JPS61680A - 羊毛製品の撥水撥油加工法 - Google Patents
羊毛製品の撥水撥油加工法Info
- Publication number
- JPS61680A JPS61680A JP59120609A JP12060984A JPS61680A JP S61680 A JPS61680 A JP S61680A JP 59120609 A JP59120609 A JP 59120609A JP 12060984 A JP12060984 A JP 12060984A JP S61680 A JPS61680 A JP S61680A
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- wool
- salt
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、羊毛製品の撥水撥油加工法に関するものであ
り、更に詳しくは、羊毛製品に特定化合物の存在下、特
定湿度条件下でフッ素系樹脂を吸尽させることによシ、
繊維に湊くかつ均一な樹脂被膜を形成させて撥水撥油性
能を付与する手段に関するものである。
り、更に詳しくは、羊毛製品に特定化合物の存在下、特
定湿度条件下でフッ素系樹脂を吸尽させることによシ、
繊維に湊くかつ均一な樹脂被膜を形成させて撥水撥油性
能を付与する手段に関するものである。
ρ)従来の技術
従来よシ、繊維製品に撥水撥油性や防汚性を付与するた
めに、フッ素系樹脂処理が行なわれており、該樹脂の付
与法としては、被処理物に該樹脂の水性ラテックヌ又は
有機溶剤溶液(以下樹脂液という)をスフ”レー又は樹
脂液中に被処理物を浸漬−脱水するなどして付着させた
後、乾燥熱処理して繊維表面にフィルムを形成させる手
段が通常実施されている。ところが、例えばスフ°レー
法でカーペットを処理する場合にはパイル内部にまで付
着させることができず、また浸漬法では脱水斑を惹起し
易く、いずれの方法においても処理斑を伴なう性能上の
問題を有しておシ、一方。
めに、フッ素系樹脂処理が行なわれており、該樹脂の付
与法としては、被処理物に該樹脂の水性ラテックヌ又は
有機溶剤溶液(以下樹脂液という)をスフ”レー又は樹
脂液中に被処理物を浸漬−脱水するなどして付着させた
後、乾燥熱処理して繊維表面にフィルムを形成させる手
段が通常実施されている。ところが、例えばスフ°レー
法でカーペットを処理する場合にはパイル内部にまで付
着させることができず、また浸漬法では脱水斑を惹起し
易く、いずれの方法においても処理斑を伴なう性能上の
問題を有しておシ、一方。
未処理部分をなくするために付着量を増大させると、該
樹脂が非常に高価であるため経済上好ましくないばかり
でなく、例えばカード、ギルでのローラーへの捲き付き
、精紡糸切れ等の紡績上のトラブル、編立て時における
穴。
樹脂が非常に高価であるため経済上好ましくないばかり
でなく、例えばカード、ギルでのローラーへの捲き付き
、精紡糸切れ等の紡績上のトラブル、編立て時における
穴。
あきの発生等加工上の問題を派生することとなる。塘た
、付着斑或は多量付着と共に、それに伴なう乾燥熱処理
温度の上昇も相俟って、と9わけ被処理物が羊毛製品で
ある場合には外観、風合が損われることが多い。更に、
樹脂液が有機溶剤溶成タイプである場合は言うに及ばず
、水性ラテックスタイプであっても一般には樹脂合成上
数%の有機溶剤を含有しているため、ヌプレー法或は浸
漬法で大量の処理を行なう場合には、臭気等の作業環境
上の問題と共に乾燥熱処理工程で引火、爆発等の危険性
を伴なう。
、付着斑或は多量付着と共に、それに伴なう乾燥熱処理
温度の上昇も相俟って、と9わけ被処理物が羊毛製品で
ある場合には外観、風合が損われることが多い。更に、
樹脂液が有機溶剤溶成タイプである場合は言うに及ばず
、水性ラテックスタイプであっても一般には樹脂合成上
数%の有機溶剤を含有しているため、ヌプレー法或は浸
漬法で大量の処理を行なう場合には、臭気等の作業環境
上の問題と共に乾燥熱処理工程で引火、爆発等の危険性
を伴なう。
また、吸尽法を採用すれば、処理液中の樹脂濃度が希薄
であり一般に均斉な吸着には望ましいものと考えられる
