JPS6168763A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はＶＴＩ（、等の磁気記録再生装置のテープ引き
出し装置に関するものである。

〔発明の背景〕

従来のテープ引き出しは、テープ走行時に上下位置を規
制するガイドローラと水平面に対して傾斜したシリンダ
に正しくテープを巻付けるための傾斜ビンとを備えたテ
ープ案内体によってテープ走行所要位置までテープを移
動し位置決めしていた。ＶＨ８Ｃカセットの様に小さな
カセットからテープを引き出して従来と同一径のシリン
ダにテープを装填するには必然的に案内体移ｉＩ；ｈ経
路の曲率は小さくなる。すなわち第１図に示す様に傾斜
ビン８ａのテープ２に対する相対角度が大きくなり１巻
取トルクによるテープテンシ璽ンでテープが傾斜ビンに
沿ってセリ上りを起こしてガイドローラｂａのテープ上
下規制部分でテープが傷むという欠点があるっまた。カ
セット自体が小さく、テープ案内体３ａとリール台が近
接しているので従来のテンシランアーム構造は繰り出し
リール台とのラップを避けるため上下に犬を（ヒし、セ
ットの薄型化に不利である。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、前述の欠点を除去し、簡叫で小型化に
も有効なテープ引き出し機構を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は小型化を計ると同時に前述の欠点をなくするた
め、テープ案内体がテープを引き出すよりも先にテープ
引き出し体がカセットからテープを引き出し、案内経路
の曲率の小さな領域では案内体にテープを触れさせずに
ローディングし、上下規制ガイドや傾斜ビンの悪影響を
受けない様にすると同時に、このテープ引き出し体にテ
ンションサーボ機構を持たせることにより機構の簡略化
を計ったものである。

〔発明の実施例〕

本発明の実施例を図面を用いて説明する。第２図はテー
プがカセット内に収納されている状態を示す。所定の位
置に位置決めされたカセット１のテープ２はテープ案内
体３ａ　、３ｂがその案内溝４ａ　、４ｂに沿って移動
し、キャッチャ５ａ　、５ｂによってテープ走行所要位
置に位置決めされ固定する。テープ案内体３ａ　、　３
ｂは各々テープの上下位置を規制するガイド６　ａ。

６ｂと傾斜した回転ヘッドシリンターフにテープ２をね
じれを起こさない様に巻き付けるための傾斜ビン８ａ、
８ｂを有しているっテープ案内体３ａ、３ｂは回転ヘッ
ドシリンダ７の左右に装備されるがここでは曲率の小さ
い左側（４ａ）について説明する。カセット１にはテー
プ案内体３ａ　、３ｂと記録再生時にテープ２と接触し
適当なパックテンションを与えるテンションビン９が収
納されている。テンションビン９は回動自在のテンショ
ンアーム１０に植設され、該テンションアーム１υの一
部にテープ繰り出しり−ル１１に適当に巻回された帯状
部材１２の一端が回動自在に係合し、帯状部材１２の他
端は基板上に固定されている。３ギヤアーム１４はビン
１４ａを植立したアーム状部分とギヤ部から成り、前記
ビン１４ａは駆動ギヤ１５上に設けられたカム溝１５ａ
Ｋ係合しギヤ°部はテンシｌンアーム１０と噛み合りて
いる。ギヤアーム１４は弾性体１３によって一方向に付
勢され、テンションアームを回動付勢し既成のテンショ
ンサーボ機構を構成している。

一方、駆動ギヤ１５と同軸上に該駆動ギヤ１５と一体と
なって回動する押しアーム１６、該押しアーム１６に係
合する基板上のガイド溝１７と摺動係合するビン１８ａ
を有したリンク１８、一端を灰リンク１８と、他端をテ
ープ案内体３ａと連結する連結板１９とから成るテープ
案内体駆動装置が配されている。前記リンク１８に植立
したビン１８ａはテープ案内体３ａがテープ２をカセッ
ト１内に収納している時には基板上のガイド溝１７と離
間する様に配置され、駆動ギヤ１５が所定量回転後に前
記ガイド溝１７に当接係合し該ガイド溝１７に沿って拘
束され摺動し一連のリンクの姿勢を決定しテープ案内体
３ａを移動する様に構成されている。第３図はテープ２
をカセット１内から引き出す過程を示す。モーターによ
り減速機構（図示せず）を介して駆動ギヤ１５を回転し
、前述のカム溝１５ａに沿ってギヤアーム１４は回動し
該ギヤアーム１４のギヤ部によりテンノヨノアーム１０
は駆動され回動しカセット１内よりテンションビン９は
テープ２を引き出す。この間、前述のリンク１８に植立
したビン１８ａとガイド溝１７とは離間して２つテープ
案内体３ａｆｔ停止している。テンションビン９がテー
プ２をカセット１内から引き出した後、前述のビン１８
ａはガイド４１７に当接摺動しテープ楽内体３ａは移動
するも、テンションビン９が該テープ案内体３ａよりも
先行しているためにテープ案内体３ａに植設された傾斜
ビン８ａ（・まテープ２に接触；士ず傾斜ビン８ａによ
るテープせり上・り現象を防止している。第４図はテー
プ２が所定位置に装填された状態を示す。こり時、前記
テンションアームｌＯに係合しているギヤアーム１４に
植立したビン１４ａはカム溝１５ａからの拘束をちイｆ
））れ、弾性体１３の付、）＋力が前記テンションアー
ム１０に作用Ｌ　既にのテンンコンサーポ機口？審を溝
底する。

テープ２をカセット１の所定の位置にｌ又納する場合ら
引き出しの場合と同様に逆の動作により行なわ・１ｔ、
テープ案内体３ａがカセット１内に収納された後ンこテ
ンションビン９Ｘ・ま所定の位置に収坐し、傾斜ビン８
ａとテープ２は接触せず繰り出しリール１１のテープ巻
取り力によるテープテンション増大によってもテープせ
り上りを発生せず、テープ傷みは皆無である。

〔発明の効果〕

以上、本発明によれば、簡曝な構成でテープ保誤に有効
なテープ引き出し装置が得られ、しかもテンションサー
ボ＠構を持たせることにより機構の共用化及び薄型化に
も有効で一石二鳥の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はテープ案内体とテープの概略図、第２図は本発
明による一実施例を示すＶＴＲメカの停止状態を示す平
面図、第３図は同上ローディング途中を示す平面図、第
４図は同上記録再生状態を示す平面図である。 １・・・カセット　　　　２・・・テープ３ａ　、　３
ｂ・・・テープ案内体４ａ　、　４ｂ・・・案内溝５ａ
　、　５ｂ・・・キャッチャ　５ａ、５ｂ・・・ガイド
ローラ７・・・回転ヘッドシリンダ ８ａ　、　８ｂ・・・傾斜ビン　　９・・・テンション
ビン１０・・・テンションアーム １１・・・繰り出しリール台 １２・・・バンド　　　　　１３・・・弾性体１４・・
・ギヤアーム　　　１４ａ・・・ビン１５・・・駆動ギ
ヤ　　　　１５ａ・・・カム溝１６・・・押しアーム　
　　１７・・・ガイド溝グ　２　因 り　３　図 ｑ ケ　４　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、テープをカセット内より所要走行路まで引き出して
   記録再生を行なう装置において、テープ収納位置よりテ
   ープ走行所要位置まで移動し、テープの位置決めを行な
   うテープ案内体と、基板上の軸を中心に回動可能なアー
   ムと、該アームに植設した円柱状体と、前記回動アーム
   に少なくとも一方向へ回動付勢力を与える回動付勢手段
   とを備え、テープ装填時に前記回動アームを回動し、植
   設した円柱状体によりカセット内からテープを引き出し
   、その後、前記テープ案内体でテープ走行所要位置まで
   テープを移動、位置決めし、テープ収納時には、前記テ
   ープ案内体収納後に前記円柱状体が後退しテープをテー
   プ収納位置まで収納することを特徴とした磁気記録再生
   装置。 ２、前記回動アームに植設した円柱状体は磁気テープに
   接触し前記回動付勢力と、回動アームの一部に一端を回
   転自在に、他端を基板に固定し、繰り出しリール台に所
   定角度巻回された帯状部材とによりテープテンションを
   機械的にサーボ調整する様に構成した特許請求の範囲第
   １項記載の磁気記録再生装置。