JP2010508755A - 同一チャネル干渉除去装置 - Google Patents

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Abstract

受信機は、(a)受信した広帯域信号の狭帯域領域が狭帯域干渉の除去に使用されるフィルタに印加されるように、受信した広帯域信号の周波数スペクトルを変換し、(b)狭帯域干渉領域に隣接する各々の狭帯域領域の信号レベルに基づいてこの周波数変換を調節することによって狭帯域干渉をトラッキングする。

Description

本発明は、一般に通信システムに関し、より詳細には受信機に関する。
一部の通信システムでは、同一チャネル干渉信号の存在を検出し、これを除去することが望ましい。例えば、米国におけるアナログ地上波テレビジョンからディジタル地上波テレビジョンへの移行期間中には、アナログNTSC(National Television Systems Committee)による伝送とディジタルATSC−HDTV(Advanced Television Systems Committee−High Definition Television)による伝送が数年間共存することが予想される。従って、NTSC放送信号およびATSC放送信号が、同一の6MHz(数百万ヘルツ)幅のチャネルを共用する可能性がある。これを図1に示す。図1は、ディジタルVSB(残留側波帯)ATSC信号のスペクトルに対するNTSC信号の搬送波(ビデオ、オーディオおよびクロマ)の相対的なスペクトル位置を示す図である。従って、ATSC受信機は、NTSC同一チャネル干渉を効率的に検出し、排除することができなければならない。
ATSC−HDTVディジタル受信機では、NTSC同一チャネル干渉の排除を櫛形フィルタによって行うことができる(例えば、米国Advanced Television Systems Committee、「ATSC Digital Television Standard」、ドキュメントA/53、1995年9月16日を参照)。櫛形フィルタは、NTSC信号搬送波の位置またはその近傍にスペクトル・ヌルを有する12シンボル線形フィード・フォワード・フィルタであり、NTSC干渉が検出されたときにのみ適用される(例えば、米国Advanced Television Systems Committee、「Guide to the Use of the ATSC Digital Television Standard」、ドキュメントA/54、1995年10月4日を参照)。櫛形フィルタは、16dB(デシベル)までのD/U信号パワー比では効果的なNTSC信号排除を行うことが試験から分かっている。D/U信号パワー比は、平均ディジタルVSB ATSC信号パワーをピークNTSC信号パワーで割った値として定義される。
このように、NTSC同一チャネル干渉を除去する方法は、通常は、櫛形フィルタを使用可能な状態でデータ経路に入れておき、受信機の畳み込みデコーダにおいてその存在を補償するものである。残念ながら、この方法では、ハードウェアの実装が非常に複雑になり、コストも高くなる。
本発明の原理によれば、受信機は、(a)受信した広帯域信号の狭帯域領域が狭帯域干渉の除去に使用されるフィルタに印加されるように、受信した広帯域信号の周波数スペクトルを変換し、(b)狭帯域干渉領域に隣接する各々の狭帯域領域の信号レベルに基づいてこの周波数変換を調節することによって狭帯域干渉をトラッキングする。
本発明の例示的な実施例では、受信機は、受信した広帯域信号の周波数スペクトルを変換するための周波数合成器および乗算器と、狭帯域干渉を除去するための低域フィルタと、狭帯域干渉をトラッキングするために周波数合成器を調節するのに使用されるエラー信号を生成するために狭帯域干渉に隣接する信号のパワー・レベルを測定するのに使用される帯域フィルタとを含む。
上記に鑑みて、また以下の詳細な説明を読めば明らかになるように、その他の実施例および特徴も可能であり、それらは本発明の原理に含まれるものとする。
NTSC信号スペクトルおよびATSC信号スペクトルの比較を示す図である。 本発明の原理を実施した受信機を示す例示的なハイレベル・ブロック図である。 図2の受信機15で使用される例示的なフローチャートを示す図である。 図3のフローチャートを理解するために使用される周波数スペクトルを示す図である。 図3のフローチャートを理解するために使用される他の周波数スペクトルを示す図である。 図2の受信機15で使用される例示的な実施例を示す図である。 図2の受信機15で使用される他の例示的な実施例を示す図である。 本発明の原理による狭帯域干渉除去装置の例示的な実施例を示す図である。 本発明の原理による狭帯域干渉除去装置の例示的な実施例を示す図である。 本発明の原理による例示的なフローチャートを示す図である。 本発明の原理による他の例示的なフローチャートを示す図である。
