JPS6159482B2 - - Google Patents
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- JPS6159482B2 JPS6159482B2 JP54037973A JP3797379A JPS6159482B2 JP S6159482 B2 JPS6159482 B2 JP S6159482B2 JP 54037973 A JP54037973 A JP 54037973A JP 3797379 A JP3797379 A JP 3797379A JP S6159482 B2 JPS6159482 B2 JP S6159482B2
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- barrel
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- pupil
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- 210000001747 pupil Anatomy 0.000 description 21
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 12
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B9/00—Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or -
- G02B9/12—Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or - having three components only
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B13/00—Optical objectives specially designed for the purposes specified below
- G02B13/0095—Relay lenses or rod lenses
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B21/00—Microscopes
- G02B21/02—Objectives
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Lenses (AREA)
Description
本発明は顕微鏡に用いるアフオーカル鏡筒レン
ズに関するものである。 一般に顕微鏡は第1図に示すような構成で、観
察に使用しない対物レンズOが観察者側に来るた
め、観察にとつて好ましくない。この欠点を解消
するためには第2図のような構成にする必要があ
る。この第2図に示すような構成の顕微鏡にする
ためには対物レンズと接眼レンズとの間に鏡筒レ
ンズを配置して対物レンズによる像を所定の位置
に再結像する必要がある。又システム顕微鏡には
種々の付属品が備えられていて、この付属品を使
用する場合にも対物レンズの結像位置を変えるこ
とが必要となり鏡筒レンズが用いられる。 このように顕微鏡において対物レンズの像を後
にずらすための鏡筒レンズとして凹レンズと凸レ
ンズとよりなる鏡筒レンズが従来知られている。
第3図に示すような凹レンズL1と凸レンズL2と
からなる2群系の鏡筒レンズにおいて、鏡筒レン
ズを用いない場合の結像点をO1、鏡筒レンズを
用いた場合の結像点をO′2、凹レンズL1によるO1
の像をO′1とすると、鏡筒レンズを用いたことに
より像はεだけ後方にずれることになる。 この図において〓〓〓=α、〓〓〓=a′、〓〓
〓=d、レンズL1,L2の焦点距離を夫々f1,f2と
すると結像の式より、次の式(1)、(2)、(3)に示す関
係が成立つ。 (1) −1/a+1/a′=1/f1 (2) −1/(a′−d)+1/(a+ε−d) =1/f2 (3) β=a′/a ×(a+ε−d)/(a′−d) これらの式(1)、(2)、(3)からf1,f2を求めると次
