JPS6163413A - プラスチツク成形用消失性中子 - Google Patents

プラスチツク成形用消失性中子

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JPS6163413A
JPS6163413A JP18558884A JP18558884A JPS6163413A JP S6163413 A JPS6163413 A JP S6163413A JP 18558884 A JP18558884 A JP 18558884A JP 18558884 A JP18558884 A JP 18558884A JP S6163413 A JPS6163413 A JP S6163413A
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佳祐 上野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はプラスチック成形用の消失性中子に関するも
のである。
従来技術 従来から、低融点合金からなる消失性中子を用いてプラ
スチック成形を行なう方法が知られている。その方法で
は第1図に示すようにプラスチック成形型1の成形面1
aと低融点合金からなる消失性中子2とで形成されるキ
ャピテイ3に流動状態のプラスチックを充填・固化せし
めた後、成形型1を取外して、第2図に示すように消失
性中子2を鋳ぐるんだ状態のプラスチック成形品4を取
出す。次いで第3図に示すように適宜手段で加熱するこ
とによって消失性中子2を溶出させ除去して、所望のプ
ラスチック成形品4を得る。その際低融点合金からなる
消失性中子2はプラスチック成形品4の熱変形1度より
低い温度で溶融するため、消失性中子2の溶融除去が可
能となる。
また、上述のプラスチック成形方法に用いる消失性中子
2を成形するための低融点合金としては、例えば5n−
3i合金が知られている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、以上の従来の消失性中子では、例えば5n−B
i金合金例にとれば、5n−Bi金合金比重7.28 
、熱伝導率0.155 cal/cm−dea  (日
本金属学会椙金馬データブック)である3nと、比重9
.8、熱伝導率0.019 cal/am−deQ  
(同)である3iとからなり、下記(1)、(2)の問
題があった。
(1)消失性中子自体が重くなり取扱いが困難になる。
(2)熱伝導率が小さいため、消失性中子の溶解除去に
多大の時間とエネルギを要す。
以上の問題は単に5n−3i合金に限らず、消失性中子
に用いられる低融点合金について一般的に指摘される欠
点であったつ そこでそのような問題を解消するために、第1図に示す
消失性中子2のように、消失性中子を中空形状とする試
みも行なわれている( Ube  A utomoti
ve  N ews  N o、 74 )。
しかし、そのように消失性中子を中空形状にする方法に
も次のような問題があった。すなわち、前記した第1図
に示すように、中空な消失性中子2を配設した成形型1
のキャピテイ3に成形材料を注入する際には、注入のう
稈で消失性中子2には成形材料の注入圧力が加わり、中
空状の消失性中子2のキャビティ3に臨まされる部分に
は圧縮力や曲げ力が作用する。そのため、そのような圧
縮力や曲げ力によっても消失性中子2が変形しないよう
にするためには、消失性中子2には一定以゛上の肉厚が
必要となり、その結果、極めて限られた形状の74品を
成形する場合以外消失性中子を中空形状にして軽量化し
かつ溶融除去の迅速化を図ることができないという問題
があった。
ざらに、軽量で熱伝導性の良好な骨材を低融点合金から
なる母相に埋め込んで形成した消失性中子を用いる方法
も試みられていた。そのような消失性中子は確かに軽量
であり、また溶融除去が迅速に行なえるという利点を有
している。しかし、そのような従来の消失性中子ではシ
リカやアルミ等からなる砂や砕石などの天然材その他の
骨材が、低融点合金からなる母相に単に埋め込まれてい
るだけであり、そのため低融点合金だけからなる消失性
中子よりもはるかに強度が劣るという欠点があり、プラ
スチック成形に使う中子としては極めて使用範囲、すな
わち成形対象となる形状が限定されてしまうという問題
があった。
この発明は、以上の従来の事情に鑑みてなされたもので
あって、溶融除去時間が短く、かつ軽量で、しかも高強
度なプラスチック成形用消失性中子を提供することを目
的とするものである。
問題点を解決するための手段 すなわちこの発明のプラスチック成形用消失在中子は、
低融点合金からなる母相と、その母相中に埋め込まれた
骨材とからなるプラスチック成形用消失性中子において
、前記骨材が前記低融点合金の融点よりも′BR点の金
属材料であってしかも前記低融点合金を組成する金属元
素と金属結合可能な金属元素を主成分とする金属材料か
らなる表明材でる材が?1惰された構成とされているこ
とを特徴とするものである。
発明の詳細な説明 第4図はこの発明を実施した消失性中子2を示す。図に
示されるようにこの発明の消失性中子2は、芯材5を表
明材6で被覆してなる骨材7を低融点合金からなる母相
