JPS6170689A - 紙葉類の搬送状態判別装置 - Google Patents

紙葉類の搬送状態判別装置

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JPS6170689A
JPS6170689A JP59192179A JP19217984A JPS6170689A JP S6170689 A JPS6170689 A JP S6170689A JP 59192179 A JP59192179 A JP 59192179A JP 19217984 A JP19217984 A JP 19217984A JP S6170689 A JPS6170689 A JP S6170689A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、紙幣等の紙葉類の搬送状態を識別する紙¥
類の搬送状態判別装置に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 新規に発行される新紙幣(昭和53年11月改札)には
、盲人用に全種別の点字状のすかしが紙幣の1つの角部
分に設けられており、盲人が指で金種を判別できるよう
になっている。従来、光学センサや磁気ヘッドによって
印刷模様や磁気パターンから表裏や方向を判別するよう
にしているが、紙幣の金種によっては上記模様や磁気パ
ターンでは区別しにくいものがあり。
より高性俺なセンサを用いたり、多くの検出点を得るた
めにセンサを多く配置しなければならず、高価になって
いた。また、誤判別を生じることもあった。
さらに、近年紙幣の表裏をそろえて客に払出したり、左
右方向までもそろえて払出す要望が出て来ており、それ
らの表裏、方向を判別できる装置の出現が望まれている
(発明の目的) この発明は上述のようなネ情からなされたもので1点字
状すかしにより確実に紙葉類の搬送状態を判51C1す
る紙葉類の搬送状態n別装置を提供することを目的とし
ている。
(発明の概要) この発明は紙幣等の紙葉類の搬送状態判別装置に関する
もので1紙葉類の種類を示す点字状すかしを検出する光
学センサと、この光学セン・すが検出した点字状すかし
に基づいて上記紙葉類の搬送される表裏及び又は方向を
判別する判別手段とを設けたものである。
(発明の実施例) 先ずこの発明の対象となる紙葉類として、第1図に示す
一万円紙幣lを例に挙げて説明すると、紙幣lの表面の
左下部に盲人用点字状すかしIAが設けられている0点
字状すかしIAは2つの円形状すかしが横に並んで設け
られており、たとえば玉子円紙幣では縦に2個、千円紙
幣では1個が設けられており、すかしの数及び位置によ
って紙幣の種類を判別できるようになっている。
このように、紙幣lに設けられている点字状すかしIA
を光学的に検出する場合、判別装置へ1       
 の紙幣lの挿入が図と逆に倒立して行なわれたり1表
裏が逆に行なわれることがある。このため、この発明で
は紙幣lのN方向への挿入に対して、左右の両端部にC
C:D(Charge CoupledDev 1ce
)iで成るイメージセンサや1IIIIlピ、チ位に受
光センサを並べて構成されるフォ!・センサ101及び
102を配設し、何れの状態で挿入されても点字状すか
しIAを検出できるようにしている。
次に、フォトセンサlot及び102による紙幣lの点
字状すかしlAの検出と、紙幣1の濃度パターン(印刷
模様やIM淡)及び磁気インクパターンの検出とから1
紙幣lの種類を判別する装置について詳述する。
この発jIlの判別装置は第2図に示すようにプーリ2
1及び22.プーリ23及び24にそれぞれベルト31
.32が張設され、このベルト31.32の間に紙Wi
lが挾まれてN方向に搬送されるようになっており、こ
のベルト付近には搬送位置を検出するためのフォトセン
サ4.パターン検出手段としての磁気へラド5及びフォ
トセンサ6が取付けられている。また、フォトセンサ4
と5の間には上述のフォトセンサ101及び102が第
1図のような配置で設けられている。さらに、プーリ2
