JP2705417B2 - 伝送路監視切替え方式 - Google Patents

伝送路監視切替え方式

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JP2705417B2
JP2705417B2 JP3340087A JP34008791A JP2705417B2 JP 2705417 B2 JP2705417 B2 JP 2705417B2 JP 3340087 A JP3340087 A JP 3340087A JP 34008791 A JP34008791 A JP 34008791A JP 2705417 B2 JP2705417 B2 JP 2705417B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、それぞれの回線が端局
と1局以上の中間中継局からなり、1本の予備回線とN
本の現用回線を持つ1対Nの無線通信システムにおい
て、現用回線から予備回線に切り替えるための制御を行
なう伝送路監視切替え方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の切替え制御方式では、端
局の受信符号処理部から出力される回線障害情報によっ
て、まず送信端切替え器を切り替え、つぎに受信端切替
え器を切り替えて、現用回線から予備回線に切り替えて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の切替え
制御方式では、受信符号処理部から出力される回線障害
情報によって回線の切り替えを行なっており、フェーデ
ィングによる各区間の伝送路の劣化が直ちに回線障害情
報には現われないため、伝送路が劣化し始めてから、実
際に予備回線に切り替えが行なわれるまでに遅れが生じ
るという問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、伝送路が
劣化してから受信端で切り替えが行なわれるまでの遅れ
時間を極力短くできる伝送路監視切替え方式を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、送信端局と受信端局との間が伝送路を介し
て1局以上の中間中継局により接続される現用回線と予
備回線とからなる無線通信システムで、障害が生じた現
用回線を予備回線に切り替えるための制御を行なう切替
え制御方式において、中間中継局および受信端局のそれ
ぞれの受信部で、伝送路の劣化量を、受信入力レベルの
変化量により検出する検出手段と、これら検出手段で検
出された受信入力レベルの変化量がしきい値を越えたか
否かを判定する判定手段と、中間中継局側の判定手段か
ら出力される判定結果を受信端局側に転送する転送手段
と、中間中継局側から転送されてくる上記判定結果また
は受信端局側の上記判定手段から出力される判定結果ま
たは受信端局側から出力される回線障害情報に基づき、
送信端切替え器と受信端切替え器とをそれぞれ切り替え
制御する切替え制御器とを有する構成としてある。
【0006】また本発明は、中間中継局および受信端局
のそれぞれの受信部で、伝送路の劣化量を、受信入力レ
ベルの変化量により検出する検出手段と、これら検出手
段で検出された受信入力レベルの変化量がしきい値を越
えたか否かを判定する判定手段と、中間中継局側の判定
手段から出力される判定結果を送信端局側と受信端局側
に転送する転送手段と、受信端局側の判定手段から出力
される判定結果を送信端局側に転送する転送手段と、送
信端局側に転送されてくる上記判定結果に基づき送信端
切替え器を切り替え制御する切替え制御手段と、受信端
局側に転送されてくる上記判定結果または受信端局側の
上記判定手段から出力される判定結果に受信端局側から
出力される回線障害情報を加え、これらの情報に基づい
て受信端切替え器を切り替え制御する切り替え制御器と
を有する構成としてある。
【0007】
【作用】上述した請求項1に対応する構成によれば、中
間中継局または受信端局側の受信部でフェーディングに
よる伝送路の劣化が検出された時点で、切替え制御器に
より送信端切替え器と受信端切替え器が切り替えられ、
障害が生じた現用回線が予備回線に切り替えられる。
【0008】また請求項2に対応する構成によれば、中
間中継局または受信端局側の受信部でフェーディングに
よる伝送路の劣化が検出されると、この検出情報が送信
端局側と受信端局側に転送され、送信端局側の切替え制
御器により送信端切替え器が切り替えられ、受信端局側
の切替え制御器ではさらに伝送路が劣化し、回線障害情
報が出力された時点で、受信端切替え器を切り替え、障
害が生じた現用回線が予備回線に切り替えられる。
【0009】
【実施例】以下、本発明による伝送路監視切替え方式の
具体的な実施例を図面に基づき詳細に説明する。図1の
ブロック図に、この切替え方式の一実施例を示す。この
図で、この伝送路監視切替え方式が適用されるこのシス
テムは、1本の予備回線LoとN本の現用回線Lからな
る1対Nの無線通信システムを構成しており、各回線は
送信端局Tと受信端局Rの間を伝送路Sを介して1局以
上の中間中継局Cによって接続した構成となっている。
この伝送路監視切替え方式により、伝送路Sに回線障害
が生じた場合に1つの現用回線Lを予備回線Loに遅れ
時間なく切り替えることができる。
【0010】予備回線を含めた各回線L,Loは、同一
な構成からなる。入力端子INからそれぞれ取り込まれ
た各送信信号は、送信端切替え器1を介して送信符号処
理部2tに送られ、変調部3tで変調されたあと、送信
部4tから伝送路Sに送信される。中間中継局Cの受信
部5cでは、伝送路Sからの信号がそれぞれ受信され、
これら受信信号が復調部6cを経て変調部3cに送ら
れ、変調部3cで変調処理されたあとに送信部4cから
伝送路Sに送信される。受信端局Rの受信部5rでは、
中継局Cから送られてくる信号がそれぞれ受信され、こ
れら受信信号が復調部6rを経て受信符号処理部7rで
処理され、各受信符号処理部7rからの出力される受信
信号が受信端切替え器8を介して出力端子OUTからそ
れぞれ取り出される。伝送路Sが正常である場合は、予
備回線Loには送信端局T側のパイロット信号発生器9
からパイロット信号が伝送されており、このパイロット
信号が受信端局R側のパイロット信号検出器10で検出
される。
【0011】1つの現用回線Lの伝送路Sがフェーデン
グによって劣化すると、中間中継局Cの受信部5cで、
伝送路Sの劣化量が受信入力レベルの変化量として検出
される。この検出された変化量が、ある定まった値(し
きい値)を超えたことがこの受信部5cで判定される
と、切替え要求信号が切替え要求信号送信装置11から
受信端局R側の切替え要求信号受信装置12に送出され
る。また受信端局R側の受信部5rでも伝送路Sのフェ
ーデングによる劣化量が、受信入力レベルの変化量とし
て検出され、この検出されたレベルがしきい値を超えた
ことが判定されると、切替え要求信号が切替え要求信号
受信装置12に入力される。この切替え要求信号受信装
置12に取り込まれた切替え要求信号は、切替え判定器
13に送られて、受信符号処理部7rから出力される回
線障害情報と論理和が取られ、切替え要求信号が受信端
切替え制御器15に送出される。この受信端切替え制御
器15に切替え要求信号が入力されると、送信端切替え
制御器14を通して切替え要求信号が送信端切替え器1
に送られる。これにより品質が劣化してきている1つの
現用回線Lの信号が予備回線Loにも通されて並送され
る。同時に受信端切替え制御器15から、切替え要求信
号が受信端切替え器8に送られ、現用回線Lの1つが予
備回線Loに切り替えられる。この一連のシーケンスに
より品質が劣化した現用回線Lが早期に救済される。
【0012】なお、受信入力レベルに現われない機器の
故障などで回線障害が生じた場合は、従来と同様に受信
符号処理部7rから出力される回線障害情報によって送
信端局Tおよび受信端局R側の切替え器1,8の切り替
えが行なわれることで、現用回線Lの救済が行なわれ
る。
【0013】つぎに、図2に示す他の実施例の伝送監視
切替え方式を説明する。この図で、現用回線Lの伝送路
Sがフェーディングにより劣化すると、中間中継局Cの
受信部5cで、伝送路Sの劣化量が受信入力レベルの変
化量として検出され、この変化レベルがしきい値を超え
たことが判定された時点で、切替え要求信号が切替え要
求信号送信装置16cから送信端局T側の切替え要求信
号受信装置17と受信端局R側の切替え要求信号受信装
置18に送出される。また受信端局R側の受信部5rで
フェーディングによる伝送路Sの劣化量が受信入力レベ
ルの変化量として検出され、この変化量がしきい値を超
えると、切替え要求信号が切替え要求信号送信装置16
rから送信端局T側の切替え要求信号受信装置17と受
信端局R側の切替え要求信号受信装置18に送られる。
送信端局T側の受信装置17に切替え要求信号が入力さ
れた時点で、切替え要求信号が切替え制御器19に送ら
れ、この切替え制御器19により送信端切替え器1が切
り替えられる。これにより、品質の劣化してきている1
つの現用回線Lの信号が予備回線Loにも通され、信号
の並送が行なわれる。同時に受信端局R側の切替え要求
信号受信装置18から切替え要求信号が切替え制御器2
0に送出され、待機状態となる。伝送路Sの品質がさら
に劣化し、受信符号処理部7rから回線障害情報が受信
端局R側の切換え制御器20に出力されると、この切替
え制御器20から切替え要求信号が受信端切替え器8に
送出される。これにより現用回線Lの1つが予備回線L
oに切り替えられ、品質が劣化した現用回線Lが救済さ
れる。
【0014】なお、本発明は上述した実施例に限定され
ず、要旨の範囲内で種々の変更実施が可能である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
線障害時に現用回線から予備回線への切り替え制御を行
なうにあたって、各区間の受信入力レベル情報も用いて
いるので、フェーディングによって伝送路が劣化した場
合に、直ちに予備回線への切り替えが行なえ、早期に回
線を救済できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による伝送路監視切替え方式の一実施例
を示すブロック図である。
【図2】他の実施例の伝送路監視切替え方式を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 送信端切替え器 2t 送信符号処理部 3t,3c 変調部 4t,4c 送信部 5c,5r 受信部 6c,6r 復調部 7r 受信符号処理部 8 受信端切替え器 9 パイロット信号発生器 10 パイロット信号検出器 11,16c,16r 切替え要求信号送信装置 12,17,18 切替え要求信号受信装置 13 切替え判定器 14,19 送信端切替え制御器 15,20 受信端切替え制御器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信端局と受信端局との間が伝送路を介
    して1局以上の中間中継局により接続される現用回線と
    予備回線とからなる無線通信システムで、障害が生じた
    現用回線を予備回線に切り替えるための制御を行なう切
    替え制御方式において、 中間中継局および受信端局のそれぞれの受信部で、伝送
    路の劣化量を、受信入力レベルの変化量により検出する
    検出手段と、 これら検出手段で検出された受信入力レベルの変化量が
    しきい値を越えたか否かを判定する判定手段と、 中間中継局側の判定手段から出力される判定結果を受信
    端局側に転送する転送手段と、 中間中継局側から転送されてくる上記判定結果または受
    信端局側の上記判定手段から出力される判定結果または
    受信端局側から出力される回線障害情報に基づき、送信
    端切替え器と受信端切替え器とをそれぞれ切り替え制御
    する切替え制御器とを有することを特徴とする伝送路監
    視切替え方式。
  2. 【請求項2】 送信端局と受信端局との間が伝送路を介
    して1局以上の中間中継局により接続される現用回線と
    予備回線とからなる無線通信システムで、障害が生じた
    現用回線を予備回線に切り替えるための制御を行なう切
    替え制御方式において、 中間中継局および受信端局のそれぞれの受信部で、伝送
    路の劣化量を、受信入力レベルの変化量により検出する
    検出手段と、 これら検出手段で検出された受信入力レベルの変化量が
    しきい値を越えたか否かを判定する判定手段と、 中間中継局側の判定手段から出力される判定結果を送信
    端局側と受信端局側に転送する転送手段と、 受信端局側の判定手段から出力される判定結果を送信端
    局側に転送する転送手段と、 送信端局側に転送されてくる上記判定結果に基づき送信
    端切替え器を切り替え制御する切替え制御手段と、 受信端局側に転送されてくる上記判定結果または受信端
    局側の上記判定手段から出力される判定結果に受信端局
    側から出力される回線障害情報を加え、これらの情報に
    基づいて受信端切替え器を切り替え制御する切り替え制
    御器とを有することを特徴とする伝送路監視切替え制御
    方式。
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