JPS6048729B2 - 接眼レンズ - Google Patents

接眼レンズ

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JPS6048729B2
JPS6048729B2 JP18275680A JP18275680A JPS6048729B2 JP S6048729 B2 JPS6048729 B2 JP S6048729B2 JP 18275680 A JP18275680 A JP 18275680A JP 18275680 A JP18275680 A JP 18275680A JP S6048729 B2 JPS6048729 B2 JP S6048729B2
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JP
Japan
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lens
refractive power
eyepiece
positive
power member
Prior art date
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Expired
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JP18275680A
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English (en)
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JPS57108822A (en
Inventor
健司 山田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nippon Kogaku KK
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Publication date
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Publication of JPS57108822A publication Critical patent/JPS57108822A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B25/00Eyepieces; Magnifying glasses
    • G02B25/001Eyepieces

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は望遠鏡、顕微鏡等に使される接眼レンズに関す
る。
一般に、接眼レンズには観察眼の視度を補正するために
、像面に対して光軸上を前後に移動する視度補正機構が
設けられているが、この移動量は接眼レンズの焦点距離
の2乗に比例するので、焦点距離が長くなるにつれて急
激に増加する。
このため、比較的焦点距離の長い接眼レンズでは移動量
が大きく、機械設計上の困難を与えるとともに、対物レ
ンズ側に接眼レンズを移動させる場合には像面に視野レ
ンズが接近するので、視野レンズ面のキズ等が目立ちや
すくなるなどの問題が生じていた。本発明はこれらの欠
点を解決し、視度補正のための移動量を小さくした接眼
レンズを得ることを目的とする。
本発明による接眼レンズは、対物レンズ側より順に、等
倍以上の倍率を有するアフオーカル系と、光軸方向に移
動可能に設けられた正レンズ群とを有し、この正レンズ
群のみの移動によつて視i度補正を行なうものである。
そして、アフオーカル系と正レンズ群との合成系の焦点
距離を接眼レンズの所定の焦点距離に等しくするために
、正レンズ群の焦点距離は所定の焦点距離をアフオーカ
ル系の倍率で割つた値に構成されている。フ 従つて、
正レンズ群の焦点距離は接眼レンズの焦点距離よりも小
さくなるので、正レンズ群のみの移動て視度補正を行な
えば、移動量をはるかに小さくすることが可能である。
また、本発明の構成によれば、次に述べるよう5な二つ
の大きな効果を生ずる。
第一に接眼レンズの径が小さくでき、コンパクトに製作
できることである。対物レンズによる中間像は、ほぼテ
レセントリツクな結像をしているので、像面の前または
後に等倍以上のアフオーカル系が入ると、対物レンズ側
より来た光線はアフオーカル系によつて倍率分だけ低く
下げられて正レンズ群に入るので、その分だけ径が小さ
くできる。特に、双眼鏡などではコンパクト化する上で
大きな利点である。第二に接眼レンズのペツツバール和
が小さくでき、非点収差とともに像面湾曲が非常に小さ
くできることである。
アフオーカル系として、正屈折力部材と負屈折力部材よ
りなるガリレイ系を採用すると、等倍以上のため正レン
ズより負レンズの方がパワーが強くなつてアフオーカル
系のペツツバール和は負になる。これが後方の正レンズ
群の正のペツツバール和と相殺して、合成系全体として
非常に小さなペツツバール和となる。よく知られている
ように、ペツツバール和はパワー配置でそのほとんどが
決つてしまい、レンズ系を構成する各部分系のパワーの
単純和の大小が重要な要素そなる。
そこでこれを計算してみる。ガリレイ系中の正屈折力部
材のパワーをφとし、アフオーカル系の倍率をmとする
と、負屈折力部材のパワーは−mφとなる。また、接眼
レンズ全体のパワーをΦとすると、正レンズ群のパワー
はmΦとなる。したがつてパワーの単純和Σはとなる。
ここでアフオーカル系の倍率は等倍以上であるからm>
1である。したがつてφ>Φとすれは、ΣはΦよりも小
さくなる。即ち、ガリレイ系の正屈折力部材のパワーを
接眼レンズ全体のパワーより大きくすれば、従来のよう
に1群の正レーンズ群のみで構成された接眼レンズより
ペツツバール和を小さくすることが可能である。以下、
本発明による接眼レンズの具体的なレンズ構成について
述べる。
上述したアフオーカル系としては、対物レンズ3側に凸
面を向けてメニスカスレンズからなるガリレイ系を採用
することが最も簡単な構成となる。
この場合、メニスカスレンズの凸面が正屈折力部材とし
て、またその凹面が負屈折力部材として機能する。そし
て、このメニスカスレンズの凸面及4び凹面の曲率半径
をそれぞれR,,r2とし、中心厚をD,とするとき、
次の条件を満足することが望ましい。また、正レンズ群
としては、従来よりよく知られた接眼レンズの種々のタ