が、羊毛に対するフッ素系樹脂の吸着性は乏しく結局高
濃度の処、理液を用めざるを得す、しかも高価な樹脂が
残存する処理残液を廃棄する加工コスト上或は排水公害
上の問題点を派生する。
であり一般に均斉な吸着には望ましいものと考えられる
が、羊毛に対するフッ素系樹脂の吸着性は乏しく結局高
濃度の処、理液を用めざるを得す、しかも高価な樹脂が
残存する処理残液を廃棄する加工コスト上或は排水公害
上の問題点を派生する。
−r−t 発明が解決しようとする問題点上記スフ“
レー或はディップ法における処理斑、紡編織等の加工上
のトラブル、作業環境等の問題がなく、また吸尽法にお
いて乏しい吸着性を補うために高濃度処理液を用いるこ
とに伴なう処理残液の加工コスト上、排水公害上の問題
がなく、フッ素系樹脂が概ね完全かつ均一に吸尽、吸着
され、以て外観、風合等の繊維特性を損うことなく必要
最少量の樹脂が繊維表面に薄く、かつ均一な被膜を形成
して十分な撥水撥油、防汚性能を付与し得る手段を提供
する。
レー或はディップ法における処理斑、紡編織等の加工上
のトラブル、作業環境等の問題がなく、また吸尽法にお
いて乏しい吸着性を補うために高濃度処理液を用いるこ
とに伴なう処理残液の加工コスト上、排水公害上の問題
がなく、フッ素系樹脂が概ね完全かつ均一に吸尽、吸着
され、以て外観、風合等の繊維特性を損うことなく必要
最少量の樹脂が繊維表面に薄く、かつ均一な被膜を形成
して十分な撥水撥油、防汚性能を付与し得る手段を提供
する。
に)問題点を解決するための手段
本発明の目的は、羊毛製品が生成品の場合には酸、酸及
び塩、第四級アンモニウム塩型カチオン活性剤、又はポ
リアミドアミ/型カチオン活性剤を、また染色品の場合
には酸及び塩、又は塩を夫々処理液中に共存させ、O〜
100 ℃の温度条件下にフッ素系樹脂を吸尽させる手
段により、工業的有利に達成される0 以下に本発明の構成を詳述するが、先ず”フッ素’S樹
脂としては、パーフルオロアルキル基を結合含有する(
共)重′合体から何ら限定されることなく採用すること
ができ、例えば旭硝子■製のアサヒガードAG310、
AGa 40.”Aa410、AG430、A G 7
10、AG730、AG740.AG770、AG78
0、AG800等、大原パラジウム化学■製のパラガー
ド2q−,45、L−hl、0−400.514z等、
住友化学工業■製の7ミフルオイルE’M−’11%E
JVI−12、EM−21、EM−22等、三木理研■
製のリケンパランFGX−10、FGX−50廊、東海
製油■製のT、Sガードに−317,’に−100等、
大日本インキ■製のディックガードF−50.F−70
等の商品名で市販されているものを挙げることができる
。 本発明においては、かかるフッ素系樹脂水性ラ
テックスを被処理物重量に対して0.2〜9%、好まし
くは0.7〜5%使用することが望ましく、該ラテック
スを、該ラテックス中の樹脂分(固形分)が彼処゛理物
重量に対して0.1〜1.8%、好ましくは0.2〜1
.2%の範囲内になるように処理浴中に分散含有させる
ことが望ましい。
び塩、第四級アンモニウム塩型カチオン活性剤、又はポ
リアミドアミ/型カチオン活性剤を、また染色品の場合
には酸及び塩、又は塩を夫々処理液中に共存させ、O〜
100 ℃の温度条件下にフッ素系樹脂を吸尽させる手
段により、工業的有利に達成される0 以下に本発明の構成を詳述するが、先ず”フッ素’S樹
脂としては、パーフルオロアルキル基を結合含有する(
共)重′合体から何ら限定されることなく採用すること
ができ、例えば旭硝子■製のアサヒガードAG310、
AGa 40.”Aa410、AG430、A G 7
10、AG730、AG740.AG770、AG78
0、AG800等、大原パラジウム化学■製のパラガー
ド2q−,45、L−hl、0−400.514z等、
住友化学工業■製の7ミフルオイルE’M−’11%E
JVI−12、EM−21、EM−22等、三木理研■
製のリケンパランFGX−10、FGX−50廊、東海
製油■製のT、Sガードに−317,’に−100等、
大日本インキ■製のディックガードF−50.F−70
等の商品名で市販されているものを挙げることができる
