JPS6164481A - 熱転写プリンタ - Google Patents

熱転写プリンタ

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Publication number
JPS6164481A
JPS6164481A JP18636584A JP18636584A JPS6164481A JP S6164481 A JPS6164481 A JP S6164481A JP 18636584 A JP18636584 A JP 18636584A JP 18636584 A JP18636584 A JP 18636584A JP S6164481 A JPS6164481 A JP S6164481A
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JP
Japan
Prior art keywords
ribbon
thermal head
cassette
ink ribbon
ink
Prior art date
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Pending
Application number
JP18636584A
Other languages
English (en)
Inventor
Masabumi Suzaki
正文 須崎
Katsumasa Mikami
克雅 三上
Yosuke Nagano
洋介 永野
Tomoji Kitagishi
北岸 外茂治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6164481A publication Critical patent/JPS6164481A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J33/00Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
    • B41J33/14Ribbon-feed devices or mechanisms
    • B41J33/52Braking devices therefor

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、熱転写プリンタに係り、特にインクリボンを
複数段に分けて印字する場合等のインクリボンの整列巻
取技術に関する。
〔発明の背景〕
従来、熱転写プリンタに使用しているインクリボンは、
1回部字するとそのインク部分が転写されてしまうため
再使用できず、ランニングコストが高いものになってし
まう欠点を有していた。
従って、上記欠点を解消する為、実開昭58−1940
42号記載のように、熱転写リボンの駆動方向の反転機
構と感熱ヘッドの上下移動機構を設け、インクリボンの
上下2トラックを、往彷印宰させる例が知られている。
しかし、この列は、ヘッドの上下移動機構およびインク
リボンの駆動方向の反転機構が必要となる為、構造が複
雑となる。
また、往復印字の為、往時と復時のインクリボン走行距
離を同一にしなければならない。従って、−行印字中に
印字不要のスペースがあってもリボン走行停止させるこ
とが不可能となり、リボン節約量の面から不利となる。
従って、プリンタ自身には、リボンの駆動方向の反転機
構や、ヘッドの上下移動機構環設けずに、リボンカセッ
トを反転させるのみで、リボンの上下2段に印字可能と
する方式をとれば、プリンタ自身は、従来の片方向印字
方式と全く同じで、しかも、インクリボンの使用可能長
さを従来方式に比較して2倍にすることができ、ユーザ
ー〇う/ユングコスト低下に多大の効果となる。しかし
、開−リボンに上下2段、あるいは複数段に印字する場
合に関して大きな問題となるリボンの巻取りを正常にあ
るいは整列に行なわせる為の技術について触れた文献は
見当たらない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、1つのインクリボンを上下2段あるい
は複数段に分けて印字させる構成を実現させるに当り、
最大の問題となるインクリボンの走行不安定、不整列巻
取、巻取不能等を解決し、これにより、ユーザーにとっ