の通りである。 f1=β・a・d/−ε+(a−d)(β−1) (5) f2=d(a+ε−d) /{ε+a(1−β)} このような鏡筒レンズが拡大系であると実視野
が狭くなり、又縮少系であるとせつかく対物レン
ズで拡大した像が縮小されるのでいずれも好まし
くない。更にこの鏡筒レンズの倍率が中途半端な
値だと、顕微鏡全体の倍率が半端な値になるので
好ましくない。したがつて鏡筒レンズとしては倍
率が1×であることが望ましい。そこで式(4)、(5)
においてβ=1とすると、f1,f2は次の式(4′)、
(5′)のようになる。 (4′) f1=−ad/ε (5′) f2=d(a+ε−d)/ε 次に上述のような凹レンズL1と凸レンズL2よ
りなる鏡筒レンズを用いた場合の瞳の位置Qの移
動について考えると、第4図に示すようになる。
図においてはQ′は入射瞳QのレンズL1による
像、Q″はQ′のレンズL2による像で、これらQ,
Q′,Q″の位置は夫々Z1,Z1′,Z2,Z2′で表わされ
図示する通りである。 このような凹レンズL1と凸レンズL2とよりな
る鏡筒レンズの数値例を示す。 例 1 ε=20 d=10 β=1× a=140の場合 式(4′)より f1=−140×10/20=−70 式(5′)より f2=10×(140+20−10)/20=75 又入射瞳Qの位置Z1を−35とするQ′,Q″の位
置Z1′,Z2′は次のようになる。 −1/Z1+1/Z1′=1/f1より1/35+1/
Z1′=−1/70 したがつて1/Z1′=−3/70 Z2=−(d1−Z′1)=−(10+70/3)≒−33 −1/Z2+1/Z2′=1/f2より1/33+1/
Z2′=1/75 したがつてZ2′≒−59 OTL(光学鏡筒長)=(α+ε−d)−Z2′=209 又瞳倍率βQは βQ=Z1′/Z1×Z2′/Z2=23/35×59
/33=1.17 例 2 ε=20 d=20 β=1× a=140の場合 f1=−140 f2=140 瞳に関しては Z1′=−28 Z2=−48 Z2′=−73 OTL=213 βQ=1.23 例 3 ε=40、d=20、β=1×、a=140の場合 f1=−70 f2=80 瞳に関しては Z1′=−23 Z2=−43 Z2′=−93 OTL=253 βQ=1.42 上述の例によればいずれも瞳倍率βQはβQ>1
であつて、瞳が鏡筒レンズによつて拡大された又
瞳位置が接眼側から遠くなることがわかる。した
がつて光束わ大きくなり、ケラレやフレアーの原
因になる。ケラレをなくすためには鏡筒レンズよ
り後の光学系を大きくしなければならなくなる。 また例1、例2、例3を比較すればわかるよう
に、εが大きい程、dが大きい程βQが大きくな
る。(例1より例2、例2より例3が瞳倍率が大
である。)つまりεが大きい程又dが大きい程瞳
が大きくなる。更にε、dが大きい程瞳が深くも
ぐるようになる。 これを防ぐためには鏡筒レンズはアフオーカル
系であることが望ましい。アフオーカル系を用い
れば光学的鏡筒長が変らないのと同等の効果が得
られる。つまり鏡筒レンズにアフオーカル系を用
いれば倍率の点を除けば鏡筒レンズより後の光学
系に全く影響を与えないですむ。 以上のことから鏡筒レンズとしてはアフオーカ
ル系でβ=1の光学系が望ましい。しかし第5図
から明らかなように凹レンズと凸レンズよりなる
2群系のアフオーカル系では倍率が1×の光学系
は得られない。又β=1にするとアフオーカル系
にすることは出来ない。 このように凹レンズと凸レンズよりなる光学系
では鏡筒レンズとして望ましいものを得ることが
出来ない。 本発明は以上の点に鑑みなされたものであつ
て、光学系を3群構成とし、アフオーカル系で倍
率が1×の鏡筒レンズを提供することにある。 第6図に示すような第1のレンズ群L1、第2
のレンズ群L2、第3のレンズ群L3の三つのレン
ズ群よりなるレンズ系を考えた場合、この図にお
いて〓〓〓=x1、〓〓〓〓=x′1、〓〓〓〓=s′2、
〓〓〓〓=s0、〓〓〓=s′0、〓〓〓〓〓=x′2、〓〓
