JPS6166726A - 軟質塩化ビニル系樹脂成形品の表面処理剤 - Google Patents
軟質塩化ビニル系樹脂成形品の表面処理剤Info
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- JPS6166726A JPS6166726A JP18915184A JP18915184A JPS6166726A JP S6166726 A JPS6166726 A JP S6166726A JP 18915184 A JP18915184 A JP 18915184A JP 18915184 A JP18915184 A JP 18915184A JP S6166726 A JPS6166726 A JP S6166726A
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- Japan
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- surface treatment
- acrylate
- film
- oligomer
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の属する技術分野」
本発明は、軟質塩化ビニル系樹脂成形品の&+L処理剤
に関するものである。更に詳しくは、軟質塩化ビニル系
樹脂成形品の表面に、可塑剤の移行を防止し、成形品表
面の汚染を防1卜し、がっ、耐水性を与える゛紫外線硬
化性被膜を形成することができる、表面処理剤に関する
ものである。
に関するものである。更に詳しくは、軟質塩化ビニル系
樹脂成形品の表面に、可塑剤の移行を防止し、成形品表
面の汚染を防1卜し、がっ、耐水性を与える゛紫外線硬
化性被膜を形成することができる、表面処理剤に関する
ものである。
「従来の技術J
塩化ビニルMtM脂は、比較的安価で、化学的変化をお
こしにくく、可塑剤をその量を変えて配合することによ
り、硬質から軟質まで広範囲に性質を変えることができ
る。そして例えば硬質のパイプ、床材、シート、フィル
ム、軟質のビニルクロス、繊維、壁材、シート、フィル
ム、日用品雑貨等、硬軟ともに多くの用途がある。
こしにくく、可塑剤をその量を変えて配合することによ
り、硬質から軟質まで広範囲に性質を変えることができ
る。そして例えば硬質のパイプ、床材、シート、フィル
ム、軟質のビニルクロス、繊維、壁材、シート、フィル
ム、日用品雑貨等、硬軟ともに多くの用途がある。
しかし、可ffi剤を多量配合した軟質塩化ビニル系樹
脂成形品は、長期間経過すると、可塑剤が成形品表面に
ブリード・アウトし、他の物質に移行したり、水や溶剤
などに抽出されるなどして、好ましくない現象を呈する
という欠点がある。
脂成形品は、長期間経過すると、可塑剤が成形品表面に
ブリード・アウトし、他の物質に移行したり、水や溶剤
などに抽出されるなどして、好ましくない現象を呈する
という欠点がある。
例えば、A B S 41(脂、耐衝撃性ポリスチレン
又は一般用ポリスチレン等のスチレン系4J(litよ
りなるテレビジ1ン、ビデオデツキ、パーソナルフンビ
ニ−ター等の電気製品の/1ウノングに、軟質塩化ビニ
ル系樹脂成形品が接触すると、ノ1ウノングに可塑剤が
移行する。この移行により、ハウソングには汚染斑が生
じたり、亀裂が生じたりして美観を損ね、商品価値を萱
しく低下させ、場合によっては機能を低下させることも
あ°る。
又は一般用ポリスチレン等のスチレン系4J(litよ
りなるテレビジ1ン、ビデオデツキ、パーソナルフンビ
ニ−ター等の電気製品の/1ウノングに、軟質塩化ビニ
ル系樹脂成形品が接触すると、ノ1ウノングに可塑剤が
移行する。この移行により、ハウソングには汚染斑が生
じたり、亀裂が生じたりして美観を損ね、商品価値を萱
しく低下させ、場合によっては機能を低下させることも
あ°る。
また、軟質塩化ビニルJiII樹脂よりなる成形品が、
床材、壁材などの内装材料、農業用/Sウスの被覆質材
やテントなどの屋外で使用されるものである場合は、成
形品表面にブリード・アウトした可塑剤に、塵埃が付着
して汚染されるという欠点がある。成形品が包装用に使
用されるフィルムである場合には、ブリード・アウトし
た可塑剤がフィルムへの印刷性を低下させたり、ヒート
シール法によって接着した部分の強度を低下させる。
床材、壁材などの内装材料、農業用/Sウスの被覆質材
やテントなどの屋外で使用されるものである場合は、成
形品表面にブリード・アウトした可塑剤に、塵埃が付着
して汚染されるという欠点がある。成形品が包装用に使
用されるフィルムである場合には、ブリード・アウトし
た可塑剤がフィルムへの印刷性を低下させたり、ヒート
シール法によって接着した部分の強度を低下させる。
更に、成形品が防水帆布テント、簡易水槽、止水板、遮
水シートなどの耐水性が要求される用途に使用された場
合には、雨水の影響によって可塑剤が流亡され、成形品
は白化したり、もろくなって破損するなどの問題が生起
する。
水シートなどの耐水性が要求される用途に使用された場
合には、雨水の影響によって可塑剤が流亡され、成形品
は白化したり、もろくなって破損するなどの問題が生起
する。
これらの問題を解決する方法として、軟質塩化ビニル系
樹脂成形品の表面を、特定の樹脂や塗料で被覆する手法
が提案されている0例えば特公昭46−29639号公
報、特公昭50−28117公報等には、軟質塩化ビニ
ル系樹脂成形品の表面に、アクリル系樹脂を塗布する方
法が提1&されている。′:!−らに、特公昭52−8
214号公報には、官能基を有するビニル量/マー共重
合体の溶剤溶液に、インシアネートまたはメラミン樹脂
を架倫剤として加え、軟質ポリ塩化ビニルフィルムに塗
布し、フィルム上で部分架−させる方法が提案されてい
る。
樹脂成形品の表面を、特定の樹脂や塗料で被覆する手法
が提案されている0例えば特公昭46−29639号公
報、特公昭50−28117公報等には、軟質塩化ビニ
ル系樹脂成形品の表面に、アクリル系樹脂を塗布する方