て最大のメリットとなるランニングコストの低い熱転写
プリンタを提供することにある。
〔発明の概要〕
従来の熱転写プリンタは、インクリボンの巾中央部を使
用して印字している。これに対し、インクリボンのラン
ニングコストを低減させる為に、1つのインクリボンを
上下2段、あるいは複数段に分けて印字させる構成とし
た場合、以下の様な技術的問題が生ずる。
インクリボンの中央部を印字させる従来方式に対して上
下段印字あるいは複数段印字では、リボン巾中心と印字
中心が一致しない。この為、リボン走行中にリボン面内
に作用する応力分布がリボンの上下で異なり、リボンが
ヘッド部で上方向にせり上るかあるいはせり下る現象が
発生する。この現象を、第3図〜第7図を用いて以下に
詳述する。第3図は、プラテンの軸方向と直角方向の側
面図であり、リボン位置とヘッドの印字位置の関係を示
している。被転写紙2を巻き付けたゴム製のプラテンロ
ー21にインクリボ/4を介して感熱ヘッド3が直角に
押し付けられる。これによシブラテン1表面に形成され
る↑ラド3との接触部の巾寸法Pは、感熱ヘッド3上の
発熱抵抗体3aの巾寸法Hよりも若干大きくなる様、ヘ
ッド押力、プラテンゴム硬度、ヘッド巾等を設定するの
が一般的である。次に、インクリボン4を上下2段に分
けて印字できる様、リボン中孔を設定する。この図では
、インクリボンの上側半分のみを使用して転写させる列
を示しており、リボンの上半分の転写終了後、リボンカ
セット5の上下を反転させ、て残りの半分(未使用の部
分)に転写させるものである。したがって、リボンの巾
几の中心と、印字中心が図の様にΔtだけずれることと
なる。第4“図は、感熱ヘッドの背面から見た側面図で
あり、感熱ヘッド3が図の右方向(矢印の方向)K移動
しながらインクリボンの上半分を使用して転写する様子
を模式的に示している。この図で斜線部は未使用の部分
を示し、白い部分は転写後の、インクの抜は落ちた部分
を示している。以上の様に構成した場合に、リボンに作
用する張力分布を第5図に示す。
ヘッド3がリボンの上側の部分のみ(図で斜線部)をプ
ラテンに押し付けている。この状態において、リボンに
は、リボンカセット内のリボン巻取コア6の巻取により
巻取張力Toが矢印方向に作用する。又、同時にヘッド
を介して、その反対方向にはリボンを安定走行させる為
のバックテンション付加部9よシ張力T+が作用する。
張力ToとT+はリボン巾几の食中にわたって均一に等
分布で作用しようとするのに対して、ヘッドのリボン押
付位置が上側に片寄っている為、リボンの張力分布は図
の矢印で示した様に不均一になり、リボンの下側に作用
する張力の方が上側に作用する張力よりも大きくなる。
すなわち、ヘッド部において、リボンを下側にせり下げ
ようとする力Wが発生することとなる。したがって、第
6図に示すように感熱ヘッド部でリボンがせり下げられ
ることになる。ここでインクリボンは、一般的に略4〜
8μm程度の極薄のベースフィルムより構成されている
為、インクリボン自身に剛性が全くない。したがって一
度感熱ヘッド部でせり下げられて位置を狂わされたイン
クリボンは、自分自身でその位置を修正しようとする能
力がなく、下側にせシ下げられたままリボン巻取コア6
に巻き取られることとなる。
以上の様に、せり下げられたままリボンが巻き取られる
と、第7図に示すように、巻取コア6に巻き取られたリ
ボン4が不整列巻となシ、リボンを収納するカセットケ
ースの内壁に接触し、リボンの巻取が不能となる不具合
を発生させる。以上の説明列は、リボンの上側半分を印
字させる場合にヘッド部で発生するリボ/せり下り現象
についてのものであるが、反対にリボンの下側半分を印
゛字させる場合には、リボンのせシ上シ現象が発生し、
同様の不具合が生ずるのはもちろんである。
また、リボンのせり上り、せり下り現象は以下に説明す
るように、リボン巻取不能とは別の不具合点を生せしめ
る。
1つのリボンを上下2段、あるいは複数段に分けて印字
させる場合には、リボンの中央部を使用して印字させる
場合と比較して、リボン位置の上下ずれに対する余裕代
が小さい。したがって、ヘッド部でのせシ上り、せり下
り現象が発生すると、感熱ヘッド上の発熱抵抗体からリ
ボンがはずれてしまったり、あるhは、片側の屍に転写
済の為にインクが抜は落ちた転写跡に発熱抵抗体が位置
して、印字欠け、という致命的欠陥を引き起こすことに
