部開口76c2に対応する差込み枠69aが突出
して形成され、該差込み枠69aの側壁には前記ネジ挿
通孔76dに対応してネジ切り孔69bが設けられてい
る。この差込み枠69aにおいて、内部の印刷配線板7
0′に直結されたピン型端子94′を収容した電気接続
箱接続用コネクタ72′と計器盤接続用コネクタ(第六
のコネクタ)72″とが段差を有して設けられている。
即ち、一方の電気接続箱接続用コネクタ72′は該差込
み枠69aから突出している。
【0057】図31及び図32は上記電気接続箱1
5″、計器盤12″及びスイッチユニット65の組立状
態の断面図を示す。即ち、メータケース76におけるユ
ニット取付枠76bの下部開口76c2 にスイッチユニ
ット65の差込み枠69aを嵌合して、該スイッチユニ
ット65を計器盤12″に図32のネジ82″(ネジ挿
通孔76d,ネジ切り孔69b)により固定する。これ
により、図31に示すように、計器盤12″のスイッチ
ユニット接続用コネクタ77″がスイッチユニット65
の計器盤接続用コネクタ72″と嵌合接続される。次い
で、ユニット取付枠76bの上部開口76c1 から電気
接続箱15″の計器盤接続用コネクタ91A,スイッチ
ユニット接続用コネクタ91A′を差し込むと、対応す
る計器盤12″の電気接続箱接続用コネクタ77′とス
イッチユニット65の電気接続箱接続用コネクタ72′
に嵌合接続される。
【0058】図30ないし図32に示すように、計器盤
12″、電気接続箱15″及びスイッチユニット65相
互間の回路接続は、計器盤12″に設けたユニット取付
枠76bを利用することによりコネクタ結合で同時に達
成され、電気接続箱15″における内部回路が減少し
て、回路接続の信頼性を向上させ、組付作業性を改善す
る効果がある。なお、図28〜図32に示す構成は図1
2〜図27の何れの実施形態に対しても適用可能である
ことは言うまでもない。
【0059】図12〜図32の実施形態によれば、図2
〜図11の実施形態に較べて、ブスバー34a(図6)
によるいわゆるパワー線を極力減らしたローカレント化
により、集中制御回路板14(図6)と電気接続箱15
とを一体化した機能回路を組み込んだ電気接続箱15″
(図22)として構成されているので、メータモジュー
ル3″の軽量・小型化と共にリヤフレーム6(図3)や
サブワイヤハーネス17が不要となり、インストルメン
トパネル2′への組付及び内部のワイヤハーネスの配設
が可能になる。
【0060】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、電気接続箱内に集中制御回路板を一体に設けたこと
で、集中制御回路板の組付作業が不要となり、メータモ
ジュールの構造が簡素化され、メータモジュールの組立
作業が容易化する。また、電気接続箱内に集中制御回路
板を用いることで、ブスバー回路板を用いる場合よりも
電気接続箱が小型化・軽量化・ローカレント化され、メ
ータモジュールの組立及び車両側(インストルメントパ
ネル側)への組付が容易化し、且つ車両側の省スペース
化が図られる。また、スイッチユニットを計器盤に組み
付けたことで、電気接続箱を計器盤に組み付けると同時
に、計器盤の第一のコネクタに電気接続箱の第二のコネ
クタが接続され、且つスイッチユニットの第四のコネク
タに電気接続箱の第三のコネクタが接続され、一回の組
付動作で計器盤と電気接続箱とスイッチユニットとが相
互にコネクタ接続されるから、メータモジュールの組立
及び接続作業性が向上すると共に、計器盤・電気接続箱
・スイッチユニット間の配線が簡素化される。また、請
求項2記載の発明によれば、スイッチユニットからの信
号を電気接続箱を介さずに直接計器盤に送ることができ
るから、電気接続箱の内部回路が簡素化され、電気接続
箱の更なる小型化・軽量化が可能となる。また、請求項
3記載の発明によれば、取付枠が各コネクタに対するガ
イド壁として作用するから、スイッチユニットと電気接
続箱とを計器盤に組み付ける際に、スイッチユニットと
計器盤と電気接続箱との各コネクタが相互にスムーズ且
つ確実に接続される。また、請求項4,5記載の発明に
よれば、計器盤と電気接続箱とスイッチユニットとを一
つの集合体としてインストルメントパネルに組み付ける
ことで、インストルメントパネルへの組付作業が簡素化
され、車両の組立が効率化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】メータモジュールの構成及び作用を示す概念説
明図である。
【図2】参考例としてのメータモジュールとインストル
メントパネル部の分離状態の斜視図である。
【図3】メータモジュールの分解斜視図である。
【図4】メータモジュールを構成する電気接続箱とモジ
ュールサブワイヤハーネスの斜視図である。
【図5】図4の電気接続箱の背面図である。
【図6】メータモジュールの分離状態の断面図である。
【図7】図6のワイヤハーネスプロテクタの分離状態の
断面図である。
【図8】メータモジュールの組立及びインストルメント
パネル部への組付状態を示す断面図である。
【図9】メータモジュールのブロック配線図である。
【図10】メータモジュールを使用した場合の車内配線
の一例を示す配線図である。
【図11】参考例としてのメータモジュールの他の実施
形態を示す分離状態の斜視図である。
【図12】本発明の一実施形態を示すメータモジュール
3″とインストルメントパネル2′の分離状態の斜視図
である。
【図13】図12のメータモジュール3″の分解斜視図
である。
【図14】図12のメータモジュール3″のシステムブ
ロック図である。
【図15】図12のメータモジュール3″を使用した車
内ワイヤハーネスの配設形態の説明図である。
【図16】図12のメータモジュール3″を使用した車