本発明の概念を除けば、図面に示す要素は周知であり、詳細には説明しない。また、テレビジョン放送および受信機には精通していることを前提とし、それらについても本明細書では詳細には説明しない。例えば、本発明の概念を除けば、NTSC(National Television Systems Committee)、PAL(Phase Alternation Lines)、SECAM(SEquential Couleur Avec Memoire)、ATSC(Advanced Television Systems Committee)およびVBI符号化など、TV標準の現行および提案されている推奨事項に精通していることを前提とする。同様に、本発明の概念を除けば、8レベル残留側波帯(8−VSB)、直交振幅変調(QAM)、ならびに低雑音ブロック、チューナ、および復調器などの無線周波(RF)フロント・エンドまたは受信部などの受信機コンポーネントなどの、伝送の概念に精通していることを前提とする。同様に、トランスポート・ビット・ストリームを生成するフォーマット方法および符号化方法(Moving Picture Expert Group(MPEG)−2 Systems標準(ISO/IEC13818−1))は周知であり、本明細書では説明しない。また、本発明の概念は、それ自体については本明細書で説明しない従来のプログラミング技術を用いて実施することもできることにも留意されたい。最後に、図面において同じ番号は同じ要素を示している。
図2は、本発明の原理による例示的な装置10を示すハイレベル・ブロック図である。装置10は、受信機15を含む。以下で述べるように、受信機15は、本発明の原理に従って放送信号11を受信し、出力信号12を供給するように機能する。例えば、装置10は、セット・トップ・ボックス(ケーブル、衛星など)、TV受像機、パーソナル・コンピュータ、携帯電話(例えば映像出力を備えたもの)などである。この点に関して、出力信号12は、破線矢印14で示すように別の装置に伝送する、またはディスプレイに供給する前に、装置10で(楕円ドット13で示すように)さらに処理することもできる。例えば、セット・トップ・ボックスの場合には、破線矢印14は再変調されたビデオ信号(例えばチャネル4に対応する周波数のビデオ信号)を表し、フラットパネルTVの場合には、破線矢印14は、表示要素(例えばフラットパネル、陰極線管(CRT)など)に印加される前のベースバンド・ビデオ信号を表す。
この例では、受信機15はATSC互換性受信機である。ただし、本発明の概念はこれに限定されるわけではない。このATSCの例では、受信機15はNTSC互換であってもよい、すなわち、受信機15がNTSC放送またはATSC放送からのビデオ・コンテンツを処理することができるようにNTSC動作モードおよびATSC動作モードを有していてもよいことにも留意されたい。この点で、受信機15はマルチメディア受信機の一例である。ただし、ここではATSC動作モードについて述べる。受信機15は、(例えばアンテナ(図示せず)を介して)放送信号11を受信し、そこから出力ビデオ信号12、例えばビデオ・コンテンツを視聴するためのディスプレイ(図示せず)に印加するHDTV信号を復元するための処理を行う。上述のように、また図1に示すように、放送信号11は広帯域信号であり、ATSC放送信号だけでなく同一チャネルのNTSC放送信号による干渉を含みうる。これに関して、図2の受信機15は、NTSC信号干渉を除去するための本発明の原理による排除フィルタを含み、さらに干渉検出器も含む。
次に図3を参照すると、受信機15で使用される例示的なフローチャートが示されている。同時に、例示的な広帯域周波数チャネル51に関する図3のフローチャートの動作を示す図4も参照されたい。図4のグラフ60から分かるように、広帯域周波数チャネル51は、N−2個の狭帯域周波数領域(52)に分割される。これらの狭帯域周波数領域の帯域幅は同じである。さらに、広帯域周波数チャネル51の境界に、さらに2つの狭帯域周波数領域53、54がある。従って、狭帯域周波数領域の総数はN個である。これらN個の狭帯域周波数領域をK個単位で検査して、狭帯域干渉信号が存在するかどうかを判定する。この例では、K=3である。