JPS6160347A - 車両のバンパ取付部構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両のバンパ取付部溝造に係り、特にフロ
アパネル面がバンパの中心位置より相対的に下方に位置
する車両のバンパ取付部構造に関する。

〔従来の技術〕

従来車両のバンパ取付部ｒＪ造としてリアパンバを例と
して説明すれば、第８図に示すようなものがある。これ
はバンパレインフォース１にバンバ表皮２を取り付けて
バンパＢを形成し、このバンパＢにステー４をボルト８
止めする一方、このステー４を車両のサイドメンバー５
にボルト６で結合することによシ、バンパＢｅ車体に取
り付けるようにしたものである。なお図中７はサイドメ
ンバ５のフランジ部５ａが取り付けられているフロアパ
ネル、また９及び１０は、フロアパネル後端から上下方
向に形成されるリアパネルアッパ及びリアパネルロアを
示している。そしてフロアパネル７とリアパネルアッパ
９との間はトランクルーム１１が形成されてなるもので
ある。（類似の構造に関しては実開昭５４−１７０５５
１号参照） 〔発明が解決しようとする問題点〕 上述のような車両のバ／バ取付部構造に、ステーを取り
付けるサイドメンバとバンパとは所定の相対位置関係に
なければならず、従ってフロアパネルの位置もバンパに
対して一定の位置関係に限られるものとなる。

ところで、近年、トランクルームの収納容積の拡大等の
観点から、フロアパネルの高さ位置を下げるという要請
がある。しかしながらこのようにフロアパネルを下げる
とすると必然的にサイドメンバも下がることとなシ、従
来の車両のバンパ取付部構造にあっては、バンパの地上
高が限定される故、バンバへのステーの取付位置は相対
的に下がシ、衝突時におけるバンパの取付剛性を確保で
きないこととなる。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明にあっては、車両の丈イドメンバ端部に取付部材
を介してバンパを取り付ける車両のバンパ取付部構造の
取付部材に、上記サイドメンバの両接合フランジにわた
り取り付けられるサイドメンバ取付部と、このサイドメ
ンバ取付部から略直角に折曲形成され車両進行方向に対
して垂直な面が形成されたバンパ取付部とを形成すると
共に、全周縁にわたｐビードを形成すの解決手段とする
、 〔実施例〕 以下本発明に係る車両のバンパ取付部構造の実施例を図
面に基づいて説明する。

第１図乃至第７図は本発明に係る車両のバンバ取付栴造
の実施例を示すものである。本実施例は、従来と同様に
本発明を車両のリアバンパに適用した場合を示しており
、バンパＢは車体の後端部に取り付けられている。この
車体の後端部にはリアサイドメンバ２１が車体前後方向
に延設されているが、このリアサイドメンバ２１は、断
面略コ字状の部材で、開口を上方に向は設置されている
と共に、開口端部には取付フランジ２２が外方に向は延
設されている。そしてこの取付７ランジ２２は、フロア
パネル２３に取り付けられる一方、フロアパネル２３の
後端には、車体の後端面を形成するリアパネルアッパ２
４とリアパネルロア２５とが上、下方向に設けられてい
る。

ここで、リアサイドメンバ２１、フロアパネル２３の位
置は従来に示した車両に比して下方になるようにしてト
ランクルーム２６の収納容積の堆加を図っている。それ
故バンパＢの７０アバネル２３に対する取付位置は従来
のバンパ取付構造に比して相対的に上昇し、リアサイド
メンバ２１の位置はバンパＢの下部に相当することとな
る。

バンパＢは、従来と同様にバンパレインフォース２７と
バンパ表皮２８とで形成され、車体に取り付けられてい
る。バンパレインフォース２７は上下２個所でボルト２
９．３０によシ車体に取り付けられているが、下方での
取付はリアパネルロア２５に行なわれ、このリアパネル
ロア２５はリアサイドメンバ２１端部に轟接して衝表時
におけるバンバの取付強度を確保している。

一方上方においては、バンパレインフォース２７は、リ
アパネルアッパ２４″ｆ：介して取付部材３２にボルト
３０で共締される一方、取付部材３２がリアサイドメン
バ２１のフランジ部２２にボルト３１で共締されること
によりリアサイドメンバ２１に取り付けられている。

取付部材３２は＠２図乃至第７図に示すようにアウタパ
ネル３３とインナパネル３４とから構成され、スポット
溶接で接合されている。この取付部材３２は、車幅方向
には、車体のリアサイドメンバ２１の両取付７ランジ２
２にまたがる幅寸法を有するものであり車両の両側に設
けられるリアサイドメンバ２１にフロアパネル２３を介
して取り付けられるものである。

アクタパネル３３は全外周縁にわたってピード３３ｂが
形成されている他全体が湾曲形成され第３図及び第６図
に示すように上下中央端部に形成される平面部の接線の
なす角αはバンバＢの取付角度に合わせ略直角となって
いる。そして、アウタパネル３３には３列の凹条が３３
ｃ　、　３３ｆ　、　３３ｃ上下方向に向は設けら九で
おり、第４図及び第５図に示すようにリアサイドメンバ
２１の両取付７ランジ２２０間隔に合せて隔てて両側に
設けられた四条３３ｃの上下端部には平面部３３ｄ　、
　３３ｅが形成され、またこの平面部３３ｄ　、　３３
ｅの略中央部にはボルト挿通孔３７，３８が穿設されて
いる他この二つの平面部３３ｄ　、　３３ｅのなす角β
はメンバの取付角反に合わせて略直角をなす。