なる。
以上のように、ランニングコスト低減を目的としてイン
クリ、35ンを上下2段、あるいは、複数段に分けて印
字させる構成を実現させるには、リボンのせり上り、せ
り下り現象を防止するのが不可欠の条件となる。
本発明は、この問題を解決する目的で、以下の様な考え
方で考案したものである。
インクリボンに対して上段印字を行なう際、張力分布の
不均一によシ発生するせり下り現象を詳細に観察した結
果を、第8図および第9図に示す。
両図とも感熱ヘッド3の背面より、インクリボン4との
位置関係を示したものである。第8図は印字開始時の状
態を示し、感熱ヘッド3の左端が図に示す如くA点に位
置するものとする。印字開始時は、インクリボン4のせ
り下9は発生しない。
次に第9図に、感熱ヘッド3が、A点からB点まで移動
したときに発生するせり下り現象を示す。
この図に示す如く、せり下り現象は、リボン面内に作用
する張力分布が不均一で、かつ、インクリボン4上を感
熱ヘッド3が押し付けながら横行移動しているときに発
生するものである。
感熱ヘッド3が横行移動したときに発生するインクリポ
/4のせシ下)量ΔXは、感熱ヘッド3の横行移動量X
に比例する。すなわち、せり下り角度αを、αwtan
−’ (Δx / x )と定義すれば、・−行印字中
において、αは一定である。この点に着目し、感熱ヘッ
ド3に対するインクリボン4の進入方向を第10図の如
く傾けたものである。すなわち、インクリボンのせり下
りを見込んで、あらかじめ、前記せり下9角度αに対応
して感熱ヘッド3へのリボン進入角度βを下記の様に設
定したものである。すなわち、リボン進入角度βを、ヘ
ッド進行方向;プラテン軸に対して、せり下り角度αと
反対向きに設定する。すなわち感熱ヘッド3に対してリ
ンクリボン4を上方向から進入させる様にしたものであ
る。なお、実験によれば、リボン進入角度βの大きさは
、せり下り角度αに対し、β=2αに設定するのが良い
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例を説明する。
第11図に熱転写プリンタの外観図を示す。
側板10と側板11間には、軸12が固定されている。
又、軸12上を摺動可能にキャリッジ13が配置され、
該キャリッジ13上には、リボンカセット5及び感熱ヘ
ッド3が搭載され、前記リボンカセットs内にはインク
リボン4が収納されている。
キャリッジ13は、キャリッジモーター14によシタイ
ミングベルト15を介して、図では、左右方向に移動可
能な構成としている。ラインフィ−トモ−ター16によ
りプラテン1の軸に締結されたギヤ17に駆動力を伝達
し、被転写紙2を送る。又、プラテンノブ18を手で廻
しても同様に紙送りが可能である。19は紙ガイドであ
る。リリースレバー20を前後方向に移動させる事によ
り、軸21に摺動可能に配置された紙押さえローラ22
を、紙面に押し付けたり、紙面から離したシする構造に
なっている。23はホームポジションセンナ、24は感
熱ヘッド3等に通電させるだめの7ラツトケーブルであ
る。
このプリンタは、キャリッジ13が右方向に移動する時
のみ印字をする片方向印字方式で、右方向に移動すると
きは、インクリボン4を巻取シ、左方向に移動するとき
は、インクリボン4を巻き取らない方式のプリンタであ
る。又、キャリッジ゛モーター14、ラインフィードモ
ーター16、ホームポジションセンナ23、感熱ヘッド
3ならびにリボン終端を検出するリボンセンサ(図示せ
ず)等は制御器に係るCPU25にて制御されているも
のとする。
第12図は、本発明を実施するリボンカセットの内部構
造を示す平面図であり、カセットのウニケースを取りの
ぞき、上方向から見た平面図である。第13図は第12
図のA−A断面を示す。
リボンカセット5は、カセットウニケース7とカセット
シタケース8とを固定ネジ(図示せず)等により中空ケ
ースになるよう構成されており、その内部には、インク
リボン4およびインクリボン4に一定のバックテンショ
ンを与えるバックテンション付加部9および36が組込
まれている。
また、カセットウニケース7およびカセットシタケース
8にはキャリッジ13に搭載された感熱ヘッド3の挿入
切欠部XおよびYが設けられている。
6はリボン巻取コアであシ、その内周に設けた複数個の
突起部6aが、キャリッジに設けたリボン巻取軸に、該
