JPS6165215A

JPS6165215A - 内視鏡

Info

Publication number: JPS6165215A
Application number: JP59187813A
Authority: JP
Inventors: Hisao Yabe; 久雄矢部; Tatsuya Yamaguchi; 達也山口; Masaru Konomura; 優此村; Yasuhiro Ueda; 康弘植田
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1984-09-07
Filing date: 1984-09-07
Publication date: 1986-04-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明は固体撮像素子を使って画像化するようにした
内視鏡の改善に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

内視鏡にあっては、イメージガイドファイバーに代わり
、ＣＯＤあるいはＳＩＤなどの固体Ｗｉ画像子を使って
画像信号を取り出すようにしたものがある。

こうした内視鏡としては、挿入部の先端部に固体＠機素
子を設けるとともに、挿入部内に操作部に渡り、固体撮
像素子につながった信号線を配設する構造が採用される
。そして、対物レンズ系で結像された光学像を固体ｆｉ
＠素子で電気信号に変換し、この電気信号を信号線を通
して信号処理系に伝送して、モニターに画像として写し
出すようにしている。

ところが、このような内視鏡は観察像をモニターを通し
て一度に多人数で見ることができる利点があるものの、
挿入部の彎曲によって挿入部内の信号線が座屈を起こす
問題がある。座屈の発生は信号線の断線をまねいて、内
？Ｍ鏡の機能を損わせてしまう問題をもつところで、こ
うした信号線の座屈を未然に防止することができるもの
が要望さ、れている。

〔発明の目的〕

この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目
的とするとろは、彎曲に伴う信号線の座屈発生を防止す
ることができる内視鏡を提供することにある。

〔発明の概要〕

すなわち、この発明は挿入部内にその先端部から操作部
に渡り、曲げ変形可能な芯金を設け、この芯金の外周面
に信号線を巻き付けることにより、信号線の座屈発生の
要因となる軸方向の力を芯金で受けるようとするもので
ある。

（発明の実施例）以下、この発明を第１図および第２図に示す一実施例に
もとづいて説明する。第１図中１は内視鏡である。ここ
で、内視鏡１について説明すれば、２は挿入部、３は操
作部、４はユニバーサルコードである。挿入部２は、先
端構成部５、彎曲部６および可撓管部７を順次連結して
構成される。そして、上記操作部３に上記挿入部２の基
部ならびに上記ユニバーサルコード４が連結される。ま
た、８はＳＩＤ、ＣＣＤなどの固体搬像素子、９はその
固体搬像索子８の後部に取着された基板、１０・・・は
電線から構成された信号線である。そして、固定園＠索
子８は、基板９と共に、先端構成部５の先端部に設けた
対物レンズ系１２に対向して先端構成部５内に設けられ
る。また複数の信号線１０・・・は挿入部２の先端部か
ら操作部３内を通じユニバーサルコード４内の全域に渡
って挿通されている。そして、その信号線１ｏ・・・の
先端部は固体撮像素子８の基板９に、また後端部はユニ
バーサルコード５の先端に設けたコネクタ一部１３にそ
れぞれ取着されていて、固体＠像素子８で光学像を電気
信号に変換してこれを信号線１０・・・を通してコネク
タ一部１３から出力できるようにしている。

一方、１４は長尺な芯金である。そして、この芯金１４
はその先端部を基板９に固定、するとともに、その後端
部を操作部３の後部壁に固定して挿入部２内に設けられ
、芯金１４の全体を挿入部２の先端部から操作部３に渡
り設置している。詳しくは、芯金１４は、彎曲１！１５
の長さに対応した長さをもつコイルスプリング１５と曲
げ変形可能なパイプ１６とを連結部材１７を介して連結
して棒状に構成され、そのうちのコイルスプリング１５
を彎曲部５内に配置するようにしている。そして、この
コイルスプリング１５、バイア１６で構成される芯金１
４の外周面に第２図でも示すように、挿入部２内に配さ
れた信号線１０・・・が番茶巻きで巻き付けられ、信号
線１０・・・における曲げ強度を強くするようにしてい
る。なお、ユニバリールーコード４内の信号線１０・・
・は螺旋状に成形されている。

他方、１７は、ビデオプロセス回路１８にモニター１９
を接続して構成される信号処理系である。

そして、ビデオプロセス回路１８の入力部につながる端
子部に上記コネクタ部１３が接続され、入力された電気
信号を処理して固体撮像素子８で捕えた光学像をモニタ
ー１８に画像表示することができるようにしている。

