JPS6158628B2 - - Google Patents

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JPS6158628B2
JPS6158628B2 JP53096698A JP9669878A JPS6158628B2 JP S6158628 B2 JPS6158628 B2 JP S6158628B2 JP 53096698 A JP53096698 A JP 53096698A JP 9669878 A JP9669878 A JP 9669878A JP S6158628 B2 JPS6158628 B2 JP S6158628B2
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electric
signal
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JP53096698A
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Shunsaku Nakauchi
Akifusa Takahashi
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Kokusai Gijutsu Kaihatsu Co Ltd
Original Assignee
Kokusai Gijutsu Kaihatsu Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はホテル等のドアに取り付けられる錠、
特に電気信号で錠の施解を行なう電気錠の駆動装
置に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来の電気錠では、ソレノイドを駆動するため
の配線とドアの開閉状態、錠の施解状態を検知す
るための配線をそれぞれ複数本必要としていた。
又、電気錠に手動の錠で機械的に施解錠する機
構を設けて、電気信号の操作よりも手動の錠操作
を優先にしたものが普通であつた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 配線数を多くすると、多数の電気錠を設置する
場合には守衛室等に設置される制御盤までの配線
材と工事量が多くなる欠点があつた。又通常は手
動の鍵操作優先であつても、必要に応じて電気信
号操作を優先にできる電気錠が求められている
が、これを2本の配線で実現した電気錠は存在し
ていなかつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は電気錠と電源回路を2本の配線で接続
した電気錠駆動装置であつて、鍵と電気信号のい
ずれでも施解錠できる第1の電気錠と、鍵で施解
錠する機構を有しない電気信号のみで施解錠する
第2の電気錠を並列接続し、電源回路から常時錠
の施解等を監視する監視電流を供給し、施解錠動
作時には励磁電流を供給し、通常は鍵の操作で第
1の電気錠を解錠すると自動的に第2の電気錠は
解錠するが、解錠禁止信号を与えた時は第1の電
気錠の鍵操作では第2の電気錠を解錠できなくし
て電気制御優先を実現したものである。
(ホ) 作 用 2個の電気錠が施錠状態の時、通常は錠によつ
て第1の電気錠が解錠されると、監視電流の極性
が変わるのでこれを検出し、その出力でスイツチ
を切り替えて励磁電流を供給し、第2の電気錠を
解錠する。しかしながら、鍵の操作より電気信号
による操作を優先させるために、スイツチの駆動
回路に解錠禁止信号を与えたときは、鍵の操作で
は該スイツチが切り替わることができず、2の電
気錠に励磁電流を供給することが不可能となり、
第2の電気錠を解錠できなくしてしまうことがで
きる。即ち、2個の電気錠を使つて、鍵操作より
電気信号操作を優先させた電気錠を実現すること
ができる。
(ヘ) 実施例 第1図は本発明に用いる電気錠の簡略構造図
で、1は錠箱、2は受座、3はラツチ、4は自己
保持形ソレノイド、5はソレノイド4の可動鉄