。 本発明においては、かかるフッ素系樹脂水性ラ
テックスを被処理物重量に対して0.2〜9%、好まし
くは0.7〜5%使用することが望ましく、該ラテック
スを、該ラテックス中の樹脂分(固形分)が彼処゛理物
重量に対して0.1〜1.8%、好ましくは0.2〜1
.2%の範囲内になるように処理浴中に分散含有させる
ことが望ましい。
次に、処理浴中に適宜存在させる特定化合物、即ち酸、
塩、カチオン活性剤について説明する。酸としては、硫
酸、塩酸、硝酸、炭酸、 燐酸、 5In、チオ硫酸、
チオシアン酸、塩素酸等の無機醸、蟻酸、酢酸、リンゴ
酸。
塩、カチオン活性剤について説明する。酸としては、硫
酸、塩酸、硝酸、炭酸、 燐酸、 5In、チオ硫酸、
チオシアン酸、塩素酸等の無機醸、蟻酸、酢酸、リンゴ
酸。
酒石酸、マレイン酸、クエン酸、蓚酸、エチレンジアミ
/四酢酸、アミノ酸類等の有機′酸を挙げることができ
、かかる酸の使用量としては、生成品の場合には塩を併
用するとしないとに拘らず処理液pHが6以下、好まし
くは5以下、また染色品の場合には塩の共存下において
pHが3〜6好ましくは3.5〜5の範囲内になるよう
に使用することが望ましい。
/四酢酸、アミノ酸類等の有機′酸を挙げることができ
、かかる酸の使用量としては、生成品の場合には塩を併
用するとしないとに拘らず処理液pHが6以下、好まし
くは5以下、また染色品の場合には塩の共存下において
pHが3〜6好ましくは3.5〜5の範囲内になるよう
に使用することが望ましい。
また塩としては、上記無機酸又は有機酸のナトリウム、
カリウムなどのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、その
他の金属塩を挙げることができるが、染色品に対して塩
を単独使用する場合には、強酸と強塩基からなる塩を用
いることが本発明の目的達成上望ましい。かかる塩の使
用量(酸と併用する場合にはその合計使用量)としては
被処理物重量に対して0.1〜20%、好ましくは0.
5〜ion、更に好ましくは1〜5%の範囲内に設定す
ることが望ましい。
カリウムなどのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、その
他の金属塩を挙げることができるが、染色品に対して塩
を単独使用する場合には、強酸と強塩基からなる塩を用
いることが本発明の目的達成上望ましい。かかる塩の使
用量(酸と併用する場合にはその合計使用量)としては
被処理物重量に対して0.1〜20%、好ましくは0.
5〜ion、更に好ましくは1〜5%の範囲内に設定す
ることが望ましい。
また、第四級アンモニウム塩型カチオン活性剤としては
、下記一般式で表わされるものであり、該化合物の使用
量としては被処理物重量に対して0.1〜3%、好まし
くは0.2〜2%の範囲内に設定することが望ましい。
、下記一般式で表わされるものであり、該化合物の使用
量としては被処理物重量に対して0.1〜3%、好まし
くは0.2〜2%の範囲内に設定することが望ましい。
(但し、R1はC15以下の脂肪族炭化水素基、R2及
ヒR3はC1〜4 のアルキル基又はヒドロキシアルキ
ル基、R4はC1〜4の脂肪族炭化水素基もしくはヒド
ロキシアルキル基、又はベンジル基、Xはへロゲ/、酢
酸、燐酸、硝酸、メチル硫酸基から選ばれるアニオンで
ある。)なお、R1がC+3以下のものが好ましく、ラ
ウリルトリメチルア/モニウムクロライド、ラウリルジ
メチルベンジルアノモニウムクロライド、ラウリルジヒ
ドロキシエチルベ7ジルアンモニ1クムクロライド等を
例示することができる。また、ポリアミドアミン型カチ
オン活性剤と臀では、松本油脂製薬■製のゾンテス60
8A、TC−816、ビスターFR−220、シン?ス
TA46.0−15.第一工業製薬■製のタフロンAC
H,82OA%5−15、AS、タフロンジュール、丸
菱油化■製のベビナー715.−801、一方針油脂特
製のビクロノ90、ロンサ4xVK−103、へ/ケル
白水■製ノBe1fasin 615、三洋化戒■製の
サラ1ノールAC1吉村油化学■製のソフト口/F C
−28、FC−186などの商品名で市販されているも
のを挙げることができ、該化合物の使用量としては0.
