JPS6164295A - スチ−ムアイロン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は夕／りから気化室へ水を供給し、気化室で発生
したスチームを噴出する構成のスチームアイ０／に関す
るものである。

従来例の構成とその問題点 一般にスチームアイコンにおいてはタンクより直接にノ
ズル孔を介して気化室に水を滴下させ、前記気化室で蒸
気を発生させるものが多い。ところでスチームアイロン
としては、単に蒸気を定量的に噴出する以外に、一時的
に多量噴出、その他霧吹き機能をもたせることが望まれ
ている。このような多機能をもたぜる場合にポンプを併
設するが、前記ノズル孔以外にポンプ機構および、ポン
プを介しての別の通水路を付加しなければならなく、機
構が複雑化し、コスト高になる。

このようなことから、本発明者等はタンクより気化室に
至る連通水路管を設け、この連通水路管を利用してポン
プを組み合わせ、すなわち簡単な機構で多機能をもつス
チームアイロンを開発してきた。

この連通水路管をもつスチームアイロンは第２図に示す
ように構成されている。すなわち、アイロン掛けを行な
うベース１内にはヒーター２が埋設されており、このヒ
ーター２が埋設されている付近のベース１上部には気化
室３が設けられている１、この気化室３の上部の一部に
水の滴下量全決定するノズル４が設けられ、さらにこの
ノズル４の上部にはタンク５が設けられている。またペ
ース１の表面には気化室３と連通したスチーム孔６が設
けられている。７は連通水路管であり山状すなわち上部
垂直部７ａと、水平部７ｂと、下部型１百部７Ｃよりな
り、タンクＳ内の下部に配置されている。この連通水路
管７の下部垂直部７Ｃの下端は、気化室３に臨んでいる
ノズル４に接続され、上部垂直部７ａの上端はタンク６
内の上部に垂直に配設されたポンプ８の７リングー１１
の下端に接続されている。そして連通水路管７の上部垂
直部７ａの下端、すなわち、タンク５の内底に対向する
部分には流入口９が形成され、また、上部垂直部７＆内
において、上下に移動自在なボール弁１ｏを設けている
。このボール弁１１は水とほぼ等しい比重の合成樹脂よ
り形成されている。

前記ポンプ８はシリング１１内を上下に運動する作動棒
１２と、この作動棒１２の下端に設けたピストン１３を
備えている。

以上のように構成されたスチームアイロンについて、以
下動作について説明する。

り／り５内の水の水圧により、ボール弁１０が押し上げ
られ、水ｉ−１：流入口９から連通水路管７内に流れ込
み、ノズル４により水量が気化室３の気化能力以下に制
限されて、気化室３に自然滴下する３、この滴下した水
は気化室３で気化され、スチーム孔６よりスチームとし
て噴出される。

また、一時的にスチーム量を増加させる場合には、作動
棒１２を下へ押せばよい。すなわち、この動作を行なう
とボール弁１１が流入口９を閉成するため、シリンダ１
１内の空気は連通水路管Ｔ内の水ヲ流出側であるノズル
４へ送り出し、一時的に多量の水が気化室３に流れ込み
多量のスチームが噴出される。また、タンクＳ内の水位
が低い状態では、ボール弁１０を押し上げる水圧がボー
ル弁１１に加わらないため、自然滴下を行なわせること
ができない。そのため、作動棒１２を押し下げ押し上げ
ポンプ動作を行なうことにより、タンクＳ内の水は流入
口９を介して連通水路管７内を流れ気化室３へ滴下する
。−変温下を開始すると流入口９と流出側とでは位置関
係に高低差があるため、水は連通水路管Ｔ内を流れ続は
自然滴下が持続される。

しかしながら、以上のスチームアイロンはボール弁１ｏ
を流入口９に押圧させ、その状態を維持させる装置を備
えていないため、スチームを用いずに行なうアイロン掛
けができるドライ機能を利用することができなかった。