心、6は一極双投のスナツプスイツチ、7は可動
鉄心5とスイツチ6とを機械的に連結する連結
棒、8と9はダイオード、10はドアの開閉状態
によつて開閉するスイツチである。
第2図は第1図の電気錠の回路図である。第2
図で11は自己保持形ソレノイド4の励磁コイル
である。
自己保持形ソレノイド4は励磁コイル11に流
れる電流が反転すると電流の方向によつて可動鉄
心5が第1図の上又は下の位置に動き、そこで保
持される。この保持状態では励磁電流を必要とせ
ずにその位置を保持するように作られている。
そして可動鉄心5が第1図で上の位置に保持さ
れているときはラツチ3は左右の動きを阻止され
て錠は施錠状態となり、下の位置に保持されてい
るときは解錠状態となる。
図示はしていないが、通常の錠と同様に鍵によ
つて手動で施解錠できることはいうまでもなく、
鍵と連動する周知の機構により可動鉄心5を押し
上げて施錠、押し下げて解錠となる。
第2図でこの電気錠の電気的な動作を説明す
る。
スイツチ6が実線の位置にあつたときに実線矢
印の方向に電流を流したとすると、電流はダイオ
ード8を通して流れ、励磁コイル11を励磁し、
可動鉄心5は第1図上で上の方向に移動し施錠す
る。この動作中に可動鉄心5と連動してスイツチ
6が動き、可動鉄心5が上方に保持された頃にス
イツチ6は反転して第2図の点線の位置に来るよ
うに作られている。このスイツチ6の位置では実
線矢印の方向の電流はダイオード9で阻止され、
そのダイオード9のリーク電流が僅かに流れるだ
けである。
即ち第1図の電気錠は自己保持形ソレノイド4
が動作し終わるとスイツチ6が反転し、ダイオー
ド8又は9の働きによつて電流が急減し、無用の
電流が消費しないように作られている。
スイツチ10は扉の開閉に応じて動作するスイ
ツチで、扉が閉じているときにはスイツチ10は
閉じており、扉が開いているときには開いている
ように作られている。
なおソレノイド4は自己保持形ソレノイドに限
定されるものではなく、同等の機能をもたせれば
通常の非保持形ソレノイド等で構成してもよい。
即ち、例えば2個の通常のソレノイドの励磁コイ
ルのそれぞれにダイオードを互いに反対極性にな
るように接続し、この2組の励磁コイルとダイオ
ードの組を並列に接続したものを第2図の励磁コ
イル11の代わりに挿入し、この回路の電流方向
によつて2個のソレノイドの中の1個だけがダイ
オードの働きによつて選択的に動作するように
し、このソレノイドのそれぞれの動作を周知の機
械的ラツチ機構とリンクして施錠と解錠の二つの
動作に対応されるように構成したものでもよい。
要は、二つの位置即ち施錠位置と解錠位置で保
持されるように構成されたソレノイドであればよ
い。
第3図は本発明の実施例を示す回路図、第4図
はこの回路の動作を説明する波形及びタイミング
を示す図である。
第3図において、31,32は2個の電気錠
で、それぞれ並列接続され、更に2本の配線33
によつて電源回路に接続されている。
第1の電気錠31は公知の電気錠と同様に手動
の鍵操作によつて施解錠する機構を有し、鍵と電
気信号のいずれでも施解鍵できる。第2の電気錠
32は前記した鍵で施解錠する機構を有さず、電
気信号でしか施解錠することができない。
この第1の電気錠31と第2の電気錠32をペ
アにして一つの扉に取り付け、両方の錠が解錠状
態になつた時のみ、扉を開くことができるように
しておく。なお、電気錠31,32内の回路に
は、第2図と同じものには同じ符号を使用し、更
に第1及び第2を示すためにそれぞれサフイツク
ス−1、−2を付してある。raは後述する解錠リ
レーRAの切替接点、rbは後述する施錠リレーRB
の切替接点である。ここではスイツチをリレーと
その接点で説明しているが、電子回路で構成して
も均等である。34は抵抗で、励磁コイル11−
1,11−2に比べて十分大きい値に選んでお
き、回路を高インピーダンスにする。
35,36は発光ダイオードを使用したホトカ
プラで、入力回路に順方向に電流が流れた場合、
出力回路が低インピーダンスになり、出力信号は
ローレベル(以下Lと表わす)となる。その他の