しかして、こうした内視鏡１は、弯曲性能を使っで挿入
部２をたとえば体腔内に挿入すれば、固体撮像素子８で
捕えた光学像がモニター１８に表示されるが、こうした
彎曲の際、従来、信号線１０・・・に座屈が起きること
が指摘される。

しかし、この発明によると、先に述べたように挿入部２
の先端部から操作部３に渡って芯金１４を設け、この芯
金１４の外周面上に信号線１０・・・を巻き付けている
。これにより、座屈の要因となる軸方向の力は各信号線
１ｏ・・・にはあまり加わらずに、そのほとんどの力が
芯金１４に加わることになる。すなわち、信号線１０・
・・が座屈するのを未然に解消することができるように
なる。故に、彎曲に伴う信号線１０・・・の座屈発生を
防止することができるのである。また信号線１０・・・
を芯金１４に巻き付けたことで、信号線１０・・・自身
、高い曲げ強度を得ることができる。しかも、芯金１４
のうち、彎曲部５内に配置される部分をコイルスプリン
グ１５で構成したことにより、彎曲部５における屈曲性
を良好に維持することができる。

なお、上述した一実施例では、コイルスブリング、連結
部材およびパイプから芯金を構成したものを一例に示し
たが、パイプのみから芯金を構成するようにしてもよく
、また芯金の先端部を固体ｌｆｉ像画像の基板ではなく
先端構成部に固定するようにしてもよい。

第３図ないし第５図は別の実施例を示し、これは第１と
して固体搬像素子８の芯出しを容易に、第２として高周
波処置時におけるノイズを防止、第３として信号線１０
・・・の接続部における座屈による断線ないし引張りに
よる信号線１０・・・の剥離を防止するようにしたもの
である。すなわち、第１に関しては固体撮＠索子８を支
持する、先端構成部５に設けたハウジング２０の接続壁
２０ａを、塑性変形が容易な部材、たとえば極薄のアル
ミなどで形成し、第４図に示すようにハウジング２０の
外力に対する塑性変形から固体搬倣素子８を光軸２１に
合せるようにしたものである。なお、ハい。第２に関し
ては、先端構成部５から操作部（図示しない）の入口部
に渡って設けられるチャンネル２２の外周面全体に、タ
ングステン線で構成されたブレード２３をｌＩｉ！覆し
て、高周波処置時におけるノイズの発生を防止するよう
にしたものである。なお、ブレード２３の端部と、先端
構成部５側ならびに操作部側に設けたチャンネルパイプ
２４との接合は半田付けなどの金属の接着剤を使ってな
される。第３に関しては、樹脂の接着剤２５で、押し出
し一体成形によって成形された複数の並列な信号線１０
・・・を固定して、各信号線１０・・・を複合ケーブル
２７化し、この複合ケーブル２７の複合部分２７ａを、
固体＠像素子８に固定された接Ｍ部材２８に固定するよ
うにしたもので、複合ケーブル化によって信号線１０・
・・ならびに信号線１０・・・の接続部の強度の向上を
図って、信号に固定するようにしてもよい。

（発明の効果）以上説明したようにこの発明によれば、座屈の発生の要
因となる軸方向の力を芯金で受けることができるように
なり、彎曲に伴う信号線の座屈発生を防止することがで
きる。しかも、信号線を芯金に巻き付けたことで、信号
線自車、高い曲げ強度を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第２図はこの発明の一実施例を示し、第１
図は内視鏡の概略構成を示す断面図、第２図は信号線の
巻き付は状態を示す斜視図、第３図ないし第５図は別の
実施例を示し、第３図は挿入部の先端側の構造を示す断
面図、第４図は固体＠像素子を光軸に合せるためにハウ
ジングを塑性変形させた状態を示す断面図、第５図はそ
の異なるハウジングを示す断面図である。２・・・挿入部、３・・・操作部、５・・・彎曲部、８
・・・固体１１１１ｍ素子、１０・・・信号線、１４・
・・芯金。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）挿入部の先端部に固体撮像素子を設けるとともに
、上記挿入部内に操作部に渡り、上記固体撮像素子につ
ながる信号線を配設してなる内視鏡において、上記挿入
部内にその先端部から操作部に渡り、曲げ変形可能な芯
金を設け、この芯金の外周面に上記信号線を巻き付けて
なることを特徴とする内視鏡。
（２）芯金は、挿入部を構成する彎曲部内に配置される
部分がコイルスプリングで構成されていることを特徴と
する特許請求の範囲第１項に記載の内視鏡。