JPH0477591B2 - - Google Patents

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JPH0477591B2
JPH0477591B2 JP60123801A JP12380185A JPH0477591B2 JP H0477591 B2 JPH0477591 B2 JP H0477591B2 JP 60123801 A JP60123801 A JP 60123801A JP 12380185 A JP12380185 A JP 12380185A JP H0477591 B2 JPH0477591 B2 JP H0477591B2
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JP
Japan
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power
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closing
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JP60123801A
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English (en)
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JPS61280875A (ja
Inventor
Hidenori Ootsuka
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Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
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Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、防火扉、非常扉等を、自動的に閉鎖
または開放する装置に関する。
[従来の技術] 防火扉の自動閉鎖装置は、その防火扉を常時は
開放し、火災等の非常時に、自動的に閉鎖させる
ものである。つまり、常時は、永久磁石の磁力等
によつて防火扉をロツクし、非常時に、電磁石を
通電することによつて上記ロツクを解除して、防
火扉を閉鎖させるものである。
また、個々の自動閉鎖装置における電力の無駄
な消費を除去する例が、実公昭53−36599号公報
に記載されている。
この例では、扉の閉鎖後に、上記電磁石への通
電を遮断するものである。これによつて、扉を閉
鎖した後における電力の無駄な消費を排除するも
のである。
さらに、上記のような自動閉鎖装置を多数設置
した場合に、電源の電流容量を少なくするものと
しては、実公昭52−41238号公報に記載されてい
るものがある。
この例は、上記自動閉鎖装置に切換器を設置
し、この切換器を順次電源に接続することによつ
て、上記自動閉鎖装置を順次動作させるものであ
る。つまり、ある自動閉鎖装置に電流を流してい
る間に、残りの自動閉鎖装置への電流を遮断し、
また、閉鎖された防火扉の自動閉鎖装置への電流
を遮断する。これによつて、電源の電流容量を少
なくすることができる。
ところが、上記の両者を組み合せて使用した場
合、非常時に防火扉を閉鎖した後に、消火活動等
によつて、その扉を開放すると、その後は、永久
磁石が吸着し、上記電磁石が動作しない。したが
つて、非常時に、防火扉を閉鎖した後に開放する
と、その扉は自動的に閉鎖することがない(防火
扉が再ロツクされてしまう)という弊害がある。
この弊害を克服するためには、実公昭55−
15578号公報、実公昭55−54515号公報に記載され
ている機械的な再ロツク防止装置を採用すればよ
い。
しかし、上記機械的再ロツク防止装置は、複雑
な構造、面倒な組立てが必要であり、しかも高価
であるという問題がある。
なお、上記問題は、非常扉、防排煙口の扉等、
防災設備における扉の総てについて、共通の問題
である。非常扉の場合においては、上記自動閉鎖
装置の代りに、自動開放装置が使用される。
[発明の目的] 本発明は、上記従来の問題点に着目してなされ
たもので、防火扉、非常扉、防煙ダンパ、排煙ダ
ンパ等の防災設備用扉を自動的に閉鎖/開放する
閉鎖/開放駆動装置が複数設けられ、上記閉鎖/
開放駆動制御装置を順次動作させる扉の閉鎖/開
放装置において、構造が簡単な再ロツク防止装置
を提供することを目的とするものである。
[発明の実施例] 第1図は、本発明の一実施例を示すブロツク図
である。
火災信号検出リレーFは、火災感知器DE1,
DE2,……,DEnのいずれかが火災を感知した
ときに、スイツチfをオンするものである。スイ
ツチfは、手動であつてもよい。なお、符号E
1,E2は、電源である。
自動閉鎖装置10,20,……は、複数設けら
れ、図示しない防火扉を、火災等の非常時に自動
的に閉鎖するものである(10,20,……は互
