JPS6166413A - 干渉波受信防止方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、無線通信方式において、希望波受信入力が急
激に低下した場合に干渉波を受信することを防止する装
置に関するものである。

〔従来の技術〕

一般に、無線通信方式においては、通常希望波レベル（
Ｄ）が干渉波レベル（Ｕ）に対し十分大さいことから希
望波干渉波比（Ｄ／Ｕ）により総合回線雑音量を評価し
、所要信号対雑音比（Ｓ／Ｎ）を満足するように回線設
計を行なっている。

〔発明が解決しようとする間！ＩＩｉ、〕このような設
計においては、　干渉波レベル（Ｕ）が受信装置のスレ
フシホールドレベル以上であろ場合、希望波が断となっ
たと終に干渉波が受信されるという欠、αがあった。

本発明は、このような欠点を解決するため、希望波受信
電界の急激な変化量を検出して受信出力を開閉すること
により、希望波が断となった時には信号経路を閉じ干渉
波を受信することを自動的に防ぐようにしたものである
。

以下、本発明の構成等に関し実施例の図面に基づいて詳
細に説明する。

〔実施例〕

第１図は、本発明の１実施例の受信装置のブロック図で
あって、１は受信高周波部、２は中間周波増幅器、３は
復調器、４は受信信号開閉スイッチ、５は受信信号レベ
ルの急激な変化量を検出するための微分回路、６は微分
回路の出力により受信信号開閉スイッチの開閉をｉｌ＋
御するためのスイッチ制御回路、７は受信入力レベルモ
ニタ端子である。

第１図において、申開周波増幅器２の受信入力レベルモ
ニタ端子７かち取り出された信号は微分回路５に入力さ
れる。該微分回路５は、該信号のレベルの急激な変化を
検出した場合（微分値が一定の値に達した場合）のみ一
定の信号を出力する。スイッチ制御回路６は微分回路５
の出力信号により受信信号開閉スイッチ４の開閉を制御
する。

第２図は第１図における各部のレベル変化を示す図であ
り、８は受信入力レベルモニタ端子における出力レベル
の時間的変化、９　．９’は微分回路の出力信号を表わ
している。

通常の降雨減衰等による受ｒ１電界の低下はその変化が
ゆるやかであるのに対し、相手側の送信装置の故障等に
よる場合は受信入力が急激に低下する。そして、このよ
うなとき干渉波を受信する可能性がある０本発明の方式
は、微分回路を用いて急激な受信レベルの低下を検出す
ることにより干渉波を受信する可能性のある場合のみ選
択的に動作するという特性を有している。

また、相手側送信装置の故障等が回復したときには、受
信入力は急激に増加するが、このと訃、受信入力レペル
モ、ニタ端子における信号レベルの時間的変化の方向は
受信入力低下の場合とは逆になるため、微分回路の出力
は第２図の９′に示すようになる。

すなわち、受信入力レベルの低下及１上昇時で極性が異
なる。スイッチｌｌｌ１１回路６はこの極性の違いを判
別して受信信号開閉スイッチ４を制御することにより自
動的に回線の復旧を行なう。

なお第１図では受信信号開閉スイッチ４を復調器３の後
段に設置した場合を示しているが、二のスイッチは受信
信号を［１ｆｆｌすることが目的であり、その設置位置
は必ずしも復調器の後でなくとも良い。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の方式は、受信入力レベル
の急激な低下現象を検出して、直ちに受信回路を断とし
て信号の出力を停止すると共に、その後の受信入力レベ
ルの急激な上昇を検知して、受信回路を復帰せしめてい
るので、相手側送信装置の故障などによる干渉波を受信
する可能性のある条件が発生した場合に、選択的に動作
して干渉波の受信を防止することができる利点がある。

　　。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例の受信装置のブロック図、第
２図は第１図に示した回路の各部のレベル変化を示す図
である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 無線受信装置において、受信入力のレベル変化を検出し
   てその微分値を求める手段と、受信入力の処理結果の信
   号を出力するか否かを制御する手段とを設け、受信入力
   の減少に伴なうレベル変化の微分値が予め定めた一定の
   値を越えたとき受信装置の出力信号を停止し、その後、
   受信入力の増大に伴なうレベル変化の微分値が予め定め
   た一定の値を越えたとき受信装置の出力信号の送出を再
   開することを特徴とする干渉波受信防止方式。