図3を参照すると、ステップ305で、受信機15は、第1の3つの狭帯域周波数領域を選択する。これら3つの選択された狭帯域周波数領域を、A、BおよびCと表す。これも、図4にグラフ61として示してある。ステップ310で、受信機15は、これら3つの狭帯域周波数領域の受信信号をフィルタリングし、ステップ315で、受信機15は、その結果得られる狭帯域信号のそれぞれ対応するパワー・レベルP、PおよびPを測定する。これらのパワー測定は、当技術分野で既知の方法で、例えば専用の乗算および累算ハードウェアによって、または記憶したフィルタ出力サンプルを読み取り、ソフトウェア・ルーチンによる乗算累算を実行するマイクロプロセッサ・ルーチンによって行うことができる。3つの狭帯域周波数領域の任意の信号のパワー・レベルを測定した後で、受信機15は、ステップ320で、外側の狭帯域周波数領域の測定パワー・レベルPおよびPに基づいてパワー・パラメータを計算する。この例では、以下のパワー・パラメータを求める。
Figure 2010508755
ただし、その他の数式を使用することもできることに留意されたい。例えば、数式1で用いられる測定値を平均して、マルチパス効果による任意のスペクトル傾斜を考慮に入れることもできる。さらに、その他の線形または非線型のコンビネーションを用いることもできる。最後に、ステップ325で、受信機15は中央の狭帯域周波数領域の測定パワー・レベルPをPsumと比較する。測定パワー・レベルPがPsum以下である場合には、受信機15は、ステップ330で、広帯域周波数チャネル全体が掃引されているかどうかを確認する。広帯域周波数チャネル全体がまだ掃引されていない場合には、受信機15は、次の3つの狭帯域周波数チャネルを選択する。これを、図4にグラフ62として示す。従って、次の3つの狭帯域周波数領域は、やはり狭帯域周波数領域A、BおよびCで示され、受信機15は、ステップ310などを繰り返す。従って、図4から分かるように、広帯域周波数チャネル51全体を矢印66の方向に掃引して、狭帯域干渉信号が存在するかどうか調べる。図4のグラフ63に示す最後のパス(パスN−2)では、最後の3つの狭帯域周波数領域を検査する。図3のステップ325を考慮して図4から分かるように、境界にある狭帯域領域53および54によって、広帯域周波数チャネル51の最初および最後の狭帯域周波数領域の検査が容易になる。受信機15は、ステップ330で狭帯域干渉信号を検出することなく広帯域周波数全体が掃引されたと判定すると、ステップ335で、干渉信号は存在しないと宣言する。
一方、図3のステップ325で、測定パワー・レベルPがPsumを超える場合には、受信機15は、ステップ340で、狭帯域干渉信号が存在すると宣言する。その他の変形形態も可能であることに留意されたい。例えば、受信機15は、PがPsumより大幅に大きいときにのみ狭帯域干渉信号が存在すると宣言してもよい。狭帯域干渉信号が存在するか否かを判定した後、受信機15は処理を継続する(図示せず)。
受信機15が狭帯域干渉を検出しても、当該狭帯域干渉が単に広帯域または狭帯域の同一チャネル干渉の存在を表しているに過ぎない場合もあることに留意されたい。これを、受信機15がATSCシステムの一部であるとして、図5に示す。図5は、ATSC放送信号201と、NTSCビデオ搬送波202が存在する場合に示されるNTSC同一チャネル干渉信号との例示的な周波数スペクトルを示している。図5から分かるように、また図3のフローチャートによれば、受信機15は、最終的には、3つの狭帯域周波数領域211(A)、212(B)および213(C)を検査することになる。図3のステップ325で、受信機15は、狭帯域周波数領域212(B)内のNTSCビデオ搬送波202の存在を検出する。従って、受信機15は、ステップ340で、NTSC同一チャネル干渉が存在すると宣言する。
上記に鑑みて、広帯域周波数チャネルを検査し、またはサンプリングして、少なくとも1つの干渉信号が存在するかどうか調べる。図3のフローチャートに様々な変更を加えることも可能であることに留意されたい。例えば、発生しうる干渉信号の周波数特性がアプリオリに分かっていれば、広帯域周波数チャネルの部分のみを検査するように図3のフローチャートを修正することもできる。同様に、干渉信号を含む狭帯域周波数領域を記録するようにステップ340を修正することもできる。同様に、最初の干渉信号を検出した後も掃引を継続して、その他の干渉信号の存在および/または位置を求めることも可能である。最後に、図4の矢印66は1つの特定の掃引方向を示しているが、広帯域周波数チャネルまたはその一部は、任意の順序で、または任意の方向に検査することができる。
