JPS6161806A - 高剥離性成型材の製造方法 - Google Patents

高剥離性成型材の製造方法

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JPS6161806A
JPS6161806A JP18381584A JP18381584A JPS6161806A JP S6161806 A JPS6161806 A JP S6161806A JP 18381584 A JP18381584 A JP 18381584A JP 18381584 A JP18381584 A JP 18381584A JP S6161806 A JPS6161806 A JP S6161806A
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molding material
curing
epoxy resin
molding
substrate
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JP18381584A
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JPS6210809B2 (ja
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高橋 基治
武 荒川
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Nissin Kogyo Co Ltd
Tokyu Construction Co Ltd
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Nissin Kogyo Co Ltd
Tokyu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は建築物および構築物の内外壁や擁壁等の凹凸模
様仕上げ作業やプレキレストコンクリート板等の造型模
様形成の際に使用する型枠の成型材に関し、製作性、剥
離性、耐久性等、に優れた高剥離性成型材の製造方法に
関するものである。
[イ]従来技術 近時、凹凸のある模様壁を成型によって形成する際、凹
凸模様の製作が良好な樹脂板等からなる模様板を貼付け
た型枠が利用されている。
この型枠は、一般に平滑面を有する型枠基板にウレタン
樹脂、発泡樹脂、プラスチック、ゴム等により形成した
模様板を貼付けた凹凸層を有する型枠である。
[口]本発明が解決しようどする問題点上記従来の型枠
には次のような問題点が存在する。
(1)凹凸層を有づる型枠は成型面の単位面積当りの表
面積が平滑面の型枠に比べて大きいため、脱型の際の剥
離性が問題どなる。
この様な事情から従来は、凹凸層の表面に剥離性物質を
成型作業の都度塗布していた。
しかし、この作業は手数を要するだけでなく価格の問題
から剥ばl性物質の<P 714りるJ5jざが0.0
3+nn+以下と極薄であった。
このように、従来のセボや6鹸液様のものを使用したの
では、1回使用したたりで剥離効果が失なわれていた。
(2)また、型枠等の成型材の表面に剥離性物質を十分
な厚さに伶布した場合であっても、2回3回と使用して
転用回数が増加すると、成型材の成型面に付着するコン
クリート等の付着量も増していく。
その結果、脱型後の被成型物の表面が汚れたり、模様板
や被成型物の表面が破損してしまい特にコンクリートの
打放し仕上げの場合には問題となる。
(3)凹凸層を発泡スヂロール樹脂で整形した型枠を使
用する場合には、十分な可撓性が得られず、脆いという
欠点がある。
従って、剥離性物質の塗4iによっても1回限りの使用
に限定され練り返しの使用が不可能となり不経済である
(4)上述したように成型面に凹凸層を有する成型材は
成型面が;F’滑の場合ど比べて被成型物との接触面積
が大きいため大きな剥離力を゛必要とする。
そのため、基板と模様面の間に接着剤を介在させたり、
あるいは釘などで両者を固定する必要があった。
そのため、成型材の製作コストが高くなる等の問題があ
った。
さらに、数回使用すると模様板の方が伸縮して変形した
り、下地から浮いたりするため、その対処に手数を要し
た。
本発明は以上の問題を解決するために成されたもので、
繰り返しの使用が可能で、かつ耐久性に優れ、転用回数
にシ11限を受けずに良好な剥離性が(qられる高剥離
性成型材の製造方法を提供づる↓を目的とする。
[ハ]問題点を解決するための手段 本発明の成型材は次の組成材で114成される。