05〜2重量%、好ましくは0.1〜1%が適当である
。
ヒR3はC1〜4 のアルキル基又はヒドロキシアルキ
ル基、R4はC1〜4の脂肪族炭化水素基もしくはヒド
ロキシアルキル基、又はベンジル基、Xはへロゲ/、酢
酸、燐酸、硝酸、メチル硫酸基から選ばれるアニオンで
ある。)なお、R1がC+3以下のものが好ましく、ラ
ウリルトリメチルア/モニウムクロライド、ラウリルジ
メチルベンジルアノモニウムクロライド、ラウリルジヒ
ドロキシエチルベ7ジルアンモニ1クムクロライド等を
例示することができる。また、ポリアミドアミン型カチ
オン活性剤と臀では、松本油脂製薬■製のゾンテス60
8A、TC−816、ビスターFR−220、シン?ス
TA46.0−15.第一工業製薬■製のタフロンAC
H,82OA%5−15、AS、タフロンジュール、丸
菱油化■製のベビナー715.−801、一方針油脂特
製のビクロノ90、ロンサ4xVK−103、へ/ケル
白水■製ノBe1fasin 615、三洋化戒■製の
サラ1ノールAC1吉村油化学■製のソフト口/F C
−28、FC−186などの商品名で市販されているも
のを挙げることができ、該化合物の使用量としては0.
05〜2重量%、好ましくは0.1〜1%が適当である
。
なお、上記酸、塩並びに第四級アンモニウム塩型及びポ
リアミドアミン型カチオン活性剤はそれぞれ単独で或は
適宜併用して用いることができるが、特に生成品に対し
ては酸単独使用又は酸及び塩を併用し、かつ処理液pH
を6以下、好ましくは5以下に調整することにより、ま
た染色品に対しては硫酸ソーダ単独使用又は酸と塩を併
用し、かつp H−’a〜6、好ましくは3.5〜5に
調整することによシ、少量の特定化合物及びフッ素糸樹
脂の使用量で本発明の目的を効果的に達成させることが
できるので望ましい。
リアミドアミン型カチオン活性剤はそれぞれ単独で或は
適宜併用して用いることができるが、特に生成品に対し
ては酸単独使用又は酸及び塩を併用し、かつ処理液pH
を6以下、好ましくは5以下に調整することにより、ま
た染色品に対しては硫酸ソーダ単独使用又は酸と塩を併
用し、かつp H−’a〜6、好ましくは3.5〜5に
調整することによシ、少量の特定化合物及びフッ素糸樹
脂の使用量で本発明の目的を効果的に達成させることが
できるので望ましい。
次に、処理法について詳述するが、先ず処理温度として
は0〜100 ℃ 、好ましくは10〜55υの範囲内
に設定することが必要であり、かかる温度範囲を外れる
場合には1本発明にお込て採用する特定の化合物を共存
させてもフッ素系樹脂を効率的に吸尽させることはでき
ない。また処理時間としては、一般に特定化合物の添加
量を少なくし長時間処刑する方が均一な吸尽が可能にな
るが、実用的には5〜60分間、好ましくは10〜30
分間の範囲内に設定することが望ましい。なお、上記処
理け、生成品に対しては染色と同時に行なうこともでき
る。
は0〜100 ℃ 、好ましくは10〜55υの範囲内
に設定することが必要であり、かかる温度範囲を外れる
場合には1本発明にお込て採用する特定の化合物を共存
させてもフッ素系樹脂を効率的に吸尽させることはでき
ない。また処理時間としては、一般に特定化合物の添加
量を少なくし長時間処刑する方が均一な吸尽が可能にな
るが、実用的には5〜60分間、好ましくは10〜30
分間の範囲内に設定することが望ましい。なお、上記処
理け、生成品に対しては染色と同時に行なうこともでき
る。
なお、樹脂を繊維全体に薄くかつ均一に付与する上で、
@記特定化合物を後添加することが望ましい。かかる後
添加の方法として゛は、全処理時間の概ね1/8時間経
過後、1度に或は微塵に分割して処理洛中に添加する。
@記特定化合物を後添加することが望ましい。かかる後