次に図6を参照すると、図3のフローチャートで使用される、干渉検出器を含む受信機15の例示的な一部が示されている。受信機15は、プロセッサ型システムであり、プロセッサ190およびメモリ195として破線で示すように、1つまたは複数のプロセッサ及びそれに結合されたメモリ(図示せず)を含む。この例では、結合されたメモリは、プロセッサ190が実行するコンピュータ・プログラムまたはソフトウェアを記憶し、且つデータを記憶するために使用される。プロセッサ190は、1つまたは複数の記憶プログラム制御プロセッサを代表して表すものであり、これらは干渉検出機能の専用である必要はなく、例えば、プロセッサ190は、装置10のその他の機能を制御することもできる。受信機15の説明を続けると、RFフロント・エンド(図示せず)は、ダウン・コンバート信号109を供給する。ダウン・コンバート信号109は、A/D変換器110に供給され、A/D変換器110は、ダウン・コンバート信号109をサンプリングして、この信号をディジタル領域に変換し、サンプル・シーケンス111を復調器115に供給する。復調器115は、当技術分野で既知のように、自動利得制御(AGC)ブロック、シンボル・タイミング回復(STR)ブロック、搬送波追尾ループ(CTL)ブロックおよびその他の機能ブロックを含み、信号111を復調して復調信号116を等化器120に供給する。等化器120は、復調信号116を処理するためのプログラマブル有限インパルス応答(FIR)フィルタ(図示せず)を含む。等化器120は、入力信号に適応していないことに留意されたい。具体的には、等化器120は「フローズン(frozen)」であり、FIR部分の各タップが何らかの特定のスペクトル位置において帯域フィルタとなるようにプログラムされている。また、帯域フィルタと同じ有効パワー応答を実現するように無限インパルス応答(IIR)フィルタを実装することができることにも留意されたい。実際には、この応用分野では出力信号の位相特性が無関係であるので、IIRフィルタを使用することによって、実装態様が簡略化されることになる可能性がある。等化器120は信号121をパワー検出器125に供給し、パワー検出器125は信号121を処理して、干渉信号が存在するか否かを表す信号126を供給する。具体的には、K=3個の狭帯域周波数領域ごとに、プロセッサ190は、制御信号119によって等化器120のプログラマブルFIRを狭帯域周波数領域A、BおよびCの1つに設定し、復調信号116をフィルタリングする(図3のステップ310)。プロセッサ190は、等化器120が狭帯域周波数領域A、BおよびCに同調したときに、制御信号119によって、信号121の対応するパワー・レベルP、PおよびPをそれぞれ測定するようにパワー検出器125を制御する(図3のステップ315)。3つの狭帯域周波数領域の任意の信号のパワー・レベルを測定した後で、パワー検出器125は、数式(1)に従ってPsumを計算する(図3のステップ320)。最後に、パワー検出器125は、測定パワー・レベルPをPsumと比較する(図3のステップ325)。パワー検出器125が信号126によって干渉信号が存在すると宣言しない場合には、プロセッサ190は、上述のように広帯域周波数チャネルの掃引を継続し、次の3つの狭帯域周波数領域を選択する。しかし、パワー検出器125が信号126によって干渉信号が存在すると宣言した場合には(図3のステップ340)、プロセッサ190はその狭帯域周波数領域を干渉信号を含んでいるものとしてマークする。
次に図7を参照すると、図3のフローチャートで使用される、受信機15で使用される干渉検出器400の他の例示的な実施例が示してある。例えば、検出器400は、プロセッサ型システムであり、プロセッサ490およびメモリ495として破線で示されているような、1つまたは複数のプロセッサ及びそれに結合されたメモリ(図示せず)を含む。検出器400は、掃引局部発振器(LO)450と、乗算器(ミキサ)405と、選択フィルタ410および430と、パワー検出器415および435と、2分割要素440と、加算器429と、しきい値比較器425とを含む。掃引LO450の周波数は、制御信号451を介してプロセッサ490によって調節される。選択フィルタ410および430は、それぞれローパス・フィルタおよびバンドパス・フィルタである。ローパス・フィルタ410は、中央の狭帯域周波数領域Bをフィルタリングするための例示的な周波数応答481を有する。同様に、バンドパス・フィルタ430は、外側の狭帯域周波数領域AおよびCをフィルタリングする例示的な周波数応答482を有する。