法が提1&されている。′:!−らに、特公昭52−8
214号公報には、官能基を有するビニル量/マー共重
合体の溶剤溶液に、インシアネートまたはメラミン樹脂
を架倫剤として加え、軟質ポリ塩化ビニルフィルムに塗
布し、フィルム上で部分架−させる方法が提案されてい
る。
しかしながら、上記改良法に従って成形品表面に形成さ
れる被膜は、いずれも熱可塑性樹脂を主体としたもので
あるため、使用時または使用前の保管の際の雰囲気温度
が^い場合には、可塑剤等の成形品表面へのブリード・
アウトを防止するのに充分でなく、所望の性能を発揮し
得ないという欠点があった。
れる被膜は、いずれも熱可塑性樹脂を主体としたもので
あるため、使用時または使用前の保管の際の雰囲気温度
が^い場合には、可塑剤等の成形品表面へのブリード・
アウトを防止するのに充分でなく、所望の性能を発揮し
得ないという欠点があった。
これらの欠、くを改良するために、例えば特開昭55−
161826号公報には、塩化ビニル系樹脂成形品の表
面にエネルイー線照射により重合するエポキシ84脂組
成物に白米するIlaを形成する方法が提案されている
。また、特開昭56−53070号公報には、軟質ポリ
塩化ビニルフィルムの片面または両面に、光または電子
線で硬化しうるa1β−不飽和基を有するカルボンa誘
導体を塗布して、この塗布液に白米する被膜を形成する
方法が記載されている。
161826号公報には、塩化ビニル系樹脂成形品の表
面にエネルイー線照射により重合するエポキシ84脂組
成物に白米するIlaを形成する方法が提案されている
。また、特開昭56−53070号公報には、軟質ポリ
塩化ビニルフィルムの片面または両面に、光または電子
線で硬化しうるa1β−不飽和基を有するカルボンa誘
導体を塗布して、この塗布液に白米する被膜を形成する
方法が記載されている。
しかしながら、これらの改良法によっても、成形品表面
への可塑剤ブリード・アウトを防止し、成形品表面の汚
染を防止するには、充分ではないとい)のが実状である
。
への可塑剤ブリード・アウトを防止し、成形品表面の汚
染を防止するには、充分ではないとい)のが実状である
。
「発明が解決しようとした問題点J
本発明者らは、かかる状況にあって、軟質塩化ビニル糸
ulHF!成形品の表面に、可塑剤の移行を防止し、成
形品表面の汚染を防止し、かつ、耐水性を与える被膜を
形成する手段を提供すゐことを目的として鋭意検討した
結果、本発明に到達したものである。
ulHF!成形品の表面に、可塑剤の移行を防止し、成
形品表面の汚染を防止し、かつ、耐水性を与える被膜を
形成する手段を提供すゐことを目的として鋭意検討した
結果、本発明に到達したものである。
[問題点を解決するための手段」
しかして本発明のIllとするところは、光重合性オリ
ゴマー、このオリゴマーと重合可能な単量体、光開始剤
を主成分とする紫外線硬化性組成物に平均粒子径が30
〜600人のコロイド状シリカを、前記紫外線硬化性組
成物に白米する固形分100重を部に対し、0.01〜
30i11 g配合してなる軟質塩化ビニル系樹脂成形
品の表面処理剤に存する。
ゴマー、このオリゴマーと重合可能な単量体、光開始剤
を主成分とする紫外線硬化性組成物に平均粒子径が30
〜600人のコロイド状シリカを、前記紫外線硬化性組
成物に白米する固形分100重を部に対し、0.01〜
30i11 g配合してなる軟質塩化ビニル系樹脂成形
品の表面処理剤に存する。
以下1本発明の詳細な説明する。
本発明において光重合性オリゴマーとは、光重合性を有
するオリゴマーをいい、ポリエステル7クリレート、エ
ポキシ7クリレート、ウレタンアクリレートなどの末端
マたは側鎖に7クリaイル基をもったアクリル系オリゴ
マー及び/又はポリチオール化合物が挙げられる。
するオリゴマーをいい、ポリエステル7クリレート、エ
ポキシ7クリレート、ウレタンアクリレートなどの末端
マたは側鎖に7クリaイル基をもったアクリル系オリゴ
マー及び/又はポリチオール化合物が挙げられる。
ポリエステル7クリレートは、多塩基酸と多価アルコー
ルとの反応で得られる水酸基末端のポリエステルに、ア
クリル酸を反応させて11181することができる(例
えば、特公昭47−22103号公報、特公昭51−1
8804号公報等4I照)。
ルとの反応で得られる水酸基末端のポリエステルに、ア
クリル酸を反応させて11181することができる(例
えば、特公昭47−22103号公報、特公昭51−1
8804号公報等4I照)。
エポキシアクリレートは、ヱボキシ樹脂に7りリル酸を
付加反応させて調製することができる(例工lf、vf
開昭48−15991号公報、特開昭48−66182
号公報及び特公昭51−28677号公報等参照)、エ
ポキシυ(脂の種類としては、通常のエピクロルヒドリ
ン−ビスフェノールAのフルキレンオキサイド付加物;
多価アルコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール等のグリシジル化物があげられる。
付加反応させて調製することができる(例工lf、vf
開昭48−15991号公報、特開昭48−66182
号公報及び特公昭51−28677号公報等参照)、エ
ポキシυ(脂の種類としては、通常のエピクロルヒドリ
ン−ビスフェノールAのフルキレンオキサイド付加物;
多価アルコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール等のグリシジル化物があげられる。
ウレタン7クリレートは、ポリエーテルポリオール、ポ
リエステルポリオールなどとトリレンジインシアネート
、テトラメチレンジインシフネート、ヘキサメチレンジ
イソシアネート、イソホロンノイソシアネート等のイン
シアネート類および、ヒドロキシエチル7クリレートの
ような水酸基を有するアクリル酸エステルの反応によっ
て、調製することができる(例えば、特公昭48−27
897号公報、特公昭58−17237号公報等参照)
。
リエステルポリオールなどとトリレンジインシアネート
、テトラメチレンジインシフネート、ヘキサメチレンジ