添加の方法として゛は、全処理時間の概ね1/8時間経
過後、1度に或は微塵に分割して処理洛中に添加する。
また、処理後の繊維製品は、繊維表面への異常な吸尽を
防ぐため或は特定化合物を除去するため、処理後に水洗
等洗浄することが望ましい。
防ぐため或は特定化合物を除去するため、処理後に水洗
等洗浄することが望ましい。
なお、羊毛製品としては羊毛単一品はもとよシ場合によ
シ羊毛とナイロ/、ポリエヌテル、レーヨン、アセテー
ト、木綿等の他繊維との混用品でも構わず、またその被
処理形態としては、バラ毛、トップ、紹1、チーズ、編
織物など何ら限定されることなく適用することができる
○なお、本発明でいう羊毛とは、通常の羊毛のほかに、
モヘア、カシミヤ、アルバカ、ビキュナ、ア7ゴラ等の
獣毛m維も含むものである。
シ羊毛とナイロ/、ポリエヌテル、レーヨン、アセテー
ト、木綿等の他繊維との混用品でも構わず、またその被
処理形態としては、バラ毛、トップ、紹1、チーズ、編
織物など何ら限定されることなく適用することができる
○なお、本発明でいう羊毛とは、通常の羊毛のほかに、
モヘア、カシミヤ、アルバカ、ビキュナ、ア7ゴラ等の
獣毛m維も含むものである。
(ハ) 作 用
かかる本発明に係る手段の採用によって、本発明の目的
が達成される理由は明らかでないが、処理浴中に特定化
合物を存在させ、かつ特定の温度条件等を採択すること
によシ。
が達成される理由は明らかでないが、処理浴中に特定化
合物を存在させ、かつ特定の温度条件等を採択すること
によシ。
羊毛繊維表面へフッ素系樹脂が該樹脂の希薄尽され、以
て薄くかつ均一な樹脂被膜を形成させ得るものと推察さ
れる。
て薄くかつ均一な樹脂被膜を形成させ得るものと推察さ
れる。
(′l 実施例
以下に実施例を示し、本発明を更に具体的に説明するが
、本発明はこれらの実施例の記載によってその範囲を同
等限定されるものではない。なお、実施例に記載する部
及び百分率は特に断りのない限り重量基準で示す。また
、撥水性及び撥油性の結果は次の試験法により測定した
。
、本発明はこれらの実施例の記載によってその範囲を同
等限定されるものではない。なお、実施例に記載する部
及び百分率は特に断りのない限り重量基準で示す。また
、撥水性及び撥油性の結果は次の試験法により測定した
。
(1)@水性(級)
下表記載の標準溶液を、試料上に注意深く一滴(約0.
05 wt/ )置き、10秒間放置して、試料に浸透
しない標準溶液組成に対応する撥水性(l&)を求める
。
05 wt/ )置き、10秒間放置して、試料に浸透
しない標準溶液組成に対応する撥水性(l&)を求める
。
(2)@油性(級)
AATCC−118に準する。
即ち、水平に広げた試料の表面に、下表に示された試薬
を一滴置き、30秒後の浸透状態により判定する。
を一滴置き、30秒後の浸透状態により判定する。
実施例 1
羊毛100%からなる天竺編地(2/40’S)を湯洗
(60℃X15分間)、水洗、脱水、乾燥(75’CX
60分間)して生成品用試料を、また該生成品を下記処
方で染色(60℃から100υまで40分間で昇温後、
100υ×40分間)シ、永洗、脱水、乾燥(75C×
60分間)して染色品用試料を夫々準備した。
(60℃X15分間)、水洗、脱水、乾燥(75’CX
60分間)して生成品用試料を、また該生成品を下記処
方で染色(60℃から100υまで40分間で昇温後、
100υ×40分間)シ、永洗、脱水、乾燥(75C×
60分間)して染色品用試料を夫々準備した。
(染色処方)
Sandolan Fast Blue P−L(サン
)−([製)0・5 °、w、f・Avolan SC
(ハイエ/嘩製 均染剤)1.0 “酢 酸
8.0〃酢醜ソー
ダ 1.0 〃A
volan IW (t<イエkmlll 分散剤)