カセット5全体をキャリッジに装着したときに係合する
ようになっている。このカセット5はリボン4の上下段
印字に対応する様に構成されたものであり、該カセット
5がキャリッジに装着されたとき、リボン4の上側半分
のみを使用して印字するようになっている。すなわち、
リボン送出コア26に巻回された未使用の転写フィルム
の上半分のみが転写されて、−巻金てが巻取コア6に巻
きとられたとき、リボンカセット5全体の上下を反転さ
せて、キャリッジに再装着するものである。したがって
、リボンカセット5反転前に、リボン4の下半分に位置
し未転写の部分が、反転によって、上側に位置する為、
この部分に転写が可能となるものである。同時に、反転
前には、リボン4の巻取用として使用されていた巻取コ
ア6は、反転によりリボン送出コア26として使用され
る。逆に反転前、リボンの送プ出し用として使用されて
いたリボン送出コア26は反転により、巻取コア6とし
て使用され、キャリッジの巻取軸と係合する。したがっ
て、リボン巻取コア6とり゛ポン送出コア26は同一形
状に設定する。該リボン巻取コア6とリボン送出コア2
6は、第13図に示すように、カセットシタケース8に
設けたボス部8aと、カセットウニケース7に設けたボ
ス部7aとの間にわずかの間隔をあけて、はさみ込まれ
る形で支持する構成として、カセット50反転によって
、コア6.26の位置の上下ずれが起きない様配慮して
いる。27は、カセットウニケース7をカセットシタケ
ース8に締結する為のネジ穴である。28は、リボン送
出コア26に巻回された転写フィルムの残量を見る為の
のぞき窓である。29および30はリボン4の走行系路
に配設されたガイドローラであり、リボン走行系路の位
置決めをするとともに、リボン走行時の走行抵抗を軽減
するためのものである。カセット5の反転使用の為ガイ
ドローラ29と30は略左右対称位置に設けられている
。31は、キャリッジに搭載され、送出側リボンがなく
なったことの検出、あるいは何らかの原因で感熱ヘッド
部でリボンがヘッドからはずれてしまう事故、あるいは
、プリンタの運転開始時、カセットが装着されていない
不備等を検出する為のリボンセンサー32が、カセット
5内に挿入される為のセンサー挿入穴である。カセット
5反転使用の為、カセットウニケース7にも挿入穴(図
示せず)を設けるつ33はすボン走行ガイド部であり、
リボン走行抵抗軽減の為、2ケ所の突起部33aと33
bのみでリボンと接触する様にしてあり、カセット反転
使用の為、突起部33aと33bはほぼ左右対称の位置
になる様に構成する。34および35は、リボン走行開
始時、停止時、および、ヘッドのプラテンへの押し付け
、引き離し動作によるリボンのたるみが発生した場合の
リボンセンサー32の誤動作を防止する為のリボン位置
ガイドである。
また、リボン走行開始して感熱ヘッド3がプラテンに接
触する為に移動する際、感熱ヘッド3がインクリボン4
を大きな速度で引き出す為、送出コア26がその慣性分
で回転しすぎ、定常走行時より長いリボン量がリボン送
出コア26より吐き出される。したがって巻取コア6の
巻取量が送出量に対応できずリボンがたるむことになる
。このたるみは送出コア26とバックテンション付加部
9の間で発生する。したがって、リボンセンサー32は
、リボンのたるみが発生しない箇所、すなわち、リボン
走行系路のうち、バックテンション付加部9と、感熱ヘ
ッド3との間に設ける。
次ニ、バックテンション付加部9および36の構造につ
いて、第14図を用いて説明する。
カセットシタケース8と一体に構成されたボスト37の
外周壁面にフェルト等の摩擦材(1) 38を貼り付け
る。一方ポスト39を支持軸として、板バネ40を取り
付ける。そして板バネ40の平面部にもう1つのフェル
ト等の摩擦材(2) 41を貼り付ける。摩擦材(1)
 38と摩擦材(2) 41の間にインクリボン4をサ
ンドイッチ状にはさみ込む様に装着する。ここで、リボ
ン4の巾Rよりも摩擦材(1) 38 、 (2) 4
1の巾寸法Tのの方が大きくなる様に設定する。以上の
様に構成すれば、リボンが上下方向に位置ずれしようと
しても、両端に摩擦材同志の接触部分がるる為、リボン
位置ずれの抵抗となシ、このバックテンション付加部9
又は36でのリボン4の位置ずれを防止することができ
る。
40aは、板バネ40と一体に設けられた突き出しピン