8に埋め込んでなる。したがって、第5図および第6因
に示すように、成形型1内に消失性中子2を配置した状
態で、キャピテイ3にプラスチックを注入し、プラスチ
ックが固化した後に成形型1内から成形品4を取り出し
、その後成形品4内の消失性中子を加熱して溶出しで、
成形品4をLjることができる。芯材5としては、骨材
自身の強度を確保するために母相8を形成する低ム点合
金の融点よりも軟化温度もしくは融点が高いものを用い
るとよいつ例えば、シリカやアルミナ等から成る砂や砕
石のような天然材、1炉材やスラグのような工業副産物
、ガラスピーズ等の人工骨材或いはアルミニウム等の金
属からなる中空球体又は粒状物、A B S II脂筈
の合成樹脂からなる中空球体又は粒状物等を用いること
ができる。骨材自身の強度を確保するために、芯材に母
相8を形成する低融点合金の融点よりも軟化温度もしく
は融点が似いものを用いて表層材6の厚さを厚くしτも
よい。
また、芯材の比重、熱転JEIは中子の1しプラスチッ
ク成形後に中子の溶融除去に必要な時間に大きな彩管が
あり、その点に鑑みて経済性どの兼ね合いから用いるべ
き中子に付与すべき性能に応じて合目的的に選択されろ
うすなわち、特に軽信性が必要であるときは、芯材を中
空にする、もしくは比重の小ざい材1を使用する等の選
択が可能である。また、特に中子の溶融除去を迅速に行
なう必要があるときは、熱伝導率の大きい材料で芯材を
作ることができる。
また、芯材5を表層材6で?2買してなる骨材7の粒度
、形状等は、得られる中子の表面精度に多大な影響を及
ぼす。したがってR柊的に得られるべき成形製品にどの
程度の精度が要求され、ひいては用いるべき消失性中子
にどの程度の精度が要求されるかを4自して、骨材7の
粒度、形状等を決定する。すなわち、高い精度が要求さ
れる場合には骨材の粒度を小さくする必要があり、一方
それほど厳格な精度が要求されない場合には、粒度の大
きい骨材を使用することができる。
母相8を形成する低融点合金としては、Sn、Bi 、
Pb 、Cd等の二元合金、三元合金、その他の周知の
低81点合金を用いることができる。
さらにこの発明では前記芯材5を被覆する表層材6とし
て前記低融点合金と金す間結合可能な金属元素を主成分
とする金3材料が用いられる。
一般にn埋金風相互が金と間結合し易い、すなわち冶金
的に接合し易いのは次に示すように、要はそれ等の元素
が合金化容易な場合であることはよく知られている。
(1)−の金属元素と他の金属元素相互間の固溶度が大
である。
(2)−の金属元素と他の金属元素が相互にがなり固溶
し、かつ共晶をつくる。
(3)−の*8元素と他の金属元素とが共晶をつくる。
したがって、例えばSnとBiとからなる低融点合金を
用いる場合、5nとの間で以上の(1)〜(3)の条件
に適合する金属元素にはAa、Pb 、OLI 、 z
n等があり、それ等の金精元素を芯材5を被覆するvi
g材6の材料として選択すれば良い。
その他、上記(1)〜(3)の条件に該当する金属元素
の組み合せを第1表に例示する。
第1表 ざらに、表層材6には、以上の条件に適合する金属材料
であって、しかも母相8を形成する低融点合金の融点よ
りもin点の金属材料が適用される。表層材6に適用さ
れる金鳥材料の融点が母相8を形成する低融点合金の融
点以下である場合、母相8に骨材7を埋め込む過程で、
母相8を形成する溶融状態の低n点合金によって表層材
6が加熱されて溶融してしまい、母相8と芯材5との間
に介在して両者を結合するという機能を果し得ないから
である。
なお芯材5を被蕾する表層材6に用いる金属材料は、低
P!点合金8との結合の強度という四点からのみならず
、表層材6臼体の熱伝導率という四点からも選択される
べきである。表層材6自体の熱伝導率も消失性中子の溶
融除去時間に大きな影響を及ぼすからである。すなわら
、低FR点合金8との結合の強度を重視する場合、低融
点合金8との固溶度が特に大なる金属材料を用いるべき
であり、一方中子の溶m除去を特に迅速に行なう必要が
あるときは表層材6に熱転S*の大きい金属材料を用い
ることができる。
ざらになお、以上のこの発明の消失性中子の製造にあた
っては、芯材5を表層材6で被覆する際には芯材5の表
面を、骨材7.を低融点合金からなる母相8に埋め込む
にあたっては骨材7の表面を、適宜の溶剤で洗浄し、あ
るいはその他の手段で活性化するようにすれば、芯材5
と表層材6との結合の度合を、あるいは骨材7と母相8
との結合の度合を向上させることもできる。
以下にこの発明の消失性中子の実施例を記す。
実施例 1 低融点合金からなる母相8として5n−Bi金合金用い
ることとし、その合金と結合可能な金烏元青C1,+を
主成分とする材料で、比重2.1のアルミニウムからな
る芯材5を被覆して表層材6となし、11られた骨材7
を上記低融点合金からなる母相8に埋め込んぐ第4図に
示す消失世中I2製造した。
その消失性中子を第5図に示すようにプラスチック成形
型1内に配置し、キ17とティ3に流動状態のプラスチ
ックを充填し、ぐの伎第6図に示すようにプラスチック
成形品42取出し消失性中子を溶融除去した。
実施例 2 実11と池は同様にして、芯材5として比重0.8のプ