イソシアネート、イソホロンノイソシアネート等のイン
シアネート類および、ヒドロキシエチル7クリレートの
ような水酸基を有するアクリル酸エステルの反応によっ
て、調製することができる(例えば、特公昭48−27
897号公報、特公昭58−17237号公報等参照)
。
ポリチオール系化合物は、トリメチa−ルプロパン、ヘ
ンタエリ入りトールなどの多価アルコールと、3−メル
カプトプロピオン酸またはチオグリコール酸との反応に
よってA’Aすることができる(例えば、特公昭47−
3269号公報、特開昭53−134096号公Il1
等容照)。
ンタエリ入りトールなどの多価アルコールと、3−メル
カプトプロピオン酸またはチオグリコール酸との反応に
よってA’Aすることができる(例えば、特公昭47−
3269号公報、特開昭53−134096号公Il1
等容照)。
光重合性オリゴマーと重合可能な単量体としては、スチ
レン、ビニルトルエン、t−ブチルスチレン、α−メチ
ルスチレン、ρ−メチルスチレン、ノビニルベンゼンな
どのスチレン系化合物;ビニルアセテート、ビニルプロ
ピオネート、ビニルブチレート、ビニルベンゾエートな
どのビニルエステル類;7エ/キシエチル(メタ)アク
リレート、インデシル(メタ)アクリレート、n−ヘキ
シル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリ
レート、ラウリル(メタ)アクリレート、エトキシ(メ
タ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレー
ト、グリシツル(メタ)アクリレート、7リル(メタ)
アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)7クリレ
ート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)7クリレート、
2−ノドキシエトキシエチル(メタ)アクリレート、ベ
ンノル(メタ)7クリレート、シクロヘキシル(メタ)
7クリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリロ
イル7オ人7エート、テトラヒドロフルフリル(メタ)
7クリレート、1.3−ブタンジオールノ(7り)アク
リレート、1.4−ブタンジオールジ(メタ)7クリレ
ート、 1.6−ヘキサンノオールジ(メタ)7クリレ
ート、ノエチレングリコールシ(メタ)アクリレート、
ネオヘンチルグリコールノ(メタ)7クリレート、トリ
エチレングリコールノ(メタ)7クリート、トリプロピ
レングリコールノ(ツタ)アクリレート、トリノチロー
ルプaパンツ(メタ)7クリレート、3−メチルベンタ
ンツオールノ(メタ)7クリレート、トリメチa−ルプ
ロパントリ(メタ)7クリレート、ペンタエリスリトー
ルトリ(メタ)アクリレートなどの(メタ)7クリレー
ト系化合物;7クリロニトリル、メタクリロニトリルな
どの不飽和ニトリル化合物;アクリロ7ミド、N−ブト
キシメチルアクリルアミドなとのα、β−不飽和7ミド
頚;7マル酸ノエチル、マレイン酸ノブチルなどの不飽
和ポリカルボン酸のノエステル化合物などが挙げられる
。これらは、単独の使用でも、二種以上の併用であって
もよい。
レン、ビニルトルエン、t−ブチルスチレン、α−メチ
ルスチレン、ρ−メチルスチレン、ノビニルベンゼンな
どのスチレン系化合物;ビニルアセテート、ビニルプロ
ピオネート、ビニルブチレート、ビニルベンゾエートな
どのビニルエステル類;7エ/キシエチル(メタ)アク
リレート、インデシル(メタ)アクリレート、n−ヘキ
シル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリ
レート、ラウリル(メタ)アクリレート、エトキシ(メ
タ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレー
ト、グリシツル(メタ)アクリレート、7リル(メタ)
アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)7クリレ
ート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)7クリレート、
2−ノドキシエトキシエチル(メタ)アクリレート、ベ
ンノル(メタ)7クリレート、シクロヘキシル(メタ)
7クリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリロ
イル7オ人7エート、テトラヒドロフルフリル(メタ)
7クリレート、1.3−ブタンジオールノ(7り)アク
リレート、1.4−ブタンジオールジ(メタ)7クリレ
ート、 1.6−ヘキサンノオールジ(メタ)7クリレ
ート、ノエチレングリコールシ(メタ)アクリレート、
ネオヘンチルグリコールノ(メタ)7クリレート、トリ
エチレングリコールノ(メタ)7クリート、トリプロピ
レングリコールノ(ツタ)アクリレート、トリノチロー
ルプaパンツ(メタ)7クリレート、3−メチルベンタ
ンツオールノ(メタ)7クリレート、トリメチa−ルプ
ロパントリ(メタ)7クリレート、ペンタエリスリトー
ルトリ(メタ)アクリレートなどの(メタ)7クリレー
ト系化合物;7クリロニトリル、メタクリロニトリルな
どの不飽和ニトリル化合物;アクリロ7ミド、N−ブト
キシメチルアクリルアミドなとのα、β−不飽和7ミド
頚;7マル酸ノエチル、マレイン酸ノブチルなどの不飽
和ポリカルボン酸のノエステル化合物などが挙げられる
。これらは、単独の使用でも、二種以上の併用であって
もよい。
前記光重合性オリゴマーと、上記光重合性オリゴマーと
重合可能な単量体との配合割合は、重量比で、前者が3
0〜99対後者が70〜1(両者の合計量を100とす
る)の範囲とするのがよい。
重合可能な単量体との配合割合は、重量比で、前者が3
0〜99対後者が70〜1(両者の合計量を100とす
る)の範囲とするのがよい。
後者の割合が少なすぎると、最終的に得られろ表面処理