その結果、3つの狭帯域周波数領域は、周波数応答483で示すようにフィルタリングされる。掃引LO450の周波数がプロセッサ490によって調節されると、乗算器405は、入力信号404の周波数をシフトして、信号406をローパス・フィルタ410およびバンドパス・フィルタ430に供給する。信号406は、本明細書では、信号404の「変換像」とも呼ぶ。その結果、掃引LO450の周波数を変化させることにより、信号406の周波数範囲をシフトさせ、選択フィルタ410および430が広帯域周波数チャネルの異なる領域をフィルタリングするようにすることができる。従って、広帯域周波数チャネルの選択された各周波数領域について、ローパス・フィルタ410は中央の狭帯域周波数領域Bをフィルタリングし、バンドパス・フィルタ430は外側の狭帯域周波数領域AおよびCをフィルタリングする(図3のステップ310)。掃引LOの信号は歩調を合わせることができ、よって、パワー検出器415および435が、フィルタリング済み信号411および431から、測定パワー・レベル416および436をそれぞれ供給するのに十分なサンプルをそれぞれ蓄積するのを待機する。上述のように、パワー検出器415は、信号416によって測定パワー・レベルPを供給し、パワー検出器435は、信号436によってPとPの和を供給する。次いで、信号436が要素440によって2分割され、信号441によってPsumが供給される(ステップ315および320)。加算器420は、PからPsumを減算し、その結果得られた信号421を、信号426によって干渉信号の存在を示すしきい値比較器425に供給する(ステップ325および340)。干渉信号が検出されない場合には、次の3つの狭帯域周波数領域などを検査するように掃引LOの周波数を調節する。このように、検出器400は、広帯域周波数チャネルの全体または一部を検査して、干渉信号が存在するかどうか調べることができる。
上述のように、干渉信号の検出後に、受信機15が当該干渉信号を除去または排除しようとする場合もある。ATSCシステムでNTSC同一チャネル干渉信号を使用する場合の上述の櫛形フィルタが、その一例である。従って、NTSC同一チャネル干渉を除去する方法は、通常は、櫛形フィルタを使用可能な状態でデータ経路に入れておき、受信機の畳み込みデコーダ(図示せず)においてその存在を補償するものである。この場合、ハードウェアの実装が非常に複雑になり、コストも高くなる。従って、本発明の原理によれば、受信機は、(a)受信した広帯域信号の狭帯域領域が狭帯域干渉の除去に使用されるフィルタに印加されるように、受信した広帯域信号の周波数スペクトルを変換し、(b)狭帯域干渉領域に隣接する狭帯域領域の信号レベルに基づいてこの周波数変換を調節することによって狭帯域干渉をトラッキングする。
こうした複雑さやコストを低減する、本発明の原理による例示的な狭帯域干渉除去装置800を図8および図9に示す。狭帯域干渉除去装置800は、NTSC同一チャネル干渉の除去に限定されるわけではなく、その他のタイプの狭帯域干渉の除去にも使用することができることに留意されたい。
狭帯域干渉除去装置800は、乗算器(ミキサ)805および845と、周波数合成器850と、選択フィルタ810、815および820と、パワー検出器825および830と、加算器835とを含む。周波数合成器850は、例えば図7に示す信号426によって、狭帯域干渉信号の検出を知らされる。この例では、信号426は、干渉信号を含む狭帯域周波数領域に関する情報も含むものと仮定している。狭帯域干渉信号が検出されると、周波数合成器850は周波数を生成し、信号852によって、受信した広帯域信号を表す入力信号804の周波数をシフトし、かつ検出された狭帯域干渉信号を除去する乗算器805に送る。この点に関して、選択フィルタは、図9に示すような周波数応答を有する。具体的には、乗算器805が狭帯域干渉をDCに移動させ、選択フィルタ810が周波数応答701で示すようなノッチ型応答で干渉を減衰させる。その結果、選択フィルタ810は、検出された狭帯域干渉を除去し、フィルタリング済み信号811を乗算器845に供給する。乗算器845は、出力信号846の信号スペクトルがその入力スペクトル位置(すなわち入力信号804と同じスペクトル位置)に復元されるように、周波数合成器850から信号851を介して補周波数を受信する。選択フィルタ815および820は、周波数応答702および703で示すように、検出された狭帯域干渉に隣接する周波数領域をフィルタリングする。
