JPS6164297A - スチ−ムアイロン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分１Ｊｊｆ 本発明はタンクから気化室へ水を供給し、気化室で発生
したスチームを噴出する構成のスチームアイ口／に関す
るものである。

鉦才例のＪ７４１ｔ’ｉとその問題点 一般にスチームアイロンにおいてはタンクより直接にノ
ズル孔を介して気化室に水を滴下させ、前記気化室で蒸
気を発生させるものが多い。ところでスチームアイロン
としては、単に蒸気を定量的に噴出する以外に、一時的
に多量噴出、その他霧吹き機能をもたせることが望まれ
ている。このような多機能をもたせる場合にポンプを併
設するが、前記ノズル孔以外にポンプ機構および、ボ／
ブを介しての別の通水路を付加しなければならなく機構
が複雑化し、コスト高になる。

このようなことから、発明者等は第２図に示す連通水路
管を備えたスチームアイロンを開発してきた。同図にお
いて、１はアイロン掛けを行なうベースで、このベース
１内にヒーター２が埋設されている。ヒーター２の埋設
されている付近のベース１上部には気化室３が設けられ
、この気化室３の上部に水の滴下量を制限するノズル４
が設けられ、さらに、このノズル４の上部にはタンク５
が設けられている。まだベース１の表面には気化室３と
連通したスチーム孔６が設けられている。

７は連通水路管であり、ｈ状、すなわち上部垂直部７ａ
と、水平部７ｂと、下部垂直部７Ｃよりなり、タンクＳ
内の下部に配置されている。この連通水路管７の下部垂
直部７Ｃの下端は気化室３に臨んでいるノズル４に接続
され、上部垂直部７２Ｌの上端は夕／り５内の上部に垂
直に配設されたポンプ８のシリンダ−１１の下端に接続
されている。

そして連通水路管７の上部垂直部７４の下端、すなわち
、タック６の内底に対向する部分に流入口９が形成され
、また上部垂直部Ｔａ内において、上下に移動自在なボ
ール弁１ｏを設けている。このボール弁１ｏは水とほぼ
等しい比重の合成樹脂より形成されている。前記ポンプ
８はシリンダ１１内を上下に連動する作動棒１２と、こ
の作動棒１２の下端に設けたピストン１３を備え、作動
棒１２はその上端に設けた口、り機構により押し込み状
態を維持できるようになっている。

以上の構成によれば、作動棒１２を動かしポンプ８を動
かすとタンク６内の水はボール弁１０とともに連通水路
管７の上部垂直部７ａの上方に吸引され、流入［］９よ
り十部爪直部７２Ｌ、水平部７ｂ、下部垂直部了ｃ４経
て、ノズル４により滴下ｆ、ｋを制限され気化室３に滴
下する。このように連通水路管下が水で満たされると流
入口９と流出側であるノズル４との位置関係に高低差が
あるためポンプ動作しなくても気化室３への自然滴下を
維持てき、スチーム孔６よりスチームを噴出することが
できる。また、連通水路管７内に水が満たされている状
態でポンプ８を動かせば、連通水路管Ｔ内の水は強制的
にノズル４を介して気化室に多量に排出されるため、一
時的にスチームを多量に発生することができる。

上述したように、連通水路管７企利用してポンプ８を組
み合わせた簡単な構成で、蒸気を定量的に噴出する以外
に一時的に多量噴出する多機能なスチームアイロンであ
る。

しかしながら、一般的にスチームアイロンは、水平状態
でアイロン掛けを行ない、あるいはアイロン掛は中断の
ために一時アイロンをその後端を載置部として立てて置
くことがあり、タンク５内の水位は変動する。そのため
水平状態では連通水路管Ｔ内に満たされていた水は、ア
イロンを立たせたことにより、タンクＳ内の水位が流入
口９より低くなるため排出されてしまう。したがって再
度アイロンを水平にしても気化室３へ水は供給されず、
一度ポ／グ動作を行ない連通水路管Ｔ内に水を満たす必
要が生じていた。今後の課題としては、スチームアイロ
ンを様々な角度に傾けて使用しても、再度ポンプ動作を
行なわなくて済み、操作性を向上させることがあけられ
る。

発明の目的 本発明は上記課題を解決しようとするもので、様々な角
度に傾けて使用する場合においても、タンク内の水位の
変動の影響を受けず、水の供給が円滑に行なうことがで
き、安定したスチームを噴出可能であるスチームアイロ
ンを提供するものである。