イプも用いることができる。
以下にアフオーカル系としてのメニスカスレンズについ
ての上記条件について説明する。
条件(1)フはアフオーカル系をメニスカスレンズとい
う極めて簡単なレンズで構成するために必要なものであ
る。メニスカスレンズの屈折率をN,とすると、正屈折
力部材とての凸面(R,)の後側焦点と負屈折力部材と
しての凹面(R。)の前側焦点が一致する・ことにより
、となる。
この式を変形すると次のようになる。光学ガラスでは、
N,は1.4位から2』位までであるから、条件(1)
の範囲を越えた場合には、簡単なメニスカスレンズの構
成では本発明に必要なアフオーカル系を形成することが
難しくなつてしまう。条件(2)では本発明の目的を果
たしつつも、良好な収差補正を実現できる範囲を示すも
のて、下限を越えた場合は正レンズ群の焦点距離が全系
の焦点距離より小さくならず、目的は果せない。また、
上限を越えた場合は収差、特に非点収差が大きくなつて
それに続く正レンズ群で補正できなくなる。次に、本発
明による実施例について説明する。
本発明による接眼レンズの第1〜第3実施例のレンズ構
成図をそれぞれ第1〜第3図に示す。各実施例とも対物
レンズ側のアフオーカル系Aは対物レンズ側に凸面を向
けた単一のメニスカスレンズで構成されており、正レン
ズ群Bは異なつたタイプで構成されている。第1図の第
1実施例ではいわゆるケルナー型接眼レンズが正レンズ
群を構成し、第2図の第2実施例ではケーニツヒ型接眼
レンズで正レンズ群Bを構成し、また第3図の第3実施
例では単一のメニスカスレンズ、2つの正レンズ、貼合
せのメニスカスレンズが接眼正レンズ群Bを構成してい
る。上記実施例では、いずれも対物レンズによる中間像
Iがアフオーカル系Aと正レンズ群Bとの間に形成され
る構成であるが、これに限られるものではなく、アフオ
ーカル系Aの対物レンズ側に中間像が形成される構成と
することもできる。
以下に各実施例の諸元を示す。但し、R,,r。,r。
,・・・は対物レンズ側から順次の各レンズ面の曲率半
径を表わし、D,,d。,d。,・・・は各レンズの中
心厚または間隔、N,,n。,・・・は各レンズの屈折
率、ν1,ν2,・・・は各レンズのアベツ数をそれぞ
れ表わす。またφ,は、アフオーカル系A中の正屈折力
部材としての第1面(R,)の屈折力を表わし、Φは全
系の屈折力を表わす。上記各実施例の諸収差図をそれぞ
れ順に第4〜第6図に示す。
各収差はアイポイント (E.P.)側から光線追跡し
たものである。これらの収差図から分るように、各実施
例とも一般の接眼レンズとして十分良好な収差バランス
を維持している。以上のごとき本発明によれは、視度補
正のためのレンズ群の移動が小さくできるのみならず、
接・眼部の口径をも小さくでき、しかもより優れた収差
バランスの接眼レンズを提供することができる。尚、上
記説明では、視度補正を行なうために正レンズ群のみを
移動することとしたが、全く同様フの構成並びに動作に
よつて合焦も可能てあることはいうまでもない。すなわ
ち、視度補正も合焦も共に、対物レンズによる中間像と
観察者の網膜との共役関係を維持する点で等しく、所定
位置に形成された中間像に対して、観察者眼の屈折力に
応5じた接眼レンズの移動により上記共役関係を維持す
る操作が視度補正てあり、他方、観察者眼の一定屈折力
に対して、対物レンズによる中間像の所定位置からの変
位置に応じた接眼レンズの移動により上記共役関係を維
持する操作が合焦であるにo過ぎない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は夫々本発明の第1乃至第3実施例の
レンズ構成図、第4図乃至第6図は夫々第1乃至第3実
施例の諸収差図てある。 IEレンズ群・・・・・・B。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 対物レンズ側より順に、等倍以上の倍率を有するア
    フオーカル系と、正レンズ群とを有し、該正レンズ群の
    みが光軸方向に移動可能に設けられていることを特徴と
    する接眼レンズ。 2 前記アフオーカル系は対物レンズ側から順に、正屈
    折力部材と負屈折力部材とを有し、該正屈折力部材の屈
    折力は該接眼レンズ全体の屈折力より大きいことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の接眼レンズ。 3 前記アフオーカル系を対物レンズ側に凸面を向けた
    メニスカスレンズによつて構成し、該メニスカスレンズ
    の凸面及び凹面をそれぞれ前記正屈折力部材及び負屈折
    力部材となし、該両面の曲率半径をそれぞれr_1.r
    _2、該メニスカスレンズの中心厚をd_1とするとき
    、0.2<(r_1−r_2)/d_1<0.6 (1
    )1.0<r_1/r_2<3.0 (2)の条件を満
    足することを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の接
    眼レンズ。
JP18275680A 1980-12-25 1980-12-25 接眼レンズ Expired JPS6048729B2 (ja)

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JP18275680A JPS6048729B2 (ja) 1980-12-25 1980-12-25 接眼レンズ

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JP18275680A JPS6048729B2 (ja) 1980-12-25 1980-12-25 接眼レンズ

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JPS57108822A JPS57108822A (en) 1982-07-07
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4623224A (en) * 1982-09-23 1986-11-18 Clarke Thomas L Anastigmatic eyepiece
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JPS57108822A (en) 1982-07-07

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