JPS6168933A

JPS6168933A - パネル組立式地下室におけるシ−ル構造

Info

Publication number: JPS6168933A
Application number: JP59168437A
Authority: JP
Inventors: Jiro Kawamura; 河村　二郎
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-08-10
Filing date: 1984-08-10
Publication date: 1986-04-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、パネル同士を接合して組み立てりれるパネル
組立式地下室において、パネル接合部の７−ル構造に関
する。

（従来の技術）パネル組立式地下室では、パネル接合部のシール性、特
に水密性を確保することが不可欠となるのであろが、こ
の場合のシール構造として従来では、接合すべきパネル
同士の接合面間にゴムパツキン等を挟着させるようにし
ていた。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら従来のようにパツキン等を用いたシール構
造では、パネル同士の接合に際し、ボルト・ナツトの酩
・結具合によってパツキンが外にはみ出るなど、その挟
着状態にムラが生し、これが水蜜性を損ねる原因になっ
ｔこり、又、施工に際し、パツキン等をパネルの接合面
に接着剤でｔ反止めする必要があるために施工に手間が
要るし、パネルを接合して地下室として組み立てた状態
て゛、パツキン相互間に一本性かないためにパツキンの
接続部１こ継目が生じ、この継目によって水密性か損な
われるという問題があった。

（問題点を解決するための手段）本発明は、かかる従来の問題点を解決するｒこめに発明
されたもので、その目的とするところは、パネル接合部
のシールが確実シこ行なえるとともに、パネルを接合し
て地下室をま■み立てた状態で、各パネル間のシールか
継目なく一体に連続し、かつ施工に際してのシール作業
が簡単に行なえるようにしたシール構造を提供すること
にあり、この目的達成のための技術的手段として、本発
明では、パネル同士を接合して組み立てられるパネル組
立式地下室において、接合すべき各パネル間の少なくと
も一方のパネルの接合面にシール材充填用の溝条がそれ
ぞれ形成されるとともに、各パネルを接合した地下室の
組み立て状態で、前記各溝条同士が連通して各溝条に充
填したシール材が一体に連続するように形成された構成
を採用することとした。

（作用）従って、本発明の／−ル構造では、パネルの接合面に形
成したシール材充填用の溝条内にシール材を充填してパ
ネル同士を接合するだけの箇星な作業でパネル接合部の
シールができるし、しがちシール材は溝条に充填されて
いるために外にはみ出ることはないし、溝条の痒さによ
ってシール厚を大きくとれるためにシール効果が向上し
、更には、地下室を組み立てた状態で各溝条同士が連通
しているため一二各溝条内に充填されたシール材が継目
なく一体に連続し、どこにも継目のない完璧なシールが
施こせることになる。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面に示して説明する。

図において、１，２．３は床面用パネル、・Ｌ５．Ｇは
側壁面用パネル、７．８は妻側壁面用パネル、９．１０
．１１は天井面用パネルで、これ吟の各パネル１，２・
・・１０．１１を接合してパネル組立式地下室Ａを組み
立てることになる。

尚、前記各パネル１．２・・・１０．１１は、長方形状
のパネル材１２と、該パネル材１２の外縁部に沿ってチ
ャンネル型材により長方形状に枠（■みされた外枠１３
と、該外枠１３の中央部に渡したＨ型材に上るφ枠１４
と、で形成されている。

前記床面用パネルのうち両側のパネル１及３は、外枠１
３の両短辺上面１ａ、１ａ及３ａ、３ａと、外側長辺上
面１ｂ及３ｂと、内側長辺側面１ｃ及３ｃと、をそれぞ
れ接合面とし、この全接合面上にシール材充填用の溝条
２１及２３が無端に連続して２条に形成されている。又
、床面用パネルのうち中央のパネル２は、両短辺上面２
ａ、２ａと、両長辺側面２ｂ、２１＋と、を接合面とし
、前記両短辺上面２ａ、２ａ上に溝条２２，２２　が形
ｒ＆されている。

次に、側壁面用パネルのうち両側のパネル４及６は、短
辺上面４ａ及６ａと、短辺下面４ｂ及６ｂと、内側長辺
側面４ｃ及６ｃと、外側長辺内面４ｄ及６ｄと、を接合
面とし、１１７ｊ記内側長辺側面４Ｃ及６ｃと、外側長
辺内面４ｄ及６ｄと、にそれぞれ溝条２４及２６が１１
勿反されている。又、側壁面用パネルのうち中央のパネ
ル５は、短辺上面５ａと、短辺下面５ｂと、両長辺側面
５ｃ、５ｃと、を接合面とし、溝条は形成されていない
。

次に、妻側壁面用パネル７及８は、それぞれ短辺上面７
ａ及８ａと、短辺下面７ｂ及８ｂと、外側長辺側面７ｃ
及８ｃと、内１ｌｌｌＩ艮辺側面７ｄ及８ｄと、を接合
面とし、一方のパネル７の内側長辺側面７ｄに溝条２７
が形成されている。

又、天井面用パネル９．１０．１１は前記した床面用パ
ネル１，２．３と同様に形成されている。

尚、前記した各パネル１．２・・・１０．ＩＩの各接合
面には、ボルト締結用穴１５がそれぞれ形成され、この
場合、溝条を形成した接合面については、２条の溝条間
にボルト締結用穴１５を形成するようにしており、本実
施例では、第３図で例示した床面用パネル３の上うに、
外枠１３の外面に間隔１６．１６　　を保持して３本の
長尺材１７，１８．１９　を溶接して、この間隔１Ｇ、
Ｉ６　をＬ１４条２３．２３　　とし、かつ中央の長尺
材１ｄにボルト締結用穴１５を形成する五つにしている
。