〓〓=s2、〓〓〓〓=s3、〓〓〓〓=s′3、レンズ群
L1,L2,L3の焦点距離を夫々f1,f2,f3とすると
次の式(6)乃至(12)にて示す関係が成立つ。 (6) h/f1=−h′/s0、−h′/s0′=h/
f3 〔∴s0′f1=s0f3〕 (7) f1+s0+s0′+f3=d (8) f2=s0s0′/s0+s0′ (9) ε=x1+2f1+s0+s0′+2f3+x2′ (10) x1′=f〓/x1 (11) 1/s0−x′1−1/s′2=1/f2 〔∴s′2=f2(s0−x′1)/f2+x′1−s0
〕 (12) x′2=f〓/s′0+s′2 上式で式(6)はアフオーカルで倍率が1×である
ことから成立つ条件であり、式(7)乃至(12)はレンズ
の公式を適用して求めたものである。これら式(6)
乃至(12)から各レンズの焦点距離f1,f2,f3を求め
ると次の通りである。 (13) f1=s0(ε/d−1) (14) f2=s0f3/f1+f3 (15) f3=s0(ε−d/d)(d2/s0・ε−1) この各レンズの焦点距離f1,f2,f3の符号並び
に値はε、d、s0のとり方により変わる。しかし
ε〓dであるとf1,f3が著しく小さい値になりε
〓dにならないように設計しなければならない。
実際にはεは与えられており、それによつてdも
ある程度決まつてくる。したがつて各レンズの焦
点距離はs0の値によつて変化することになる。そ
してs0の値は次の条件の範囲内に選ぶことが収差
補正上から好ましい。 25<s0<55 つまりs0が25より小になると|f1|、|f2|が
小になりすぎるため、レンズ群L1,L2の収差補
正が困難になる。同様にs0が55より大になると|
f3|が極めて小になりレンズ群L3の収差補正が困
難になる。 次に瞳Qの位置は第7図に示すようになる。こ
の図でQ′はQの像、Q″はQ′の像、QはQ″の像
である。したがつて瞳Qは鏡筒レンズによつてQ
へ移る。 ここで3群のアフオーカル系で倍率1×の鏡筒
レンズの数値例を示す。 ε=20、d=40とすると 式(13)より f1=−1/2s0 式(15)より f3=−1/2s0(80/s0−1) s0が夫々20、30、40、50、60の時のf1,f2,f3
は次の通りである。
ズに関するものである。 一般に顕微鏡は第1図に示すような構成で、観
察に使用しない対物レンズOが観察者側に来るた
め、観察にとつて好ましくない。この欠点を解消
するためには第2図のような構成にする必要があ
る。この第2図に示すような構成の顕微鏡にする
ためには対物レンズと接眼レンズとの間に鏡筒レ
ンズを配置して対物レンズによる像を所定の位置
に再結像する必要がある。又システム顕微鏡には
種々の付属品が備えられていて、この付属品を使
用する場合にも対物レンズの結像位置を変えるこ
とが必要となり鏡筒レンズが用いられる。 このように顕微鏡において対物レンズの像を後
にずらすための鏡筒レンズとして凹レンズと凸レ
ンズとよりなる鏡筒レンズが従来知られている。
第3図に示すような凹レンズL1と凸レンズL2と
からなる2群系の鏡筒レンズにおいて、鏡筒レン
ズを用いない場合の結像点をO1、鏡筒レンズを
用いた場合の結像点をO′2、凹レンズL1によるO1
の像をO′1とすると、鏡筒レンズを用いたことに
より像はεだけ後方にずれることになる。 この図において〓〓〓=α、〓〓〓=a′、〓〓
〓=d、レンズL1,L2の焦点距離を夫々f1,f2と
すると結像の式より、次の式(1)、(2)、(3)に示す関
係が成立つ。 (1) −1/a+1/a′=1/f1 (2) −1/(a′−d)+1/(a+ε−d) =1/f2 (3) β=a′/a ×(a+ε−d)/(a′−d) これらの式(1)、(2)、(3)からf1,f2を求めると次
の通りである。 f1=β・a・d/−ε+(a−d)(β−1) (5) f2=d(a+ε−d) /{ε+a(1−β)} このような鏡筒レンズが拡大系であると実視野
が狭くなり、又縮少系であるとせつかく対物レン
ズで拡大した像が縮小されるのでいずれも好まし