場合には、出力回路が高インピーダンスになり、
出力信号はハイレベル(以下Hと表わす)とな
る。
ホトカプラ35,36の出力回路は紙面の関係
で書けないため、A,Bの表示を付し、図の下側
に付したA,Bに接続されていることを示してい
る。37は時間の経過とともに極性の変化するい
わゆる交流電源で、常時抵抗34を通して錠の施
解等を監視する微弱な監視電流を電気錠31,3
2に供給している。後述するように、施錠状態は
ホトカプラ36の出力によつて監視し、解錠状態
はホトカプラ35の出力によつて監視し、開扉状
態ではドアスイツチ10−1,10−2が開いて
いるので監視電流は流れず、これをホトカプラ3
5と36の両出力によつて監視している。
38,39はダイオードで、施錠リレーRBの
接点rbが切り替えられると電源37からダイオー
ド38を通して励磁コイル11−1,11−2に
駆動に十分な大きさの励磁電流を供給して施錠
し、解錠リレーRAの接点raが切り替えられた時
は電源37からダイオード39を通して励磁コイ
ル11−1,11−2に駆動に十分な大きさの励
磁電流を供給して解錠する。
40,41はインバータで、ホトカプラ35,
36の出力信号はインバータ40,41を介して
取り出される。これらの出力信号をそれぞれS
1,S2とする。
42はクロツク発生器で、電源37とCの表示
で接続され、その周期に同期したクロツク信号を
発生する。43はインバータである。
これらの波形を第4図にa電源、bクロツク信
号として示してある。
第4図aの電源波形の+側は電流がダイオード
8又はホトカプラ35を通つて流れる極性である
ことを示し、一側は電流がダイオード39又はホ
トカプラ36を通つて流れる極性となつている状
態を示し、第4図bのクロツク信号はaの電源波
形に同期して、電源が+から−に変化した時、L
からH、逆に電源が−から+に変化した時Hから
Lに変化する様子を示している。
44,45はD型ポジテイブエツジトリガード
フリツプフロツプで、以下FF1,FF2で表わ
す。FF1においては、信号S1がD端子に、ク
ロツク信号がクロツク端子φに入力され、FF2
においては信号S2がD端子に、クロツク信号の
反転した信号がクロツク端子φに入力される。
これらのフリツプフロツプは名称の通り、クロ
ツク端子φに与えられた信号の立ち上がり時に、
D端子の状態、即ちHかLかを記憶保持するもの
で、この結果は当該フリツプフロツプのQ出力に
現われる。また、出力にはQ出力の反転した信
号が現われる。
従つてクロツク発生器42より出力されるクロ
ツク信号の立ち上がりでFF1はD端子の状態即
ち信号S1を取込み、該クロツク信号の立ち下が
りでFF2はD端子の状態即ち信号S2を取込
む。
46,47,48はアンドゲート、RAは解錠
リレー、RBは施錠リレー、49,50はトラン
ジスタでそれぞれリレーRA、リレーRBの駆動回
路を構成する。
51は手動で操作する解錠スイツチ、52は手
動で操作する施錠スイツチ、53は火災報知器等
の信号を受けてメークし、非常時に自動的に解錠
状態とするための外部接点、54は手動操作等に
より電気信号操作を優先させるために解錠禁止信
号を与える入力部である。
アンドゲート46にはFF1及びFF2のQ出
力、クロツク信号及び必要に応じて入力部54か
らの解錠禁止信号が入力され、出力は解錠リレー
RAの駆動トランジスタ49のベースに与えられ
る。アンドゲート46の出力がHの時にトランジ
スタ49が動作し、Lのときは動作しない。
アンドゲート47にはFF1及びFF2のQ出力
及びクロツク信号の反転した信号が入力され、出
力は施錠リレーRBの駆動トランジスタ50のベ
ースに与えられる。アンドゲート47の出力がH
のときにトランジスタ50は動作し、Lの時は動
作しない。
次に電気錠を遠隔操作で施解錠する作用につい
て説明するが、電気錠31,32共に全く同じな
ので、電気錠31についてのみ説明する。
先ず、解錠されている電気錠31を施錠する場
合、スイツチ6−1は実線の側にあり、ここで手
動で施錠スイツチ52を入れると、「アース−電
池−リレーRB−スイツチ52−アース」の回路
