JPH05218890A - 干渉波除去フィルタ付き受信装置 - Google Patents

干渉波除去フィルタ付き受信装置

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JPH05218890A
JPH05218890A JP1807192A JP1807192A JPH05218890A JP H05218890 A JPH05218890 A JP H05218890A JP 1807192 A JP1807192 A JP 1807192A JP 1807192 A JP1807192 A JP 1807192A JP H05218890 A JPH05218890 A JP H05218890A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
receiver
interference wave
filter
filters
Prior art date
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Pending
Application number
JP1807192A
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English (en)
Inventor
Masaaki Atobe
正明 跡部
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ディジタル通信用受信装置4の入力端101に
並列に接続される干渉波を含む信号を通過させるN個
(Nは整数)の帯域通過フィルタ11〜13と、この帯
域通過フィルタを通過した信号をそれぞれ検波するレベ
ル検出器21〜23と、前記入力端に並列に接続され、
帯域通過フィルタ11〜13のそれぞれの通過帯域周波
数に対応した周波数で阻止特性を有するN個の帯域阻止
フィルタ1〜3と、レベル検出器21〜23のいずれか
一つの検出による制御信号により対応する帯域阻止フィ
ルタをディジタル通信用受信装置4に接続するN個の第
1の切替器31〜33および帯域阻止ろ波器1〜3をバ
イパスする回路を同時に開回路とする第2の切替器34
を有する。 【効果】ディジタル通信用受信装置の受信入力端に干渉
波除去フィルタ群を設置することにより、干渉波の到来
による受信機能の劣化を軽減することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は干渉波除去フィルタ付き
受信装置に関し、特にディジタル通信用受信装置がフィ
ールドにて干渉波の受信を検出した場合に、干渉波の受
信を阻止できる干渉波除去フィルタ付き受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル用受信装置はバースト
状ディジタル受信信号を受信中に干渉波を受けた場合
に、受信信号がバースト状であるのに対して干渉波の方
は連続波の場合が多く、等価的に干渉電力量が受信信号
より大きくなる場合がある。このような状況では、受信
装置に設置される受信周波数に追従するAFC動作、な
らびに受信レベルの変動を補償し受信出力を一定値に保
つAGC動作を行うが、このAFCおよびAGCの機能
は受信信号の平均値に対して動作するために、相対的に
干渉電力量が大きい場合には干渉波に追従してしまい、
受信周波数および受信レベルが本来と違った応答をして
通信に障害を来たすことがあった。したがって干渉波が
到来したことを検出して、AFC,AGCを始めとする
受信機能の劣化を軽減する手段の開発が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のディジタル
通信用受信装置は受信入力への干渉波の浸入を検知し
て、適応的に干渉波を除去するフィルタ挿入等の機能を
有していないので、前述のような干渉波による受信機能
の低下を来たす欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の干渉波除去フィ
ルタ付き受信装置はディジタル通信用受信装置の入力端
に並列に接続される干渉波を含む信号を通過させるN個
(Nは整数)の帯域通過フィルタと、この帯域通過フィ
ルタを通過した信号をそれぞれ検波するレベル検出器
と、前記入力端に並列に接続され、前記帯域通過フィル
タのそれぞれの通過帯域周波数に対応した周波数で阻止
特性を有するN個の帯域阻止フィルタと、前記レベル検
出器のいずれか一つの検出レベルによる制御信号により
対応する前記帯域阻止フィルタを前記ディジタル通信用
受信装置に接続するN個の第1の切替器および前記帯域
阻止ろ波器をバイパスする回路を同時に開回路とする第
2の切替器を有する。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の構成図、図2(a),
(b)は本実施例を説明する帯域阻止フィルタによる干
渉波除去特性の説明図である。図1の実施例は3つの周
波数の組合わせの帯域阻止フィルタ1,2,3と帯域通
過フィルタ11,12,13とレベル検出器21,2
2,23と切替器31〜33,34を用いて実現した干
渉波除去フィルタ群5の実施例であり、入力端子101
は干渉波除去用フィルタ群5の入力端子、装置入力端子
102はディジタル通信用受信装置4の入力端子であ
る。干渉波除去用フィルタ群5の帯域阻止フィルタ1〜
3におけるそれぞれの中心周波数をf1〜f3とする。
帯域通過フィルタ11〜13におけるそれぞれの中心周
波数をf1A〜f3Aとしてそれぞれf1〜f3はf1
A〜f3A近辺に干渉する周波数とする。干渉波信号の
レベル検出器21〜23は一定値以上のレベルを識別し
た時には、後述する切替器31〜34を制御する機能を
有する。切替器31〜33及び34は切替器31〜33
のいずれか一つが閉回路のときは切替器34が開回路で
ある。また、逆に切替器31〜33がすべて開回路であ
れば、切替器34は閉回路で受信信号が帯域阻止フィル
タをバイパスする。本実施例において、図2に示すよう
に周波数f1の干渉波103が到来したものとする。こ
れは帯域阻止ろ波器1のf1の中心周波数を持つ帯域阻
止特性により、干渉波104に示すようにその受信電力
が減衰される。もし干渉波103がなく帯域通過フィル
タ11を介してレベル検出器21でそのレベルが検出さ
れない場合には、切替回路31は開回路になるとともに
切替回路34が閉回路になる。このため受信スペクトラ
ル105に示す周波数f1付近の凹はなくなり、通常の
受信状態を得ることが出来る。本実施例において干渉波
がf2の周波数を持つときには帯域通過ろ波器12、レ
ベル検出器22、切替器32が閉となり帯域阻止ろ波器
2の組合せで動作する。また干渉波がf3の周波数を持
つ時も同様に帯域阻止ろ波器3で干渉波を減衰するよう
に動作する。以上説明したように本実施例は干渉波の到
来の可能性がf1〜f3と3周波数がある場合について
延べたが本案の意とする所は、干渉波の到来の可能性の
ある周波数帯について干渉波除去用フィルタ回路を設備
すれば良く、任意の組合せについて適用可能である。図
2(b)はレベル検出器21〜23の動作について説明
したものである。すなわち、通常のレベル検出器は図2
の受信スペクトラム105に示すような広帯域のスペク
トラムを持つ信号を検出するには、先の広帯域スペクト
ラムの周波数積分値を検出する。このようにスペクトラ
ムが広帯域の場合には、干渉波電力と差があっても、受
信スペクトラムの積分値は大きくなってしまいそれにか
くされる結果干渉波の到来を明確に識別することが出来
ない。しかるに図2(b)に示すようにのような狭い帯
域通過フィルタ11〜13を介することにより、受信ス
ペクトラム106のように受信スペクトラルを帯域制限
することにより狭帯域化してからレベル検出器21〜2
3にてレベル検出器21〜23に入力してやれば、狭帯
域スペクトラムの周波数積分値は先の広帯域の場合と比
してわずかであることから、それにかくされることなく
干渉波103の有無を明確に識別出来る。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように本発明はディジタル
通信用受信装置の受信入力端に干渉波除去フィルタ群を
設置することにより、干渉波の到来による受信機能の劣
化を軽減することが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】本実施例の干渉波除去用フィルタ群の特性説明
図である。
【符号の説明】
1〜3 帯域阻止フィルタ 11〜13 帯域通過フィルタ 21〜23 レベル検出器 31〜34 切替器 4 ディジタル通信用受信装置 5 干渉波除去用フィルタ群