剤に紫外線を照射しても、充分に硬化しないので好まし
くなく、逆に後者が多すぎると、紫外線を照射した後に
形成される被膜が、もろくなりすぎて好ましくない、上
記範囲で特に好ましいのは、前者対後者が40〜90対
60〜10(両者の合計量を10−0とする)である。
剤に紫外線を照射しても、充分に硬化しないので好まし
くなく、逆に後者が多すぎると、紫外線を照射した後に
形成される被膜が、もろくなりすぎて好ましくない、上
記範囲で特に好ましいのは、前者対後者が40〜90対
60〜10(両者の合計量を10−0とする)である。
本発明において、光開始剤としては、ベンゾイン、ベン
ゾインメチルエーテル、ペンゾインプaビルエーテル、
ベンゾインブチルエーテル、ベンゾイン7ヱニルエーテ
ル、アントラキノン、ナフトキノン、ベンゾフェノン、
ベンゾイルパーオキサイド、ベンノルケタール、1.l
−ジクロロアセトフェノン、パラ−1−ブチルノクロロ
7セト7工7ン、2−クロロチオキサントン、2.2−
ノエトキシアセトフェノン、ミヒラーXケトン、2゜2
−ツククルー4−7エ/キシ7セト7ヱ/ン、フェニル
グリオキシレート、α−ヒドロキシイソブチルフェノン
、N−メチルノエタノールアミン、トリエチルアミンな
どがあげられる。
ゾインメチルエーテル、ペンゾインプaビルエーテル、
ベンゾインブチルエーテル、ベンゾイン7ヱニルエーテ
ル、アントラキノン、ナフトキノン、ベンゾフェノン、
ベンゾイルパーオキサイド、ベンノルケタール、1.l
−ジクロロアセトフェノン、パラ−1−ブチルノクロロ
7セト7工7ン、2−クロロチオキサントン、2.2−
ノエトキシアセトフェノン、ミヒラーXケトン、2゜2
−ツククルー4−7エ/キシ7セト7ヱ/ン、フェニル
グリオキシレート、α−ヒドロキシイソブチルフェノン
、N−メチルノエタノールアミン、トリエチルアミンな
どがあげられる。
光開始剤の配合量は、少なすぎると最終的に得られる表
面処理剤に紫外線を照射しても、硬化が不充分となるの
で好ましくなく、逆に多すぎるとこれを増量しでも硬化
性に差はなく、好ましくない、好ましい配合量は、光重
合性オリゴマー、光重合性オリゴマーと重合可能な単量
体、及び光開始剤の三成分の合計量に対して0.01〜
20重址%、重殺好ましくは、0.1〜10重景%の範
囲から選ばれる。
面処理剤に紫外線を照射しても、硬化が不充分となるの
で好ましくなく、逆に多すぎるとこれを増量しでも硬化
性に差はなく、好ましくない、好ましい配合量は、光重
合性オリゴマー、光重合性オリゴマーと重合可能な単量
体、及び光開始剤の三成分の合計量に対して0.01〜
20重址%、重殺好ましくは、0.1〜10重景%の範
囲から選ばれる。
本発明に係る軟質塩化ビニル系樹脂成形品の表面処理M
は、上記三成分よりなる紫外線硬化性組成物を主成分と
する。この組成物には、更に要すれば溶剤、塗布性向上
剤、被膜物性改善剤等を配合させることができる。
は、上記三成分よりなる紫外線硬化性組成物を主成分と
する。この組成物には、更に要すれば溶剤、塗布性向上
剤、被膜物性改善剤等を配合させることができる。
溶剤としては、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、酢酸エチル、酸1111!n−プロピル、酢酸
イソプロピル、酢酸n−ブチル、酢酸イソブチル、エチ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ヘキサン
、n−へブタン、トルエン、キシレンなどが挙げられる
。
ケトン、酢酸エチル、酸1111!n−プロピル、酢酸
イソプロピル、酢酸n−ブチル、酢酸イソブチル、エチ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ヘキサン
、n−へブタン、トルエン、キシレンなどが挙げられる
。
塗布性向上剤は、本発明に係る表面処理剤を成形品表面
に塗布しやすくする機能を果すものである。A一体側と
しては、シリコーン系界面活性剤、7ツ索系界面活性剤
、セルロース系界面活性剤、アクリル樹rM系界面活性
剤などが挙げられる。
に塗布しやすくする機能を果すものである。A一体側と
しては、シリコーン系界面活性剤、7ツ索系界面活性剤
、セルロース系界面活性剤、アクリル樹rM系界面活性
剤などが挙げられる。
被膜物性改善Mは、本発明の表面処理Mに由来する被膜
の可撓性のような物性を改善する機能を果すものである
。この目的に使用可能なものとしては、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ7クリレート、ポ
リメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリブタジェン、
セルロースなどの合成O(脂及び/又は天然樹脂のほか
、ゴム類、ノアリル7タレートプレボリマー、ブタノエ
ンオリゴマーなどのプレポリマー類、オリゴマー類など
が挙げられる。
の可撓性のような物性を改善する機能を果すものである
。この目的に使用可能なものとしては、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ7クリレート、ポ
リメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリブタジェン、
セルロースなどの合成O(脂及び/又は天然樹脂のほか
、ゴム類、ノアリル7タレートプレボリマー、ブタノエ
ンオリゴマーなどのプレポリマー類、オリゴマー類など
が挙げられる。
本発明に係る軟質塩化ビニル系樹脂成形品の表面処理剤
は、前記三成分よりなる紫外線硬化性組、dl、物を主
成分とし、これに平均粒子径が30〜600人(オンゲ
ストルーム)のコロイド状シリカを含んでいる。このコ
ロイド状シリカは、本発明に係る表面処理剤に由来する
被膜の、可塑剤移行防止効果を向上させる機能を果たす
。
は、前記三成分よりなる紫外線硬化性組、dl、物を主
成分とし、これに平均粒子径が30〜600人(オンゲ
ストルーム)のコロイド状シリカを含んでいる。このコ