でリレーRBが動作し、接点rbが点線側に切り替
わる。すると「電源37−ダイオード38−接点
rb−接点ra−励磁コイル11−1−スイツチ6−
1−ダイオード8−1−ドアスイツチ10−1−
電源37」の回路ができ、励磁電流が流れてソレ
ノイド4が駆動し、可動鉄心5が上方に移動して
電気錠31は施錠される。同時にスイツチ6−1
は点線側に切り替わり、ダイオード8−1と逆方
向のダイオード9−1が接続されるので励磁電流
は流れなくなる。ソレノイド4はそのままの形で
保持されるので、スイツチ52を切るとリレー
RBは復旧し、接点rbが実線側に切り替わる。す
ると「電源37−スイツチ10−1−ダイオード
9−1−スイツチ6−1−コイル11−1−接点
ra−接点rb−抵抗34−ホトカプラ36−電源3
7」の回路ができて交流の監視電流が流れ、ホト
カプラ36の出力回路が低インピーダンス、高イ
ンピーダンスを繰り返し、インバータ41で反転
してFF2のD端子にH,Lを繰り返す信号S2
が入力し、この信号S2のHの期間からLの期間
へと変化する時点はクロツク信号の立ち下がり時
点と一致するが、ホトカプラの応答時間があるの
で前者の方が若干遅れ、従つてFF2はクロツク
信号の立ち下がり、即ちクロツク端子φの信号で
は立ち上がりで、D端子の状態Hを取込み、FF
2のQ出力がHとなる。この出力が施錠表示用信
号として利用される。
次に、施錠されている電気錠31を解錠する場
合、スイツチ6−1は点線側にあるので、手動で
解錠スイツチ51(火災報知器等の接点53の場
合も同じ)を入れると、「アース−電池−リレー
RA−スイツチ51−アース」の回路でリレーRA
が動作し、接点raが点線側に切り替わる。すると
「電源37−ドアスイツチ10−1−ダイオード
9−1−スイツチ6−1−励磁コイル11−1−
接点ra−ダイオード39−電源37」の回路がで
き、励磁電流が流れてソレノイド4が駆動し、可
動鉄心5が下方に移動して電気錠31は解錠され
る。同時にスイツチ6−1は実線側に切り替わ
り、ダイオード9−1と逆方向のダイオード8−
1が接続されるので励磁電流は流れなくなる。ソ
レノイド4はそのままの形で保持されるので、ス
イツチ51を切ると、リレーRAは復旧し、接点
raが実線側に切り替わる。すると、「電源37−
ホトカプラ35−抵抗34−接点rb−接点−ra−
コイル11−1−スイツチ6−1−ダイオード8
−1−スイツチ10−1−電源37」の回路がで
きて監視電流が流れ、ホトカプラ35の出力回路
が低インピーダンス、高インピーダンスを繰り返
し、インバータ40で反転してFF1のD端子に
H,Lを繰り返す信号S1が入力し、今度はホト
カプラ35の出力回路が低インピーダンスとなる
のは、電源37が+極性の時であることにより、
クロツク信号の立ち上がりでFF1のQ出力がH
となる。この出力が解錠表示用信号として利用さ
れる。
なおドアスイツチ10−1が開いていた場合に
は、監視電流も流れないのでホトカプラ35,3
6の出力回路は高インピーダンスで、その出力は
反転してFF1,FF2のD端子にLの信号S1,
S2が入力され、Hの出力を得てアンドゲート
48に入り、その出力が開扉表示用信号となる。
ここで電気錠を鍵の操作で施解錠する動作につ
いて説明する。
今、二つの電気錠31,32が施錠状態にあつ
たとすると、スイツチ6−1,6−2は点線の側
にあり、監視電流が前述したように流れ、ホトカ
プラ35の出力回路は高インピーダンスのまま
で、ホトカプラ36の出力回路は低インピーダン
ス、高インピーダンスを繰り返し、従つて信号S
1はLのままで、信号S2がH,Lを繰り返して
いる。
この時FF1のQ出力はLで、FF2のQ出力は
Hとなつていることは前述の通りである。
かかる状態で電気錠31が鍵でもつて解錠され
ると、スイツチ6−1が実線側となつて、電源3
7が+極性の時、今までダイオード9−1によつ
て阻止されていた電流が、ダイオード8−1を通
して流れるようになり、この時ホトカプラ35の
出力回路は低インピーダンスとなり、信号S1が
Hとなる。この様子を第4図c,dに示す。同図
cは鍵による電気錠31の動作を示し、実線の立
ち上がりのタイミングで解錠操作が行なわれたこ
とを示し、同図dは信号S1の様子を示してい
る。同図dにおいて破線で示した立ち上がりは同
図cの鍵操作の解錠が破線のタイミングで行なわ
れた場合を示している。
この状態において電源37が+極性から−極性
へと変化すると、同時にクロツク信号が立ち上が
り、信号S1のHの状態が、FF1に取り込ま
れ、このQ出力がHとなる。この様子を第4図e
に示す。
FF2はクロツクの立ち下がりで変化可能なの
で、この時点ではFF2はHのまま、クロツク信
号はHの状態、FF1のQ出力はHとなつたの
で、アンドゲート46の入力は、入力部54から
の解錠禁止信号が入力されていなければ四つとも
全てHとなり、従つてアンドゲート46の出力が
Hとなりトランジスタ49が動作して「アース−
電池−リレーRA−トランジスタ49−アース」
の回路でリレーRAが動作し、接点raが点線側に
切り替わる。以下は前述のスイツチ51で解錠さ
せた場合と同様の動作で電気錠32が施錠状態か
ら解錠状態に変化する。
接点raが点線側に切り替わると、ホトカプラ3
6の入力回路には電流が流れなくなるので、出力
回路がハイインピーダンスとなり、信号S2はL
となる。この信号S2のLの状態はクロツク信号
の立ち下がりでFF2を変化させQ出力がHから
Lに変わる。この様子を第4図f,gに示す。f
は信号S2、gはFF2のQ出力を示す。第4図
hは解錠指令信号で、クロツク信号、FF1のQ
出力、及びFF2のQ出力が共にHの時アンドゲ
ート49の出力がHとなり、リレーRAが動作す
るタイミングを示している。
入力部54に解錠禁止信号が入力されている
時、即ちこの信号がLの時には、アンドゲート4
9の出力がHとなれず、電気錠31が鍵でもつて
解錠されても、第4図hの解錠指令信号が発生せ
ず、電気錠32は施錠されたままで、扉は開くこ
とができない。
従つて当該扉の解錠を別の扉の解錠状態でもつ
て禁止するいわゆるインターロツク機能は、別の
扉の解錠状態信号により、入力部54をLにする
ことで得られる。又ある時間内には、鍵の所有者
といえども入室を制限する必要のあるときには、
別に設けた時計装置等により、この期間入力部5
4をLに保持しておけばよい。又は手動スイツチ
を入力部54に接続し、入力部54のレベルをL
に切り替えても解錠禁止信号を得ることができ
る。
このように特定の解錠禁止信号を与えることに
より、鍵操作のみでは扉を開くことがきないよう
にすることができる。
次に電気錠31と32が解錠状態にあるとき、
鍵でもつて電気錠31を施錠したとき、電気錠3
2が自動的に施錠される動作について述べる。
電気錠31と32が解錠状態にあると、スイツ
チ6−1,6−2は線の側にあり、監視電流が前
述したように流れ、ホトカプラ35の出力回路は
低インピーダンス、高インピーダンスを繰り返
し、ホトカプラ36は高インピーダンスのままで
あり、従つて信号S1はH,Lを繰り返し、信号
S2はLのままである。この時、FF1のQ出力
はHで、FF2のQ出力はLとなることは前述の
通りである。
かかる状態で電気錠31が鍵でもつて、第4図
cの鍵操作の波形の立ち下がりで示すタイミング
で施錠されると第4図fに示すように信号S2が
Hとなる。この図中破線で示す波形は同図cの破
線で示したタイミングで施錠が行なわれた場合の
信号S2の様子を示している。
この信号S2の状態Hは電源37が−極性から
+極性に変化した時点でFF2のQ出力に現わ
れ、クロツク信号がL、FF1のQ出力がH、FF
2のQ出力がHの三つの信号でアンドゲート47
が出力Hとなり、第4図iに示す施錠指令信号が
得られる。アンドゲート47の出力がHのとき、
トランジスタ50が動作し、リレーRBが働く。
このとき、リレー接点rbが動作し、電気錠32が
解錠から施錠状態となることは、施錠スイツチ5
2で施錠させた場合と同様の動作である。
なお、前述のように解錠禁止信号が入力部54
に入つているとき、鍵により電気錠31を解錠し
た場合、電気錠32は解錠されず施錠状態のまま
である。これは電気回路的には二つの電気錠31
と32が解錠状態から前述の電気錠31が鍵で施
錠されたかわりに、電気錠32が施錠されたもの
と考えられ、前記のように施錠指令信号が得られ
て、リレーRBが働き、電気錠31が施錠される
ことは容易に説明される。
(ト) 発明の効果 上記したように、本発明は電気錠と電源回路を
2本の配線で接続し、電気錠を駆動するときには
抵抗を介さずに低インピーダンスにして励磁電流
を供給し、常時は抵抗を介して高インピーダンス
にして監視電流を供給することによつて、配線材
及び工事量を低減すると共に、ソレノイドの過
熱、無駄な電力消費を防止している。
又、本発明は第1及び第2の電気錠を並列接続
し、解錠スイツチの駆動回路に解錠禁止信号を与
えることによつて、第1の電気錠の鍵操作では第
2の電気錠を解錠できなくしたいわゆる電気制御
優先の電気錠を実現している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用される電気錠の簡略構造
図、第2図は第1図の電気錠の回路図、第3図は
本発明の実施例を示す回路図、第4図は第3図の
回路動作を説明する波形及びタイミングを示す図
である。 6……スイツチ、8,9……ダイオード、10
……ドアスイツチ、11……励磁コイル、31…
…第1の電気錠、32……第2の電気錠、33…
…配線、34……抵抗、35,36……ホトカプ
ラ、37……電源、38,39……ダイオード、
RA……解錠リレー、ra……リレーRAの接点、
RB……施錠リレー、rb……リレーRBの接点、4
9……リレーRAの駆動トランジスタ、50……
リレーRBの駆動トランジスタ、51……解錠ス
イツチ、52……施錠スイツチ、54……解錠禁
止信号を与える入力部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 二つの位置でそれぞれ保持されるように構成
    されたソレノイドを有する電気錠と電源回路を2
    本の配線で接続した電気錠駆動装置において、錠
    と電気信号のいずれでも施解錠できる第1の電気
    錠と錠で施解錠する機構を有しない電気信号のみ
    で施解錠する第2の電気錠を並列接続し、それぞ
    れの電気錠は該ソレノイドの可動鉄心と連動して
    動作し、互いに極性が異なるようにダイオードを
    それぞれ接続したスイツチを励磁コイルに接続
    し、電源回路は、常時抵抗を介して錠の施解錠状
    態等を監視するための監視電流を供給し、施解錠
    動作時には、解錠リレーまたは施錠リレーの接点
    が切り替えられて該抵抗を介することなく該ソレ
    ノイドの励磁コイルに励磁電流を供給するように
    構成し、該解錠リレー及び該施錠リレーにはそれ
    ぞれ駆動回路を接続し、該それぞれの駆動回路に
    は該監視電流を検出する回路の出力を接続し、該
    解錠リレーの駆動回路には解錠禁止信号を与える
    入力部を接続し、通常は錠の操作で前記第1の電
    気錠を解錠すると、該解錠リレーが動作して接点
    が切り替えられ、解錠指令信号(励磁電流)を与
    えて第2の電気錠を解錠し、該解錠リレーの駆動
    回路に解錠禁止信号を与えた時は該解錠リレーを
    不動作にして解錠指令信号を供給不能にすること
    により、第1の電気錠の錠操作では第2の電気錠
    を解錠できなくしたことを特徴とする電気錠駆動
    装置。
JP9669878A 1978-08-10 1978-08-10 Electrical lock driver Granted JPS5526308A (en)

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JPS5161398A (ja) * 1974-11-25 1976-05-27 Kokusai Gijutsu Kaihatsu Kk Denkijokudosochi

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