発明の構成 上記目的を達成するために本発明のスチームアイロンは
、第１のタンク内に開口した流入口と、気化室側に開口
した流出口とを有する連通水路と、この連通水路とつな
がったポンプと、前記第１のタンクの内部に前記流入口
を覆う第２のタンクを設け、アイロン先端部に前記第１
の夕／りと連通させる連通部を設けた構成である。

以上の構成によれば、第１のタンクより送られた水で第
２のタンクは満たされているため、スチームアイロンを
傾けても第２のタンクの水位の変動は少なく流入口周辺
は水で満たされている。

実施例の説明 本発明の実施例のスチームアイロンを第１図に基づいて
説明する。

同図において、１はペース、２はヒーター、３は気化室
、４はノズル、５は第１のタンク、６はスチーム孔、７
は連通水路管、８はポンプ、９は流入口、１０はボール
弁、１１はシリンダ、１２は作動棒、１３はピストンで
あり、前述したスチームアイ口／と同様な構成であり、
説明は省略する。１４は形状が小さく、かつ、小容量の
第２のタンクであり、連通水路管７の流入口９を含む上
部垂直部７ａと水平部７ｂとを覆い、第１のタンク５の
内底部近傍で、かつ、アイロン本体の先端側において第
１のタンク６と第２のタンク１４を連通させる連通部分
１６を有している。まだ、上部垂直部子、乙に第２のタ
ンク１４の内壁が近接するように設けられている。

以上の構成におけるスチームアイロンについて、以下動
作について説明する。

第１のタンク６内に規定水量の水を入れると、タンク内
の水は流入口９を介して連通水路管７へ流れ、ノズル４
を通って気化室３へ自然滴下し、スチーム孔６よりスチ
ームを噴出する。スチームによるアイロン掛は作業が進
行していくにつれて、第１のタンク６内の水位は低下し
ていく。この低水位の状態でアイロン掛は作業を中断す
るためのスチームアイロンをその後端を載置面として立
てると、第１のタンク６内の水位線はポンプ８および上
部垂直部７ａとほぼ平行となり、かつ、水位は流入口９
より下となる。この場合、第２のタンク１４は連通部分
１６が上向いており、第２のタンク１４の水は流れ出な
く、すなわち、第１のタンク５が低水位の場合でも第２
のタンク１４内にはある程度水は満たされている。

したがって、スチームアイロンを立てる場合、低水位に
より第１のタンク５の水位が流入口９に達しなくなって
も、第２のタンク１４内の水で流入口を十分溝たすこと
ができ、スチームアイロンをある程度様々に傾けても連
通水路管γ内には常に水が満たされており、スチームア
イロンを再度水平状態にすれば、ポンプ動作をしなくと
も気化室３へ自然滴下を行なうことができる。また、第
２のタンク１４の内壁の一部を上部垂直部γ＆に近接し
て設けているため、スチームアイロンを立てかける場合
において、第２のタンク１４内の少量の水でも流入口９
を十分溝たすことができる。

発明の効果 以上実施例の説明から明らかな通り、本発明のスチーム
アイロンは、タンク内の水位変動が生じても流入口付近
に常に水を満たしていることができるため、連通水路に
一度水を満たせば連通水路内は常に水が満たされた状態
となる。したがってポンプ動作を繰り返す必要がなく操
作性が向上するとともに、安定して気化室に水を供給で
き、その効果は犬なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例におけるスチームアイロンのス
チーム発生機構周辺の要部断面図、第２図は連通水路管
を有したスチームアイロンのスチーム発生機構周辺の要
部断面図である。。 ３・・・・・気化室、６・・・・・第１のタンク、７・
・・・・・連通水路管、８・・・・・・ポンプ、１４・
・・・・・第２のタンク。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）水を貯える第１のタンク内側に開口した流入口と
   、気化室側に開口した流出口とを有した連通水路と、こ
   の連通水路とつながったポンプとを備え、前記第１のタ
   ンク内部に前記流入口部を覆う第２のタンクを設け、こ
   の第２のタンクのアイロン先端側の部分に前記第１のタ
   ンクと連通させる連通部を設けたスチームアイロン。
2. （２）第２のタンクにおける壁は流入口と近接している
   特許請求の範囲第１項記載のスチームアイロン。