’1 ’/’浴 比 1:50 得られた試料に水を添加(浴比1:80)した後、アサ
ヒガードAG810(固形分2996品)を8.0%o
、w、f、添加し85 ′CX 80分間処理した。こ
の時、酢酸2%o、w、f、及び酢酸ソーダ1%o0w
、f、を、処理開始後5分と10分経過後に2分割して
処理液中に添加(最終的なpHは46)した。
)−([製)0・5 °、w、f・Avolan SC
(ハイエ/嘩製 均染剤)1.0 “酢 酸
8.0〃酢醜ソー
ダ 1.0 〃A
volan IW (t<イエkmlll 分散剤)
’1 ’/’浴 比 1:50 得られた試料に水を添加(浴比1:80)した後、アサ
ヒガードAG810(固形分2996品)を8.0%o
、w、f、添加し85 ′CX 80分間処理した。こ
の時、酢酸2%o、w、f、及び酢酸ソーダ1%o0w
、f、を、処理開始後5分と10分経過後に2分割して
処理液中に添加(最終的なpHは46)した。
上記処理後の生成品試料を水洗、脱水、乾燥(110℃
X40分間)して供試試料(2)を、また水洗後に前記
処方に従って染色した後、水洗、脱水、乾燥して供試試
料(3)を作製した。
X40分間)して供試試料(2)を、また水洗後に前記
処方に従って染色した後、水洗、脱水、乾燥して供試試
料(3)を作製した。
また処理後の染色品試料を上記と同様に水洗。
脱水、乾燥して供試試料(5)を、また水洗後にオイリ
ング(ビスターFR−220を製品で2%0、W、f、
添加処理)する外は同様にして供試試料(6)を作製し
た。
ング(ビスターFR−220を製品で2%0、W、f、
添加処理)する外は同様にして供試試料(6)を作製し
た。
得られた4種類の供試試料と共に処理液中に酢酸及び酢
酸ソーダを添加しない比較試料(1及び4)について、
撥水性及び撥油性を評価した結果を第1表に示す。
酸ソーダを添加しない比較試料(1及び4)について、
撥水性及び撥油性を評価した結果を第1表に示す。
第1表
上表より、本発明に係る特定化合物を処理浴中に添加す
ることによシ、撥水撥油性能が顕著に改善されることが
理解される。
ることによシ、撥水撥油性能が顕著に改善されることが
理解される。
また、処理後生成品を染色しても、また処理後染色品を
オイリングしても性能は殆ど低下しないことが理解され
る。
オイリングしても性能は殆ど低下しないことが理解され
る。
実施例 2
アサヒガードAG810の代シにリケンパランFGX−
10(固形分30%品)0.5%0.W、f、及びアサ
ヒガードAC−7a O(固形分14%品)1.0%o
、w、f、を用い、処理後の染色品試料の乾燥条件(1
10′CX40分間)を、予備乾燥(85℃×40分間
)後、キユアリ7グ(120℃XS分間)に変える外は
実施例1(染色品)と同様にして供試試料(8及び11
)を、また特定化合物を酢酸2%o0w、f、及び酢酸
ソーダ1%o0wf。
10(固形分30%品)0.5%0.W、f、及びアサ
ヒガードAC−7a O(固形分14%品)1.0%o
、w、f、を用い、処理後の染色品試料の乾燥条件(1
10′CX40分間)を、予備乾燥(85℃×40分間
)後、キユアリ7グ(120℃XS分間)に変える外は
実施例1(染色品)と同様にして供試試料(8及び11
)を、また特定化合物を酢酸2%o0w、f、及び酢酸
ソーダ1%o0wf。
に代えて硫酸ソーダ5%o、w、f、を用いる外は上記
と同様にして供試試料(9及び12)をf′11:製し
た。
と同様にして供試試料(9及び12)をf′11:製し
た。
評価結果を、比較試料(7及び10)と共に第2表に示
す。
す。
第2表
上表から1本発明の効果が明瞭に理解される。
実施例 3
フッ素系樹脂としてアサヒガードAG−780を2.0