接触部で、1、この部分が図の矢印方向Wの方向に押さ
れたとき、板バネ40の摩擦材押し付は力を解除し、バ
ックテンションを解除するためのものである。なお、上
記突き出しビン接触部40aはキャリッジにカセットが
装着されたとき、キャリッジに設けられた突き出しピン
の外周と接触して、バックテンションを解除するもので
あるが、キャリッジの突き出しピン(図示せず)は、巻
取側のバックテンション付加部36のバックテンション
を解除する位置に設けられている。
したがって、第12図で説明すると、送出側のバックテ
ンション付加部9のバックテンションはリボンに作用し
ているが、巻取側の・くツクテンション付加部36のバ
ックテンションは解除されている。したがってバックテ
ンション付加部9と36の両方に同じバックテンション
を付加するようにしておけば、リボンの往走行時とカセ
ットの反転によるリボンの復走行時の両方の場合につい
て、送出側のバックテンションのみが作用し、しかもそ
の大きさも同じになり安定したリボン走行性が得られる
以上のようなカセット構成において、リボン走行系路を
説明すると、リボン送出コア26から巻き出されたイン
クリボン4は、バックテンション付加部9、ガイドロー
ラ29、リボン走行ガイド゛部33、感熱ヘッド3、ガ
イドローラ30.バックテンション付加部36を順に経
て、リボン巻取コア6に巻き取られる。
次に、本発明の実施例について、第1図を用いて説明す
る。第1図は本発明を実施するプリンタのカセットの背
面方向からの側面図である。キャ。
リッジ13に搭載されリボンカセット5を支持するカセ
ット取付板42を、感熱ヘッド3の進行方向すなわちプ
ラテンローラ1の軸心に対し図の様にβ0だけ傾かせる
ことにより、リボンカセット5を同じ角度傾かせる構造
とする。本例は、リボンの上段印字の場合を示しており
、本発明を実施しない場合には、リボンのせり下りが発
生するが、本発明を実施すると、リボンのせり下り量に
見合った分だけリボンが上方向から供給される為、リボ
ンのせり下りは発生しない。リボンの下段印字の場合に
は、本実施例と逆向きに、リボンの進入角度βを設定す
ればよい。なお、本図において。
43はリボンカセット5をカセット取付板42に固定す
る為のカセットホルダーであり、44はキャリッジの走
行ガイドである。45は、キャリッジ13がキャリッジ
走行ガイド44を横行移動する際に発生する走行抵抗を
軽減する為にキャリッジに設けたガイドローラである。
第2図は、本発明の応用変形例であり、感熱ヘッド3、
インクリボン4およびプラテン1の相対位置関係を示す
為。
感熱ヘッドの背面方向から見た側面図である。本実施列
は、リボン上段印字の際にリボンの面内張力分布が不均
一になることにより発生するリボンのせり下りを感熱ヘ
ッド3へのインクリボン4の進入角度を傾けることの他
に、図の様に、感熱ヘッド3の発熱抵抗体3aの中心と
、プラテン1の゛表面に形成される平坦巾中心=プラテ
ン中心をΔXだけずらすことにより、補正するものであ
る。
すなわち、印字中心からプラテン平坦中1aの上端まで
の寸法をC′、下端までの寸法をdとすればaヘッド3
を平坦中中心よりも上へずらすことにより、d>Cとな
る。したがって下側の押力分布が上側の押力分布よりも
大きくなる為、インクリボン4をせり上げようとする力
が作用し、リボンのせり下シを防止しようとするもので
ある。
このように、リボン進入角度と感熱ヘッド3の中心とプ
ラテン1の中心をずらすことを併用しても同様の効果が
得られ、この場合は、インクリボン4の感熱ヘッド3へ
の進入角度を小さく設定できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、インクリボンの上下2段印字、複数段
印字の様に、インクリボン巾の中心と印字中心がずれる
構成に対して、リボンのヘッド部でのせり上り、せり下
り現象を防止することができるので以下の効果がるる。
(1)1つのインクリボンに、上下2段印字、あるのこ
七は、プリンタのユーザーにとって最大のメリットとな
る。
(2)従来の1段印字の場合とほとんど同じプリンタ構
成で、リボンの使用寿命を大巾に増大させることができ
る。
(3)  複数段印字に対して、リボン巾の余裕を小さ
くでき、しかも、転写欠けの不具合を防止できる。
(4)リボンの整列巻取が可能となる為、巻取負荷が軽