3の軸が駆動源としてのモータ7に連結され、このプー
リ23とモータ7の間に磁石8によって磁化された歯車
9が設けられている。この歯車9の付近には、この歯車
9の歯数を検出して紙葉類の位置を計算するための磁気
ヘッド10が取付けられている。
さらに、第3図に示すように紙幣lの透過光量による光
学パターンを検出するためのフォトセンサ6の出力PS
2は、増幅器11.バッファ12を介して積分回路13
に入力され、この積分値はAD変換器14を介してcp
u (たとえばマイクロプロセンサ)41に取込まれる
ようになっており、フォトセンサ6の出力PS2の直流
分を除くためにバッファ12には基準レベル設定回路1
5の出力がフィードバックされている。また、紙幣1の
磁気インクによる磁気パターンを検出するための磁気ヘ
ンド5の出力H[12は、上記と同様に増幅器1B、全
波整流回路17を介して積分回路18に入力され、この
積分値はAII変換器19を介してCPU41に取込ま
れるようになっている。そして、磁気ヘッドlOの出力
HDI、フォトセンサ4の出力PSlは、それぞれ波形
整形回路25,2f(を介してCPU41に取込まれる
ようになっている。
CPU41は、第4図に詳細を示すメモリ42を利用し
て以下に述べる演算を行なうと共に、モータ駆動回路2
7を介してモータ7の回転、停止を制御し、積分回路1
3.18.AD変換器14.19及び基準レベル設定回
路15のタイミングを制御するようになっている。
さらに、フォトセンサ101及び102で検出された紙
幣1かもの透過光量検出信号PLS及びPR9はそれぞ
れ検知制御回路103及び104に入力され、フォトセ
ンサ101及び102は検知制御回路103及び104
からスキャン信号SOL及びSCRによってライン状に
紙幣1をスキャンするようになっている。検知制御回路
103及び104はCP[41からクロック信号CPを
入力するようになっており、検知制御回路103及び1
04からの検知信号DSL及びDSRはそれぞれゲート
回路+05及び106 を経てカウンタHC:OL及び
HCORで計数される。なお、ゲート回路+05及び1
06はCPU41からゾーン信号ZSでゲート制御され
、カウンタHCOL及び)ICORはそれぞれリセット
信号R93でリセットされる。また、CPU41には、
判別結果が異常であることを音等で報知する異常判別報
知部110が接続されている。
一方、メモリ42には第4図に示すように、種類判別の
ための基準パルス値を紙幣の種類及びソーン毎に記憶し
ている基準パルス値メモリRPMとカウンタH1ll:
01.及びHCORの計数値を紙幣lに分割位置毎に記
憶するパルス計数メモリPGMと、判別された紙幣のフ
ラグをオンするための検出手段毎の金種フラグOFと、
紙幣1の搬送に従って紙幣をゾーン分けするためのゾー
ンカウンタCOUと、各制御のタイミングをとるための
タイミングカウンタTPとが設けられている。ここに、
第5図(A)は紙幣1のゾーン分割の様子を示しており
、ここでは紙幣lの左側(L)についてのみ示している
が、右側(R)についても同様である0紙幣lは4つの
ゾーンZl−Z4に分割され、搬送方向Nの先端IBか
らゾーンZl及びZ3の先端までをa、ゾーンZ1及び
Z3の後端までをす、ノーンZ2及びZ4の先端までを
C、ゾーンZ2及びZ4の後端までをdとして分割する
ようになっている。そして、フォトセンサ101は各ゾ
ーンZl −24において、たとえば走査線TFI→T
LI −TMI +TNIの経路の順で所定ピッチずつ
、たとえば磁気ヘッドlOからのパルスTPの間隔で点
字状すかしIAをパルス計数する。この場合、第5図(
B)に走査線TFI、TLI、TMI、TNIの経路で
のフォトセンサ101で検出された透過光量検出信号を
走査した様子を示す如くスレッショルドTH2よりも大
きく、スレッショルドT)12よりも小さい範囲でパル
スを検出し、点字状すかしIAに対応するパルスのみを
計数するようになっている。そして、パルス数の合計が
ゾーンzi及びZ3ではCLl として、ゾーンZ2及