ラスチック材料を用い、実施!!1lllと同様にして
プラスチック成形品42博た。
以上の各実施例において、実!!例1の場合は比重2.
1のアルミニウムを用い、実施′7A2の場合は比l 
Q、8のプラスチックを用いて芯材5となし、消失性中
子を形成したので、17られた中子は同体積の従来の消
失性中子に比しはるかに軽Rで、プラスチック成形にあ
たっても非常に取扱いが容易であった。またいずれの実
施例でも1.SnとCuが金属結合するために得られた
消失性中子の芯材5の表層材6と低融点合金8とは、強
固に結合した状態にある。したがっていずれの実施例で
も消失性中子を配設した成形型1のキャビティ3にプラ
スチックを注入する際に、その注入圧力によって消失性
中子が変形し、または切損するようなことはなく、ねら
った通りの成形を精度良く完了することができた。
ざらに、以上の各実施例では骨材7を低融点合金からな
るff1相8に埋め込んで中子が形成されているため、
熱伝導率の低い低融点合金8で中子を形成する場合に比
し、プラスチック成形後の中子の溶融除去をはるかに迅
速に行なうことができた。
特に以上の各実施例では、芯材5を被覆して骨材を構成
する表層材6が熱伝導率の高いCuを主成分とする材料
とされているため、その点からもプラスチック成形後の
中子の溶融除去をいっそう迅速にすることができた。
発明の効果 以上のようにこの発明のプラスチック成形用訂失准中子
によれば、低粘点合金からI:る丹(口に骨材を埋め込
むようにしたので、中子の溶融除去時間が短くなり、か
つ中子自体が軽1となり、その取扱いが汚めで容易にな
ったつしかも、前記低融点合金を組成する?L属元八へ
金3拮合可店な今8元素を主成分とする金儂せ君からな
る表層材で芯材を被電して骨材と形成するようにしたの
で、高強度であり、したがって底形対中となる形状につ
いての中子強度の点からの刈約を緩和することができる
【図面の簡単な説明】
第″1図は住栗の馬失在中子をプラスチック成形型内に
配こした状態を示す断面図、第2図(よ第1図に示す成
形型から取り出したプラスチック成形品の!r1面口、
第3図は第2図に示すプラスデック成形品内から消失性
中子を溶出する状態を示す断面口、第4図はこの発明の
一実眉例の消失性中子の部分所面図、第5図は第4図に
示す消失性中子を成形型内に配所した状態を示す断面図
、第6図は第5図に示づ゛成形型から取り出したプラス
チック成形品内から消失性中子を溶出する状態を示す凹
面口である。 1・・・プラスチック成形型、 2・・・消失性中子、
3・・・キャビティ、 4・・・成形品、 5・・・芯
材、6・・・表3材、 7・・・f!材、 8・・・母
相。 出願人  [・ヨタ自動申株式会社 代理人  弁理士 リ 1)武 久 (ほか1名) 第1図 1a 第4図 第6図 第2図 第3図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 低融点合金からなる母相と、その母相中に埋込まれた骨
    材とからなるプラスチック成形用消失性中子において、
    前記骨材が前記低融点合金の融点よりも高融点の金属材
    料であってしかも前記低融点合金を組成する金属元素と
    金属間結合可能な金属元素を主成分とする金属材料から
    なる表層材で芯材が被覆された構成とされていることを
    特徴とするプラスチック成形用消失性中子。
JP18558884A 1984-09-04 1984-09-04 プラスチツク成形用消失性中子 Granted JPS6163413A (ja)

Priority Applications (1)

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JPS6163413A true JPS6163413A (ja) 1986-04-01
JPH0455087B2 JPH0455087B2 (ja) 1992-09-02

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989011551A1 (en) * 1988-05-23 1989-11-30 Yoon Technology Fabrication of fusible core alloy composites for plastics molding
CN109890587A (zh) * 2016-10-31 2019-06-14 三菱化学株式会社 纤维增强塑料成型体的制造方法

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US11325325B2 (en) 2016-10-31 2022-05-10 Mitsubishi Chemical Corporation Method for manufacturing fiber reinforced plastic molded body

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JPH0455087B2 (ja) 1992-09-02

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