0・w、 f・用い、第3表記載の様に特定化合物を種
々に変化させる外は実施例2と同様(オイリングなし)
にして、供試試料を作製した。
0・w、 f・用い、第3表記載の様に特定化合物を種
々に変化させる外は実施例2と同様(オイリングなし)
にして、供試試料を作製した。
評価結果を第3表に併記する。
第3表より、羊毛染色品に対しては、特定化合物として
酸及び塩、又は塩を処理浴中に存在させることによシ、
撥水撥油性能が顕著に改善される事実が理解される。
酸及び塩、又は塩を処理浴中に存在させることによシ、
撥水撥油性能が顕著に改善される事実が理解される。
実施例 4
染色品の代りに生成品を用いる外は実施例8と同様にし
て、供試試料を作製した。
て、供試試料を作製した。
評価結果を第4表に示す。
第4表よシ、本発明の効果が明瞭に理解される0
実施例 5
羊毛100%のバラ毛を常法に従いオーバーマイヤー染
色し、湯洗後、浴比l:20の水に実施例2記載のフッ
素系樹脂を添加し、オーバーマイヤー染色機中で35
’CX 30−分間処理゛した。この時7.5分後と1
5分後に2分割して硫酸ソーダ5%o0w、f、を添加
した。
色し、湯洗後、浴比l:20の水に実施例2記載のフッ
素系樹脂を添加し、オーバーマイヤー染色機中で35
’CX 30−分間処理゛した。この時7.5分後と1
5分後に2分割して硫酸ソーダ5%o0w、f、を添加
した。
処理後、水洗、オイリング(松本油脂製薬■製TC−s
16/テロンUEを製品で0.515%o、w、f、添
加、85 ℃ X 10分間処理、ピックアップ35%
)、予備乾燥(サクショ7方式;%式% 5分間)した後、セミ梳毛紡績方式で115/Sの紡績
糸を作シ、1/1 oaタフト機を用いてカットパイル
カーペットを作製し、バッキング処理後、製品化した。
16/テロンUEを製品で0.515%o、w、f、添
加、85 ℃ X 10分間処理、ピックアップ35%
)、予備乾燥(サクショ7方式;%式% 5分間)した後、セミ梳毛紡績方式で115/Sの紡績
糸を作シ、1/1 oaタフト機を用いてカットパイル
カーペットを作製し、バッキング処理後、製品化した。
得られたカーベントの撥水性は4.5級、撥油性は4級
であり、また、各加工プロセス上もトラブルはなかった
。なお、比較のために特定化合物の添加を省略する外は
上記と同様にして作製したカーペットの撥水性は1級、
撥油性は1級未満であった。
であり、また、各加工プロセス上もトラブルはなかった
。なお、比較のために特定化合物の添加を省略する外は
上記と同様にして作製したカーペットの撥水性は1級、
撥油性は1級未満であった。
実施例 6
羊毛100%の2/86’S糸を常法に従い回転バック
染色し、水洗後、実施例1記載のフッ素系樹脂を8.5
%o、w、f、i加し、回転バック染色機中で50 ’
CX 80分間(浴比1:40)処理した。この時、5
.10.15分後に3分割して実施例1記載の特定化合
物を添加した。
染色し、水洗後、実施例1記載のフッ素系樹脂を8.5
%o、w、f、i加し、回転バック染色機中で50 ’
CX 80分間(浴比1:40)処理した。この時、5
.10.15分後に3分割して実施例1記載の特定化合
物を添加した。
処理後、水洗、オイリング(松本油脂製薬■製ヒスp−
FR−220/7−!I 77TW−60を製品で1.
2 / 1%o0w、f、添加、40 ℃ X 10分
間処理、ピックアップ40%)、乾燥熱処理(105c
X60分間)した後、7G片袋編セーターをfHii!
した。
FR−220/7−!I 77TW−60を製品で1.
2 / 1%o0w、f、添加、40 ℃ X 10分
間処理、ピックアップ40%)、乾燥熱処理(105c
X60分間)した後、7G片袋編セーターをfHii!