びZ4ではCl3 としてパルス計数メモリPCHに記
憶する。
また、基準パルスはゾーンZ1及びZ4をペアとしてZ
aで設定され、ゾーンZ2及びZ3をペアとしてzbで
設定されるようになっている。
以上のような構成において、その動作を第6図及び第9
図のフローチャートを参照して説明する。
紙幣1がこの発明の判別装置へ挿入又は移送されると(
ステップSl) 、図示しないフォトセンサがこれを検
知して、CPU41からモータ駆動回路27へ正転指令
が出力され、これによりモータ7が正転駆動され、歯車
9及びプーリ23が回転されて紙幣lが搬送ベル)3L
32に挾まれて取込まれる(ステップS2) 、 歯車
9の回転により磁気へットlOから信号HDIが出力さ
れて波形整形されるが、CPt141はこの時点ではま
だこのパルスを計数入力しない。そして1紙幣lの先端
がフォトセンサ4の位置に達して、波形整形回路26か
ら第5図に示すような出力SHが得られると (ステッ
プS3) 、 C:PU41は磁気へラド10からの同
図(A)に示すパルスTPの計数を開始しくステップS
4)、その値が予め設定された値となったとき、即ち紙
幣lの先端IBが磁気データ、光学データを検出する磁
気へラド5.フオトセンサ6を若干過ぎた位置に達した
ときに、検出データとしての磁気データ検出動作、光学
データ検出動作を開始させるべく、積分回路18 、1
3に対しリセット信号RS2 、R9Iを出力する(ス
テップS5)、これと共に、メモリ42内のゾーンカウ
ンタCOu及びタイミングカウンタTPはパルスTPを
計数し、cpu4tを介してクロックパルスCP、ゾー
ン信号及びリセット信号RS3を出力することによって
点字状すかし[Aの判別を行なう(ステップ5100) 先ず磁気データの検出動作について、説明する。なお、
以下に述べる磁気テープ及び光学データの動作は特願昭
58−170327号についてのものであるが、他の方
法を用いることも可能である。
磁気データは紙幣1の全長をたとえば4分割した谷ゾー
ン毎の積分値であるが、この分割は磁気ヘッドIOから
のパルスの計数値に基づいて行なわれる0例えば紙幣l
の全長を180m■とし、均等に4分割するときには、
紙幣lが40曽■移動する毎にcputtが信号AD2
を出力してAn変換器18から積分値を取込み、信号R
92を出力して積分回路!8をリセットするようにすれ
ばよい、このとき、通常紙幣1の移動時にはスリップは
ないので、紙幣lの移動距離と歯車9の回転量、つまり
磁気へラドlOからのパルス数TPとは比例しており、
例えば0.5mmの移動で1個のパルスが得られるなら
ば、80個計数すれば紙葉類lが401■移動したこと
が分る。なお、紙幣の分割数は2以上ならば任意であり
、もっと多くしてもよいし、必ずしも均等に分割しなく
てもよい、また、分割点を予め固定的に定めると、紙幣
の長さが大きく違うときには最後のゾーンの長さが紙幣
によって異なるが、その場合には最後のゾーンのパター
ンを無視するようにしてもよいし、紙幣の全長を最初に
測ってから分割点をその都度計算して決めるようにして
もよい(特磨昭57−70820号参照)。
紙幣1の先端IBが磁気へラド5に達したときは2通常
ノイズが発生するので先端18が例えば磁気へラド5の
中心を1層■(2パルス)過ぎたときからデータ検出動
作を行なう、このとき、まずCPU41は積分回路18
へリセット信号RS2を出力する。その後、増幅器16
.全波M波回路17を通った磁気へラド5からの磁気デ
ータ信号HD2を積分回路18で積分する0紙葉類1が
その後39m層移動して最初の分割点が磁気へラド5に
達したとき、つまり磁気ヘッドlOのパルス数でいえば
積分開始後78個目の計数でcpu4tからAn変換器
19へ変換指令AD2が出力され、AD変換器13は積
分回路I8の積分値をディジタル信号に変換して出力し
、このディジタル信号はメモリ42の所定番地に記憶さ
れる。その後、CPU41は積分回路18へ再びリセッ
ト信号R32を出力して積分値をリセットさせ、次の積
分を行なう、第7図(A)〜(C)はある千円紙幣の磁