ロイド状シリカは、本発明に係る表面処理剤に由来する
被膜の、可塑剤移行防止効果を向上させる機能を果たす
。
コロイド状シリカは、平均粒子径が30人未満であると
、表面処理剤に由来する被膜の可塑剤移行防止効果が充
分発揮されないので、好ましくない。
、表面処理剤に由来する被膜の可塑剤移行防止効果が充
分発揮されないので、好ましくない。
平均粒子径が600人を超えると、表面処理剤に由来す
る被膜の透明性が着しく低下するので、好ましくない、
−ヒの範囲では、50〜400人の範囲のものが特に好
ましい。
る被膜の透明性が着しく低下するので、好ましくない、
−ヒの範囲では、50〜400人の範囲のものが特に好
ましい。
コロイド状シリカの配合量は、前記紫外線硬化性組成物
に由来する固形分100重量部に対して、0.01〜3
0重11部である。コロイド状シリカが0.01重量部
未満であると、本発明に係る表面処理剤に由来する被膜
の、可塑剤移行防止効果が発揮されない、また、30重
量部を°超えると、表面処理剤に由来する被膜にクラッ
クが発生し、このクラックの7ソチ効果により成形品が
破損しやすくなったり、成形品表面が部分的に露出する
などして、好ましくない、上の範囲で特に好ましいのは
、0.1〜20重ti1gの範囲である。
に由来する固形分100重量部に対して、0.01〜3
0重11部である。コロイド状シリカが0.01重量部
未満であると、本発明に係る表面処理剤に由来する被膜
の、可塑剤移行防止効果が発揮されない、また、30重
量部を°超えると、表面処理剤に由来する被膜にクラッ
クが発生し、このクラックの7ソチ効果により成形品が
破損しやすくなったり、成形品表面が部分的に露出する
などして、好ましくない、上の範囲で特に好ましいのは
、0.1〜20重ti1gの範囲である。
′ 上記コロイド状シリカは、有機溶剤iこ均質に分
散してゾルとし、このゾルを前記紫外線硬化性組成物に
混合し、表面処理剤とする。この際使用可能な有機溶剤
は、特に制限はないが、例えばアルコール類、ケトン類
、エーテル類、芳香族炭化水素類、脂肪族炭化水素類な
どがあげられる。これらは単独で、又は二種以上を組み
合わせて使用で軽る。
散してゾルとし、このゾルを前記紫外線硬化性組成物に
混合し、表面処理剤とする。この際使用可能な有機溶剤
は、特に制限はないが、例えばアルコール類、ケトン類
、エーテル類、芳香族炭化水素類、脂肪族炭化水素類な
どがあげられる。これらは単独で、又は二種以上を組み
合わせて使用で軽る。
本発明に係る表面処理剤は、軟質塩化ビニル系樹脂成形
品の表面に塗布し、紫外線を照射して硬化反応を生起さ
せて、成形品表面に被膜を形成するのに使用される。
品の表面に塗布し、紫外線を照射して硬化反応を生起さ
せて、成形品表面に被膜を形成するのに使用される。
軟質塩化ビニル果樹N成形品としては、日用品雑貨用、
包装用、Ill輛用、農業用被覆材、建築被覆用のフィ
ルム又はシート;車輛用、家具用、壁装用、鞄・袋用、
履物用、衣料用、文具用のレザー;ホース、チューブ、
〃スケフト、止水板等の軟質押出し成形品のほか、帆布
、ターポリン、テープ類、マット類などがあげられる。
包装用、Ill輛用、農業用被覆材、建築被覆用のフィ
ルム又はシート;車輛用、家具用、壁装用、鞄・袋用、
履物用、衣料用、文具用のレザー;ホース、チューブ、
〃スケフト、止水板等の軟質押出し成形品のほか、帆布
、ターポリン、テープ類、マット類などがあげられる。
本発明に係る表面処理剤を成形品表面塾:塗布するには
、ドクターブレードコート法、グラビアロールコート法
、エフ−ナイフコート法、リバースo−ルコ−)法、?
”イ7プコート法、カーテンロールフート法、スプレィ
フート法、ロッドコート法等それ自体公知の塗装手段に
よって塗布すればよい。
、ドクターブレードコート法、グラビアロールコート法
、エフ−ナイフコート法、リバースo−ルコ−)法、?
”イ7プコート法、カーテンロールフート法、スプレィ
フート法、ロッドコート法等それ自体公知の塗装手段に
よって塗布すればよい。
表面処理剤を塗布したあとは、塗布面に紫外線を照射し
、硬化反応を生起させ、硬化膜とするのがよい、塗布面
を硬化させるには、波長が200〜500 ミリミクロ
ン、特に好ましくは波長300〜400ミリミクロンの
紫外線を照射すればよい、このような波長の紫外線の光
源としては、高圧水銀灯、中圧水銀灯、メタルハライド
ランプ、キャノン灯、アーク灯などが用いられる。
、硬化反応を生起させ、硬化膜とするのがよい、塗布面
を硬化させるには、波長が200〜500 ミリミクロ
ン、特に好ましくは波長300〜400ミリミクロンの
紫外線を照射すればよい、このような波長の紫外線の光
源としては、高圧水銀灯、中圧水銀灯、メタルハライド
ランプ、キャノン灯、アーク灯などが用いられる。
本発明に係る表面処理剤に中米する被膜の厚さは、成形
品基材の厚さの1/10以下とするのがよ瞥1゜ [発明の効果J 本発明は、以上説明したとおりであり、次のように特別
に顕著な効果を奏し、その産業との利用価値は極めて大
である。
品基材の厚さの1/10以下とするのがよ瞥1゜ [発明の効果J 本発明は、以上説明したとおりであり、次のように特別
に顕著な効果を奏し、その産業との利用価値は極めて大
である。
(1)本発明に係る軟質塩化ビニル系樹脂成形品の表面
処理剤に中米する被膜は、可輩剤の移行防止効果に優れ
、従って、成形品表面は、長期間にわたって汚染しにく
い。
処理剤に中米する被膜は、可輩剤の移行防止効果に優れ
、従って、成形品表面は、長期間にわたって汚染しにく
い。
(2)本発明に係る表面処理剤に中米する被膜は、耐水
性に優れており、成形品は白化したり、もろくなって破
損するなどの1111題が生起しない。
性に優れており、成形品は白化したり、もろくなって破
損するなどの1111題が生起しない。
(3)本発明に係る表面処理剤に中米する被膜は柔軟性
に優れており、軟質ポリ塩化ビニル系樹脂成形品の表面
処理用として、好適である。
に優れており、軟質ポリ塩化ビニル系樹脂成形品の表面
処理用として、好適である。