した。
得られた七−グーの撥水性、撥油性は共に5級を示し、
また編成時のトラブルもなかった。
また編成時のトラブルもなかった。
なお、特定化合物の添加を省略した比較試料の撥水性、
撥油性は共に2Mであった。
撥油性は共に2Mであった。
(ト)発明の効果
上述の如く、羊毛繊維表面に薄くかつ均一なフッ素系樹
脂被膜を形成させることができ、以て外観、風合等の繊
維特性が損われることなく、また後続の紡編織等加工上
のトラブルの懸念なしに撥水撥油、防汚性能を付与し得
る工業的有利な技術手段を提供し得る点が、本発明の特
筆すべき効果である。遼た、綿状、糸状、編織物状等の
いずれの加工段階でも処理することができ、また作業環
境、残廃液処理、安全上の問題なく工業的規模で実施で
きる点も、本発明の利点である。
脂被膜を形成させることができ、以て外観、風合等の繊
維特性が損われることなく、また後続の紡編織等加工上
のトラブルの懸念なしに撥水撥油、防汚性能を付与し得
る工業的有利な技術手段を提供し得る点が、本発明の特
筆すべき効果である。遼た、綿状、糸状、編織物状等の
いずれの加工段階でも処理することができ、また作業環
境、残廃液処理、安全上の問題なく工業的規模で実施で
きる点も、本発明の利点である。
かかる本発明方法によシ撥水撥油、防汚性能の付与され
た羊毛繊維製品は、特に衣料、インテリア商品等として
、一段と付加価値が高められることとなった。
た羊毛繊維製品は、特に衣料、インテリア商品等として
、一段と付加価値が高められることとなった。
手続補正書LV’り
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、羊毛生成品に、酸、酸及び塩、第四級アンモニウム
塩型カチオン活性剤、又はポリアミドアミン型カチオン
活性剤の存在下、0〜 100℃の温度でフッ素系樹脂を吸尽させることを特徴
とする羊毛製品の撥水撥油加工法。 2、酸、酸及び塩、第四級アンモニウム塩型カチオン活
性剤、又はポリアミドアミン型カチオン活性剤を後添加
する特許請求の範囲第1項記載の撥水撥油加工法。 3、羊毛染色品に、酸及び塩、又は塩の存在下、0〜1
00℃の温度でフッ素系樹脂を吸尽させることを特徴と
する羊毛製品の撥水撥油加工法。 4、酸及び塩、又は塩を後添加する特許請求の範囲第3
項記載の撥水撥油加工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59120609A JPS61680A (ja) | 1984-06-11 | 1984-06-11 | 羊毛製品の撥水撥油加工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59120609A JPS61680A (ja) | 1984-06-11 | 1984-06-11 | 羊毛製品の撥水撥油加工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61680A true JPS61680A (ja) | 1986-01-06 |
JPH0532515B2 JPH0532515B2 (ja) | 1993-05-17 |
Family
ID=14790478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59120609A Granted JPS61680A (ja) | 1984-06-11 | 1984-06-11 | 羊毛製品の撥水撥油加工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61680A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5126138A (en) * | 1988-07-19 | 1992-06-30 | Dow Corning Corporation | Antimicrobial flourochemically treated plastic (nylon) surfaces |
JP2006291372A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Meisei Kagaku Kogyo Kk | 繊維構造物の撥水加工方法および当該方法により撥水加工された繊維構造物 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS504632A (ja) * | 1972-09-29 | 1975-01-18 | ||
JPS5018370A (ja) * | 1973-06-22 | 1975-02-26 | ||
JPS58126372A (ja) * | 1982-01-23 | 1983-07-27 | 第一工業製薬株式会社 | 繊維製品仕上処理用組成物およびそれを用いる繊維製品の撥水撥油仕上処理方法 |
JPS6088178A (ja) * | 1983-10-14 | 1985-05-17 | 旭硝子株式会社 | 撥水撥油性繊維の製造法 |
-
1984
- 1984-06-11 JP JP59120609A patent/JPS61680A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS504632A (ja) * | 1972-09-29 | 1975-01-18 | ||
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JPS6088178A (ja) * | 1983-10-14 | 1985-05-17 | 旭硝子株式会社 | 撥水撥油性繊維の製造法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5126138A (en) * | 1988-07-19 | 1992-06-30 | Dow Corning Corporation | Antimicrobial flourochemically treated plastic (nylon) surfaces |
JP2006291372A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Meisei Kagaku Kogyo Kk | 繊維構造物の撥水加工方法および当該方法により撥水加工された繊維構造物 |
JP4667935B2 (ja) * | 2005-04-07 | 2011-04-13 | 明成化学工業株式会社 | 繊維構造物の撥水加工方法および当該方法により撥水加工された繊維構造物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0532515B2 (ja) | 1993-05-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |