JPS6159202B2 - - Google Patents

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JPS6159202B2
JPS6159202B2 JP56192624A JP19262481A JPS6159202B2 JP S6159202 B2 JPS6159202 B2 JP S6159202B2 JP 56192624 A JP56192624 A JP 56192624A JP 19262481 A JP19262481 A JP 19262481A JP S6159202 B2 JPS6159202 B2 JP S6159202B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminated
cut
materials
timber
bonded
Prior art date
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Expired
Application number
JP56192624A
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English (en)
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JPS5892509A (ja
Inventor
Shoichi Matsuoka
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Individual
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Publication of JPS5892509A publication Critical patent/JPS5892509A/ja
Publication of JPS6159202B2 publication Critical patent/JPS6159202B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、表面に装飾模様を有する板材または
丸棒を形成するための積層集成材の製造方法に関
する。
従来の角材または集成材から切り取られた板材
または削り取られた丸棒は表面に材質そのものが
現われるためそのままでは表面模様の変化が乏し
く、また所望の模様を計画的に表出させることは
困難である。このため明瞭な表面模様をつけるた
めには、従来表面に曲面または凹凸面を削り出す
等の複雑な工程が必要とされていた。
本発明は単に切り取りまたは削り取るだけで表
面に変化に富んだ模様の現わる板材または丸棒を
形成することのできる積層集成材を製造する方法
を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明は、少くとも
一側面を互いに接着させた色彩または材質の異な
る少くとも2本の四角柱材料から構成された素材
を接着面に対して傾斜した一平面に沿つて切断分
離し、この分離された2つの材料を夫々180゜回
転させて切断面が相対する側面として表面に現わ
れるようにして両材料を接合接着することによつ
て積層集成材を製造することを特徴としている。
上記積層集成材は更に鋸を使用して板材に切り
取りまたはろくろを使用して丸棒に削り取るため
に主として利用されるものであるが、一面に傾斜
したストライプ模様を有するためにそのまま利用
することもできる。上記積層集成材を形成するた
めの素材は異なる種類の3本の四角柱材料を並列
接着させたものとしてもよいし、また各2本づつ
2種類の四角柱材料を使用し、同種のものが対角
配置となるように接合接着したものとすることも
できる。その他材料の種類本数には各種の組合せ
を使用することができ、この組合せが複雑になれ
ばなる程表面模様は変化に富んだものとなる。
更に上記積層集成材自身を素材として他の傾斜
面に沿つて切断分離し、この分離された材料を同
様に180゜回転させて接着することにより更に表
面模様の複合された積層集成材を形成することが
できるし、このような切断接着を必要に応じて更
に繰返し、更に複雑な模様の積層集成材を形成す
ることもできる。
こうして本発明によれば多種多様の模様をもつ
た板材または丸棒を形成することが可能である。
以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。まず、角材または集成材となる材料について
説明すると、第1図に示すように各々が色彩また
は材質またはこの両者の異つた材料A,Bを使用
して、各材料A,Bの両面に接着剤Cを塗布して
接着したものがある。また、第2図に示すよう
に、第1図に示す集成材を模様が対称になるよう
に2個を重ね合せて接着したものであつてもよ
い。これは、必要な形状、大きさに応じて3個以
上の積層材にしてもよい。
次に、積層集成材の製造工程について説明す
る。第2図に示す積層材は点線Mで示す方向に切
断して、材料1,2に分離する。この切断方向M
は、他の角を結ぶ線の方向であつてもよい。この
2つの材料1,2は、第4図に示すように切断面
M′が表面になるように180゜まわして、材料1の
面3と材料2の面4とを接着剤を塗布し、合わせ
て接着接合させる。このままでは、切断面M′を
水平にして接着させた場合、面3と面4が斜面と
なり、上、下板6,7により加圧すると、両面
3,4がずれる恐れがある。特に、加圧の力が大
きい程、また面3,4の長さが短かければ短い程
ずれる危険性が大になる。このずれを防止するた
めに、第3図に示すようなずれ止め用治具Dを用
いて、上板6と一方の切断面M′との間および下
板7と他方の切断面M′との間に挾み込めば、上
下板6,7を水平にすることができる。
このずれ止め治具Dは、第3図に示すように切
断面M′との接触部にずれ防止のための摩擦抵抗
を大にするサンドペーパー5等を張り付け、さら
に釘の先端6′を数個取り付けている。
したがつて、各材料1,2の各面3,4に接着
剤を塗布したあと、上記治具Dのすべり止めを行
つた面に材料1,2の切断面M′を当接させて、
上下の加圧板6,7により加圧し、所定の時間を
経て接着剤が硬化したあと、治具Dおよび上下板
6,7を取り脱ずせば積層集成材が形成される。
この積層集成材は、第5図に示されたものとな
り、各部分は、一辺が必ず斜線になつている。ま
た、接着面3,4が斜面となるので、全体が菱形
となり両端を直角になるように切断することもあ
る(第5図に示すものはその例である)。その場
合、例えば幅30mm、厚さ30mm、長さ300mmの積層
集成材は、幅、厚さに変化はないが、長さが1.49
mm短くなり、全長298.51mmになる。また、長さ
100mmの場合、4.40mm短くなつて全長が95.6mmに
なる。
以上のようにして得られた積層集成材は、その
まま利用することもできるが、第6図に示す点線
の方向に切断すれば、さらに変つた表面模様の板
材が得られる。また、第7図に示すように点線の
方向に切断して、切断された部分Gだけを180゜
まわして、切断面を平滑にし、接着接合したもの
は第8図に示されたものとなる。さらに、第5図
に示した積層集成材は、点線Eで示す斜め方向に
切断して、第4図に示すような製造行程で新らた
な第9図に示すような積層集成材にすることがで
き、また点線Fで示す方向に斜に切断した場合に
は、第10図に示すような新たな積層集成材が得
られる。
これらの積層集成材は、「ろくろ」または旋盤
によつて丸棒に切削すれば変化に富んだ模様の表
面を有する丸棒にすることができる。第4図に示
す積層集成材は、第11図に示すような丸棒にな
る。また、第9図に示すものは第12図に示すも
のに、第10図に示すものは第13図に示すよう
な丸棒になる。
以上のような積層集成材は、集成材の数が多い
ほど、また斜の切断回数が多いほど表面の模様を
多種多様とすることができる。そして、これらの
材料を家具類の飾り棒、面材、机、椅子の脚部、
その他階段の手摺等建材の部品、工芸品として利
用することができ、その利用範囲は非常に広いも
のである。
以上述べたように本発明は、積層集成材の製造
方法として、角材またはその集成材を斜めに切断
分離して、この分離された材料の切断面が表にな
るように接着剤を挾んで重ね合せ、この重ね合わ
された材料を治具を用いて押圧し、接着接合した
ので、単純な作業工程により積層集成材の表面の
模様を多種多様とすることができ、全く違つた材
料に変身させ、用途範囲を拡大させることができ
るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は2個の板材を接合した材料の斜視図、
第2図は第1図に示す板材を積み重ねた集成材の
斜視図、第3図は本発明の製造に用いられる治具
の斜視図、第4図は本発明の製造方法における積
層集成材の加圧状態を示す側面図、第5図は第4
図に示す工程で得られた積層集成材の斜視図、第
6図は第5図に示す積層集成材において板材を切
断する方向を点線で示した斜視図、第7図は第5
図に示す積層集成材に新たな積層集成材を得るた
めに切断する方向を点線で示した斜視図、第8図
は第7図の積層集成材の切断された一方の部分の
切断面を表にして得られた積層集成材の斜視図、
第9図は第5図に示す点線Eの方向に切断して新
たに得られた積層集成材の斜視図、第10図は第
5図に示す点線F方向に切断して新たに得られた
積層集成材の斜視図、第11図から第13図は積
層集成材を切削して丸棒に形成したものを示し、
第11図は第5図に示す積層集成材を切削した丸
棒の斜視図、第12図は第9図に示す積層集成材
を切削した丸棒の斜視図、第13図は第10図に
示す積層集成材を切削した丸棒の斜視図である。 A,B……集成材、D……治具、M′……切断
面、1,2……斜めに切断された集成材、3,4
……各集成材の接着面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少くとも一側面を互いに接着させた色彩また
    は材質の異なる少くとも2本の四角柱材料から構
    成された素材を接着面に対して傾斜した一平面に
    沿つて切断分離し、この分離された2つの材料を
    夫夫180゜回転させて切断面が相対する側面とし
    て表面に現われるようにして両材料を接合接着し
    たことを特徴とする積層集成材の製造方法。
JP19262481A 1981-11-30 1981-11-30 積層集成材の製造方法 Granted JPS5892509A (ja)

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JP19262481A JPS5892509A (ja) 1981-11-30 1981-11-30 積層集成材の製造方法

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JP19262481A JPS5892509A (ja) 1981-11-30 1981-11-30 積層集成材の製造方法

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JPS5892509A JPS5892509A (ja) 1983-06-01
JPS6159202B2 true JPS6159202B2 (ja) 1986-12-15

Family

ID=16294342

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4927801B2 (ja) * 2008-10-02 2012-05-09 有限会社 平野製作所 ステー付き連結具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4891204A (ja) * 1972-01-31 1973-11-28

Patent Citations (1)

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JPS4891204A (ja) * 1972-01-31 1973-11-28

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