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル通信用受信装置の入力端に並
    列に接続される干渉波を含む信号を通過させるN個(N
    は整数)の帯域通過フィルタと、この帯域通過フィルタ
    を通過した信号をそれぞれ検波するレベル検出器と、前
    記入力端に並列に接続され、前記帯域通過フィルタのそ
    れぞれの通過帯域周波数に対応した周波数で阻止特性を
    有するN個の帯域阻止フィルタと、前記レベル検出器の
    いずれか一つの検出レベルによる制御信号により対応す
    る前記帯域阻止フィルタを前記ディジタル通信用受信装
    置に接続するN個の第1の切替器および前記帯域阻止ろ
    波器をバイパスする回路を同時に開回路とする第2の切
    替器を有することを特徴とする干渉波除去フィルタ付き
    受信装置。
  2. 【請求項2】 前記N個のすべてのレベル検出器が所定
    のしきい値の干渉レベルを検出しなかった場合に前記第
    2の切替器を制御して閉回路とすることを特徴とする請
    求項1記載の干渉波除去フィルタ付き受信装置。
  3. 【請求項3】 前記帯域通過フィルタが正規のバースト
    状受信スペクトラム帯域に対して十分に狭い帯域である
    ことを特徴とする請求項1記載の干渉波除去フィルタ付
    き受信装置。
JP1807192A 1992-02-04 1992-02-04 干渉波除去フィルタ付き受信装置 Pending JPH05218890A (ja)

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JP1807192A JPH05218890A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 干渉波除去フィルタ付き受信装置

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JPH05218890A true JPH05218890A (ja) 1993-08-27

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ID=11961437

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JP (1) JPH05218890A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010508755A (ja) * 2006-11-01 2010-03-18 トムソン ライセンシング 同一チャネル干渉除去装置
WO2015087731A1 (ja) * 2013-12-10 2015-06-18 株式会社日立国際電気 受信装置

Cited By (4)

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Effective date: 20001010