減し1巻取不能の事故を防止でき、かつリボン巻取張力
も小さく設定でき、キャリッジ自体の形状寸法も小形化
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施したプリンタのカセット背面方
向からの側面図、第2図は、第1図の応用変形例を示す
ヘッド背面方向からの側面図である。第3図は、プラテ
ン軸と直角方向から見た側面図であり、インクリボン位
置と印字位置の説明説明図、第7図は、カセット内のイ
ンクリボン巻取状況説明図である。第8図は、印字開始
時のヘッドとインクリボンの位置関係を示すヘッド背面
方向からの側面図である。第9図は感熱ヘッドが横行移
動したときに発生するリボンのせり下り現象を説明する
為のヘッド背面方向側面図である。 第10図は本発明の詳細な説明する為のヘッド背面方向
の側面図である。第11図はプリンタの外観図であり、
第12図は本発明を実施するカセットの内部構造図であ
る。第13図は第12図のA−A断面である。第14図
は、第12図のバックテンション付加部を示す斜視図で
ある。 1・・・プラテン、1a・・・プラナ2平坦部、2・・
・被転写紙、3・・・感熱ヘッド、3a・・・発熱抵抗
体、4・・・インクリボン、5・・・リボンカセット、
6・・・巻取コア、6a・・・巻取コア突起部、7・・
・カセットウニケース、7a・・・ボス部、8・・・カ
セットシタケース、8a・・・ボス部、9・・・バック
テンション付加部。 10・・・側板、11・・・側板、12・・・軸、13
・・・キャリッジ、14・・・キャリッジモータ、15
・・・タイミングベルト、16・・・ラインフィードモ
ーター、17・・・ギヤ、18・・・プラテンノブ、1
9・・・紙ガイド、20・・・リリースレバー、21・
・・軸、22・・・紙押サエローラ、23・・・ホーム
ポジションセンサ、24・・・フラットケーブル、25
・・・CPU、26・・・リボ/送出コア、27・・・
ネジ穴、28・・・のぞき窓、29・・・ガイドローラ
、30・・・ガイドローラ、31・・・センサー挿入穴
、32・・・リボンセンサー、33・・・リボ/走行ガ
イド部、33a・・・突起部、33b・・・突起部、3
4・・・リボン位置ガイド、35・・・リボン位置ガイ
ド、36・・・バックテンション付加部、37・・・ポ
スト、38・・・摩擦材(1)、39・・・ポスト、4
0・・・板バネ、40a・・・板バネ、の突き出しピン
接触部、41・・・摩擦材(2)、42・・・カセット
取付板、43・・・カセットホルダー、44・・・キャ
リッジ走行ガイド、45・・・ガイドローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、感熱ヘッドおよび該感熱ヘッドが押し付けられるプ
    ラテン、表面に固体インクを塗布したインクリボン、前
    記感熱ヘッドを搭載し横行移動動作をするキャリッジ等
    より構成される熱転写プリンタにおいて、 前記インクリボン巾の中心と印字中心のずれ量に対応し
    て、感熱ヘッドに対するインクリボンの進入方向を前記
    感熱ヘッドの進行方向に対して傾けたことを特徴とする
    熱転写プリンタ。 2、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、1つの
    インクリボンを、上下2段に分けて印字させる様構成し
    、インクリボンの上段を印字させる様設定したとき、感
    熱ヘッドの進行方向に対して上側よりインクリボンが該
    感熱ヘッドに進入する様に構成し、反対に、インクリボ
    ンの下段を印字させる様設定したとき、感熱ヘッドの進
    行方向に対して下側よりインクリボンが該感熱ヘッドに
    進入する様に構成したことを特徴とする熱転写プリンタ
JP18636584A 1984-09-07 1984-09-07 熱転写プリンタ Pending JPS6164481A (ja)

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JP18636584A JPS6164481A (ja) 1984-09-07 1984-09-07 熱転写プリンタ

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