[エポキシ樹脂〕 エポキシ当量180〜200であって常温で液状のビス
フェノールA型のエポキシ樹脂。
〔硬化剤] 常温で反応硬化ができ硬化物の表面が清かでブリージン
グする傾向の脂n/7族?ミン硬化剤。
[粘度調整剤] シリカ、アスベスト、RWカルシュウム得。
[硬化時間の調整を行う調整剤] 1)低温時の硬化促進用 アルキル化フェノールエポキシ樹脂等。
2)a温時の硬化遅延用 フェノキシエーテル系エポキシ樹脂等。
[剥離剤コ 成型主剤であるエポキシ樹脂100部に対して2〜5部
液状のフッソ樹脂あるいはシリコーン樹脂等。
その製造方法はエポキシ樹脂に、アミン硬化剤を添加し
、シリカ、アスベスト、炭酸カルシュウム等を加え、ま
た必要に応じて硬化時間の調整できる硬化促進剤、もし
くは硬化遅延剤を添加し、またさらに液状のフッソ樹脂
を添加して混合してスラリー化した剥離組成物を生成し
、この組成物を成型材の基板に吹付けて成型材を製造す
る。
[二J実施例1 剥III成物の配合例を表−1、表−2に示す。
以下余白 *1:旭電化(株)製  ビスフェノールA型1ボキシ
樹脂 *2:日本アエロジル(株)製 微粉シリカ*3:野沢
石綿(株)製 アスベスト微粉末*4:堺化学(株)製
 ルチル型酸化チタン*5:ケーシー工業(株)製 炭
酸カルシウム水6:旭硝子(株)製 フッ素樹脂 *7:旭電化(株)製 変性脂肪族アミン*8:三菱化
成(株)製 ファーネスカーボン*9:エーシーアール
(株)製 アルキル化フ門ノールエポキシ樹脂 *10:信越化学工業(株)製 シリコーンオイル *11:旭電化(株)製 変性脂肪族アミン*12:エ
ーシーアール(株)製 フェノキシエーテル系エポキシ
樹脂 次に成型材の製造方法について説明Jる。
配合例1または2のA剤、B剤を攪拌混合し、キジロー
ルで20%希釈し、これを第1図に示す成型材1のベニ
ヤ板もしくは鉄板等からなる基板2の全面にムラのない
状態に吹付ける°う<塗布鈴0.3kg/m2) 次に羊シロールを希釈しないA、B剤の混合物を所望の
凹凸状の模様面3が得られるよう吹付けを行い反応硬化
させる。
このようにして形成した模様層4の表面は剥離剤と硬化
剤がブリージングして薄いコーティング股を形成するの
で清かで剥離性が良好である。
またこの模様面3は市販の壁面仕上げのエポキシ系の吹
付は材と異なり、エポキシ樹脂の含有量が多く、かつ、
適度な可撓性と強度を有する。
従って、この模様面3を例えばコンクリート用型枠に使
用した場合にはコンクリートの打設、脱型による衝撃に
よっても破壊しない強度が得られる。
次に成型材を脱型する際の、模様面3ど基板2の接着強
度について検討する。
基板2がベニヤ板と鉄板のそれぞれの場合について前記
配合例2によって形成された模様層4の接竹強度の測定
データを表−3に示J また、コンクリート脱型時の剥離力について垂直引張り
強度の試験を行った。
この試験結果は表−4に示す通りである。
なJ3、この試験でコンクリート打設から脱型までの養
生期間は20℃気中で2日間である。
以下余白 表−3から明らかなようにI]t2型時の剥離力よりも
、基板2と模様層4との接着力が大きいので、従来のよ
うに模様層4ど基板2を接着剤や釘等で固定する必要は
まったくなく、脱型によって模様層4が基板2から容易
に剥離する事はない。
またコンクリート脱型時の剥離力は表−4から明らかな
ように剥離剤を塗布しなくとも小さい力で剥離、脱垂型
を容易に行う事ができる。
次に、成型材1の物性について検討する。
「供試片」 供試片は次の通りであるが、1)〜4)の供試片は市販
の壁面化粧用型枠材(東海ゴム株式会社「モールドスタ
ー」)を使用した。
1)丁5M−5:ウレタン系、 2>A−MPC:ウレタン系、ガラス4yA維混入3)
’rsF:発泡ウレタン系 4 )TSS−5:発泡スチロール系 5)本発明に係る 成型材  :春秋配合NoP−33 (配合例2) 6)本発明に係る 成型材  :冬配合N OP −2’、、3(配合例1
) 以上の供試片は模様表面をサンダーケレンして平滑な厚
さ6 mm程度に仕上げた。
ただし1)のrTsM−5Jは一枚の厚さを2■稈度と
したものを接着剤を使って三層に積層して供試片とした
また本発明に係る成型材は剥離紙−ヒに6■厚の型枠に
流し込み、24時間放置して硬化させた後、脱型し、続
いて60℃で24時間養生したものを供試片とした。
〔硬さ] J Is−に6301 F加硫ゴム物性試験方法」に規
定されるスプリング式硬さ試A11il (A型)を使
用した硬さを測定した。
測定結果を表−5に示す。