いに同じ構成である)。
電磁石11は、防火扉を常時吸着する永久磁石
(図示せず)の磁力を磁界によつて打ち消すため
に使用されるものであり、この電磁石11によつ
て磁力が打ち消されると、図示しないドアクロー
ザによつて、防火扉が閉鎖される。
タイマー付きスイツチ切換制御回路12は、こ
れに電源が印加されてから、所定のタイマー時間
が経過した後に、順次スイツチ13を切換えるも
のである。
順次スイツチ13は、上記タイマー時間経過後
に、次の自動閉鎖装置に電源を供給するために回
路を切換えるものである。
扉開閉検出スイツチ14は、防火扉が開放され
ているときに、閉鎖駆動装置としての電磁石11
の一端を、一方の電源線L1に接続するリミツト
スイツチである。
スイツチ切換保持制御回路15は、防火扉が一
旦閉鎖すると、スイツチ16をオンし、スイツチ
fがオンしている限り(つまり、火災信号検出リ
レーFが動作している限り)、そのスイツチ16
をオン状態に保持するものである。
上記スイツチ切換保持制御回路15とスイツチ
16とによつて、自己保持スイツチを形成する。
この自己保持スイツチは、防火扉が一旦閉鎖した
後、電磁石11の他端を、他方の電源線L2に接
続した状態に保持するものである。なお、自動閉
鎖装置10の詳細例を、第6図に示してある。
次に、上記実施例の動作について説明する。
まず、常時は、火災感知器DE1〜DEnが火災
を感知しないので、火災信号検出リレーFが、ス
イツチfをオフ状態に維持する。そして、このと
きに、順次スイツチ13は、接点13aに接続さ
れ、扉開閉検出スイツチ14は、接点14aに接
続され、スイツチ16はオフ状態にある。
そして、火災感知器DE1〜DEnのいずれかが
火災を感知すると、スイツチfがオンする(この
状態を第2図に示してある)。このときに、電源
E1のプラス接点から、電源線L1、扉開閉検出
スイツチ14、順次スイツチ13、電源線L2、
スイツチfを介して、電磁石11に電流が流れ
る。これによつて、電磁石11が励磁し、防火扉
の吸着用永久磁石の磁力を打ち消すので、その防
火扉は、ドアクローザによつて自動的に閉鎖され
る。
上記のように防火扉が閉鎖されたときには(こ
の状態を第3図に示してある)、リミツトスイツ
チである扉開閉検出スイツチ14が接点14bに
接続される。
これによつて、スイツチ切換保持制御回路15
に起動信号が流れて動作し、スイツチ16がオン
にされ、この状態を保つ。
なお、図において、各スイツチに点線で示す状
態は、それ以前の接続状態を示すものである。
火災信号発生からタイマー時間経過後に、スイ
ツチ切換制御回路12が、順次スイツチ13を接
点13bに切換える(この状態を、第4図に示し
てある)。なお、上記タイマー時間内に、防火扉
の閉鎖が終了する。
したがつて、この後に、次の自動閉鎖装置20
に電源が投入され、この自動閉鎖装置20におい
ても、上記と同様の動作が行なわれる。そして、
自動閉鎖装置20が動作している間およびその後
において、自動閉鎖装置10における電磁石11
には、電流が流れない。このために、電磁石の駆
動電流が無駄に消費されることはない。
ここで、非常時において防火扉が総てまたはい
くつかが閉鎖された後に、何らかの理由によつ
て、自動閉鎖装置10に対応する防火扉が開放さ
れたとする。この状態を第5図に示してある。こ
のとき、防火扉が開放されたことによつて、扉開
閉検出スイツチ14が、接点14aに戻される。
このときは、既に、順次スイツチ13が接点13
bに接続されているが、スイツチ16はオン状態
になつている。
したがつて、電磁石11は、スイツチ14およ
びスイツチ16を介して通電されるので、励磁さ
れる。この励磁によつて、防火扉を吸着する永久
磁石の磁力が打ち消されるために、ドアクローザ
によつて、その防火扉が再び閉鎖される。すなわ
ち、防火扉の再ロツクが防止されることになる。
また、上記再ロツク防止の動作が終つた後に、第
3図または第4図に示す状態になるために、自動
開閉装置において無駄な電力が消費されない。
自動閉鎖装置10以外の自動閉鎖装置が開放さ
れた場合も、上記と同様の動作になる。また、そ
の後に、防火扉の開放が何回か生じても、火災信
号が発生している限り、上記と同様に再ロツクが
防止され、防火扉の閉鎖が繰り返される。
第6図は、上記実施例におけるタイマー付きス
イツチ切換制御回路12とスイツチ切換保持制御
回路15との詳細回路を示す図である。
図中、コンデンサCと抵抗R2,R3とによつ
て時定回路が構成され、この時定回路が一種のタ
イマーとなる。すなわち、火災信号が発生してス
イツチfがオンした後に、抵抗R1,R2,R3
を介して、コンデンサCに電荷が蓄えられる。そ
して、所定時間に設定されたタイマー時間が経過
したときに、コンデンサCと抵抗R3との直列回
路の両端電圧がツエナーダイオードZDのツエナ
ー電圧よりも高くなり、サイリスタS1のゲート
電流が流れるので、サイリスタS1がターンオン
する。これによつて、リレーTが動作し、その切
換接点で構成された順次スイツチ13が、接点1
3bに切換えられる。