今後の課題としては連通水路管とポンプ装置とを備えた
スチームアイロンをさらに多機能にするためにドライ機
能を付加することがあげられる。

発明の目的 本発明は上述した課題を解決しようとするもので、多く
の部品を付加せずに多機能なスチームアイロンを提供す
るものである。

発明のｔ１′４成 上記目的を達成するために、本発明のスチームアイロン
は、タンクより気化室への連通水路と、この連通水路と
つながったポンプとからなる供給装置を備え、この供給
袋この一部に連通水路を開閉する開閉装置を設けた構成
である。

以上の構成によれば、連通水路を介した自然滴下による
通常使用と、ポンプ動作させることにより連通水路を介
して気化室に水を通常より多く供給していわゆるショッ
ト噴出させることができ、さらに開閉装置により連通水
路への水の供給を停止しスチームを噴出させまいいわゆ
るドライのアイロン掛けを行なうことができる。

実施例の説明 以下本発明の一実施例を第１図にもとづいて説明する。

同図において１はベース、２はヒーター、３は気化室、
４はノズル、５はタンク、６はスチーム孔、７は連通水
路管、８はポンプ、９は流入口、１ｏはボール弁、１１
ば／リンダー１１２は作動棒、１３はピストンであり、
これらは前述第２図と同様に構成され、その説明は省略
する。

１４は作動棒１２の下端部に設けられたスプリングであ
り、作動棒１２の上端部側にロック機構を有した操作ボ
タン１５を設けている。またスプリノグ１４は作動棒１
２を押し下げた状態で流入口９をボール弁１０が押圧し
閉成するように設けられている。

以上の構成によれば、前述したように連通水路管７を介
した自然滴下による通常使用と、ポンプ８を動作させろ
ことにより連通水路管ア庖介して気化室３へ水を強制排
出させ、通常より多くの水付を供給するいわゆる／ヨツ
ト噴出とを行なうことができる。さらに操作ボタン１５
を押し下げロックすれば、スプリング１４はボール弁１
０を流入口に押圧し続は流入口９を閉成状態にする。こ
の流入口９の閉成により連通水路管下には水が流れなく
なり、気化室３への水の滴下が停止する。よってスチー
ム孔６からスチームが噴出しなくなり、ドライのアイロ
ン掛けを行なうことができる。なお、操作ボタン１５を
再度押圧すればロックは解除され、前述のスチーム機能
を使用することができる。

したがって、ボール弁１０とスプリング１４は開閉装置
としての働きを有しており、スプリング１４を、旦加す
るだけの少ない部品数の増加によって開閉装置でを設け
ることができる。また、この開閉装置を設けることによ
り、スチームアイロンをスチーム噴出を行なわないドラ
イアイロンとしても使用することができ、安価に多機能
なスチーム機能（ｒ＋７を提供するこ吉ができる。

発明の効果 以上の、実施例の説明から明らかな通り１本発明のスチ
ームアイロンは連通水路に開閉装置を設けることにより
、スチームを発生させずにアイロン掛けを行なうことが
できるドライ機能を少ない部品点数で追加することがで
き、したがって多機能なスチームアイロンを安価に提供
できるようになり、その効果は犬なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例におけるスチームアイロンのス
チーム発生機構周辺の要部断面図、第２図は連通水路管
を備えたスチームアイロンのスチーム発生機構周辺の要
部断面図である。 ３・・・・・・気化室、７・・・・・・連通水路管、８
・・・・・・ポンプ、１０・・・・・・ボール弁、１４
・・・・・スプリング。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）水を貯えるタンク内に開口した流入口と、気化室
   側に開口した流出口とを有した連通水路と、この連通水
   路とつながっているポンプとからなる供給装置を備え、
   この供給装置の一部に連通水路を開閉する開閉装置を設
   けたスチームアイロン。
2. （２）連通水路が気化室の気化能力以下の水量に制限す
   る特許請求の範囲第１項記載のスチームアイロン。