くない。更にこの鏡筒レンズの倍率が中途半端な
値だと、顕微鏡全体の倍率が半端な値になるので
好ましくない。したがつて鏡筒レンズとしては倍
率が1×であることが望ましい。そこで式(4)、(5)
においてβ=1とすると、f1,f2は次の式(4′)、
(5′)のようになる。 (4′) f1=−ad/ε (5′) f2=d(a+ε−d)/ε 次に上述のような凹レンズL1と凸レンズL2よ
りなる鏡筒レンズを用いた場合の瞳の位置Qの移
動について考えると、第4図に示すようになる。
図においてはQ′は入射瞳QのレンズL1による
像、Q″はQ′のレンズL2による像で、これらQ,
Q′,Q″の位置は夫々Z1,Z1′,Z2,Z2′で表わされ
図示する通りである。 このような凹レンズL1と凸レンズL2とよりな
る鏡筒レンズの数値例を示す。 例 1 ε=20 d=10 β=1× a=140の場合 式(4′)より f1=−140×10/20=−70 式(5′)より f2=10×(140+20−10)/20=75 又入射瞳Qの位置Z1を−35とするQ′,Q″の位
置Z1′,Z2′は次のようになる。 −1/Z1+1/Z1′=1/f1より1/35+1/
Z1′=−1/70 したがつて1/Z1′=−3/70 Z2=−(d1−Z′1)=−(10+70/3)≒−33 −1/Z2+1/Z2′=1/f2より1/33+1/
Z2′=1/75 したがつてZ2′≒−59 OTL(光学鏡筒長)=(α+ε−d)−Z2′=209 又瞳倍率βQは βQ=Z1′/Z1×Z2′/Z2=23/35×59
/33=1.17 例 2 ε=20 d=20 β=1× a=140の場合 f1=−140 f2=140 瞳に関しては Z1′=−28 Z2=−48 Z2′=−73 OTL=213 βQ=1.23 例 3 ε=40、d=20、β=1×、a=140の場合 f1=−70 f2=80 瞳に関しては Z1′=−23 Z2=−43 Z2′=−93 OTL=253 βQ=1.42 上述の例によればいずれも瞳倍率βQはβQ>1
であつて、瞳が鏡筒レンズによつて拡大された又
瞳位置が接眼側から遠くなることがわかる。した
がつて光束わ大きくなり、ケラレやフレアーの原
因になる。ケラレをなくすためには鏡筒レンズよ
り後の光学系を大きくしなければならなくなる。 また例1、例2、例3を比較すればわかるよう
に、εが大きい程、dが大きい程βQが大きくな
る。(例1より例2、例2より例3が瞳倍率が大
である。)つまりεが大きい程又dが大きい程瞳
が大きくなる。更にε、dが大きい程瞳が深くも
ぐるようになる。 これを防ぐためには鏡筒レンズはアフオーカル
系であることが望ましい。アフオーカル系を用い
れば光学的鏡筒長が変らないのと同等の効果が得
られる。つまり鏡筒レンズにアフオーカル系を用
いれば倍率の点を除けば鏡筒レンズより後の光学
系に全く影響を与えないですむ。 以上のことから鏡筒レンズとしてはアフオーカ
ル系でβ=1の光学系が望ましい。しかし第5図
から明らかなように凹レンズと凸レンズよりなる
2群系のアフオーカル系では倍率が1×の光学系
は得られない。又β=1にするとアフオーカル系
にすることは出来ない。 このように凹レンズと凸レンズよりなる光学系
では鏡筒レンズとして望ましいものを得ることが
出来ない。 本発明は以上の点に鑑みなされたものであつ
て、光学系を3群構成とし、アフオーカル系で倍
率が1×の鏡筒レンズを提供することにある。 第6図に示すような第1のレンズ群L1、第2
のレンズ群L2、第3のレンズ群L3の三つのレン
ズ群よりなるレンズ系を考えた場合、この図にお
いて〓〓〓=x1、〓〓〓〓=x′1、〓〓〓〓=s′2、
〓〓〓〓=s0、〓〓〓=s′0、〓〓〓〓〓=x′2、〓〓
〓〓=s2、〓〓〓〓=s3、〓〓〓〓=s′3、レンズ群
L1,L2,L3の焦点距離を夫々f1,f2,f3とすると
次の式(6)乃至(12)にて示す関係が成立つ。 (6) h/f1=−h′/s0、−h′/s0′=h/