[撓み強さ] (曲げ強度) 両端を支持した供試片(長さ250m■、幅70Ill
 、厚さ約6龍)のスパン中央に荷重を加えて曲げ試験
を行った。
この測定結果は表−6に示す。
[圧縮強さ] 供試片(長さ50龍、幅50 mm 、厚さ2〜9 m
m >を圧縮して圧縮強さを求めた。
測定結果を表−7に示す。
以下余白 [試験結果の検討] 以上各供試片の物性について撓み性、辻縮強度、硬度を
比較する前に、型枠材として使用する場合の成型材の要
件について考えてみる。
すなわち、一般に成型材には 1)適度な強度 2)可撓性 3)剥離性 の要件が要求される。
剥離性については既に述べたので省略する。
ここでは強度と可撓性について検討する。
表−5から本発明に係る成型材(No 、 P−33,
23)は市販品である他の供試片と比べて十分な強度を
有していることがわかる。
単に強度が高ければ良いというものではなく9、例えば
打設したコンクリートの圧力に対抗して変形しない強度
を有すれば良い。
従って本発明に係る成型材は彫りの深い操様面3を形成
しても、凸部分が潰される。心配はなく、模様面3の形
状を維持しヤずい特徴を有する。
また、脱型時には成型材を一斉に剥離するのではなく、
一方から順に剥離していく。゛。
従って表−6および表−7から判読できるように、市販
品に比べて本発明に係る成型材の方がはるかに軽いff
lで撓むことがら可撓性に優れている事が明らかである
そのため、彫りの深い形状であっても、成型材は容易に
変形するので、コンクリートを破損したり成型材が破1
0シたりすることはない。
また表−7の「ひずみ率」を見ると、ひずみ率1ユ小さ
い程硬くなる事を意味するが、本発明に係る成型材は共
に「4.6%」と市販品と比べて表面が硬い事が判明し
た。
このように本発明に係る成型材は、一般の可1尭性に比
例してひずみが発生するのに対して、適度の撓み性と圧
縮強さの両方の性質を兼備えているので、成型時の形状
の維持および脱型時の旧撃から成型材の破壊を防止する
ことができる。
[ホ]効果 本発明の畠剥離性成を月の製造方d、によって製造され
た成型材は、表面が硬く撓み易いか、歪み九く、しかも
適1哀な圧縮強さを備えている。
従って次のような効果を期待づる事がで♂る。
(1)吹付けによって形成された模様面Gまエポキシ樹
脂を用いるので十分な圧縮強度をイ1し、成型材の形状
を維持ぐきる。
従ってコンクリート打設時にコンクリ−1−圧で成型材
の形状が押し潰される小もなく、その結果、複雑な形状
も変形することなく容易に維持できる。
(2)その上しかも本発明に係る成型材は可撓性を有す
るので、複雑な形状や彫りの深い形状″cあっても、成
型材が適度に変形して脱型時の画架等によっても成型材
を破壊する事がなく、耐久性に優れている。
(3)剥離効果を増進させる剥離剤を組成物どして混合
して製造するので、従来のように剥離性の物質の塗布処
理の手数を省略できるだりでなく、高い剥離効果が得ら
れる。
また、転用回数が増加しても高い剥離性を維持すること
ができる。
(4)成型材の基板に直接吹付け(反゛・応硬化させる
ので、良好な接着性が得られる。
従って従来のように基板と成型面の間に接着剤を介在さ
せたり、あるいは釘等で固定する手間が省ける。
(5)成型面の形成時の粘度をシリカやアスベス1へ等
を添加して調整できるので、良好な吹付けのための粘度
を得ることができる。
従って、吹付けの際のタレを防止して彫りの深い成型面
である模様面を容易に形成する事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1N:本発明に係る成型材の製造方法の説明図1=成
型材   2:基 板   3:模様面4:模様層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エポキシ樹脂に硬化剤を加えた成型材の主剤に、シリカ
    、アスベスト、炭酸カルシュウム等の粘度調整剤と、 硬化促進用にアルキル化フェノールエポキシ樹脂を、 また硬化遅延用にフェノキシエーテル系エポキシ樹脂等
    からなる硬化速度調整剤を添加し、これらに剥離剤を加
    えて攪拌混合物を製造し、この製造物を成型材の基板に
    吹付けて所望の凹凸層を形成して製造する事を特徴とす
    る、 高剥離性成型材の製造方法
JP18381584A 1984-09-04 1984-09-04 高剥離性成型材の製造方法 Granted JPS6161806A (ja)

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