一方、リミツトスイツチである扉開閉検出スイ
ツチ14が、防火扉の閉鎖を検出したときに、接
点14bに切換わる。これによつて、抵抗R5と
R6とによつて分圧される電圧が、サイリスタS
2のゲートに起動信号として印加されるために、
そのサイリスタS2がターンオンし、リレーAが
動作する。このリレーAの動作によつてその接点
で構成されたスイツチ16がオンする。
上記の実施例においては、防火扉を例にとつて
説明したが、非常扉についても同様に説明でき、
この場合には、自動閉鎖装置の代りに、自動開放
装置が使用される。
さらに、防火扉、非常扉以外の防災設備用扉に
ついても同様に説明することができる。また、防
災設備用扉等の閉鎖/開放駆動制御装置は、防災
設備用扉を永久磁石でなくラツチ機構で保持し、
このラツチ機構を電磁石11で動作させるような
ものでもよい。
また、本明細書の特許請求の範囲における「閉
鎖/開放」は、閉鎖または開放の意味であり、こ
のように「/」は、他の場所に記載のものであつ
ても、「または」の意味に解釈すべきである。
[発明の効果] 本発明によれば、非常時に、防災設備用扉を自
動的に開閉する開閉装置等を、順次動作させる装
置において、その再ロツクを確実に防止でき、ま
た、装置全体の構造が簡単であるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図であ
る。第2図は、上記実施例において、火災信号発
生直後の状態を示す回路図である。第3図は、上
記実施例において、防火扉が閉鎖したときの状態
を示す回路図である。第4図は、上記実施例にお
いて、タイマー時間が経過した直後における状態
を示す回路図である。第5図は、上記実施例にお
いて、防火扉の再開放時における状態を示す回路
図である。第6図は、上記実施例をより具体的に
示す回路図である。 E1,E2……電源、L1,L2……電源線、
10,20……自動閉鎖/開放装置としての自動
閉鎖装置、11……駆動装置として電磁石、13
……順次スイツチ、14……扉開閉検出スイツ
チ、15……自己保持スイツチの一部としてのス
イツチ切換保持制御回路、16……自己保持スイ
ツチの一部としてのスイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 火災時にオンされるスイツチを介して電源に
    一対の電源線が接続され、防災設備用扉の自動閉
    鎖/開放装置が上記一対の電源線に複数、接続さ
    れ、上記自動閉鎖/開放装置は、上記自動閉鎖/
    開放装置に順次、電源を供給する順次スイツチ
    と、防災設備用扉を閉鎖/開放させる駆動装置
    と、扉開閉検出スイツチと、自己保持スイツチと
    を1つづつ有し、 上記順次スイツチは、これに対応する自動閉
    鎖/開放装置と連動し、その自動閉鎖/開放装置
    に電源が供給されてから所定時間経過するまで
    は、対応する上記駆動装置の一端を上記電源線の
    一方の線に接続させ、上記所定時間経過後は、対
    応する上記駆動装置の一端を上記電源線の一方の
    線から切り離し、上記電源線の一方の線を、次に
    電源が供給されるべき上記自動閉鎖/開放装置に
    接続させるものであり、 上記扉開閉検出スイツチは、上記防災設備用扉
    が開放/閉鎖されているときに、上記駆動装置の
    他端を上記電源線の他方の線に接続させ、上記防
    災設備用扉が閉鎖/開放されているときに、上記
    駆動装置の他端を上記電源線の他方の線から切り
    離すものであり、 上記自己保持スイツチは、上記防災設備用扉が
    一旦、閉鎖/開放すると、上記駆動装置の一端を
    上記電源線の一方の線に接続させ、その状態を保
    持するものであることを特徴とする防災設備用扉
    の自動閉鎖/開放装置。
JP60123801A 1985-06-07 1985-06-07 防災設備用扉の自動閉鎖/開放装置 Granted JPS61280875A (ja)

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JP60123801A JPS61280875A (ja) 1985-06-07 1985-06-07 防災設備用扉の自動閉鎖/開放装置

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JP60123801A JPS61280875A (ja) 1985-06-07 1985-06-07 防災設備用扉の自動閉鎖/開放装置

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Publication Number Publication Date
JPS61280875A JPS61280875A (ja) 1986-12-11
JPH0477591B2 true JPH0477591B2 (ja) 1992-12-08

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