「実施例」
以下、本発明を実施例にもとづいて詳細に説明するが、
本発明はその要皆を雇えない限り、以下の例に限定され
るものではない。
本発明はその要皆を雇えない限り、以下の例に限定され
るものではない。
実施例1
(1)エポキシ7クリレートの調製
アクリル酸72部(以下「部」とは、[重量gJを意味
する。)に対し、エビクロン400(大日本インキ(株
)製のエポキシ樹脂、β−メチルエピクロルヒドリンと
無水へキサヒドロフタル酸との縮合物、エポキシ当量が
170〜2(10のもの)1フO部を加え、さらに触媒
としてトリメチルベンジルアンモニウムクロライドを0
.08部加え、重合防止Mとしての7エ/チアジンを0
.02部加えて、90部10℃の温度で8時+111反
応させて、エポキシ7クリレートを得た。
する。)に対し、エビクロン400(大日本インキ(株
)製のエポキシ樹脂、β−メチルエピクロルヒドリンと
無水へキサヒドロフタル酸との縮合物、エポキシ当量が
170〜2(10のもの)1フO部を加え、さらに触媒
としてトリメチルベンジルアンモニウムクロライドを0
.08部加え、重合防止Mとしての7エ/チアジンを0
.02部加えて、90部10℃の温度で8時+111反
応させて、エポキシ7クリレートを得た。
(2)紫外線硬化性組成物+75調製
上記(1)で得たエポキシ7クリレート10011Sに
対し、2−ヒドロキシエチルアクリレ−)50部、2−
エチルへ等ジルアクリレ−)30部、ベンゾイルプロピ
ルエーテル2゜5部、シリコーン系界面活性剤(日本ユ
ニカー(株)製、L−77)0.5部をそれぞれ秤量し
、混合して、組成物Aを得た。
対し、2−ヒドロキシエチルアクリレ−)50部、2−
エチルへ等ジルアクリレ−)30部、ベンゾイルプロピ
ルエーテル2゜5部、シリコーン系界面活性剤(日本ユ
ニカー(株)製、L−77)0.5部をそれぞれ秤量し
、混合して、組成物Aを得た。
(3)表面処理剤の調製
粒子直径のほとんどが50〜100人の範囲にあるコロ
イド状シリカを、トルエンに分散させ(コロイド状シリ
カの量を30重1%とした)だのち、MLIR物Aに中
米する固形分100部に対し5部となるように上記組成
物Aに対して加えた。
イド状シリカを、トルエンに分散させ(コロイド状シリ
カの量を30重1%とした)だのち、MLIR物Aに中
米する固形分100部に対し5部となるように上記組成
物Aに対して加えた。
これを表面処理剤Aという。
実施例2
実施例1において1sit%&した組成物Aに、粒子直
径のほとんどが200〜300人の範囲にあるコロイド
状シリカを、同側におけると同様にトルエンに分散させ
、組成物Aに中米する固形分100部に対し10部とな
るように加えた。
径のほとんどが200〜300人の範囲にあるコロイド
状シリカを、同側におけると同様にトルエンに分散させ
、組成物Aに中米する固形分100部に対し10部とな
るように加えた。
これを表面処理剤Bという。
実施例3
(1)ウレタンアクリレートの調製
インホロンジインシアネート222部と、モノメチルエ
ーテルハイドロキノンQ、2部とをそれぞれ秤量し、フ
ラスコに入れた。フラスコ内容物を撹拌しつつ、内温を
60℃に昇温したのち60部5℃の温度に保持しながら
、2−ヒドロキシエチル7クリレート232部、ノブチ
ルすずジラウレート0.6部及び七ノアチルエーテルハ
イドロキノン0.2部よりなる混合物を滴下し、反応さ
せて、ウレタンアクリレートを得た。
ーテルハイドロキノンQ、2部とをそれぞれ秤量し、フ
ラスコに入れた。フラスコ内容物を撹拌しつつ、内温を
60℃に昇温したのち60部5℃の温度に保持しながら
、2−ヒドロキシエチル7クリレート232部、ノブチ
ルすずジラウレート0.6部及び七ノアチルエーテルハ
イドロキノン0.2部よりなる混合物を滴下し、反応さ
せて、ウレタンアクリレートを得た。
(21′:JR外線硬化性組成物の調製上記(1)で得
たウレタンアクリレート100部に対し、1.6−ヘキ
サンノオールノ7クリレート50部、2−エチルへキシ
ルアクリレート50g、ベンゾインブチルエーテル3L
)ルエン101f&、7ツ素系界面活性剤(3f、国ス
リーニス社製、FC−431)1.2部をそれぞれ秤量
し、混合して、組成物Bを得た。
たウレタンアクリレート100部に対し、1.6−ヘキ
サンノオールノ7クリレート50部、2−エチルへキシ
ルアクリレート50g、ベンゾインブチルエーテル3L
)ルエン101f&、7ツ素系界面活性剤(3f、国ス
リーニス社製、FC−431)1.2部をそれぞれ秤量
し、混合して、組成物Bを得た。
(3)表面処理剤の調製
m酸物Bに、実施例1で用いたと同種のコロイド状シリ
カを、同量、同例におけると同様にして配合した。
カを、同量、同例におけると同様にして配合した。
これを表面処理剤Cという。
実施g44
実施例3において調製した組成物Bに、実施例2で用い
たと同種のコロイド状シリカを、組成物Bに由来する固
形分100部に対し15部となるように、同例における
と同様にして配合したにれを表面処理剤りという。
たと同種のコロイド状シリカを、組成物Bに由来する固
形分100部に対し15部となるように、同例における
と同様にして配合したにれを表面処理剤りという。
比較例1
実施例3において24Mした組成物Bに、実施例1で用
いたと同種のコロイド状シリカを、組成物Bに由来する
固形分100部に対し50部となるように加えた。
いたと同種のコロイド状シリカを、組成物Bに由来する
固形分100部に対し50部となるように加えた。
これを表面処理剤Eという。
参考例
上記実施例及び比較例で得た5種の表面処理剤と、コロ
イダルシリカを゛配合しなかったM酸物A1組成qkB
を、次の方法によって製造した軟質ポリ塩化ビニルフィ
ルムの表面に塗布し、紫外線を照射して硬化反応をおこ
させ、被膜を形成した。得られた被膜の性質につき、以
下に記載の方法で評価した。評価結果を、tA1表に示
す。
イダルシリカを゛配合しなかったM酸物A1組成qkB
を、次の方法によって製造した軟質ポリ塩化ビニルフィ
ルムの表面に塗布し、紫外線を照射して硬化反応をおこ