気データ検出の例を示すものであり、同図(A)は増幅
器16の出力、同図(8)は全波整流回路17の出力、
同図(C)は積分回路18の出力を示しており、ゾーン
エの検出データはO”である、その後、磁気ヘッドlO
からのパルスを更に80個計数すると、CPt141は
同様に積分値をディジタル信号に変換してメモリ42の
所定番地へ記憶させ、81分回路18をリセットさせる
。以下、同様にして例えば第7図に示すようにゾーンエ
は“O゛、ゾーンII t−!、 ” +50”、シー
7 [Ir ハ” 10G”、シー717は“O′°の
磁気データが得られる。
次に、光学データの検出動作について説明する。
紙幣1をたとえば4つのゾーンに分割して各ソーン毎に
積分値を求め、それをAD変換して記憶させる点につい
ては磁気データの場合と同じであるが、フォトセンサ6
の検出レベルは温度、はこり等の外因により変化する。
これに対処するため、紙W51が移送されないときの増
幅器11のレベルの例えばl/3のレベルを基準レベル
として設定し、この基準レベルより小さい増幅器11の
出力を積分回路13に入力するように。
/<ッ7ア12と基準レベル設定回路I5が組合わされ
ている。なお、この基準レベルの設定は紙幣lがフォト
センサ4の位置に達したとき、CPU41が基準レベル
設定回路15にホールド指令しSを出力することによっ
てなされる。
磁気ヘッドIOからのパルスTPを計数することによっ
て、紙幣lの先端1Bがフォトセンサ6の位置に達した
ことが検知されると、CPU41から積分回路13ヘリ
セット信号RSIが出力される。
そして、フォトセンサ6からの光学データ信吋PS2が
増幅され、基準レベル設定回路15の基準レベルと比較
され、余分な直流分が除かれて積分回路13で積分され
る。磁気へ?i・10からのパルスが80個計数される
と、CPU41はAΩ変換器14に変換指令ADIを出
力し、そのときの積分回路13の積分値はディジタル信
号に変換されてメモリ42の所定番地に記憶される。そ
の後、I:l:PU41は積分回路13へ再びリセット
信号R3Iを出力して積分値をリセ−7トさせ、再び次
の積分を行なう。第81;4(A)〜(C)はある紙幣
の光学データ検出の例を示すものであり、同図(A)は
増幅器11の出力を示し、RLが基準レベル設定回路1
5の基準レベルを示している。また、第8図(B)は八
ツファ12の出力、同図(C)は積分回路13の出力を
示しており、ゾーンIの記憶値は50″である。その後
1&i気へラド10からのパルスを更に80個計数する
と、CPU41は同様に積分値をディジタル信号に変換
してメモリ42の所定番地へ記憶させ、積分回路13を
リセットさせる。以下同様にして、例えば第8図に示す
ようにゾーンエは“50” 、ゾーン■は“150”、
ゾーン■は“180”、ゾーン■は“120”光学デー
タが得られる。
以上のように、磁気へ一2ド5及びフォトセンサ6によ
って検出データとしての磁気データ及び光学データが得
られるが、これらデータのレベルは紙幣1の汚れ具合、
疲労度等によって大幅に変化する。これに対処して、誤
識別を起こさすに精度の高い識別を行なうためには、以
下のような処理を行なう、先ず、紙幣の基準データは金
種毎に予めメモリ42に記憶されており、例えば千円紙
幣の基準磁気データはゾーンエは“0〜10” 、ゾー
ン■は“too”、ゾーン■は゛60〜70°゛、ゾー
ン■は0−10”に設定されている。」−述のように、
ある千円紙幣の検出磁気データがゾーン順に“O”、 
 ”150”、  ”100”。
“O″であるとすると、CPU41はこの検出磁気デー
タのうちの最大値を判別するが(ステップS6)、この
千円紙幣ではゾーン■の’150”である0次に、CP
U41はこの検出磁気データのゾーンIIの値“150
”を基準磁気データのゾーンHの値“100”に修正す
るための係数100/150=0.67を計算し、この
修正係数を他のゾーンの検出磁気データに乗算する(ス
テップS7)、すなわち、この例ではゾーンエはOX 
O,87−0、ゾーン■は 100X0.6?=87.