内ワイヤハーネスの別の配線形態の説明図である。
【図17】図12のメータモジュール3″の正面図であ
る。
【図18】図17の背面図である。
【図19】図17の右側面図である。
【図20】図17の分離状態の側面図である。
【図21】(A),(B)はそれぞれスイッチユニット
65の正面図と側面図である。
【図22】メータモジュール3″とインストルメントパ
ネル2′との取付状態の断面図である。
【図23】図22の要部拡大断面図である。
【図24】メータモジュール3″のブロック配線図であ
る。
【図25】図24のスイッチ回路部分の配線図である。
である。
【図26】図12のメータモジュール3″の変形例を示
す説明図である。
【図27】図26のメータモジュールの変形例を示す説
明図である。
【図28】メータモジュール3″の計器盤12″、電気
接続箱15″及びスイッチユニット65の相互接続を示
すブロック配線図である。
【図29】図28の改善されたブロック配線図である。
【図30】図28の計器盤12″、電気接続箱15″及
びスイッチユニット65の接続構造を示す分離した状態
の要部断面図である。
【図31】図30の組立状態の断面図である。
【図32】図30の他の部分の組立状態の断面図であ
る。
【図33】従来のワイヤハーネスの配線形態の説明図で
ある。
【図34】図10に対応する従来の配線図である。
【図35】従来のコンビネーション、リレー及び電気接
続箱のブロック配線図である。
【図36】従来のインストルメントパネル部の電気回路
構造の説明図である。
【符号の説明】
2′ インストルメントパネル 3″ メータモジュール 67 フィニッシュパネル 12″ 計器盤 13′,13″ ドライブ回路板 90,90′ 集中制御回路板 15″ 電気接続箱 65 スイッチユニット 66 クラスタモジュール 72 電気接続箱接続用コネクタ(第四のコ
ネクタ) 72″ 計器盤接続用コネクタ(第六のコネク
タ) 77 電気接続箱接続用コネクタ(第一のコ
ネクタ) 77″ スイッチユニット接続用コネクタ(第
五のコネクタ) 91 計器盤接続用コネクタ(第二のコネク
タ) 91′ スイッチユニット接続用コネクタ(第
三のコネクタ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西谷 啓三 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 池ケ谷 達雄 静岡県島田市横井1丁目7−1 矢崎計器 株式会社内 (72)発明者 大石 正樹 静岡県島田市横井1丁目7−1 矢崎計器 株式会社内 (72)発明者 村松 正博 静岡県島田市横井1丁目7−1 矢崎計器 株式会社内 (72)発明者 武藤 正則 静岡県島田市横井1丁目7−1 矢崎計器 株式会社内 (72)発明者 細田 康夫 静岡県湖西市鷲津2464−48 矢崎部品株式 会社内 (72)発明者 杉山 千秋 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 鈴木 弘 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 (72)発明者 久保田 実 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メータ・表示ランプ及びこれらに対する
    ドライブ回路板を内蔵する計器盤と、該メータ・表示ラ
    ンプを含む車載電装品の制御回路を有して該ドライブ回
    路板に接続される集中制御回路板と、該車載電装品のス
    イッチを組み込んだスイッチユニットとを含むメータモ
    ジュールにおいて、 前記計器盤に組み付けられる電気接続箱を備え、該電気
    接続箱の内部に前記集中制御回路板が配設され、前記ス
    イッチユニットが該計器盤に組み付けられ、前記ドライ
    ブ回路板に接続した第一のコネクタが該計器盤に設けら
    れ、該集中制御回路板に接続した第二のコネクタと第三
    のコネクタとが該電気接続箱に設けられ、該第一のコネ
    クタと該第二のコネクタとが対向し、該第三のコネクタ
    と該スイッチユニットの第四のコネクタとが対向して位
    置することを特徴とするメータモジュール。
  2. 【請求項2】 前記ドライブ回路板に接続した第五のコ
    ネクタが前記計器盤に設けられ、該第五のコネクタに対
    する第六のコネクタが前記スイッチユニットに設けられ
    たことを特徴とする請求項1記載のメータモジュール。
  3. 【請求項3】 前記計器盤にユニット取付枠が設けら
    れ、該ユニット取付枠内に前記第一のコネクタと前記第
    五のコネクタとが配置され、該ユニット取付枠内に前記
    第二,第三,第六の各コネクタが挿入されることを特徴
    とする請求項2記載のメータモジュール。
  4. 【請求項4】 前記計器盤と前記電気接続箱と前記スイ
    ッチユニットとが一体的に組み付けられた状態でフィニ
    ッシュパネルに組み付けられ、該フィニッシュパネルが
    インストルメントパネルに組み付けられることを特徴と
    する請求項1〜3の何れかに記載のメータモジュール。
  5. 【請求項5】 前記計器盤と前記電気接続箱と前記スイ
    ッチユニットとが一体的に組み付けられた状態でインス
    トルメントパネルに組み付けられることを特徴とする請
    求項1〜3の何れかに記載のメータモジュール。
JP14276599A 1993-02-17 1999-05-24 メータモジュール Expired - Lifetime JP3627210B2 (ja)

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