f3 〔∴s0′f1=s0f3〕 (7) f1+s0+s0′+f3=d (8) f2=s0s0′/s0+s0′ (9) ε=x1+2f1+s0+s0′+2f3+x2′ (10) x1′=f〓/x1 (11) 1/s0−x′1−1/s′2=1/f2 〔∴s′2=f2(s0−x′1)/f2+x′1−s0
〕 (12) x′2=f〓/s′0+s′2 上式で式(6)はアフオーカルで倍率が1×である
ことから成立つ条件であり、式(7)乃至(12)はレンズ
の公式を適用して求めたものである。これら式(6)
乃至(12)から各レンズの焦点距離f1,f2,f3を求め
ると次の通りである。 (13) f1=s0(ε/d−1) (14) f2=s0f3/f1+f3 (15) f3=s0(ε−d/d)(d2/s0・ε−1) この各レンズの焦点距離f1,f2,f3の符号並び
に値はε、d、s0のとり方により変わる。しかし
ε〓dであるとf1,f3が著しく小さい値になりε
〓dにならないように設計しなければならない。
実際にはεは与えられており、それによつてdも
ある程度決まつてくる。したがつて各レンズの焦
点距離はs0の値によつて変化することになる。そ
してs0の値は次の条件の範囲内に選ぶことが収差
補正上から好ましい。 25<s0<55 つまりs0が25より小になると|f1|、|f2|が
小になりすぎるため、レンズ群L1,L2の収差補
正が困難になる。同様にs0が55より大になると|
f3|が極めて小になりレンズ群L3の収差補正が困
難になる。 次に瞳Qの位置は第7図に示すようになる。こ
の図でQ′はQの像、Q″はQ′の像、QはQ″の像
である。したがつて瞳Qは鏡筒レンズによつてQ
へ移る。 ここで3群のアフオーカル系で倍率1×の鏡筒
レンズの数値例を示す。 ε=20、d=40とすると 式(13)より f1=−1/2s0 式(15)より f3=−1/2s0(80/s0−1) s0が夫々20、30、40、50、60の時のf1,f2,f3
は次の通りである。
【表】
上の表のうちs0=40の場合を例にとる。つまり
ε=20、d=40、s0=40、s1=140、Z1=−35の
場合の像位置、瞳位置を計算すると次のようにな
る。 像に関して (L1) −1/140+1/s1′=1/f1=−1/
20、 s1′=−23.33 s2=20−s1′=43.33 (L2) 1/43.33+1/s′2=1/f2=1/
20、 s2′=37.15、s3=s2′−20=17.15 (L3) −1/17.15+1/s3′=1/f3=−
1/20、 s3=120.4 瞳に関して (L1) 1/35+1/Z1′=−1/20、Z1′=−
12.7、 Z2=20−Z1′=32.7 (L2) 1/32.7+1/Z2′=1/20、Z2′=
51.4、 Z3=Z2′−20=31.4 (L3) −1/31.4+1/Z3′=−1/20、Z3
′=−55 OTL=s3−Z′3≒175 βQ〓1 以上の説明および計算例よりわかるように三つ
のレンズ群よりなるレンズ系にて、アフオーカル
系で倍率が1×の鏡筒レンズを形成することが出
来る。又等価光学鏡筒長も変化しないので、瞳位
置が鏡筒レンズ内に深くもぐり込むこともなく好
ましい。 次に本発明の鏡筒レンズの実施例を示すと、第
8図のようなレンズ構成で、第1のレンズ群L1
は負の接合レンズ、第2のレンズ群L2は正の接
合レンズと正レンズ、第3のレンズ群は負レンズ
である。この鏡筒レンズのデーターは下記の通り
である。
ε=20、d=40、s0=40、s1=140、Z1=−35の
場合の像位置、瞳位置を計算すると次のようにな
る。 像に関して (L1) −1/140+1/s1′=1/f1=−1/
20、 s1′=−23.33 s2=20−s1′=43.33 (L2) 1/43.33+1/s′2=1/f2=1/
20、 s2′=37.15、s3=s2′−20=17.15 (L3) −1/17.15+1/s3′=1/f3=−
1/20、 s3=120.4 瞳に関して (L1) 1/35+1/Z1′=−1/20、Z1′=−
12.7、 Z2=20−Z1′=32.7 (L2) 1/32.7+1/Z2′=1/20、Z2′=