選択フィルタ815および820は、干渉物の周波数が検出後にずれた場合、または最初の周波数推定にわずかな誤りがあった場合に、選択フィルタ810が干渉からずれないように保つ働きをすることに留意されたい。例えば、干渉の周波数が低くなった場合、すなわち選択フィルタ815の周波数領域に近づいた場合には、パワー検出器825が検出する信号816のパワー・レベルは増加するが、パワー検出器830が検出する選択フィルタ820からの信号821のパワー・レベルは低下する。加算器835は、パワー検出器825および830からそれぞれ供給される測定パワー・レベル826および831からエラー信号836を生成するために使用される。周波数合成器850は、エラー信号836に応じて、信号852の周波数を適当に調節し、その出力周波数を低下させ、それにより狭帯域干渉をトラッキングすることができる。同様に、干渉物の周波数が上昇した場合、すなわち選択フィルタ820の周波数領域に近づいた場合には、逆のことがあてはまる。この場合には、エラー信号836によって、周波数合成器850が信号852の周波数を高める。図8に示す実施例は、複数の干渉信号を扱うように修正することができることに留意されたい。例えば、N個(複数)の狭帯域干渉を扱うためには、上述の検出器回路をN個並列に実装して、対応するN組の干渉排除回路を連続的に動作させればよい。
本発明の原理による例示的なフローチャートを、図10に示す。ステップ905で、受信機15は、受信した広帯域信号を変換する周波数を設定する。この周波数は、例えば、図3、図6または図7に示す上述の狭帯域干渉検出器によって定められる。ステップ910で、受信機15は、この設定した周波数に応じて受信した広帯域信号を変換する。ステップ915で、受信機15は、(例えばフィルタリングによって)この変換した広帯域信号から狭帯域干渉を除去する。ステップ920で、受信機15は、検出した狭帯域干渉領域に隣接する狭帯域周波数領域のパワー・レベルを測定する。ステップ925で、受信機15は、パワー・レベルを比較することによって、この狭帯域干渉がドリフトしているかどうかを判定する。狭帯域干渉がドリフトしている場合には、受信機15は、ステップ905でパワー・レベルの比較に基づいて周波数を調節し、後続のステップを再度引き続き行う。一方、狭帯域干渉がドリフトしていない場合には、受信機15は、ステップ915を引き続き行う。
本発明の概念の別の例示的な実施例を、図11に示す。この例示的な実施例では、受信機(図示せず)で使用される集積回路(IC)605は、狭帯域周波数除去装置620と、バス651に結合された少なくとも1つのレジスタ610とを含む。例えば、IC605は、一体型アナログ/ディジタル・テレビジョン・デコーダである。ただし、図示してあるのは、IC605のうち本発明の概念と関わりのある部分のみである。例えば、簡略化のために、アナログ・ディジタル変換器、フィルタ、デコーダなどは図示していない。バス651は、プロセッサ650で示されているような受信機のその他のコンポーネントとの通信を実現する。レジスタ610は、IC605の1つまたは複数のレジスタを代表して表すものであり、その各レジスタは、ビット609で示されているような1つまたは複数のビットを含む。IC605のレジスタまたはその一部は、読取り専用でも、書込み専用でも、読み書き可能でもよい。本発明の原理によれば、狭帯域周波数除去装置620は、上述の干渉除去装置の機能または動作モードを含み、レジスタ610の少なくとも1つのビット、例えばビット609は、例えばこの動作モードを使用可能または使用不能にするようにプロセッサ650によって設定することができるプログラマブル・ビットである。図11に示す例では、IC605は、IC605の入力ピンまたはリードを介して処理対象のIF信号601を受信する。この信号の派生信号602が狭帯域周波数除去装置620に印加され、上述のように狭帯域干渉が除去される。狭帯域周波数除去装置620は、フィルタリング済み信号(例えば図8の信号846)である信号621を供給する。狭帯域周波数除去装置620は、内部バス611を介してレジスタ610に結合される。内部バス611は、当技術分野で既知のように、IC605の、(例えば前述の積分器およびカウンタの値を読み取るために)狭帯域周波数除去装置620とレジスタ610のインタフェースを取るためのその他の信号経路および/またはコンポーネントを表している。IC605は、信号606で示されているような、例えば合成ビデオ信号である1つまたは複数の復元信号を供給する。本発明の原理によれば、IC605のその他の変形形態も可能であり、例えばビット609によるこの動作モードの外部制御が不要であり、IC605が上述の処理を単純に常に実行して狭帯域干渉信号を除去するようにすることもできることに留意されたい。