シー7rVはOXo、6?=0となる。そして、CPU
41はゾーン■を除いた他のゾーン毎に修正後の検出磁
気データが基?!磁気データの範囲内に入るならば、こ
の紙幣を千円紙幣と判別する(ステップS8)、もし、
検出データが千円紙幣の基準データと一致しないならば
、順次玉子円、−万円、五百円紙幣の基準データと比較
し、いずれの基準データとも一致しないならば当該紙幣
が偽券であると判別する。このようにして検出された磁
気データ及び光学データの判別結果は、メモリ42内の
金種フラグDFにおいて磁気及び光学の対応する金種の
フラグがオンされる(ステップS&)。
一方1点字状すかしIAの判別(ステップ5100)は
、第9図に示すようなフローに従って行なわれる。すな
わち、判別動作が開始するとCPす41は先ずメモリ4
2内のゾーンカウンタCOUを「1」としくステップ5
lot) 、ゾーンZ1及びZ2を規定するa=3゜b
=17. c=18. d=32のデータを読出しくス
テップ5102.5103)、パルスTPを計数するタ
イミングカウンタTPの計数値がa(=30)となった
か否かを判断する(ステップ5105) 、そして、計
数値がaとなった時にCPU41はゾーン信号ZSを出
力し、ケート回路105及び106を開くことにより、
フォトセンサ101及び1(12からの透過光量検出信
号PLS及びPR5を、第5゛図(B)に示すようなス
レッシミル1フ81以上でスレッショルドTH2以下で
2値化したパルス信号を、カウンタHCOL及びHCO
Rで計数するようにする。このフォトセンサ101(又
は102)のスキャンは、第5図(A) 、 (B)に
示す如くたとえばTFI +TLI→TMI→TNIの
経路の順で所定ピッチずつ行なわれ、各スキャンのスレ
ッショルドTHI以上でスレッショルドTH2以下とい
う条件で2値化されたパルス信号が順次積算される。こ
のような計数と共に、CPU41はタイミングカウンタ
TPの計数値がb(=1?)になったか否かを判断しく
ステップ5107) 、計数値がbとなってゾーンZl
が終了した時にゾーン信号ZSを消失し、カウンタ14
CDL及びHCORの計数値をそれぞれパルス計数メモ
リCLI及びOL2に転送すると共に(ステップ510
8) 、  リセット信号R53によってカウンタ)[
OL及びHOURをクリアする(ステップ5109) 
その後、C,PLI41はタイミングカウンタTPの計
数値がゾーンZ2の先端であるc(’18)となったか
否かを判断しくステップ5IIO) 、計数値がCとな
った時にゾーン信号ZSを出力し、同様に透過光量検出
信号PLS及びPRSのパルス数をカウンタHCOL及
び)ICORで計数する(ステップ5ill) 。
この計数と共に、CPU 41はタイミングカウンタT
Pの計数値がd (=32)となった時にゾーンZ2が
終了するので、ゾーン信号ZSを消失してカウンタHC
OL及びHOORの計数値をパルス計数メモリPGMに
転送しくステップ5113) 、  リセット信号R5
3を出力してカウンタHCOL及びHCORをクリアす
る(ステップ3114) 、次に、CPt141 It
ゾーンカウンタCOuの計数値を「+1」しくステップ
S+15) 、基準パルス値メモリRPMの設定数と比
較して、つまりパルス計数メモリCLlの計数値を基準
パルス値メモリRPMのZaと比較し、Cl2をzbと
比較して金種を判別する。金種が判断さ介 れると、第11図のA状態又はD状態のいずれかである
ので、状態フラグA又はDがセットされる。(ステップ
5200) −また、CRI、 CR2も同様にして金
種判別を行なうが、この場合は第11図のB状態又はC
状態であるので、状態フラグB又はCがセットされる。
その詳細は第1014(A) 、(B)(7)フローチ
ャートに示され、後述する。そして、判別された金種が
有る場合には状態フラグA−Dのうちの1つのみがセッ
トされているか否かを判断しくステップ5L1B) 、
他の位置でも金種が検出されることは正常紙幣の場合に
は起こり得ないので、異常判別報知部110に対して閂
別の異常を報知する(ステップ5120)。その後、又
はステップ5117で金種が無い場合には/iルス計数
メモリPGMをクリアしくステップ5121) 、ゾー
ンカウンタCOUの値が「3」であるか否かを判断する
(ステップSl!2) 、この場合、ゾーンカウンタC
Ouの値はステ、プ5115で「2」とされているので
、ステ、プS+02にリターンし、ステップ5IO4の
a=118.b=132.c=133.d−147で設
定されるゾーンZ3及びZ4の検出動作を同様に行なう
そして、ステップ5122に達した段階ではC00=3
となるので、ステップ5I19でオンされた点字状すか
しのフラグと、上述の動作でオンされた光学及び磁気の
フラグとが一致しているか否かを判別しくステップ51
23) 、一致している場合には該当する金種信号を出
力すると共に(ステップ5124) 、ゾーンカウンタ
GOU及びタイミングカウンタTPをリセットする(ス