尚、図中３０で示すものは天井重用パネル１１に形成し
た階段用の穴、３１は天窓用の穴、又、３２．３２は座
金、３３はボルト、３・１はナンドである。

そして、前記した各パネル１．２・・・１０．１１を用
いて地下室Ａを組み立てるには、まず、床面用パネル１
，２，３Ｉｅ−接合するしので、この場合、中央のパネ
ル２の両長辺側面２ｂ、２ｂに、両側のパネル１．３の
内側長辺側面１ｃ、３ｃを接合して床面用パネル１，２
．３同士を接合する。次に、この床面用パネル１，２．
３に対して側壁面用パネル４．５．６および妻側壁面用
パネル７．８　を接合するもので、この場合、側壁面用
パネルの中央パネル５の両艮辺側面５ｃ、５ｅに両側の
パネル４゜６の内側長辺側面４ｃｌｉｃ　を接合して、
１ＩＩｌｌ壁而用パネル４，５．６同士を接合するとと
もに、各側壁面用パネル４，５．Ｇの短辺下面４ｂ、５
ｂ、６ｂを床面用パネル１，２．３の短辺上面１ａ＋２
ａ。

３ａに接合し、かつ妻側壁面用パネル７．８の内ｌ１Ｉ
ｌ長辺側面７ｄ＋８ｄ同士を接合するとともに、外側長
辺側面７ｃ、８ｃを両側の壁面用パネル４゜６の外側長
辺内面４ｄ、６ｄにそれぞれ接合する。

次に、天井面用パネル９１１０．１１同士を前記した床
面用パネル１，２．３と同様にして接合するとともに、
両側の天井面用パネル９．１１　を側壁面用パネル４，
６の短辺上面４ａ、６ａおよび妻側、　　　　　　　！
ｉｌｊ′￥１ｔ＜４　Ｊｋ”・３　ｎ′ｉｉ“１１°°
・８ａ＋：＠＋し、かつ中央の天井面用パネル１０を側
壁面用パネル５の短辺上面５ａに接合して地下室へを組
み立てるものである。

そして、この場合、各パネルの接合に際しては、第４図
で例示した床面用パネル３と＋１ｌｌｌ壁面用パネル６
との接合のように、溝条２３にシール材２（）を山盛り
状態に充填したのち接合而となるパネル３の短辺上面３
ａとパネル６の短辺下面６ｂを而合し、ポル）３３をボ
ルト締結用穴１５．１５　に挿通して、これをナツト３
４で締結することになる。

従って、前述のようにして組み立てられた地下室Ａでは
、各パネル間において、接合すべき接合面間には溝条に
沿ってシール材２０が充填されているために接合面間は
このシール材２０によってシールされ、しかも各パネル
間において溝条同士が連通するために各溝条に充填した
シール材２０が一体に連続し、各パネル間のシール材２
０同士が継目なく一体に連続して各パネル接合部のシー
ルは完壁に施こされることになる。

・　ｊ以上、本発明の実施例を図面により説明したが、本発明
の具体的な構成は前記した実施例に限定されるものでは
ない。

例えば、接合すべき接合面間には少なくとも一方の接合
面に溝条が形成されていればよいが、両方の接合面にそ
れぞれＲ５条を形成してもよい、又、溝条は必ずしも２
条にする必要はなく、１条でもよいが、／−ルを確実に
する上から２条にした方が好ましい。

又、溝条の形成対象となる接合而についても、何ら実施
例に限定されるものではなく、例えば、第１図において
、床面用パネル１．２．３同士の接合部について、中央
のパネルの両便辺側面２ｂ、２ｂＩ：溝条を形成すれば
、両側のパネル１．３　の内側長辺側面１ｃ、３ｃに形
成した溝条２１，２３はなくてもよい。

尚、シール材としては、水蜜、気密性に富んだブチルゴ
ム、シリコン、ポリウレタン、ポリサルファイド、エポ
キシゴム、等の各種シーリング材やコーキング材を使用
できる。

（発明の効果）以上説明したように本発明によれば、パネルの接合作業
時に接合面に形成した溝条にシール材を充填するだけで
パネル接合部のシールが施せるし、溝条にシール材を充
填することからパネルの接合に伴なうボルト・ナツトの
締結によってシール材がはみ出たり、締結具合によって
ムラが生しるといったことはなく、又、溝条の深さによ
ってシール厚を大きくとれることから確実な／−ルが得
られるし、更には、各パネル間において）１６条が連通
しているので、二の溝条に充＠されたシール材が地下室
の組み立て状態で継目なく一体に連続し、全てのパネル
接合部を完壁にシールすることができろ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例のパネル組立式地下室の一部を示
す分解斜視図、第２図は該地下室の組立状態を示す斜視
図、第３図はパネルの一部斜視図、第４図はパネル接合
部の分解断面図である。１．２，３：床面用パネル４．５．６：側壁面用パネル７．８：友ｌ１ｌｌｌ壁而用パネル！Ｊ、Ｉｔ）、１１：天井面用パネル２０：シール材２１．２２，２３，２．１，２５，２Ｌ２７，２３：溝
簗＃’ｒ＝’ｆ出願人同村　二部

Claims

【特許請求の範囲】

１）パネル同士を接合して組み立てられるパネル組立式
地下室において、接合すべき各パネル間の少なくとも一
方のパネルの接合面にシール材充填用の溝条がそれぞれ
形成されるとともに、各パネルを接合した地下室の組み
立て状態で、前記各溝条同士が連通して各溝条に充填し
たシール材が一体に連続するように形成されたことを特
徴とするシール構造。