させ、被膜を形成した。得られた被膜の性質につき、以
下に記載の方法で評価した。評価結果を、tA1表に示
す。
(1)軟質ポリ塩化ビニル系樹脂フィルムの′J4製ポ
リ塩化ビニル(P = 1400) 100重量部
ノオクチル7タレート 5Q //エポキシ
化大豆油 3 〃バリウムー亜飴系複合液
状 安定剤 1.5〃 ステアリン酸バリウム 0.2〃ステアリン酸
亜鉛 0.4〃よりなる樹脂組成物を準備
し、これをスーパーミキサーで10分開混合したのち、
180℃に加温したミルロール上で混練し、厚さ0.3
部鵬の軟質ポリ塩化ビニルフィルムをalllt、た。
リ塩化ビニル(P = 1400) 100重量部
ノオクチル7タレート 5Q //エポキシ
化大豆油 3 〃バリウムー亜飴系複合液
状 安定剤 1.5〃 ステアリン酸バリウム 0.2〃ステアリン酸
亜鉛 0.4〃よりなる樹脂組成物を準備
し、これをスーパーミキサーで10分開混合したのち、
180℃に加温したミルロール上で混練し、厚さ0.3
部鵬の軟質ポリ塩化ビニルフィルムをalllt、た。
(2)表面処理剤の塗布、被膜の形成
上記(1)に記載した方法で調製したフィルムの片面に
、曲記表面処理剤、j[戊物をグラビアコート法によっ
て塗布し、塗布液の異なる7種類のフィルムをrIA偏
した。
、曲記表面処理剤、j[戊物をグラビアコート法によっ
て塗布し、塗布液の異なる7種類のフィルムをrIA偏
した。
フィルムの塗布液を塗布した面を、高圧水銀灯(4K1
1.8011/c躊)の照射下において、フィルムを2
0−7分の速度で移送し、硬化反応をおこさせ、FJさ
3ミクロンの被膜を形成した。ただし、参考例4のフィ
ルムには、被膜を形成しなかった。
1.8011/c躊)の照射下において、フィルムを2
0−7分の速度で移送し、硬化反応をおこさせ、FJさ
3ミクロンの被膜を形成した。ただし、参考例4のフィ
ルムには、被膜を形成しなかった。
(3)フィルムの評価
1)被膜の柔軟性試験
各フィルムを、幅561m、長さ15ca+l:t7)
Mし、長さ方向に対して直角の方向に、20−開隔で交
互に折り返した。この状態で、上から2k。
Mし、長さ方向に対して直角の方向に、20−開隔で交
互に折り返した。この状態で、上から2k。
の荷重をかけ、15℃に保持した恒温槽内で24時開放
置した。ついで荷重をとり、フィルムの折り目をのばし
て、被膜の外観を肉眼で観察した。 この試験での評価
基準は、次のとおりである。
置した。ついで荷重をとり、フィルムの折り目をのばし
て、被膜の外観を肉眼で観察した。 この試験での評価
基準は、次のとおりである。
O・・・・・折り目部分の被膜に、変化が全く認められ
ないもの ○X・・・・折り目部分の被膜に、クラックがわずかに
認められるもの Δ・・・・・折り目部分のvc膜に、クラックが認めら
れるもの X・・・・・折り目部分の被膜に、クラックが看しく認
められ、被膜が 剥離しているもの 2)被膜の外観試験 8種類のフィルムを、各々50eu角に切断し、各試料
の被膜の透明性を肉眼で観察した。
ないもの ○X・・・・折り目部分の被膜に、クラックがわずかに
認められるもの Δ・・・・・折り目部分のvc膜に、クラックが認めら
れるもの X・・・・・折り目部分の被膜に、クラックが看しく認
められ、被膜が 剥離しているもの 2)被膜の外観試験 8種類のフィルムを、各々50eu角に切断し、各試料
の被膜の透明性を肉眼で観察した。
二の試験での評価基準は、次のとおりである。
O・・・・・III:M全体が透明なものΔ・・・・・
被膜が部分的に白く失透しているもの ×・・・・・被膜全体が白く失透しているもの 3)可塑剤移行試験 8種類のフィルムを、各々10c曽×10cII角に切
断し、被膜が形成されている面(参考例4のフィルムは
一方の面)に、厚さ0.5m−のポリスチレンシートを
密着させた。この状態で、2kgの背型をかけ、60℃
に保持した恒温水槽内に、48時開放置した。
被膜が部分的に白く失透しているもの ×・・・・・被膜全体が白く失透しているもの 3)可塑剤移行試験 8種類のフィルムを、各々10c曽×10cII角に切
断し、被膜が形成されている面(参考例4のフィルムは
一方の面)に、厚さ0.5m−のポリスチレンシートを
密着させた。この状態で、2kgの背型をかけ、60℃
に保持した恒温水槽内に、48時開放置した。
ついで恒温水槽から取り出し、荷重をとり、ポリスチレ
ンシートを剥離したのち、8種類のフィルムの減量を求
める方法。
ンシートを剥離したのち、8種類のフィルムの減量を求
める方法。
この減量は、数値が小さいほど、フィルム表面からの可
塑剤の移行が少ないことを示4)−(水性試験 8種類のフィルムから、4caX5cmの大きさの試験
片を多数枚準備し、50℃に保持した恒温水槽中に浸漬
し、12時間後及び24時間後にそれぞれの種類のフィ
ルムにつき、数枚のフィルムを取り出し、乾燥したのち
、被膜の外観を肉眼で観察した。
塑剤の移行が少ないことを示4)−(水性試験 8種類のフィルムから、4caX5cmの大きさの試験
片を多数枚準備し、50℃に保持した恒温水槽中に浸漬
し、12時間後及び24時間後にそれぞれの種類のフィ
ルムにつき、数枚のフィルムを取り出し、乾燥したのち
、被膜の外観を肉眼で観察した。
この試験での評価基準は、次のとおりである。
◎・・・・・被膜に外観変化が全く認められないもの。
○・・・・・被膜の一部に白化が認められるもの。
Δ・・・・・被膜の全面に白化が認められるもの。
×・・・・・被膜の全面に白化が認められ、部分的に被
膜剥離が認められ るもの。
膜剥離が認められ るもの。
第1表より次のことが明らかとなる。
(1)本発明に係る表面処理剤(A、[l、C,DJに
由来する被膜を形成したフィルムは、柔軟性に優れ、外
観にも優れ、かつ、耐水性にも優れている。
由来する被膜を形成したフィルムは、柔軟性に優れ、外
観にも優れ、かつ、耐水性にも優れている。
(2)本発明に係る表面処理剤に由来する被膜が形成さ
れた軟質ポリ塩化ビニルフィルム(参考例1〜4)は、
可塑剤が表面に移行しにくい。