51.4、 Z3=Z2′−20=31.4 (L3) −1/31.4+1/Z3′=−1/20、Z3
′=−55 OTL=s3−Z′3≒175 βQ〓1 以上の説明および計算例よりわかるように三つ
のレンズ群よりなるレンズ系にて、アフオーカル
系で倍率が1×の鏡筒レンズを形成することが出
来る。又等価光学鏡筒長も変化しないので、瞳位
置が鏡筒レンズ内に深くもぐり込むこともなく好
ましい。 次に本発明の鏡筒レンズの実施例を示すと、第
8図のようなレンズ構成で、第1のレンズ群L1
は負の接合レンズ、第2のレンズ群L2は正の接
合レンズと正レンズ、第3のレンズ群は負レンズ
である。この鏡筒レンズのデーターは下記の通り
である。
【表】
【表】
上記実施例の収差カーブは第9図に示してあ
る。 尚理想的な鏡筒レンズとしてアフオーカル系で
倍率が1×の鏡筒レンズを示した。しかし鏡筒レ
ンズの後に来る光学系の使用に支障をきたさない
範囲内で瞳倍率を1よりずらしてβ=1、βQ≠
1とすることも出来る。このようにすることによ
りレンズ系設計上の自由度が増すので設計が容易
となり、特にレンズ系の収差補正上では有利にな
る。
る。 尚理想的な鏡筒レンズとしてアフオーカル系で
倍率が1×の鏡筒レンズを示した。しかし鏡筒レ
ンズの後に来る光学系の使用に支障をきたさない
範囲内で瞳倍率を1よりずらしてβ=1、βQ≠
1とすることも出来る。このようにすることによ
りレンズ系設計上の自由度が増すので設計が容易
となり、特にレンズ系の収差補正上では有利にな
る。
第1図は従来一般に使用されている顕微鏡を示
す図、第2図は鏡筒レンズの一使用例を示す図、
第3図は従来の鏡筒レンズの光学系の図、第4図
はその瞳の像位置を示す図、第5図は凹レンズと
凸レンズとよりなるアフオーカル系を示す図、第
6図は本発明鏡筒レンズの光学系を示す図、第7
図は本発明鏡筒レンズによる瞳の像位置を示す
図、第8図は本発明の実施例を示す図、第9図は
本発明の実施例の収差曲線図である。
す図、第2図は鏡筒レンズの一使用例を示す図、
第3図は従来の鏡筒レンズの光学系の図、第4図
はその瞳の像位置を示す図、第5図は凹レンズと
凸レンズとよりなるアフオーカル系を示す図、第
6図は本発明鏡筒レンズの光学系を示す図、第7
図は本発明鏡筒レンズによる瞳の像位置を示す
図、第8図は本発明の実施例を示す図、第9図は
本発明の実施例の収差曲線図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 対物レンズと、該対物レンズによる結像位置
との間に配置され該対物レンズによる像を後方に
移すために用いる鏡筒レンズにおいて、対物レン
ズ側より順に負の屈折力を有する第1のレンズ群
と、正の屈折力を有する第2のレンズ群と、負の
屈折力を有する第3のレンズ群とよりなるアフオ
ーカル系で倍率が1×である鏡筒レンズ。 2 鏡筒レンズによる像の移動量をε、第1のレ
ンズ群と第3のレンズ群の間隔をd、第1のレン
ズ群の後側焦点位置から第2のレンズ群までの距
離をs0とした時、三つのレンズ群の夫々の焦点距
離f1,f2,f3が下記の通りに与えられ更にs0が下
記の範囲内である特許請求の範囲1の鏡筒レン
ズ。 f1=s0(ε/d−1) f2=s0f3/(f1+f3) f3=s0ε−d/d(d2/s0ε−1) 25<s0<55
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3797379A JPS55130510A (en) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | Afocal barrel lens |
US06/133,651 US4353624A (en) | 1979-03-30 | 1980-03-21 | Afocal relay lens system |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
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