また中央に設けら几ている凹条３３ｆは第６図に示すよ
うにその底面がなだらかな円弧状に形成されている。

インナパネル３４は第４図に示すように板材を略直角に
折曲し且つ全外周縁に７ランジ３４ａ　’ｃ影形成た部
材で下端部両側には平面状に形成されたサイドメンバ取
付部３４ｃが形成されると共に上端部両側には同様に平
面状に形成されたメンバ取付部３４ｄが形成され、これ
らの各部は、リアサイドメンバの取付７ランジ２２とバ
ノパＢとの取付角度Ｖこ応じた角度β′（第５図参照）
をなし、上述したアウタパネル３３の平面部３３ｄ。

３３ｅと接触しスポット溶接で固着さルる。そしてこれ
らの各部には、上記のアウタパネル３３と同位置にボル
ト挿通孔３９，４０が穿設されている他、このポルト挿
通孔３９，４０の間には上下方向に向は凸条３４ｂが形
成されている。また、この両凸条３４ｂの間にも他の凸
条３４ｅが形成されているが、この凸条３４ｅは、第６
図に示すように上述したアウタパネル３３の凹条３３ｆ
と接し、スポット溶接で固着てれる（第４図中本で示し
た）。

これらのアウタパネル３３とインナパネル３４とを組合
ぜて取付部材３２は形成されるが、インナパネル３４の
フランジ３４ａは、アウタパネル３３のビード３３ｂ内
に位置するから、７ランジ３４ａの高さに多少の製造誤
差があっても、インナアウタ両パネル３３．３４の部外
周縁を突き合せた場合のように取付部材３２の組合せに
支障を来すことはない。またアウタパネル３３のビート
３４ｂを形成する外側フランジ３３ａはインナパネル３
４を覆い隠して縁部がフロアパネル２３、リアバネルア
ツバ２４の近傍に位置するから、トランクルーム２Ｇ内
でこの取付部材３２が露出していたとしてもパネル端面
が見えないため外観品質を維持することができる他、手
指が触ｎ−７＝とじても手指を傷つける虞れはない。

そして、この取付部材には全周にわたってビードが形成
さｎ且つリアサイドメンバ２１の両取付は部に発生する
ねじれ方向の力に対して有効な取付剛性を有するもので
ある。またこの取りを広くすることができ確実な固定が
可能となる。

従って本実施例によれば、トランクルーム２６の収納容
量　全拡大するためフロアパネル２３の位ａｔメンバＢ
に対して下げたとしても、メンバＢの取付剛性を確保す
ることができる。

尚、本実施例においてはリアバ／パを例に採り説明した
が、本発明をフロントメンバに適用しても差支えないの
は勿論である。また取付部材の形状も本実２６例に限定
さ九るものではなく。

例えば一枚の板材により取付部材を形成してもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、メンバを車体に取付け
るに際し、サイドメンバの両取付フチングにまたがって
取り付けられ、全周縁にビードを有する取付部材を用い
てメンバを車体に取り付けるようにしたから、トランク
ルーム拡大等の目的のためフロアパネルを下方に移動し
た場合においてもメンバを確実に車体に固定することが
できメンバの上部への荷重により発生ずるねじｉｔ方向
の変位に対しても有効な取付剛性全確保することができ
るという効果を奏する。

４、　図面の「Ａ１＃な１況明 第１図は本発明に係る車両のバ／パ取付部構造の実施列
を示す車両のメンバ取付部の断面図、第２図は第１図の
ＩＩ　−ＩＩ　ｉ腺に沿う断面図、第３図は第１図に示
したメンバ取付構造に使用される取付部材と示す斜視図
、第４図は第３因に示し／こ取付部材の分解斜視図、第
５図乃至第７図は第３図中Ｖ−Ｖ線乃至ＶＩＩ−）弔腺
における取付部材の断面図、第８図は従来の車両のメン
バ取付部構造を示す車両のメンバ取付部の断面図である
。

２１・・・リアサイドメンバ（サイドメンバ）２２・・
・取付７ランジ　　３２・・・取付部材３３・・・アウ
タパネル　　３３ｂ・・・ビード３４・・・インナパネ
ル ３４ｃ・・・サイドメンバ取付部 ３４ｄ・・・メンバ取付部 特許出願人　　日産自動車株式会社 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車両のサイドメンバ端部に取付部材を介してバンパを取
   り付ける車両のバンパ取付部構造において、上記取付部
   材は、上記サイドメンバの両接合フランジにわたり取り
   付けられるサイドメンバ取付部と、このサイドメンバ取
   付部から略直角に折曲形成され車両進行方向に対して垂
   直な面が形成されたバンパ取付部とを有すると共に、全
   周縁にわたりビードが形成されていることを特徴とする
   車両のバンパ取付部構造。