れた軟質ポリ塩化ビニルフィルム(参考例1〜4)は、
可塑剤が表面に移行しにくい。
(3)これに対して、本発明に係らない表面処理剤に由
来する被膜を有するポリ塩化ビニルフィルム(参考例5
〜7)は、可塑剤の移行量が多いか(参考例 6.7)
被膜の柔軟性、外観及び耐水性が劣る(参考例 5)。
来する被膜を有するポリ塩化ビニルフィルム(参考例5
〜7)は、可塑剤の移行量が多いか(参考例 6.7)
被膜の柔軟性、外観及び耐水性が劣る(参考例 5)。
Claims (2)
- (1)光重合性オリゴマー、このオリゴマーと重合可能
な単量体、光開始剤の三成分を主成分とする紫外線硬化
性組成物に、平均粒子径が30〜600Åのコロイド状
シリカを、前記紫外線硬化性組成物に由来する固形分1
00重量部に対し、0.01〜30重量部配合してなる
軟質塩化ビニル系樹脂成形品の表面処理剤。 - (2)光重合性オリゴマーは、末端又は側鎖にアクリロ
イル基を有するアクリル系オリゴマー及び/又はポリチ
オール系化合物であることを特徴とする、特許請求の範
囲第(1)項記載の軟質塩化ビニル系樹脂成形品の表面
処理剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18915184A JPS6166726A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 軟質塩化ビニル系樹脂成形品の表面処理剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18915184A JPS6166726A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 軟質塩化ビニル系樹脂成形品の表面処理剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6166726A true JPS6166726A (ja) | 1986-04-05 |
Family
ID=16236283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18915184A Pending JPS6166726A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 軟質塩化ビニル系樹脂成形品の表面処理剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6166726A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61293270A (ja) * | 1985-06-22 | 1986-12-24 | Taiyo Bussan Kk | 防眩性被膜形成用組成物 |
JPS6366211A (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-24 | Sunstar Giken Kk | ジヒドロキシル基含有縮合性マクロモノマ− |
WO1997016479A1 (de) * | 1995-10-31 | 1997-05-09 | Institut für Neue Materialien Gemeinnützige GmbH | Kompositmaterialien mit nanoskaligen füllstoffen |
KR100383090B1 (ko) * | 2000-07-20 | 2003-05-12 | 주식회사 엘지화학 | 내마모성이 우수한 방현성 필름용 코팅액 조성물, 그의제조방법, 그를 사용하여 제조된 필름 및 그의 제조 방법 |
CN1302021C (zh) * | 2001-12-27 | 2007-02-28 | 三洋化成工业株式会社 | 非水系吸收体及其用途 |
JP2015030771A (ja) * | 2013-08-01 | 2015-02-16 | 三菱樹脂株式会社 | ポリ塩化ビニル系樹脂組成物及びポリ塩化ビニル系樹脂シート |
JP2018167500A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 大日本印刷株式会社 | 外装用化粧シート |
-
1984
- 1984-09-10 JP JP18915184A patent/JPS6166726A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH0534367B2 (ja) * | 1986-09-05 | 1993-05-21 | Sunstar Engineering Inc | |
WO1997016479A1 (de) * | 1995-10-31 | 1997-05-09 | Institut für Neue Materialien Gemeinnützige GmbH | Kompositmaterialien mit nanoskaligen füllstoffen |
KR100383090B1 (ko) * | 2000-07-20 | 2003-05-12 | 주식회사 엘지화학 | 내마모성이 우수한 방현성 필름용 코팅액 조성물, 그의제조방법, 그를 사용하여 제조된 필름 및 그의 제조 방법 |
CN1302021C (zh) * | 2001-12-27 | 2007-02-28 | 三洋化成工业株式会社 | 非水系吸收体及其用途 |
JP2015030771A (ja) * | 2013-08-01 | 2015-02-16 | 三菱樹脂株式会社 | ポリ塩化ビニル系樹脂組成物及びポリ塩化ビニル系樹脂シート |
JP2018167500A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 大日本印刷株式会社 | 外装用化粧シート |
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