上述の説明は単に本発明の原理を例示するものであり、従って、当業者なら、本明細書には明示していないが、本発明の原理を実施する本発明の趣旨および範囲内に含まれる多数の代替構成を考案することができることを理解されたい。例えば、別個の機能要素の例を示したが、これらの機能要素は、1つまたは複数の集積回路(IC)上に実装することもできる。同様に、別個の要素として示したが、これらの要素の何れかまたは全てを、例えば図10に示すステップの1つまたは複数に対応する関連するソフトウェアを実行する記憶プログラム制御式プロセッサ、例えばディジタル信号プロセッサまたはマイクロプロセッサ内に実装することもできる。例えば、上述の狭帯域干渉除去装置は、受信信号を処理する、ハードウェアおよび/あるいは1つまたは複数のソフトウェア・サブルーチンであってもよい。さらに、受信機15内にまとめた要素として示したが、受信機15の要素は、異なるユニットまたは装置に分散させることもできる。従って、例示的な実施例には多数の修正を加えることができること、ならびに添付の特許請求の範囲に定義する本発明の趣旨および範囲を逸脱することなくその他の構成を考案することができることを理解されたい。

Claims (11)

  1. 受信機で使用される方法であって、
    受信した広帯域信号の狭帯域領域が狭帯域干渉の除去に使用されるフィルタに印加されるように、前記受信した広帯域信号の周波数スペクトルを変換するステップと、
    狭帯域干渉領域に隣接する狭帯域領域の信号レベルに基づいて前記周波数変換を調節することによって、前記狭帯域干渉をトラッキングするステップとを含む方法。
  2. 前記信号レベルはパワー・レベルである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記変換するステップは、
    狭帯域干渉領域を特定するステップと、
    前記特定した狭帯域干渉領域に応じて、前記受信した広帯域信号を変換するように周波数合成器を設定するステップと、
    前記狭帯域干渉領域をフィルタリングするステップであって、前記変換した受信した広帯域信号から干渉信号を除去するステップと、
    前記変換した受信した広帯域信号の前記狭帯域干渉領域の隣接する各々の狭帯域周波数領域をフィルタリングするステップであって、該隣接する各々の狭帯域周波数領域に存在する信号レベルを測定するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記隣接する各々の狭帯域周波数領域の帯域幅が同じである、請求項3に記載の方法。
  5. 前記トラッキングするステップは、
    前記狭帯域干渉領域に隣接する各々の狭帯域領域の信号レベルを比較するステップであって、前記狭帯域干渉のドリフト量を求めるステップと、
    前記ドリフト量に基づいて前記周波数合成器を調節するステップとを含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記受信した広帯域信号は、ATSC−HDTV(Advanced Television Systems Committee−High Definition Television)信号である、請求項1に記載の方法。
  7. 受信した広帯域信号を変換するのに使用される周波数変換器と、
    前記変換した受信した広帯域信号から干渉信号を除去するのに使用されるフィルタと、
    前記干渉信号に隣接する各々の狭帯域領域をフィルタリングして、前記隣接する各々の狭帯域領域内に存在する信号レベルを測定する少なくとも2つのフィルタとを含む装置であって、
    前記周波数変換器は、前記測定された信号レベル間の差に応じて、前記干渉信号をトラッキングする装置。
  8. 前記周波数変換器は調節可能な局部発振器および乗算器を含む、請求項7に記載の装置。
  9. 前記測定された信号レベルはパワー・レベルである、請求項7に記載の装置。
  10. 前記隣接する各々の狭帯域周波数領域の帯域幅が同じである、請求項7に記載の装置。
  11. 前記受信した広帯域信号は、ATSC−HDTV(Advanced Television Systems Committee−High Definition Television)信号である、請求項7に記載の装置。
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