テップ512B)。また点字状すかしの判別結果と光学
磁気の判別結果とが一致しない場合は、判定不一致の信
号を出力して異状判別報知部110から異常を報知する
(ステップ5125) 。
ステップ5200の金種判別は第10図(A)及び(B
)のフローに従って行なわれ、ゾーンカウンタCOUの
値が“■”の場合は同図(A)の処理を行ない、“1′
以外の場合は同図(B)の処理を行なう(ステップ52
01) 。
ゾーンカウンタCDUが“1”の場合、先ず計数メモリ
CLIの値を万円券の基準パルス値TZbと比較しくス
テップ5202) 、計数メモリCL2の値を万円券の
基準パルス値TZaと比較して(ステップ3208) 
、 当Mする時には万円券の点字状すかしフラグをオン
する〜(ステップ5214) 、また、該昌しない場合
は計数メモリCLI、C:L2の値を五千円券の基準パ
ルス値FZa、FZbと比較しくステップ5203.5
209)、該当する時には五千円券の点字状すかしフラ
グをオンする(ステップ5215) 、さらに、いずれ
も該当しない場合は計数メモリC:L1. Cl3の値
を千円券の基準パルス値OZa 、 OZb 、!:比
較シ(ステー/ブ5204.5210) 、該当する時
には千円券の点字状すかしフラグをオンする(ステップ
921B)。そして、いずれかの点字状すかしフラグが
オンされた場合は、itt図のA状態を示すフラグAを
オンする(ステップ5217) 、また、計数メモリC
RI及びCR2の値についても同様な処理が実行され(
ステップ5205〜S20? 、 5211−S213
 、5218〜5220) 、いずれかの金種のフラグ
がオンされた場合は第11図のD状態を示すフラグDを
オンする(ステップ5221) 、一方、ゾーンカウン
タC00の値が′“1 ”以外の場合には、上述と同様
に先ず計数メモリCLI、C:L2の値を万円券、玉子
円券、千円券の各基準パルス値TZb、TZa、FZb
、FZa、OZb、OZaと比較し、更に計数メモリC
RI、CR2についても同様な処理を行なう(ステップ
5230〜5241゜5243〜5248) 、そして
、いずれかの金種のフラグがオンされた場合は、第11
図の状態Bを示すフラグBをオンするか(ステップ52
42) 、状態Cを示すフラグCをオンする(ステップ
5249) 。
以上のようにして1点字状すかしによる紙幣の判別と光
学及び磁気による紙幣の判別とを比較し、総合的に紙幣
の種類を判別することができると共に、表裏、方向も判
別することができる。
なお、上述では紙幣についての動作を説明したが、他の
紙袋類についても同様に適用可能で4     ある。
(発明の効果) 以上のようにこの発明によれば、点字状すかしによって
搬送状態を検出するようにしているため、簡単な構成で
表裏、方向の判別ができる。また、センサの配置数も少
なくて済み、安価に構成できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は紙幣の点字状すかしとフォトセンサの位置関係
を示す図、第2図及び第3図はこの発明の実施例の概略
構成を示す図、第四はメモリの内部構成例を示す図、第
5図(A)及び(B)は点字状すかしの検出の様子を説
明するための図、第7図はこの発明の動作例を示すフロ
ーチャート、第7図(A)〜(C)は紙幣の磁気データ
の一例を示す図、第8図(A)〜(C)は紙幣の光学デ
ータの一例を示す図、第9図は点字状すかしの検出例を
示すフローチャート、第10図(A)及び(B)はその
中の金種判別の詳細を示すフローチャート、第11図は
紙幣の搬送状態を示す図である。 1・・・紙幣、21〜24・・・プーリ、31 、32
・・・ベル)、4.6・・・フォトセンサ、5.10・
・・磁気ヘッド、13.18・・・積分回路、 14.
19・・・AD変換器、4】・・・CPU 、 42・
・・メモリ、 101,102・・・フォトセンサ、 
 103,104・・・検知制御回路、105.toB
・・・ゲート回路、RPM・・・基準パルス値メモリ、
 OF・・・金種フラグ、 PCM・・・パルス計数メ
モリ、 COU・・・ゾーンカウンタ。 出願人代理人   安 形 雄 三 第 1 区 第 2 図 第 6 図 手続補正書(方t、) 昭和80年2月20日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 紙葉類の種類を示す点字状すかしを検出する光学センサ
    と、この光学センサが検出した点字状すかしに基づいて
    前記紙葉類の搬送される表裏及び又は方向を判別する判
    別手段とを具えたことを特徴とする紙葉類の搬送状態判
    別装 置。
JP59192179A 1984-09-13 1984-09-13 紙葉類の搬送状態判別装置 Granted JPS6170689A (ja)

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